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章別会話
外伝94 理想郷の守護者†
1節 何がいいかしら?†
オープニング†
- [ルイーズ]
- ああ、賑やかですこと…!
ナバタの里のお祭り、
とっても楽しいですわ。▼
ね、イグレーヌ?▼
- [イグレーヌ]
- はい、ルイーズ様。
楽しんでいただけて何よりです。▼
- [ルイーズ]
- あら…? まあ、可愛い子供たち!
あの子たちは里の?▼
- [イグレーヌ]
- そうです。
外の人たちと初めて会う子も多くて、
みんなはしゃいでいるようですね。▼
- [ルイーズ]
- うふふ…。私ね、子供を見るとどうしても
私とパント様の子供はどんな子に
なるのかしらって考えてしまいますの。▼
まだ生まれてもいないのに、
気が早くて恥ずかしいわ。▼
- [イグレーヌ]
- いえ、そんなことは。
ルイーズ様とパント様のお子様なら、
きっと美しく賢い子におなりでしょうね。▼
- [ルイーズ]
- ありがとう、イグレーヌ。▼
そうだわ! 里の皆さんに
素敵なお祭りに招待してくれた
お礼をしたいと思ってましたの。▼
何かあの子供たちが
喜ぶことはできないかしら?▼
- [イグレーヌ]
- そんな…、お礼なんて結構です。▼
- [ルイーズ]
- いいえ、きっと参加されている
皆さんも同じ気持ちだと思いますわ。▼
ええと…、何がいいかしら?
ここは皆さんのお知恵も
お借りしましょう。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [オルティナ]
- 里の皆さんにお礼を?
それは素晴らしい考えですね。▼
- [ルイーズ]
- それで、何がいいかオルティナさんにも
お知恵を貸していただきたいんですの。▼
- [オルティナ]
- そうですね…私もこれといった特技は手n
こうなるのでしたら
歌のひとつでも習ってくるのでした。▼
- [ルイーズ]
- 歌ですか…
私も得意ではありませんが
今から練習すれば何とかなるかしら?▼
- [イグレーヌ]
- あの…
本当に無理はなさらず…▼
クリア後†
- [ルイーズ]
- ありがとうございます、
オルティナさん。
他の方にも聞いてみましょう。▼
- [オルティナ]
- そうですね。
きっと皆さんが、楽しいことを
思いついてくれるでしょう。▼
2節 気持ちの問題†
オープニング†
- [トパック]
- 里の子供たちにお礼かあ…
子供の喜ぶものっていったら
やっぱり玩具? お菓子とか?▼
- [ユーノ]
- この砂漠に囲まれた里で
それらを今すぐ調達するのは
難しいかもしれませんね。▼
- [ホークアイ]
- 外の者たちと交流できるだけで
里の子供達には十分得るものがある。
礼など不要だ。▼
- [トパック]
- そういうなよホークアイ。
こういうのは気持ちだよ、気持ち!▼
クリア後†
- [ユーノ]
- 気持ちのこもったお礼であれば
物でなくても…何か、私たちに
できることを考えてみましょう。▼
3節 いつかの女の子に†
オープニング†
- [トパック]
- ラグズの化身とか見たら
子供達も喜ぶと思うんだけど、
ムワリムもビーゼもいねえんだよな。▼
くそっ、おれは無力だ…!▼
- [オルティナ]
- そんなことはありません。
私たちで何か
子供達にできることがあるはずです。▼
- [ユーノ]
- 私の娘は高い高いすると
とても喜ぶのですが…
それをするには大きな子供ばかりですね。▼
- [ホークアイ]
- もとより
礼など不要なのだが…▼
- [イグレーヌ]
- ここは有り難く
お気持ちを受け取りませんか?
私にひとつ考えがあります。▼
- [ルイーズ]
- まあ、何かしら?
聞かせてちょうだい、イグレーヌ。▼
クリア後†
- (場面転換。会話シーンへ)
- [ユーノ]
- 剣を習いたい子はこちらに集まって!
では始めましょうか。
まず、構えはこう…▼
- [オルティナ]
- 本物の斧は重いので、
軽い手斧から練習しましょう。
振り回してはいけませんよ。▼
- [ルイーズ]
- さあ、肘を動かさないで、よく狙って…
今です、矢を離して!▼
まあ、端っこだけど的に当たりました!
初めてなのにすごいですわ!▼
- [イグレーヌ]
- さすがルイーズ様。
教え方がとてもお上手だから
みんなも上達が早いですね。▼
- [ルイーズ]
- うふふ…、こうして子供たちに
弓を教えていると、あの小さかった
イグレーヌちゃんを思い出しますわ。▼
でも、武芸を教えるなんて…
本当にお礼がこれでよろしいんですの?▼
- [イグレーヌ]
- 子供の頃、ルイーズ様とパント様には
弓を始めいろんなことを教わりました。▼
里では学べないことを知る喜びは
凝ったものを受け取るよりも
ずっと価値のあることだと思います。▼
それに…いかにここが
砂漠に守られた地といえども▼
竜と共に生きる私たちは、
いつ彼らを狙う脅威にさらされるか
わかりません。▼
子供たちには、生き抜くための知恵を
少しでも多く与えてあげたいのです。▼
- [ルイーズ]
- まあ…。あの小さかった女の子が
こんなにも思慮深い大人になって…▼
本当に素敵な女性になったわね、
イグレーヌ。▼
- [イグレーヌ]
- そ、そうでしょうか。▼
- [ルイーズ]
- ええ。
【砂漠の守護者】のあなたに学び、
守られた子供たちが▼
この【理想郷】を受け継ぎ…
そして未来に繋いでゆくのでしょう。
素晴らしいことですわ。▼
- [イグレーヌ]
- ルイーズ様…
ありがとうございます。▼
おふたりが里から旅立たれた後、
私が歩んできた人生は決して
平坦なものではありませんでした。▼
未だに癒えない悲しみもありますが…
ルイーズ様にそう言っていただけて
僅かでも報われたように思います。▼
- [ルイーズ]
- そういったすべてが今のイグレーヌを
つくっているのでしょうね。▼
あなたの守るこの里に、いつかまた…
今度は私とパント様の子供たちと
訪れたいわ。▼
- [イグレーヌ]
- はい、ぜひいらしてください。
私はいつでもお待ちしています。
このナバタの里で…▼
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Last-modified: 2024-05-18 (土) 15:18:34