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章別会話

戦渦の連戦+27 アイオテの再来

アイオテの再来

オープニング

[ミシェイル]
…………▼
[ミネルバ]
兄上…!▼
[ミシェイル]

ミネルバ…?
いや、お前は…▼
昔のミネルバ…か…▼
[ミネルバ]
兄上は、もしや…
未来の兄上なのですか…?
ああ…▼
さらに大きく、逞しくなられて…
まさにアイオテの再来…
マケドニア王にふさわしいお姿です。▼
[ミシェイル]
…黙れ。▼
[ミネルバ]
あ、兄上…?▼
[ミシェイル]
くだらぬ勘違いをするな。
お前が勝手に思い描く
俺の姿など虫唾が走る。▼
[ミネルバ]
あ、兄上…
いったい…
何があったのですか?▼
[ミシェイル]
…………▼
[ミネルバ]
今の兄上の目にあるのは…
深い憎悪と絶望…▼
ですが、わたしの知る兄上は、
マケドニアの未来を語る兄上の瞳は、
希望に輝いていました…▼
お教えください、兄上!
いったい何があったのです!
わたしたちの未来に何が…!▼
[ミシェイル]
…………▼
[ミネルバ]
兄上、どちらへ…?▼
[ミシェイル]
来るな。
来れば、殺す。▼
俺は父を殺した。
そしてお前も殺したに等しい身だ。▼
今この場で
お前ごときを殺すことに
何のためらいもない。▼
[ミネルバ]
…兄上…▼
[ミシェイル]
わかったら、すぐに消え失せろ。
俺の目にふれぬ場所へな…▼

終了後

[ミシェイル]
敗北…か…▼
だが、これで
呪われた牢獄から…
解放される…か…▼
[ミネルバ]
兄上…▼
[ミシェイル]
黙れ…ミネルバ。
俺はもはやお前の兄では…▼
[ミネルバ]
…いいえ。
兄上はまぎれもなく
わたしの敬愛する兄上です。▼
最初にお会いした時、
兄上はわたしの身を案じ…
来るなと警告してくださった。▼
それに、今の戦いも…
わざと、わたしを勝たせるために…
自分の身を…▼
[ミシェイル]
…くだらん…▼
[ミネルバ]
兄上…あなたは
父上を殺めたとおっしゃられました。
わたしも殺したに等しいと…▼
あなたの知る未来のわたしたちは、
おそらく…もう同じ道を
歩んではいないのでしょう。▼
[ミシェイル]
…ああ。▼
[ミネルバ]
ですが、わたしは信じています。
兄上の知る世界より先…
そのさらに先の未来に…▼
わたしたちが、再び分かり合える未来が、
あるのではありませんか?▼
[ミシェイル]
…………▼
…くだらんな。
そんなことは…今の俺が知る由もない。
お前が知りたいのならば…▼
お前が歩め。
その未来へ、お前自身が…▼
…………▼
[ミネルバ]
……兄上……▼

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Last-modified: 2024-03-31 (日) 00:55:37
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