会話集/章別会話
序章/EP.1 偶然の出会い†
オープニング†
ナレーション†
遥か太古より在りし地、フォドラ。天井より
女神の見守るといわれるその大地は、三つの
勢力によって統治されていた。
千年以上の歴史を持ち、フォドラの南半分を
支配する、アドラステア帝国。
その帝国の北側、寒冷な大地を王と騎士たち
が治める、ファーガス神聖王国。
そして大陸の東側で、王を戴かず有力貴族に
よる共同体をなす、レスター諸侯同盟領。
かつては戦乱の嵐が吹き荒れた大地も、今は
三勢力の均衡により平穏が保たれていた。
三勢力の中心には、フォドラで遍く信仰され
るセイロス聖教会の総本山、ガルグ=マク大
修道院があり、フォドラの平穏の維持に一役
買っていたのである。
ガルグ=マク大修道院の程近く、帝国領北部
にある小さな村ルミール。
その西方に広がる森の中に、一人の傭兵の姿
があった。その名は……
夜明けの森†
およそ半年後
- [ラルヴァ]
- シェズ……。
 目を覚ますんだ。▼
 シェズ……。
 ……君は何度呼べば起きるんだい?▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | ん? 何だ?~▼ 誰かに呼ばれた気がしたが……
 まだ暗いな。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | ん? 何?▼ 誰かに呼ばれた気がしたけど……
 まだ暗いわね。▼
 
 |  
 
- [ラルヴァ]
- ……呼んだよ。
 もう何度も呼んだ。▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | うわっ! 突然話しかけるのは やめてくれって言っただろ?▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | ひゃっ! 突然話しかけるのは やめてって言ったわよね?▼
 
 |  
 
- [ラルヴァ]
- そう言われてもね。
 君、僕の突然の導きがなかったら
 何度死んでいたと思う? 合計で22回だ。▼
 修練と称して崖から飛び降りたのが3回、
 魔物の群れに一人で突っ込んだのが5回……▼
 今日だって、僕の導きに従わず道を間違えた
 せいで、こうして森の中で寝る羽目に……。▼
 
《選択》
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | 道くらい好きに選ばせてくれ。▼ いやまあ、それで道に迷っちゃったのは
 確かなんだが……。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | 道くらい好きに選んだっていいでしょ。▼ でもまあ、それで道に迷っちゃったのは
 確かなんだけど……。▼
 
 |  
 
- [ラルヴァ]
- そう、確かなんだよ。……安心した。
 君は自省できる人間だったようだ。▼
 
- [シェズ]
- 
- [ラルヴァ]
- おっと、無視かい?
 それとも痛いところを突いてしまったかな。▼
 
- [シェズ]
- 
- [ラルヴァ]
- ……急に素直になられると、困るものだね。
 新鮮な経験だよ。▼
 
《共通》
- [ラルヴァ]
- まあ、誰にでも失敗はあるという。
 君はその回数が人並みではないだけ。▼
 話が逸れたが……そろそろ
 君を起こした理由を説明していいかな?▼
 ……といっても、説明するまでもなく
 もうそこに現れてしまったが。▼
 
- [シェズ]
- 
(級長3人がやってくる)
- [ディミトリ]
- ……おいクロード、闇雲に進むのはよせ。
 方角を見失って、道に迷うだけだぞ。▼
 
- [クロード]
- 心配すんなって。皇女様の話じゃ、
 こっちに村があるんだろ?▼
 
- [エーデルガルト]
- はあ……こんな山間の村の、正確な場所を
 知っているはずもないでしょう?▼
 しかも真夜中の移動で、
 自分たちのいる位置さえ怪しいわ。▼
 
