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章別会話
第5部 10章 叫びは闇に墜ちて†
10章1節 狂気の襲撃者†
オープニング†
- [ファフニール]
- 行け! グリンブルスティ!!
鉄の蹄で民も草木も踏み荒らし
大地の肥やしにしてやるがいい!!▼
- [オッテル]
- 女子供であっても容赦するなよ。
兄さんは皆殺しをお望みだ!!
アッハハハハハ…!!▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ヴェロニカ]
- なんなのあいつら…いきなり…▼
- [ブルーノ]
- ヴェロニカ!▼
- [ヴェロニカ]
- お兄様!? 帰ってきてくれたの…?▼
- [ブルーノ]
- いや、援軍を連れて来た。
アルフォンスたちだ。▼
- [ヴェロニカ]
- なぁんだ…そう……▼
- [シャロン]
- なぁんだとは失礼ですねっ!
助けに来てあげたのにー!▼
- [アルフォンス]
- ヴェロニカ皇女。戦況は?▼
- [ヴェロニカ]
- 見ればわかるでしょ…ぜんぜんだめ…
へんなへいきばっかりつかってくるから
歯がたたない…▼
それにあのファフニール…
あいつは何? ばけものなの…?▼
- [アルフォンス]
- ファフニール…
また力を取り戻したようだな。▼
とにかく彼らを
エンブラから撤退させよう!▼
- (クリア後会話なし)
10章2節 穏やかなる祈り†
オープニング†
- [オッテル]
- ヒヒッ…やっぱり来たな召喚師。
もう回りくどい真似はしない。
皆殺しにしてお前を手に入れる!!▼
- [レギン]
- オッテルお兄ちゃん!
聞きたいことがあるの。
私たち、ニザヴェリルの塔に行ったの。▼
- [オッテル]
- 何…?
お前、塔に入ったのか?▼
- [レギン]
- うん。それでファフニールお兄ちゃんは
ニザヴェリルの民じゃ
ないんじゃないかって…▼
オッテルお兄ちゃんも気づいてたの?▼
- [オッテル]
- …ああ、その通りだ。
知られたからにはますます
お前たちを生かしてはおけないな……!▼
- [アルフォンス]
- 待て、オッテル!
君とエイトリは一体何を企んでいる!?▼
それはファフニールの正体と
何か関係が…▼
- [オッテル]
- お前たちが知る必要はない!!
あれこれ首を突っ込んで嗅ぎ回って…▼
下品な奴らだ。
僕が教育してやる!!▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [マリアンヌ]
- 主よ…私にどうか勇気を…▼
クリア後†
- [オッテル]
- くそっ…!
ここは退いて、兄さんと合流するか…▼
…? 兄さん?
兄さんはどこに…?▼
10章3節 誓いの優王女†
オープニング†
- [エイリーク]
- 槍の使い方は、
兄上に教わったんです。▼
- (クリア後会話なし)
10章4節 大修道院の†
オープニング†
- [門番]
- どこであろうと、
役目を果たすのみであります!▼
クリア後†
- [ファフニール]
- …………▼
- [ロキ]
- お帰りなさい、ファフニール王。▼
- [ファフニール]
- 見つけたぞ。てめえの探し物はこれか?▼
- [ロキ]
- そうそう、これこれ…
やっぱりここに隠してたのね。▼
私、この神殿には入れないから
助かっちゃったわ。▼
- [ファフニール]
- これで気が済んだか。俺は帰る。▼
- [ロキ]
- あらん、せっかちねえ。
ちょっと待って。▼
ファフニール王、あなたが
鮮血の神殿から持ち帰ったコレ、
何だかおわかり?▼
- [ファフニール]
- 興味ねえ。……▼
いや、どこかで見たことが…
そうだ、あのアスクの召喚師が
持っていたやつに似ている…▼
- [ロキ]
- そう、これは召喚の神器
【ブレイザブリク】。
…のニセモノ。▼
本物はこの世界にひとつ、
アスク王国にしかないの。▼
これは神の力を手にしようとした
哀れな賢者がつくったガラクタよ。▼
- [ファフニール]
- 賢者…?▼
- [ロキ]
- 私はその企みに気づいて
この偽召喚器を奪おうとしたわ。
でも気づかれちゃって…▼
私の手出しできないこの神殿に
隠されちゃったの。▼
…ねえ、聞いてる?▼
- [ファフニール]
- 賢者…召喚器……▼
…まさか…いや、そうだとしたら俺は…
いや、あの男は…!?▼
教えろロキ! あの男は何者だ!?▼
- [ロキ]
- あらん、何のお話?
私にはわからないわ。▼
- [ファフニール]
- とぼけるな!!▼
- (画面が白く光る)
- [ロキ]
- そんなことをしても無駄よ。
私は本当に知らないわ。▼
もっと話を聞くべき相手が
他にいるんじゃなくて…?▼
- [ファフニール]
- …っ……!▼
- [オッテル]
- 兄さん! こんなところにいたんだね。
…誰? そいつ…▼
- [ファフニール]
- 帰るぞ。▼
- [オッテル]
- !? 兄さん!?
