会話集/章別会話
青燐の章/EP.14 皇帝の行方†
オープニング†
連合軍はアリルで帝国軍を打ち破った。皇帝
エーデルガルトと摂政エーギル公を含む帝国
軍はガルグ=マク方面へと潰走。王国軍は南
へと、追撃の兵を向ける。
戦争に終止符を打つべく、猛追する王国軍。
しかし、ベルグリーズ伯をはじめとした帝国
の将兵たちが、皇帝らを守るために王国軍の
前に立ちはだかるのだった。
同盟 シーワード領・山中
- [エーギル公]
- おお、レオポルト!
よくぞ来た!▼
- [ベルグリーズ伯]
- 陛下をなぜ戦場に出した。
万全でないと言っていたのは卿であろう。▼
- [エーギル公]
- 仕方なかったのだ。連合軍を追い払うのに
陛下の威をお借りする必要があった。▼
- [ベルグリーズ伯]
- ほう?▼
- [エーギル公]
- そ、それに、決めたのは私ではない!
そんなことより今は撤退せねばならん!▼
私は陛下をお連れして、このまま
ガルグ=マクに入る。▼
お前はその間、敵軍の足を止めてくれ。
陛下に万が一のことがあってはならぬのだ。▼
- [ベルグリーズ伯]
- 守りたいものは他にあろう。
……まあよい。▼
委細承知した。
さっさと行け。▼
- [エーギル公]
- ありがたい。
では陛下、こちらへ。▼
- [エーデルガルト]
- ………………。▼
- (エーギル公とエーデルガルトが去りカスパルが来る)
- [カスパル]
- 国の頭がこんなんじゃ、帝国もそろそろ
終わりかもしれねえな。▼
- [ベルグリーズ伯]
- そう思うなら逃げ出せばよい。▼
主は爵位も、継承権も持たぬただの一将。
幾らでも生きる道が見つかるであろうよ。▼
- [カスパル]
- はあ? 帝国を捨てろってのか?
らしくねえぜ、親父。▼
まあリンハルトの奴だって、
王国にいるみてえだし……▼
そういう生き方もアリなんだろうけどよ。
オレは嫌だぜ。▼
- [カスパル]
- はあ? 帝国を捨てろってのか?
らしくねえぜ、親父。▼
《共通》
- [ベルグリーズ伯]
- 死にたがるには五十年生きたりぬわ、
小僧が。……だが、主が選ぶなら構わぬ。▼
- [カスパル]
- おう、せいぜい一発逆転目指して
派手にやってやるぜ。▼
- [ベルグリーズ伯]
- ……巨大な船が、大海原を渡る。
予測できぬ嵐に見舞われ、沈みかける。▼
必死に飛び降りて藁をも掴む者、
ただ風に身を任せて行く末を案ずる者……▼
意味もなく船の中で他人の財貨を奪う者、
わずかな望みにすがって舵を握り続ける者。▼
- [カスパル]
- ……?▼
- [ベルグリーズ伯]
- さしずめ儂らは、
船の舳先に立って歌う者か。▼
その声は万雷のごとく嵐を割り、
その歌は死を前にする人々の心を震わせる。▼
- [カスパル]
- ……わかったぜ。
オレは叫ぶ。オレは止まらねえ。▼
オレが、オレたちが、帝国ってもんを
あいつらに見せてやる。▼
- [ベルグリーズ伯]
- 行くぞ、我が息子よ。
ベルグリーズの武威、主に照覧いただこう。▼
追撃:青燐の章†
- [セテス]
- ……皇帝を含めた帝国軍は南に遁走し、
ガルグ=マク方面へと向かったようだ。▼
示し合わせたとおり、大司教たちは手勢を
率いてガルグ=マクへと向かったが……▼
逃げたエーギル公が、不審な動きを
しているという報告も同時に入ってきていてな。▼
《セテスが死亡》
- [セイロス騎士]
- ……皇帝を含めた帝国軍は、
ガルグ=マク方面へ遁走したようです。▼
手筈どおり、大司教猊下は手勢らとともに
ガルグ=マクへと向かわれましたが……▼
逃げたエーギル公が、不審な動きを
しているという報告も入っていまして……。▼
《共通》
- [ドゥドゥー]
- 不審な動き……?▼
- [セテス]
- 真っ直ぐに大修道院へ撤退すればよいものを
戦場の付近をさまよっているらしい。▼
《セテスが死亡》
- [セイロス騎士]
- まっすぐに大修道院は撤退せず、
戦場の付近をさまよっているとか……。▼
《共通》
- [アッシュ]
- さまよっているって……
何か、探し物でもしているんでしょうか?▼
- [セテス]
- 敵の狙いはわからない。
罠や偽装工作という可能性も否定はできん。▼
《セテスが死亡》
- [セイロス騎士]
- 敵の狙いはわかりかねますが、
我々を誘い出す罠という可能性もあります。▼
《共通》
- [ディミトリ]
- 殿のベルグリーズ伯が、各所に麾下を置いて
こちらの足止めを図っているらしいが……▼
《ジェラルト傭兵団敵対時》
- [ディミトリ]
- その軍勢の中に“灰色の悪魔”の姿が
あったという報告も入っている。▼
……ロドリグを殺した相手だ。
その危険性は、皆もよく理解しているな。▼
- [シェズ(男性)]
- あいつ、今度はこっちに……。
……今回こそ、必ず倒さないとな。▼
- [シェズ(女性)]
- あの人、今度はこっちに……。
……今回こそ、必ず倒さないと。▼
《共通》
