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章別会話

外伝77 神と竜との収穫祭

外伝77-1節 恐れ多くて

オープニング

[カムイ(女)]
これがアスク王国の収穫祭なのですね…!
なんて楽しそうなんでしょう。▼
[カムイ(男)]
異界の暗夜祭に
参加したことはあるけど
また違った華やかさだね。▼
様々な異界から
種族の違う人々が集っていて…
おや? この音色はなんだろう。▼
[カムイ(女)]
どこからか素敵な笛の音が
聞こえてきますね。
どなたが演奏しているのでしょう?▼
(暗転)
[ニルス]
♪~~♪~~▼
[カムイ(男)]
やあ、君だったんだね。
あの笛の音は。▼
[ニルス]
あ……▼
[カムイ(女)]
ニルスさん、
笛がとてもお上手なんですね。▼
[カムイ(男)]
でも、せっかくのお祭りなのに
どうしてこんな人気のないところで
ひとりで笛を吹いてるんだい?▼
広場で演奏したら
きっとみんな喜ぶと思うよ。▼
[ニルス]
そうかもしれないけど…
ぼくはあまり人前には
出たくないんだ。▼
[カムイ(女)]
どうしてですか?
たしか、お姉さんと一緒に
笛や舞を見せて旅をしてたんですよね?▼
[ニルス]
うん。でも、その旅の途中で
辛い目にたくさん遭ったんだ。▼
もちろん優しい人もいたけど…
ぼくは人を完全には信じられない。
まだ少し、人が怖いんだ。▼
[カムイ(男)]
そうなんだ…
それは悲しいね。▼
[カムイ(女)]
ニルスさん…
でも、私はニルスさんにも
お祭りを楽しんでほしいです。▼
何か、私たちに
できることはないでしょうか…?▼
[カムイ(男)]
そうだ。ニルスは
人が怖いんだろう?
じゃあ同じ竜族なら大丈夫かい?▼
[ニルス]
え…? うーん…
あまり会ったことがないけど
そう…なのかな…?▼
[カムイ(男)]
この祭りには、竜族もたくさん
参加してるんだ。彼らとなら
臆せず交流できるかもしれないよ。▼
[カムイ(女)]
それはいい考えです!
さっそく竜族の方を捜しにいきましょう。▼
[ニルス]
う、うん…▼
(場面転換。戦闘マップへ)
[ドーマ]
いたずらを仕掛けてきた輩に
この菓子を渡せばよいと言われたが…▼
未だに誰一人、我らにいたずらなど
仕掛けてこんではないか。▼
[ミラ]
困りましたね。▼
[カムイ(男)]
あっ…! あそこにいるのは…
よし、ニルスと話をしてくれるよう
頼んでみよう。▼

クリア後

[ドーマ]
おお、やっと我らにいたずらを
せんとする者が現れたぞ。
よし、この菓子をくれてやろう。▼
[ミラ]
まあ嬉しいこと…
たくさん持っていきなさい。▼
[カムイ(男)]
え!?
いやあの、違うんです…!▼

外伝77-2節 ゴーストクイーン

オープニング

[カムイ(女)]
あっ…!
もしかして、あなたは神竜ナーガ…?▼
[ナーガ]
ナーガ…?
何のことでしょう。▼
ゴーストクイーン…
それが今、
私が望まれている形なのです。▼
[カムイ(女)]
え…、えーっと…?
こうおっしゃってますけど
どうしましょう…?▼
[ニルス]
どうって…
ぼくにもどうすればいいか…▼

クリア後

[ナーガ]
ふふ…、私に敵わないのなら
お菓子はおあずけです。
では失礼…▼
[カムイ(女)]
ああ…
行ってしまいました。▼
[ニルス]
でも、神竜といわれる存在でも
心から人と一緒に
お祭りを楽しんでるんだね。▼
ちょっと、うらやましいな…▼

外伝77-3節 姉には敵わない

オープニング

[ナーガ]
ふふふ…
お菓子を配るのも、人々を驚かせるのも
愉快なものですね…▼
[ミラ]
兄上、今度はあちらの子供たちに
声をかけてみましょう。▼
[ドーマ]
うむ…
恐れられなければよいのだが…▼
[カムイ(女)]
待っていてくださいね、ニルスさん。
今度こそ落ち着いてお話しできる
竜族の方を見つけてきますから…!▼
[カムイ(男)]
もう少し庶民的な人のほうが
ニルスも話しやすいよね。▼
[ニルス]
カムイさんたち…
もういいよ、無理しないで。▼

クリア後

(場面転換。会話シーンへ)
[カムイ(女)]
はあ…
結局、ほとんどお話を聞くことは
できませんでしたね…▼
[カムイ(男)]
さすが竜族というべきか、
みんな威厳があって個性が強くて…
こんなに難しいとは思わなかったよ。▼
[ニルス]
ありがとう、カムイさんたち。
ぼくのためにがんばってくれて。
でも、もういいよ。▼
[カムイ(女)]
ニルスさん…▼
[ニルス]
カムイさんたちもそうだけど…
人も竜も関係なく
お祭りを楽しんでるのを見ていると、▼
そんなことにこだわっていても
仕方ないんだなって思っちゃった。▼
もちろん、すぐには打ち解けられないけど
打ち解ける努力はしていかなきゃ。
お祭りなんて、その絶好の機会だしね。▼
[カムイ(男)]
ニルス…
うん、その通りだよ。▼
[ニルス]
元の世界にも、僅かだけど
心から信頼できる人たちがいたんだ。▼
そういった人たちに、この世界でも
また出会いたい。▼
そのためには、
自分を閉ざしちゃいけないんだ。
カムイさんたちを見て学んだことだよ。▼
[カムイ(男)]
そう思ってもらえて嬉しいよ。
じゃあ、今日は僕たちと一緒に
お祭りを回ろうか。▼
…あれ? もうひとりの僕がいない?▼
[カムイ(女)]
お待たせしました!
ニルスさんとお話しするのに
ふさわしい方を連れてきましたよ!▼
[ニニアン]
ニルス…!
あなたも参加していたのね。▼
[ニルス]
ニニアン…!▼
[ニニアン]
嬉しいわ。
今年は一緒にお祭りを楽しめるのね。▼
[ニルス]
うん…。
ねえニニアン。お祭りは楽しい?▼
[ニニアン]
ええ、とても楽しい…!▼
普段なら出会えない、
たくさんの人たちと触れ合って
一緒に美味しいものを食べて…▼
[ニルス]
そう…
ニニアンが楽しそうで、ぼくも嬉しい。
ねえ、案内してくれる?▼
[ニニアン]
ええ、行きましょう。
そうだわ、わたしのお友達を
紹介するわね……▼
[カムイ(男)]
やれやれ…
やっぱりきょうだいには
敵わないか。▼
[カムイ(女)]
いいじゃありませんか。
ニルスさん、楽しそうですし。▼
[カムイ(男)]
そうだね。なんだか僕も
きょうだいの顔が見たくなってきたよ。▼
[カムイ(女)]
まあ気が合いますね。
私もです。うふふ…▼

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Last-modified: 2023-08-26 (土) 16:44:34
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