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会話集/章別会話

青燐の章/EP.14/皇帝の行方

ラルヴァ

[ラルヴァ]
………………。▼
[シェズ(男性)]
どうかしたのか、ラルヴァ。
このところおとなしいが。▼
[シェズ(女性)]
どうかしたの、ラルヴァ。
このところおとなしいけど。▼
[ラルヴァ]
どうもしないと思う。
思うけれど……▼
何かがこのままじゃいけないと、
そう訴えかけてくるんだ。何だろう……。▼
[ラルヴァ]
君の目覚ましい成長に、
僕は自分の現状を嘆いているよ。▼
何度も道に迷って、その度に言葉を重ねる
ことになったあの頃を思うとね。▼
文句のつけようのない決着を、
信じているよ、シェズ。▼

ディミトリ

今はただ、信じよう……

[ディミトリ]
クロードや同盟軍の者たちには、
感謝しなくてはならないな。▼
同盟軍だけで敵を押し留める一手を閃いたと
言っていたが……皆、無事でいるだろうか。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
クロードは頭が切れるんだろ? きっと、
策を弄して上手く切り抜けるんじゃないか。▼
[シェズ(女性)]
クロードは頭が切れるんでしょ? きっと、
策を弄して上手く切り抜けるんじゃない?▼
[ディミトリ]
……ああ。あいつは士官学校時代から、他の
者が考えないようなことを考える男だった。▼
[シェズ(男性)]
同盟軍だけじゃ厳しかったんじゃないか?
かといって、戻る選択肢もないが……。▼
[シェズ(女性)]
同盟軍だけじゃ厳しかったんじゃない?
かといって、戻る選択肢もないけど……。▼
[ディミトリ]
ああ、今更引き返すことはできない……。
彼らの無事を祈りながら、進むしかないな。▼

《共通》
[ディミトリ]
今後の戦略を考えれば、こんなところで
同盟軍の戦力を欠くのは大きな痛手になる。▼
クロードの手腕を……言葉を信じて、
先に進もう。為すべきを、為さなくては。▼

俺が、必ず……

[ディミトリ]
フェニヤ子爵は、やはりあれ以上の
情報を持っていないようだったな……。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
仕方ないさ。きっとあいつも、
誰かの掌の上で踊ってるだけなんだろ。▼
[シェズ(女性)]
仕方ないわ。きっとあの人も、
誰かの掌の上で踊ってるだけなのよ。▼
[ディミトリ]
そうだな。初めから、あの者が持っている
情報にさして期待もしていなかったし……。▼
[シェズ(男性)]
本当か? 何も知らないって
装ってるだけって線もあるよな。▼
[シェズ(女性)]
本当に? 何も知らないって
装ってるだけって線もあるわよね。▼
[ディミトリ]
……あの手の者は、忠義や国益よりも、
我が身可愛さで短絡的に動くものだ。▼
少しでも命の危険を感じれば、
すぐに持っている限りの情報を吐く。▼
……この2年間、俺は数え切れないほど
そうした手合いへの尋問を繰り返してきた。▼

《共通》
[ディミトリ]
しかし、エーデルガルトもエーギル公も
揃ってタレスの傀儡となっていたとはな。▼
アリアンロッドでタレスを討てていれば、
帝国領の人々も命を落とさずに済んだ……。▼
あの男さえ、この世にいなければ……
……この命に代えても、殺して見せる。▼

ドゥドゥー&フェリクス

ベルグリーズ伯か/骨が折れそうだ

[ドゥドゥー]
……帝国軍の殿を務めているのは、
ベルグリーズ伯だそうだな。▼
[フェリクス]
ああ、アリルでも戦った難敵だ。
突破するにはさぞ骨が折れるだろうよ。▼
帝国の現状を知ってなお、皇帝の背を守る
盾となろうとするとは、見上げた忠誠心だ。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
どんな状況でも皇帝の背中を守る者、か。
何だかドゥドゥーみたいだな。▼
[シェズ(女性)]
どんな状況でも皇帝の背中を守る者、か。
何だかドゥドゥーみたいね。▼
[ドゥドゥー]
……そうかもしれんな、もしおれと陛下が
同じ状況にあったなら、きっとそうする。▼
[フェリクス]
ハッ……確かに貴様は仮に奴が突然暴君に
変貌したとしても、奴を裏切らんだろうな。▼
[シェズ(男性)]
どんな状況でも皇帝の背中を守る者、か。
何だかフェリクスみたいだな。▼
[シェズ(女性)]
どんな状況でも皇帝の背中を守る者、か。
何だかフェリクスみたいね。▼
[フェリクス]
フン、同類扱いするな。俺ならば、とっとと
見切りをつけて国を出て行っているだろう。▼
[ドゥドゥー]
……お前は、軽々しくそんなことが
できる人間とは思えんが。▼

アッシュ

覚えていた?