- [フェリクス]
- では、どうする。エーギル公がまっすぐ
ガルグ=マクに退いていないとはいえ……▼
それでこちらまで悠長に事を構えては、
奴らを取り逃がしかねんぞ。▼
- [ドゥドゥー]
- だが、焦って下手に動けば、
ベルグリーズ軍に包囲を受けるだろう。▼
- [アネット]
- となるとどうするか、だよね……。帝国軍の
布陣が手薄な所を選んで進む、とか?▼
- [シルヴァン]
- 平地なら上策だろうが、アリルの地形上、
そう都合の良い迂回経路はないだろ。▼
- [メルセデス]
- だったら、レア様の使われた
アリルの抜け道を使うのはどうかしら?▼
もちらん、大軍で通り抜けるのは
難しいだろうけれど……▼
- [イングリット]
- ……少し危険かもしれませんね。
少数で敵の懐に潜るわけですから。▼
- [セテス]
- 悪いが、私も同感だ。アリルでの戦いは
襲撃のための陽動も兼ねていた。▼
相応の布石なしに抜け道を通り抜けるのは、
自ら危地に身を投げ出すようなものだ。▼
- [シェズ(男性)]
- ………………。▼
- [シェズ(女性)]
- ………………。▼
- [ラルヴァ]
- おっと、ここは僕の知恵が必要な場面かな。
それじゃあ一つ、意見を言わせてもらおう。▼
彼我の戦力差に鑑みれば、
今は策を弄するべき場面ではないはずだ。▼
危険視すべきは包囲されることだけだろう。
であれば僕たちが採るべき方針は……▼
- [シェズ(男性)]
- ……力押しだ。各方面に速攻をかけて、敵の
罠や包囲ごとエーギル公たちをぶっ飛ばす。▼
今までいろいろな策を弄してきたが、結局
俺たちが一番力を発揮できるのはこれだろ。▼
- [シェズ(女性)]
- ……力押しよ。各方面に速攻をかけて、敵の
罠や包囲ごとエーギル公たちをぶっ飛ばす。▼
今までいろいろな策を弄してきたけど、結局
私たちが一番力を発揮できるのはこれだわ。▼
- [フェリクス]
- はあ……お前まで猪のようなことを。
……だがまあ、今回に限っては一理ある。▼
- [ドゥドゥー]
- ……王国軍の強みを理解した、良い作戦だ。▼
- [ディミトリ]
- そうだな、俺も異存はない。
力比べは俺たちの得意分野だ。▼
ファーガス騎士の戦というものを、
帝国の連中に見せてやるとしよう。▼
《ジェラルト傭兵団敵対時》
- (暗転)
- (画面が明るくなる。一人になったシェズ)
- [シェズ(男性)]
- …なあ、ラルヴァ。▼
ミュソンともう一度戦って、わかった。
やっぱり俺の力は……あいつらと同じだ。▼
お前も感じたんじゃないのか? 前に奴が
言ってたエピメニデスって、やっぱり……▼
- [シェズ(女性)]
- ……ねえ、ラルヴァ。
ミュソンともう一度戦って、わかったの。▼
やっぱり私の力は……あいつらと同じよ。▼
あなたも感じたんじゃない? 前にあいつが
言ってたエピメニデスって、やっぱり……▼
- [ラルヴァ]
- ……僕のことであるという
可能性は限りなく高いね。▼
君は、僕を疎むかい。
敵と同じ力を持つ僕を。▼
- [シェズ(男性)]
- 疎むわけないだろ。
お前が何者だったとしても……▼
お前は、何度も俺に力を貸してくれた。
ラルヴァは、俺の“運命共同体”だ。▼
結局、お前と俺の正体については
なあなあに終わっちまったが……▼
- [シェズ(女性)]
- 疎むわけないわ。
あなたが何者だったとしても……▼
あなたは何度も私に力を貸してくれた。
ラルヴァは、私の“運命共同体”よ。▼
結局、あなたと私の正体については
なあなあに終わっちゃったけど……▼
- (ディミトリがやって来る)
- [ディミトリ]
- シェズ。先ほどの降将の
尋問に付き合ってもらえるだろうか。▼
重大な情報を持っていると言っていたが、
果たして何の話なのか……。▼
……どうした、シェズ?▼
- [シェズ(男性)]
- あ……ああ、悪いな。すぐに行く!▼
- [シェズ(女性)]
- あ……ええ、ごめん。すぐに行くわ!▼
- (ディミトリが去る)
- [シェズ(男性)]
- ……俺は俺で、お前はお前なんだ。
それに、変わりはないんだから。▼
- [シェズ(女性)]
- ……私は私で、あなたはあなた。
それに、変わりはないんだから。▼
- [ラルヴァ]
- 君はそれでいいのかい? 君が暴走して、
仲間の手で殺されることになっても?▼
- [シェズ(男性)]
- その時はその時さ。たとえそうなっても、
俺は……たぶん、後悔しないと思う。▼
俺は、俺のやるべきことをやるだけだ。
あの悪魔を倒して仲間を守る。必ずだ。▼
- [シェズ(女性)]
- その時はその時よ。たとえそうなっても、
私は……たぶん、後悔しないと思うわ。▼
私は、私のやるべきことをやるだけよ。
あの悪魔を倒して仲間を守る。必ずね。▼
- →前哨基地会話へ
牛耳る者(進軍マップで一地域制圧後)†
- [フェニヤ子爵]
- ……誓って嘘などではありません!
