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会話集/章別会話

青燐の章/EP.6 陰謀の気配

オープニング

ナレーション

ロナートを討った王国軍は、カロン伯らの援
軍を受けて更に南進。一時帝国軍への臣従を
表明していたローベ伯はあっさりと降伏し、
アリアンロッドは王国の支配下へと戻った。
西の要衝を失った帝国軍は、南方に位置する
旧アランデル領に再び兵を集め始める。兵数
で劣る王国は、帝国軍の終結が終わる前に攻
勢に出ることを決めた。

失踪

[フェリクス]
アリアンロッドをあっさり落としたはいいが
敵を目の前に休息というのも落ち着かんな。▼
[ディミトリ]
落ち着かなくとも休める時に休んでおけ。
どのみち、またすぐに出陣することになる。▼
[シェズ(男性)]
まだ狙われてるんだもんな、この要塞。
堅固だからこそ押さえたいってことか。▼
[シェズ(女性)]
まだ狙われてるんだものね、この要塞。
堅固だからこそ押さえたいってことかしら。▼
[ドゥドゥー]
密偵によれば、敵は旧アランデル領からの
要塞攻略を目論んでいるとか……。▼
[ディミトリ]
……旧アランデル領、か。
2年前に皇帝直轄領とされたそうだな。▼
アランデル公はエーデルガルトによって
蟄居させられたと聞き及んでいるが……▼
本当ならば、俺がこの手で……。……いや。▼
敵が攻め寄せ、万一この要塞が陥落すれば、
王国は厳しい戦いを強いられるだろう。▼
[シルヴァン]
元々西部は敵の少ない土地でしたし
北よりも要塞の数は少ないんでしたっけ。▼
[アネット]
最近になっていろいろ整備を進めてるって
伯父さんたちは前に言ってたけどね。▼
[ロドリグ]
アリアンロッドを抜かれれば、西部は
敵の手に落ちかねん……ということですね。▼
[ディミトリ]
そうだ。だからこそ、先手を打って
この地を狙う帝国軍を潰さねばならない。▼
[アッシュ]
ここまでは攻められるばかりでしたけど、
今度はこちらから攻めに転じるんですね……!▼
[ディミトリ]
そうだな……防衛に徹してばかりでは、
無意味な犠牲が増え続けるだけだ。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
攻撃は最大の守りって言うからな。
誰が相手だろうと、ぶっ飛ばしてやるよ。▼
[シェズ(女性)]
攻撃は最大の守りって言うものね。
誰が相手だろうと、ぶっ飛ばしてあげるわ。▼
[ラルヴァ]
ああ、また君の悪癖が出たね。
そして仲間たちは何も言わな……おや?▼
[シェズ(男性)]
何にせよ、警戒して臨まないとな。
ジェラルト傭兵団もいるかもしれないし。▼
[シェズ(女性)]
何にせよ、警戒して臨まないとね。
ジェラルト傭兵団もいるかもしれないし。▼
[ラルヴァ]
そうだね。今度こそ“灰色の悪魔”が
君の前に現れる可能性も……おや?▼

《共通》
(王国兵が駆け込んでくる)
[王国兵]
へ、陛下! 大変です……!▼
[ディミトリ]
どうした、そこまで慌てて……。
何があった?▼
[王国兵]
ローベ伯を護送していた部隊が
王都への道中、何者かの襲撃を受け……▼
伯爵は行方不明、部隊の者たちにも
死傷者が数多く出ているとのこと……!▼
[ディミトリ]
……襲撃者について、何か情報は?▼
[王国兵]
は……生き残った者が言うには、
多くの魔道士に襲われたと……。▼
[ディミトリ]
魔道士……いや、まさかな。▼
[シェズ(男性)]
まさかって、何か心当たりがあるのか?▼
[シェズ(女性)]
まさかって、何か心当たりがあるの?▼
[ディミトリ]
フェルディアで戦った際、お前も
宮廷魔道士のコルネリアを見ただろう?▼
奴はあれきり姿を消している。
あの後は西部へ身を寄せたのだろうが……▼
……もしや今回の襲撃も、と思ってな。
あくまで直感のようなものだ。▼
襲撃について探りを入れたいところだが、
目の前の帝国軍は待ってはくれない。▼
[ドゥドゥー]
……では、私兵団に捜査を命じ、
おれたちは帝国軍への対処を急ぐべきかと。▼
[ディミトリ]
ああ……今はそうするしかないな。
警戒を怠らぬようにしなければ……。▼
前哨基地会話へ