[アッシュ]
君は軍務卿の息子……カスパルのことを、
覚えていた? 僕たちの同窓生だよ。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
ああ、あまり関わりはなかったが覚えてる。
黒鷲の学級(アドラークラッセ)にいた奴だろ。▼
[シェズ(女性)]
ええ、あまり関わりはなかったけど、
覚えてるわ。黒鷲の学級(アドラークラッセ)にいた人でしょ。▼
[アッシュ]
……うん。僕は昔、食堂や訓練場で
何度か話をしたことがあって。▼
[シェズ(男性)]
いや、悪い。
さっぱり覚えてないな……。▼
[シェズ(女性)]
いや、ごめん。
さっぱり覚えてないわね……。▼
[アッシュ]
まあ、他の学級と深く交流する前に、
士官学校は休止になっちゃったしね。▼
僕、カスパルとは食堂や訓練場で
何度か話をしたことがあってさ。▼

《共通》
[アッシュ]
乱暴なのは玉に瑕だけど、話していると
僕まで元気が湧いてくるような人だった。▼
こんな時代じゃなかったら、
きっと友達になれたのかな……。▼

シルヴァン

面倒だなあ

[シルヴァン]
ベルグリーズ伯にはいろいろ物騒な逸話が
あるんだ。素手で熊を倒したとか、何とか。▼
その手の噂を聞く限り、その。
たぶん、陛下の同類なんだろうなと。▼
いや、王様と将を同じ物差しで測っちゃ
いけないんだろうが……武勇的な意味で。▼
陛下にしろ軍務卿にしろ、
まともに相手をしたい相手ではないよなあ。▼

メルセデス&イエリッツァ

夢みたいだわ/生きてなど……

[メルセデス]
エミール……こうしてあなたに
もう一度会えるなんて、夢みたい。▼
もう二度と、あなたを置いて遠くに行ったり
しないわ。これからは、ずっと一緒よ。▼
[イエリッツァ]
メルセデス……。だが、今の私は
ただ死に場所を探すだけの人間だ……。▼
生きてゆく意味も、進むべき道も、
今の私には、何一つ……▼
[メルセデス]
私は、あなたが死ねばとても悲しいし、
ただ生きていてくれるだけでも嬉しいのよ。▼
それだけじゃ、あなたにとっての
「生きていく意味」にはならないかしら。▼
[イエリッツァ]
っ……。だが……
私の中の“死神”は、きっとお前を……。▼
[メルセデス]
エミールは、エミールだもの。
私はちっとも怖くないわ。▼
それに、心配しないで。私だって、
この2年でとっても強くなったんだから~。▼

メルセデス

エミール……
《イエリッツァ未説得時》

[メルセデス]
あのね……“死神騎士”の正体は、
他でもない、イエリッツァ先生よ。▼
そしてイエリッツァ先生は私の弟。
子供の頃にね、帝国で生き別れたの。▼

《イエリッツァを説得した上で死亡時》
[メルセデス]
……信じられないかもしれないけれど、
イエリッツァ先生はね、私の弟なの。▼

《共通》
[メルセデス]
やっと会えたと思ったのに、
こんなことって……。▼
……ごめんなさい。今は少しだけ、
一人でお祈りさせてくれないかしら。▼

アネット

強かったね……

[アネット]
ヒルダのお兄さん……ホルストさんだっけ。
すっごく頼りになる人だったね。▼
いったいどう頑張ったら、
あそこまで強くなれるんだろう。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
努力……は、もちろんお前もしてるしな。
訓練や勉学の効率を上げてみるとか?▼
[シェズ(女性)]
努力……は、もちろんあなたもしてるしね。
訓練や勉学の効率を上げてみるとか?▼
[アネット]
なるほど……がむしゃらに頑張るだけじゃ
駄目ってことだよね。ちょっと考えてみる!▼
[シェズ(男性)]
うーん……あれはホルストさんの
努力ってより、素質の問題なんじゃないか?▼
[シェズ(女性)]
うーん……あれはホルストさんの
努力ってより、素質の問題なんじゃない?▼
[アネット]
確かに、紋章は持ってないって聞いたけど、
体格とか才能は天性のものだもんね……。▼

