章別会話/1章死

章別会話

第３部１章死†

第３部１章死
コメント

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１章１節　死者は昼歩く†

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オープニング†

（３部オープニングムービー）

[ヘンリエッテ]: アルフォンスっ！
シャロンっ！▼
[アルフォンス]: え…？
は、母上…！？▼
[シャロン]: あれ、お母様？
どうしてここに？▼
[ヘンリエッテ]: きゃあっ、嬉しいっ！
二人とも無事だったのね！▼
[アンナ]: あ、あの…王妃、なぜこちらに？
もしかして、
護衛も連れずにお一人で…？▼
[ヘンリエッテ]: アンナ隊長もおひさしぶりねっ。
子供たちを立派に
鍛えてくれてありがとう。▼
それにこのお城…
素敵な場所ねっ。
たくさんの英雄たちに囲まれて…▼
[アルフォンス]: エクラ、
君は会うのは初めてだったね。
こちらは…▼
[ヘンリエッテ]: きゃあ！
あなたがエクラね！▼
シャロンたちから聞いてるわ。
素敵っ、私たちアスクの救い主に
こうして出会えるなんて…▼
私はヘンリエッテ。
いつもアルフォンスとシャロンが
お世話になってます。▼
[アルフォンス]: あの、母上、それで…
どのようなご用件でこちらに？▼
[ヘンリエッテ]: あ、そうそう。
アルフォンス、
一緒に王城に来てほしいの。▼
あの人から…
陛下からあなたに
大切なお話があるそうよ。▼
[アルフォンス]: 父上が…ですか？
ですが、僕は父上から
お会いすることを禁じられて…▼
[ヘンリエッテ]: 大丈夫よ。
だって、あの人の方から
頼んできたんだからっ。▼
どうしても、内密に
お話したいことがあるそうよ。▼
[アルフォンス]: よほど重要な用件…
ということでしょうか？▼
[ヘンリエッテ]: ええ。
あの人にとっても、
あなたにとっても…▼
さ、じゃあ出発しましょう！
急いで荷物の準備をしてねっ！▼

（場面転換。戦闘マップへ）

[アルフォンス]: ！
これは、敵襲…！？▼
[シャロン]: えええ！？
で、でも、ここって
アスク王国領内の奥深くですよ？▼
[アンナ]: どういうこと…？
偵察からも国境警備からも
何も報告はなかったわよ！▼
それなのに、
いきなりこんな
深部まで侵入を許すなんて…▼
[アルフォンス]: 敵軍の姿…
あれは、エンブラ兵…？▼
[ヘンリエッテ]: …いいえ。
あれは、ヘルの軍勢…▼
[アルフォンス]: ヘル…？▼
[アンナ]: お下がりください、王妃。
みんな、私たちで
敵部隊を排除するわよ！▼

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クリア後†

[アルフォンス]: 敵兵の姿が…消えていく…
まるで亡霊のように…
これは…▼
[ヘンリエッテ]: あの兵たちは既に死者…
かつて亡くなった
エンブラ軍の兵士たちよ。▼
今は、死の王国ヘルの
尖兵にされているわ…
かわいそうに。▼
[アルフォンス]: 死の王国…
それは一体？▼
[ヘンリエッテ]: 死後、喜びの園に
行くことができなかった者たちが
永遠に留まるという死者の世界…▼
それが、死の王国ヘルよ。
…詳しいことは、
陛下からお話になるわ。▼
[アルフォンス]: 今回、父上が
僕を呼んだことと
関係があるのですね？▼
[ヘンリエッテ]: ええ。
でも、思っていたより
私たちには時間がないみたい…▼
さ、陛下のもとへ
急ぎましょうっ。▼

（※２節は会話なし）

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１章３節　撃殺の剣士†

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オープニング†

[リーヴ]: …………▼
[アルフォンス]: 君は…？
君も死の王国の兵なのか…？▼
[リーヴ]: 我が名は…▼
…リーヴ。▼
[アルフォンス]: リーヴ…！？▼
まさか…そんな…！▼
[シャロン]: ？
どうしたんですか、
お兄様…？▼
[リーヴ]: …震えよ、
【崩剣セクヴァベク】…▼
…この世界を、壊せ。▼

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クリア後†

[アンナ]: 消えた…？
なんとか、敵は退いたようね。▼
[アルフォンス]: リーヴ…▼
[シャロン]: お兄様、
あの人のこと
ご存知なんですか？▼
[アルフォンス]: 出会ったのは初めてだよ。
でも、その名は文献で
何度も目にしている…▼
シャロンも知っているはずだよ。
僕たちアスク王家の
偉大なる祖…▼
神竜アスクと契約し、
異界を開く力を得た
真の王……▼
アスク王国初代王…
リーヴ…▼
[シャロン]: しょ、初代王リーヴ…！？
で、でも、その人って
大昔に亡くなったはずじゃ…？▼
[アルフォンス]: ああ、そうだね。
でも、敵が死者だというのなら…▼
遥か昔の祖先が…
僕たちの前に立ちふさがっても
不思議はない…▼
[シャロン]: ご先祖様が、
わたしたちの敵に…？▼
[アルフォンス]: 初代王リーヴは
その力でアスクを統一し、
神竜の血を得た真の英雄…▼
その力は計り知れない。
これからの戦い、
心して臨もう…▼