超えるべき目標(進軍マップで旧アランデル領西部に進軍時)

帝国 旧アランデル領・王国軍陣地

[シェズ(男性)]
敵将の中に“灰色の悪魔”?
本当なのか?▼
[シェズ(女性)]
敵将の中に“灰色の悪魔”?
本当なの?▼
[ディミトリ]
ああ、報告によればな。▼
“灰色の悪魔”は仲間の仇なのだろう。
お前には、奴の対処に当たってもらいたい。▼
[シェズ(男性)]
確かに、自分で倒せるなら
それに越したことはないが……▼
無理に俺に気を遣わなくていい。
勝利を優先してくれ。▼
[シェズ(女性)]
確かに、自分で倒せるなら
それに越したことはないけど……▼
無理に私に気を遣わなくていいわ。
勝利を優先して。▼
[ディミトリ]
だが、奴の打倒こそがお前にとっての
為すべきことならば、叶えてやりたい。▼
[シェズ(男性)]
もちろん、あいつは超えるべき目標だ。
けど、戦争に負けちまったら元も子もない。▼
[シェズ(女性)]
もちろん、あの人は超えるべき目標よ。
けど、戦争に負けちゃったら元も子もない。▼
[ディミトリ]
超えるべき目標、か……。▼
以前から尋ねたかったんだが……お前は
仲間を殺した相手を、恨んではいないのか?▼
[シェズ(男性)]
傭兵の仕事には死がつきものだ。
昨日の仲間と今日殺し合うのも当たり前。▼
もちろん、ろくでもない雇い主に
使い潰されたりしたなら少しは恨むが……▼
何かある度に恨んだり、復讐を
誓ってたりしたらきりがないからな。▼
[シェズ(女性)]
傭兵の仕事には死がつきものよ。
昨日の仲間と今日殺し合うのも当たり前。▼
もちろん、ろくでもない雇い主に
使い潰されたりしたなら少しは恨むけど……▼
何かある度に恨んだり、復讐を
誓ってたりしたらきりがないわね。▼
[ディミトリ]
そういうもの……なのか?▼
[シェズ(男性)]
ああ、王様だって同じようなもんだろ?
一人で背負える重さにも限りがある。▼
……って、ずっと言おうと思ってたんだ。
お前、真面目すぎるところがあるからさ。▼
[シェズ(女性)]
ええ、王様だって同じようなものでしょ?
一人で背負える重さにも限りがあるわ。▼
……って、ずっと言おうと思ってたの。
あなた、真面目すぎるところがあるから。▼
[ディミトリ]
………………。▼
まあ、それはともかく……だ。
お前がそう言うのなら、一つ提案がある。▼
もしも不快に思ったら、
聞き流してくれていい。▼
すぐにとはいかないだろうが……いずれ
あの傭兵団を味方に引き込めないだろうか?▼
[シェズ(男性)]
あいつらを仲間に? そんなことが……。▼
[シェズ(女性)]
あの人たちを仲間に? そんなことが……。▼
[ディミトリ]
傭兵は信頼を大事にする商売だが、
帝国以上の報酬を提示すれば、あるいは……▼
(ドゥドゥーがディミトリを呼びに来る)
[ドゥドゥー]
……陛下、ロドリグ殿がお呼びです。
陣形について確認したいことがあると。▼
[ディミトリ]
ああ、すまない。すぐに行こう。
シェズ、話はまた後で。▼
(シェズが一人になる)
[ラルヴァ]
……ジェラルト傭兵団を味方に、か。
とんでもないことを考えるものだね、彼も。▼

戦闘マップ(旧アランデル領攻防戦)

戦闘開始

[ディミトリ]
帝国軍を叩き、侵略の芽を摘み取る。
敵には手練れもいる……注意して進め。
[シルヴァン]
どうやら帝国軍は、近くの村跡に
陣を構えてるみたいですね。
[ディミトリ]
傭兵団の位置が掴めない以上、迂闊には
動けないな……先に周囲の敵を片づけよう。

帝国軍の前線部隊を撃破せよ!

[イングリット]
村跡へ続く道は閉ざされていますね。
向かうための策を講じなければ……
[ドゥドゥー]
……これでいい。
残る部隊はいくつだ……?
[王国兵]
敵陣に“灰色の悪魔”の姿を確認しました!
加えて……“死神騎士”もいるようです。
[ディミトリ]
“死神騎士”……。帝国の猛将か。
上手く彼らを孤立させたいところだが……。
[ベルナデッタ]
敵襲! 敵が虐めに来ましたよ!
防いでくださいいい!

