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章別会話
戦禍の連戦+ 90 永遠をあなたに†
永遠をあなたに†
オープニング†
- [ソティス]
- これか? むむ…
いや、これではない気がするのう。
こっちはどうじゃ?▼
- [レア]
- そんなに難しいお顔をして、
何を選んでいるのですか?▼
- [ソティス]
- なに、ちょっとな。
親しくしておる者に土産をひとつ
買ってやろうと思ったのじゃが…▼
よくよく考えるとわしは
あやつの好みを知らなんだ。
それで難儀しておる。▼
- [レア]
- それは難しいですね。▼
でも、そのように
心を砕いて選んだものなら、▼
何であっても喜んでくれるのでは
ないでしょうか。▼
- [ソティス]
- まあ、確かに何を贈っても
動じなさそうな奴ではあるが…▼
ひとつ度肝を抜くものを贈って
驚く顔を見てみたいものじゃ。▼
- [レア]
- 度肝、ですか…▼
終了後†
- [レア]
- 結局、何もお買いに
ならなかったのですね。▼
- [ソティス]
- うむ…
散々悩んだ挙げ句、決めることが出来ぬとは。
もう土産はあきらめるとしよう。▼
このわしが無事に帰還することが
何よりの土産であろう。▼
- [レア]
- それはそうですね。
形ある物はいつか朽ち果て、消えゆくもの。▼
でも、共に過ごした時間は
永遠に記憶に残るのですから。▼
- [ソティス]
- 永遠ということはなかろう。
人の一生は儚い。それこそ
物より短いことも多々ある筈じゃ。▼
- [レア]
- 人にとっては…
ですが、私にとっては
それは永遠にも等しいのです。▼
あの時間を忘れはしません。
いつか必ず取り戻してみせる…▼
その思いが私を
今日まで生かしているのですから。▼
- [ソティス]
- …そこまで思われるのも
幸福なのかそうでないのか測りかねるのう…▼
- [レア]
- あ…そうだわ。
土産ですが、この花はどうでしょう。▼
これなら嫌がる人は
あまりいないと思いますが。▼
- [ソティス]
- 花か…。凡庸じゃが、まあよかろう。
こうなったら質より量じゃ。▼
会場中の花を集めて、
あやつが度肝を抜かすような
大きな花束をくれてやろうぞ!▼
- [レア]
- ふふ…はい、お手伝い致します。▼
この時間も、私の中で永遠に…
忘れはしませんから。▼
- [ソティス]
- 何を佇んでおる。早く来ぬか!▼
- [レア]
- はい、ただいま。▼
コメント
Last-modified: 2025-02-24 (月) 11:55:10