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章別会話
聖光の守護者たち†
聖光の守護者たち†
オープニング†
- [ラーチェル]
- ですから、
その魔物を連れ歩くのは
およしなさい!▼
- [ルーテ]
- それでは研究に支障が生じます。
この子は私の研究対象ですから
つぶさに観察する必要があるのです。▼
- [ラーチェル]
- 何を仰いますの!?
魔物は不浄なる存在!▼
どのような理由があろうとも
共に生活するなどありえません!
許されないことですわ!▼
- [ルーテ]
- だからこそ研究が必要なのです。
魔物との共存を実現させるためにも。▼
- [フランツ]
- あ、あの…
お二人とも少し落ち着いて…。▼
- [ラーチェル]
- フランツ! あなたは魔物が
目の前をうろついていても
構わないとおっしゃいますの!?▼
- [フランツ]
- い、いえ。そういうわけでは…。
ですが、異界に召喚されて早々に
言い争いをしなくても…▼
- [ルーテ]
- よく見てください。
この子はサイズも小さく
とても興味深い個体です。▼
何より攻撃してきません。
ですから、
何の問題もないでしょう。▼
- [ラーチェル]
- 問題だらけですわ!
あなた、どういう趣味をして
いらっしゃいますのっ!?▼
- [フランツ]
- このままじゃ収拾がつかないな…。▼
…そうだ! 僕たちと一緒に
召喚されたムルヴァ様なら
力を貸してくださるかも…▼
- (暗転)
- [ムルヴァ]
- ……。
ふむ、双方の言い分はわかった。▼
- [ラーチェル]
- 魔物は人々を脅かす存在。
寝食を共にするなど、ありえませんわ!▼
- [ムルヴァ]
- これがその魔物か…
ずいぶんと大人しいのだな?▼
- [ルーテ]
- 研究を重ねた結果、
この子は従順になりました。
私、優秀ですから。▼
- [ムルヴァ]
- 魔物をこのように人の間に放って、
なにかあったら責任を取る
覚悟はあるのか?▼
- [ルーテ]
- もちろんです。
優秀な私の研究に
万が一などあり得ませんが。▼
- [ムルヴァ]
- ふむ…。ならばこのままで
しばらく様子を見るがよい。▼
- [ラーチェル]
- えっ!? お待ちくださいな!
魔物が目の前にいるのですよ!?
ムルヴァ様ーっ!▼
- [フランツ]
- …行ってしまわれましたね。▼
- [ルーテ]
- 私も研究に戻ります。
ビグル、行きますよ。▼
- [ラーチェル]
- どういうことですの?
魔物の存在を認めるなんて…。
ううっ、ありえませんわ!▼
- [ラーチェル]
- はぁ…解せません。
理解に苦しみますわ…。▼
- [フランツ]
- おはようございます、ラーチェル様。
そのため息、昨日のことをお考えに…?▼
- [ラーチェル]
- ええ。どうしても納得できません!
絶対に間違っていると思いますの!▼
ムルヴァ様は、いにしえより
闇の樹海で魔物を封じてこられたお方。▼
そのような立場にいらっしゃるのに
魔物を捨ておくなど、ありえませんわ!▼
- [フランツ]
- ま、まあまあ…。
ムルヴァ様にもなにかお考えが
あるのかもしれませんよ。▼
- [ラーチェル]
- 私はロストンの聖王女として
邪悪な魔物を滅せねばなりません!▼
魔物を野放しにしておけば
新たな悲劇が生み出されるばかり…。▼
お父様とお母様も
魔物から民を助けるために
命を落とされたのです!▼
- [フランツ]
- ラーチェル様…
心中、お察しします。▼
我々ルネス騎士団も
日々奮闘していました。▼
- [ラーチェル]
- 魔物は民の未来を奪います。
なにがあろうとも
存在を許してはなりませんわ!▼
わたくし、ムルヴァ様のお考えが
まるでわかりませんの!▼
- [フランツ]
- まあ、そうですよね…。▼
ムルヴァ様はルーテさんを咎められると
僕も思っていましたから。▼
- [ラーチェル]
- 気を揉んでも時間の無駄ですわね。
善は急げですわ、フランツ!
ムルヴァ様にお話を伺いに行きますわよ!▼
- [フランツ]
- え、ええっ!?
これからですかっ?▼
- [ラーチェル]
- そういえば…
肝心のルーテはどこですの?▼
彼女もムルヴァ様のところに
連れていきたいところですが。▼
- [フランツ]
- そ、それがどうやら魔物の研究に
朝から没頭されているみたいで…。▼
- (暗転)
- [ルーテ]
- ふむふむ、なるほど…
とても興味深いですね。
むっ…もしかしてこれは…。▼
- (白く光る)
- [ルーテ]
- そういうことでしたか…。
では、これはどうでしょう?▼
- (白く光る)
- [ルーテ]
- なんと…計算が狂いました。
ですが、これも想定の範囲内…
…………▼
- [ラーチェル]
- 失礼いたしますわ、ムルヴァ様!
