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章別会話
戦渦の連戦＋１１ 湯巡りの果てに†
湯巡りの果てに†
オープニング†
- [マルス]
- 戦禍、それがこの災厄の名だ。
さあ英雄たちよ。
どうか君たちの力を…▼
- [リョウマ]
- …………▼
- [マルス]
- ええと…
君たちの…その、力を…▼
- [カミラ]
- あら、どうしたの？
恥ずかしがってるのかしら？▼
- [マルス]
- …僕は今まで、
色んな格好の英雄に
出会ってきたつもりだ…▼
で、でも、
さすがにその格好は
どうかと思うのだけど…▼
- [ヒノカ]
- す、好きでこんな格好をするものか！
せめて服を着替えてから
呼んでくれれば…▼
- [エリーゼ]
- でもあたしたち、戦いの合間はいつも
みんなで温泉に入ってたし、
ふつうだよね！▼
- [サクラ]
- そ、そ、そうですね…
これは普通…恥ずかしくない…
恥ずかしくない…▼
- [リョウマ]
- 心配するな、マルス王子。
湯浴みの最中でも戦えぬようでは、
侍を名乗る資格はない。▼
- [マルス]
- わ、わかった…君たちを信じよう。▼
で、では行こう、英雄たちよ。
君たちが湯冷めしないうちに…▼
終了後†
- [マルス]
- 混沌の渦が消えていく…
ありがとう、英雄たちよ。▼
- [ヒノカ]
- なんとか勝利できたな。
それにしても、あの渦の中…
何度温泉巡りをさせられたことか…▼
- [カミラ]
- この格好でちょうど良かったわね。
普段の服だったら
ずぶ濡れになっちゃってたわ…▼
- [マルス]
- そうだね…
僕の服もすっかり
水浸しになってしまった。▼
は…はくしょんっ…！
僕はここで失礼するよ。
君たちより、僕が着替えないと…▼
- [リョウマ]
- マルス王子、せっかくだ。
一緒に温泉に入っていくといい。▼
カムイの温泉は
身も心も温まる…
王子は温泉は初めてだろう？▼
- [マルス]
- あ、いや…温泉は…▼
昔、異界で入ったことがあるんだ。
浴衣という服を着せてもらったり…▼
- [リョウマ]
- ほう。我ら白夜の浴衣を。
温泉でゆっくり話を聞かせてくれ。
男同士、裸の付き合いといこう。▼
- [マルス]
- あ、いや…き、気持ちはうれしいけれど、
僕は君と一緒に
男湯には入れない事情があって…▼
- [カミラ]
- あら、じゃあ
私たちと一緒に
女湯に入りたいのかしら？▼
- [マルス]
- い、いや、ええと…
それもその…▼
さ、さらばだ！
湯上がりの英雄たちよ！▼
- [リョウマ]
- …慌てて去っていったな。
遠慮しなくても良いのだが…▼
- [カミラ]
- ふふ、可愛い王子様…▼
コメント
Last-modified: 2024-03-28 (木) 04:59:19
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