《帝国軍、迎撃のため開門!(CAUTION!)》

[フェリクス]
フ、わざわざ門扉を開いてくれるとはな。
制圧して、厄介な敵を引きずり出すぞ。

外周部の砦を制圧し、敵軍に注目させよ!

[アッシュ]
これで2つ……。
ここまでは順調ですね。
[アネット]
“灰色の悪魔”と“死神騎士”か……。
物騒な名前だけど、大丈夫……だよね?
[ディミトリ]
この砦……勝利の鍵になりそうだな。
皆、ここは落とされないように動いてくれ。

《連絡砦の陥落に注意せよ!(Report)》

[死神騎士]
くだらん戦いだが、
少しは愉しめるか……。
[ベレト]
自分も行こう。
このまま押し負けては事だ。
[ベレス]
自分も行くよ。
このまま押し負けては事だ。

《死神騎士とベレト/ベレス、応戦のため進軍開始!(CAUTION!)》

[ディミトリ]
来たな……彼らは危険だ、今は手を出すな。
今のうちに、陣地の帝国軍を片づけるぞ。

連絡砦の陥落前に、すべての中央の砦を制圧せよ!

[死神騎士]
俺に挑むか……。
ならば、せいぜい愉しませろ……。
[ドゥドゥー]
……倒せた、のか。
[死神騎士]
フ……悪くない一撃だった……。
これは、まだまだ愉しめそうだ……!

《死神騎士、再起!(CAUTION!)》

[ベレト]
再戦というわけか。いいだろう。
[ベレス]
再戦というわけか。構わないよ。
[シェズ(男性)]
“灰色の悪魔”を……
やった、のか?
[シェズ(女性)]
“灰色の悪魔”を……
やった、のかしら。?
[ラルヴァ]
警戒を怠っては駄目だ、シェズ。
そんな簡単に、決着がつくはずは……。
[ベレト]
……見事な技だった。
だが、まだまだだ。
[ベレス]
……見事な技だったよ。
けど、まだまだだね。

《ベレト/ベレス、再起!(CAUTION!)》

[ディミトリ]
まだ仕掛けるべき時ではない。
今、奴と交戦するのはやめておけ。
[ディミトリ]
このまま制圧されるのはまずいな……
敵陣の攻略を急がなければ。
[死神騎士]
邪魔だ……落とす。
[フェリクス]
あの地を落とされる
わけにはいかんぞ……!
[ディミトリ]
これでは、制圧のための兵力も、
呼び込めないな……万事休す、か。
[ベルナデッタ]
ぎゃあっ!?
こうなったら遠くから狙ってください!

《帝国軍、投石機を起動!(CAUTION!)》

《砦を制圧し、投石機からの投石を停止させよ!(Report)》

[メルセデス]
これで、投石は止まったわよね~。
もう1つも止めてしまいましょう。
[ディミトリ]
あの投石機……使えるな。
[ベルナデッタ]
投石機が敵の手に……!?
ってことは、狙われちゃう! 逃げなきゃ!

《ベルナデッタ、自らの砦を開門!(Report)》

[イングリット]
どうやら彼女が指揮官のようですね。
心は痛みますが……倒すしかありません。

《イングリットが死亡》
[フェリクス]
指揮官が逃げ出す気か? 情けない……。
門を開いたのを後悔させてやれ。

ベルナデッタを撃破せよ!

[ベルナデッタ]
どうして見逃してくれないのおお!?

《ベルナデッタのHP50%以下》

[ベルナデッタ]
うう、囲まれるなら敵じゃなくて
壁がいいよお……。何でえ……。
[シルヴァン]
何だか罪悪感が……。
駄目だよな、戦争だってのに。

《ベルナデッタのHP25%以下》

[ベルナデッタ]
もうベルの命は……。
せめて、辞世の詩を……。
[イングリット]
わざわざ辞世の詩を作るくらいなら、
降伏すべきだと思いますが……。
[ベルナデッタ]
あたしに……できたこと……
もっと……あったはず……、もっと……

《ベルナデッタ、死亡!(Report)》

《ベルナデッタの撃破に成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》

[ロドリグ]
あの焦った用兵を見る限り……
揺さぶれば、寝返るかもしれませんよ。
(作戦発動可能)

《作戦発動》

《を撃破し、説得せよ!(MAIN MISSION CHANGED)》

[イングリット]
あなたを殺したくはありません。
……もうやめましょう、ベルナデッタ。

《イングリットが死亡》
[ドゥドゥー]
お前も、こんなところで死ぬのは
本意ではないだろう……。

《共通》
[ベルナデッタ]
ぎゃああ! 死ぬうう……あ、あれ?
……えっと、えええ!?