少々お話を伺ってもよろしくて?▼
- [ムルヴァ]
- またお前たちか?▼
- [フランツ]
- す、すみません。
実は昨日のことが
どうしても腑に落ちなくて…▼
なぜムルヴァ様は
ルーテさんが魔物を連れていることを
咎めなかったのですか?▼
- [ムルヴァ]
- ……。▼
- [ラーチェル]
- ムルヴァ様は
【聖石】を持つ英雄たちと共に
闇の樹海で魔王を滅ぼした偉大な英雄。▼
魔物をお認めになるはずがないと
信じておりましたのに!▼
- [ムルヴァ]
- お前たちは…
マギ・ヴァル大陸の魔物たちがどうして
生まれてきたのか、知っているか?▼
- [フランツ]
- 闇の樹海より生まれてくる…
そう伝え聞いております。▼
- [ムルヴァ]
- 闇の樹海から魔物が生まれ出る理由…
それは我々が倒したはずの
魔王の仕業だったのだ。▼
- [ラーチェル]
- そ、それはどういうことですの?▼
- [ムルヴァ]
- 聖なる石によって
魔王の魂は封印できた。▼
しかし、その亡骸から溢れる腐毒が
美しかった森を覆いつくし、腐泥から
魔物が生まれるようになったのだ。▼
- [フランツ]
- 魔王の亡骸が
魔物を生む元凶だったんですね?▼
- [ムルヴァ]
- 以来、我々竜族は樹海に住み
数百年に渡り、魔物と戦い続けてきた。▼
- [ラーチェル]
- 人間の世界に魔物が溢れなかったのは
ムルヴァ様たちの尽力があればこそですのね!▼
- [ムルヴァ]
- しかし、我々のやってきたことは
その場しのぎにすぎぬ。▼
魔王は大地に巣くう闇。
魔王も魔物も完全に滅ぼすしかない。
そう考えていた。▼
だが、ルーテは魔物との共存を試み
新たな可能性を模索している。
それは我々が考えもしなかった未来だ。▼
- [ラーチェル]
- で、ですが、もし失敗すれば…。▼
- [ムルヴァ]
- 成功するか失敗するか、
まだ未来は見えておらぬ。▼
私がこの世界に召喚されたのも
その可能性を見守るためかもしれぬ。▼
- [ラーチェル]
- …ムルヴァ様のお考えは理解できました。▼
ですが、わたくしにも
自分の信じる正義があります。
その正義に則って行動しますわ!▼
- [ルーテ]
- なるほど。
このような結果になるのですね。
では、こうした場合は…。▼
……。
…あれ、めまい…が…。▼
- [ラーチェル]
- しっかりなさいまし!▼
- [ルーテ]
- ラーチェル王女…
どうしてここに?▼
- [ラーチェル]
- あなたのことを
見張っていたのですわ。▼
調べ物に夢中になるあまり
ここしばらく、ほとんど
休んでいないのではなくて?▼
- [ルーテ]
- よくご存じですね。それを知っているなら…
あなたも休んでないということでは
ありませんか?▼
- [ラーチェル]
- わたくしのことはいいのです!▼
ドズラやレナックにも
見張りを手伝ってもらいましたから
わたくしはこの通り元気そのものですわ!▼
でも、ルーテ…。
なにがあなたをそこまで
突き動かしますの?▼
- [ルーテ]
- ……。
魔物と共存できれば、すなわち
襲われる人がいなくなるということです。▼
一日でも早くこの研究が成功すれば
それだけ不幸な人を減らせます。▼
だからこそ、私の人生を削ってでも
研究する価値があることなのです。▼
- [ラーチェル]
- 人々を守りたいという想い…。
あなたの研究の目的はそれなのですね。▼
- [ルーテ]
- 山ひとつ登るにしても
様々な道があります。▼
私は私にしか登れない道を選んだ。
それだけのことです。▼
- [ラーチェル]
- そこまで自信があるなら
絶対にその研究…成功させなさい。▼
わたくしが見張っています。
万が一のことが起きても
なんとかして差し上げますから!▼
- [ルーテ]
- 気持ちだけいただきます。
万が一は起こりません。
なぜなら私は優秀ですから。▼
- (暗転)
- [フランツ]
- よかった…。
どうやらお二人とも
互いを理解できたようですね。▼
- [ムルヴァ]
- 道は違えど、目指す方向はひとつ。
よりよき未来の可能性に賭けることで
手を取り合ったのだろう。▼
- [フランツ]
- ルーテさんが描く未来…
僕も信じてみたいです。▼
研究のことはわかりませんが
力になれることがあれば
喜んで協力するつもりです。▼
- [ムルヴァ]
- 我々は戦うことでしか
問題を解決できないと思い込んでいた。▼
しかし、誰も傷つかずに守れるなら
それに越したことはない。▼
我々が成しえなかった未来…
お前たちが切り拓くと期待しよう。▼
無限の探究心 ルーテ†
- [ルーテ]
- 騒ぎになる前にビグルを
見つけてくださって
ありがとうございます。▼
部屋からいなくなったときは
どうなることかと思いました。▼
- [コンスタンツェ]
- この魔物がいきなり
部屋に飛び込んできたときは
本当に驚きましたわ。▼
- [ハピ]
- ハピは魔物よりも
コニーの変な悲鳴に
ビックリしちゃったよ。▼
- [コンスタンツェ]
- う、うるさいですわね!
