会話集/章別会話
序章/EP.1 偶然の出会い†
オープニング†
ナレーション†
遥か太古より在りし地、フォドラ。天井より
女神の見守るといわれるその大地は、三つの
勢力によって統治されていた。
千年以上の歴史を持ち、フォドラの南半分を
支配する、アドラステア帝国。
その帝国の北側、寒冷な大地を王と騎士たち
が治める、ファーガス神聖王国。
そして大陸の東側で、王を戴かず有力貴族に
よる共同体をなす、レスター諸侯同盟領。
かつては戦乱の嵐が吹き荒れた大地も、今は
三勢力の均衡により平穏が保たれていた。
三勢力の中心には、フォドラで遍く信仰され
るセイロス聖教会の総本山、ガルグ=マク大
修道院があり、フォドラの平穏の維持に一役
買っていたのである。
ガルグ=マク大修道院の程近く、帝国領北部
にある小さな村ルミール。
その西方に広がる森の中に、一人の傭兵の姿
があった。その名は……
夜明けの森†
およそ半年後
- [ラルヴァ]
- シェズ……。
目を覚ますんだ。▼
シェズ……。
……君は何度呼べば起きるんだい?▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
ん? 何だ?~▼
誰かに呼ばれた気がしたが……
まだ暗いな。▼
|
+
| | 女性
|
ん? 何?▼
誰かに呼ばれた気がしたけど……
まだ暗いわね。▼
|
- [ラルヴァ]
- ……呼んだよ。
もう何度も呼んだ。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
うわっ! 突然話しかけるのは
やめてくれって言っただろ?▼
|
+
| | 女性
|
ひゃっ! 突然話しかけるのは
やめてって言ったわよね?▼
|
- [ラルヴァ]
- そう言われてもね。
君、僕の突然の導きがなかったら
何度死んでいたと思う? 合計で22回だ。▼
修練と称して崖から飛び降りたのが3回、
魔物の群れに一人で突っ込んだのが5回……▼
今日だって、僕の導きに従わず道を間違えた
せいで、こうして森の中で寝る羽目に……。▼
《選択》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
道くらい好きに選ばせてくれ。▼
いやまあ、それで道に迷っちゃったのは
確かなんだが……。▼
|
+
| | 女性
|
道くらい好きに選んだっていいでしょ。▼
でもまあ、それで道に迷っちゃったのは
確かなんだけど……。▼
|
- [ラルヴァ]
- そう、確かなんだよ。……安心した。
君は自省できる人間だったようだ。▼
- [シェズ]
-
- [ラルヴァ]
- おっと、無視かい?
それとも痛いところを突いてしまったかな。▼
- [シェズ]
-
- [ラルヴァ]
- ……急に素直になられると、困るものだね。
新鮮な経験だよ。▼
《共通》
- [ラルヴァ]
- まあ、誰にでも失敗はあるという。
君はその回数が人並みではないだけ。▼
話が逸れたが……そろそろ
君を起こした理由を説明していいかな?▼
……といっても、説明するまでもなく
もうそこに現れてしまったが。▼
- [シェズ]
-
(級長3人がやってくる)
- [ディミトリ]
- ……おいクロード、闇雲に進むのはよせ。
方角を見失って、道に迷うだけだぞ。▼
- [クロード]
- 心配すんなって。皇女様の話じゃ、
こっちに村があるんだろ?▼
- [エーデルガルト]
- はあ……こんな山間の村の、正確な場所を
知っているはずもないでしょう?▼
しかも真夜中の移動で、
自分たちのいる位置さえ怪しいわ。▼
- [クロード]
- じゃ、後は俺の勘頼みってことだな。
任せてくれ。勘には自信が……▼
- [ディミトリ]
- ……待て、二人とも。
人がいる。賊の仲間か……?▼
- [ラルヴァ]
- やけに色とりどりで賑やかな客だね。
しかも君、賊に間違えられているよ。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
ちょっと待て。賊って何だ?
俺はただの傭兵だぞ。▼
|
+
| | 女性
|
ちょっと待って。賊って何の話?