《ベルナデッタの説得に成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》

[ドゥドゥー]
……残る脅威は“灰色の悪魔”と
“死神騎士”か。
[死神騎士]
……中央の砦へ向かう。
連中は……俺の獲物だ……。
[ベレト/ベレス]
わかった。
外周部の砦は任せてほしい。

《死神騎士、朽ちた風車の村跡へ進軍開始!(CAUTION!)》

[ディミトリ]
……よし。皆、急ぎ中央の砦を退去しろ!
死神騎士を砦の中に封じ込める!

死神騎士を朽ちた風車の村跡に閉じ込めよ!

[ディミトリ]
早くその砦から出るんだ。
死神騎士が到達してしまうぞ!
[フェリクス]
おい、何をしている!
とっとと退避しろ、死にたいのか!
[ディミトリ]
よし……これでいい。
門を閉ざし、敵の退路を断て!

《朽ちた風車の村跡、閉門!(Good News)》

《死神騎士を朽ちた風車の村跡に閉じ込めることに成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》

《王国軍、死神騎士の解放阻止のため守備隊を配備!(Report)》

[ディミトリ]
用意はいいな。
……総員、放て!

《王国軍、死神騎士へ投石機による攻撃を開始!(Report)》

[死神騎士]
……! くだらん真似を……!
[ロドリグ]
“灰色の悪魔”とて、多勢には勝てまい。
北西の砦から援軍を呼び込むのだ!

《王国軍、連絡砦から援軍を出現させてベレト/ベレスを包囲!(Report)》

[ベレト]
この数が相手か……厳しいな。
[ベレス]
この数が相手か……厳しいね。
[ジェラルト]
あいつのことだから上手くやってると
思ったが、……どうやらそうでもねえらしい。

《ジェラルト傭兵団、出現! 朽ちた風車の村跡へ進軍開始!(CAUTION!)》

[ディミトリ]
新手か。今、中央の砦を解放されれば
厄介なことになりそうだ……!

ジェラルトらを撃破し、死神騎士の解放を阻止せよ!

《守備隊たちの全滅に注意せよ!(Report)》

[ドゥドゥー]
……このまま守備隊をやられれば、 死神騎士が出てきてしまう。
[死神騎士]
フン……この程度の兵で……
俺を押し留めることはできん……!
[ディミトリ]
……奴が出てきてはもう止められない。
ここは諦めるしかなさそうだな……。
[ディミトリ]
重装兵たちの用意も整っている。
砦の守備隊に何かあれば、向かわせよう。
(作戦発動可能)

《作戦発動》

《フォートレスたち、守備隊防衛のため出現!(Report)》

[ロドリグ]
これで砦のほうも時間を稼げそうですね。
[アロイス]
此度こそ、負けるわけにはいかん!

《アロイスのHP50%以下》

[アロイス]
ぬう……!
やはり、一筋縄ではいかんか!
[アロイス]
ここは……申し訳ないが、
退くしかなさそうだ……。

《アロイス、撤退!(Report)》

《ジェラルトのHP50%以下》

[ジェラルト]
これが今の王国軍か。
やるじゃねえか……!
[ジェラルト]
チッ、抜かったか……。
俺ができるのは、ここまでだな……。

《ジェラルト、撤退!(Report)》

[ドゥドゥー]
……どうにかしのぎ切ったな。
[死神騎士]
ぐうっ……良いぞ……
もっと俺を、愉しませてみせろ……!

《死神騎士、朽ちた風車の村跡から強引に脱出!(CAUTION!)》

[ディミトリ]
ほう、砦をこじ開けるとはな……!
だが投石は効いている。この機を逃すな!

死神騎士を撃破せよ!

[アネット]
魔道士部隊が来てくれたよ!
合図を出せば、村跡を狙ってくれるって!

《アネットが死亡》
[ドゥドゥー]
……魔道士部隊が到着した。
いつでも村跡に攻撃できるそうだ。

《共通》
(作戦発動可能)

《作戦発動》

《集団魔法、発動! 死神騎士に魔法攻撃を開始!(Report)》

[アネット]
よし、上手くいった……!
[帝国将]
死神卿をお助けしなければ!
急ぎ救援に向かうぞ!