あんなことになったら
誰だって叫んでしまいますわ。▼
- [ハピ]
- そうかなー?
この子は身体も小さいし
人なつっこい感じじゃない?▼
それよりも…
魔物を連れた英雄なんていたんだ?
この子は魔道で従えているの?▼
- [ルーテ]
- はい。私は稀代の
天才魔道士ですから。▼
- [ハピ]
- ふーん。▼
- [ルーテ]
- しかし、逃げ出したのは問題です。
術の効果が低かったのでしょうか。
おかしいですね…。▼
- [ハピ]
- あー、それはハピのせいかも。▼
- [ルーテ]
- あなたのせい?
どういうことですか?▼
- [ハピ]
- さっき、うっかり
ため息をついちゃったんだよね。▼
- [ルーテ]
- あなたのため息と、
ビグルが逃げ出したことが
どう関係あるのですか?▼
- [ハピ]
- うーん…。
コニー、代わりに説明して。▼
- [コンスタンツェ]
- ハピは…ため息をつくと
魔物をおびき寄せてしまう
特異体質なのです。▼
- [ルーテ]
- ため息で魔物を…?▼
あなた方はフォドラの人でしたね。
フォドラにはそういう人が
大勢いるのですか?▼
- [ハピ]
- いないと思うよー。
ハピだってもともと
こんなんじゃなかったしね。▼
ちょっとした事情で
こうなっちゃったんだよね…。▼
- [ルーテ]
- 失礼します。▼
- [ハピ]
- ん? キミは昨日の…。
あの魔物なら来てないけど。▼
- [ルーテ]
- お尋ねしたいことがあります。
ビグルのことではなく
あなたの体質についてです。▼
- [ハピ]
- ハピの体質?
どういうこと?▼
- [ルーテ]
- ため息で魔物をおびき寄せる
その体質は、広い意味で考えると
魔物を操る手段とも言えます。▼
それが解明できれば
私が進めている、魔物と共生する
研究に活かせるのではないかと…。▼
- [ハピ]
- ハピに協力してほしいって言うの?
自分でもよくわかってないのに。▼
- [ルーテ]
- ため息をついたときに
どんな魔物をおびき寄せたのか。▼
それを教えていただければ
解明の手掛かりになります。▼
- [ハピ]
- ろくでもない記憶ばかりだから
あまり覚えてないんだよね。▼
ていうか、面倒くさいから
この体質のこともあまり
話題にしたくない、みたいな…。▼
- [ルーテ]
- そこを曲げてお願いできませんか。▼
- [ハピ]
- うーん…。▼
- [ルーテ]
- 私の研究が進めば、
魔物に脅かされる人が減ります。▼
一人でも多くの命を救うため
協力していただけませんか?▼
- [ハピ]
- そんなふうに言われると
断るのも悪い気がするねー。▼
だったら、ハピたちの世界の
紋章に詳しい人を紹介するから
話を聞いてみるのがいーよ。▼
- [ルーテ]
- …わかりました。
体よく厄介払いされた気もしますが
ありがとうございます。▼
- [リンハルト]
- なるほど…。
それで僕のところに来たのか。▼
- [ルーテ]
- はい。アスク王国にいる英雄で
フォドラの紋章に一番詳しいのは
あなたと聞きました。▼
- [リンハルト]
- 正直、詳しいわけでもないけどね。
こんなときハンネマン先生が
いてくれたらなぁ…。▼
遠回りになってしまうけど
僕たちの世界における神話や歴史から
説明したほうがよさそうだね。▼
- (暗転)
- [ルーテ]
- ふむふむ、そういうことですか。
だいたい理解しました。▼
つまり、フォドラの紋章というのは
聖者セイロスとその仲間が身に宿した力。▼
紋章の力は子孫に受け継がれ
今に伝わるということですね?▼
- [リンハルト]
- 大雑把に言うとそういうこと。
理解が早くて助かるよ。▼
- [ルーテ]
- 歴史の把握などたやすいものです。
私、優秀ですから。▼
- [リンハルト]
- 紋章にはいろいろとあるけど
あまり世に知られていない
とても珍しいものも存在するんだ。▼
ハピが持つティモテの紋章も
そのひとつだね。▼
聖ティモテは
鳥や獣の声を理解し
操っていたと言われているよ。▼
- [ルーテ]
- 動物…ですか?
