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会話集/章別会話

青燐の章/EP.8 血染めの槍

オープニング

ナレーション

王都で西部諸侯の私兵を討滅した一行。動乱
の首魁たるコルネリアは西部へと逃亡し、協
力者であるマテウス子爵やギディオン子爵ら
に一斉蜂起を命ずる。
帝国との戦いを前に後顧の憂いを絶つべく、
そしてコルネリアを討ち“ダスカーの悲劇”
の真実に迫るべく、一行はファーガス西部の
ミアハ地方へと兵を向けた。

内憂

[アネット]
そんな……伯父さんが?▼

《アネットが死亡》
[ギュスタヴ]
そうですか……やはり、兄上が。▼

《共通》
[ディミトリ]
ああ、どうやらそうらしい。
反旗を翻したのはマテウス、ギディオン……▼
その他にも、俺が力を奪った西部諸侯。
彼らが担ぎ上げたのがドミニク男爵だ。▼
[メルセデス]
ドミニク男爵って、アンの伯父様よね?
いったいどうして……?▼

《メルセデスが死亡》
[シェズ(男性)]
ドミニク……西のほうの小領主だっけ。
いったいどうして旗頭なんかに……▼
[シェズ(女性)]
ドミニク……西のほうの小領主よね?
いったいどうして旗頭なんかに……▼

《共通》
[ロドリグ]
ドミニク家は今でこそ男爵位にありますが、
十傑の血を引く古い家の一つなんですよ。▼
数百年の昔、賢王と称えられたクラウスが
後継者を指名することなく斃れ……▼
ファーガス、ミアハ、レスター。
3つの地方を、3人の王子が相続しました。▼
ドミニク家はミアハ地方を治める王子に仕え
やがてファーガスとの戦いに敗れた……▼
そうして広大だった領地の大部分を奪われ、
他の諸侯に割譲されるに至ったんです。▼
[アネット]
不満だって人も昔はいたみたいだけど
今は全然そんなことなくって……▼
父さんみたいに、王家に取り立てられて
活躍してる人だって少なくないんだよ。▼
だから伯父さんも……たぶん、あんまり
戦いには乗り気じゃないんじゃないかな。▼
[ギュスタヴ]
今のドミニク家は、周囲の諸侯に
逆らえるほどの力を持ってはおりません。▼
参戦を迫られれば、従わざるを得ない……。
ですが、その現状が勝利の鍵になります。▼
[ドゥドゥー]
……どういう意味だ、ギュスタヴ殿?▼
[ギュスタヴ]
兄上を上手く味方につけられれば
敵方は旗頭を失うことになる。▼
そうして士気の下がった兵を上手く叩けば、
西部諸侯の瓦解も狙えましょう。▼
[ロドリグ]
ですが、男爵を味方につけると言っても
周囲の諸侯を除かねば難しいのでは?▼
[ディミトリ]
そうだな……少なくとも趨勢をこちらに
傾けなくては、男爵も決断できまい。▼
今は、敵をどう切り崩すかを
考えなくてはならないな……。▼

騎士の旗の下に

[ディミトリ]
……ダスカーが、それほど多くの援兵を
派遣してくれるとは……本当にいいのか?▼
[ダスカー兵]
良いも悪いも、これは長の決定だ。
兵をまとめるのに少し時間はかかるが……▼
あなたを助けると約束したからには、
誇りに懸けて必ず果たす。▼
[ディミトリ]
それにしても、こちらが頼んだ兵数より
かなり多いようだが……。▼
[ダスカー兵]
……あなたはダスカーの地を、
我らの手に渡そうと尽力してくれた。▼
ダスカーの民は受けた恩を忘れない。
あなたを憎む者もまだ多い中で……▼
それだけの数の戦士が、
ファーガスへの援軍に志願したのだ。▼
[ディミトリ]
……ダスカーはいまだ王国領の一部だ。
対等な関係とはとても呼べない。▼
だが今回の共闘で、ファーガスとダスカーの
在るべき未来の形を示せると信じたい。▼
感謝する、と皆に伝えてくれ。この戦争が
終わった暁には、俺もそちらを訪ねよう。▼
[ダスカー兵]
委細承知した。
では、用件は以上だ。おれは行く。▼
(ダスカー兵が去る)
[ディミトリ]
ドゥドゥー、お前とロドリグが
力を尽くしてくれたおかげだな。▼
[ドゥドゥー]
いえ……おれやロドリグ殿が何をしても、
彼らの溜飲は下がらなかったことでしょう。▼
陛下が彼らと真摯に向き合ったからこそ
彼らも信頼で応えたまでです。▼
[ディミトリ]
……だと、いいがな。俺が何をしようと
失われた命は戻らないのだから。▼
[ドゥドゥー]
ですが、あなたはおれたちダスカーの民に
真実と未来を示してくださった。▼
[ディミトリ]
俺はまだ真実には至れていない。
あの事件の裏側で、何が蠢いていたのか……▼
それを明らかにするのが、俺の……
……違ったな。俺たちの義務なんだ。▼
前哨基地会話へ