私はただの傭兵よ。▼
|
- [クロード]
- ほほう、傭兵ね。▼
- [エーデルガルト]
- ……傭兵が一人、こんな森の中で何を?
賊よりも不審じゃないかしら。▼
- [ディミトリ]
- おい、今は問答をしている場合じゃない。
……追っ手の足音が近いぞ。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
だから待ってくれて。追っ手?
いったい何者なんだよ。▼
護衛の依頼なら受けるぞ?
一人だが……傭兵だからな。▼
|
+
| | 女性
|
だから待ってって。追っ手?
いったい何者なの。▼
護衛の依頼なら受けるわよ?
一人だけど……傭兵だしね。▼
|
戦闘マップ(夜明けの撃退戦)†
戦闘開始†
- [クロード]
- それなら、悪いが手を貸してくれないか?
怖ーい盗賊団に追いかけられていてな。▼
- [エーデルガルト]
- 報酬については、心配しないで。
ここを切り抜けられたら、だけど。▼
エーデルガルトたちの進路を阻む盗賊を撃破せよ!†
《MAIN MISSION START》
- 盗賊撃破後
《MAIN MISSION SUCCESSFUL》盗賊の撃破に成功!
《CAUTION!》エーデルガルトたちを追う盗賊団、出現!
(コスタス出現演出)
- [コスタス]
- いたぞ! あいつらだ!
絶対に逃がすんじゃねえ!▼
盗賊らを撃破し、退路を確保せよ!†
《MAIN MISSIN START》
- [コスタス]
- 何だ? あいつらに加勢か?
まとめてやっちまえ!▼
- [エーデルガルト]
- ここは私に任せて。▼
《Good News》操作キャラクター、エーデルガルトに変更!
- [エーデルガルト]
- 守りの堅い相手には、
それなりの戦い方があるのよ。▼
- [エーデルガルト]
- まあ、こんなものよね。▼
- [ディミトリ]
- やり過ぎるなよ、エーデルガルト。▼
《Report》盗賊、残り2人!
- 操作可能キャラクターのいずれかが2人目の盗賊に接近時
- [ディミトリ]
- さて、俺の出番のようだな。▼
《Good News》ディミトリ、操作可能!
《Report》キャラクターをディミトリに変更せよ!
- [ディミトリ]
- 単純な力比べならば、
誰にも負ける気がしないな。▼
- [エーデルガルト]
- 相手が可哀想になるわね、ディミトリ。▼
- [ディミトリ]
- ……心は痛むが、俺も死ねないのでな。▼
- [ラルヴァ]
- 何者だろう? どうやら彼らは皆、
紋章を持っているみたいだね。▼
- [コスタス]
- ガキ相手に何やってやがる!
慎重かつ大胆に待ち構えろ!▼
《Report》盗賊、残り1人!
- 操作可能キャラクターのいずれかが3人目の盗賊に接近時
- [クロード]
- なら、次は俺の番ってとこかね。▼
《Good News》クロード、操作可能!
《Report》キャラクターをクロードに変更せよ!
- [クロード]
- 俺は戦術はともかく、
戦闘は得意じゃないんだがなあ。▼
- [エーデルガルト]
- 流石の冴えね、クロード。▼
- 3人目の盗賊を撃破後
《MAIN MISSION SUCCESSFUL》盗賊らの撃破に成功!
- [クロード]
- おおっと、運よく矢が当たったみたいだ。▼
- [ディミトリ]
- 中央の街道は賊が固めているようだな。
森の砦を押さえながら進むのが得策だろう。▼
- [クロード]
- 相手を見て、得意な奴が前に出たほうが
よさそうだな。みんな、頼んだぜ?▼
- キャラクターが一定ダメージを受けたとき
初回のみセリフが入り、傷薬の使用が可能になる
- [ディミトリ]
- エーデルガルト、無事か?
一度傷を癒やしたほうがいい。▼
- [クロード]
- ディミトリ、大丈夫か?
