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章別会話
外伝91 私たちはこれから†
1節 神使はご機嫌斜め†
オープニング†
- [サナキ]
- 姉上! 早く早く!
こっちの屋台で面白いものを
売っておるぞ。▼
- [ミカヤ]
- まあ、ほんと。▼
この小さな槍の穂先みたいなのは
忍者の武器かしら?
サザの武器に似てるわ。▼
- [サナキ]
- ふうん…
店主、この丸い履物のようなものは
なんじゃ?▼
…何!?
これで水の上を歩けるじゃと?
本当か!?▼
- [ミカヤ]
- 訓練を積んだ忍者なら、だそうよ。
でも、サザならすぐに使えるかも。
こういうの得意そうだわ。▼
- [サナキ]
- …………▼
- [ミカヤ]
- 忍者ってすごいのね。
サザも訓練すれば忍術を
使えるようになったりするかも…▼
- [サナキ]
- …………▼
- [ミカヤ]
- なあに、サナキ。
妙な顔をして。▼
- [サナキ]
- もーっ! 姉上はさっきから
サザサザサザと…
あの者の話ばっかりじゃ!▼
- [ミカヤ]
- そ、そう? ごめんなさい。
でも、サザは私の家族同然だもの。
仕方ないのよ。▼
- [サナキ]
- わかっておるが面白くないのじゃ。
わたしだって姉上の家族なのに…▼
- [ミカヤ]
- サナキ…
あなたにだって、家族同然の
人たちはいるでしょう?▼
- [サナキ]
- そ、それはそうじゃが…▼
- [ミカヤ]
- ふふ、子供みたいに
拗ねないで。
なんだか小さい頃のサザみたい。▼
- [サナキ]
- またサザという!
それに、わたしはあんなに
不愛想ではないぞ。▼
- [ミカヤ]
- ふふ…
だったら、ほら笑って?
せっかくのお祭りじゃない。▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ヘザー]
- やだ、可愛い忍者ちゃんたち!▼
はっ、私ったら
お二人に失礼な口を…!
申し訳ありません!▼
- [ミカヤ]
- いいのよ、ヘザー。
お祭りだもの。▼
- [ヘザー]
- あら?
サナキ様は
なんだか浮かないお顔。▼
- [サナキ]
- そ、そんなことはないぞ。
いつも通りじゃ。▼
- [ミカヤ]
- もう…
ごめんなさい。
ちょっと拗ねてるのよ。▼
クリア後†
- [ヘザー]
- 事情はわからないけど
いつものお顔の方が可愛いです、
ご機嫌直してくださいね~!▼
- [サナキ]
- だからいつもと
変わらぬというに!
まったく子供扱いしおって…▼
2節 忍とは†
オープニング†
- [サイゾウ]
- 忍は標的に存在を悟られてはならん。
気づかれるまま音もなく
使命を全うするものだ。▼
- [ゼルギウス]
- なるほど、堂々と名乗り合い
正面から雌雄を決する
我ら騎士とはまるで違う。▼
学ぶことは多そうだが
私にはできぬ戦い方だ。
……。▼
- [ユウギリ]
- 私にもできそうにありませんわ。
それでは相手の断末魔も聞けないし
怯える顔も見れませんもの。▼
- [サイゾウ]
- …………▼
クリア後†
- [ユウギリ]
- ふふっ…
でもお遊びの忍者ごっこは
楽しゅうございますわね。▼
次こそはその首を取って
差し上げますわ。▼
- [サイゾウ]
- おい…
祭りだということを
忘れるなよ…?▼
3節 思い出をもっと†
オープニング†
- [ミカヤ]
- ほらサナキ。
いい加減機嫌を直して。
お祭りを楽しみましょう?▼
- [サナキ]
- ええい、だったら
姉上にも分かるよう
思いっきりはしゃいでみせようぞ!▼
- [ヘザー]
- うふふ…!
かっこいいところを見せて
女の子たちにばっちり印象づけちゃうわ!▼
- [ゼルギウス]
- 我が名は…
いや、名乗りは必要ないのだったな。
参る!▼
- [ユウギリ]
- 加減がわかりませんが、
半殺し程度なら許されますわよね?▼
- [サイゾウ]
- …他のやつらはあてにならん。
俺が忍というものを見せてやる!▼
クリア後†
- (場面転換。会話シーンへ)
- [サナキ]
- やったぁ! 優勝じゃ!
お宝は我らのものじゃ!▼
- [ミカヤ]
- やったわね、サナキ。
特に決勝戦の活躍はすごかったわ。▼
- [サナキ]
- そうじゃろう?
これでもう拗ねてなどおらぬと
分かってもらえたかの?▼
- [ミカヤ]
- はいはい、わかりました。▼
- [サナキ]
- まったく、姉上はすぐわたしを
子供扱いするのが玉に瑕じゃ。▼
- [ミカヤ]
- そうかもしれないわね。
サザにもよく…、あ。▼
- [サナキ]
- もーっ! またサザ!
このこのっ!▼
- [ミカヤ]
- きゃあっ!?
うふふ、やだサナキ!
くすぐったいわ…!▼
- [サナキ]
- 神使たるわたしの機嫌を損ねると
このような恐ろしい罰を
受けるのじゃ。▼
- [ミカヤ]
- はい、わかりました神使様。▼
二度とこのような罰を受けぬよう、
もっと妹と楽しい思い出を
作りますのでお許しください。▼
- [サナキ]
- ! そ、そうじゃな。
うむ、そうするがよかろう!▼
- [ミカヤ]
- ふふ、あなたと私は、
姉妹として過ごした時間は
あまりなかったけれど…▼
これからは、こんなふうに
一緒に色々なことができるわ。
お互いの国を行き来したりして…▼
そのうち、私はきっと
ついサナキの名前ばかり
口にしてしまうかも。▼
- [サナキ]
- 姉上…ああ、もちろんじゃ。▼
この祭りが終わっても、
ずっと思い出を作っていこうぞ!
楽しみじゃな!▼
コメント
Last-modified: 2023-12-12 (火) 08:53:33