《共通》
[アネット]
あたしはあたしなりの方法で、
強くなるしかないってことかな。▼
せめて、いつも側にいてくれる仲間を
守れるくらい強くならなくちゃ。▼

イングリット

わかりませんね

[イングリット]
エーギル公は皇帝の威を借りて、政を
ほしいままにしているように見えますが……▼
滅び行く帝国を憂い、必死に
守ろうとしているようにも見えます。▼
あの者の忠心は、本物なのでしょうか……。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
帝国を救おうっていう気持ちに嘘は
ないんじゃないか。手段や結果はともかく。▼
[シェズ(女性)]
帝国を救おうっていう気持ちに嘘は
ないんじゃない? 手段や結果はともかく。▼
[イングリット]
そうなのでしょうか……いえ、ここで何を
言ったところで、推測でしかないのですか。▼
[シェズ(男性)]
よくわからないが、自分が偉くなれれば
どうでもいいんじゃないか?▼
[シェズ(女性)]
よくわからないけど、自分が偉くなれれば
どうでもいいんじゃない?▼
[イングリット]
かつては辣腕で知られたそうですが……
時間は、人を変えてしまうのでしょうか。▼

《共通》
[イングリット]
……とにかく、今は彼らを追いましょう。
戦況を一気に進める、絶好の好機です。▼

ロドリグ

正解でしたね

[ロドリグ]
いやあ、やはりジェラルト傭兵団を
味方に引き入れて正解でしたね……。▼
下手な騎士団よりも統制が取れている。
アリルでの戦いで、実感しましたよ。▼
この戦いが終わっても、彼らには王国で
働き続けてほしいものですが……▼
何やらレア様との因縁があるようですし、
きっとそうもいかないのでしょうね。▼

セテス

大司教ならば……

[セテス]
大司教ならば、敵に気づかれることなく
大修道院までは到達できるはずだ。▼
率いる騎士団も選り抜きの者たちだ。
何かあっても問題はなかろう。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
レアさんを信頼してるんだな。
けど、何であの人はそんなに強いんだ?▼
[シェズ(女性)]
レアさんを信頼しているのね。
けど、何であの人はそんなに強いの?▼
[セテス]
うむ……大司教は、人々を守り導くためには
相応の力が必要だとお考えだ。▼
古の聖人たちも皆、力を持っていた。ゆえに
彼らに倣い、彼女も努力してきたのだろう。▼
[シェズ(男性)]
一つ疑問なんだが……何で教団の抱える
騎士団には、強い奴らが集まるんだ?▼
[シェズ(女性)]
一つ疑問なんだけど……何で教団の抱える
騎士団には、強い人たちが集まるの?▼
[セテス]
彼らとて元から強かったわけではない。
努力と経験の賜物だと思ってもらいたい。▼
彼らは平時でも信徒の安全を守るため、
紛争の仲介や賊退治に奔走してきた。▼
実戦経験の数で言えば、諸国の騎士たちの
比ではない。つまり、そういうことだ。▼

《共通》
[セテス]
とはいえ、我々も悠長にはしていられん。
君たちも出撃の支度を急いでくれ。▼

フレン

彼らは恐らく……

[フレン]
わたくし、本当はレア様にご一緒させて
いただこうと思っていましたのよ。▼

《セテスが生存》
[フレン]
でもお兄様が許してくれなかったんですの。
自分の近くから離れては駄目だと言って。▼
たぶん……先の戦いに現れた、闇の魔道士の
方々のことを警戒しているのだと思います。▼

《セテスが死亡》
[フレン]
でもお兄様が生きていたらこちらに残ったと
思いますの。だから、その代わりを……。▼
……あなたは先の戦いに現れた、
闇の魔道士の方々のことを覚えていて?▼