遠慮せず傷を癒やせよ。▼
- [エーデルガルト]
- クロード、貴方、怪我してるじゃない。
傷を癒やしたらどうかしら。▼
- [ラルヴァ]
- 君には無用な心配かもしれないけれど、
傷を負ったら無理せず薬を使うんだよ。▼
エーデルガルトたちに、砦の制圧を指示せよ!†
《MAIN MISSION START》
味方に行動を指示しましょう
すべての味方に行動を指示できました
シェズで残りの砦の制圧に向かいましょう
行動支持画面と戦闘画面は、+で切り替えられます。
《Report》操作キャラクター、シェズに変更!
《MAIN MISSION SUCCESSFUL》エーデルガルトたちへの行動指示に成功!
砦を制圧せよ!†
《MAIN MISSION START》
- [ディミトリ]
- 守りが甘いな。
この分なら、次も苦戦はしないだろう。▼
《MAIN MISSION SUCCESSFUL》砦の制圧に成功!
- [ディミトリ]
- これで、ひととおり制圧できたな。▼
- [コスタス]
- クソ! こうなったら策もクソもねえ!
全員でぶちのめしちまえ!▼
《CAUTION!》賊の増援、出現!
- [クロード]
- おいおい、どれだけ人数がいるんだよ。
こりゃもう盗賊団じゃなくて軍だな……。▼
《Report》敵増援に対応しつつ、コスタスの元へ進軍せよ!
(アロイス登場演出)
- [アロイス]
- セイロス騎士団、ただ今参った!
生徒を脅かす盗賊ども!覚悟せええい!▼
《Good News》セイロス騎士団、出現! 朽ちた城壁を制圧!
- [ディミトリ]
- ここで騎士団が来てくれるとはな……!
この戦い、勝ちが見えてきたようだ。▼
- [コスタス]
- セイロス騎士団だと!? チッ!
せめて一人は殺っておかねえとまずい!▼
《Report》コスタス、迎撃のため開門!
- [クロード]
- 敵が破れかぶれで突撃してきたぞ。
みんな、気をつけろ!▼
コスタスを撃破せよ!†
《MAIN MISSION START》コスタスを撃破せよ!
《Report》勝利条件変更!
《Report》エーデルガルトたちに、コスタス一斉攻撃を指示せよ!
コスタスに一斉攻撃を仕掛けましょう
コスタスに一斉攻撃を仕掛けました~
戦闘に戻り、全員でコスタスを倒しましょう~
- [アロイス]
- さあ、隊列を組んで盗賊を捕らえよ!
皆、行くのだ!▼
- [コスタス]
- 畜生!
てめえらさえ、ここで殺しちまえば……!▼
(主人公と3級長全員の覚醒ゲージがMAXになる)
- [ラルヴァ]
- 力がみなぎっているね。
あの時のように、強くなれるんじゃないか?▼
- [エーデルガルト]
- 力がみなぎってきたわね……。
思い切り、いこうかしら。▼
- [ディミトリ]
- 調子が出てきたな。
そろそろ、本気でいこうか。▼
- [クロード]
- 気合いが入っちまったな。
ひと暴れ、見せてやるか?▼
- [コスタス]
- まだまだ!
盗賊をなめるんじゃねえっ!▼
- [ディミトリ]
- 俺たちにも死ねない理由がある。
悪いが……情けはかけてやれない。▼
- [コスタス]
- ちょこまかと避けやがって!
くそったれええ!▼
- [クロード]
- ……当たったら死ぬんだから、
避けるに決まってるだろ?▼
- [コスタス]
- ぎえっ……
あんな仕事……受けなきゃ、良かっ……▼
《MAIN MISSION SUCCESSFUL》コスタスの撃破に成功!
