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章別会話
外伝78 竜騎の忍たち†
外伝78-1節 妹王女の嫉妬†
オープニング†
- [フィヨルム]
- にんにん!
さあ、忍者祭りの始まりです。▼
- [レーギャルン]
- ふふ…
はりきってるわね、フィヨルム王女。▼
- [フィヨルム]
- だってそれは…
レーギャルン王女が私を
相棒に選んでくださったのですから。▼
この祭りは絶対に成功させなければ。
まずは闘技大会での優勝を…▼
……、……?▼
- [レーギャルン]
- フィヨルム王女、どうかした?▼
- [フィヨルム]
- いえ…、何か…
妙な視線を感じるような…▼
- [???]
- …………▼
- [レーギャルン]
- いわれてみれば
何か妙な気配が…
! そこだ!▼
- (白く光る)
- [レーヴァテイン]
- さすが姉上…
完全に壁と一体化したと
思っていたのに…▼
- [フィヨルム]
- あなたは…
レーヴァテイン王女!?▼
- [レーギャルン]
- レーヴァテイン…?
こそこそと覗き見なんかして
どうしたの?▼
- [レーヴァテイン]
- 姉上…、せっかく
一緒に忍者祭りに
参加できると思ったのに…▼
フィヨルム王女を
相棒に選んだの…?▼
- [フィヨルム]
- あ……▼
- [レーギャルン]
- レーヴァテイン…▼
このお祭りはいい機会よ。
あなたも他の人たちと
親睦を深めるといいわ。▼
- [レーヴァテイン]
- …………
もういい…
姉上なんて、……!▼
- [フィヨルム]
- あ…!
待ってください
レーヴァテイン王女!▼
ど、どうしましょう?
私のせいで…▼
- [レーギャルン]
- フィヨルム王女のせいじゃないわ。
あの子、まだ子供っぽくて…▼
ごめんなさい。
不愉快な思いをさせてしまって。▼
- [フィヨルム]
- いいえ、そんな…
でも本当にいいんですか?▼
- [レーギャルン]
- ええ。
それより、大会が始まるわ。
行きましょう。▼
- [フィヨルム]
- はい…▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [ヒース]
- 忍者というのは、人目につかないよう
隠密に行動するものらしいが…▼
飛竜に乗りながら
それは難しくないか?▼
- [ハール]
- 同感だ。
いっそ忍者失格ってことになって
どっかで昼寝でもしてたいね。▼
- [セルジュ]
- 私はミネルヴァちゃんと
一緒にいられないなんて
考えられないわ。▼
クリア後†
- [ヒース]
- くそっ、負けたか…
やっぱり俺たちは
忍者に向いてないのか…?▼
外伝78-2節 妹は姉のことを†
オープニング†
- [カミラ]
- まあ、妹さんが嫉妬を?
可愛いわね。
私だったら嬉しくなっちゃう。▼
- [レーギャルン]
- はあ…
そういうものなのかしら。▼
- [カミラ]
- そういうものよ。
いいことを教えてあげる。▼
妹ってね、姉が思うよりずっと
お姉さんが好きなものなのよ。▼
- [フィヨルム]
- わかります。
私にとっても、
スリーズ姉様は特別ですから。▼
- [レーギャルン]
- …………▼
クリア後†
- [カミラ]
- あら…
思ったより手強いわね。
一旦退きましょう。▼
外伝78-3節 三人で仲直り†
オープニング†
- [フィヨルム]
- レーギャルン王女。▼
これが終わったら、
もう一度レーヴァテイン王女と
お話ししてみませんか?▼
- [レーギャルン]
- ええ…
そうさせてもらうわ。▼
- [カミラ]
- それがいいわ。
姉妹喧嘩ができる時間なんて
限られているんだから。▼
- [ハール]
- ふぁあ…
眠くなってきたな。
ちゃっちゃと終わらせるぞ。▼
- [セルジュ]
- そうしましょう。
ミネルヴァちゃんも
お腹が空いたみたい。▼
- [ヒース]
- やる気はないのに、
ふたりともなんだかんだで
強いんだからずるいよな。▼
クリア後†
- (場面転換。会話シーンへ)
- [レーヴァテイン]
- …………▼
- [フィヨルム]
- レーヴァテイン王女。
ここにいたんですね。▼
- [レーヴァテイン]
- ! 姉上…フィヨルム王女…▼
- [フィヨルム]
- レーヴァテイン王女…▼
きっと、今年はレーギャルン王女と
二人でお祭りに参加するのを
楽しみにしてたんですよね?▼
それなのに私がいたから…▼
- [レーヴァテイン]
- …………▼
- [レーギャルン]
- レーヴァテイン…
ごめんなさい。▼
私、あなたが
そこまで楽しみにしていたなんて
気づかなかったの。▼
いつも一緒にいすぎて…
あなたが私を慕ってくれていることを
当たり前のように思ってしまっていた。▼
- [レーヴァテイン]
- ! 違う。
悪いのは私。▼
姉上に友ができたこと、
喜ばないといけないのに…
寂しいって思ってしまう。▼
- [フィヨルム]
- それは妹だったら当たり前です。▼
私だって、スリーズ姉様が
お友達とずっと一緒にいたら、
きっと寂しいって思ってしまいます。▼
- [レーヴァテイン]
- フィヨルム王女…
あなたもそうなの?▼
- [フィヨルム]
- ええ。だから
レーヴァテイン王女の気持ち、
よくわかるんです。▼
- [レーヴァテイン]
- …フィヨルム王女にも
ごめんなさい。▼
私、あなたに失礼な態度を
とってしまった…▼
- [フィヨルム]
- いいんですよ。
それより、おふたりが
気まずいままのほうが私は辛いです。▼
私たちと仲直りしてもらえますか?▼
- [レーギャルン]
- レーヴァテイン。
世界で一番大切で、
大好きな私の妹…▼
私にいくら友達ができても
妹はあなただけなの。
わかってくれる?▼
- [レーヴァテイン]
- うん…!
ごめんなさい姉上、
フィヨルム王女…▼
私からのお願い。
一緒に…
お祭りを回っても、いい?▼
- [フィヨルム]
- もちろんです!
三人で楽しみましょう。▼
- [レーギャルン]
- じゃあ、こうして…
ほら、私たちの間にいらっしゃい。▼
- [レーヴァテイン]
- あ、姉上…!
両方の手をつながれるのは
さすがにちょっと恥ずかしい…▼
- [フィヨルム]
- うふふ…▼
コメント†
Last-modified: 2023-08-26 (土) 18:59:49