《共通》
[フレン]
彼らは恐らく、フォドラの闇に蠢く者……▼
わたくしは、彼らのことをよく知りませんが
とにかく危険な方々なのだと思いますが。▼

カトリーヌ

気が気じゃないね……

[カトリーヌ]
はあ……想定どおりの動きとはいえ、
正直なところ気が気じゃないな。▼
そろそろレア様たちも大修道院の近くまで
辿り着いた頃だろう。ご無事だといいが。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
心配無用だろ。俺たちが着く頃には
大修道院を陥落させてるかもしれないぞ。▼
[シェズ(女性)]
心配無用でしょ。私たちが着く頃には
大修道院を陥落させてるかもしれないわよ。▼
[カトリーヌ]
そうだといいんだが……。大修道院で
どんな敵が待ち構えてるかわからないだろ?▼
[シェズ(男性)]
ああ……あそこは帝国軍の重要拠点だしな。
駐屯してる兵の数も相当だろう。心配だな。▼
[シェズ(女性)]
ええ……あそこは帝国軍の重要拠点だし。
駐屯してる兵の数も相当でしょう。心配ね。▼
[カトリーヌ]
レア様ならきっと大丈夫だと信じたいが、
どんな敵が待ち構えてるかわからないしな。▼

《共通》
[カトリーヌ]
もたついてる暇はない。どんな名将が相手
だろうと、ぶっ飛ばして進むだけさ。▼

リンハルト

こうなっちゃうか

[リンハルト]
ベルグリーズ伯を敵として戦場で見る日が
来るなんてなあ……。▼
それに。カスパルもいたよね。
とりあえずは逃げ出したみたいだけど。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
お前とカスパルは……幼馴染だったか?
こんなことになって大変だよな。▼
[シェズ(女性)]
あなたとカスパルは、幼馴染だったかしら?
こんなことになって大変よね。▼
[リンハルト]
いや、そうでもないよ。僕がこの軍で
生き延びることを受け入れているように……▼
あいつも僕を殺すかもしれないことは
わかっているさ。たぶんね。▼
[シェズ(男性)]
その割に平気そうだな。
お前とカスパルは幼馴染じゃなかったか?▼
[シェズ(女性)]
その割に平気そうね。
あなたとカスパルは幼馴染じゃなかった?▼
[リンハルト]
そうだけど、仕方ないよ。あいつは名誉とか
大いなる目的のために戦ってはいないから。▼
戦うことが生きる手段だし、死ぬ気は……
負ける気は微塵もないんだから。▼

ベルナデッタ

部屋でじっとしていたい……

[ベルナデッタ]
山道は大変だし、地面は燃えてるし、
恐ろしいベルグリーズ伯は出てくるし……▼

《主人公が男性の時》
[ベルナデッタ]
本当に酷い一戦でした……。
ベルはもう部屋でじっとしていたい……。▼
……なのに、これからガルグ=マクまで
険しい道を一直線なんですよ!?▼

《主人公が女性の時》
[ベルナデッタ]
本当に酷い一戦だったよ……。
ベルはもう部屋でじっとしていたい……。▼
……なのに、これからガルグ=マクまで
険しい道を一直線なんだよ!?▼

《共通》
[ベルナデッタ]
戦争が終わっても、これじゃベルの平穏は
永遠に来そうにないよお……。はあ……。▼

ドロテア

忘れられない光景よね

[ドロテア]
“煉獄の谷”が文字通り煉獄になったわ。
多くの人が狭い谷に折り重なってて……。▼
きっと一生忘れられない光景になる。
どんなに忘れたくてもね。▼
……さ、気分を切り替えていなきゃ。
準備は万全かしら?▼

ペトラ

思い出、あります

[ペトラ]
前エーギル公、わたし、一つ、思い出……
悪い、思い出、しかし、あります。▼
わたし、帝都、来たばかりの頃、あの男、
わたしの父、侮辱する、しました。▼
怒る、わたし、即座、蹴り飛ばす、です。
反省する、しています。▼

イエリッツァ

[イエリッツァ]
………………。▼
メルセデス……。▼

ローレンツ

心配は無用だ

[ローレンツ]
後方に残った同盟軍のことならば、
クロードに任せておけば心配は無用だ。▼
クロードは、盟友を助けるために、無償で
危ない賭けをするような男ではない。▼
どんな策を閃いたのか知らないが、
勝算があるからこそ留まったのだろう。▼
必ず勝利し、その勝利によって、何かしら
同盟の利を必ず得る。そういう男なのだよ。▼

ラファエル

参ったなあ

[ラファエル]
次は追撃戦になるって聞いたぞ。
てことは、逃げる敵を追いかけるんだろ?▼
参ったなあ、オデ、駆けっこは苦手でよ。
頑張っても追いつけねえかもしれねえよ。▼
お前は駆けっこ速そうだよなあ。
細え体のほうが、体が軽いもんなあ。▼
オデがみんなに置いてかれても、
気にしねえで先に行ってくれよ。▼

イグナーツ

大丈夫でしょうか?

