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会話集/章別会話

青燐の章/EP.16 深淵の中で

オープニング

永劫の闇の中で:青燐の章

[シェズ(男性)]
……っ!?
ここは……!▼
[シェズ(女性)]
……っ!?
ここは……!▼
[クロード]
おっと、とりあえず武器はなしだ。
なるべく動かないでもらえると助かる。▼
[シェズ(男性)]
なに? お前は……クロード。
……無事だったのか?▼
[シェズ(女性)]
えっ? あなたは……クロード。
……無事だったのね?▼
[クロード]
無事だったも何も、俺もディミトリも
いきなり派手な魔道に巻き込まれたんだぞ。▼
[ディミトリ]
ああ……シェズ、あれは
お前の仕業だったのではないのか……?▼
[シェズ(男性)]
………………。▼
[シェズ(女性)]
………………。▼
[クロード]
俺たちは気づいたら、揃ってこの暗ーい
謎の空間に転がってたんだ。▼
[ディミトリ]
……その様子では、
何も覚えていないようだな。▼
お前は豹変し、仲間に剣を向けた。
一度は昏倒させて捕らえたが……▼
目覚めて逃げ出したお前は、
やはり別人のようだったと聞いている。▼
[シェズ(男性)]
昏倒させて……!?
いや、朧気ながら、記憶があるな……。▼
そうだ。ラルヴァが、“灰色の悪魔”を
討てと……あれは、ラルヴァだったのか?▼
[シェズ(女性)]
昏倒させて……!?
いえ、朧気だけど、記憶はあるわね……。▼
そうよ。ラルヴァが、”灰色の悪魔”を
討てと……あれは、ラルヴァだったの?▼
[ディミトリ]
……ラルヴァ?▼
[シェズ(男性)]
いつからか、声がするんだ。
俺の頭の中で。▼
[シェズ(女性)]
いつからか、声がするのよ。
私の頭の中で。▼
[クロード]
頭の中で……?▼
[シェズ(男性)]
おかしな話だろ?
だから誰にも言ってなかったんだがな。▼
[シェズ(女性)]
おかしな話でしょ?
だから誰にも言ってなかったんだけどね。▼
[ディミトリ]
……そのラルヴァという者が、
突如として牙をむいたということか?▼
[シェズ(男性)]
ああ。信じてはもらえないだろうが、
そういうことだと思う。▼
俺から言えるのは、ここにはラルヴァの
謎の術で引き込まれたってことと……▼
どうやら今の俺の中にはラルヴァは
いないってことだ。▼
[シェズ(女性)]
ええ。信じてはもらえないでしょうけど、
そういうことだと思うわ。▼
私から言えるのは、ここにはラルヴァの
謎の術で引き込まれたってことと……▼
どうやら今の私の中にはラルヴァは
いないってことね。▼
[ディミトリ]
いない……? どういうことだ?
[シェズ(男性)]
自分の中に存在を感じないんだ。
その代わり……どこか遠くにいる気がする。▼
[シェズ(女性)]
自分の中に存在を感じないのよ。
その代わり……どこか遠くにいる気がする。▼
[クロード]
遠くってどこだよ?
話が漠然としていて、正直さっぱりだ。▼
[ディミトリ]
少なくとも今はいつもどおりの様子だし、
俺は、信じてやりたいと思うが……。▼
[クロード]
……まあ、いま議論すべき話でもないか。
どうせ答えは出ないだろうしな。▼
それよりシェズ。俺たちは、
この得体の知れない場所を抜け出せるのか?▼
[シェズ(男性)]
遠くとは言ったが、どうもラルヴァが
いるのはこの闇の中な気がするんだ。▼
ラルヴァを見つけ出して、術の正体を
突き止めれば……戻れる可能性はあるかも。▼
[シェズ(女性)]
遠くとは言ったけれど、どうもラルヴァが
いるのはこの闇の中な気がするの。▼
ラルヴァを見つけ出して、術の正体を
突き止めれば……戻れる可能性はあるかも。▼
[クロード]
おっと、これはまた随分と楽観的だな。▼
[ディミトリ]
……だが、他にこれといった情報もない今、
それに懸けてみる以外の道もあるまい。▼
一度周囲を見て回ろう。
何か手掛かりが……。………………?▼
[クロード]
ん? ディミトリ?
おいおい、いきなりどうしたんだよ……。▼

