会話集/章別会話
序章/EP.2 三つの学級(学級選択前)†
オープニング†
ナレーション†
森の中で傭兵が出会ったのは、三人の若者。
ガルグ=マク大修道院に併設される士官学校
の生徒であり、三つの学級の級長であった。
野外活動中だった生徒たちを救い、盗賊の頭
を討った傭兵は、その廉でガルグ=マクへと
招かれ、大修道院の門をくぐることになる。
選択の刻†
ガルグ=マク大修道院 謁見の間
- [アロイス]
- ……ということで、こちらがその傭兵、
シェズ殿になります!▼
- [レア]
- 私はレア。すでに聞いていると思いますが、
セイロス聖教会の大司教を務めています。▼
生徒たちを救ってくれたこと、
あなたに心より感謝していますよ。▼
《選択》
- [ジェズ]
+
| | 男性
|
たいしたことじゃない。
受けた依頼をこなすのは、傭兵なら当然だ。▼
|
+
| | 女性
|
たいしたことじゃないわ。
受けた依頼をこなすのは、傭兵なら当然よ。▼
|
- [レア]
- ふふ……腕に自信があるのですね。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
いや……恐縮だな。
できる限りのことをやったまでだ。▼
|
+
| | 女性
|
いえ……恐縮ね。
できる限りのことをやっただけよ。▼
|
- [レア]
- そうかしこまらずとも良いのです。
あなたは素晴らしい働きをしたのですから。▼
《共通》
- [セテス]
- さて、君をここへ呼んだのは、
単に感謝の言葉を告げるためではない。▼
実は……教団から君に一つ、
提案があるのだ。▼
- [シェズ]
-
- [セテス]
- このガルグ=マク大修道院に士官学校が
併設されていることは聞いていよう。▼
その生徒に、君もならないか……
というものだ。▼
- [シェズ]
-
- [レア]
- あなたは傭兵とはいえ、どこかの団に
所属しているわけではないと聞きました。▼
それに、あなたが助けた級長たちと
同年代であるとも……▼
この学び舎で過ごす時間は、きっとあなたの
人生を実り多きものにしてくれるでしょう。▼
- [ラルヴァ]
- 僕たちの力について報告を受けていて、
野放しにしたくないのかもしれないね。▼
しかし、まるでこちらが断ることを
想像していないようだ。腹が立つかい?▼
《選択》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
だが、俺には他にやりたいことがある。
ずっとここにいるわけには……。▼
|
+
| | 女性
|
けど、私には他にやりたいことがあるのよ。
ずっとここにいるわけには……。▼
|
- [セテス]
- 士官学校の期間は一年となる。
決して、ずっとというわけではない。▼
それに、大修道院にはセイロス騎士団を始め
多くの強者が出入りしている。▼
より強くなるにしろ、仕官を求めるにしろ、
君にとって良い環境だと思うぞ。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
俺には目的がある。
そのためには強くならなきゃいけない。▼
ここで、それが達成できるなら、
興味はあるな。▼
|
+
| | 女性
|
私には目的があるの。
そのためには強くならなきゃいけない。▼
ここで、それが達成できるなら、
興味はあるわ。▼
|
- [セテス]
- そうか。大修道院にはセイロス騎士団を始め
多くの強者が出入りしている。▼
君が強くなりたいというのなら、
他にはない良い環境だと思うぞ。▼
《共通》
- [ラルヴァ]
- さて、どうやら逃げ道は塞がれたようだ。
となれば君の選択肢も一つか。▼
《選択》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
……なら、世話になるさ。
その提案に乗ろう。▼
|
+
| | 女性
|
……じゃあ、お世話になるわ。
その提案に乗らせてもらう。▼
|
- [セテス]
- おお、決断してくれたか。▼
君がその選択を悔やむことがないよう、
我々も尽力させてもらう。▼
- [レア]
- あなたには期待していますからね。
シェズ。▼
- [ハンネマン]
- それでは我輩から、士官学校について
改めて説明させてもらう。▼
士官学校には、三つの学級があり、フォドラ
