会話集/章別会話
青燐の章/EP.11 逆襲の進撃†
オープニング†
西方教会の勢力を退けた王国軍は、東部戦線
で帝国軍と交戦する同盟軍と足並みを揃え、
本格的に帝国西部への侵攻を開始した。
一行は陥落せしめたゲルズ領北東部を橋頭堡
として、更に南進。帝国の牙城に迫るべく少
しずつ布陣を切り崩していく彼らの元に、王
国西部より心強い味方が再び合流する。
- [ディミトリ]
- よく戻った、ロドリグ。
 西部の処理は無事に済んだようだな。▼
 
- [ロドリグ]
- 査問やら何やらで時間はかかりましたが、
 これでひとまず内憂の芽は摘み切ったかと。▼
 ギディオン、マテウス、エリデュアなどは
 当主の顔も挿げ変わったことですしね。▼
 
- [アッシュ]
- 断絶とはいかなかったんですね。
 それくらいのことをしたと思うんですが……▼
 
- [ドゥドゥー]
- ……そう簡単なことではないからな。
 クレイマン家の時も、時間がかかった。▼
 
- [ロドリグ]
- 領主を変えるとなると、民や一族の中にも
 不満を持つ勢力が現れますしなあ。▼
 
- [フェリクス]
- 何はともあれ、背後の安全を
 確保しておくに越したことはないだろう。▼
 先日と同じ轍を踏むわけにはいかんからな。
 もう少し揉めるかもしれんとは思ったが……▼
 
- [ロドリグ]
- はは、これでもフラルダリウス公として
 この手の仕事を担ってきた身だからな。▼
 
- [フェリクス]
- フン……となると問題はやはり東部か。
 大丈夫なのか、同盟軍のほうは。
 
- [ディミトリ]
- ギュスタヴの報告によれば、折を見て
 クロードたちも軍を勧めていくそうだ。
 とはいえ、やはりベルグリーズ領は簡単に
 制圧することもできないようでな……▼
 暫くは上手く膠着状態を演じつつ、
 敵の消耗を狙う腹積もりだと聞いている。▼
 
- [ロドリグ]
- そう考えると、大修道院を狙うというのは
 今採れる最善の策だったやもしれませんね。▼
 
- [シェズ(男性)]
- 俺たちはヘヴリング領まで進む予定だよな。
 同盟と歩調を揃えなくて大丈夫なのか?▼
 
- [シェズ(女性)]
- 私たちはヘヴリング領まで進む予定よね。
 同盟と歩調を揃えなくて大丈夫なの?▼
 
- [ディミトリ]
- 問題ない。むしろ俺たちが優勢を取れば、
 帝国は更に多くの兵を西部に割くだろう。▼
 そうなれば東部も戦いやすくなるはずだ。
 クロードとも、そう示し合わせはしたが……▼
 
- [フェリクス]
- 問題は、奴が信用に値する人間か
 わからん、ということだな。俺も同感だ。▼
 
- [アネット]
- もしかして、あたしたちを消耗させて、
 いきなり襲いかかってきたりして……。▼
 
- [イングリット]
- 共通の目的の下に団結している以上、今は
 そんな行動も考えにくいと思いますが……▼
 クロードは掴みどころのない人間ですから、
 いつどんな手に出るかもわかりませんね。▼
 
- [メルセデス]
- どれだけ心配してもし過ぎることはないわ。
 いろんな状況を想定しておかないと~……。▼
 
- [ディミトリ]
- ……同盟がおかしな動きをすれば、
 ギュスタヴや教団が止めてくれるはずだ。▼
 今は、黙って軍を進めるしかない。
 皆、それぞれ出陣に備えてくれ。▼
 
- (ディミトリとロドリグ、シェズだけが残る)
- [ロドリグ]
- それにしても、いよいよ本格的に
 帝国に攻め入ることになるんですね。▼
 
- [ディミトリ]
- ……ああ。両国の民のため、とは言わないが
 こんな戦には、早々に決着をつけなければ。▼
 
- [ロドリグ]
- ふむ。決着をつける……ですか。
 陛下に、皇帝の首を取れますかな。▼
 ああ、もちろん武術や用兵の腕の話ではなく
 あなたの「情」は気にかかりましてね。▼
 
- [シェズ(男性)]
- そういえば義姉さんなんだっけ。
 それは殺すのも躊躇われる……か?▼
 
- [シェズ(女性)]
- そういえば義姉さんなんだっけ。
 それは殺すのも躊躇われる……かな?▼
 
- [ディミトリ]
- ……一応、古い友人でもある。もっとも
 もう彼女は覚えてはいないだろうが……。▼
 ロドリグ。俺が今更、躊躇うと思うか。
 己の伯父でさえ容赦なく首をはねた俺が。▼
 
- [ロドリグ]
- ………………。▼
 
- [ディミトリ]
- ダスカーの件に帝国が噛んでいる以上、
 彼女から話を聞く必要があるのも事実だ。▼
 ……だがな、彼女は俺の同類だ。己の意志で
 戦争を始め、多くの人々を死に追いやった。▼
 たとえそこに尊い理想があったとしても、
 そんな人間が許されていいはずがないんだ。▼
 彼女に戦い続ける意志がある限り……
 俺は王として、復讐者として、彼女を殺す。▼
 