- [クロード]
- じゃ、後は俺の勘頼みってことだな。
 任せてくれ。勘には自信が……▼
 
- [ディミトリ]
- ……待て、二人とも。
 人がいる。賊の仲間か……?▼
 
- [ラルヴァ]
- やけに色とりどりで賑やかな客だね。
 しかも君、賊に間違えられているよ。▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | ちょっと待て。賊って何だ? 俺はただの傭兵だぞ。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | ちょっと待って。賊って何の話? 私はただの傭兵よ。▼
 
 |  
 
- [クロード]
- ほほう、傭兵ね。▼
 
- [エーデルガルト]
- ……傭兵が一人、こんな森の中で何を?
 賊よりも不審じゃないかしら。▼
 
- [ディミトリ]
- おい、今は問答をしている場合じゃない。
 ……追っ手の足音が近いぞ。▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | だから待ってくれて。追っ手? いったい何者なんだよ。▼
 護衛の依頼なら受けるぞ?
 一人だが……傭兵だからな。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | だから待ってって。追っ手? いったい何者なの。▼
 護衛の依頼なら受けるわよ?
 一人だけど……傭兵だしね。▼
 
 |  
 
戦闘マップ(夜明けの撃退戦)†
戦闘開始†
- [クロード]
- それなら、悪いが手を貸してくれないか?
 怖ーい盗賊団に追いかけられていてな。▼
 
- [エーデルガルト]
- 報酬については、心配しないで。
 ここを切り抜けられたら、だけど。▼
 
エーデルガルトたちの進路を阻む盗賊を撃破せよ!†
《MAIN MISSION START》
- 盗賊撃破後
 《MAIN MISSION SUCCESSFUL》盗賊の撃破に成功!
 《CAUTION!》エーデルガルトたちを追う盗賊団、出現!
 
 (コスタス出現演出)
- [コスタス]
- いたぞ! あいつらだ!
 絶対に逃がすんじゃねえ!▼
 
盗賊らを撃破し、退路を確保せよ!†
《MAIN MISSIN START》
- [コスタス]
- 何だ? あいつらに加勢か?
 まとめてやっちまえ!▼
 
- [エーデルガルト]
- ここは私に任せて。▼
 
《Good News》操作キャラクター、エーデルガルトに変更!
- [エーデルガルト]
- 守りの堅い相手には、
 それなりの戦い方があるのよ。▼
 
- [エーデルガルト]
- まあ、こんなものよね。▼
 
- [ディミトリ]
- やり過ぎるなよ、エーデルガルト。▼
 
《Report》盗賊、残り2人!
- 操作可能キャラクターのいずれかが2人目の盗賊に接近時
- [ディミトリ]
- さて、俺の出番のようだな。▼
 
《Good News》ディミトリ、操作可能!
《Report》キャラクターをディミトリに変更せよ!
- [ディミトリ]
- 単純な力比べならば、
 誰にも負ける気がしないな。▼
 
- [エーデルガルト]
- 相手が可哀想になるわね、ディミトリ。▼
 
- [ディミトリ]
- ……心は痛むが、俺も死ねないのでな。▼
 
- [ラルヴァ]
- 何者だろう? どうやら彼らは皆、
 紋章を持っているみたいだね。▼
 
- [コスタス]
- ガキ相手に何やってやがる!
 慎重かつ大胆に待ち構えろ!▼
 
《Report》盗賊、残り1人!
- 操作可能キャラクターのいずれかが3人目の盗賊に接近時
- [クロード]
- なら、次は俺の番ってとこかね。▼
 
《Good News》クロード、操作可能!
《Report》キャラクターをクロードに変更せよ!
- [クロード]
- 俺は戦術はともかく、
 戦闘は得意じゃないんだがなあ。▼
 
- [エーデルガルト]
- 流石の冴えね、クロード。▼
 
- 3人目の盗賊を撃破後
 《MAIN MISSION SUCCESSFUL》盗賊らの撃破に成功!
 
- [クロード]
- おおっと、運よく矢が当たったみたいだ。▼
 
- [ディミトリ]
- 中央の街道は賊が固めているようだな。
 森の砦を押さえながら進むのが得策だろう。▼
 
- [クロード]
- 相手を見て、得意な奴が前に出たほうが
 よさそうだな。みんな、頼んだぜ?▼
 
- キャラクターが一定ダメージを受けたとき
 初回のみセリフが入り、傷薬の使用が可能になる
- [ディミトリ]
- エーデルガルト、無事か?
 一度傷を癒やしたほうがいい。▼
 