もはやエーギル公はあの男の傀儡なのです!▼
エーギル公が復権したなどというのは
あくまでも表向きだけのこと……▼
実際のところ、今の帝国を牛耳っているのは
タレスとその一味なのです!▼
- [フェリクス]
- アリアンロッドに現れた闇の魔道士だな。
エーギル公までもが奴の傀儡ということか。▼
- [フェニヤ子爵]
- ええ……それに、信じないでしょうけれど
タレスの正体は……▼
かつての摂政、アランデル公なのですわ!
私は彼らがそう話しているのを聞きました!▼
- [ディミトリ]
- ……やはり、か。
ならば、今のエーデルガルトは……▼
- [フェニヤ子爵]
- 陛下? さあ、知りませんわ。▼
今の陛下は、すべてエーギル公……すなわち
彼の背後にいるタレスの言うがままです。▼
陛下はただタレスに従って、
皆に命令を口にされるだけですの。▼
さあ、これだけの機密を話したのですわ。
私たちを助けてくださるわね?▼
- [ディミトリ]
- ……それは詮議にかけて決めるべき話だ。
ひとまず牢で、沙汰を待つがいい。▼
- [フェニヤ子爵]
- ちょっと!? まだ話は終わっては……
お待ちください! お待ちくださいい!▼
- (フェニヤ子爵が連行されていく)
- [フェリクス]
- ……で、フェニヤ子爵の言葉を
お前はどこまで信じるつもりだ?▼
- [ディミトリ]
- 無論、すべてを信じるつもりはないが……
真実だと仮定すれば腑に落ちることも多い。▼
アランデル公は、教会への寄進が止まった
その頃に、タレスに姿を奪われた……。▼
書庫番として勤めていたトマシュ殿が、
あの魔道士に成り代わられたのと同様にな。▼
寄進が止まったのは、ちょうど彼が
帝国から逃れ、王国に滞在していた時期だ。▼
- [フェリクス]
- ……だとすれば、アランデル公の
成り代わりを手引きしたのはコルネリアか。▼
- [ドゥドゥー]
- “ダスカーの悲劇”には、
彼らが深く関係していた……。▼
……奴らの目的は、何だったのでしょう。
なぜ、帝国は王妃殿下を連れ去った……?▼
- [ディミトリ]
- 今のところ、それを知る術はなさそうだ。
タレスを討って、その身辺を洗うくらいか。▼
だが、一つ言い切れることがあるとすれば
あの魔道士たちさえいなければ……▼
王も騎士も、ダスカーの民も、あのような
死を遂げずに済んだだろうということだ。▼
- [ドゥドゥー]
- ………………。▼
- [ディミトリ]
- やむを得ない理由があったのかもしれない。
正義のための凶行だったのかもしれない。▼
だが。俺たちにも、復讐という「正義」の
ために剣を取る権利があるはずだ。▼
- [ドゥドゥー]
- ……討ちましょう、陛下。
おれは……復讐を果たしたい。▼
- [イングリット]
- ええ。タレスを倒して初めて、
私たちは前へ……未来へと進んでゆける。▼
《ロドリグ生存時》
- [ロドリグ]
- まあ、彼らをぶっ飛ばさないことには、
こちらの溜飲も下がりませんからね。▼
因縁にきっちり方をつけてやりましょう。
死者の前でも、胸を張っていられるように。▼
《共通》
- [ディミトリ]
- ……よし。取るべき方針は定まったな。
ならば今はただ、前に進もう。▼
復讐の志:青燐の章(ジェラルト傭兵団敵対時に進軍マップで二地域制圧後)†
- [ソティス]
- さて、覚悟は良いな。▼
- [ベレト]
- 正直、わからない。▼
ジェラルトは、きっと喜ばないだろう。
……復讐を、望まないだろう。▼
- [ベレス]
- 正直、わからない。▼
ジェラルトは、きっと喜ばないだろう。
……復讐を、望まないだろう。▼
- [ソティス]
- そうじゃ。
ようわかっておるではないか。▼
復讐なぞ、他人のためにやるものではない。
己が心を満たすために、▼
己が欲を叶えるためにやるのじゃ。
その覚悟は、できておろう。▼
- [ベレト]
- ………………。▼
- [ベレス]
- ………………。▼
- [ソティス]
- ふん、わしの力で無理強いしても
構わぬのだぞ?▼
おぬしの覚悟を問うてもらえるだけ、
わしに感謝するのじゃな。▼
- [ベレト]
- ……そうだな。▼
自分も覚悟を決めよう。
手段を選ばず、戦うことを。▼
- [ベレス]
- ……そうだね。▼
自分も覚悟を決めよう。
手段を選ばず、戦うことを。▼
- [ソティス]
- ……器の分際で、良き覚悟じゃ。▼
ならば、わしが示してやろう。
時の縁を辿りて見出した答えを、な。▼
- [エーギル公]
- くっ……へ、陛下ーっ!