二つの再会

[エーデルガルト]
………………。▼
[ディミトリ]
……大丈夫か、エーデルガルト。
やはり君も巻き込まれていたんだな。▼
[エーデルガルト]
っ! 貴方、どうして……!
……ここは、どこなのかしら?▼
[ディミトリ]
俺たちにもわからない。とにかく、
戦う意志がないことだけは理解してくれ。▼
[エーデルガルト]
俺たち……貴方以外に誰が?▼
[シェズ(男性)]
ディミトリ、どこに行くんだよ。
何か気になるものが……エーデルガルト!?▼
[シェズ(女性)]
ディミトリ、どこへ行くの?
何か気になるものが……エーデルガルト!?▼
[エーデルガルト]
……どうやら私の与り知らないところで、
いろいろと物事が動いているようね。▼
[クロード]
俺たちだってよくわかってないさ。
それより、エーデルガルト。▼
さっき顔を合わせた時とは、だいぶ様子が
違うみたいだが、どうしたんだ?▼
[エーデルガルト]
その「さっき」というのが、
いつのことかわからないのだけれど。▼
……つまり、前後の記憶がないのよ。▼
最後の記憶は、アリアンロッドね……▼
そこにいるディミトリと対峙していた時に
タレスが現れ、私に闇の魔道を……。▼
[ディミトリ]
それは、半年以上前のことだ。▼
フェニヤ子爵の言によれば、君は長らく
エーギル公の傀儡であったと聞いている。▼
そして、エーギル公もまた
タレスに踊らされていたと……。▼
[エーデルガルト]
半年以上……。
ということは、帝国は……。▼
いえ、貴方たちに聞いても仕方がないわね。▼
[クロード]
帝国は、アリアンロッド会戦で王国と
戦ってから様子がおかしくなった。▼
国は荒れ、軍紀も乱れ、その暴虐っぷりに
王国と同盟は手を結んだんだ。▼
俺たちは帝国を止めるための戦いの、
真っ最中さ。▼
[ディミトリ]
連合軍と帝国軍はアリルで激突し、帝国軍は
壊走、君はエーギル公と共に逃走した。▼
エーギル公を討って君を捜す途中、
何者かの術に巻き込まれ……今に至る。▼
[エーデルガルト]
解説ありがとう。
耳を塞ぎたくなる話だわ。▼
恐らくタレスは何らかの術で私を操り、
国をほしいままに動かしているのでしょう。▼
あの男はかつて、私の伯父アランデル公の
肉体を奪い、摂政として国を牛耳っていた。▼
その繰り返しを、まさかこんな……
より最悪な形で実現してくるなんて。▼
[ディミトリ]
やはりタレスの正体は、
アランデル公だったのだな……。▼
[シェズ(男性)]
[シェズ(女性)]
エーデルガルト、あなたも手伝って。
ここを抜け出す方法を探さなきゃいけない。▼
[エーデルガルト]
構わない、と言いたいところだけれど……
せめてもう少し状況を教えてちょうだい。▼
私は半年以上、眠っていたようなもの
なのでしょう?▼
[ディミトリ]
……そうだな。周囲の捜索に出るのは、
少し休息を取ってからにしようか。▼
ザラスの闇へ

闇の正体:青燐の章(ザラスの闇で級長と会話後)