- [ロドリグ]
- ……そうですか。
 それを聞いて、安心いたしましたよ。▼
 ああ、そうだ。そういえば、あなたに
 これをお渡ししなければならんのでした。▼
 
- (書簡)
- [ディミトリ]
- む……書簡か?▼
 
- [ロドリグ]
- つい先日、エリデュア子爵領の査問で
 見つかった、パトリシア様からの書簡です。▼
 
- [ディミトリ]
- ……継母上の?▼
 
- [ロドリグ]
- 失礼ながら先に改めさせてもらいましたが、
 特に目新しい情報はありませんでした。▼
 ですが……陛下にとっては、あまり
 愉快ではないことが書かれておりますので。▼
 
- [ディミトリ]
- ……そうか。
 後で目を通しておこう。▼
 
- [シェズ(男性)]
- おっと……ディミトリか。
 あなたの継母さんの手紙は読んだの?▼
 
- [シェズ(女性)]
- あら……ディミトリね。
 お前の継母さんの手紙は読んだのか?▼
 
- (ディミトリの背に歩み寄るシェズ)
- [ディミトリ]
- ああ、まあな……。▼
 
- (ディミトリが振り返る)
- [ディミトリ]
- あれは、当時のエリデュア子爵を事件に加担
 させるために、継母が書いた書簡だった。▼
 改革の非合理生と、国王の排除がどのような
 利権をもたらすかを言葉巧みに説く……。▼
 念のため偽造の痕跡も調べさせたが、
 間違いなく継母の筆跡だろうということだ。▼
 
- [シェズ(男性)]
- つまり、お前の継母さんは自分の意志で
 “ダスカーの悲劇”に加担したってことか。▼
 ……それで、たくさんの人を死なせて
 自分の子供まで殺しかけたのか?▼
 
- [シェズ(女性)]
- つまり、あなたの継母さんは自分の意志で
 “ダスカーの悲劇”に加担したってわけね。▼
 ……それで、たくさんの人を死なせて
 自分の子供まで殺しかけたっていうの?▼
 
- [ディミトリ]
- 継母は血を分けた実の娘に会いたがった、
 そうコルネリアは言っていた。▼
 奴の言葉は、信ずるに値しないものだ。
 ……だが、それは真実だったのだろうな。▼
 俺の記憶の中のあの人は、いつも
 俺の向こうに誰かを見ているようだった。▼
 
 《選択》
- [シェズ(男性)]
- 酷い話だな。俺の母さんは、拾い子だった
 俺を死ぬまで大事にしてくれたぞ。▼
 
- [シェズ(女性)]
- 酷い話ね。私の母さんは、拾い子だった
 私を死ぬまで大事にしてくれたわよ。▼
 
- [ディミトリ]
- 仕方のない話だ。親というのはきっと、
 必ずしも子供を慈しむものではないから。▼
 
- [シェズ(男性)]
- 報われない話だが、家族と引き離されたら
 そうなっちゃうのも仕方ないのかもな。▼
 
- [シェズ(女性)]
- 報われない話だけど、家族と引き離されたら
 そうなっちゃうのも仕方ないのかもね。▼
 
- [ディミトリ]
- ……そうだな。許すことはできないが、
 彼女だけを責めるべきでもないのだと思う。▼
 
 《共通》
- [ディミトリ]
- ……と割り切ってはいたが、いざ証拠を
 突きつけられると、結構堪えるものだな。▼
 敵の首を捧げねばと思っていたその人が、
 復讐すべき相手だったと思うと……。▼
 
- [シェズ(男性)]
- ……だろうな。▼
 
- [シェズ(女性)]
- ……でしょうね。▼
 
- [ディミトリ]
- ……シェズ、そういうお前こそ
 長らく何かに思い悩んでいるようだが。▼
 
- [シェズ(男性)]
- お前にはお見通しか。
 もう3年近い付き合いになるんだもんな。▼
 ミュソンという闇の魔道士は、
 俺の力に覚えがあるみたいだった。▼
 お前は俺を信じると言ってくれるが、
 俺は自分で自分を信じ切れないというか……▼
 悩んでるとまでは言わないが、
 ハッキリしないのは気持ちが悪いというか。▼
 
- [シェズ(女性)]
- あなたにはお見通しか。
 もう3年近い付き合いになるんだものね。▼
 ミュソンという闇の魔道士は、
 私の力に覚えがあるみたいだったわ。▼
 あなたは私を信じると言ってくれるけど、
 私は自分で自分を信じ切れないというか……▼
 悩んでるとまでは言わないけど、
 ハッキリしないのは気持ちが悪いというか。▼
 
- [ディミトリ]
- お前が何者だろうと、俺はお前を信じたい。
 その思いは、昔から変わっていないよ。▼
 
- [シェズ(男性)]
- けど、どうするんだ? 例えば
 もし俺が豹変して襲いかかってきたら。▼
 
- [シェズ(女性)]
- でも、どうするの? 例えば
 もし私が豹変して襲いかかってきたら。▼
 
- [ディミトリ]
- 無論、何としてでも止めるさ。だがそれも
 叶わない状況なら、その時には俺が……。▼
 ……すまない。こんなことを、
 言うべきではなかったよな。▼
 