いったいどこへ行かれたのだ……!▼
ええい、やはりあの状態で戦場に連れ出す
べきではなかったのではないか?▼
- (帝国将が走ってくる)
- [帝国将]
- エーギル公閣下! 後方の部隊が
次々に敵に突破されています……!▼
まもなく敵軍が押し寄せてくるかと!
急ぎお逃げください!▼
- [エーギル公]
- 軍務卿は何をしておる!
さっさと奴らを止めろと伝えろ!▼
はあ、はあ……。
すぐに陛下を見つけ出さなければ……。▼
- [帝国将]
- これほど探しても見つからないのです。
すでに敵の手に落ちた可能性さえあります。▼
せめて、閣下だけでもお逃げください!
陛下は我々で捜します!▼
- [エーギル公]
- くっ……確かに、ここに留まったところで
私と陛下が共に討たれるだけかもしれん。▼
私はこのまま大修道院方面へ撤退する。
……悪いが、捜索はお前たちに任せる。▼
- [帝国将]
- ……は。お任せください。▼
- [エーギル公]
- すまんな……任せたぞ。▼
- (暗転)
- (画面が明るくなる。集まって話しているディミトリたち)
- [ディミトリ]
- ……残る難敵はベルグリーズ伯だけか。
フォドラでも指折りの猛将だな。▼
《ジェラルト傭兵団敵対時》
- [ディミトリ]
- “灰色の悪魔”も、まだ姿を見せていない。
恐らく彼らと行動を共にしているのだろう。▼
- [ラルヴァ]
- そうか……いよいよこの時が来たね。
気を引き締めて戦おう、シェズ。▼
《共通》
《選択》
- [シェズ(男性)]
- 勝つためには避けて通れない戦いだ。
どんな敵が立ち塞がろうと、倒すだけだろ。▼
- [シェズ(女性)]
- 勝つためには避けて通れない戦いでしょ。
どんな敵が立ち塞がろうと、倒すだけよ。▼
- [メルセデス]
- ふふっ、あなたの言葉を聞いていると
何だか勇気が湧いてくるわね~。▼
- [シェズ(男性)]
- こんな戦争にはさっさとケリをつけて、
皆でパーッと祝勝会でもしよう。▼
- [シェズ(女性)]
- こんな戦争にはさっさとケリをつけて、
皆でパーッと祝勝会でもしましょ。▼
- [アネット]
- そうだね。そのためには誰も欠けずに、
みんなで生き残らなくっちゃ!▼
《共通》
- [ディミトリ]
- ……よし、ではそろそろ出陣の刻限だ。
皆、頼りにしているからな……!▼
戦闘マップ(帝国軍追撃戦)*1†
パターン1:ジェラルト傭兵団雇用時†
戦闘開始†
- [ディミトリ]
- エーギル公を追うぞ。
恐らくエーデルガルトも一緒にいるはずだ。
- [エーギル公]
- 私だけでも、早く逃げねば!
急ぎ、ガルグ=マクへ……!
《エーギル公、撤退地点へ進軍開始!(CAUTION!)》
エーギル公を撃破し、撤退地点への到達を阻止せよ!†
《エーギル公の登山口到達に注意せよ!(CAUTION!)》
- [ディミトリ]
- 奴は多くの兵を連れている……ただ追いつく
だけでは、同じように逃げられるだけだな。
先に逃げ道を押さえておくべきだろう。
洞窟から、部隊を先行させるか……。
→登山口を制圧し、エーギル公の撤退地点を封鎖せよ!
- [ヘヴリング伯]
- 会戦に間に合わなかったのが残念だ。
こんな劣勢で敵に相対さねばならないとは。
《ヘヴリング伯、洞窟内に部隊を配備!(CAUTION!)》
- [アネット]
- 当然、洞窟にも布陣しているはずだよね……
慌てないで、制圧しながら進もう!
