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章別会話

戦禍の連戦+ 96 開神の娘たち 2

開神の娘たち 2

オープニング

[シャロン]
着きましたー!
ここがメリアエさんの故郷である
異界ですね!▼
…って…あれ……?▼
[メリアエ]
ここが…あたしの故郷…?
お前たちのアスク王国とは
全然違う……▼
[アシュ]
これはまた、何という荒れ具合…
あの立派なアスク城すら
見る影もなく…▼
やはり、何か大変なことが
起こったのでございましょう。▼
その影響でメリアエさんは
異界に飛ばされてしまったのでは…▼
[シャロン]
と、とにかく何が起こったのか
調べましょう!▼
誰かー! いませんかー!?▼
[???]
…………▼
[アシュ]
!!
な、何やら
異様な気配が致します…!▼
お姿は見えません…
ですが、すぐ近くにおられます。
大変大きな力を感じております…▼
この力はまさか…
アスク様と同じ…
神の…▼
[シャロン]
えっ? ええっ!?▼
[???]
あなた…アスク…?▼
[シャロン]
はい?▼
[アシュ]
あの、恐れながら
あなた様のお名前は…?▼
[ヴァニタス(姿なし)]
…ヴァニタス…▼
あなたも…あなたも…
アスクを感じる……▼
[アシュ]
こ、このお方、
私たちがアスク様の眷属だと
見抜いていらっしゃる…!?▼
[メリアエ]
…だったらどうした。
あたしたちはこの国の守護神、
アスクを探している。▼
アスクはどこにいるか、
お前は知ってるのか?▼
[ヴァニタス(姿なし)]
アスクはもういない…▼
[メリアエ]
!? なんだと!?▼
[ヴァニタス(姿なし)]
この国はわたしのもの…
アスクはもういらない…▼
アスクは…殺すの……!▼
(白く光る)
[シャロン]
きゃああっ!?▼
[アシュ]
お気をつけください!
やはりこのお方、
只者ではありません…!!▼

終了後

(白く光る)
[メリアエ]
くっ…!▼
[ヴァニタス(姿なし)]
アスクは殺す…
アスクは殺すの…▼
[シャロン]
まるで以前のヴェロニカ皇女みたいな…
この人は何者なんです?▼
[アシュ]
私としてもそれを知りたいのは
やまやまでございますが、▼
まずはこの危機を乗り越えるのが
先決かと思う次第でありまして、▼
僭越ながらここは私の力で……▼
[シャロン]
! ダメ! ダメです!!
アシュさんに無理はさせられません!▼
[アシュ]
ですが、この場合は致し方ないと…▼
(白く光る)
[ヴァニタス(姿なし)]
あっ……!▼
[メリアエ]
おい! あいつの動きは止めたが
長くは持たない!
今のうちにずらかるぞ!!▼
[シャロン]
メリアエさん…! すごいです!▼
でも、逃げるってどこに行けば?
わたしたちのお城もあの様子では…▼
[アシュ]
神界アスクへ参りましょう!
この異界のアスク様も
きっとそこにおられます!▼
[メリアエ]
アスクがそこに…!?
おい、早く案内しろ!▼
[アシュ]
はい、しっかりついてきて
くださいませ…!▼
(暗転)
[メリアエ]
ここが…神界アスク…
ここにアスクが…
あたしのおとうさんが…▼
[アシュ]
アスク様ー!
どこにいらっしゃいますでしょうか?▼
異界の者ではございますが
アシュでございますー!▼
[シャロン]
…返事がありませんね。
そういえばあの人も、
アスクはもういないって…▼
[メリアエ]
おい! これはどういうことだ!?▼
[アシュ]
わ、私にもわかりかねます。▼
しかしここにアスク様が
いらっしゃらないことは
事実でございまして、▼
やはりこの異界では
アスク様やメリアエさんの…▼
いえ、アスク王国の存亡に関わる
大きな事件が起こったのだと思われます。▼
[シャロン]
うーん…その事件が何か
わかればいいんですけど。▼
さっきのあの人に聞いても
教えてくれそうにありませんし…
どうすればいいんでしょう?▼
異界とはいえ、アスク王国が
ここまで荒れ果てているのは
胸が痛みます…▼
[メリアエ]
あたしは…何が起こったのか知りたい。▼
何であたしは異界に飛ばされたのか、
何でアスクはいないのか…知りたい…!▼
[アシュ]
メリアエさん…▼
[シャロン]
あ! そうだ!
あの人なら知っているかもしれません。▼
[アシュ]
あの人とは?▼
[シャロン]
ヴェロニカ皇女ですよ!▼
お隣のエンブラ帝国なら、きっとこの
アスク王国で何が起こったのか、
把握してるのではないでしょうか!▼
[アシュ]
なるほど…!▼
ですが、そう友好的に教えて
いただけるでしょうか?▼
この異界のアスクとエンブラの関係が
良好かどうか…▼
[シャロン]
そ、それはそうかもしれませんけど…▼
今はそれしか頼るものがありませんし、
ダメで元々です!▼
[アシュ]
メリアエさんも、
それでよろしいですか?▼
[メリアエ]
あたしは可能性があるなら何でもいい。▼
もしそのヴェロニカが
教えないっていうなら…▼
[シャロン]
て、手荒な真似はいけませんよ!▼
とにかく決まりですね。
行ってみましょう、
この異界のエンブラ帝国へ!▼