城塞の危機(進軍マップ「征伐の開始」クリア時)

[王国兵]
……で、伝令です! 旧アランデル領が
帝国軍に急襲されました……!▼
[フェリクス]
チッ……! 勘づかれたか!▼
[ディミトリ]
旧アランデル領はどうなった?▼
[王国兵]
はっ、防衛のため配していた兵はいまだ籠城
中です。しかし、敵の攻撃が厳しく……。▼
[ロドリグ]
要塞に密偵でも入っていたのでしょうかね。
いや、だとしてもおかしな話ですが……。▼
[ディミトリ]
ああ、アリアンロッドと旧アランデル領には
相当な数の将兵を残したつもりだった。▼
フェリクスが率いてきた兵の数を考えても、
敵を牽制するには十分な数だったはずだ。▼
[王国兵]
……敵軍が掲げるのは黒き鷲の旗。
皇帝直属軍の模様です!▼
[シェズ(男性)]
な……! まさか皇帝直々に
アリアンロッドを落とそうってのか!▼
[シェズ(女性)]
な……! まさか皇帝直々に
アリアンロッドを落とそうっていうの!▼
[ラルヴァ]
なかなか大胆な行動を取るね、皇帝も。
王国と同盟を同時に相手しているんだろう?▼
そんな中で西部に戦力を集中させるなんて、
かなり危険な賭けだと思うよ。▼

《選択》
[シェズ(男性)]
急いで救援に行かないと、
アリアンロッドまで落ちかねないぞ。▼
[シェズ(女性)]
急いで救援に行かないと、
アリアンロッドまで落ちかねないわよ。▼
[ロドリグ]
いやいやちょっと待った。そっちに
進軍したら、西部の逆徒はどうなるんです?▼
[シェズ(男性)]
だが、今はアリアンロッドよりこっちを
優先しないとまずいんじゃないのか?▼
[シェズ(女性)]
けど、今はアリアンロッドよりこっちを
優先しないとまずいんじゃないの?▼
[ロドリグ]
私も同意見です。逆徒をこのまま
放置すれば、王国は内から崩壊します。▼

《共通》
[ロドリグ]
アリアンロッドの状況も捨て置けませんが、
大局を見れば彼らを討つことが先決かと。▼
[ディミトリ]
ああ、双方に残された猶予を考えれば
西部を優先したほうが良いのは明らかだ。▼
……とはいえ、皇帝の前にアリアンロッドが
陥落するという事態も、十分に考えられる。▼
[セテス]
セイロス騎士団に援軍を要請すべきだろう。
少数だが、籠城戦ならばむしろ好都合だ。▼
我々は君たちに大きな借りがある……
大司教も派兵に反対はしまい。▼
[ディミトリ]
ありがとうございます。セテス殿。
では、すぐにレア様に使者を送りましょう。▼
セイロス騎士団に、旧アランデル領と
アリアンロッドの救援を要請しておく。▼
ただし旧アランデル領については
もし犠牲が膨らむようであれば放棄し……▼
アリアンロッドの軍に合流の上、
籠城して耐えるよう伝えろ。いいな。▼
[王国兵]
はっ! 承知いたしました!▼
[シェズ(男性)]
俺たちも油売ってる暇はなさそうだな。
さっさと西部のゴタゴタを片づけちまおう。▼
[シェズ(女性)]
私たちも油売ってる暇はなさそうね。
さっさと西部のゴタゴタを片づけましょ。▼
[ディミトリ]
ああ、事態は一刻を争う……
すぐに軍議を始めるとしよう。▼
前哨基地会話へ

罪と罰と(進軍マップ「反乱軍の説得」クリア時)