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１章４節　鏖殺の魔女†

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オープニング†

[スラシル]: …………▼
[シャロン]: お兄様、また敵が…！▼
[スラシル]: …私はスラシル。▼
死の王国の将…
鏖殺の魔女スラシル…▼
みんな殺す。
そのために、私は来たの…▼

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クリア後†

[シャロン]: お兄様、
敵は退いたみたいです。▼
でも、スラシルって…
どこかで聞いたような…▼
[アルフォンス]: エンブラ帝国の祖…
初代皇帝スラシル…▼
[シャロン]: ！　じゃあ、
あれはヴェロニカ皇女の
ご先祖様ってことですか？▼
[アルフォンス]: そういうことになるね。
スラシルは一国を滅ぼすほどの
魔力を持っていたという魔女…▼
リーヴにスラシル…
歴史書にも載る伝説の王たちが、
僕たちの敵というわけか…▼

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１章５節　優しき死神†

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オープニング†

[エイル]: あの、お母様…▼
[ヘル]: ……………▼
[エイル]: 私…がんばるから…
少しでもお母様の
お役に立てるように…▼
[ヘル]: お前にそんな力はない、
エイル。▼
間もなくあの者たちが来る。
戦ったとて…
お前ごときでは勝つことはできぬ。▼
[エイル]: ……お母様……▼
[ヘル]: お前が死ぬのならそれで良い。
だが、万一生き延びたなら…
お前は生者どもにくだれ。▼
[エイル]: え…？
どうして…▼
[ヘル]: 生者どもの軍に入り、
生者どもに尽くせ。
身も心も服従せよ。▼
そして十分に信用を得た後、
私が命じたその時、
生者どもを殺せ。▼
[エイル]: お母様…
でも…私は…▼
[ヘル]: お前の意思など聞いてはいない。
命令は下した。従え。▼
[エイル]: ……はい…お母様……▼

（場面転換。戦闘マップへ）

[エイル]: …………▼
あなたたちは…
アスク王国の人ね。▼
[アルフォンス]: 君は…？▼
[エイル]: 私はエイル…
死の国の…王女。▼
[アルフォンス]: 死の国…では、君も
ヘルの軍勢の一人なのか？▼
[エイル]: …ええ、そうよ。
でも…私は…▼
…………▼
[アルフォンス]: ……？▼
[エイル]: あなたたちと、私…
どちらが勝っても…
かまわない…▼
始めましょう…▼

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クリア後†

[エイル]: …私の負け、ね…▼
さあ、殺して…▼
[アルフォンス]: …………▼
[エイル]: ……？
どうして、殺さないの？▼
[アルフォンス]: …戦う意志をなくした相手の
命を奪う気はないよ。▼
それに、君には
聞きたいことがある。▼
[エイル]: 私を捕虜にするのね…
そう、わかったわ…▼

（場面転換。アスク王城へ）

[ヘンリエッテ]: さ、アルフォンス。
行きましょうか。
国王陛下がお待ちよ。▼
[アルフォンス]: はい、母上。▼
[ヘンリエッテ]: シャロン、あなたもいらっしゃい。
でも、陛下の
お話の邪魔をしちゃだめよ？▼
[シャロン]: はい！
お父様怒ると怖いですから！
そーっとおとなしくしてますね。▼
[アンナ]: じゃあ、二人とも
行ってらっしゃい。▼
エクラ、
私たちは謁見が終わるまで、
しばらくこの王城内で休息ね。▼
あとは、
その子の処遇なんだけど…▼
[エイル]: …………▼
私は…
あなたたちの仲間になりたい。▼
[アンナ]: 仲間に…？
でも、あなたは
死の王国の王女じゃないの？▼
[エイル]: ええ…そうだったわ。
でも私は…逃げ出してきたの。
だから、もうあの国には戻れない…▼
[アンナ]: 脱走…？
いったいなぜ？▼
[エイル]: それは…▼
言えないわ…ごめんなさい。▼
[アンナ]: …なんだか怪しいわね。
正直に言ってくれないと、
私たちも信用できないわよ？▼
[エイル]: …そうね。こんなこと、
信じてもらおうなんて
虫の良い話ね…▼
でも、私は
あなたたちの仲間になりたいの。▼
信用できないと思ったら…
その時は、
いつでも私を殺して…▼
[アンナ]: …うーん。▼
信用はできないわ。
でも敵国の情報源として
この子の存在は価値がある…▼
言っとくけど、いいわね！
少しでも怪しい行動を取ったら
容赦しないわよ！▼
[エイル]: ええ…それでいいわ…▼
[アンナ]: …この子、なんだか調子が狂うわね。
敵意はないようだけど、
何もかも諦めているような…▼
ねえ、エクラ。
彼女のことは
あなたに任せていい？▼
[エイル]: エクラ…
そう…私は
あなたの捕虜になるのね…▼
いいわ、好きにして……▼