[イグナーツ]
戦況はこちらに優勢ですが、まだ敵には
猛将ベルグリーズ伯がいるんですよね。▼
せめてこちらにホルストさんがいれば……▼

《選択》
[シェズ(男性)]
そうだな。確かにホルストさんなら、
ベルグリーズ伯とも互角に渡り合える。▼
[シェズ(女性)]
そうね。確かにホルストさんなら、
ベルグリーズ伯とも互角に渡り合えるわ。▼
[イグナーツ]
同盟軍と別行動にさえならなければ……
なんて、言っても仕方ないですよね。▼
[シェズ(男性)]
弱気になるなって。こっちにも強い将は
たくさんいるし、俺だっているんだ。▼
[シェズ(女性)]
弱気にならないでよ。こっちにも強い将は
たくさんいるし、私だっているのよ?▼
[イグナーツ]
そうですよね……!
キミだってすごく強いですもんね。▼

《共通》
[イグナーツ]
……でも、やっぱり不安だなあ。
ホルストさーん……▼

マリアンヌ

彼らも私たちと同じ……

[マリアンヌ]
戦場にいた帝国軍の中にも、主に祈りを
捧げている方がいました……。▼
たとえ今は敵でも、彼らは私たちと同じ
フォドラの人間です。▼
彼らにも大切な家族やお友達がいて……
そういう人たちと戦っているんですよね。▼
……ごめんなさい。埒もない話を。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
この戦争さえ終われば、今は敵側にいる
連中とも、笑って話せる日が来るさ。▼
[シェズ(女性)]
この戦争さえ終われば、今は敵側にいる
連中とも、笑って話せる日が来るわ。▼
[シェズ(男性)]
大事なことだ。戦争を続けていると、
そういう感覚が失われがちだからな。▼
[シェズ(女性)]
大事なことよ。戦争を続けていると、
そういう感覚が失われがちだものね。▼

《共通》
[シェズ(男性)]
だが、ここにいる限り今は戦うしかない。
大丈夫か? 無理はするなよ。▼
[シェズ(女性)]
でも、ここにいる限り今は戦うしかない。
……大丈夫? 無理はしないで。▼
[マリアンヌ]
はい……この戦争で命を落とした人たちの
ためにも、最後までやり遂げないと。▼

《ヒルダが死亡》
[マリアンヌ]
ヒルダさんの分まで、私が……。▼

ユーリス

………………

[ユーリス]
………………。▼
……おい何だよ、妙な顔しやがって。
俺がここにいたら、そんなにおかしいか。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
ああ……すまん。お前がそうして女神に
祈ってる姿は新鮮だったからな。▼
[シェズ(女性)]
ええ……ごめん。あなたがそうして女神に
祈ってる姿は新鮮だったから。▼
[ユーリス]
……俺の母親も敬虔な信徒でね。
よく、こうして女神様に祈ってたもんだ。▼
その姿を見て育ったからか、勝負事の前には
祈るってのが、ガキの頃からの習慣でね。▼
[シェズ(男性)]
いや、全然。邪魔しちまって悪かったな。
何を祈ってたんだ?▼
[シェズ(女性)]
いや、全然。邪魔しちゃって悪かったわね。
何を祈ってたの?▼
[ユーリス]
勝利と無事を。総本山を巡る戦いだ。
女神様も少しくらい力を貸してくれるだろ。▼
まあ帝国軍も帝国軍で、総本山を守る
戦いだ、って女神様に祈ってるんだろうが。▼
こうしてでかい勝負の前に祈るのは、
ガキの頃からの習慣でね……。▼

バルタザール

いやあ、困ったねえ

[バルタザール]
いやあ、困ったねえ。▼
おれが帝都でどデカい借金をこさえちまった
相手が、王国軍の捕虜になってるってよ。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
それで何が困るんだ?
借りた金は返せよ。▼
[シェズ(女性)]
それで何が困るの?
借りた金は返しなさいよ。▼
[バルタザール]
そこさ、おれが困ってんのは。
もし処刑でもされちまおうもんなら……▼
返したくても返せる相手がいなくなる。
借金を踏み倒すようで悪いなと思ってよ。▼
[シェズ(男性)]
まさか、このまま処刑でもされれば、
借金を返さなくて済むなんて考えてるのか?▼
[シェズ(女性)]
まさか、このまま処刑でもされれば、
借金を返さなくて済むなんて考えてるの?▼
[バルタザール]
おいおい、人聞きの悪いこと言うなって。
借金を踏み倒す真似はしたくねえんだがな。▼

コンスタンツェ

正気とは思えませんわ!