戦闘終了†
- [シェズ]
-
ゲームオーバー†
- [エーデルガルト]
- まさか……
こんなところで、躓く……なんて……▼
- [ディミトリ]
- 俺には、まだ……
果たさねばならない、義務が……▼
- [クロード]
- 俺の夢……
随分……儚いもの、だった……な……▼
クリア後†
王子と皇女と嫡子†
- [シェズ]
-
- [エーデルガルト]
- ええ、本当に助かったわ。
改めて名乗らせてもらう。▼
私はアドラステア帝国の皇女、
エーデルガルト=フォン=フレスベルグよ。▼
- [ディミトリ]
- ファーガス神聖王国の王子、ディミトリ=
アレクサンドル=ブレーダッドだ。▼
- [クロード]
- それで、俺がクロード=フォン=リーガン。
レスター諸侯同盟領の盟主の孫さ。▼
- [ディミトリ]
- 一時はどうなることかと思ったが……
お前のおかげで盗賊を返り討ちにできた。▼
- [クロード]
- ああ、お前みたいな奴と逃げる途中で
会えたのは、僥倖というほかないね。▼
《選択》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
たいした相手じゃなかったからな。
俺の目指すところはもっと上だ。▼
|
+
| | 女性
|
たいした相手じゃなかったからね。
私はもっと上を目指してるのよ。▼
|
- [クロード]
- もっと上か……。
デカい野望を秘めた奴の目は違うな。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
たいしたことはやってない。アンタらの力が
ありゃ、切り抜けられたんじゃないか?▼
|
+
| | 女性
|
たいしたことはやってないわ。あなたたちの
力があれば、切り抜けられたんじゃない?▼
|
- [ディミトリ]
- 謙遜はよせ。俺たちが生き延びられたのは、
お前の協力があったからこそだ。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
それもアンタらと共に戦ったからだろ?
相性が良いのかもな、俺たちは。▼
|
+
| | 女性
|
それもあなたたちと共に戦ったからでしょ?
相性が良いのかもね、私たち。▼
|
- [エーデルガルト]
- ふふっ、そうかもしれないわね。
貴方には不思議な縁を感じるもの。▼
《共通》
- [ラルヴァ]
- 実に三者三様だね。なぜこんな三人が
賊に追われていたのかは気にかかるが……▼
シェズ。
君には目的があったはずだろう?▼
速やかに報酬を受け取り、退去すべきだ。
彼ら、ついてこいと言い出しかねないぞ。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
ああ、そうだった。
三人とも、いいか?▼
実は俺、この辺りにあるルミールって村に
行きたくて、道に迷ってたんだ。▼
ジェラルト傭兵団がいるって噂を聞いてな。
凄腕の連中だよ。▼
|
+
| | 女性
|
ああ、そうだったわ。
三人とも、ちょっといい?▼
実は私、この辺りにあるルミールって村に
行きたくて、道に迷ってたの。▼
ジェラルト傭兵団がいるって噂を聞いてね。
凄腕の人たちよ。▼
|
- [クロード]
- ルミール村、ねえ……。もしかして俺たちが
目指してた村のことじゃないか?▼
どうだ、エーデルガルト?
残念ながら傭兵団の噂は知らないが。▼
- [エーデルガルト]
- そうね……。
確かに、そんな名前だった気がするわ。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
あくまで噂なんだ。
なかなか居場所を明かさない傭兵団でな。▼
|
+
| | 女性
|
あくまで噂なの。
なかなか居場所を明かさない傭兵団でね。▼
|
- [エーデルガルト]
- 村の場所は、夜が明けないと掴めないわね。
野営地に戻れば、もっと正確な位置も……▼
- [アロイス]
- おーい! 級長たち!
それに恩人の傭兵殿ー!▼
この辺りの後始末は済んだことだし、
そろそろ野営地に戻るぞ!▼
それと、シェズ殿、だったか?