- [クロード]
- ディミトリ、大丈夫か?
 遠慮せず傷を癒やせよ。▼
 
- [エーデルガルト]
- クロード、貴方、怪我してるじゃない。
 傷を癒やしたらどうかしら。▼
 
- [ラルヴァ]
- 君には無用な心配かもしれないけれど、
 傷を負ったら無理せず薬を使うんだよ。▼
 
エーデルガルトたちに、砦の制圧を指示せよ!†
《MAIN MISSION START》
 味方に行動を指示しましょう
すべての味方に行動を指示できました
シェズで残りの砦の制圧に向かいましょう
行動支持画面と戦闘画面は、+で切り替えられます。
《Report》操作キャラクター、シェズに変更!
《MAIN MISSION SUCCESSFUL》エーデルガルトたちへの行動指示に成功!
砦を制圧せよ!†
《MAIN MISSION START》 
- [ディミトリ]
- 守りが甘いな。
 この分なら、次も苦戦はしないだろう。▼
 
《MAIN MISSION SUCCESSFUL》砦の制圧に成功!
- [ディミトリ]
- これで、ひととおり制圧できたな。▼
 
- [コスタス]
- クソ! こうなったら策もクソもねえ!
 全員でぶちのめしちまえ!▼
 
《CAUTION!》賊の増援、出現!
- [クロード]
- おいおい、どれだけ人数がいるんだよ。
 こりゃもう盗賊団じゃなくて軍だな……。▼
 
《Report》敵増援に対応しつつ、コスタスの元へ進軍せよ!
(アロイス登場演出)
- [アロイス]
- セイロス騎士団、ただ今参った!
 生徒を脅かす盗賊ども!覚悟せええい!▼
 
《Good News》セイロス騎士団、出現! 朽ちた城壁を制圧!
- [ディミトリ]
- ここで騎士団が来てくれるとはな……!
 この戦い、勝ちが見えてきたようだ。▼
 
- [コスタス]
- セイロス騎士団だと!? チッ!
 せめて一人は殺っておかねえとまずい!▼
 
《Report》コスタス、迎撃のため開門!
- [クロード]
- 敵が破れかぶれで突撃してきたぞ。
 みんな、気をつけろ!▼
 
コスタスを撃破せよ!†
《MAIN MISSION START》コスタスを撃破せよ!
《Report》勝利条件変更!
《Report》エーデルガルトたちに、コスタス一斉攻撃を指示せよ!
コスタスに一斉攻撃を仕掛けましょう
コスタスに一斉攻撃を仕掛けました~
戦闘に戻り、全員でコスタスを倒しましょう~
- [アロイス]
- さあ、隊列を組んで盗賊を捕らえよ!
 皆、行くのだ!▼
 
- [コスタス]
- 畜生!
 てめえらさえ、ここで殺しちまえば……!▼
 
(主人公と3級長全員の覚醒ゲージがMAXになる)
- [ラルヴァ]
- 力がみなぎっているね。
 あの時のように、強くなれるんじゃないか?▼
 
- [エーデルガルト]
- 力がみなぎってきたわね……。
 思い切り、いこうかしら。▼
 
- [ディミトリ]
- 調子が出てきたな。
 そろそろ、本気でいこうか。▼
 
- [クロード]
- 気合いが入っちまったな。
 ひと暴れ、見せてやるか?▼
 
- [コスタス]
- まだまだ!
 盗賊をなめるんじゃねえっ!▼
 
- [ディミトリ]
- 俺たちにも死ねない理由がある。
 悪いが……情けはかけてやれない。▼
 
- [コスタス]
- ちょこまかと避けやがって!
 くそったれええ!▼
 
- [クロード]
- ……当たったら死ぬんだから、
 避けるに決まってるだろ?▼
 
- [コスタス]
- ぎえっ……
 あんな仕事……受けなきゃ、良かっ……▼
 
《MAIN MISSION SUCCESSFUL》コスタスの撃破に成功!
戦闘終了†
- [シェズ]
- 
ゲームオーバー†
- [エーデルガルト]
- まさか……
 こんなところで、躓く……なんて……▼
 