[コンスタンツェ]
エーデルガルト様があのエーギル公に
あれほど好き勝手させているなんて……▼
正気とは思えませんわ!
……ハッ、まさか。▼
いえ、そう考えれば辻褄は合いますわ。
彼らの姿が見えなくなったわけも……。▼
………………。今の帝国は、
闇の巣窟と化しているのでしょう。▼

ハピ

気分良くないね

[ハピ]
追撃戦っていうの?
逃げる人をただ追いかけるのって……▼
気分良くないね。
すっごい悪者になった気分。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
それは同感だがな。
ここで逃すわけにはいかないぞ。▼
[シェズ(女性)]
それは同感だけどね。
ここで逃すわけにはいかないわ。▼
[ハピ]
わかってるし。
……っと危ない。ため息出そ。▼
[シェズ(男性)]
お前と最初に戦った、あの戦いも、
追撃戦だったと思うが。▼
[シェズ(女性)]
あなたと最初に戦った、あの戦いも、
追撃戦だったと思うけど。▼
[ハピ]
そーだよ。
だから、ヤな気分だったじゃん。▼
それでキミたちの説得に応じたんだし。▼

シャミア

こちらについてくるより……

[シャミア]
正直な話、私はこちらについてくるより、
レアさんと一緒のほうが良かったがな。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
暑いのが苦手だからか?
確かにアリルはしんどい戦場だった。▼
[シェズ(女性)]
暑いのが苦手だからかしら?
確かにアリルはしんどい戦場だったわ。▼
[シャミア]
フ……外れだ。
ダグザの南のほうがよほど暑いぞ。▼
[シェズ(男性)]
大司教を守りたいからか?
以前、恩があったんだよな。▼
[シェズ(女性)]
大司教を守りたいからかしら?
以前、恩があったのよね。▼
[シャミア]
その恩義には、十分報いたさ。
私はカトリーヌとは違う。▼
[シェズ(男性)]
何でだ? 思い当たる理由はないが……。▼
[シェズ(女性)]
何で? 思い当たる理由はないけど……。▼

《選択》
[シャミア]
単に、戦い方の問題だよ。
あんな狭い谷で乱戦するくらいなら……▼
ガルグ=マクに奇襲をかけたほうが、
よほど安全に戦える。▼

灰色の悪魔&ジェラルト

そういう理由だったのか/ああ……

[ベレト]
……騎士団を辞めたのは、
そういう理由だったのか。▼
[ベレス]
……騎士団を辞めたのは、
そういう理由だったのか。▼
[ジェラルト]
ああ。だから、レア様の目に留まるのは、
避けたかったんだがな……ん?▼
[シェズ(男性)]
悪い、話し中だったか?▼
[シェズ(女性)]
悪いわね、話し中だった?▼
[ジェラルト]
気にすんな、たいした話じゃねえよ。
それより……▼
出撃の準備はできてんのか? この先は、
今までにない激戦が予想されるだろ。▼
[ベレト]
ジェラルト傭兵団も、総力を挙げて
戦わせてもらうよ。▼
[ベレス]
ジェラルト傭兵団も、総力を挙げて
戦わせてもらうね。▼

灰色の悪魔

父は……

[ベレト]
父は中央教会というより、大司教のレアに
近づくのを避けていたようだった。▼
父自身もだが……子である自分もな。
だが、避けたままではいられないだろう。▼
何か理由があるなら、知っておきたい。▼
[ベレス]

アロイス

無事であればよいが

[アロイス]
ガルグ=マクには山の外に繋がる抜け穴や、
我々も知らぬ隠し通路が数多くある。▼
言うまでもないが、レア様たちはそんな
大修道院の構造を熟知していることだろう。▼
今は奇襲の成功を信じて進むしかあるまい。
皆が無事でいればよいのだが……。▼

門番

自分も頑張ります!