貴殿も是非、一緒に来てもらいたい。▼
- [シェズ]
-
- [クロード]
- そりゃいい。野営地で明るくなるのを
待ってから、村に向かうってのでどうだ?▼
この場じゃ、報酬を払おうにも
ろくに持ち合わせがないしな。▼
- [ディミトリ]
- 村に尋ね人がいるという話だったが……
確か、ジェラルト傭兵団だったか。▼
今は村に滞在しているとしても、
いつ次の仕事に発ってしまうかわからない。▼
一度、野営地で周囲の地理を確認したほうが
かえって早く辿り着けるんじゃないか。▼
- [エーデルガルト]
- どうかしら、シェズ。
ひとまずは一緒に来ない?▼
私としては、貴方と話す機会が増えるほうが
嬉しいけれど……無理強いはしないわ。▼
《選択》
- [ラルヴァ]
- 他に選択肢はなさそうだね。
やれやれ、目的が遠のきそうだ。▼
- [ラルヴァ]
- 残念ながら、その選択肢はなさそうだよ。
権力には従っておいたほうがいい。▼
《共通》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
わかった。
少しの間だが、邪魔するよ。▼
|
+
| | 女性
|
わかったわ。
少しの間だけど、お邪魔するわね。▼
|
- [エーデルガルト]
- 良かった。
野営地に着いたら、少しだけ時間を貰える?▼
たいした話ではないけれど、
貴方に伝えておきたいこともあって。▼
- [アロイス]
- うむ! では皆で行くとするか!▼
……そういえば、さっき貴殿らは
「ジェラルト」と口にしていなかったか?▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
ああ、知る人ぞ知る凄腕の傭兵団、
その団長だ。アンタも知ってるのか?▼
|
+
| | 女性
|
ええ、知る人ぞ知る凄腕の傭兵団、
その団長よ。あなたも知ってるの?▼
|
- [アロイス]
- 凄腕の団長……ううむ、怪しい。
実に怪しい。凄く心当たりがあるのだ。▼
私も会いに行きたいのだが……まずは、
騎士としての任を全うしなければならん。▼
そう、真っ当なセイロス騎士として……
課せられた任を全うして……▼
- [シェズ]
-
- [アロイス]
- ……む? 伝わらなかったか?
今のは「真っ当」と「全う」をだな……▼
- [クロード]
- あっはっはっは、流石はアロイスさんだ。
さあて、さっさと出発しようぜ。▼
- (簡易拠点会話へ)
ガルグ=マクへ†
- [アロイス]
- すまぬ、シェズ殿。
このとおりだ!▼
貴殿はルミール村に逗留しているという
ジェラルト傭兵団に会いに行くと聞いた……▼
だが、そこを曲げてどうか、
ガルグ=マク大修道院に来てもらえぬか?▼
- [シェズ]
-
- [アロイス]
- 貴殿の多大なる働きに対して、
この野営地で用意できる報酬は僅か……▼
だが大修道院に戻れば、相応の礼ができる。
礼をさせてもらわないと、我らも困る……。▼
……実は、あまり大きな声では言えんのだが、
此度の件は、結構な不祥事なのだ。▼
士官学校の生徒、しかも各国の重要人物で
ある級長が、教団の失態により孤立し……▼
盗賊と刃を交える羽目になったなど、
公になれば大問題となる。▼
ゆえに、貴殿に十分な礼を支払った上で、
決して口外しないという誓約書を……▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
それはもう礼というより、口止め料だな。▼
|
- [アロイス]
- ……という同僚もいてな。私も立場上、
このまま貴殿を解き放つことができんのだ。▼
ここは一つ、諸事情に鑑みてガルグ=マクに
行くことを承知してはくれまいか?
- [ラルヴァ]
- ふふ、脅迫だね。善人のように見えて、
なかなかに強かな男じゃないか、彼。▼
どうする?君の目的からは、
随分と遠回りになってしまいそうだが。▼
《選択》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
納得はできないが……諦めるしかないか。▼
|
+
| | 女性
|
納得はできないけど……諦めるしかないか。▼
|
- [シェズ]
+
| | 男性
|
……わかったよ。
アンタらもいろいろ大変そうだな。▼
|
+
| | 女性
|
……わかったわ。
あなたたちもいろいろ大変そうね。▼
|
《共通》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
とりあえず、ガルグ=マクには行く。
なるべく早く終わらせてくれよ?▼
|
+
| | 女性
|
とりあえず、ガルグ=マクには行くから。
なるべく早く終わらせてくれる?▼
|
- [アロイス]
- おおおお!
すまん! まことにすまんが……感謝する!▼
あまりの申し訳なさに胃が痛くなって
きそうだ。意外かもしれぬが。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
………………?