- [シェズ(男性)]
- いいんだ。とはいえ、お前に殺されない
 ように、この力を使いこなさなきゃな。▼
 
- [シェズ(女性)]
- いいわよ。とはいえ、あなたに殺されない
 ように、この力を使いこなさないとね。▼
 
- [ラルヴァ]
- シェズ、本気かい?
 死んでもいいとでも言わんばかりだけど。▼
 
- [シェズ(男性)]
- もちろん殺されるのはごめんだが、
 仲間を殺すのはもっと嫌だしな。▼
 
- [シェズ(女性)]
- もちろん殺されるのはごめんだけど、
 仲間を殺すのはもっと嫌だしね。▼
 
- →前哨基地会話へ
大義のため(進軍マップでロッキン領南西部に進軍時)†
帝国 ロッキン領・王国軍陣地
- [アッシュ]
- ゲルズ、エッサー、ロッキン、オックス……
 こんな大軍勢を相手にするなんて……。▼
 
 《アッシュが死亡》
- [フェリクス]
- ゲルズ、エッサー、ロッキン、オックス……
 西部の貴族が総出で出迎えというわけか。
 《共通》
- [ディミトリ]
- 当然だろう。彼らにしてみれば、侵略戦争を
 仕掛けられているだけなのだから。▼
 俺たちが自国を守るために戦っているように
 彼らもまた自国を守るために戦っている。▼
 それだけは心に留めおいてくれ。
 各々、麾下の兵にもよく通達してほしい。▼
 
- [ドゥドゥー]
- ……は。承知いたしました。▼
 
 《選択》
- [シェズ(男性)]
- 後ろめたくても、やるしかないんだろ?
 だったら、全力で勝ちに行くだけだ。▼
 
- [シェズ(女性)]
- 後ろめたくても、やるしかないんでしょ?
 だったら、全力で勝ちに行くだけよ。▼
 
- [アネット]
- そうだよね……戦争のない毎日を
 取り戻すには、こうするしかないんだもの。▼
 
- [アッシュ]
- ……もう、立ち止まれはしませんからね。
 だけど、後悔するつもりもありません。▼
 僕たちは自分の意志で、
 この戦場にいるんですから。▼
 
- [シェズ(男性)]
- とはいえ、好きで今の帝国に従ってる
 奴ばかりとも限らないし……複雑だな。▼
 
- [シェズ(女性)]
- とはいえ、好きで今の帝国に従ってる
 人たちばかりとも限らないし……複雑ね。▼
 
- [メルセデス]
- そうね~……帝国の人たちも、今の帝国が
 おかしいことはわかっているはずなのに……▼
 
- [イングリット]
- 無益な犠牲を生む前に、将を一人でも
 説得して味方につけられればいいのですが。▼
 
- [フェリクス]
- フン、そうして余計なことを背負い込んで
 県が鈍らなければいいがな。▼
 
 《共通》
- [ラルヴァ]
- 戦いの果てに、平和な世が待っている。
 今はそう信じて戦おう。僕も力を貸すよ。▼
 
- [フェリクス]
- 何はともあれ猪、他の者が何と言おうと
 貴様のやるべきことは変わらないだろう。▼
 後悔などすべてが終わった後でやれ。
 道を選んだ以上は。もう後ろを振り返るな。▼
 
- [ドゥドゥー]
- ……少なくともおれたちは皆、
 陛下を信じてここにいるのですから。▼
 
- [ディミトリ]
- ……そうか。それは心強い。▼
 俺が進むべき道を見失った時には、
 お前たちが背中を押してくれる……。▼
 
- [シルヴァン]
- まあ、それが臣下……というか、友達として
 俺たちがあんたにしてやれることですしね。▼
 
- (ロドリグが歩いてくる)
- [ロドリグ]
- 準備は良いようですね、陛下……おや。
 話の邪魔をしてしまいましたか?▼
 
- [ディミトリ]
- いや、話ならちょうど終わったところだ。
 ロドリグ、お前の力もあてにしているぞ。▼
 
- [ロドリグ]
- お任せください。我々の力を
 敵軍に知らしめてやりましょう。▼
 
戦闘マップ(帝国西部突破戦)†
戦闘開始†
- [ロドリグ]
- これだけ多くの帝国諸侯が顔を揃えるとは。
 彼らも、国を守るために必死なのでしょう。
 
- [ディミトリ]
- 自分たちの国を守るために戦っているのは、
 こちらも同じだ。……早く政庁を落とすぞ。
 
- [ロドリグ]
- 砦を落として敵を包囲し、政庁に籠もる
 ゲルズ公が出てきたところを叩きますよ。
 
- [シルヴァン]
- それじゃ、まずは近場の砦だな。
 堅実に行くとしよう。
 
 《シルヴァンが死亡》
- [ドゥドゥー]
- まずは近くの砦を押さえるぞ。
市街地外部の砦を制圧せよ!†
- [ドゥドゥー]
- ……次へ行くぞ。
 
- [メルセデス]
- ふう……何だか、変な感じだわ。
 不思議なほど順調に進むわね~。
 
- [イングリット]
- 上手くいきましたね。これなら、
 しばらくは安心できるはずです。
 
- [モニカ]
- 来ましたね……。では手はずどおりに。
 各部隊は進軍し、王国軍を討ちなさい!
 《帝国軍、兵を送るため開門!(CAUTION!)》
 
 《敵増援、さらに出現!(CAUTION!)》
 
 
- [シェズ(男性)]
- ようやく敵将のお出ましか。
 迎え撃って逆に攻め入るぞ。
 
- [シェズ(女性)]
- ようやく敵将のお出ましね。
 迎え撃って逆に攻め入るわよ。
 
塔の広場前を制圧せよ!†
- [ロドリグ]
- やりましたな。……ううむ、先ほどから
 制圧が順調に進みすぎている気もするが。
 
- [モニカ]
- くっ、敵に押されていますね。
 あたしもここにいたら危ない……!
 《モニカ、広場の門を閉門して後退!(Report)》
 
 
- [フェリクス]
- 逃げる気か……! 早く追うぞ!
 
