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章別会話
戦渦の連戦+69 虚無が、悪夢を 1†
虚無が、悪夢を 1†
オープニング†
- [ピアニー]
- あれ…ここは…▼
夢の中…?
私…
夢を見ているのかしら。▼
素敵。
夢なら、このまま
のんびりしようっと…▼
- [プルメリア]
- 誰かと思えば…
アルフの妖精が
なぜこの悪夢の世界にいるのです?▼
- [ピアニー]
- あなたは…プルメリア!▼
私、気がついたらここにいたの。
ここはどこ?
あなたは何か知ってるの?▼
- [プルメリア]
- この悪夢は…
私たちの主、
フレイヤ様が見ている夢です。▼
- [ピアニー]
- フレイヤ様!
だからなのね、すごく強い
夢の力を感じる…▼
- [プルメリア]
- 当然です。
あのフレイヤ様の悪夢なのですから。▼
ピアニー、
あなたのようなお花畑妖精が
来るべきところではありません。▼
- [ピアニー]
- お花畑…妖精?
きゃっ、それって
とっても素敵な名前!▼
- [プルメリア]
- …はぁ。
お子様には付き合っていられません。
私はスカビオサを探します。▼
- [ピアニー]
- あ、待って。
それなら私も…▼
?
あそこに、誰か…▼
- [アイト]
- あ、あの…あなたたちは…▼
悪夢の女王フレイヤの…
黒妖精…?▼
- [プルメリア]
- あなたは何者です?▼
- [アイト]
- 私、私は…アイト。▼
ご、ごめんなさい。
私、あなたたちを…倒さないと…
あの方のご命令は絶対だから…▼
- [ピアニー]
- まって。
命令って…誰の…?▼
- [アイト]
- 虚無の…王…▼
- [ピアニー]
- ! 虚無ってまさか…
夢の世界をばらばらにしちゃう…
あの怖くて悪い虚無のこと?▼
- [プルメリア]
- 私たち夢の世界の天敵です…▼
- [アイト]
- だから、ごめんなさい…
私は…あなたたちと戦わないと…▼
終了後†
- [アイト]
- …あぅ…
やっぱり…私なんかじゃ…▼
でも…命令に従わないと…
…ぐすっ…▼
- [ピアニー]
- もうやめて。
争うのはおしまいにしましょ?▼
それよりもっと教えて、あなたのこと。
ちゃんとお話しすれば、
きっとなんとかなるわ。▼
- [アイト]
- 私のこと…?
私は…虚無の王の…
あの方の…しもべ…▼
あの方は、
あなたたち妖精を滅ぼせって…▼
悪夢の女王フレイヤを
蘇らせはしないって…▼
- [プルメリア]
- !▼
- [ピアニー]
- 蘇らせる…?▼
- [プルメリア]
- …私とスカビオサはずっと、
眠りにつかれたフレイヤ様が
お目覚めになる方法を探していました。▼
…そして、ついに手に入れたのです。
もうすぐフレイヤ様はお目覚めになる…
そのはずでした。▼
- [アイト]
- だから、あの御方はここへ来たの。▼
悪夢の女王フレイヤを完全に滅ぼし、
人のすべての夢を
虚無にするために…▼
- [プルメリア]
- フレイヤ様を…滅ぼす…?
滅ぼされるのは虚無、
あなたたちです!▼
- [アイト]
- …きゃっ…!▼
- [ピアニー]
- まって、
この子をこわがらせちゃだめ。
かわいそうでしょう?▼
この子は悪くないわ。
悪い虚無の王様に
命令されてるだけなの。▼
- [プルメリア]
- これだから、あなたはお花畑なのです。
虚無が現れたのなら、
一片の油断もできません。▼
あなたも憶えているでしょう?
かつて私たちは世界を救うため、
虚無と戦った…▼
- [ピアニー]
- ええ、もちろん。
虚無が勝てば。
夢を失った人間の心も死んでしまう。▼
だから、私たちは
みんなでがんばって戦って…
虚無をやっつけたわ。▼
私と、ルピナスと、
あなたと、スカビオサと…▼
?
あ、声…?▼
- [プルメリア]
- どうしたのです?▼
- [ピアニー]
- あっち…遠くで声が聞こえた気がするの。
もしかして、スカビオサが
私を呼んでるのかも…▼
- [プルメリア]
- スカビオサが…?
