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章別会話
外伝74 あの日の砂の城†
外伝74-1節 姫君の夏†
オープニング†
- [エイリーク]
- 何て綺麗な海…!
南国の海がこんな鮮やかだなんて
知りませんでした。▼
ゼト、リオン。
楽しみですね。▼
- [ゼト]
- はい、エイリーク様。
しかしながら、くれぐれも
お気をつけくださいますよう。▼
エイリーク様の
旅の安全をお守りすることは、
エフラム様のご命令でもあります。▼
こう言った場には
不埒な輩も多いと聞きますので…▼
- [リオン]
- そ、そうなの?
僕も心配になってきた…▼
何かあったら僕…
エイリークを守れるかなあ。
エフラムもいないのに…▼
- [エイリーク]
- リオンったら。
そんなこと、心配しなくても
いいんですよ。▼
戦場ではありませんし、
自分の身くらい自分で守れます。
さあ、早く泳ぎましょう!▼
- [リオン]
- あぁ、エイリーク
ひっぱらないで…
うっ、日差しが眩しい…!▼
- (場面転換。戦闘マップへ)
- [リオン]
- すごいなあ…
エイリーク、もうあんな遠くまで
泳いで行っちゃった。▼
- [ゼト]
- リオン様は泳がれないのですか?▼
- [リオン]
- 僕はとてもあそこまでは
泳げないよ。
- [ゼト]
- そうですか。
では私はエイリーク様の護衛を…
失礼致します。▼
- [リオン]
- うん、頼むよ
……▼
クリア後†
- [リオン]
- ゼトはすごいな。
これならエフラムがいなくても
心配無さそうだ。▼
でも…。ちょっと悔しい。▼
僕がエイリークに
してあげられること、
何かないかな…?▼
外伝74-2節 一触即発†
オープニング†
- [ロキ]
- あらん…
トール、見て。
珍しい方がいらっしゃってよ。▼
- [トール]
- 氷神ニフル…
あの召喚師に招かれたのか。▼
- [ニフル]
- 何です、あなたたちは。
人に神と呼ばれるのは…▼
…いえ、あなたたちも私と同じ…
人間ではありませんね。▼
私は煩わしいことを好みません。
今すぐ立ち去りなさい。
そうでなければ…▼
クリア後†
- [ロキ]
- あらん、やめてちょうだい。
私たち、あなたとここで
やりあうつもりなんてないんだから。▼
- [ニフル]
- では私の前から
立ち去りなさい。▼
- [ロキ]
- はいはい、お邪魔しました。
またいずれ…ね?▼
外伝74-3節 波に流されても†
オープニング†
- [リオン]
- あ、おかえり。
エイリーク、ゼト。▼
- [エイリーク]
- はあ…!
たくさん泳ぎました。
リオンも来ればよかったのに。▼
- [ゼト]
- 色鮮やかな魚を見かけました。
リオン様も興味深くご覧いただけるかと。
- [トール]
- 氷神ニフル…
また会ったな。▼
- [ニフル]
- あなたたちは…
消えろと言ったはずです。▼
- [ロキ]
- さっき氷菓子を買い求めたら
屋台の主人がとっても
色をつけてくれて。▼
気分を害したお詫びよ。
おひとつ受け取ってくれるかしら?▼
- [ニフル]
- こんな菓子など…、……▼
…悪くありません。
そちらのも寄越しなさい。▼
クリア後†
- [エイリーク]
- リオン、
見せたいものって何ですか?▼
- [リオン]
- そんな、大したものじゃないんだけど…
これ…▼
- [エイリーク]
- まあ…!
立派な砂の城。
リオンが作ったんですか?▼
- [リオン]
- うん。
二人が泳いでいる間に。▼
よく見て。
何か気付かないかな…?▼
- [エイリーク]
- あ…! これはルネスの、
私たちの城ですね。
じゃあこの、上に乗ってる貝殻は?▼
- [リオン]
- この尖っているのがエフラム。
こっちの綺麗な貝殻がエイリーク
…の、つもり。▼
- [エイリーク]
- うふふ…そう言われると、
本当に兄上と私に見えてきますね。▼
- [リオン]
- それでね、ここにいるのが
二人を守る騎士のゼト。▼
- [エイリーク]
- まあ、目に浮かぶようです。
リオンはみんなのことを
本当によく見ているのですね。▼
でも、これだけでは足りませんよ。
ええと…▼
ああ、この貝がいいですね。
こうやって私と兄上の間に置いて…▼
- [リオン]
- …? エイリーク、これは?▼
- [エイリーク]
- リオンですよ。
私たちは幼馴染なんですから
いつも三人一緒です。▼
- [リオン]
- …ありがとう、エイリーク。
僕も、こんなふうに
君たちとずっと……▼
- [エイリーク]
- !? ああっ、波が…!▼
- [リオン]
- あ……▼
- [エイリーク]
- せっかくリオンが作ってくれた
私たちの城が…
流されてしまいました…▼
- [リオン]
- いいよ。
砂の城なんて
すぐ崩れるものなんだから。▼
- [エイリーク]
- でも残念です。
何かに姿形を留めておけたら
よかったのに。▼
- [リオン]
- 僕はエイリークが
あの城を見て、一瞬でも
喜んでくれたらそれでいいんだ。▼
- [エイリーク]
- リオン…
私、忘れません。▼
あなたとこの海で遊んだこと、
砂の城を作ってくれたこと。▼
帰ったら、兄上にもお話しします。
きっと悔しがりますよ。▼
- [リオン]
- ふふ…そうだね…▼
コメント†
Last-modified: 2022-08-16 (火) 02:16:33