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章別会話
10章 蒼炎の世界†
10章1節 蒼炎の傭兵団†
オープニング†
- [アンナ]
- みんな、緊急事態よ!
ヴェロニカ皇女率いる
異界の軍勢が侵攻中!▼
- [シャロン]
- えー、またですか!?
まったくもう、皇女サマときたら
次はどこの異界に…▼
- [アンナ]
- このアスク王国よ!
すでに国境を破られ、異界の軍勢が
この拠点近くまで侵攻してきてるわ!▼
- [シャロン]
- えええー!? で、でも
ヴェロニカ皇女はいつの間に
異界の英雄を支配してたんです?▼
- [アンナ]
- それが、まったく情報がないの。
特務機関はヴェロニカ皇女の動向には
最大限の注意を払ってきたのに…▼
さらに厄介なのが敵軍の英雄よ。
私たちが知る異界の中でも
最強と称される英雄…▼
- [アルフォンス]
- 最強の英雄?
まさか…▼
- [アンナ]
- そう。
蒼炎の勇者…アイクよ。▼
- (暗転。戦闘マップへ)
- [アイク]
- あんたたちが噂の特務部隊か…
これまでの王国軍とは
違うようだな。▼
俺たちグレイル傭兵団は、
ヴェロニカ皇女と契約を結んだ。
傭兵として、受けた仕事は果たす。▼
覚悟がない者は
今のうちに退いてくれ。
…行くぞ。▼
- [アンナ]
- みんな、この戦いは敵を倒す必要はないわ。
守り切れればそれでいい。
アイクとは無理に戦わず、時間を稼いで!▼
クリア後†
- [セネリオ]
- 潮時…ですね。
退きましょう、アイク。▼
- [ヴェロニカ]
- そうね。
あたしがあげた加護の力は
ずっとはつづかない…▼
ひいて、力がもどったら
またせめこむのよ。
なんどでも、なんどでも…▼
- (暗転)
- [アルフォンス]
- なんとか、
退いてくれたようだね…▼
- [シャロン]
- 蒼炎の勇者アイク…
強すぎじゃないですか!?
無敵すぎて反則すぎです!▼
- [アルフォンス]
- ああ。高い戦闘能力に加えて、
決して倒れない頑強さ…
正直、勝つ方法が見つからないな…▼
- [アンナ]
- 諦めちゃだめよ、みんな。
確かに絶望的な状況だけど…
…でも、わかったことがあるわ。▼
エクラ、
あなたも気づいたでしょう?
敵軍はこの有利な状況で撤退した…▼
- [アルフォンス]
- 確かに、あのまま戦えば
敵軍が優勢だったのに…
! もしかしたら…▼
- [アンナ]
- ええ。
きっとあの無敵の加護は一時的…
決して万能じゃないわ。▼
敵はまた来るわ。
今のうちに、態勢を整えましょう。▼
- (※2節会話なし)
10章3節 帝国の皇子†
オープニング†
- [???]
- ……▼
- [アルフォンス]
- 君は…!
待ってくれ。
できれば君とは戦いたくない。▼
君は以前、ヴェロニカ皇女の
遺跡侵攻の情報を教えてくれた。
あの時のことは感謝して…▼
- [???]
- 感謝…?
…愚かな…
勘違いも甚だしいな。▼
- [アルフォンス]
- 何?▼
- [???]
- あれはただの戯れ…
妹にアスク征服の名誉を奪われるのは
愉快ではなかっただけのこと。▼
- [アルフォンス]
- 妹…?▼
- [???]
- そうだ…
ヴェロニカは我が妹。▼
我が名はブルーノ…
エンブラ帝国皇子ブルーノだ。▼
- [アルフォンス]
- !
エンブラの皇子…ブルーノ…!▼
- [???]
- 敵対国の王族同士…
殺しあう理由は十分だな。
では、行くぞ。▼
クリア後†
- [ブルーノ]
- …いくら抗おうが、無駄なことだ。▼
こちらに
加護を受けた英雄がいる以上、
お前たちに永遠に勝ち目はない…▼
10章4節 最後の砦†
- (※オープニング会話なし)
クリア後†
- [アルフォンス]
- 何とか、凌ぎ切れたようだね。
でも、このままいつまでも
守り続けることは難しい。▼
なんとかこの戦況を
打破しなければ…
でも、いったいどうすれば…▼
? エクラ…?
どこへ行くんだ?
まさか…▼
- [シャロン]
- え!? まさか、敵を追う気ですか?
無茶ですよ~!
敵の異界に踏み込むなんて…▼
- [アンナ]
- いえ、待って!
確かに、他に手は
ないかもしれないわ。▼
敵の加護は一時的なもの…
それが切れて撤退した今こそ
唯一の勝機…▼
- [アルフォンス]
- 何が待ち受けているか
わからないけど…
やるしかないようだね。▼
行こう、蒼炎の異界へ。▼
10章5節 蒼炎の勇者†
オープニング†
- [ティアマト]
- 危険を承知で、
ここまで踏み込んできたのね。
その勇気は賞賛に値するわ。▼
でも、私たちも
負けるわけにはいかない。
返り討ちにさせてもらうわ。▼
クリア後†
- [アイク]
- 俺たちの負けか…
だが、悔いはない。▼
力は示された…
俺たちはもう
あんたたちに敵対しない。▼
いつかどこかで…あんたたちとは
また会えるかもしれないな。
その時を楽しみにしている…▼
- (暗転。砦近くの森林)
- [アンナ]
- なんとか、勝てたわね。
これで祖国は救われたわ。
さあみんな、帰還するわよ!▼
- [シャロン]
- 疲れました~▼
- [アンナ]
- さ、エクラ、
私たちも…▼
- (一瞬、暗闇に包まれる)
- [アンナ]
- え…!?▼
- [アルフォンス]
- これは…!?▼
- (再度、一瞬暗くなる)
- [アルフォンス]
- 扉が…閉じ……!
エクラっ…!
早くこっちへ…!▼
- (暗転)
- [ヴェロニカ]
- …こんにちは、しょうかんし。
いまここには、あなただけ。▼
ほかの子たちは扉のむこう。
だれも、あなたを
たすけにはきてくれない…▼
まえに約束したとおり…
あなたをさいしょにころすわ。▼
おにんぎょうみたいに、
くびをひきぬいて…
ころしてあげる。▼
- (衝撃音と共に、一瞬閃光に包まれる)
- [ヴェロニカ]
- !?
だれ、じゃまを──▼
- [???]
- 今だ!
エクラ、逃げろ!
光の見える方へ走れ!▼
行け! 俺を信じろ!
俺はザカリア!
アルフォンスたちの仲間だ!▼
- (再度、音と光に包まれる)
- [???]
- そうだ! 行け! 早く!▼
- (光がほとばしる)
- [???]
- エクラ!
アルフォンスたちのこと、頼んだぜ!▼
- (大きな音とともに暗転)
- [アルフォンス]
- エクラ…!▼
エクラ!
良かった…
無事だったんだね!▼
- [シャロン]
- エクラさーん!▼
- [アルフォンス]
- 良かった…君もザカリアのように
いなくなってしまったら…
そう思うと胸が張り裂けそうだったよ。▼
- [シャロン]
- ほんとですよ~
今度は助けられて、
本当に本当にうれしいです…▼
- [アルフォンス]
- え、ザカリアに助けられた…?
どういうことだい?
いったいどこで…▼
- [アンナ]
- みんな、話の続きは後!
敵にまた扉を閉ざされる前に
今度こそ帰還するわよ!▼
コメント†
Last-modified: 2019-12-19 (木) 17:10:56