同じ黒妖精である私ではなく、
なぜあなたに?▼
- [ピアニー]
- まって、今はそんなこと
気にしてる場合じゃないわ。▼
えーと、方角はたぶん、あっちね。
さ、行きましょう!▼
アイト。
あなたもいっしょに。
私たちといればもう安心よ。▼
わるい虚無は、
私たちがみーんな
やっつけてあげるから。ね?▼
- [アイト]
- あ…ありがと…ぐすっ…▼
- [ピアニー]
- さ、プルメリア、
あなたも一緒に。▼
- [プルメリア]
- スカビオサならともかく、
あなたと一緒にですか…▼
- [ピアニー]
- もう、いじわる言わないで、
みんな仲良しが一番って、
フロージ様も仰ってたんだから。▼
ふふっ、でも嬉しいな。
プルメリアは、スカビオサのこと
とっても信頼してるのね。▼
- [プルメリア]
- そ、それは、同じ黒妖精ですし、
スカビオサは
私の話を聞いてくれますから…▼
- [ピアニー]
- 私も、スカビオサは好き。▼
物静かで、心はとっても優しい人…
でも、ちょっと心配なの。▼
スカビオサは大切な人のためなら、
自分がどんな目にあっても構わない…
そう考える人だから…▼
- [プルメリア]
- 確かに…そうですね。▼
- [ピアニー]
- あ、待って。
今、スカビオサの声と一緒に、
ルピナスの寝言も聞こえたような…▼
行きましょう、
スカビオサといっしょに、
ルピナスのことも助けてあげないと。▼
- [プルメリア]
- あの居眠り妖精のことは
別に心配していませんが…
行き先が同じなら仕方ありませんね。▼
- (暗転)
- [フレイヤ]
- …………▼
プルメリア…
スカビオサ…
私のもとへ。▼
そうすれば、
この夢の世界は…▼
追加オープニング†
- [フィヨルム]
- はぁ…、何という暑さ…
す、少し日陰で休憩しましょう。▼
それにしても、皆さんすごいですね。
この日差しの中であんなに元気に
泳いだり走ったり。▼
スリーズ姉様やユルグも
以前来たことがあるそうで
この暑さにも慣れた様子ですし。▼
それに比べて私は…
何だか眩暈までしてきたような…▼
こ、これはいけません。
横になるとしましょう。▼
…………▼
- [???]
- ……この娘は……
あなたもここに来ていたのですね。▼
追加エンディング†
- [フィヨルム]
- ……ああ……
何だかひんやりと気持ちいい…▼
…ん? これは…
氷菓子…?▼
どなたかが私のために
置いて行ってくれたのでしょうか。
何てお優しい…▼
…まだそんなに溶けていませんね。
ということは、まだ近くに
いらっしゃるはず。▼
せめて一言お礼を…!▼
- [スリーズ]
- あら? フィヨルム。
どこに行っていたの。
捜していたのですよ。▼
- [フィヨルム]
- スリーズ姉様!
ちょうどいいところに。▼
この氷菓子を私に下さった方を
捜しているんです。▼
- [ユルグ]
- あ! フィヨルム姉様も
ニフル様に氷菓子をもらったのね!▼
- [フィヨルム]
- え…? ニフル様…?▼
- [スリーズ]
- ええ。私たちもいただいたの。▼
ニフル様、以前来た時に
召しあがった氷菓子が
いたくお気に召したらしくて。▼
たくさん買って
私たちにもくださるのよ。▼
余ったとか味がいまいちとか…
いろいろと理由をつけて。ふふっ…▼
- [フィヨルム]
- そうですか、ニフル様が…▼
- [スリーズ]
- フィヨルムはお礼をいうために
ニフル様を捜していたの?▼
- [フィヨルム]
- そのつもりでしたけど…
私が眠っている間に
そっと置いて行かれたんです。▼
きっと、何とことかと
お認めにならないでしょうね。▼
- [スリーズ]
- そうね、あの方のことだから…
でも何もお礼をしないというのもね…▼
- [ユルグ]
- いいこと考えた!
あのね、浜辺にきれいなお花が
たくさん咲いてるでしょ?▼
あのお花で冠とか首飾りとか作って
ニフル様にプレゼントするの!▼
- [スリーズ]
- まあ、それはいい考えだわ。
きっとお似合いになるでしょうね。▼
- [フィヨルム]
- 賛成です!
さっそく作りに…▼
…と、その前に。
まずはこの氷菓子をいただきましょう。▼
溶けてしまっては
もったいないですから。▼
- [スリーズ]
- ふふっ、そうね。
ああフィヨルム、
あまり急いで食べると…▼
- [フィヨルム]
- !? あ、頭が…
いたたたた……▼
- [ユルグ]
- あははっ、フィヨルム姉様ったら!
今年はフィヨルム姉様もいっしょで
たのしーな!▼
来年はフリーズ兄様も
来られるといいね!▼
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Last-modified: 2024-04-07 (日) 23:18:35