《アネットが死亡》
- [フェリクス]
- 当然、洞窟の中にも敵はいるか。
制圧しながら進むしかなさそうだ。
《共通》
《洞窟内の砦を制圧し、進軍せよ!(Report)》
- [フェリクス]
- 工作部隊の用意が整ったようだ。
これで敵を攪乱してやれ。
- (作戦発動可能)
《作戦発動》
- [ディミトリ]
- よし……今だ。狼煙を上げろ。
- [エーギル公]
- あれは何の合図だ!
まさか、敵の伏兵か!? 調べよ!
《エーギル公、狼煙を警戒して進軍停止!(Report)》
- [エーギル公]
- 何も見つからないとは……仕方がない。
進むぞ!
《エーギル公、撤退地点への進軍を再開!(Report)》
- [エーギル公]
- もう敵が……!
帝国のため、私が死ぬわけにはいかぬのだ!
- [ドロテア]
- 帝都ではいろいろお世話になりましたねえ。
ここでお礼を返させてもらうわ。
- [エーギル公]
- 手酷くやられているな……。
誰か! 誰かいないか!
- [カスパル]
- 仕方ねえな。
オレが食い止めてやるよ!
《カスパルら、出現!(CAUTION!)》
《カスパル、エーギル公の撤退援護のため通路を封鎖!(CAUTION!)》
《エーギル公、カスパルの援護により一時撤退!(Report)》
→エーギル公追撃のため、カスパルを撃破せよ!
- [エーギル公]
- この砦で態勢を整える……替えの馬を
用意せよ! 軍務卿は時間を稼ぐのだ!
- [カスパル]
- 仕方ねえな。
親父に代わって、オレが食い止めてやるよ!
エーギル公追撃のため、カスパルを撃破せよ!†
- [シェズ(男性)]
- ここであいつを討たないことには、
先に進めなさそうだな……!
- [シェズ(女性)]
- ここであいつを討たないことには、
先に進めなさそうね……!
- [ディミトリ]
- エーギル公を逃すわけにはいかない。
カスパルの撃破を急ぐぞ。
- [カスパル]
- ここは通さねえ。
通りたきゃ、オレを踏み越えてみやがれ!
- [カスパル]
- ペトラ、オレだって仇の息子だ。
お前の相手になってやる!
- [ペトラ]
- それ、関係ありません。
わたし、国のため、未来のため、戦います!
- [ドロテア]
- カスパルくん……相手にしたくないと
思ってたけど、会っちゃったわね。
- [カスパル]
- 悪いな、ドロテア。オレも止まれねえ。
互いに目的のため戦う。それだけだろ?
- [カスパル]
- これが最初で最後の喧嘩だ。
わかってんだろ、リンハルト。
- [リンハルト]
- ああ、受けて立つよ。
また喧嘩できる日を、僕が望むなんてなあ。
- [ベルナデッタ]
- 出ましたああああ!
カスパルさんですうううう!
- [カスパル]
- お前、相変わらずだな、ベルナデッタ……。
ここに来た以上、手加減はできねえぜ!
《カスパルのHP50%以下》
- [カスパル]
- くっそー、やりやがるな!
負けねえぜ!
《カスパルのHP25%以下》
- [カスパル]
- どんだけ手傷負おうが、
立ってさえいられりゃ関係ねえ……!
- ベルグリーズ伯出現前にカスパル撃破、またはベルグリーズ伯より後にカスパルを撃破時
- [カスパル]
- エーデルガルト、すまねえな……
オレの……やれる……こと……
《カスパル、死亡!(Report)》
《カスパルの撃破に成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》
《帝国軍、兵を送るため開門!(Report)》
- [フェリクス]
- よし……これで進めるな。
時間がない。先へ進むぞ!
- ベルグリーズ伯出現後にカスパル撃破、またはベルグリーズ伯より先にカスパル撃破時
- [ベルグリーズ伯]
- 殿は儂に任せておけ! カスパル!
- [カスパル]
- くそ! オレとしたことが情けねえ……!
《カスパル、撤退!(Report)》
《カスパルの撃破に成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》
《カスパルの撃破により開門!(Report)》
- [フェリクス]
- よし……これで進めるな。
時間がない。先へ進むぞ!
- [エーギル公]
- よし、態勢は整った!
逃げるぞ!
《エーギル公、態勢を整えて再び出現!(CAUTION!)》
《エーギル公、撤退地点への進軍を再開!(CAUTION!)》
- [アッシュ]
- エーギル公との距離が広がってしまう……
急いでカスパルを倒さないと!
- [帝国兵]
- 閣下、弓砲台の用意が整いました!
これで少しは時間を稼げるかと……!
《帝国軍、弓砲台を起動!(CAUTION!)》
→砦を制圧し、弓砲台からの射撃を停止させよ!
- [エーギル公]
- はあ、はあ……体力の限界だ!
ひと休みさせてくれ! 軍務卿、頼む!
- [ベルグリーズ伯]
- ……ベルグリーズの武、見せよう。
命を惜しまぬ者からかかってくるがよい!
《ベルグリーズ伯ら、出現!(CAUTION!)》
《ベルグリーズ伯、エーギル公の撤退援護のため通路を封鎖!(CAUTION!)》
《エーギル公、ベルグリーズ伯の援護により一時撤退!(Report)》
→エーギル公追撃のため、ベルグリーズ伯を撃破せよ!