王国 ドミニク領

[ドミニク男爵]
……それはやはり、貴殿らが先王陛下を
弑したということか、マテウス子爵。▼
無実の者たちに罪をなすりつけてまで……
貴殿らは、何ということをしたのだ。▼
[マテウス子爵]
我々は、我々の正義に従ったまでだ。
己の行いに恥じる点など何一つない。▼
[エリデュア子爵]
仕方がなかったのですよ、男爵。
我らとて好きで背いたわけではない。▼
ただ、先王陛下の政策は我々領主にとって
到底受け入れられるものではなかった。▼
[ギディオン子爵]
王に近く優遇されていた東部の諸侯は
その政策にも諾々と従っただろうが……▼
我々西部の民は、ただそれを
受け入れるのを拒んだというだけだ。▼
[ドミニク男爵]
貴殿らの事情も理解はできるが、
私は貴殿らを正義とは思えん。▼
私とて、先王陛下の治世には
思うところがなかったわけではない。▼
……急進的な改革が、必ずしも
良い結果をもたらすとは限らん。▼
だが、そういったことを理解した上で、
私は先王陛下のご意志に従っていたのだ。▼
不満があるのなら、お諫めすればよかった。
謀殺などする前に、対話を試すべきだった。▼
[エリデュア子爵]
こちらが異議を唱えようとも、
信奉者どもに黙殺されたでしょうがね。▼
[ドミニク男爵]
違う。何がどう問題かをきちんと説けば、
先王陛下も向き合ってくださったはずだ。▼
臣下の勤めを怠り、黙って帝国と組み
あのような卑劣な手に訴えて王を弑した……▼
その怠慢の報いを受ける番が、
今、こうして回ってきたのだ。▼
(コルネリアがやってくる)
[コルネリア]
あら、自分だけが違うのだと
言わんばかりですわね、男爵。▼
[ドミニク男爵]
コルネリア……この女狐が。▼
[コルネリア]
ふふふ、怠慢の報いだなんて、
薄汚いセイロス教の教えでもあるまいし。▼
第一、こうして私たちに加担した今、
あなたも同じ穴の狢でしょう?▼
せいぜい混乱をもたらしなさい。
ファーガスに、そしてこのフォドラに。▼
[ドミニク男爵]
………………。▼

逆徒討伐(進軍マップでエリデュア領に進軍時)

王国 ドミニク領・王国軍陣地

[ディミトリ]
ギュスタヴ、アネット、頼む。
作戦の成功はお前たちに懸かっている。▼
[アネット]
任せてください、陛下!
伯父さんは……絶対説得してみせます!▼

《アネットが死亡》
[ディミトリ]
ギュスタヴ、よろしく頼む。
作戦の成功はお前に懸かっている。▼
[ギュスタヴ]
は、承知しました。
必ずや、兄上を説得してみせます。▼

《共通》
[フェリクス]
……いいのか、ディミトリ? これは
肉親の前でするべき話ではないだろうが……▼
諸侯が再び男爵を担ぎ上げる可能性もある。
討っておいたほうが、後の憂いを断てるぞ。▼
[ディミトリ]
……確かに、それが一番手っ取り早い。
だが後を考えるなら、説得するのが上策だ。▼
[ロドリグ]
男爵には紋章持ちの嫡男がおられる。
たとえここで男爵を討ったとしても……▼
何かがあれば、今度は彼を担ぎ出して
旗頭に据えるだけでしょう。▼
[ディミトリ]
ああ、だからこそ、ドミニク男爵を説得し、
こちらの味方につけてしまいたいんだ。▼
まずは西部諸侯の戦力を削いで、
男爵へ接触を図ろう。▼
(シェズがやってくる)
[シェズ(男性)]
ディミトリ、そろそろ出よう。
[シェズ(女性)]
ディミトリ、そろそろ出よう。
[ディミトリ]
ああ、そうだな。▼
……こちらの兵数は決して多くない。
アリアンロッドに兵を残しているからな。▼
少しばかり苦戦を強いられるとは思うが……
負けられない戦いだ。皆の力を頼りたい。▼
[シェズ(男性)]
はっ、数節前までのディミトリに
聞かせてやりたい言葉だな。▼
今のディミトリのほうがいい。
何というか……随分、力が抜けて見える。▼
[シェズ(女性)]
ふふっ、数節前までのディミトリに
聞かせてあげたい言葉ね。▼
今のディミトリのほうがいいわ。
何というか……随分、力が抜けて見える。▼
[ディミトリ]
……はは、力が抜けた、か。
そうかもしれないな。▼
(暗転)
(画面が明るくなる。一人になっているシェズ)
[ラルヴァ]
すっかり仲間たちと絆を深めたね。
彼らと過ごす時間はとても充実している。▼
僕にとっても喜ばしいが……君が、本来の
目的を忘れていないといいのだけれど。▼
[シェズ(男性)]
……“灰色の悪魔”か。▼
[シェズ(女性)]
……“灰色の悪魔”ね。▼
[ラルヴァ]
成長とは己を育て、高めていくことを指す。
そこには強い目的意識が必要不可欠だ。▼
……初めて君と出会った時、
僕は君の負けん気に強い魅力を感じた。▼
その意志の強さこそが、
君を大きく成長させると確信したからだ。▼
君が目的を見失うことは、君の成長を望む
僕にとって望ましくない事態なんだよ。▼
[シェズ(男性)]
……なあ、ラルヴァ。
[シェズ(女性)]
……ねえ、ラルヴァ。
[ラルヴァ]
どうしたんだい?▼
[シェズ(男性)]
お前って、“灰色の悪魔”に
やけにこだわってないか?▼
[シェズ(女性)]
あなたって、“灰色の悪魔”に
やけにこだわってない?▼
[ラルヴァ]
そうかな?
自覚はないと、思うんだけれど……?▼
[シェズ(男性)]
目的なら……例えばディミトリたちのために
戦うとか、そういうのでもいいはずだろ?▼
今の俺にとっては“灰色の悪魔”を
倒すのと同じくらい大事な目的だ。▼
[シェズ(女性)]
目的なら……例えばディミトリたちのために
戦うとか、そういうのでもいいはずでしょ?▼
今の私にとっては“灰色の悪魔”を
倒すのと同じくらい大事な目的よ。▼
[ラルヴァ]
………………。▼
[シェズ(男性)]
ラルヴァ?▼
[シェズ(女性)]
ラルヴァ?▼
[ラルヴァ]
それが君と僕の、運命だと、▼
感じているのかもしれない……。▼