でも、エンブラ帝国は…!?▼
- [ファフニール]
- どうでもいい。それよりエイトリだ!▼
あのガキ、締め上げて
洗いざらい吐かせてやる……!!▼
- [オッテル]
- エイトリ…!? ま、待って兄さん!
どうしたんだよいきなり…!▼
- (暗転)
- [ロキ]
- ふふふ…思った通りにいきそう。
じゃあこのニセモノはもう用なしね。
壊しちゃいましょ。▼
- (画面が白く光る)
- [ロキ]
- 魔道科学の国ニザヴェリル…
ちょっと調子に乗っちゃったわね。▼
アスク王国の真似事にまで
手を出すなんて。▼
あなたたちは力を持ち過ぎた。
それはアルフォズル様の
本意ではないの…▼
10章5節 光の王子†
オープニング†
- [マルス]
- アンリはたった一人で
戦いに勝利した。
でも、ぼくはみんなの力がなければ…▼
クリア後†
- [アルフォンス]
- ニザヴェリル軍が退いていく…
何かあったのか?▼
- [シャロン]
- はぁ…相変わらず手強いですね。
ニザヴェリル軍は。▼
- [ブルーノ]
- 何はともあれ助かった。
感謝する。▼
- [レギン]
- お兄ちゃん! 待って!
まだ聞きたいことが…!!▼
- [シャロン]
- 無理ですよ、レギン王女!
もう追いつけません。▼
- [レギン]
- お兄…ちゃ……、…っ……▼
- [アルフォンス]
- レギン王女!? しっかりしろ!!▼
- [アンナ]
- ひどい熱だわ…!
きっと心労がたたったのね。▼
- [シャロン]
- ヴェロニカ皇女、
少しどこかで
休ませてもらえませんか?▼
- [ヴェロニカ]
- ……。
こんかいだけ、よ…
じゃあ、こっちにはこんで…▼
- [アルフォンス]
- ありがとう、ヴェロニカ皇女。
みんな、後退しよう。
あと少しがんばってくれ…!▼
- (場面転換)
- [オッテル]
- 兄さん、待って!!
ファフニール兄さん!!▼
- [ファフニール]
- エイトリ! 出てこい!!
出てこないなら
祠ごと焼き殺すぞ!!▼
- [エイトリ]
- ああ、ファフニール王。
ちょうどいい、
私もあなたに用があったんだ。▼
- [ファフニール]
- てめえの用なんざどうでもいい。
お前、あの男を知っているのか!?▼
- [エイトリ]
- あの男?▼
- [ファフニール]
- しらばっくれるんじゃねぇ!
お前が造ったあの召喚器を
持った男だ!▼
あいつが…あいつが俺を召喚した!
そうなんだな!?▼
- [オッテル]
- !? 兄さん…!?
な、何を言って…
いきなりどうしたんだよ!▼
- [エイトリ]
- これは驚いた。
自力でそこまでたどり着いたのか。
やはりあなたは只者じゃないな。▼
- [ファフニール]
- …貴様…っ…!▼
- [エイトリ]
- あの不完全な召喚器でも唯一、
正気を失わず現れたことは
褒めてあげよう。▼
まあ、自我の代わりに記憶を失った
失敗作には変わりないがね。▼
- [ファフニール]
- ふざけるな!!
てめえもあの男もぶっ殺してやる!!▼
答えろ! 俺はどこから来た!?
俺を…元の世界に戻せ!!!▼
- [オッテル]
- 兄さん……!!▼
- [ファフニール]
- ようやくわかった…
俺が何を探していたのか。▼
それはあのアスクの召喚の扉の
向こうにあったんだ……
だからあんなに…っ…!▼
俺は帰りたい…ずっと…ずっと…
帰りたかったんだ……!!▼
- [エイトリ]
- おや、そんなことを言っていいのかい?
弟が悲しむよ。▼
あなたを元の世界に帰さないために
多大な犠牲を払い、
扉を壊す神器までつくろうとしていたのに。▼
- [ファフニール]
- !? 何…? オッテル、お前…▼
- (画面が白く光る)
- [ファフニール]
- ぐぁっ…!!▼
- [オッテル]
- …ダメだよ兄さん。
兄さんがいなくなったら…
僕は…どうすればいいの……?▼
- [ファフニール]
- それは…魔剣【グラム】……!?▼
- [エイトリ]
- ファフニール…
いずれ滅ぶと放っておいたが
そろそろ終わりにしようか。▼
ああそうだ。最後にいいことを教えてやる。
お前を召喚した男は私だよ。▼
- [ファフニール]
- 何…!? どういう意味だ…
エイトリ、お前は…何者だ……?▼
- [エイトリ]
- ニザヴェリルを愛する者。
お前よりも遥かに。▼
王家の血が絶え
その情熱も消え失せていたが…
神竜はこの国を見捨てなかったようだ。▼
さあファフニール。
新たな王の治めるニザヴェリルへの
祝福の供物となるがいい。▼
- (画面が白く光る)
- [ファフニール]
- ぐっ…【小人の王冠】が……!?▼
やめろっ…俺はもう…戦いたくないっ…
…殺したくないんだ…っ……!
ああっ…あ……あ……▼
あ…ああぁあーーーーーっ!!
うぁああああーーーーーーーっ!!!▼
コメント†
Last-modified: 2021-11-19 (金) 00:15:50