- [ディミトリ]
- 俺には、まだ……
 果たさねばならない、義務が……▼
 
- [クロード]
- 俺の夢……
 随分……儚いもの、だった……な……▼
 
クリア後†
王子と皇女と嫡子†
- [シェズ]
- 
- [エーデルガルト]
- ええ、本当に助かったわ。
 改めて名乗らせてもらう。▼
 私はアドラステア帝国の皇女、
 エーデルガルト=フォン=フレスベルグよ。▼
 
- [ディミトリ]
- ファーガス神聖王国の王子、ディミトリ=
 アレクサンドル=ブレーダッドだ。▼
 
- [クロード]
- それで、俺がクロード=フォン=リーガン。
 レスター諸侯同盟領の盟主の孫さ。▼
 
- [ディミトリ]
- 一時はどうなることかと思ったが……
 お前のおかげで盗賊を返り討ちにできた。▼
 
- [クロード]
- ああ、お前みたいな奴と逃げる途中で
 会えたのは、僥倖というほかないね。▼
 
《選択》
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | たいした相手じゃなかったからな。 俺の目指すところはもっと上だ。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | たいした相手じゃなかったからね。 私はもっと上を目指してるのよ。▼
 
 |  
 
- [クロード]
- もっと上か……。
 デカい野望を秘めた奴の目は違うな。▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | たいしたことはやってない。アンタらの力が ありゃ、切り抜けられたんじゃないか?▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | たいしたことはやってないわ。あなたたちの 力があれば、切り抜けられたんじゃない?▼
 
 |  
 
- [ディミトリ]
- 謙遜はよせ。俺たちが生き延びられたのは、
 お前の協力があったからこそだ。▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | それもアンタらと共に戦ったからだろ? 相性が良いのかもな、俺たちは。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | それもあなたたちと共に戦ったからでしょ? 相性が良いのかもね、私たち。▼
 
 |  
 
- [エーデルガルト]
- ふふっ、そうかもしれないわね。
 貴方には不思議な縁を感じるもの。▼
 
《共通》
- [ラルヴァ]
- 実に三者三様だね。なぜこんな三人が
 賊に追われていたのかは気にかかるが……▼
 シェズ。
 君には目的があったはずだろう?▼
 速やかに報酬を受け取り、退去すべきだ。
 彼ら、ついてこいと言い出しかねないぞ。▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | ああ、そうだった。 三人とも、いいか?▼
 実は俺、この辺りにあるルミールって村に
 行きたくて、道に迷ってたんだ。▼
 ジェラルト傭兵団がいるって噂を聞いてな。
 凄腕の連中だよ。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | ああ、そうだったわ。 三人とも、ちょっといい?▼
 実は私、この辺りにあるルミールって村に
 行きたくて、道に迷ってたの。▼
 ジェラルト傭兵団がいるって噂を聞いてね。
 凄腕の人たちよ。▼
 
 |  
 
- [クロード]
- ルミール村、ねえ……。もしかして俺たちが
 目指してた村のことじゃないか?▼
 どうだ、エーデルガルト?
 残念ながら傭兵団の噂は知らないが。▼
 
- [エーデルガルト]
- そうね……。
 確かに、そんな名前だった気がするわ。▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | あくまで噂なんだ。 なかなか居場所を明かさない傭兵団でな。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | あくまで噂なの。 なかなか居場所を明かさない傭兵団でね。▼
 
 |  
 
- [エーデルガルト]
- 村の場所は、夜が明けないと掴めないわね。
 野営地に戻れば、もっと正確な位置も……▼
 
- [アロイス]
- おーい! 級長たち!
 それに恩人の傭兵殿ー!▼
 この辺りの後始末は済んだことだし、
 そろそろ野営地に戻るぞ!▼
 それと、シェズ殿、だったか?
 貴殿も是非、一緒に来てもらいたい。▼
 
- [シェズ]
- 
- [クロード]
- そりゃいい。野営地で明るくなるのを
 待ってから、村に向かうってのでどうだ?▼
 この場じゃ、報酬を払おうにも
 ろくに持ち合わせがないしな。▼
 
- [ディミトリ]
- 村に尋ね人がいるという話だったが……
 確か、ジェラルト傭兵団だったか。▼
 今は村に滞在しているとしても、
 いつ次の仕事に発ってしまうかわからない。▼
 一度、野営地で周囲の地理を確認したほうが
 かえって早く辿り着けるんじゃないか。▼
 
