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章別会話
戦渦の連戦＋７５ 夢を預けて†
夢を預けて†
オープニング†
- [カンナ（男）]
- わーい！ お母さんから
お年玉をもらったよ。
何に使おうかな？▼
- [カンナ（女）]
- あたしもお父さんから
もらっちゃった！▼
こんなにたくさん
自分のお金を持つなんて初めて！
なんだかドキドキしちゃう。▼
- [カンナ（男）]
- そうだよね。使っちゃったら
戻ってこないんだから、
慎重に使い道を考えないとね。▼
- [カンナ（女）]
- うーん、うーん…
何か欲しいもの、
欲しいものないかな…▼
- [カンナ（男）]
- 僕が欲しいのは…うーん…
お母さんと一緒に遊ぶ
時間かなあ…▼
- [カンナ（女）]
- あたしも！
もっとお父さんと
一緒にいたいなあ…▼
でも、それはお金じゃ
買えないし…▼
- [カンナ（男）]
- そうだ！ 他のみんなに
お年玉の使い道を
聞いてみようよ。▼
- [カンナ（女）]
- いい考え！
うん、そうしよう！▼
終了後†
- [カンナ（女）]
- お父さーん！▼
- [カムイ（男）]
- やあ、カンナ。
どうしたんだい、お年玉を握りしめて。
使い道は決まった？▼
- [カンナ（女）]
- うん！ あのね、このお年玉、
お父さんに預かってほしいの！▼
- [カムイ（男）]
- ええ？ どうして？▼
- [カンナ（男）]
- 僕たち、お年玉の使い道が
わからなくて、みんなに聞いたんだ。▼
そしたら、お母さん貯金と
お父さん貯金っていうのがあるんだって！▼
- [カンナ（女）]
- あたし、お父さんからもらった
大事なお年玉を無駄遣いしたくないけど…▼
でも、ずっと持ってたら
ついお腹が空いてお菓子を買っちゃったり
するかもしれないなあって。▼
だから、本当に欲しいものが見つかるまで
お父さんに預かっていてほしいの。▼
- [カムイ（男）]
- なるほど、わかったよ。▼
じゃあ、これはカンナが
欲しいものが見つかるまで
僕が大事に預かっておいてあげる。▼
- [カンナ（女）]
- よかったー！
お父さん、ありがとう！▼
- [カンナ（男）]
- えへへ…
実は僕、欲しいものは決まってるんだ。▼
- [カンナ（女）]
- そうなの！？ なになに？▼
- [カンナ（男）]
- お年玉をたくさん貯めて、
お母さんとお父さんと旅行に行くんだ！
海とか山とか…、温泉とか！▼
- [カンナ（女）]
- わあっ、いいなあ！
あたしもそうしたい！
お父さん、一緒に行ってくれる？▼
- [カムイ（男）]
- え？ それは嬉しいけど…
自分が欲しいもののために
使わなくていいのかい？▼
- [カンナ（女）]
- うん、いいの。
あたし、お父さんとお母さんと
一緒にいるのがいちばん幸せ。▼
他に欲しいものなんてないもん。▼
- [カムイ（男）]
- カンナ…、ありがとう。
カンナに旅行に連れて行ってもらえる日が
待ち遠しいよ。▼
- [カンナ（女）]
- あたしも楽しみ！ お父さん、
今年もずーっと一緒にいようね！
だーいすき！▼
コメント
Last-modified: 2024-04-08 (月) 05:17:36
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