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章別会話

戦渦の連戦+5 我が名は混沌

我が名は混沌

オープニング

[リョウマ]
エリンシア女王。
祭りの最中に申し訳ないのだが…
少々困ったことが起きた。▼
[エリンシア]
困ったこと、ですか…?▼
[リョウマ]
ああ、実は…
ミカヤ殿が…
祭りで大暴れをしているそうだ。▼
屋台の料理を次々と平らげ、
今はやぐらの上で
踊り狂っているとか…▼
[エリンシア]
そ、そんな…
何かの間違いでは…?▼
[マークス]
確かに信じがたいな。
彼女はとてもそのような人物には
見えなかったが…▼
[ミカヤ]
あの…▼
[リョウマ]
ミカヤ殿…!?
では、報告にあった人物は…?▼
[ミカヤ]
わかりません。
一体、何が起きているのか…▼
[リョウマ]
そうか…▼
[???]
…ミカヤがわからないのも無理はないわ。
今のあなたはまだ、
私の真実を知らないもの。▼
[エリンシア]
あ、あなたは…?▼
[???]
私は小鳥。
自由に空を飛びまわる小鳥。
気ままに歌をさえずる小鳥。▼
この渦は…
自由で、混沌として、変化していく…
私は自分を忘れてしまいそう…▼
さあ、遊びましょ。
さっき教えてもらったの。
鬼さんこちら、手の鳴るほうへ…▼
[マークス]
ま、待て!▼
[リョウマ]
あれがもう一人のミカヤ殿か…
ミカヤ殿、あの者に心当たりは?▼
[ミカヤ]
…わかりません。
ただ、私は彼女を知っている…
そんな予感が…▼
[漆黒の騎士]
案ずることはない、乙女よ。▼
[ミカヤ]
騎士様…!?
いつこちらに…?▼
[漆黒の騎士]
私はそなたの知る私ではない。
私もまたこの混沌の渦に住まう者…▼
乙女よ、私の近くへ。
この渦の奥…混沌の女神の先に
未来はある…▼

終了後

[リョウマ]
驚いたな。
あの奇怪な渦が、霞のように…▼
[エリンシア]
はい、消えていきます…▼
[ミカヤ]
……。
彼女と戦って…
わかった気がします。▼
きっと、彼女はもともとは
悪い存在ではなく…
さっきはこの渦にあてられただけ…▼
本当はただ、寂しくて、
誰かと一緒にお祭りに行きたくて…
それであんなことを…▼
ごめんなさい、リョウマ王子。
彼女にかわってお詫び致します。▼
[リョウマ]
いや、ミカヤ殿のせいではない。
それに、確かに邪悪な者には見えなかった。
無邪気で、まるで童女のような…▼
[ミカヤ]
はい。
ユンヌに…
気まぐれなこの子にそっくり…▼
きゃっ、
ユンヌ…だめ、暴れないで。
さっきまで大変だったんだから…▼
[漆黒の騎士]
乙女よ。▼
[ミカヤ]
騎士様…ありがとうございます。
あなたが来て下さったのは
きっと女神の思し召し…▼
[漆黒の騎士]
女神の思し召し、か…▼
……。
そなたはまだ、知ることはない。
これから知る多くの真実を…▼
だが、恐れることはない。
それらすべてを乗り越え、
そなたはデインを照らす光となる…▼
進むが良い。
暁の乙女よ…▼

コメント



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Last-modified: 2024-03-28 (木) 01:30:57
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