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章別会話
外伝93 新春挨拶合戦†
1節 あなたの一番に†
オープニング†
- [ヘイズ]
- セイズお姉様、
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いしますわ。▼
- [セイズ]
- 明けましておめでとう、ヘイズ。
こちらこそよろしくお願いします。▼
- [ヘイズ]
- うふふ…
人の子の新年の挨拶、
上手にできましたかしら。▼
- [セイズ]
- ええ、とても立派でした。▼
- [ヘイズ]
- 嬉しい!
お姉様みたいな女神に
また一歩近づけましたわ。▼
- [セイズ]
- まあ、ふふ…▼
- [ヘイズ]
- あら?
お姉様、あそこ…▼
- [セイズ]
- え?▼
- [クワシル]
- …………▼
- [セイズ]
- クワシル、
どうしたのですか?▼
- [クワシル]
- 今、あなたたちがしていたのが…
人の子の新年の挨拶なのですか?▼
- [ヘイズ]
- ええ、そうですわ。
白夜王国出身の英雄に
教えてもらいましたの。▼
- [クワシル]
- そうですか…わかりました。▼
私は、さっそく
エクラに
挨拶してくるのです。▼
- [セイズ]
- えっ?
エクラに…?▼
- [クワシル]
- 私は急ぐのです。
誰よりも先にあの人に
挨拶するのです。▼
- [セイズ]
- あ…、行ってしまいました。
相変わらず素早いですね…▼
- [ヘイズ]
- お姉様! こうしてはいられませんわ。
私たちもエクラさんを
お捜ししなければ。▼
- [セイズ]
- え? どうしてです?
無理に捜さなくても
そのうち会えるでしょう。▼
- [ヘイズ]
- 年が明けて一番に挨拶を交わすのは
一番特別な相手であるべきですわ。▼
エクラさんは
お姉様の特別なお相手でしょう?▼
- [セイズ]
- と、特別だなんて…
それに、挨拶ならもう
ヘイズと交わしたではありませんか。▼
- [ヘイズ]
- 私とお姉様は姉妹ですから数に入りません。
エクラさんにとって
一番であればいいんです。▼
- [セイズ]
- そういう問題でしょうか…▼
と、とにかく、女神から人の子に
挨拶に出向くことは、
相応しい行いだとは思えません。▼
- [ヘイズ]
- お姉様…▼
- [セイズ]
- 挨拶なんて、偶然出会えたら
そのときすればよいのです。▼
さあ、新年にはいろいろと
行事があるようですよ。
見に行きましょう。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [カンナ(男)]
- いくよー? そーれ!▼
- [カンナ(女)]
- えーい! あっ、落としちゃった。
羽根つきって難しいね。
よし、もう一回…▼
- [クワシル]
- エクラを
見ませんでしたか?▼
- [カンナ(男)]
- え?
エクラさん?
見てないけど…▼
クリア後†
- [カンナ(女)]
- 羽根つきはね、負けたら顔に
墨で落書きされるんだよ。▼
- [カンナ(男)]
- えーっ!? やだなあ…
よし、絶対に負けないぞ!▼
2節 初迷子†
オープニング†
- [セイズ]
- あら…?
ここは…どこでしょう…▼
- [ヘイズ]
- お姉様…もしかして
また道に迷いましたの?▼
- [セイズ]
- い、いいえ。
決してそんな訳では…▼
- [ネルトゥス]
- まあ、あなたたち!
なんてかわいい着物姿なのかしら。▼
新年からかわいいものを見られて
今年もいい年になりそうだわ。▼
- [ヘイズ]
- ネルトゥス様!
明けましておめでとうございます。▼
- [セイズ]
- おめでとうございます。
ヘイズ、私はネルトゥス様を
捜してここへ来たのです。▼
- [ヘイズ]
- そうなんですか?
本当はエクラさんを
捜していたのでは…▼
- [セイズ]
- ち、違います。▼
- [ネルトゥス]
- まあ、楽しそうね。
なんのお話?▼
クリア後†
- [ネルトゥス]
- かわいいエクラに
早く会えるといいわね。
私も捜してあげるわ▼
3節 あなたは私†
オープニング†
- [クワシル]
- エクラ…
どこにいるのかわからないのです。
早く見つけたいのです…▼
- [ヘイズ]
- あの様子ではまだ
エクラさんに
会えていないようですわね。▼
- [セイズ]
- …そうですか。▼
- [カンナ(女)]
- はあ…はあ…
もうずーっと引き分けだね…▼
- [カンナ(男)]
- もう、どっちも勝ちってことで
いいんじゃない…?▼
- [ネルトゥス]
- あら、かわいい子たち。
羽根つきをしているのね。▼
勝った方にお姉さんが
お年玉をあげようかしら。▼
- [カンナ(女)]
- ほんと!?
よーし、もう一回!▼
- [カンナ(男)]
- 負けないぞー!▼
クリア後†
- (場面転換。会話シーンへ)
- [クワシル]
- あ、エクラ…
見つけたのです。▼
- [ヘイズ]
- お姉様、あそこです!
エクラさんが
いましたわ!▼
- [セイズ]
- エクラ…▼
- [クワシル]
- あなたたちも
エクラに
挨拶しに来たのですね。▼
でも…一番は私なのです。▼
- [セイズ]
- ええ、どうぞ。▼
- [クワシル]
- ? いいのですか?▼
エクラは
セイズにとって、身も心も捧げた
特別な人なのではないのですか。▼
- [セイズ]
- そ、それは…
ともかく、クワシルは
過去の私なのですから。▼
クワシルがエクラに
挨拶するのなら、それは私がすることと
同じことだと思ったのです。▼
- [クワシル]
- そう…なのですか…?▼
- [セイズ]
- クワシル…あなたは長い間
一人で寂しい思いを
してきたのでしょう?▼
私にはヘイズがいたから、
寂しさとは無縁でいられました。▼
- [ヘイズ]
- お姉様…▼
- [セイズ]
- ですから、あなたには
これ以上寂しい思いをしてほしくない。▼
望むこともできるだけ叶えてあげたい…
そう思っています。▼
- [クワシル]
- セイズ…
ありがとうございます。▼
では、一緒に
エクラに
挨拶しましょう。▼
- [セイズ]
- え? でも…▼
- [クワシル]
- 私はあなた、あなたは私…
それなら、どちらが先なんて
こだわる必要はなかったのです。▼
- [セイズ]
- クワシル…
ええ、そうですね。▼
- [ヘイズ]
- あの、お姉様方…▼
エクラさんが
先ほどから、不思議そうな
顔をしておられますわ。▼
- [セイズ]
- あ…失礼しました。▼
エクラ。
私たちはあなたに
新年の挨拶をしたいのです。▼
- [クワシル]
- エクラ…
明けましておめでとうございます。▼
今年もずっと
あなたのそばにいたいのです。
セイズもきっと同じ思いなのです。▼
- [セイズ]
- あ、あくまで
女神として人の子を正しい道へ
導くためですが…▼
今年も…いえ、その次の年もきっと…
あなたと共にあることを約束しましょう。▼
- [ヘイズ]
- うふふっ、もちろん私も!▼
今年もたくさん、お姉様と
エクラさんの
仲睦まじいところを見せてくださいね!▼
コメント
Last-modified: 2024-02-09 (金) 01:19:20