戦闘マップ(逆徒討伐戦)

戦闘開始

[アネット]
マテウス、エリデュア……勢ぞろいだね。
伯父さんがいるのは、どこだったかな……?

《アネットが死亡》
[ロドリグ]
西部諸侯が総出で出迎えときましたか。
ドミニク男爵の陣は西のほうでしたかな。

《共通》
[ディミトリ]
手はずどおり、まずは男爵を説得しよう。
諸侯らの兵を削りながら向かうべきだな。
[ギュスタヴ]
では、共に参りましょう。
必ずや兄上を説き伏せてみせます。
[アネット]
西部の制圧が進んで、諸侯も追い込まれて
いるはず……きっと応えてくれるよ。

ギュスタヴをドミニク男爵の元まで護衛せよ!

《ギュスタヴ、進軍開始!(Report)》

[ディミトリ]
ギュスタヴ、お前がいなければ
男爵の説得は難しい……気をつけてくれよ。

《ギュスタヴ、の敗走に注意せよ!(Report)》

[ギュスタヴ]
くっ……私には、
まだ果たすべき使命が……!
[アネット]
父さん! すぐに助けないと……!
[ギュスタヴ]
陛下……務めを果たせず……
申し訳、ございません……
[アネット]
うそ、父さん!? そんな……!
[アネット]
もうっ、邪魔しないで……!
早く伯父さんのところへ行かないと!
[コルネリア]
うっふふ、愚かですわねえ!
さあ、叩き潰してあげなさいな!

《西部連合軍、ギュスタヴの進軍阻止のため出現!(CAUTION!)》

《ギュスタヴ、西部連合軍の襲撃により進軍停止!(CAUTION!)》

《アーマーナイトらを撃破せよ!(Report)》

[ディミトリ]
伏兵か……。他にもどこに兵が伏せられて
いるかわからない。警戒を強めなければな。
[ギュスタヴ]
お手数をおかけしました。
……急ぎましょう。

《ギュスタヴ、進軍再開!(Report)》

[コルネリア]
チッ……野蛮な方々だこと。
さっさと片づけてしまいなさい。

《西部連合軍、ギュスタヴの進軍阻止のため出現!(CAUTION!)》

《ギュスタヴ、西部連合軍の襲撃により進軍停止!(CAUTION!)》

《ソシアルナイトらを撃破せよ!(Report)》

[ロドリグ]
何人来ようと同じこと。
力を合わせ、防ぎ切りましょう!
[シルヴァン]
よし、これでいいな。
急ぎましょう、ギュスタヴ殿!

《ギュスタヴ、進軍再開!(Report)》

[フェリクス]
男爵は目の前だ。急ぐぞ!
[アネット]
やった……!
あとは伯父さんを説得するだけだよ!
[ギュスタヴ]
兄上! 話があって参りました!
[ドミニク男爵]
ギュスタヴ!
陣を突破してきたのか……!
[コルネリア]
やっぱりドミニク男爵を懐柔するつもり
でしたのね。……そうはさせませんわよ。

《謎の兵ら、出現!(Report)》

[アネット]
大変、敵がたくさん……!
父さんの邪魔をさせるわけにはいかない!

ドミニク男爵の説得完了までギュスタヴを防衛せよ!