[門番]
隊長、お疲れ様です!
本日も異常なしであります!▼
とはいえ、迫りくる決戦に備えて、
皆さん忙しく駆け回っている様子……。▼
少しでも皆さんが落ち着いて
過ごせるように、自分も頑張ります!▼

アンナ

[アンナ]
今日も掘り出し物がざくざく見つかったわ!
また基地でお店を開くから、期待していて。▼

おまけしておいたわよ!

[アンナ]
ついにガルグ=マクを奪還するってことで、
いろいろとおまけしておいたわよ!▼
え? いつもと値段が変わらない?
そ、それは……▼
いつもおまけしてあげてるってことよ!
またのご来店を~!▼

ベリナス子爵

間に合いました……!

[ベリナス子爵]
ふう、何とか間に合いました……!
ここからは私たちも加勢いたします。▼
……あら。あの暑苦し……ごほん、
ブレナス子爵はまだ来ていないのですか?▼
ならば、彼の分まで、私が皆さまをお支えして
みせましょう。頼りにしていてください。▼

王国将

何者なんだ?

[王国将]
あの薄気味悪い連中、アリルにも現れたが
いったい何者なんだろうな……。▼
西方教会と戦った時や、コルネリアの奴を
討伐した時にも姿を見たような気がするぞ。▼
あいつらの狙いはいったい何なんだ?
帝国を戦争に勝たせることなのか……?▼

王国兵

長い道のりでしたねえ

[王国兵]
何だか、いよいよ最終決戦って
感じがしてきましたよねえ、隊長。▼
いやもちろん、ガルグ=マクの攻略や
帝都の攻略だって残ってるわけですけど。▼
それにしたって、長い道のりだったなあと
思いまして。何だか感慨深いですよ。▼

ダスカー将

難しいものだ……

[ダスカー将]
軍全体が沸き立っているように感じる。
大修道院の奪還が目前に迫っているからか?▼
フォドラの者にとって、ガルグ=マクとは
ここまで大きな意味を持つ場所なのだな。▼
……ううむ。ダスカーで言う、主神の
神殿や聖域のようなものなのだろうか。▼
異なる土地の習俗や、根付いた考え方を
理解するのは、なかなか難しいものだ……。▼

セイロス騎士

猊下に何かあれば……

[セイロス騎士]
私は王国軍と共に進軍するように命じられたの
ですが……やはり猊下の御身が心配です。▼
あの方に何かあれば、フォドラの一大事。
人々も心の支えを失いましょう。▼
私としては、やはり猊下が戦場に立つなど
危険に過ぎると思っています。▼
ですが、猊下ご自身が望まれたことですし、
それをお留めするわけにもいきません……。▼

修道士

歴史が動くのですね

[修道士]
皇帝の兄弟は、みな既に死んでいるとか。
つまり、彼女さえ討ってしまえば……▼
アドラステアは次に担ぐべく皇帝をめぐり、
きっと内紛状態となることでしょうね。▼
しかし、1000年続いた皇家の血統が
ここで途絶えるかもしれないと思うと……▼
何だか、すごい場面に
立ち会うことになりそうですね。▼

学者

おや……

[学者]
我々学者が同行しているのが意外ですか?
こう見えて、戦場では仕事が多いのですよ。▼
前線にどれだけの物資を供給するか、
拠点の攻略にどれだけの兵員が必要か……▼
軍略や武芸に秀でていようと、そうした
緻密な計算ができねば戦いには勝てません。▼
陛下はそれをよく心得ていらっしゃる。
蔑ろにする指揮官も少なくないのですよ。▼

傭兵

傭兵なんだ……

[傭兵]
帝国で仕事をしていた同業者たちは、
ほとんど王国や同盟に移ってきたよ。▼
この戦争の大勢が決まりつつあると、
傭兵たちは考えているんだ。▼
そういった情勢の変化に敏感でないと、
傭兵はやっていられないからね。▼

ふーっ

[傭兵]
ふーっ、でかい戦いになるのは予想外
だったが、どうにかアリルを抜けたな!▼
軍務卿だか何だか知らないが、
暑さに耐えきった俺たちは無敵だぜ!▼
今の俺たちの敵じゃ……うっ。
……悪い、まだ少しクラクラしててなあ。▼

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Last-modified: 2023-04-03 (月) 23:23:06
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