魔物ではなくて?▼
- [リンハルト]
- 僕が読んだ古文書に
魔物のことは記されてなかった。▼
ハピは話してないかもしれないけど
彼女は以前、フォドラで暗躍する
タチの悪い連中に捕まったんだ。▼
そのとき、彼女が持つ紋章の力に
なにか細工されたのかもしれない。▼
- [ルーテ]
- なるほど。
本人が話題にしたくないと言っていたのは
そのあたりに関係があるのかも…。▼
- [リンハルト]
- 僕が教えてあげられることは
せいぜいこれくらいかな。▼
ふわぁ…たくさん話をしたせいか
眠くなってきちゃったよ。▼
- [ルーテ]
- ありがとうございました。
おかげでいくつか仮説が立ちました。
あとは検証していくだけですね。▼
- [リンハルト]
- あれ、どこ行くの?▼
- [ルーテ]
- ハピのところに行きます。
実験に協力してもらおうかと。▼
- [リンハルト]
- 実験ってなにをするの?▼
- [ルーテ]
- そうですね…。
「明日の朝、起きたらため息をついて」
そうお願いしてみます。▼
- [ルーテ]
- …ふむ。
思った通りですね。▼
- [ハピ]
- 言う通りに、起きてすぐに
ため息をついてみたんだけど…
これでよかったの?▼
- [ルーテ]
- はい。ビグルが
この部屋に現れたということは
私の仮説が正しかったということです。▼
- [コンスタンツェ]
- その仮説、説明いただけますの?▼
- [ルーテ]
- ハピのため息の法則性を
ある程度特定できました。▼
この城には異界の種族や
さまざまな生き物がいます。▼
昨晩のうち、ペガサスやドラゴン、
獣に変身出来る英雄たちが
どこにいるのか調べておきました。▼
- [ハピ]
- わあ…面倒くさそう。▼
- [ルーテ]
- そのうえでハピにため息を
ついてもらったわけですが
おびき寄せたのはビグル…。▼
つまり、対象は魔物だけ。
聖ティモテが操ったとされる
動物は対象外でした。▼
- [コンスタンツェ]
- たしかに今まで
魔物以外が現れたことは
一度もありませんでしたわね。▼
- [ルーテ]
- ハピから一番近い場所にいる
魔物1体がおびき寄せられる…
そう考えるのが自然です。▼
万が一、城の外から
魔物がやってくる可能性も考え、
対策をしていましたが…。
それも杞憂に終わったようです。▼
- [ハピ]
- そういう気遣いはできるんだ。
ちょっと意外かも。▼
- [ルーテ]
- 準備に抜かりはありません。
私、優秀ですから。▼
これからも安心して
研究にご協力ください。▼
完全に魔物を使役できるようになれば
あなたがうっかりため息をついても
問題なく対処できるはずです。▼
- [ハピ]
- ふーん…。そっか。
ま、気が向いたら手伝ってあげる。▼
- [コンスタンツェ]
- あら、自分の体質のことで
前向きなことを言うなんて
ハピにしては珍しいですわね?▼
- [ルーテ]
- …それでは失礼します。
研究成果をまとめますので。▼
- [コンスタンツェ]
- 行ってしまいましたわ。
お茶でも飲んでいけばよろしいのに。▼
- [ハピ]
- だいぶ変わってるよね。
でも、悪い子じゃないと思う。▼
- (暗転)
- [アスレイ]
- うーん、ルーテさんに待機するように
頼まれたのですが…。▼
いつまで待てばいいんでしょう。
もしかして私、忘れられてます…?▼
聖杖携えし美王女 ラーチェル†
- [ドズラ]
- ガハハ!
やはりこの国はメシがうまいのう!▼
- [レナック]
- なあ、ドズラのおっさんよ。
俺は胸騒ぎがしちまって
どうにも食欲がわかないのよ。▼
- [ドズラ]
- それはいかん!
しっかり食わんと、いざというときに
ラーチェル様をお守りできんぞ!▼
- [レナック]
- …ん?
誰か俺たちの名を呼ばなかったか?
なんだか嫌な予感が…。▼
- [ラーチェル]
- 探しましたわよ!
ドズラ! レナック!▼
- [レナック]
- げっ!?
さっそくお出ましですか!▼
- [ラーチェル]
- お出ましとはなんですの!
