[広告]

章別会話

戦渦の連戦+40 美王女の憂鬱

美王女の憂鬱

オープニング

[ラーチェル]
うぅーん…はあ。
やっとひとりになれましたわ。▼
まったく、あのお子様たちときたら
父上父上と親の話ばかり。
子供っぽいったらありません。▼
わたくしは違いますわ。
もう大人ですもの。▼
それにわたくしは、
お父様とお母様の
お顔すら…▼
あ、あのお子様たちが
うらやましいなんてそんなことは
ありません! ええ、決して!▼
[マルス]
! 君は…▼
[ラーチェル]
な、何ですのあなた!?
何もないところからいきなり現れて…
曲者ですわね! 人を呼びましてよ!▼
[マルス]
ま、待ってくれ!
もうじき敵が現れる。
この世界に危機が迫っているんだ。▼
[ラーチェル]
何ですって!?▼
[マルス]
だから、誰か腕の覚えのある英雄に
心当たりはないかい?
よかったら紹介して…▼
[ラーチェル]
それはこのラーチェルの出番ですわね!
任せてくださいませ。▼
狼藉者どもをひとり残らず
ぼこぼこにして差し上げますわ!!▼
[マルス]
え…ええっ!?▼

終了後

[ラーチェル]
えいえいえい!
やぁーーーーーーっ!!▼
[マルス]
本当にやっつけてしまった…
すごいな君は。▼
[ラーチェル]
当然ですわ!
わたくしはもう立派な大人ですもの。
ひとりで何でもできましてよ!▼
[マルス]
そう…強いんだね。
僕よりずっと…▼
駄目だな、僕は。
いつまでも父の背中を
追いかけてばかりで…▼
[ラーチェル]
お父様の…?▼
[マルス]
ああ。僕の父は
世界を守るために
命を落とした…▼
どうしても
もう一度会いたくて…
諦められなくて…▼
[ラーチェル]
…っ……うっ……▼
[マルス]

どうしたんだい?▼
[ラーチェル]
わたくしだって…本当は
お会いしたいですわ……▼
どうしてわたくしを置いていって
しまいましたの?
お父様ぁ…お母様ぁ……!▼
[マルス]
ラーチェル…そうか。
君も僕と同じだったんだね。▼
僕には何もできないけど…
涙が止まるまで傍にいてもいいかな。▼
[ラーチェル]
…ひっく……ゆ、許しますわ。
と、特別に…
頭をなでてもよろしくてよ…▼
[マルス]
ふふ…ああ。
そうさせてもらうよ…▼

コメント



トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2024-03-31 (日) 08:40:15
[広告] Amazon.co.jp