砦を制圧し、弓砲台からの射撃を停止させよ!†
- [イングリット]
- くっ……これでは進むのもままならないわ。
どうにか止められないものかしら。
《イングリットが死亡》
- [ドゥドゥー]
- 矢の雨か……厄介だ。
先に止めてしまいたい……。
- [メルセデス]
- 良かったわ、止まったみたい。
これなら先へ進めそうね~。
《メルセデスが死亡》
- [ドゥドゥー]
- ……止まったようだな。
これで進みやすくなるだろう。
エーギル公追撃のため、ベルグリーズ伯を撃破せよ!†
- [ディミトリ]
- ここで軍務卿が立ちはだかるか……!
……良いだろう、討つまでだ!
- [フェリクス]
- とっとと奴を討ち取るぞ……!
急がねばエーギル公に逃げられかねん。
- [ベルグリーズ伯]
- 遺言はないか?
主に代わって儂が聞き届けよう?
- [ペトラ]
- ………………
あなたを、倒します!
- [ベルグリーズ伯]
- 良き覚悟よ。
儂も全身全霊で応えよう!
- [ベルグリーズ伯]
- ほう……ヴァルデマーの息子か。
最前線に出るとは強くなったものよ。
- [リンハルト]
- まあ、どちらにしろ命が懸かってるから、
仕方ないんですよね、困ったなあ。
- ヘヴリング伯を撃破していない状態でベルグリーズ伯のHPが25%以下
- [ヘヴリング伯]
- レオポルトが苦労しているようだ。
ここは君たちに任せる。
《ヘヴリング伯、一時撤退!(Report)》
《ビショップ、ヘヴリング伯に代わって砦の防衛を開始!(Report)》
《ヘヴリング伯、再び出現!(CAUTION!)》
- [ヘヴリング伯]
- 君に助力は不要だろうが、
私の都合で癒やさせてもらうよ。
- [ベルグリーズ伯]
- 勝手な真似を……。だが、尚更
負けるわけにはいかなくなったな!
- [ディミトリ]
- 面白い。こちらも相応の覚悟をもって
正面から迎え撃つのが礼儀だな……!
- ヘヴリング伯を撃破した状態でベルグリーズ伯のHPが25%以下
- [ベルグリーズ伯]
- 数を頼もうと儂は倒せぬぞ!
気合いを入れよ!
- [ヘヴリング伯]
- レオポルト、苦戦しているな。
まったく、君ともあろう男が……。
《ヘヴリング伯、ベルグリーズ伯援護のため再び出現!(CAUTION!)》
- [ベルグリーズ伯]
- 卿こそ、ここに来るということは、
向こうを突破されたのであろう。
《ヘヴリング伯のHP50%以下》
- [ヘヴリング伯]
- 右を立てれば左が立たず、か……。
だが……。
《ベルグリーズ伯のHP25%以下》
- [ベルグリーズ伯]
- 良き戦いぶりよな。
いよいよ儂も危ないか……!
- [ベルグリーズ伯]
- はははは! 我が武に迫る者がおるとは!
ここが……むっ!?
- [ヘヴリング伯]
- 君が死んでは帝国が瓦解する。
悪いが、転移させてもらう。
- [ベルグリーズ伯]
- 戦況を考慮すると……
ここは撤退の一手だ。
- [ディミトリ]
- 討ち損じたか……だが、道は開いた。
このままエーギル公を追うぞ。
- [エーギル公]
- 急げ! 急げ!
とにかく逃げるのだ!
《エーギル公、態勢を整えて再び出現!(CAUTION!)》
《エーギル公、撤退地点への進軍を再開!(CAUTION!)》
- [ドゥドゥー]
- エーギル公が動き出したか。
……早くベルグリーズ伯を討つぞ。
登山口を制圧し、エーギル公の撤退地点を封鎖せよ!†
- [ヘヴリング伯]
- 仕方がない。
時間を稼いでこよう。
《ヘヴリング伯、迎撃のため開門!(Report)》
- [ヘヴリング伯]
- 少しは働かなければ、レオポルトの奴に
後ですり潰されてしまうからな。
- [ヘヴリング伯]
- ふむ……ヘヴリング家が途絶えるという。
ことはなさそうだ。いずれにせよ、ね。
- [リンハルト]
- 相変わらずですねえ、父さん。
まあ領地はなくなっちゃいそうですけど。
《ヘヴリング伯のHP50%以下》
- [ヘヴリング伯]
- 王国軍は皆、優秀で羨ましい。
今の帝国はほら、あんな状況なのだよ。
《ヘヴリング伯のHP25%以下》
- [ヘヴリング伯]
- 困ったな。この先には策も何もない……。
私がやられては敵に好き放題されてしまう。
- [ヘヴリング伯]
- 今はこれが精一杯か……。
進むといい、聖教会の番犬たちよ。
《ヘヴリング伯、一時撤退!(Report)》
《ヘヴリング伯の撃破により開門!(Good News)》
- [シルヴァン]
- よし、道が開いたな!