ところで、あなた方はご存知かしら?▼
ヴァイス・ブレイヴには
すごい二つ名を持った英雄がいますのよ!▼
【死神】に【火消し】に【雷神】…
それはもう枚挙にいとまがありませんの!▼
- [ドズラ]
- たしかに名にし負う素晴らしい英雄が
ここには揃っておりますな。▼
- [ラーチェル]
- 感心している場合じゃなくてよ?
このままではわたくしが
全然目立てませんわ!▼
- [ドズラ]
- なるほど。せっかく
素晴らしい杖を手にされたというのに、
それでは残念至極!▼
- [ラーチェル]
- ええ、今のわたくしに必要なのは
アスクに轟くすごい二つ名ですわ!
二人の知恵をお貸しなさい!▼
- [ドズラ]
- ガハハ! それでは我々で
異界の英雄に負けぬ二つ名を
考えねばなりませんな!▼
- [レナック]
- 二つ名って…このお人は
まーた訳のわからないことを
言い出しちゃったよ…。▼
- [ドズラ]
- おおっ、これはラーチェル様。
昨晩はよく眠られましたかな?▼
- [ラーチェル]
- もちろんですわ。
邪悪と戦い続けるには
快適な眠りが大切ですの!▼
ところでドズラ、
二つ名は思いつきまして?▼
- [ドズラ]
- そうですなぁ…。
マギ・ヴァル大陸で名乗っておられた
【麗しの絶世美王女】。▼
これをアスク王国でも
広めるのはいかがですかな?▼
- [ラーチェル]
- それじゃダメですわ!
わたくしが麗しく美しいことは
変わりようのない事実ですもの。▼
当たり前のことを
今さらアピールしたところで
アスクの民には響かないでしょう?▼
- [ドズラ]
- なるほど確かに!
ガハハ!
大きな見落としでありました。▼
- [レナック]
- ラーチェル様は相変わらず
自分への見積もりが
高くていらっしゃいますね…。▼
- [ラーチェル]
- あら、レナック!
二つ名は思い付きまして?▼
- [レナック]
- その話なんですけどね…
面白い噂話を仕入れてきましたよ。▼
どうもヴァイス・ブレイヴには
【地上に降りた最後の女神】と呼ばれる
聖女様がいらっしゃるそうなんです。▼
- [ドズラ]
- ロストンの聖王女であられる
ラーチェル様には
参考になりそうな話じゃな!▼
- [ラーチェル]
- たしかに気にはなりますわね…。▼
ドズラ! レナック!
その【地上に降りた最後の女神】という方に
会いに行きますわよ!▼
- [ラーチェル]
- ずいぶんと探しましたわよ。
【地上に降りた最後の女神】!▼
- [エリミーヌ]
- ロストン聖教国のラーチェル王女…。
どのようなご用向きでしょうか?▼
- [レナック]
- まあ、情報を集めたのは
俺なんですけどね…。▼
聖女と呼ばれるエリミーヌさんの
人となりを知りたい…
そんなところだと思います。▼
- [エリミーヌ]
- 私のこと、ですか?▼
- [ラーチェル]
- …………。▼
………………。▼
- [ドズラ]
- ラーチェル様!
しっかりなさってくだされ!▼
- [レナック]
- 立ったまま意識を失ってる…。▼
無理もないか。
目の前にいる聖女様が
エレブ大陸を救った伝説の英雄なら。▼
おまけに多くの信者を持つ
エリミーヌ教の開祖ときたもんだ。▼
- [ラーチェル]
- はっ!? わ、わたくしは
なにをしていましたの?▼
- [レナック]
- 正真正銘の聖女様の威光に触れて
気を失われていたんですよ。▼
- [エリミーヌ]
- ラーチェル王女、大丈夫…ですか?▼
- [ラーチェル]
- え、ええ…。
お気遣いありがとうございます。▼
まさしくエリミーヌ様は
ロストン聖教国の祖であらせられる
司祭ラトナ様のようですわ。▼
わたくし、理解いたしました。
この出会いは間違いなく
ラトナ様のお導きにほかなりませんわ!▼
- [ドズラ]
- ガハハ!
まさにラーチェル様の
日頃のおこないの賜物ですな!▼
- [レナック]
- どこまでも前向きなお人だな…。▼
- [ラーチェル]
- エリミーヌ様!
教えてくださいませ!▼
民に聖女と讃えられ
希望の光を与えるためには
どうすればよろしいですの!▼
- [エリミーヌ]
- 聖女…【地上に降りた最後の女神】…
そう呼ぶ人々もいらっしゃいますが
私は役割を果たしただけなのですよ。▼
- [ラーチェル]
- 役割を果たしただけ…。▼
- [レナック]
- 要するに、二つ名なんてものは
自分でつけるもんじゃないと
いうことです。▼
- [ドズラ]
- なるほど?