《プリーストら、出現! 死神騎士へ進軍開始!(CAUTION!)》

[アッシュ]
あれは帝国の……! まさか、
死神騎士の傷を癒やすつもりなのか?

プリーストらを撃破し、死神騎士の治療を阻止せよ!

[帝国将]
死神卿、すぐに傷を癒やします!

《プリースト、白魔法で死神騎士を回復!(CAUTION!)》

[ディミトリ]
くっ、阻めなかったか。
ならば……もう一度倒すだけだ!
[フェリクス]
よし、間に合ったな!
これで余裕を持って戦える。
[死神騎士]
やはり、殺し合ってこそ……
互いに血を求め合ってこそだ……!

《死神騎士のHP50%以下》

[死神騎士]
良いぞ……もっとだ……。
俺に、死を味わわせてみせろ……!
[メルセデス]
この声、やっぱりどこかで……。
……まさか? いいえ、そんなはずは……。

《死神騎士のHP%25以下》

[死神騎士]
これこそ、逸楽……!
死線に立ってこその快楽だ……!
[ディミトリ]
死線に立ってこそ、か……。
その気持ちは、理解できなくもないな。
[死神騎士]
やむを得ないか。
……ここは退く。

《死神騎士、撤退!(Report)》

[フェリクス]
ようやく退いたか……。しかし、
奴の剣……どこかで見た覚えがあるな。
[王国兵]
これ以上、耐え切れません……!
兵を回してください……!

《ベレト/ベレスを包囲する味方部隊、被害拡大により撤退!(CAUTION!)》

[ベレト]
くっ……。
急ぎ援護に回らなくては……。
[ベレス]
くっ……。
急いで援護に回らなくちゃ……。
[ディミトリ]
あれだけの兵を相手にしたんだ。
手練れと言えど、疲弊しているはずだ。

ベレト/ベレスを撃破せよ!

[ジェラルト]
念には念をって言うしな。
あいつに援軍を送っておいてやるか……。

《ブリガンドら、出現! ベレト/ベレスへ進軍開始!(CAUTION!)》

[シルヴァン]
のんびり相手してる余裕もない。
さっさと片づけちまおう。

《シルヴァンが死亡》
[フェリクス]
ええい、厄介な……
さっさと片づけるぞ!

ジェラルト傭兵団の増援を撃破せよ!

[アネット]
ただでさえ厳しいのに、
こんなに援軍が来るなんて……。
[ジェラルト]
援軍はやられちまったようだな……。
……無事で戻ってこいよ。
[ベレト]
悪いが、これも仕事だ。
[ベレス]
悪いけど、これも仕事だよ。
[ベレト]
君と戦うのは何度目だったか……
今日が最後になるだろうか。
[ベレス]
君と戦うのは何度目だったか……
今日が最後になるかな。
[シェズ(男性)]
ああ、今日こそはお前を倒すぞ、
“灰色の悪魔”!
[シェズ(女性)]
ええ、今日こそはあなたを倒すわ、
“灰色の悪魔”!

《灰色の悪魔のHP75%以下》

[ベレト]
まずいな……
このままでは、押し切られる。
[ベレス]
まずいね……
このままでは、押し切られる。

《灰色の悪魔のHP50%以下》

[ベレト/ベレス]
くっ……まだ、戦える。

《灰色の悪魔のHP25%以下》

[ベレト]
厳しい戦いだ……。
[ベレス]
厳しい戦いだね……。

ムービー「神祖:青燐の章」

     (後ずさる灰色の悪魔)
     (追撃する覚醒状態のシェズ)
     (シェズの剣が灰色の悪魔の胸を刺す直前で時が止まる)
     (灰色の悪魔が消えてシェズが前につんのめる)
     (困惑するシェズの前に灰色の悪魔が突然現れシェズの腹を拳で殴る)
     (そのままシェズが遠くに殴り飛ばされる)

[灰色の悪魔に憑依したソティス]
不遜が過ぎるぞ、小さき者よ……

(シェズの覚醒が解除される)
(地面に膝をついたまま灰色の悪魔を見上げるシェズ)
[灰色の悪魔に憑依したソティス]
いや、おぬしは地虫どもの裔か?