- [ロドリグ]
- おいフェリクス、そう逸るな!
 《王国軍、モニカ追撃のため塔の広場前を開門!(Report)》
 →モニカを追跡せよ!
 《門番を撃破し、モニカの元へ進軍せよ!(Report)》
 
 
- [ロドリグ]
- おっと、目的をお忘れなく。
 砦を抑えなければ、包囲は成りませんよ。
 →市街地の砦をすべて制圧せよ!
モニカを追跡せよ!†
- 門番を撃破
 《門番の撃破により開門!(Report)》
 
 
- [フェリクス]
- よし、これで道が開いたか……!?
 
- [モニカ]
- ふう……引っかかってくれたみたいですね。
 《モニカ、一時撤退(Report)》
 
 
- [モニカ]
- 好機到来、一気に行きますよ!
 《ソードマスターら、出現! 東西から進軍開始!(CAUTION!)》
 
 
- [ハンネマン]
- 我輩の出番が来たか。
 空から王国軍を攻めるとしよう。
 《ハンネマン、王国軍に魔法攻撃を開始!(CAUTION!)》
 
 
- [ロドリグ]
- やはり伏兵か……! 皆、いったん下がれ!
 先に後背の部隊を各個撃破するんだ!
 《リンハルトら、出現!(CAUTION!)》
 
 
- [リンハルト]
- さあ、包囲の輪を狭めよう。
 閉じきる前に各個撃破されたら大変だ。
 →リンハルトを撃破せよ!
《コンスタンツェら、出現!(CAUTION!)》
- [コンスタンツェ]
- 私が足を引っ張って、皆様の素晴らしい
 策を台無しにしないか……心配ですわ。
 →コンスタンツェを撃破せよ!
- [ロドリグ]
- 陛下、手筈どおりに兵を伏せております。
 合図をいただければ、動かしましょう。
 
- (作戦発動可能)
- 《作戦発動》
 
 
- [ディミトリ]
- ……今だな。ロドリグ、伏兵を。
 
- [ロドリグ]
- お任せください。
 さあ、各部隊に伝えよ!
 
- [モニカ]
- まだまだ、残りの兵力も投入を!
 《ウォーロックら、出現!(CAUTION!)》
 
 
- [アッシュ]
- うわっ、新手が……!
 何とか凌がないと!
 
リンハルトを撃破せよ!†
- [リンハルト]
- こんなところまで……
 君たちの勤勉さには辟易するよ……。
 
- ペトラがリンハルトに接近
 - 青燐EP.9のメイン戦闘で戦闘会話を発生させていない場合
 
 
- [リンハルト]
- やあ、ペトラか。
 悪いけど、僕の首は手柄にしないでくれよ?
 
- [ペトラ]
- ならば、死ぬ前、降伏する、望みます。
 わたし、手加減、できません!
 
- 青燐EP.9のメイン戦闘で戦闘会話を発生させた場合
 
- [リンハルト]
- また君か……いやあ、怖いね。
 僕にはとても殺せそうにない相手だよ。
 
- [ペトラ]
- わたし、油断しません。リンハルト、
 そのよう、言う、隙、狙っています!
 
- ドロテアがリンハルトに接近
 - 青燐EP.9のメイン戦闘で戦闘会話を発生させていない場合
 
 
- [ドロテア]
- リンくん? 貴方が戦場に立つなんて……。
 私、手は抜きませんから。
 
- [リンハルト]
- 君がまだ戦場に立っているほうが、
 僕としては疑問なんだけどね、ドロテア。
 
- 青燐EP.9のメイン戦闘で戦闘会話を発生させた場合
 
- [ドロテア]
- リンくん? 貴方が何度も戦場に立つ
 なんて……なんだか不思議よ。
 
- [リンハルト]
- 僕だって、たまには逃げないことを選ぶよ。
 それだけの話じゃないかな。
 
- ベルナデッタがリンハルトに接近
 - 青燐EP.9のメイン戦闘で戦闘会話を発生させていない場合
 
 
- [リンハルト]
- ベルナデッタ、ここはお互い、
 出会わなかったことにしてすれ違おう。
 
- [ベルナデッタ]
- はい、わかりました、リンハルトさん。
 ……って、そんなことできませんよ!
 
- 青燐EP.9のメイン戦闘で戦闘会話を発生させた場合
 
- [リンハルト]
- また会ってしまったか。ベルナデッタ、
 ここはお互い、死んだふりをしよう。
 
- [ベルナデッタ]
- はい、わかりました、リンハルトさん。
 ………………って、そうじゃないですう!
 
《リンハルトのHP50%以下》
- [リンハルト]
- 僕がやられると穴が開いちゃうんだけど……
 命には代えられないしねえ。
 
- [リンハルト]
- 死ぬまで戦うとか……
 柄じゃない……んだけど、なあ……
 《リンハルト、死亡!(Report)》
 
 
- [アネット]
- 結局、こうするしかなかったね……
 これからも、こういうことが続くのかな。
 
- [アネット]
- あれは……リンハルトだよね。
 殺さなきゃいけないのかな……?
 