いや、どういうことじゃ?▼
- [レナック]
- つまり、成すべきことを成せば
その行いにふさわしい呼び方を
勝手に皆がしてくれるってことさ。▼
- [ラーチェル]
- でしたら、なんの問題もありませんわね。
これまで通り、邪悪を倒しまくって
人々を救い続けるだけですわ!▼
- [エリミーヌ]
- 人々を救い、光をもたらす術は
ひとつではありません。▼
ラーチェル王女、あなたは
あなたが一番よいと思う方法で
世界に光をもたらしてください。▼
- [ラーチェル]
- ありがとうございます、エリミーヌ様。
わたくし、幸いにも頼れる
武具を手にしたばかりですの!▼
見ていてくださいませ!
この杖で世界にはびこる邪悪を
ぼこぼこにしてやります!▼
そうすれば人々があらゆる美辞麗句を用いて
わたくしを輝かしい二つ名で呼ぶように…
まさに一石二鳥ですわ!▼
- [ドズラ]
- ガハハ! これで一件落着ですな!▼
- [レナック]
- そううまくいきっこないってことは
今まででわかりそうなもんだけど…
まあ、大人しくなればなんでもいいか。▼
樹海の守護者 ムルヴァ†
- [アシュ]
- ええと、図書館に食堂に訓練場…。
これで城内の主要な施設は
一通りご案内できましたかと。▼
不明な点がございましたら
いつでも気兼ねなく
このアシュにお尋ねくださいませ。▼
- [ムルヴァ]
- うむ…。
ならばひとつ、尋ねたいことがある。▼
- [アシュ]
- はい、なんでございましょう?▼
- [ムルヴァ]
- アシュ…といったか。
お前は人間ではないと見受ける。
竜か…いや、竜族に連なる者なのか?▼
- [アシュ]
- 私でございますか?
正しく申し上げるなら私は
神竜アスク様のしもべ、眷属でございます。▼
- [ムルヴァ]
- なるほど得心した。
神竜の眷属ゆえ
我らに似た気配を感じたのか。▼
- [アシュ]
- ムルヴァ様はマギ・ヴァル大陸を
守護する竜族の長と伺っています。▼
そのような御方に似ているなど、
恐れ多いことでございます。▼
- [ムルヴァ]
- アルフォンス王子から聞いた。
神竜アスクは人間のために
命をかけて未来を繋いだのだと…▼
- [アシュ]
- はい。今のこの国の民が
無事暮らしていけるのは、まさしく
アスク様のおかげでございまして…。▼
- [ムルヴァ]
- 眷属であるお前にも
神竜アスクの想いはしっかりと
受け継がれているのであろう。▼
胸を張って生きるがよい。
アスクの志とともにな。▼
- [アシュ]
- はい。ムルヴァ様におかれましても
アスク王国に力をお貸し頂けると
幸いでございます。▼
- [アシュ]
- ムルヴァ様、こちらでしたか。
方々捜し回りましたが、こんな森深くに
いらっしゃるとは…▼
- [ムルヴァ]
- アシュか。今日は何用だ?▼
- [アシュ]
- ムルヴァ様にはミルラ様という
ご息女がいらっしゃると
小耳にはさみましたもので…。▼
- [ムルヴァ]
- ミルラを知っているのか?▼
- [アシュ]
- はい。実はミルラ様も先んじて
アスク王国にいらしております。▼
- [ムルヴァ]
- ミルラが…?
城では気配を感じなかったが…。▼
- [アシュ]
- ミルラ様はシャロン王女らと
遠征に出ておられます。▼
もうじきお戻りとのことで
その旨をムルヴァ様に
お伝えに上がった次第です。▼
- [ムルヴァ]
- …そうか。
血こそ繋がってはいないが
私の大切な娘だ。▼
ミルラは樹海を離れて旅に出ていたが
再会が異界で叶うとはな。▼
- [アシュ]
- きっとミルラ様も驚かれるでしょうね。▼
遠征隊はまもなく戻ってくるので
ムルヴァ様も城でお待ちになっては
どうでしょう?▼
- [ムルヴァ]
- それには及ばぬ。
私はなるだけ城に
足を踏み入れぬほうがいい。▼
- [アシュ]
- そ、それはいかなる理由で
ありましょうか?▼
- [ムルヴァ]
- ……。私はあまり
人と関わらぬほうがよいのだ…。▼
- [アシュ]
- 人と関わらないほうがよいというのは
どういうことでしょう?▼
人に対して、なにか
思うところがあられるとか…。▼
- [ムルヴァ]
- 人は我らにとって守るべき存在。▼
しかし、人から見れば我ら竜族は
種族としての性質や
命の長さがあまりにも違う。▼
気やすく交われば
恐れを抱く者やいさかいも生まれよう。▼
- [アシュ]
- こうして森の中にいらっしゃるのも
そういったお考えのもとにでございますか?▼
- [ムルヴァ]
- そうだ。マギ・ヴァル大陸でも
我らは人里離れた森で
静かに暮らしていた。▼
互いの住処を分かつことで
守られる平和もあるのだ。▼
- [アシュ]
- 仰ることは、私めにも理解出来ます。
人と竜族の違いの多さは
紛れもない事実でありましょう。▼
ですが、共に過ごすことで
得られるものや生まれるものも
また多いと感じる次第でございまして。▼
アスク王国がさまざまな種族が交わる
「開かれた国」としてあり続けるのも
そのためではないのかと…。▼
- [ムルヴァ]
- …ふむ。▼
- [アシュ]
- あっ…申し訳ございません。▼
ムルヴァ様のお考えに異を唱えるつもりは
毛頭なく、あくまで私めの愚考するところを
申し述べただけでございますれば…▼
- [ムルヴァ]
- 気にすることはない。
なかなか興味深い話であった。▼
アシュよ…
ミルラが帰ったら教えてくれ。
久しぶりにあの子の顔が見たい。▼
- [アシュ]
- そろそろ戻ってこられる時間かと…あっ!