(剣を突きつけたままシェズの方にゆっくり歩いてくる灰色の悪魔)
[灰色の悪魔に憑依したソティス]
いずれにせよ、我が器を毀そうというのじゃ
おぬしの命は……

(天刻の演出)
(一瞬でシェズの背後に移動している灰色の悪魔)
[灰色の悪魔に憑依したソティス]
塵となる運命よ

(振り向き前転して避けるシェズ)
(再度一瞬でシェズの背後に移動している灰色の悪魔)
(もう一度前転して避けるシェズ)
(その勢いのまま横に転がるシェズ)
[灰色の悪魔に憑依したソティス]
よく転がるのう、小さき者よ

(自分の手を試すように振り、動きを確認しながらゆっくりシェズに近寄る灰色の悪魔)
(地面に膝をついたまま灰色の悪魔を見上げるシェズ)
[灰色の悪魔に憑依したソティス]
じゃが……
[ラルヴァ]
今の君では勝てない
逃げるんだ……

(立ち上がり転びかけながら走って逃げるシェズ)
[灰色の悪魔に憑依したソティス]
逃げられると……

(胸を押さえ苦しみ出す灰色の悪魔)
[灰色の悪魔に憑依したソティス]
おぬし、何を……!

(灰色の悪魔の体を包んでいた緑の光が消える)
[灰色の悪魔]
……ソティス?

クリア後

迷い:青燐の章

[シェズ(男性)]
……勝った、と思ったのにな。▼
[シェズ(女性)]
……勝った、と思ったのにね。▼
[ラルヴァ]
そうだね……。▼
[シェズ(男性)]
あんな力を隠し持っていたとは……。▼
だが、俺もお前から力を借りていたんだ。
言い訳はできない。▼
[シェズ(女性)]
あんな力を隠し持っていたなんて……。▼
けど、私もあなたから力を借りていたのよ。
言い訳はできないわ。▼
[ラルヴァ]
そういうものかな?▼
[シェズ(男性)]
そういうもんだよ。
……あの力、いったい何なんだろうな。▼
突然、人が変わったみたいに……。
凄まじい力だった。▼
[シェズ(女性)]
そういうものなのよ。
……あの力、いったい何なのかしらね。▼
突然、人が変わったみたいに……。
凄まじい力だったわ。▼
[ラルヴァ]
図らずも、僕が言った「危険性」が
証明されてしまったみたいだね。▼
だけど、僕は信じているよ。
君ならあの“悪魔”を討てると。▼
そのための協力は惜しまない。
共に勝利を掴もう、シェズ。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
ああ、もっと力をつけて、
いつか必ず……。▼
……だが、これほどの差を
感じさせられると不安にもなるな。▼
[シェズ(女性)]
ええ、もっと力をつけて、
いつか必ず……。▼
……けど、これほどの差を
感じさせられると不安にもなるわ。▼
[シェズ(男性)]
ありがたいが……こだわり過ぎるのも、
駄目じゃないか?▼
それほどまでに力の差を感じた。
諦めて、他の方法を探すとか……。▼
[シェズ(女性)]
ありがたいけど……こだわり過ぎるのも、
駄目じゃない?▼
それほどまでに力の差を感じたわ。
諦めて、他の方法を探すとか……。▼

《共通》
[シェズ(男性)]
出陣の前にディミトリも言ってたが、
それこそ、王国で雇っちまうとか……▼
あいつらだって、ずっと帝国に雇われた
ままとは限らないだろ。▼
[シェズ(女性)]
出陣の前にディミトリも言ってたけど、
それこそ、王国で雇っちゃうとか……▼
あの人たちだって、ずっと帝国に雇われた
ままとは限らないでしょ。▼
[ラルヴァ]
驚いたな……君は本気で、あの“悪魔”を
味方につけたいと思っているのかい?▼
[シェズ(男性)]
ああ、やっぱ無理か?
良い案かと思ったんだが……。▼
戦争に勝つためには、時にはそういう
手段も取らなきゃいけないだろう?▼
[シェズ(女性)]
ええ、やっぱり無理かしら?
良い案かと思ったんだけど……。▼
戦争で勝つためには、時にはそういう
手段も取らなくちゃって思って。▼
[ラルヴァ]
なるほど。相手の力を目の当たりにして、
勝てそうもないと思ってしまったわけだね。▼
[シェズ(男性)]
そうじゃない。強いからこそ、味方にしたら、
ぐっと勝利に近づくだろ?▼
[シェズ(女性)]
そうじゃないわ。強いからこそ、
味方にしたら、ぐっと勝利に近づくでしょ?▼
[ラルヴァ]
君が本心からそう思っているなら、
構わないけれど……▼
心配しなくてもいい。
君はもっと強くなれるよ。▼
僕が保証する。
だから……簡単に目標を破棄しては駄目だ。▼
君の望みを果たすときこそが、
僕にとっても一番なのだからね。▼
[シェズ(男性)]
………………。▼
[シェズ(女性)]
………………。▼