 《アネットが死亡》
- [ディミトリ]
- あれは黒鷲の学級にいたリンハルトか。
 どうにか投降させられればいいんだが……。
 
 《共通》
- (作戦発動可能)
- 《作戦発動》
 
 - 《リンハルトを撃破し、説得せよ!(MAIN MISSION CHANGED)》
 
 
- [アネット]
- 寝返ってほしい、なんて言わないけど……
 戦いをやめることはできないかな。
 
 《アネットが死亡》
- [ディミトリ]
- このまま戦いを続けてどうする。
 投降してもらえないか。
 
 《共通》
 
- [リンハルト]
- ここまで殴っておいて?
 酷いね、君たちは……まあいいか。
 《リンハルトの説得に成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》
 
 
コンスタンツェを撃破せよ!†
- [コンスタンツェ]
- 私めのような有象無象に、気を配られる
 必要もないと愚考しますわ。
 
- [メルセデス]
- あなた……コンスタンツェ、よね?
 私のこと、覚えているかしら~……?
 
- [コンスタンツェ]
- ま、まさか、メルセデスお姉様ですか?
 再会が戦場とは、なんと無常な……。
 
- [コンスタンツェ]
- お久しぶりでございます、ユーリス様。
 貴方様はなぜこのようなところへ……。
 
- [ユーリス]
- まあ、こっちもいろいろあってな。
 お前も同じなんだろ、コンスタンツェ?
 
- [バルタザール]
- お前は、コンスタンツェ!?
 ……って晴れか。こいつは不味いぞ。
 
- [コンスタンツェ]
- あら、奇天烈……ではなく自由奔放な
 傭兵のバルタザール様ではございませんか。
 
- [ハピ]
- コニーじゃん。戦いたくないんだけど。
 
- [コンスタンツェ]
- 同意いたしますが、私の夢と陛下のため、
 戦いは避けられないのですわ。
 
《コンスタンツェのHP50%以下》
- [コンスタンツェ]
- ああ、私の夢……儚くも戦場に
 散ってしまうというのでしょうか……。
 《敵増援、さらに出現!(Report)》
 
 
- [ドゥドゥー]
- ……数が多いな。
 陛下だけはお守りしなければ……。
 
- [コンスタンツェ]
- 私の存在など……誰も……
 振り返る、ことは……ありませんわ……
 《コンスタンツェ、死亡!(Report)》
 
 
- [メルセデス]
- そんな……コンスタンツェ……。
 ……ごめんなさい。許さなくてもいいわ。
 
- [メルセデス]
- あれは……まさか、コンスタンツェ?
 お願い、私に説得させてちょうだい。
 
 《メルセデスが死亡》
- [フェリクス]
- 何だ、あの妙に陰気な女は……
 説得するだけ、してみるか……?
 
 《共通》
- (作戦発動可能)
- 《作戦発動》
 
 - 《コンスタンツェを撃破し、説得せよ!(MAIN MISSION CHANGED)》
 
 
- [メルセデス]
- コンスタンツェ、もうやめましょう?
 あなたを殺すなんて、私にはできないわ。
 
 《メルセデスが死亡》
- [フェリクス]
- お前も、まだ死ぬつもりはないのだろう。
 このあたりでやめておくべきだと思うがな。
 
 《共通》
- [コンスタンツェ]
- 主は私にこれ以上の生き恥を晒せと
 仰られるのでしょうか……。はあ……。
 《コンスタンツェの説得に成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》
 
 
- [ギリング男爵]
- 王国軍ごとまとめて街を焼いちまえ!
 勝ちゃあいいのよ!
 
- [エッサー子爵]
- 我が領地を脅かしおって!
 ファーガスの蛮族どもが!
 《ギリング男爵とエッサー子爵、出現!(CAUTION!)》
 →ギリング男爵とエッサー子爵を撃破せよ!
 
- [オックス男爵]
- 伏兵が撃退されつつあるか……。
 まずいな、敵を勢いに乗せてはならぬ!
 《オックス男爵、増援出撃のため開門!(Report)》
 
 《敵増援、オックス男爵の指示により出現!(Report)》
 
 
- [ロドリグ]
- 背後の敵は一通り片づいたようですね。
 では、再び政庁へと攻め上りましょう!
 →オックス男爵を撃破せよ!
ギリング男爵とエッサー子爵を撃破せよ!†
- [イングリット]
- くっ……まだ現れるのですか!
 これではきりがありませんね……。
 
- [ロドリグ]
- こういった事態に備えて、
 敵の進軍を阻む策を用意してあります。
 
- (作戦発動可能)
- 《作戦発動》
 
 
- [ロドリグ]
- 出よ! 敵の足を止めるのだ!
 《王国軍増援、出現! 敵の足止めを開始!(Good News)》
 
 
- [ディミトリ]
- やはり鮮やかだな、ロドリグ。
 父上がお前を頼りにしていたのもわかる。
 
- [フェリクス]
- ……フン。
 
- ギリング男爵とエッサー子爵のどちらかに接近
 《敵増援、さらに出現!(Report)》
 
 
- [アネット]
- こんなにたくさんの兵を呼ぶなんて、
 敵もそれだけ本気ってことだよね……。
 
- [ギリング男爵]
- 危ねえ危ねえ、こんなくだらないところで
 命を落としてたまるかよ……!
 《ギリング男爵、撤退!(Report)》
 
 
- [エッサー子爵]
- 雑兵はいくら死のうと構わんが、
 当主である私が死ぬわけにはいかんのでな。
 《エッサー子爵、撤退!(Report)》
 
 
オックス男爵を撃破せよ!†
- [オックス男爵]
- ここを抜けられては、我が領地が
 蹂躙される! それはさせぬぞ!
 