- [エーデルガルト]
- どうかしら、シェズ。
 ひとまずは一緒に来ない?▼
 私としては、貴方と話す機会が増えるほうが
 嬉しいけれど……無理強いはしないわ。▼
 
《選択》
- [ラルヴァ]
- 他に選択肢はなさそうだね。
 やれやれ、目的が遠のきそうだ。▼
 
- [ラルヴァ]
- 残念ながら、その選択肢はなさそうだよ。
 権力には従っておいたほうがいい。▼
 
《共通》
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | わかった。 少しの間だが、邪魔するよ。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | わかったわ。 少しの間だけど、お邪魔するわね。▼
 
 |  
 
- [エーデルガルト]
- 良かった。
 野営地に着いたら、少しだけ時間を貰える?▼
 たいした話ではないけれど、
 貴方に伝えておきたいこともあって。▼
 
- [アロイス]
- うむ! では皆で行くとするか!▼
 ……そういえば、さっき貴殿らは
 「ジェラルト」と口にしていなかったか?▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | ああ、知る人ぞ知る凄腕の傭兵団、 その団長だ。アンタも知ってるのか?▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | ええ、知る人ぞ知る凄腕の傭兵団、 その団長よ。あなたも知ってるの?▼
 
 |  
 
- [アロイス]
- 凄腕の団長……ううむ、怪しい。
 実に怪しい。凄く心当たりがあるのだ。▼
 私も会いに行きたいのだが……まずは、
 騎士としての任を全うしなければならん。▼
 そう、真っ当なセイロス騎士として……
 課せられた任を全うして……▼
 
- [シェズ]
- 
- [アロイス]
- ……む? 伝わらなかったか?
 今のは「真っ当」と「全う」をだな……▼
 
- [クロード]
- あっはっはっは、流石はアロイスさんだ。
 さあて、さっさと出発しようぜ。▼
 
- (簡易拠点会話へ)
ガルグ=マクへ†
- [アロイス]
- すまぬ、シェズ殿。
 このとおりだ!▼
 貴殿はルミール村に逗留しているという
 ジェラルト傭兵団に会いに行くと聞いた……▼
 だが、そこを曲げてどうか、
 ガルグ=マク大修道院に来てもらえぬか?▼
 
- [シェズ]
- 
- [アロイス]
- 貴殿の多大なる働きに対して、
 この野営地で用意できる報酬は僅か……▼
 だが大修道院に戻れば、相応の礼ができる。
 礼をさせてもらわないと、我らも困る……。▼
 ……実は、あまり大きな声では言えんのだが、
 此度の件は、結構な不祥事なのだ。▼
 士官学校の生徒、しかも各国の重要人物で
 ある級長が、教団の失態により孤立し……▼
 盗賊と刃を交える羽目になったなど、
 公になれば大問題となる。▼
 ゆえに、貴殿に十分な礼を支払った上で、
 決して口外しないという誓約書を……▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | それはもう礼というより、口止め料だな。▼ 
 |  
 
- [アロイス]
- ……という同僚もいてな。私も立場上、
 このまま貴殿を解き放つことができんのだ。▼
 ここは一つ、諸事情に鑑みてガルグ=マクに
 行くことを承知してはくれまいか?
- [ラルヴァ]
- ふふ、脅迫だね。善人のように見えて、
 なかなかに強かな男じゃないか、彼。▼
 どうする?君の目的からは、
 随分と遠回りになってしまいそうだが。▼
 
《選択》
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | 納得はできないが……諦めるしかないか。▼ 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | 納得はできないけど……諦めるしかないか。▼ 
 |  
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | ……わかったよ。 アンタらもいろいろ大変そうだな。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | ……わかったわ。 あなたたちもいろいろ大変そうね。▼
 
 |  
 
《共通》
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | とりあえず、ガルグ=マクには行く。 なるべく早く終わらせてくれよ?▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | とりあえず、ガルグ=マクには行くから。 なるべく早く終わらせてくれる?▼
 