深遠の玉座:青燐の章

深遠の玉座

[ソティス]
おぬし……ただの器の分際で、
よう邪魔をできたものじゃな。▼
わしは“はじまりのもの”、ソティス。▼
フォドラに住まうすべてのものの
祖であり、母である存在じゃぞ。▼
[ベレト/ベレス]
はじまりのもの……。
……ここは、どこなんだ?▼
[ソティス]
何故、わしがおぬしの問いに
答えねばならぬ?▼
……まあ、よい。
此はわしの玉座よ。▼
座りたければ座るがよかろう。
代わりに、其の身はわしが使わせてもらう。▼
おぬしが、拒むことはできぬぞ。▼
[ベレト/ベレス]
身を使う?
何を言って……▼
[ソティス]
元よりおぬしが邪魔をせねば、あの者なぞ
ひと息に切り捨てておったものを。▼
それにしても気になる者じゃった。
再び見え、わしが罰してやらねばなるまい。▼
おぬしにわしの力は、使いこなせぬのじゃ。
よいな?▼
[ベレト/ベレス]
いや、よくない。
ソティス、君はいったい……▼
[???]
おい、何を寝てやがる……▼

親子:青燐の章

同盟領 山中

[ジェラルト]
やっぱりどこかおかしいのか?
調子はどうだ?▼
[ベレト]
大丈夫だと思うが……わからない。
変な夢を見た。▼
[ベレス]
大丈夫だと思うけど……わからない。
変な夢を見たよ。▼
[ジェラルト]
夢だと?
昔、見てたと言っていたやつか。▼
[ベレト]
ああ。
初めて、言葉を交わした……。▼
[ベレス]
ええ。
初めて、言葉を交わした……。▼
[ジェラルト]
………………?▼
[ソティス]
戯けが、夢なぞではないわ。▼
[ベレト/ベレス]
……!▼
[ジェラルト]
どうした!?▼
[ベレト/ベレス]
いや、今の……▼
[ソティス]
痴れ者め、わしの声はおぬしにしか
聞こえぬわ。ほっほっほ。▼
[ベレト]
……やはり調子が悪いようだ。
髪の色も、変わったままなんだろう?▼
[ベレス]
……やはり調子が悪いみたい。
髪の色も、変わったままだし。▼
[ジェラルト]
瞳の色もな。いったい何だって
こんなことになっちまったのか……。▼
戦いも負けみたいだしな、さっさと
おさらばしてどこかで休養でも……▼
[ソティス]
ほう……。▼
[ベレト]
大丈夫。戦場に身を置いたほうが、
いい気がするんだ。▼
剣を振っていれば、すぐ調子は戻る。
任せてくれ。▼
[ベレス]
大丈夫。戦場に身を置いたほうが、
いい気がするんだ。▼
剣を振っていれば、すぐ調子は戻るよ。
任せて。▼
[ジェラルト]
お前がそう言うなら……。
だが、何かあったらすぐに言うんだぞ。▼
不調を抱えたままどうにかできるほど、
生温い相手じゃねえ。▼
何しろ今の王国軍には、教団……
セイロス騎士団までついてるんだからな。▼
[アロイス]
厳しい戦いになりそうですな……ですがこの
アロイス、どこまでも団長にお供しますぞ。▼
たとえ昔の同僚が立ちはだかろうと
戦い抜いてみせましょう。必ずや!▼
[ジェラルト]
頼むぞ、アロイス。やりにくいだろうが、
俺たちは帝国に破格の金で雇われてるんだ。▼
相手がセイロス騎士団だろうが何だろうが、
貰った金の分はしっかり働かねえとな……。▼
[ベレト]
ジェラルト、苦い顔をしているな。
何か気になることでもあるのか?▼
[ベレス]
ジェラルト、苦い顔をしているね。
何か気になることでもあるの?▼
[ジェラルト]
……誰に似たんだかな、この鋭さは。▼
いやなに、教団にはちょっとばかり
因縁のある相手がいてね。▼
その人とは会いたくねえってだけさ。
敵としても、味方としてもな。▼
[ベレト]
そうか……。▼
[ベレス]
そう……。▼

