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章別会話

外伝95 私たちはずっと

1節 あなたのために

オープニング

[エイリーク]
皇帝陛下、リオンからの花束
とても喜んでくれましたね。▼
[リオン]
うん。父上に贈り物なんて
ちょっとした緊張したけど
エイリークが一緒で助かったよ。▼
ありがとう、エイリーク。▼
[エイリーク]
そんな、お礼を言われるような
ことではありません。▼
[リオン]
エイリークはエフラムに
もう贈り物を渡したの?▼
[エイリーク]
それがまだなんです。
兄上、お忙しいのか
なかなかお会いできなくて…▼
[リオン]
そういえば、僕も今朝
挨拶してから会ってないなあ。▼
[エイリーク]
リオンもですか?
兄上…せっかくのお祭りなのに
私たちのことをお忘れなんでしょうか…▼
[リオン]
そ、そんなことはないと思うよ。
それなら、一緒にエフラムを
捜しに行かない?▼
[エイリーク]
いいんですか?
ありがとうございます、リオン。
兄上、どこにいらっしゃるんでしょうか…▼
(場面転換。戦闘マップへ)
[エフラム]
うーん…悩むな。
これか?
いや、こんなものは使わないな…▼
[ミルラ]
あの…
エフラムおにいちゃん…▼
[エフラム]
ああ、ミルラ。
俺に何か用か?▼
[ミルラ]
おにいちゃんをずっと
捜していたんです。
これを渡したくて…▼
[エフラム]
これは…愛の祭りの贈り物か。
ありがとう、ミルラ。
きれいな花束だ。▼
[ミルラ]
おにいちゃんのために
一生懸命選びました。
うれしいですか…?▼
[エフラム]
ああ、とても嬉しい。▼
[ミルラ]
よかった…▼

クリア後

[エフラム]
ああ、忘れるところだった。
これは俺からミルラに。
受け取ってくれ。▼
[ミルラ]
わあ…きれいな布でできた袋です。
これは…?▼
[エフラム]
お前の大切な竜石をいれるのに
ちょうどいいかと思ってな。
どうだ?▼
[ミルラ]
…ぴったりです。
ありがとうございます、おにいちゃん。
私のことをちゃんと考えてくれて…▼
とってもうれしいです。
幸せです…▼

2節 優しい友達

オープニング

[ヴィガルド]
おお、お前たち。
また会ったな。▼
[リオン]
父上…
エフラムを見ませんでしたか?▼
[ヴィガルド]
見ておらぬが…
セライナ、お前はどうだ。▼
[セライナ]
私もお会いしておりません。▼
[エイリーク]
そうですか…
もう、一人でどこへ
行っているのでしょうか…▼

クリア後

[エイリーク]
ありがとうございます。
私たちは向こうを捜してきます。▼
[ヴィガルド]
うむ。エイリーク王女
どうか、これからも
リオンをよろしく頼む。▼
[リオン]
ち、父上…▼
[エイリーク]
はい。リオンは私や兄上に
いろいろなことを教えてくれて
とても優しくて…大切な友達です。▼
[リオン]
で、では父上、
僕たちはエフラムを探してきます。
失礼します。▼
[セライナ]
恐れながら申し上げますが…
おふたりとも、とてもよい若者に
お育ちになりましたね。▼
[ヴィガルド]
ああ。願わくばいつまでも
仲睦まじくあってほしいものだ…▼

3節 あの頃のように

オープニング

[エイリーク]
あっ、兄上!
こんなところにいたんですね。▼
[エフラム]
なんだ、お前たち。
俺を捜していたのか?▼
[リオン]
もう…
相変わらずだなあ、エフラムは。▼
[ミルラ]
セライナさん、見てください。
おにいちゃんに贈り物をもらったんです。
お花もちゃんと渡せました。▼
[セライナ]
そうか。よかったな、ミルラ。▼
[ミルラ]
セライナさんはへいかに渡せましたか?▼
[セライナ]
ミ、ミルラ…今はその話は…
陛下…!
いえ、何でもありません…!▼

クリア後

(場面転換。会話シーンへ)
[エイリーク]
兄上、そんなに忙しく歩き回って
一体何をしていたんですか?▼
[エフラム]
何をって…
父上への土産を探していた。▼
[リオン]
父上? ルネス国王への…?▼
[エフラム]
リオンの父上と違って
俺たちの父上は城で留守番だからな。▼
せめて土産くらい渡したいと思ってな。▼
[エイリーク]
もう、父上を留守番だなんて…▼
でもそうですね。
父上にもなにか、このお祭りの
記念になるものを渡せたら素敵ですね。▼
[エフラム]
だが、屋台で売っているようなもので
父上に似合いのものとなるとなかなか…
それで一日中歩き回ってしまった。▼
お前たちの相手をできなくて
すまなかった。▼
[エイリーク]
別に、それですねている訳ではありません。▼
[リオン]
ふふっ、エフラム。
そういうことなら僕らと一緒に
探せばよかったのに。▼
ただでさえ、君はこういうことが
得意じゃないんだから。▼
[エフラム]
一言余計だ。だが、その通りだな。▼
[エイリーク]
そうだ! いいことを思いつきました。▼
兄上、リオン。
お花はまだ残っていますか?▼
[リオン]
ああ、うん。
たくさん用意したから。▼
[エフラム]
俺も残っている。
だが、花は帰る間に
しおれてしまわないか?▼
[エイリーク]
だから、しおれてもいいように
花冠にしましょう。▼
ルネスに帰って、きれいに乾燥させれば
いつまでも形を保つことができますから。▼
[リオン]
なるほど、それはいいね。▼
[エフラム]
いい考えだと思うが、
花冠なんて俺は作れんぞ。▼
[エイリーク]
私が教えますから、
兄上は手伝ってください。
リオンはできますか?▼
[リオン]
う、うん。多分。
でも、僕も作っていいの?▼
[エイリーク]
もちろんです。三人で作った方が
きっと父上も喜びます。▼
ええと…、あちらの草原が
みなさんのお邪魔にならなくて
よさそうですね。▼
[エフラム]
やれやれ…
草原で花冠づくりなんて
子供の頃みたいだな。▼
[リオン]
ふふっ、そうだね。懐かしいな。
エフラムはすぐに飽きて
走り回ってたけど…▼
[エイリーク]
兄上、今日はちゃんと
花冠を完成させましょうね。▼
[エフラム]
お前たち…▼
[リオン]
あははっ、怖い顔しないでくれよ。▼
[エイリーク]
さあ、始めましょう。
父上への感謝をこめて…▼
[リオン]
じゃあ僕は、グラドとルネスの友愛が
いつまでも続きますように。▼
[エフラム]
じゃあ俺も、父上への感謝と、
…………▼
[エイリーク]
感謝と…何ですか? 兄上。▼
[エフラム]
いや…
いつまでもこうして三人で
笑い合えるように、と。▼
[リオン]
エフラム…
うん、そうだね。▼
[エイリーク]
ええ、私も同じ思いです。
昔も今も、この先も…▼
またこうして草原に座って
いろんなお話をしましょう。
子供の頃みたいに日が暮れるまで──▼

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Last-modified: 2024-05-25 (土) 15:30:32
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