お見えになりました、ムルヴァ様。▼
- [ムルヴァ]
- ……。▼
- [シャロン]
- 遠征隊、ただいま戻りました。
任務は大成功。
みんなも無事です!▼
- [ミルラ]
- ……!?
おとうさん!?
本当に…おとうさんですか!▼
- [ムルヴァ]
- 元気そうだな、ミルラ。
少し背が伸びたか?▼
- [ミルラ]
- かわらないと思いますが
アスク王国でおとうさんに
また会えるなんて…!▼
- [ヘンリエッテ]
- シャロン、お帰りなさい。
ケガはない?
ちゃんと食べてる?▼
- [シャロン]
- はい、大丈夫です!
お母様の顔を見たら
疲れも吹っ飛んじゃいました!▼
- [バアトル]
- うおおおおーー!
フィルーー!
息災だったか? 父は心配したぞ!▼
- [フィル]
- ち、父上! 離れてください!
遠征隊のみんなが見ています!
恥ずかしいです!▼
- [アシュ]
- 親子の再会…いいものですね。
種族は違えど、子を想う親の気持ちは
変わらないものでございますね。▼
- [ムルヴァ]
- そうだな…。
種族は違っても変わらぬ想いは
たしかに存在する。▼
- [アシュ]
- 私もアスク様を父と慕い
アスク様も我が子のように
私に接してくれました。▼
それゆえ、私の中に残るこの気持ちは
種族を越えて共感できる温かさだと
感じる次第でして。▼
- [ムルヴァ]
- …感謝するぞ、アシュ。▼
- [アシュ]
- え? なんでありますか?▼
- [ムルヴァ]
- 私は…人と竜族は
異なる価値観で生きていると考え
交わることを避けてきた。▼
だが、同じ想いを抱く事柄も少なくない。
共に平和を求めるように。▼
私はもっと人を知る
必要があるのかもしれぬな。▼
- [アシュ]
- ええ、アスク王国ならば
それが可能だと思いますゆえ…。
私もお手伝いできれば幸いです。▼
- [ムルヴァ]
- うむ…共に暮らし、共に戦うことで
より深く互いを知ることができれば
手を携えていくこともできよう。▼
- [ヘンリエッテ]
- さあさあ、みなさん!
宴の準備が出来ていますよ。
どうぞこちらへ。▼
- [ミルラ]
- おとうさん、行きましょう。
このお城のごはんは
とてもおいしいです。▼
- [ムルヴァ]
- わかった。私も行こう。
皆と囲む食事…
楽しみにしているぞ。▼
誠実なる騎士 フランツ†
- [フランツ]
- はっ、ふっ、たあっ!▼
- (白く光る)
- [フランツ]
- よし、今日の訓練は
このくらいにしておくか。▼
- [フォルデ]
- よぉ、フランツ。
アスク王国に来て早々に
訓練所通いとは精が出るな。▼
- [フランツ]
- 兄さん!
遠征から戻ってきたんですね!▼
- [フォルデ]
- しかし、すごい汗だな。
朝からずっと訓練してたのか?▼
- [フランツ]
- はい。異界にいるからと言って
ルネス騎士団の一員として
訓練を怠るわけにはいきません。▼
- [フォルデ]
- 相変わらず真面目だなぁ。
ますますカイルに似てきたな。▼
- [フランツ]
- 兄さんこそ、もう少し
真面目に話を聞いてくださいよ。▼
もう騎士見習いではないんです。
僕だって命を懸けて民を守る覚悟が
あるんです。▼
- [フォルデ]
- ああ、わかってるって。
怪我しない程度に頑張れよ。▼
いきなり飛ばすと、あとがしんどいぞ。
自分のペースで頑張ればいいんだ。▼
ああ、そうだ。
アメリアも遠征から戻ったぞ。▼
- [フランツ]
- アメリアも一緒だったんですね。
今日は疲れているだろうから
明日に会いに行ってみます!▼
…彼女もアスク王国にいたんだ。
会うのが楽しみだな!▼
- [フランツ]
- アンナ隊長の話だと
訓練所にいるって話だけど。
あれって…!?▼
- (暗転)
- [アメリア]
- 参ります! たあっ!▼
- (白く光る)
- [ドーガ]
- おっと、やるな!▼
- [ウェンディ]
- 今度はこっちよ!
