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章別会話
第6部 2章 呪詛部隊†
2章1章 奇なる翼を追って†
オープニング†
- [アシュ]
- えー、誤解を恐れず、
なるべく端的に要点だけをかいつまんで
手短に述べさせていただきますと…▼
- [シャロン]
- はい。▼
- [アシュ]
- 先ほどの敵…
エルムと名乗ったエンブラのしもべを
追うのがよろしいかと存じます。▼
エンブラの恐ろしい企みを果たすために
動いているのがあの者ではないかと…
違っていたら申し訳ありません…▼
- [アンナ]
- それなら、
作戦目標は決まったわね。▼
- [シャロン]
- はい。
追いかけましょう!▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [アシュ]
- お気をつけくださいますようお願い致します。
この兵士の方々からも…
エンブラの支配の力を感じております。▼
おそらくはあのエンブラの眷属…
エルムが操っているものと思われます。
おそらく、ですが…▼
- [アンナ]
- わかったわ。相手を殺さず無力化する戦闘は
私たち特務機関の得意とするところよ。
さあみんな、行くわよ!▼
- (クリア後会話なし)
2章2節 真理の探究者†
オープニング†
- [ミリエル]
- 世の中には
まだまだ不思議なことが
多いのですね…▼
- (クリア後会話なし)
2章3節 勇者の末裔†
オープニング†
- [パリス]
- お前も強さを…
いや、強い英雄を求めるのか?▼
クリア後†
- [???]
- …それでは、
計画は予定通り、
というわけじゃな。▼
- [???]
- ええ。
すでに有力貴族は
過半がこちら側へ転んでおります。▼
ヴェロニカ皇女を引きずり下ろす…
そのためなら、
皆、喜んで口裏を合わせるでしょう。▼
さらに、
選帝侯のお一人であられる貴方様…
辺境伯様のお力があれば…▼
- [???]
- 帝国の盤面を
わしの望む方にひっくり返せる…
というわけか。▼
ふむ、良かろう。
そなたの願いを聞き届けようぞ。▼
- [???]
- 光栄に存じます。
残る唯一の懸念は、
皇帝陛下ですが…▼
- [???]
- 安心せい。皇帝は…あの女は、
ヴェロニカの味方などせんよ。
もともと実の親子でもないのだ…▼
ヴェロニカが罪に問われたとて、
下手に庇えば自分の立場まで危うい。
それに…▼
民の人気を集めるのは
いつも皇帝ではなくヴェロニカ…
内心面白いはずがなかろう。▼
この機に乗じて
ヴェロニカを追放か…
処刑を命じたとて不思議はあるまい。▼
- [???]
- 実に結構。
それでは、乾杯致しましょうか。
我らの計画の成功と…▼
ヴェロニカ皇女の
処刑を祝して…▼
2章4節 東王と西王†
オープニング†
- [フラヴィア]
- お堅そうな面してやがるねえ。
小突いたくらいじゃ効かなそうだ。▼
クリア後†
- [シャロン]
- あ、あれれ…?
どっちにいったんでしょう?
空を飛ばれるとなかなかおいつけません!▼
- [アルフォンス]
- 大丈夫、あちらの空に
飛翔する影が見えた。
このまま追跡を続けよう。▼
- [アンナ]
- !
…ちょっと待って、二人とも。
この先はもうエンブラ領よ。▼
しかもここって、
よりによって…あの…▼
- [シャロン]
- ?
どうかしたんですか?▼
- [アンナ]
- あの城砦…あそこには
エンブラ帝国で最も得体の知れない
部隊が駐屯しているの。▼
帝国の正規軍とは異なる組織…
言ってみれば、
エンブラ帝国の特務機関ね。▼
- [シャロン]
- エンブラ帝国にも、
わたしたちヴァイス・ブレイヴみたいな
組織があったんですね!▼
同じ特務機関同士、
仲良くできそうです!▼
- [アンナ]
- どうかしら…
あっちの別名は【呪詛部隊】…
エンブラの呪術師たちが中心よ。▼
- [シャロン]
- じゅ、呪詛部隊…?
そう聞くとなんだか怖そうです…▼
- [アンナ]
- ええ、入ってくる情報では、
そりゃもう怖い相手よ。▼
暗殺、誘拐、拷問、破壊工作…
虚偽情報を拡散して
民衆の扇動まで…▼
エンブラの闇…
汚れ仕事を一手に担っている
組織と言われているわ。▼
不気味な相手には違いないわね…
これ以上進めば、その部隊と
一戦交える危険が出てくるわ。▼
- [アルフォンス]
- 確かに…
今、不用意に国境を侵せば
ヴェロニカ皇女との協力関係も…▼
- [シャロン]
- ……。
あ、あれ…?
あれ見てください!▼
あの城砦付近の森…
大きな蝙蝠の翼!
目標発見です!▼
- [アンナ]
- !
誰かと交戦中…?
あれは…ヴェロニカ皇女…?▼
- [シャロン]
- ヴェロニカ皇女が危険です…!
ほっとけません!