《オックス男爵のHP50%以下》
- [オックス男爵]
- 娘のため、民のため……!
 私は、負けられんのだ……!
 
- [オックス男爵]
- 我が刃は、届かぬか……
 許してくれ……私の……モニ……
 《オックス男爵、死亡!(Report)》
 
 
- [モニカ]
- 父様……!
 どうしてそんな無理を……!?
 《モニカ、再び出現!(Report)》
 
 
- [モニカ]
- ……父様を失ったのは、あたしの失態。
 あたしが、取り返さないと……!
 
モニカを撃破せよ†
- [フェリクス]
- ……先ほどは苦杯をなめさせられたな。
 今度こそ、倒させてもらうぞ!
 
- [ハンネマン]
- モニカ君! まずいな……。
 時を合わせて攻勢に出るべきか。
 
- [マヌエラ]
- 見殺しにするわけにはいかないわ。
 ハンネマン、行くわよ!
 《ハンネマンとマヌエラ、迎撃のため開門!(Report)》
 →ハンネマンとマヌエラを撃破せよ!
 
- [モニカ]
- 今のあたしには、余裕がないんです。
 勢い余って相討ちになっても知りません。
 
- [ドロテア]
- モニカちゃん……?
 ダメ、話し合う余地もないみたい…。
 
《モニカのHP75%以下》
- [モニカ]
- 陛下……あたしが勝ってみせますから……!
 
- [ドゥドゥー]
- ……手強い相手だな。
 
《モニカのHP50%以下》
- [モニカ]
- 陛下の状況も知らずに、好き放題
 攻め込んできて……!
 
《モニカのHP25%以下》
- [モニカ]
- まだです、まだ倒れません……!
 
- [モニカ]
- くううっ!
 あたしまで、死ぬわけ……には……!
 
- [ディミトリ]
- ……これで十分だろう。だが、まだ
 終わりではない。次の動きに備えよう。
 
ハンネマンとマヌエラを撃破せよ!†
- [ハンネマン]
- 今、我輩にできるのは、
 ここで骨を折らせてもらうことだけだよ。
 
- [マヌエラ]
- ハンネマン! 苦戦しているみたいね。
 あたくしが癒やしてあげるわ!
 《マヌエラ、白魔法でハンネマンを回復!(CAUTION!)》
 
 
- [ロドリグ]
- ああして傷を癒やされてはきりがない。
 先にマヌエラ殿のほうを狙いましょう。
 - 以後マヌエラ撃破までハンネマンのHPが50%を下回る度に全回復
 
- [ハンネマン]
- 教え子を守るために、教え子と戦う……。
 大変な時代が来てしまったな。
 
- [イングリット]
- まさか、ハンネマン先生とまで
 矛を交えることになるなんて……。
 
《ハンネマンのHP25%以下》
- [ハンネマン]
- 皆が戦っておるのだ。
 我輩も、粘らせてもらおう……!
 
- [ハンネマン]
- ここが死に場所ではない、か……。
 撤退させてもらおう……。
 《魔法攻撃、ハンネマンの撃破により停止!(Good News)》
 
 
- [マヌエラ]
- 顔見知りと戦うのは、本当に嫌よね。
 ……でも、避けられないわ。
 
- [アネット]
- そっか……マヌエラ先生も
 帝国の将、なんだよね……。
 
- [ドロテア]
- マヌエラ先輩……私たちの道は、
 分かれてしまったんですね……。
 
- [マヌエラ]
- ええ、ドロテア。
 あなたの選んだ道を、見せてくれる?
 
《マヌエラのHP75%以下》
- [マヌエラ]
- やるじゃない……!
 燃えてきたわよ、あたくし!
 
《マヌエラのHP25%以下》
- [マヌエラ]
- まだ結婚もできてないのに……
 死んでたまるものですか……!
 
- [マヌエラ]
- あたくしにはやるべきことがあるの。
 退かせてもらうわ……。
 
- [ディミトリ]
- ……お二人とも、本当に手強い相手だった。
 もう、道が交わることはないのか……。
 
市街地の砦をすべて制圧せよ!†
- [ロッキン子爵]
- 私の街に押し入り、民を殺しながら……
 正義を謳うとは厚顔無恥にも程があります。
 
- [ロッキン子爵]
- 我が街で……死ねるならば……
 本望、です……
 
- [フェリクス]
- よし……やれるだけのことはやったな。
 
- [ロドリグ]
- そろそろ出てきたらどうだ、ゲルズ公。
 貴公も将なら、部下の仇くらい取ってやれ。
 
- [ゲルズ公]
- 言われずとも一矢報いてやろう!
 死んでいった者たちが救われぬのでな……!
 《ゲルズ公、政庁前広場を開門!(CAUTION!)》
 →ゲルズ公を撃破せよ!
 
- [ヒュミル子爵]
- ゲルズ公は今の帝国になくてはならない方!
 絶対にお守りするのだ!
 《ヒュミル子爵ら、出現! ゲルズ公へ進軍開始!(CAUTION!)》
 
 
ヒュミル子爵を撃破せよ!†
- [シルヴァン]
- 最後の悪あがきってことか。
 ……仕方ない、付き合ってやるよ!
 