襲来の疑惑

[シェズ(男性)]
フェルディアに戻る……?
折角ここまで来たのにか?▼
[シェズ(女性)]
フェルディアに戻る……?
折角ここまで来たのに?▼
[ディミトリ]
戻ると言っても、少しの間……そうだな、
1節ほど、俺がここを空けるというだけだ。▼
[メルセデス]
あなたが王都に戻らなきゃいけないなんて、
いったい何があったのかしら~?▼
[アネット]
もしかしてフェルディアで、
何か大事件でも起こったんですか……?▼
王都には父さんたちもいますし、
滅多なことはないと思いますけど。▼
[フェリクス]
きちんと説明してやれ、猪。あれの脅威は、
北方に暮らす連中にしかわからん。▼
[ディミトリ]
……スレン族の一団がゴーティエ領を突破し
王都フェルディアに迫っているそうだ。▼
王都のイヴァン公が迎撃に出て、
捕縛されたという報告も入ったが……▼
ゴーティエ辺境伯との定期連絡も途絶し、
報告の真偽を確かめることもままならない。▼
[アッシュ]
だ、大丈夫なんですか、それ……!?
大事件じゃありませんか……!▼
[シルヴァン]
そりゃあもう大事件だぜ、アッシュ。
王都が略奪されたら戦争どころじゃない。▼
まあ、あの父上がそう簡単にやられるなんて
にわかには信じられませんけど……▼
連絡が途絶えたのは事実だ。
何かが起きてるのは間違いないでしょうね。▼
[セテス]
それは……由々しき事態だな。王領内には
教団の根拠地たるカムロスがある上……▼
王都フェルディアには、
教団の者も少なからず出入りしている。▼
[メルセデス]
スレン族って、ファーガスの
来たの半島に住んでいる人たちよね?▼
[アネット]
うん……あたしたちが物心ついた頃には、
すっかり落ち着いていた気がするけど……。▼
[シルヴァン]
そんな殊勝な連中じゃない。今でも、隙を
見せれば食いついてくるような相手だぜ。▼
[ディミトリ]
ファーガスと境を接するスレンの北西部は、
一年を通して雪に覆われた土地だ。▼
彼らも生き延びるため、豊かな土地を
求めなければならないのだろう。▼
[フェリクス]
その手段が問答無用の略奪でなければ、
交渉に余地もあろうものだがな。▼
[ディミトリ]
……そういうわけで、俺は北に戻って
討伐軍の指揮を執らねばならない。▼
[ロドリグ]
辺境伯もイヴァン公も安否不明となれば、
陛下が直接指揮を執るほかありませんしね。▼
[シェズ(男性)]
だったら、俺たちも一緒に行ったほうが
いいんじゃないか?▼
危険な戦いに飛び込むなら、
腕の立つ護衛が必要だろ?▼
[シェズ(女性)]
だったら、私たちも一緒に行ったほうが
いいんじゃない?▼
危険な戦いに飛び込むなら、
腕の立つ護衛が必要でしょ?▼
[フレン]
そうですわよ、ディミトリさん。▼
わたくしたちにとっても、
決して他人事ではないのですから。▼
[ディミトリ]
ありがたい、と言いたいところだが……
ここにも戦力を残しておく必要がある。▼
シェズ、お前は今やこの軍の
要の一人だ。……アリアンロッドを頼む。▼
[イングリット]
帝国軍に痛打を与えたとはいえ、いつ
反撃されるかもわかりませんからね……。▼
[ディミトリ]
ドゥドゥー、ロドリグ、供を頼む。
あとは数十騎ほどを連れていきたい。▼
[ドゥドゥー]
は、かしこまりました。▼
[ディミトリ]
単に辺境伯の使者の到着が、何らかの事情で
遅れているだけ、という可能性もある。▼
シルヴァン、お前は念のため
アリアンロッドに残って使者を待て。▼
[シルヴァン]
わかりました。
……陛下、どうかご無事で。▼
[ディミトリ]
それからフラルダリウス公。俺がここを
空けるとなれば、王国軍の指揮官はお前だ。▼
万一、使者が着くようなことがあれば……
その時にどうするかはお前の判断に任せる。▼
ここにいる兵士もまた、俺たちにとって
守るべき民の一人なんだ。彼らを頼む。▼
……もしも彼らを失えば、俺にはもう何も
残らない。死者への一念を除いては……。▼
[フェリクス]
チッ……わかっている。▼
[ディミトリ]
そう硬い顔をするな。お前ならむしろ
俺よりも上手くやってくれる気がするよ。▼
俺がここを離れたことは厳重に秘せ。
帝国に勘づかれれば厄介だからな……。▼

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Last-modified: 2023-12-31 (日) 00:36:56
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