急ぎましょう!▼
2章5節 呪詛部隊の長†
オープニング†
- [エルム]
- あーあ、弱いね、お前。
がっかりだよ。
お前一人じゃ遊び相手にもならない。▼
- [ヴェロニカ]
- …あたしたちの国の民を
闇に閉ざしたのは…
あなたの仕業…?▼
- [エルム]
- ああ、あれね。
別にどうだっていいだろ、
そんなこと。▼
- [ヴェロニカ]
- ……みんなを…元にもどして……▼
- [エルム]
- あはは、だめだめ。
あいつらはみんな、
偉大な主の贄になるんだよ。▼
- [ヴェロニカ]
- にえ…?▼
- [エルム]
- そうさ。人間なんてどうせ
うじゃうじゃ湧いてきちゃ
すぐ死ぬんだろ。▼
我が主の糧になって死ねれば、
ゴミの命も少しは役に立つさ。
ありがたく思いなよ?▼
- [ヴェロニカ]
- …あなた…
…ころすわ…▼
- [アルフォンス]
- ヴェロニカ皇女!▼
- [エルム]
- ちっ…
なんだよ、また邪魔者か。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [エルム]
- アスクの連中か…
我が主の時が満ちれば、
どうせお前らはみんな死ぬってのに。▼
そんなに死に急ぎたいなら
手伝ってやるよ!▼
クリア後†
- [エルム]
- う…ぁっ…!
…エンブラ様が…
真のお力を取り戻せば…▼
こんな連中…に…▼
- [ヴェロニカ]
- きえた…
ころせたの?▼
- [アシュ]
- えー、そうであるともそうでないとも
はっきりとは申し上げられず、
予断を許さない状況でありまして…▼
エンブラの眷属は油断のできない相手です。
まさかということもありますから、
しばらくは周囲の様子を慎重に調べつつ…▼
- [アンナ]
- 斥候から報告! まずいわ!
城砦から出撃した
エンブラ軍が急接近中!▼
- [アルフォンス]
- !
すぐ撤退を…▼
- [シャロン]
- ま、間に合わないです!
もうあっちから
騎馬の土煙が…!▼
- [アルフォンス]
- く…
想定より敵の動きが早い。
こうなった以上は…▼
- [ヴェロニカ]
- まって。
あれは…あの姿は…▼
レティシアお姉様…!▼
- (場面転換。会話シーンへ)
- [レティシア]
- ヴェロニカ!
あなたなの…?▼
まさかこんなところで再会できるなんて…
何年ぶりかしら?
大きくなったわね…▼
- [ヴェロニカ]
- お姉様も…ぶじでよかった…▼
- [レティシア]
- 嬉しいわ。
お姉様と呼んでくれるのね、
昔みたいに…▼
- [アルフォンス]
- ヴェロニカ皇女、
こちらの方は…?▼
- [レティシア]
- 私はレティシア。
エンブラ帝国
皇位継承順位第九位の皇族です。▼
エンブラ帝国の
特務部隊の指揮官でもあります。▼
- [アンナ]
- !
例の【呪詛部隊】の…▼
- [レティシア]
- あなたは
アスク王国のアルフォンス王子…
そしてシャロン王女ですね。▼
- [アルフォンス]
- …………▼
- [ヴェロニカ]
- お姉様、まって。
アスクはてきだけど、
でも、この人たちは…▼
- [レティシア]
- 安心して、ヴェロニカ。
私はいつだってあなたの味方よ。▼
ヴェロニカを悲しませるような戦いを
ここで始めるつもりはありません。
どうぞ、アスクへお戻りください。▼
あなた方は
エンブラ領を侵してはいない…
それでよろしいですね?▼
- [シャロン]
- 見逃してくれるんですか?
レティシアさん、良い人です!▼
- [レティシア]
- ですが、お気をつけください。
今、まっすぐ国境に戻れば、
エンブラの巡回部隊と遭遇します。▼
遠回りにはなりますが…
南方の山岳路からお戻りください。
秘密裏に帰還できるはずです。▼
こちらの地図が助けになるでしょう。
それでは、私はここで失礼致します。
ヴェロニカ、また後で話しましょうね。▼
- [ヴェロニカ]
- うん…▼
- [アンナ]
- レティシア将軍…
と呼べばいいのかしら?
彼女が平和的な相手で助かったわ…▼
- [ヴェロニカ]
- お姉様はすごくやさしい人なの。▼
あたしが一人ぼっちで寂しかった時も…
いつも、あたしと遊んでくれた…
いろんあお話してくれた…▼
長い間、
ずっと会えなかったけど…▼
- [シャロン]
- 会えなかったって、
何かあったんですか?▼
- [ヴェロニカ]
- …………▼
何年も前に、お姉様の一族は…
はんらんのぬれぎぬをきせられて…▼
領地もおうちも…
ぜんぶ没収されたの。
それから、会えなくなった…▼
- [アンナ]
- エンブラの皇族関係は複雑怪奇…
骨肉の権力争いが
しょっちゅうだと聞いてるわ。▼
他の皇族の謀略で、
権力の座から追い落されたって
ところかしらね。▼
- [ヴェロニカ]
- …………。
やったのは…亡くなった
あたしのお父様…▼
- [シャロン]
- ええ!?
そ、そんなことが…▼
それだと、レティシアさんは
ヴェロニカ皇女を恨んでも
おかしくない気がしますけど…▼
- [ヴェロニカ]
- ええ…ふつうなら、
にくまれても…仕方ないと思う…▼
なのに、お姉さまは…
あたしにお手紙をくれたの。▼
家がどうとか、そんなの、
あたしたち二人には関係ないって。▼
あたしのことは、
ずっと妹だと思ってるて。▼
- [シャロン]
- レティシアさん…
本当に優しい人なんですね。▼
- [ヴェロニカ]
- ええ…
あたしの大切なお姉様…▼
- [レティシア]
- …懐かしいわ。
あの子にお姉様と呼ばれるなんて、
いつ以来かしら…▼
また会えて嬉しいわ。
ヴェロニカ…▼
コメント†
Last-modified: 2021-12-20 (月) 14:41:53