追加オープニング

[ヴェロニカ]
茶葉を十分むらして…
これでもういいのかしら?▼
[ナンナ]
ああ、ヴェロニカ皇女。
注ぐ前にカップも温めたほうがいいですよ。
お湯はありますか?▼
[ヴェロニカ]
…ないわ。お茶のポットに全部
入れちゃった…▼
[イングリット]
ではもう一度お湯を沸かしましょう。▼
[ヴェロニカ]
でも…待ってる間にこのお茶がさめちゃう。
また失敗ね…▼
[ナンナ]
いいですよ、練習なんですから。
このお茶は私たちで
いただいてしまいましょう。▼
[イングリット]
そうですね! では茶菓子も用意して…
はい、いただきます!▼
[ヴェロニカ]
…ナンナ、イングリット。
あたしの練習につきあってくれて
ありがとう…▼
なのに…
あたし、失敗ばかりで……▼
[イングリット]
そんなことありません。
確かに、最初に淹れたお茶は渋すぎましたし
次に淹れたのは薄すぎ増したけど、▼
だんだん良くなってきているでは
ありませんか。
次こそ成功しますよ!▼
[ナンナ]
そうですよ。でも、こんなに熱心に
練習するなんて…▼
ヴェロニカ皇女には、ぜひ美味しいお茶を
淹れて差し上げたい
大切な人がいるんですね。▼
[ヴェロニカ]
ええ…。お茶会に来てくれるかは
わからないけど…▼
それでも、練習したいの。▼
[イングリット]
そうですか…
来てくれるといいですね、そのお客様。▼

追加エンディング

[ヴェロニカ]
…………▼
[ナンナ]
ヴェロニカ皇女…
お待ちしていたお客様は
お見えになりましたか?▼
[ヴェロニカ]
ううん…。席を用意して…
ずっと待ってたけど…
来なかったみたい……▼
[イングリット]
そうですか…、残念ですね。▼
[ヴェロニカ]
わかってたの。
あたしのお兄様は
もういないんだって…▼
それでも、異界のお兄様でもいいから…
あたしが給仕をしてるって知ったら
会いにきてくれるかもって▼
[ナンナ]
ヴェロニカ皇女のお兄様ですか…▼
イングリットさん、
今日みえたお客様の中で
お心当たりはありませんか?▼
忙しくて、ヴェロニカ皇女が
気づかなかったということも…▼
[イングリット]
うーん…
あっ、そういえば!▼
お客様ではないのですけど
怪しい人はいましたよ▼
[ヴェロニカ]
あやしい…? どんな…?▼
[イングリット]
ほら、ヴェロニカ皇女が最初に淹れた
渋いお茶があったでしょう?▼
さすがに飲めないから捨てようと思って
厨房に持っていこうとしたんですよ。▼
そしたら、いきなり現れた男の人に
それを飲ませてほしいって言われて。▼
渋いって言ったんですけど、
どうしてもと聞かないから渡したら、
その人、全部飲んじゃったんです。▼
[ナンナ]
ええっ!? あのお茶を…?▼
[イングリット]
はい。よっぱど渋いお茶が
お好きなのかと…
変わった人もいるんだなあって。▼
忙しくてすっかり忘れてましたけど。▼
[ヴェロニカ]
その人は…どんな人…?▼
[イングリット]
それが、顔は見えなかったんです。
仮面をしていたので。▼
[ヴェロニカ]
……! …そう…そうなの…
それなら…いいわ…▼
[ナンナ]
ヴェロニカ皇女、その人が…?▼
[ヴェロニカ]
わからない…、でもいいの。▼
お兄様があたしのお茶を
飲んでくれたかもしれない
それだけで……じゅうぶん…▼
[イングリット]
でも、どうせなら美味しいお茶を
飲んでほしかったですね。
あんなに練習したのに。▼
[ナンナ]
きっとまた次の機会がありますよ。
それまでにもっと練習しましょう。
ね? ヴェロニカ皇女。▼
[ヴェロニカ]
うん…!
あたし…あきらめない…▼
いつかきっと…
お兄様に美味しいお茶を…――▼

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Last-modified: 2025-12-21 (日) 09:46:50
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