各国の前途ある若者たちが集まっている。▼
生徒には貴族も平民もいるが、修道院内では
身分によって扱いを変えることはない。▼
有望な生徒たちが一つの寮で生活を共にし、
切磋琢磨して一年間を過ごすのだ。▼
- [マヌエラ]
- 三つの学級はそれぞれ出身国ごとに
分かれているの。▼
エーデルガルトが級長で、アドラステア帝国
出身者が集まる“黒鷲の学級”と……▼
ディミトリが級長で、ファーガス神聖王国の
出身者が集まる“青獅子の学級”……▼
それに、クロードが級長で、レスター諸侯
同盟の出身者が集まる“金鹿の学級”よ。▼
- [セテス]
- こちらで所属を決めても構わないのだが、
士官学校への入学はこちらが提案したこと。▼
特例というのもあるし、君の方で所属する
学級を選んでもらおうという話になった。▼
- [シェズ]
-
- [レア]
- もちろんですよ。
あなたが望む学級を、教えてもらえますか?▼
《選択》
アドラステア帝国出身の生徒の学級。
貴族が多く、そのほとんどが魔導を扱う。
- [レア]
- エーデルガルトが級長を務める、
黒鷲の学級ですね。▼
ファーガス神聖王国出身の生徒の学級。
騎士道を重んじ、武術に長ける者が多い。
- [レア]
- ディミトリが級長を務める、
青獅子の学級ですね。▼
レスター諸侯同盟領出身の生徒の学級。
まとまりは欠くが、一芸に秀でた者が多い。
- [レア]
- クロードが級長を務める、
金鹿の学級ですね。▼
《選択》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
いや、ちょっと待ってくれ。
もう少し考える。▼
|
+
| | 女性
|
ううん、ちょっと待って。
もう少し考えたいの。▼
|
- [レア]
- 迷っているのですね。
主の声に耳を傾け、慎重に選びなさい。▼
- [シェズ]
-
- [レア]
- 心は決まりましたか。
彼らと良き関係を築けることを願います。▼
(暗転)
- [ハンネマン]
- さて……君の学級が決まったところで、
我々も担任する学級を決めるとしようか。▼
- [マヌエラ]
- そうね。急遽、担当の教師も
一人変わってしまったし……▼
あ、あなたは初対面よね。
こちらは武術師範の、イエリッツァ先生よ。▼
- [イエリッツァ]
- イエリッツァだ……。▼
《選択》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
へえ、アンタが俺の担任になる可能性も
あるってことか? よろしくな!▼
|
+
| | 女性
|
へえ、あなたが私の担任になる可能性も
あるってこと? よろしくね!▼
|
- [イエリッツァ]
- フ……。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
俺より腕が立ちそうだな。アンタに
鍛えてもらうってのも悪くないかもしれん。▼
|
+
| | 女性
|
私より腕が立ちそうね。あなたに
鍛えてもらうっていうのも悪くないかも。▼
|
- [イエリッツァ]
- ほう……?▼
《共通》
- [マヌエラ]
- あら? 珍しいわね。
イエリッツァ先生が興味を示すなんて。▼
「どの学級でも構わん……」なんて言うから
どうしたものかと思っていたけれど……▼
それならシェズのいる学級の
担任になったらいいんじゃないかしら?▼
- [イエリッツァ]
- 構わんと言った。
好きに決めてくれ……。▼
- [ハンネマン]
- ふむ……特に問題もなかろう。
では残った二学級を我々が受け持つ、と。▼
- [マヌエラ]
- そういうことになるわね。
うふふ、滞りなく決まって良かったわ。▼
それじゃ、あたくしは担任じゃないけれど、
これから一年、よ・ろ・し・く?▼
- [ラルヴァ]
- 話がとんとん拍子に進んでいくね。
ついていけているかい?ふふ……。▼
- 学級選択時に「まだ考える」を選択したことがある場合*1
- [ラルヴァ]
- おや、君が悩んだのとは違って、
担任は即決だったようだね。▼
《共通》
- [シェズ]
-
- [イエリッツァ]
- 今節の課題は、追って伝える……。▼
- [シェズ]
-
- [ハンネマン]
- おお、課題について説明していなかったか。▼
士官学校では、学級ごとに毎節、教団への
奉仕活動のような形で課題が課せられて……▼
コメント†