- [ヒュミル子爵]
- ゲルズ公……お逃げ、ください……
 陛下を……救い……
 
ゲルズ公を撃破せよ!†
- [ゲルズ公]
- 皮肉なものだ。平和のため奔走してきた
 私の領地が、真っ先に焼かれるとは。
 
- [ペトラ]
- ゲルズ公、……これまでの大恩、仇、返す、
 申し訳、ないです。……行きます!
 
- [ゲルズ公]
- 気にするな、君には君の事情があるのだ。
 私にも、私の目的があった……。
 
《ゲルズ公のHP75%以下》
- [ゲルズ公]
- 戦いは苦手なのだ……。
 だが……!
 
《ゲルズ公のHP50%以下》
- [ゲルズ公]
- やはり私には荷が重いか……。
 
《ゲルズ公のHP25%以下》
《プリースト、出現!(CAUTION!)》
《プリースト、白魔法でゲルズ公を回復!(Report)》
- [帝国兵]
- 閣下……これが限界です……。
 我々の力が及ばず、申し訳ありません……。
 
- [ゲルズ公]
- いや、十分だ……!
 私のために、すまぬ!
 
戦闘終了†
- [ゲルズ公]
- ここで命を捨てるわけにはいかぬ……。
 帝国を、守らねばならぬのだ……!
 《ゲルズ公、撤退!(CAUTION!)》
 
 
- [ディミトリ]
- 敵ながら、見事な奮戦だった……。
 これが続くと思うと……正直、参るな。
 政庁は陥落した、我々の勝利だ!
 ファーガスの騎士たちよ、勝ち鬨を上げろ!
 
クリア後†
食うか食われるか†
- [シェズ(男性)]
- 敵も必死だったな。
 一つ間違えば、こっちがやられてた。▼
 
- [シェズ(女性)]
- 敵も必死だったわね。
 一つ間違えば、こっちがやられてた。▼
 
- [ロドリグ]
- 帝国の貴族たちも、自領を守るために
 必死で抵抗しているわけですからね。▼
 仕方のないことです。ここからの戦いは
 ずっとこの調子だと思ったほうがいい。▼
 
- [シルヴァン]
- 食うか食われるかの戦争、ですからね。
 これが続くと思うと、まあ骨が折れそうだ。▼
 
- [イングリット]
- そう弱音を吐いては駄目よ。これは、
 平和を取り戻すための戦いなのだから。▼
 
- [ロドリグ]
- はは、弱音を吐きたくなるのも
 無理からぬことでしょうよ。▼
 さまざまな意味で、厳しい戦です。今回を
 含めて、地の利は常に敵にありますし……▼
 誰が相手だろうと、侵攻戦というものには
 ある種の後ろめたさがついて回りますから。▼
 
- [ディミトリ]
- ……どのみち、今更引き返す道はない。
 共存の選択肢がないのなら、戦うだけだ。▼
 
- [シルヴァン]
- ええ、こうしなきゃ滅ぼされるのは
 王国だってのは、俺たちにもわかってます。▼
 
- [ロドリグ]
- ……なるほど。あなたがたは、すべてを
 承知の上で前に進むのを選んだんでしたね。▼
 次代の領主たちがこうも強く育ったのです。
 ファーガスの未来は明るい。▼
 ならば今は、兵士たちの奮戦を讃えて
 ただ前へと進みましょう。▼
 侵略者の汚名などといったものは、
 陛下が全部着てくださいますから。▼
 
- [フェリクス]
- おい、勝手なことを……▼
 
- [ロドリグ]
- 無論、それを支えるのがお前の役目だ。
 フェリクス、わかっているな。▼
 お前は英雄フラルダリウスの血を継ぐ、
 “ファーガスの盾”なのだから。▼
 
- [フェリクス]
- ……フン。当たり前だ。▼
 
託された想い†
- [シェズ(男性)]
- あれ、ロドリグさん?
 こんな夜遅くまで調べ物か?▼
 
- [シェズ(女性)]
- ……あれ、ロドリグさん?
 こんな夜遅くまで調べ物?▼
 
- [ロドリグ]
- ええ、少し。明日の軍議に備えて、
 作戦の腹案を作っておこうと思いまして。▼
 そうすれば軍議もぐっと円滑に進みますし、
 出席される陛下の負担も軽くなるでしょう?▼
 軍議を開くたびに、議論が長引いていたら
 流石の陛下も倒れてしまいますよ。▼
 
- [シェズ(男性)]
- あいつ、いつもあんまり寝てないからな。
 この間も机に突っ伏して眠ってたぞ。▼
 
- [シェズ(女性)]
- 彼、いつもあんまり寝てないものね。
 この間も机に突っ伏して眠ってたわよ。▼
 
- [ロドリグ]
- ははは、そんな話を聞くと、
 何だか昔の先王陛下を思い出しますね。▼
 あの方も若くして即位されましたから、
 政務に慣れるまでは苦心しておられました。▼
 
- [シェズ(男性)]
- そうか、昔からの付き合いだったか。
 士官学校の同級生って話は聞いたが。▼
 ディミトリと、あいつの父さんって
 やっぱり似てるのか?▼
 
- [シェズ(女性)]
- そうか、昔からの付き合いなのよね。
 士官学校の同級生って話は聞いたけど。▼
 ディミトリと、あの人の父さんって
 やっぱり似てるのかしら?▼
 
- [ロドリグ]
- ええ、それはもう。まあ先王陛下のほうが
 少しばかり喧嘩っ早かった気もしますが……▼
 私と倅に比べれば、瓜二つですよ。
 ほら、うちはあまり似ていませんからね。▼
 