はああっ!▼
- [アメリア]
- なんのっ、せいっ!▼
- (白く光る)
- [アメリア]
- やああっ!!▼
- (白く光る)
- [ガトリー]
- うおっと、あっぶねえ!▼
- [フランツ]
- …すごい!!
僕の知っているアメリアと
全然動きが違う。▼
異界の騎士たちを相手に
互角に渡り合っている!▼
- [アメリア]
- まだまだ、行きます!
はぁぁっ!▼
- [ドーガ]
- いい気迫だ!
これならどうだ! ふん!▼
- [アメリア]
- くっ! まだまだ!▼
- [ウェンディ]
- ……。
今日はここまでにしましょう。
アメリアもよく頑張ったわ。▼
- [アメリア]
- はぁ、はぁ…
ありがとうございました!▼
- (暗転)
- [フランツ]
- おーい! アメリア!▼
- [アメリア]
- その声…フランツ!?
あなたも来てたのね!▼
- [フランツ]
- うん。きみが遠征に出ている間に
この国に喚ばれたんだ。▼
でも、驚いたよ。
見ないうちに
ずいぶん強くなったんだね。▼
- [アメリア]
- そ、そうかな?
ヴァイス・ブレイヴの皆さんに
指導してもらったおかげかも…。▼
- [フランツ]
- さっきの手合わせも
見事な立ち回りだったよ。▼
……。▼
いや…
もうライバルだなんて
軽々しく言えなくなったかな。▼
- [アメリア]
- …えっ?▼
- [フランツ]
- …僕も負けてはいられない。
もっともっと真剣に
自分を鍛えないと!▼
- [フランツ]
- やああっ!▼
- (白く光る)
- [フランツ]
- はあっ! せいっ!▼
- (白く光る)
- [フランツ]
- はあ、はあ…。
ま、まだまだっ!▼
- [アメリア]
- あれはフランツ?
こんな時間まで残ってるなんて。▼
- [フランツ]
- はあっ! てえいっ!
たあああっ!!▼
- (白く光る)
- [フランツ]
- まだだ、もっと!
こんなんじゃアメリアに
追い付け…くぅっ!?▼
- [アメリア]
- フランツ!?
大丈夫、しっかりして!▼
- [フランツ]
- アメリア…。
どうしてここに?▼
- [アメリア]
- 明日の準備をしようと思って。
それよりどうしたの?
こんなフラフラになるまで…。▼
- [フランツ]
- はぁ、はぁ…。▼
- [アメリア]
- 鍛えるにしても無茶しすぎだよ!
今日はもう休もう…ねっ?▼
- [フランツ]
- そういうわけにはいかないよ。
もっともっと鍛えないと。▼
僕がいない間にきみは強くなった。▼
だから僕も強くならなきゃ。
きみとの約束を守るために…。▼
- [アメリア]
- ……。▼
- [フランツ]
- 覚えているかい、アメリア。
僕たちはよきライバルとして
強くなろうと約束した。▼
- [アメリア]
- うん、覚えてるよ。▼
- [フランツ]
- でも、今の僕は
アメリアに後れを取っている…。
このままじゃいけないんだ。▼
- [アメリア]
- そんなことない!
フランツはあたしの支え。▼
あたしが強くなってるとしたら…
あの約束のおかげだから。▼
- [フランツ]
- えっ…?▼
- [アメリア]
- この国に来て
くじけそうなこともあったけど…。▼
そのたびにフランツとの約束が
力になってくれたの。▼
- [フランツ]
- ……。▼
- [アメリア]
- 大切なのは、これからじゃないかな。
だから、二人で強くなろう?▼
- [フランツ]
- ……。
心配かけてごめん。▼
きみに置いていかれた気がして
自分を見失っていたみたいだ。▼
早くきみに追いつかなきゃ…
一人でそう焦っていたよ。▼
- [アメリア]
- 大丈夫。
努力を惜しまないあなたなら
きっとアスク王国の力になれる。▼
- [フランツ]
- ありがとう、アメリア
あらためて…
アスク王国でもよろしく。▼
- [アメリア]
- ふふっ、あたしたち
よきライバルに戻ったね。▼
- [フランツ]
- 僕だって負けないよ。
どんな場所にいたって
あの日の約束は変わらないから。▼
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Last-modified: 2026-01-13 (火) 12:10:54