[ギュスタヴ]
兄上、最早西部の劣勢は明らか。彼らとは
手を切り、共にあの妖婦を討ちましょう!
[ドミニク男爵]
だが……お前たちに味方して、万一敗北を
喫すれば、ドミニク領の民はどうなる……。
[ギュスタヴ]
ドミニク家が王家についてくださるのなら
この反乱もすぐに鎮圧できるはずです。
[ドミニク男爵]
……ドミニク家に名声はあれど、力はない。
私に過剰な期待をかけるな、ギュスタヴ。
[ギュスタヴ]
コルネリアは先王陛下の仇。我々を
厚遇してくださった恩を仇で返すのですか。
[ドミニク男爵]
わかっている。……苦渋の決断だった。
しかし……私には兵を安んずる使命がある。
[ドミニク男爵]
……だが、私とてこの戦いは本意ではない。
必ず勝つと誓えるのなら……手を貸そう。

《ドミニク男爵、王国軍に協力開始!(Report)》

[ギュスタヴ]
兄上……ご決断に感謝します。
必ず勝つと、約束いたしましょう。

《ドミニク男爵の説得に成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》

[アネット]
良かった! 伯父さんが味方に
なってくれたなら、怖いものなしだね!
[コルネリア]
あら、私たちを裏切るなんて酷いお方。
……立場を教えて差し上げなさいな。
[コルネリア]
ふふっ、私の可愛いタイタニスたち。
獣の群れを蹂躙してあげなさい!

《西部連合軍、出現! ドミニク男爵撃破のため進軍開始!(Report)》

《タイタニス、出現!(Report)》

西部連合軍を撃破し、ドミニク男爵を防衛せよ!

[ディミトリ]
ここで男爵を失うわけにはいかない。
西部諸侯を討ち、男爵をお守りするんだ。
[ギュスタヴ]
ここまでか……撤退だ。
[ドミニク男爵]
すまん、ギュスタヴ……
私の力で、これ以上は……。
[ギュスタヴ]
兄上に倒れられては、作戦が……!
すぐにお助けします!
[ドミニク男爵]
皆、許してくれ……
私では……力不足、だったのだ……
[ディミトリ]
そんな、男爵が討たれただと……!
……これ以上の作戦続行は難しいか。
[ディミトリ]
コルネリアの兵器か……? まずいな、
あんなものが暴れれば、大損害は免れない。

《タイタニスの最初のゲージのHP75%以下》

[ディミトリ]
くっ……一撃が重いな……!
一筋縄ではいかないということか。

《タイタニスの最後のゲージのHP50%以下》

[コルネリア]
な……まずい、タイタニスが……!
外骨格の強化が足りなかったか……!?
[ドゥドゥー]
あの女……。
こんなものを、隠し持っていたとはな。
[コルネリア]
フン……野蛮ですこと。
私たちの叡智への、冒涜ですわよ?
[エリデュア子爵]
何と……いうことだ……
コルネリア……こんな、はずでは……
[アッシュ]
コルネリアと通じていたってことは、
子爵たちも“ダスカーの悲劇に”……?
[マテウス子爵]
我らには……我らの正義が……
今更……恥じることなど、あるものか……
[イングリット]
……なぜ、あなたの「正義」のために
皆が死ななければならなかったのですか。
[ギディオン子爵]
し……仕方がなかったのです、陛下!
ご存じのとおり、我ら西部は……!
[ディミトリ]
貴様から聞くべき話は、もう何もない。
好きなだけ弁明するといい……父上にな。
[フェリクス]
やっと増援が止まったな。
一安心、といったところか。

《ドミニク男爵の防衛に成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》

[ギュスタヴ]
進みましょう、兄上。東の跳ね橋から、
コルネリアの元へ向かえるはずです。

ドミニク男爵の目標地点到達を援護せよ!

[コルネリア]
まったく、猪口才な……。
ヴィスカムを起動させるのよ。

《ヴィスカム、起動!(CAUTION!)》

[ドミニク男爵]
ぬっ……! この攻撃は……!?

《ドミニク男爵、ヴィスカムの攻撃により進軍停止!(CAUTION!)》

《謎の兵、迎撃のため開門!(CAUTION!)》

[メルセデス]
あの兵器、王都にもあったものよね~?
どこかに制御装置があるはずだわ。

《メルセデスが死亡》
[フェリクス]
チッ、またあの兵器か。
とっとと制御装置を探すぞ。

《共通》

《謎の兵ら、出現! ドミニク男爵へ進軍開始!(CAUTION!)》

[シルヴァン]
あの不気味な連中……狙いは男爵か。
やらせるかっての!

《シルヴァンが死亡》
[ロドリグ]
西部諸侯の兵……でもないようですね。
男爵を狙っています。対処を急がねば!

制御装置を解除し、ヴィスカムを停止させよ!

[ディミトリ]
王都でも見た兵器だ。対策はある。
……障壁の用意を!
(作戦発動可能)

《作戦発動》

《ヴィスカムのダメージ、作戦により軽減!(Good News)》

[ディミトリ]
大元を絶ったわけではないが、
多少の攻撃はこれで凌げるはずだ。
[ドゥドゥー]
……制御装置は、あれか。
先に砦を制圧してしまうべきだな。
[アッシュ]
やったね。早く解除してしまおう!
[アネット]
ふう……これで安全だね!
伯父さん、進みましょう!