敵の逃げ道を塞ぎに行くとしよう!
- [帝国兵]
- 閣下、大変です! この先の撤退路が
王国軍によって封鎖されました。
- [エーギル公]
- このままでは撤退もできぬ!
今こそ総力を挙げて突破せん!
《帝国軍の残存兵力、すべて出現!(CAUTION!)》
- [エーギル公]
- 行け! 帝国のために!
ここで倒れることは許されんぞ!
- 作戦「狼煙による攪乱」を採用しているが発動していない
- [フェリクス]
- フン……ここまで追い込んでしまえば
工作などはもう無用だろう。
エーギル公を撃破せよ!†
- [カスパル]
- このままじゃ挟まれちまう!
させねえぜ!
- [ベルグリーズ伯]
- 敵を屠ることに何も変わりはない。
目の前の敵を討て、帝国軍よ!
- [エーギル公]
- よし、見事に道を切り開いたぞ!
帝国はまだ負けぬ! はーはっはっは!
- [ディミトリ]
- くっ、間に合わなかったか……
この好機を逸してしまっては、もう……
《エーギル公のHP75%以下》
- [エーギル公]
- 私の命が脅かされるなど、
あってはならんことなのだ……!
《エーギル公のHP25%以下》
- [エーギル公]
- 私は財と権勢を兼ね備えた偉大なる男、
ルートヴィヒ=フォン=エーギルだぞ……!
- [エーギル公]
- ああ……ご先祖様、陛下……
我が、帝国……は……不滅……
《エーギル公の撃破に成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》
戦闘終了†
- [ディミトリ]
- どうにかエーギル公は討てたが……
エーデルガルトの姿がない。捜すぞ。
→クリア後
パターン2:ジェラルト傭兵団敵対時†
《エーギル公の死亡により、帝国軍全軍撤退!(Report)》
- [ディミトリ]
- ……エーデルガルトはどこだ。
急いで捜索を……。……っ!
- [ベレト/ベレス*2]
- さあ、覚悟せい。
我が器の父を弑せし者よ。
《ベレス/ベレト、出現!(CAUTION!)》
- [ラルヴァ]
- ……君をご所望のようだよ。
今こそ“灰色の悪魔”との決着の時だ!
ベレス/ベレトを撃破し、決着をつけろ!†
- [シェズ(男性)]
- 確かに圧倒的な力だが……絶対じゃない。
今なら、勝てる……!
- [シェズ(女性)]
- 確かに圧倒的な力だけど……絶対じゃない。
今なら、勝てる……!
- [ベレト/ベレス]
- 敵は勝つつもりのようじゃ。
わしが征伐してやらねばのう、おぬし。
- [ベレト/ベレス]
- 邪魔をするでない。
不遜だぞ、小さき者よ。
《ベレト/ベレスのHP50%以下》
- [ベレト/ベレス]
- 器を思うように操れぬか……。
苛立つのう……。
- [ラルヴァ]
- ……敵の動きが悪いね。
ここで仕留めてしまおう。
《ベレト/ベレスのHP25%以下》
- [ベレト/ベレス]
- まこと煩わしい奴じゃ……!
→クリア後
クリア後1(ジェラルト傭兵団を雇用している場合)†
女帝の行方†
- [フェリクス]
- チッ、どこにも皇帝の姿が見えんな。
エーギル公とは別々に逃げたか?▼
- [ドゥドゥー]
- 少なくとも、この辺りに姿は見えませんね。▼
- [ディミトリ]
- ……すでに教団は、件の抜け道を通って
ガルグ=マクに到達している頃だろう。▼
いっそ早々に教団と合流し、ガルグ=マクを
落としてしまったほうが得策か……?▼
- [ベレト]
- いや、もう少し捜してみよう。▼
- [ベレス]
- いや、もう少し捜してみよう。▼
- (ディミトリたちが背後の灰色の悪魔に振り返る)
- [ベレト]
- こういう時は、かえって近くに潜伏した
ほうが、見つからない場合もあるんだ。▼
- [ベレス]
- こういう時は、かえって近くに潜伏した
ほうが、見つからない場合もあるんだよ。▼
- [ディミトリ]
- ……貴公の言葉には説得力があるな。
よし、では手分けして捜索に当たろうか。▼
- [シェズ(男性)]
- なら俺は、修道院側を引き受けよう。
ベレス/ベレトも、手伝ってくれるか?▼
- [シェズ(女性)]
- なら私は、修道院を引き受けるわ。
ベレス/ベレトも、手伝ってくれる?▼
- [ベレト]
- ああ、もちろん。▼
- [ベレス]
- ええ、もちろん。▼
- [ディミトリ]
- では、俺たちも東西に分かれて
捜索を続けよう。……頼んだぞ。▼
- (シェズと灰色の悪魔が二人で捜索に行く)
- (暗転)