 《選択》
- [シェズ(男性)]
- そうかな、結構似てると思うが。
 何だかんだ言って責任感が強いところとか。▼
 
- [シェズ(女性)]
- そうかな、結構似てると思うけど。
 何だかんだ言って責任感が強いところとか。▼
 
- [ロドリグ]
- そうでしょうか? 照れ臭いですね。
 後であれにも言ってやってください。▼
 まあもちろん、悪い意味で
 似てしまったところも多々ありますがね。▼
 
- [シェズ(男性)]
- 確かにあんまり似てない気もするな。
 いや、外見とかは割と似てるが。▼
 
- [シェズ(女性)]
- 確かにあんまり似てない気もするわね。
 いえ、外見とかは割と似てるけど。▼
 
- [ロドリグ]
- ははは、あの妙に頑固な性格なんかは、
 母親譲りですからなあ。▼
 私とは……まあ、悪い意味で
 似てしまったところはありますけどね。▼
 
 《共通》
- [シェズ(男性)]
- 悪い意味で……?▼
 
- [シェズ(女性)]
- 悪い意味で……?▼
 
- [ロドリグ]
- 目的もなく、ただ生きるということが
 できない性分なのですよ。あれも、私もね。▼
 私は先王陛下の……あいつの右腕として、
 あいつに仕え、支えるために生きてきた。▼
 仕えるべき王を失い、生きる目的を失い……
 自分が何のために生きるべきかを考えて……▼
 その末に、あいつとの約束を果たすのを
 自分の新しい目的に据えてしまった。▼
 
- [シェズ(男性)]
- 約束、か……。
 どんな内容だったんだ?▼
 
- [シェズ(女性)]
- 約束、ね……。
 どんな内容だったの?▼
 
- [ロドリグ]
- もしも自分の子が道を誤った時には、お前が
 諫め、正してくれ……と頼まれたのですよ。▼
 ですが、いつまでもその目的に
 縋り続けてもいられないのでしょうなあ。▼
 今の陛下には、あなたのような仲間が……
 共に重荷を担ってくれる仲間がいますから。▼
 
- [シェズ(男性)]
- 俺のほうこそ、ディミトリたちには
 いろいろと支えてもらってるからさ。▼
 持ちつ持たれつってやつじゃないのか。
 もちろん、アンタにだって支えられてる。▼
 
- [シェズ(女性)]
- 私のほうこそ、ディミトリたちには
 いろいろと支えてもらってるから。▼
 持ちつ持たれつってやつじゃないかしら。
 もちろん、あなたにだって支えられてる。▼
 
- [ロドリグ]
- ふふ、それは喜ばしい。……ですが、
 近頃は力不足も感じていましてね。▼
 側で支えるだけでは不足、手を取って
 導かねばならない……とも思うのです。▼
 
- [シェズ(男性)]
- ロドリグさんじゃ不足だっていうのか?
 それに、ギュスタヴさんもいるじゃないか。▼
 
- [シェズ(女性)]
- ロドリグさんじゃ不足だっていうの?
 それに、ギュスタヴさんもいるじゃない。▼
 
- [ロドリグ]
- 私もギュスタヴ殿も、どちらかと言えば
 あの方にお仕えする臣下ですからねえ。▼
 私たちでは、陛下と同じ場所からフォドラの
 大地を俯瞰することはできないのです。▼
 むしろあなたは、陛下と友人としての
 対等な絆を築いている、希少な人物だ。▼
 
- [シェズ(男性)]
- まあ、俺は貴族でも何でもないからな。
 ディミトリは主君だけど、その前に仲間だ。▼
 
- [シェズ(女性)]
- まあ、私は貴族でも何でもないからね。
 ディミトリは主君だけど、その前に仲間よ。▼
 
- [ロドリグ]
- ……ふ。貴族でも何でもないから、ですか。
 確か、あなたの出身は同盟領でしたっけ。▼
 
- [シェズ(男性)]
- ああ、育ったのはコーデリア領の山間の村で
 ……昔のことは、よく覚えてないんだ。▼
 何しろこんな奇妙な力も持ってるし、
 自分の生まれには自信がないんだよな……。▼
 
- [シェズ(女性)]
- ええ、育ったのはコーデリア領の山間の村で
 ……昔のことは、よく覚えてないの。▼
 何しろこんな奇妙な力も持ってるし、
 自分の生まれには自信がないのよね……。▼
 
- [ロドリグ]
- どんな生まれか、どんな力を持っているか。
 それは、そこまで重要な話でしょうか。▼
 もちろん、自分が何者かを知りたいと
 思うのは当然のことかもしれません。▼
 けれど皆、あなたが誰かの子供だから、
 頼りにしているわけではないのですよ。▼
 たとえあなたが誰の血を引いていたって、
 我々が築いてきた関係は変わらないんです。▼
 
- [ラルヴァ]
- ……ふふ、立派な人だね。
 彼のような者を、人格者というのかな。▼
 
- [ロドリグ]
- さて、シェズ殿、折角ですし
 少し知恵を貸してもらえますかな。▼
 兵を伏せる場所や弓兵部隊の配置について、
 傭兵としての観点から意見が欲しいのです。▼
 
- [シェズ(男性)]
- ……ああ、もちろん。▼
 
- [シェズ(女性)]
- ……ええ、もちろん。▼
 
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