《アネットが死亡》
[ディミトリ]
これでいいな。
ドミニク男爵、先を急ぎましょう。

《共通》

《ドミニク男爵、進軍再開!(Report)》

[コルネリア]
クソッ……足掻きやがって。
とっとと死にやがれ、獣ども!

《謎の兵ら、さらに出現!(Report)》

[シェズ(男性)]
しつこい連中だな……!
まとめて片づける!
[シェズ(女性)]
しつこい連中ね……!
まとめて片づけるわよ!
[ドミニク男爵]
皆、聞こえるか!
すぐに跳ね橋を降ろすのだ!
[西部連合兵]
ドミニク男爵……?
は、はっ! すぐに降ろします!

《ドミニク男爵、跳ね橋を開通!(Good News)》

[アネット]
伯父さん、ありがとうございます!
あともう少し……一緒に頑張りましょう!

《アネットが死亡》
[ディミトリ]
男爵、おかげで助かりました。
このまま共に進みましょう。

《共通》

《目標地点へ進軍せよ!(Report)》

[西部連合兵]
来たな……!
命に代えても、ここは通さん!

《西部連合軍、王国軍進軍阻止のため水路脇の民家を封鎖!(CAUTION!)》

[フェリクス]
チッ……ここで足止めを食らうとは。
時間がないぞ。どうする、猪。

《ダスカー将、出現!(Good News)》

[ダスカー将]
待たせたな、ファーガスの騎士王よ。
ここはわたしたちに任せるがいい!

《ダスカー将、水路脇の民家を内側から開門!(Report)》

[ディミトリ]
来てくれたか……! 恩に着るぞ!
よし、進軍を続けるとしよう!
[ローベ伯]
くっ、ダスカー人の部隊だと?
目障りな連中め……どうすれば……!
[コルネリア]
慌てる必要はありませんわ、ローベ伯。
備えなら、まだありますもの。

《ヴィスカム、3基起動!(CAUTION!)》

[フェリクス]
またあの兵器か……!
あれでは女狐に近づけん。止めるぞ。

制御装置を解除し、すべてのヴィスカムを停止させよ!

[ダスカー将]
おれたちも力を貸そう。
あの装置を止めればいいのだな。

《ダスカー将たち、さらに出現! 制御装置へ進軍開始!(Report)》

[コルネリア]
増援だなんて、生意気な真似を……
さあ、西部の騎士たち。出番ですわよ。

《アーチャーら、出現!(Report)》

[ディミトリ]
ダスカーの戦士隊が退けば、兵器も敵の
手に渡りかねない……援護しながら進もう。
ダスカー将たちを狙う西部連合軍を撃破せよ!
[イングリット]
何度見ても、奇妙な兵器ですよね……。
あんなものは、他では見たこともない。
[アネット]
よし、上手く止められたみたい!
次の装置のところに急ごう!
[メルセデス]
コルネリアさんは、こんなものを
どこから運んできたのかしら~……。
[フェリクス]
これでいい。政庁へ向かうぞ!
[コルネリア]
獣の分際で小賢しい……。伯爵、時間を
稼ぎなさい。ヴィスカムを再起動しますわ。
[ローベ伯]
わ……わかった。
私が出ればいいのだな……。

《ローベ伯、出現!(Report)》

《謎の兵ら、制御装置奪還のため出現!(Report)》

[ディミトリ]
ローベ伯だと? ……やはりか。
とにかく、今は各地の制御装置を守れ。

《ダスカー兵が残っていた場合》
[ダスカー将]
案ずるな、ファーガスの王よ。
わたしたちが、制御装置を守ろう。

《ダスカー兵が全員撤退していた場合》
[ロドリグ]
参りましたね。ダスカーの部隊に
防衛を任せられれば良かったのですが……

《共通》
[ロドリグ]
あの兵器を奪い返されれば厄介です。
砦に敵を近づけてはなりません!
謎の兵らを撃破し、制御装置のある砦を防衛せよ!
ローベ伯を撃破せよ

ダスカー将たちを狙う西部連合軍を撃破せよ!

[ドゥドゥー]
……しまった。
彼らを援護してやらねば……。
[ダスカー将]
……すまないが、撤退する。
武運を祈っているぞ、ファーガスの王よ。
[イングリット]
彼らに……手出しはさせません。
[ディミトリ]
よし、増援はこれで片づいたな。
今後も彼らの消耗には気を配ってくれ。

謎の兵らを撃破し、制御装置のある砦を防衛せよ!