- (画面が明るくなる。シェズと灰色の悪魔が二人きりになっている)
- [ベレト]
- この辺りにはいないようだな。▼
- [ベレス]
- この辺りにはいないみたいだね。▼
- [シェズ(男性)]
- ………………。▼
- [シェズ(女性)]
- ………………。▼
- [ベレト]
- どうした、シェズ?▼
- [ベレス]
- どうした、シェズ?▼
- [シェズ(男性)]
- いや……
ようやくこの時が来たと、思っただけだよ。▼
- [シェズ(女性)]
- いや……
ようやくこの時が来たと、思っただけだよ。▼
- (暗転。剣戟の音と光が映る)
→EP.15
クリア後2(ジェラルト傭兵団と敵対している場合)†
ムービー「天と地:青燐の章」†
(廃墟のような場所で対峙するシェズと緑の光に包まれた灰色の悪魔)
(シェズと灰色の悪魔が交互に映る)
(灰色の悪魔が斬りかかる)
(そのまましばらく斬り合いが続く)
(灰色の悪魔がシェズの顔ギリギリに剣を突く)
(天刻の演出が入り刃がシェズの顔を切りそうになる)
(シェズの姿が消える)
(紫色の光に包まれたシェズが少し離れた場所に現れ灰色の悪魔に斬りかかる)
(シェズの剣が灰色の悪魔の白銀の剣を砕く)
(二人が大きな光に包まれ紫と白の衝撃波が何度も出る)
(画面が真っ白になる)
(光からシェズと灰色の悪魔がはじき出される)
(シェズと灰色の悪魔が地面を転がる)
(紫色の光に包まれたシェズが苦しそうに立とうとする)
(灰色の悪魔は動かないままで体を包んでいた緑の光が消えていく)
(体から紫の光が消えたシェズだけが立ち上がる)
“悪魔”の死:青燐の章†
- [ラルヴァ]
- ………………。▼
とうとう、やったね……シェズ。
“灰色の悪魔”を、討ったんだ。▼
- [シェズ(男性)]
- ああ……。▼
- [シェズ(女性)]
- ええ……。▼
- [ラルヴァ]
- どうかしたのかい?
あまり嬉しそうじゃないけれど……。▼
- [シェズ(男性)]
- 何と言うか、不思議な感じなんだ。
嬉しいはずなのに……▼
やり切って、終わってしまった。
そんな寂しさがある……。▼
それに……後悔もあるかな。
本当に殺し合うしか道がなかったのか。▼
そんな、複雑な気分だよ、今は。
なんだか悪いな。▼
- [シェズ(女性)]
- 何と言うか、不思議な感じなのよ。
嬉しいはずなのに……▼
やり切って、終わってしまった。
そんな寂しさがあるわ……。▼
それに……後悔もあるかしら。
本当に殺し合うしか道がなかったの、って。▼
そんな、複雑な気分なの、今は。
なんだか悪いわね。▼
- [ラルヴァ]
- 悪くなんてないよ。
……嬉しさと寂しさと後悔、か。▼
難しいね、そういう感情が入り混じった
状態を理解するというのは。▼
でも、もしかしたら……
僕も似た状態なのかもしれない。▼
嬉しさよりも、解放感がある。
積年の使命を果たしたような……。▼
思わず涙が零れそうなほどに……涙?▼
- [シェズ(男性)]
- ラルヴァ、泣いているのか……?▼
- [シェズ(女性)]
- ラルヴァ、泣いているの……?▼
- [ラルヴァ]
- わからない。
でも、これだけは言える。▼
君には本当に感謝している。
僕の“運命共同体”が君で、良かったよ。▼
- [シェズ(男性)]
- ラルヴァ……。▼
- [シェズ(女性)]
- ラルヴァ……。▼
- [フェリクス]
- チッ、どこにも皇帝の姿が見えんな。
エーギル公とは別々に逃げたか?▼
- [ドゥドゥー]
- 少なくとも、この辺りに姿は見えませんね。▼
- [ディミトリ]
- ……すでに教団は、件の抜け道を通って
ガルグ=マクに到達している頃だろう。▼
いっそ早々に教団と合流し、ガルグ=マクを
落としてしまったほうが得策か……?▼
- [シェズ(男性)]
- 確かに、そのほうがいいかもしれないな。▼
皇帝が、もうガルグ=マクに着いちまってる
可能性だってあるわけだろ?▼
- [シェズ(女性)]
- 確かに、そのほうがいいかもしれないわね。▼
皇帝が、もうガルグ=マクに着いちゃってる
可能性だってあるわけでしょ?▼
- [アッシュ]
- 今のところ教団から知らせはないけど、
それも否定はできないね……。▼
- [ディミトリ]
- ……仕方がない。
エーデルガルトの捜索は一旦打ち切ろう。▼
俺たちはこのまま兵をまとめ。
ガルグ=マクへと進軍する。▼
捜索にかかずらうあまり、ガルグ=マクの
奪取に失敗しては本末転倒だからな……。▼
→EP.Final
コメント†