[クロード]
さて、どっちが手前でどっちが奥だかも
判断できない謎の空間だが……▼
もう少し向こうのほうに行ってみるか?▼
[ディミトリ]
ああ、そうだな。見る限り、
あちらのほうはまるで様子が違……▼
……っ! 退け、シェズ!▼
(シェズの後ろに???が現れる)
[シェズ(男性)]
……!▼
[シェズ(女性)]
……!▼
(一瞬暗くなり???の攻撃らしいものが光る)
[???]
……失敗してしまったか。
僕の腕も、だいぶ鈍ったようだ。▼
[シェズ(男性)]
……ラルヴァ。▼
[シェズ(女性)]
……ラルヴァ。▼
[???]
捜したよ、シェズ。▼
それに、忌まわしき獣魔の末裔……
その指導者たちが、図らずも揃っている。▼
……またとない幸運だ。
悪いが、ここで死んでもらおうか。▼
[クロード]
お前がラルヴァか? 死ねと言われて、
素直に従う奴はいないだろ。▼
この術を解いて、俺たちを元の場所に
戻してくれると嬉しいんだがな。▼
[???]
それこそ、戻せと言われて戻すわけがない。
そもそもザラスの大禁呪は一方通行だ。▼
何人たりとも、
この永劫の闇を抜け出すことは叶わない。▼
[エーデルガルト]
本当かしら。例えば、貴方を討つと術が
解ける……なんてことがあるのでは?▼
[ディミトリ]
ああ、出られもしない罠の中に入るなど、
死を覚悟した囮くらいのものだろう。▼
お前がここを出られるとしたら、俺たちに
抜け出る手段があっても不思議ではない。▼
[???]
そう思うなら僕を斬ってみるといい。
もっとも、今の僕は幻影に過ぎないが。▼
僕は、僕の目的を果たして帰る。
……独りでね。▼
[シェズ(男性)]
待て、ラルヴァ!▼
お前の目的は何なんだ。
どうして俺を操った。何をしたいんだ!▼
[シェズ(女性)]
待って、ラルヴァ!
あなたの目的は何?▼
どうして私を操ったの。何をしたいのよ!
[???]
……僕はラルヴァじゃない。▼
[エピメニデス]
僕の名は、エピメニデス。地上を焼いた
獣を討つと誓った、ただの人間だよ。▼
それに、本当に僕の目的がわからないのか?
僕はヒトを……世界をこの手で救うんだ。▼
そのために「僕」という存在を、
引き継がなければならない。▼
君は……そのための、器なんだよ。▼
(エピメニデスが消える)
[シェズ(男性)]
器、だと?▼
[シェズ(女性)]
器、だって?▼

戦闘マップ(ザラスの闇脱出戦)

戦闘開始

[クロード]
何がどうなってるのかわからないが、
とりあえず奴を追うぞ!
[エピメニデス]
仲間を犠牲にしてまでも、
僕を追ってくるのか?

《ヒューベルトたちの幻影、出現!(CAUTION!)》

ヒューベルトたちの幻影を撃破せよ!

[エーデルガルト]
あれは……ヒューベルト!?
いえ、偽物かしら。
[ディミトリ]
だとしたら、これも敵の魔法なのか?
本物と寸分違わぬ姿に見えるな……。
[幻影(ドゥドゥー)]
憎むべき帝国の、長がそこにいるのです。
陛下……なぜ、斬ろうとしないのですか。

《シェズと灰色の悪魔の支援がC以下?》
[幻影(フェリクス)]
血迷ったか? ともに復讐を果たすと
誓っておきながら、皇帝と通じるとは……。

《共通》
[ディミトリ]
……お前がそんなことを言うはずがない。
本物のお前なら……理解してくれたはずだ。
[ディミトリ]
俺は、ここまで……なのか……?
皆が……無事で、いればいいが……
[ディミトリ]
……ようやく終わったか。
次に誰が現れても不思議ではないな。
[エーデルガルト]
くっ……これは、転移!?
いえ、空間が歪んで……!

《シェズたち、空間を転移!(Report)》

[ディミトリ]
……ここは、どこだ?
先ほどまでいたのとは別の場所のようだが。
[クロード]
どうやらこの空間は、ねじれにねじれて
自分の居場所さえ定かじゃないみたいだな。
[エピメニデス]
討たれた仲間の悲しみを思えば、
怒りもまた生まれる……。

《エーデルガルトたちの幻影、出現!(CAUTION!)》

[クロード]
おっと、こいつは偽物だとわかるな。
だが、他の二人は見分けがつかないぞ……。
[エーデルガルト]
自分で自分の偽物を討つというのはどう?
偽物に勝てる自信がないならダメだけれど。
[ディミトリ]
……なるほど、悪くない考えだな。

エーデルガルトたちの幻影を撃破せよ!