[フェリクス]
装置のある砦に兵を向かわせろ。
皆で連携して守り切るぞ。
(作戦発動可能)

《作戦発動》

《ソシアルナイトたち、ダスカー将救援のため出現!(Report)》

[ドゥドゥー]
よし……頼むぞ。
[ドゥドゥー]
……このままでは装置を奪われる。
助けに行かねば……。
[フェリクス]
制御装置のある砦が落ちたか……!
すぐに奪い返さねばなるまい。

ローベ伯を撃破せよ!

[ローベ伯]
コルネリアめ、時間を稼げとは言うが
どうやって……戦うしかないのか……!
[ローベ伯]
ひっ……!
へ、陛下……これは……
[ディミトリ]
ローベ伯……。貴公はまた、
流されるままに国を裏切るのか。
[ローベ伯]
お、お前はロナートの子だな!
私はロナートの主、私を……
[アッシュ]
今の僕は、王家の騎士ですから。それに……
覚悟があって、反旗を翻したんでしょう。

《ローベ伯のHP50%以下》

[ローベ伯]
うぐっ……!
こ、コルネリア! 早く助けよ!
[ロドリグ]
この期に及んで、奴が助けてくれると?
まったく……そんなわけがないでしょうよ。
[ローベ伯]
こんな、はずでは……
私は……何を、間違ったのだ……

《ローベ伯の撃破に成功!(MAIN MISSION SUCCESSFU)》

[ディミトリ]
いい加減に出てきたらどうだ、女狐。
もう貴様に味方する者はいないぞ。
[コルネリア]
獣と遊ぶ趣味はねえが、仕方ねえ。
付き合ってやるよ、坊ちゃん。

《コルネリア、大広場を開門!(Report)》

[ディミトリ]
ようやく現れたな、コルネリア。
……貴様はこの手で捕らえる。必ずだ。

コルネリアを撃破せよ!

[ロドリグ]
あの兵器の攻撃を受けながら戦うのは
無謀です。先に向こうを片づけましょう。
[コルネリア]
こんなところまで私を追いかけてきて……
王国の方々は本当にしつこいですわねえ。
[フェリクス]
こいつで最後だ。気を抜くなよ。
例の兵器の攻撃にも注意しろ!
[コルネリア]
へえ……妙な力を使いますのね。
それは、どこで手に入れたのかしら。
[シェズ(男性)]
わざわざ答えてやる義理はない。
俺の力が見たいなら、見せてやるよ……!
[シェズ(女性)]
わざわざ答えてあげる義理はないわ。
私の力が見たいなら、見せてあげる……!
[ディミトリ]
もう一度聞こう。貴様はなぜ皆を殺した。
死にたくないのなら、真実を吐くことだ。
[コルネリア]
なぜ、ねえ……そうしたかったから、
では答えにならなくって?
[コルネリア]
ダスカー人、煩わしい限りですわね。
きちんと絶やしておくべきでしたわ。
[ドゥドゥー]
……貴様だけは、たとえ陛下が
許すと仰っても……決して許さん。
[コルネリア]
息子や先王の仇でも討ちに来たのかしら?
くだらないですわねえ、本当に!
[ロドリグ]
くだらないか否かは、私が決める。
貴様に口出しされる筋合いはないな。
[コルネリア]
あらあら、一度主を捨てて逃げた騎士が、
今更になって私たちに忠義を説くなんて。
[ギュスタヴ]
……ほざけ、女狐。貴様を討つのが、
主を見捨てて逃げた私の、贖罪なのだ……!
[コルネリア]
逃がした犬に手を噛まれるというのは、
嫌なものですわねえ……。
[ハピ]
そーは言ってもさ、逃げたのは
おばさんも一緒じゃん?

《コルネリアのHP75%以下》

[コルネリア]
ふふふ、良いですわよ。
もっと私を楽しませてごらんなさい。

《コルネリアのHP50%以下》

[コルネリア]
クソッ、もう兵が切れやがったのか。
タレスの奴、出し惜しみしやがって……。
[フェリクス]
もう少しだ。一気に畳みかけろ!

戦闘終了

[コルネリア]
私が、負ける……? ……くっ!
これ以上は……肉体が……!
[ディミトリ]
この女を捕らえろ。
……すべてを吐いてもらうぞ。

妖婦の死

[コルネリア]
……“聖女”に対して、
随分と手荒い扱いですわねえ。▼
[ディミトリ]
貴様の部下の魔道士は皆討った。
もう転移の魔道で逃げることはできまい。▼
改めて問おう、コルネリア。
継母をどうした。まだ生きているのか。▼
[コルネリア]
ふふ……死にましたわよ。
とーっくの昔に……。▼
邪魔な夫を殺し、愛する娘に会いに行って
……娘の手にかかって、死にましたわ。▼
[ディミトリ]
……それは、まさか。▼
[コルネリア]
ふふ……言ったでしょう?
お義姉様に……お聞きなさい、と……!▼
ぐっ……この体も……限界か。
脆い……もんだな……▼
[ディミトリ]
………………。▼