さっきも思ったが、アロイスさんのそれ……▼
|
+
| | 女性
|
………………?▼
さっきも思ったけど、
アロイスさんのそれ……▼
|
- [ラルヴァ]
- 待つんだ、シェズ。
それは口にしてはいけない。▼
触れてはいけないことがあると、
僕も知っているんだよ。▼
- [アロイス]
- む……それとは、どれのことだ?▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
ああいや、その厳つい鎧。
着こなしてるのが凄いと思ってよ。▼
|
+
| | 女性
|
ええと、その厳めしい鎧。
着こなしてるのが凄いと思ったのよ。▼
|
- [アロイス]
- なるほど、この鎧か!
良き目の付け所だな!▼
この鎧には、語りだすと長くなる
深くも重い思い出があってだなあ……。▼
(級長三人がやってくる)
- [エーデルガルト]
- 聞いたわ。
ガルグ=マクに連行されるそうね。▼
同情するけれど……私としては貴方を
勧誘する機会が増えて、嬉しくもある。▼
- [クロード]
- おいおい、連行って言い方はないだろ?
ま、道中気楽にやろうぜ。▼
- [ディミトリ]
- 野営地に誘ったのが俺たちである以上、
こんなことを聞くのも憚られるが……▼
……本当に、いいのか?
大事な目的があったのだろう?▼
騎士団の要請を断り難いのも理解できるが、
選ぶ権利がないわけではないんだぞ。▼
《選択》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
ま、仕方がない。
これも腕を上げるための機会と割り切るさ。▼
|
+
| | 女性
|
仕方ないわ。
これも腕を上げるための機会って考える。▼
|
- [ディミトリ]
- ……そうか。潔いな、お前は。
ならば、俺からはもう何も言うまい。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
ないに等しいさ。騎士団に逆らっても
ろくなことにはならないだろ。▼
|
+
| | 女性
|
ないに等しいわよ。騎士団に逆らっても
ろくなことにはならないでしょ。▼
|
- [ディミトリ]
- そうだな……。こちらの事情に
巻き込んでしまって、すまない。▼
《共通》
- [アロイス]
- さてと、お喋りは終わりにしてくれ。
大修道院へ向け出発するぞ!▼
(主人公とクロード以外が去る)
- [クロード]
- 元はと言えば、俺が強く誘ったせいだな。
お前の邪魔をしちまうことになるとは……▼
悪かった。
この借りは、何かの形で返させてもらうぜ。▼
《選択》
- [シェズ]
-
- [シェズ]
-
- [クロード]
- 期待してくれないのか?
こう見えて俺には義理堅いところが……
《共通》
- [アロイス]
- おおい、何をしている!
置いていくぞー!▼
(クロードが去る)
- [ラルヴァ]
- しかし、皇女、王子、盟主の嫡子……
とんでもない相手と出会ったものだね。▼
皆、実に興味深い若者たちだ。
……君は彼らをどう見る?▼
《選択》
- エーデルガルトについて考える
- ディミトリについて考える
- クロードについて考える
- [シェズ]
+
| | 男性
|
随分、俺のことを評価してくれるよな。
気高そうな割に、傭兵風情と見下さないし。▼
|
+
| | 女性
|
随分、私のことを評価してくれるわよね。
気高そうな割に、傭兵風情と見下さないし。▼
|
- [シェズ]
+
| | 男性
|
こっちを度々気遣ってくれるし、
民想いの優しい王になるんだろうな。▼
|
+
| | 女性
|
こっちを度々気遣ってくれるし、
民想いの優しい王になるんじゃない?▼
|
- [シェズ]
+
| | 男性
|
気さくだし、良い意味で貴族っぽくないな。
仕事をするにも楽そうだ。▼
|
+
| | 女性
|
良い意味で貴族っぽくないわね。
気さくだし、仕事をするにも楽そう。▼
|
- [ラルヴァ]
- あははは、これはまた楽観的な見方だね。
相変わらず君は楽しいな。▼
……さて、そろそろ行こうか。
皆が待ちくたびれているようだよ。▼
コメント†