 |  
 
- [アロイス]
- おおおお!
 すまん! まことにすまんが……感謝する!▼
 あまりの申し訳なさに胃が痛くなって
 きそうだ。意外かもしれぬが。▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | ………………? さっきも思ったが、アロイスさんのそれ……▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | ………………?▼ さっきも思ったけど、
 アロイスさんのそれ……▼
 
 |  
 
- [ラルヴァ]
- 待つんだ、シェズ。
 それは口にしてはいけない。▼
 触れてはいけないことがあると、
 僕も知っているんだよ。▼
 
- [アロイス]
- む……それとは、どれのことだ?▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | ああいや、その厳つい鎧。 着こなしてるのが凄いと思ってよ。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | ええと、その厳めしい鎧。 着こなしてるのが凄いと思ったのよ。▼
 
 |  
 
- [アロイス]
- なるほど、この鎧か!
 良き目の付け所だな!▼
 この鎧には、語りだすと長くなる
 深くも重い思い出があってだなあ……。▼
 
(級長三人がやってくる)
- [エーデルガルト]
- 聞いたわ。
 ガルグ=マクに連行されるそうね。▼
 同情するけれど……私としては貴方を
 勧誘する機会が増えて、嬉しくもある。▼
 
- [クロード]
- おいおい、連行って言い方はないだろ?
 ま、道中気楽にやろうぜ。▼
 
- [ディミトリ]
- 野営地に誘ったのが俺たちである以上、
 こんなことを聞くのも憚られるが……▼
 ……本当に、いいのか?
 大事な目的があったのだろう?▼
 騎士団の要請を断り難いのも理解できるが、
 選ぶ権利がないわけではないんだぞ。▼
 
《選択》
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | ま、仕方がない。 これも腕を上げるための機会と割り切るさ。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | 仕方ないわ。 これも腕を上げるための機会って考える。▼
 
 |  
 
- [ディミトリ]
- ……そうか。潔いな、お前は。
 ならば、俺からはもう何も言うまい。▼
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | ないに等しいさ。騎士団に逆らっても ろくなことにはならないだろ。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | ないに等しいわよ。騎士団に逆らっても ろくなことにはならないでしょ。▼
 
 |  
 
- [ディミトリ]
- そうだな……。こちらの事情に
 巻き込んでしまって、すまない。▼
 
《共通》
- [アロイス]
- さてと、お喋りは終わりにしてくれ。
 大修道院へ向け出発するぞ!▼
 
(主人公とクロード以外が去る)
- [クロード]
- 元はと言えば、俺が強く誘ったせいだな。
 お前の邪魔をしちまうことになるとは……▼
 悪かった。
 この借りは、何かの形で返させてもらうぜ。▼
 
《選択》
- [シェズ]
- 
- [シェズ]
- 
- [クロード]
- 期待してくれないのか?
 こう見えて俺には義理堅いところが……
《共通》
- [アロイス]
- おおい、何をしている!
 置いていくぞー!▼
 
(クロードが去る)
- [ラルヴァ]
- しかし、皇女、王子、盟主の嫡子……
 とんでもない相手と出会ったものだね。▼
 皆、実に興味深い若者たちだ。
 ……君は彼らをどう見る?▼
《選択》
- エーデルガルトについて考える
 
- ディミトリについて考える
 
- クロードについて考える
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | 随分、俺のことを評価してくれるよな。 気高そうな割に、傭兵風情と見下さないし。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | 随分、私のことを評価してくれるわよね。 気高そうな割に、傭兵風情と見下さないし。▼
 
 |  
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | こっちを度々気遣ってくれるし、 民想いの優しい王になるんだろうな。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | こっちを度々気遣ってくれるし、 民想いの優しい王になるんじゃない?▼
 
 |  
 
- [シェズ]
- 
| + |  | 男性 | 気さくだし、良い意味で貴族っぽくないな。 仕事をするにも楽そうだ。▼
 
 |  
 - 
| + |  | 女性 | 良い意味で貴族っぽくないわね。 気さくだし、仕事をするにも楽そう。▼
 
 |  
 
- [ラルヴァ]
- あははは、これはまた楽観的な見方だね。
 相変わらず君は楽しいな。▼
 ……さて、そろそろ行こうか。
 皆が待ちくたびれているようだよ。▼
 
コメント†