クリア後

因縁

[ディミトリ]
……コルネリアは、そう言い残して死んだ。
俺は、皇帝から話を聞かねばならない。▼
妖婦の言を真に受けるつもりはないが……
エーデルガルトは、何かを知っている。▼
あの一件に帝国が絡んでいたのは事実だし、
彼女が関与していても不思議ではない……。▼
[フェリクス]
おい待て……その前にまず説明しろ。
皇帝がお前の義姉とはどういうことだ?▼
[ディミトリ]
え? ああ……すまない。
話すのは初めてだったな。▼
[シェズ(男性)]
えっと、つまりディミトリの父さんが
皇帝の母親と再婚したん……だよな?▼
[シェズ(女性)]
えっと、つまりディミトリの父さんが
皇帝の母親と再婚した……のよね?▼
[ディミトリ]
そういうことだ。継母の存在は、
公にできない事情があったがな。▼
……とはいえ、もう昔の話だ。信の置ける
相手だけに話す分には、問題ないだろう。▼
[ロドリグ]
陛下、あなたの許しをいただけるのなら
代わりに私から経緯を説明しましょうか。▼
[ディミトリ]
……そうだな。きっと、そのほうが早い。
お前のほうが父上との付き合いも長いしな。▼
[ロドリグ]
はい……20年ほど前に王都で疫病が
流行し、先王陛下も奥方を亡くされました。▼
疫病の終息のため、先王陛下は各地から
学者や医師、魔道士を招聘し……▼
その中にいた帝国の学者コルネリアが、
見事に疫病を終息させました。▼
[メルセデス]
あ、聞いたことがあるわ~。確か、王都の
街並みを整備してくれたんでしたっけ。▼
[アネット]
あたしたちが暮らしてた街を作った
人だと思うと、なんか複雑だよねえ……。▼
[シルヴァン]
“聖女”なんて呼ばれてたんでしたっけ。
それがどうしてああなっちまったのか……。▼
[ロドリグ]
彼女は決して褒美を求めようとしなかった。
……ですがある時、突然こう求めたのです。▼
褒美の代わりに、帝国にいた頃の友人を
どうか助けてくれないか……とね。▼
そうして、先王陛下とパトリシア様……
皇妃アンゼルマが引き合わされたのですよ。▼
[フェリクス]
いや、なぜ皇妃がそんなところにいる。
助けを求めていたとはどういうことだ?▼
[ロドリグ]
詳しくは知らないが、政争に巻き込まれ、
後宮を追われたのだとは聞いた。▼
先王陛下は元々、困っている相手に
入れ込みがちな方でしたから……▼
あれこれと世話を焼くうちに、
互いに情が湧いてしまったのでしょう。▼
その情が愛だったのかどうかは、私にも
わかりかねますが……そういうことです。▼
[ディミトリ]
……今となっては、それもどこまでが
コルネリアの謀だったのか、わからないな。▼
俺は継母の死について、知らねばならない。
そこには……あの一件の真相があるはずだ。▼
コルネリアが誰の指図で動いていたのか……
エーデルガルトがどう関わっていたのか。▼
それを知るためには、やはり
彼女から情報を得なくてはならない……。▼
[アッシュ]
敵国の皇帝から、話を聞く……ですか。
そんなこと、できるんでしょうか?▼
だって皇帝は敵なんですよ。僕たちの
仲間を、たくさん殺してきた相手です。▼
それは相手にとっての僕たちも同じで……
お互いに話なんてできないと思うんです。▼

《アッシュが死亡》
[フェリクス]
日々殺し合いを続けている敵同士だぞ。
そんな相手から話を聞くなどできるのか?▼

《共通》
[ディミトリ]
……そうだな。▼
彼女は俺たちにとって、憎むべき宿敵だ。▼
だが……もう、他に手がない。西部諸侯の
情報はもうほとんど絞り尽くしてしまった。▼
そしてコルネリアも息絶えた今、
情報のあては帝国にしかない……。▼
……ギュスタヴ。お前は男爵らと共に
西部の戦後処理に当たってくれるだろうか。▼
[ギュスタヴ]
はっ、承知いたしました。陛下はこのまま
アリアンロッドへ向かわれるのですね。▼
[ディミトリ]
ああ。たとえ不落の城塞とはいえ、
猛攻に晒されればいずれは陥落する。▼
エーデルガルトはどう出るかはわからないが、
あの要衝は何としてでも守り切らねば……。▼

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Last-modified: 2023-12-31 (日) 00:44:37
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