[エピメニデス]
この闇は、魂の形を捕らえる牢獄……
現世から切り離され、二度とは帰れない。
[クロード]
……様子がおかしかったエーデルガルトが
元に戻ったのは、この空間のせいか……!
[幻影(ディミトリ)]
貴様……なぜ、皇帝などと共闘している。
皆の嘆きを忘れたか。早く仇を討て……!
[ディミトリ]
……ああ、現れたのが貴様で良かった。
貴様は……俺が最も殺してやりたい相手だ。
[ディミトリ]
敵に感謝しなくてはな。幻影とはいえ、
最も憎い相手を殺させてくれたのだから。
[クロード]
よし、これで偽物はいなくなったな!
[エーデルガルト]
……ええ。そう見えるわね。
[ディミトリ]
ともかく幻影だとはっきりしたんだ。
何が出てこようと、黙って斬ればいい。
[クロード]
またか?
今度こそあいつがいるといいが……

《シェズたち、空間を転移!(Report)》

[ディミトリ]
……よし、早く奴を捜そう。
[エピメニデス]
この空間に対応してきている……。
驚くべき4人だな。

《エピメニデス、出現!(CAUTION!)》

[エピメニデス]
さあ、犠牲になってくれ。
世界のために、命を繋ぐ者たちのために!

エピメニデスを撃破せよ!

[エピメニデス]
よくここまで来たね。
僕の……“運命共同体”。
[シェズ(男性)]
お前はラルヴァじゃないんだろ。
いや、たとえそうだとしても、俺は戦う!
[シェズ(女性)]
あなたはラルヴァじゃないんでしょ。
いえ、たとえそうだとしても、私は戦うわ!

《エピメニデスのHP75%以下》

[エピメニデス]
たとえ僕を滅ぼしたとしても、
この闇を出ることは能わないというのに。

《エピメニデスのHP50%以下》

[エピメニデス]
困ったな……。
こうなったら切り札を切るか。

《エピメニデス、ザラスの結界を発動!(CAUTION!)》

《シェズたちの幻影*1、出現!(CAUTION!)》

エピメニデスを守る幻影らを撃破せよ!

[ディミトリ]
シェズの幻影まで……。
足を引っ張り合っている余裕はなさそうだ。
[シェズ(男性)]
やりづらいな……。
何でここでお前が出てくるんだ。
[シェズ(女性)]
やりづらいわね……。
なんでここであなたが出てくるの。
[エピメニデス]
最後に頼れるのは、この身のみか。
いいよ……勝負だ。

《傭エピメニデス、ザラスの結界を解除!(Good News)》

[ディミトリ]
いよいよ敵の策も尽きたようだな。
さあ、決着をつけるとしよう。

《エピメニデスのHP25%以下》

[エピメニデス]
これだけの犠牲を払っても、
まだ届かないか……!
[エピメニデス]
まだだ! シェズ!

ムービー「別れ」

クリア後

勝者の務め

[シェズ(男性)]
……どうやら、無事に戻ってこられた
みたいだな。▼
[シェズ(女性)]
……どうやら、無事に戻ってこられた
みたいね。▼
[クロード]
本当に無事か? いろいろと理解しがたい
ことが起こっていた気もするが……。▼
[ディミトリ]
ああ、一瞬の夢だったようにさえ思える。
あの場所は、いったい何だったのか……。▼
……エーデルガルトの姿は、見えないな。▼
[クロード]
もしかすると俺たちよりも先に戻ってきて、
逃げちまったのかもしれないぜ。▼
そう遠くまでは行ってないだろうが、
あいつが身を寄せるとすれば、それは……▼
[ディミトリ]
……ガルグ=マク、だろうな。
帝国軍の後詰も駐屯していたはずだ。▼
[シェズ(男性)]
うするんだ?
このまま捜索もできるが……▼
先に他の皆と合流したほうが
いいんじゃないか?▼
[シェズ(女性)]
どうする?
このまま捜索もできるけど……▼
先に他の皆と合流したほうが
いいんじゃない?▼
[ディミトリ]
……そうだな。そう時間は経っていない
ようだが、皆が無事かは気にかかる。▼
[クロード]
だったら、俺も一度戻らせてもらうか。
みんなを心配させるわけにもいかないしな。▼
それじゃ、ガルグ=マクで再会しよう。
先に帝国軍を片づけてくれて構わないぜ?▼
[ディミトリ]
ああ。
……待っているぞ。クロード。▼
(暗転)
(画面が明るくなる。タレスとエーデルガルト)
[エーデルガルト]
伯父様、わたし……▼
[タレス]
エーデルガルト。
あまり心配をかけさせるな。▼
万事、我らに任せておけばよいのだ。
これまでのように……。▼
[エーデルガルト]
………………。
はい……。▼

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*1 この時シェズ側に出る幻影はシェズの支援状況によって変化する

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Last-modified: 2023-12-31 (日) 09:20:44
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