会話集/章別会話
序章/EP.3 帝国の闇†
オープニング†
ナレーション†
ガルグ=マク大修道院の書庫番トマシュは、
にわかに姿を変じると逃亡。セイロス騎士団
の必死の捜索も実らず行方をくらませた。
一方、モニカを救出できたエーデルガルトは
この機を活かし、当初の計画とは異なる行動
に出ようとする。
この道の先†
- [エーデルガルト]
- モニカの件は……上手く行ったわ。
信じられないほどにね。▼
- [ヒューベルト]
- そうですな。イエリッツァ殿もしっかりと
役目を果たしてくれましたし……▼
あの者どもには油断がありましたからな、
その隙を突けたということでしょう。▼
- [エーデルガルト]
- そうね……。
次は、ないかもしれない。▼
- [ヒューベルト]
- 次をやるおつもりで?
……まさか。▼
- [エーデルガルト]
- ええ、帝都で事を起こすわ。
彼らを排除する、この上ない好機よ。▼
- [ヒューベルト]
- しかし、こちらも準備が整っていません。
特に相手の動きを押さえる戦力が……▼
- [エーデルガルト]
- 教団の力を借りるのよ。▼
- [ヒューベルト]
- エーデルガルト様、それは……。▼
- [エーデルガルト]
- 使えるものは何でも使えと、
そう言ったのは貴方よ、ヒューベルト。▼
- [ヒューベルト]
- 確かに言いましたが……これは
「何でも」の限度を超えているのでは?▼
私は正直に言って反対ですな。▼
百歩譲って今回だけは良くても、
その後の計画に支障が出かねません。▼
- [エーデルガルト]
- 教団についても、対抗策があったはずよ。
あれを実行に移すわ。▼
- [ヒューベルト]
- あの策は……
……いえ、わかりました。▼
その決断に、後悔はありませんね?▼
- [エーデルガルト]
- ………………。▼
わからない。
わからないわ。▼
けれど、野外活動での盗賊の襲撃は、
思いもよらぬ結果を生み出した。▼
シェズ(あの者)との出会いも、
まるで偶然とは思えない。▼
- [ヒューベルト]
- ………………。▼
- [エーデルガルト]
- ヒューベルト、覚悟を決めなさい。
私は、すべての計画を、書き換えるわ。▼
待っていても奇跡は起こらない……。
私が運命を、切り拓いてみせる。▼
- [ヒューベルト]
- 覚悟など、とうに決めておりますが……
承知しました。
ならば行きましょう。この道の、先を。▼
- [エーデルガルト]
- 大司教殿、急なお願いを聞いてくださり、
感謝します。
- [レア]
- 良いのです、エーデルガルト。▼
しばらく帝都に戻りたいということですが、
いったいどのような事情なのですか。▼
- [エーデルガルト]
- 実は……、トマシュの仲間と思しき者が、
帝国にも入り込んでいます。▼
- [レア]
- ……!▼
- [ヒューベルト]
- トマシュ殿はこのガルグ=マクに40年来
書庫番として勤めていたそうですが……▼
突如として豹変すると、怪しげな魔道を
用い、姿さえ変わったと聞きました。▼
それと合致するような者が帝都に、
しかも我々の身近にいるのです。▼
- [セテス]
- ふむ……それは、いったい誰なのだ?▼
- [エーデルガルト]
- フォルクハルト=フォン=アランデル。
帝国の摂政の地位にある、私の伯父です。▼
- [ヒューベルト]
- アランデル公は一時、王国に亡命し、
数年後、再び帝国に舞い戻ってきました。▼
その時から、アランデル公は別人のように
なり……帝国を牛耳り出したのです。▼
隠れて怪しげな魔道を使い、姿形を
変えたという報告も受けています。▼
- [セテス]
- それは由々しき事態だろうな。
……報告が真実であれば、だが。▼
- [ヒューベルト]
- その点については、我がベストラ家の
情報を信じていただくしかありません。▼
- [セテス]
- そうか……。それで、君たちだけで帝都に
戻って、どうにかできる問題なのかね?▼
- [エーデルガルト]
- アランデル公は、宰相エーギル公を始め
多くの有力貴族を味方につけています。▼
ですが、条件付きではあるものの、こちらに
協力を約束してくれている者もいるのです。▼
彼らを動かすため、その子女である何人かの
級友とイエリッツァ殿を連れていきます。▼
- [ヒューベルト]
- 加えて、帝国軍の動きを抑えるために
セイロス騎士団の力をお借りしたく……。▼
- [セテス]
- 騎士団を帝国に……帝都に入れるのかね?▼
- [エーデルガルト]
- ええ。そうでもしなければ、
信じてはもらえぬでしょう。▼
- [エーデルガルト]
- それに、帝都での大規模な騒乱を防ぐため、
騎士団には抑止力となってほしいのです。▼
- [セテス]
- なるほど……いよいよもってこれは、
信じざるを得なくなってきたか。▼
- [レア]
- ええ。そして……
しっかりと練られた計画のようですね。▼
- [エーデルガルト]
- 私たちは自身の戦力だけで宮城を制圧、
すべてを城内で終わらせる予定です。▼
どうか……力を貸していただきたい。▼
- [レア]
- 二つ、条件があります。▼
アランデル公を捕縛した暁には、
騎士団に引き渡すこと。▼
そして、可能な限り騎士団が戦闘行為を
行わないよう配慮すること。▼
- [エーデルガルト]
- 問題ありません。
いずれの条件も、こちらの望むところです。▼
- [セテス]
- もしアランデル公の情報が嘘と判明すれば、
我々も相応の対処をせねばならない。▼
そのことについては、
ゆめゆめ忘れないでくれたまえ。▼
- [ヒューベルト]
- 無論です。我々が教団を謀る利など、
何もありませんので。▼
では、騎士団の者を呼びます。
詳細はそちらと詰めてください。▼
あなた方に、主のご加護があらんことを。▼
誘い:黒鷲の学級†
- [ラルヴァ]
- トマシュの逃亡劇は、
思わぬ結果になったね。▼
騎士団の前で「変身」の力を使い、
いとも容易くあの場を逃れて見せるとは。▼
- [シェズ]
-
- [ラルヴァ]
- 言いたいことがあったら言うべきだよ。
『自分の……僕の力と似ていた』とか。▼
《選択》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
そうだ。
ラルヴァ……お前のくれた力と同じだぞ。▼
お前はトマシュの仲間なのか?
この力は……何なんだ?▼
|
+
| | 女性
|
そうよ。ラルヴァ……
あなたのくれた力と同じじゃない。▼
あなたはトマシュの仲間なの?
この力は……何なのよ。▼
|
- [ラルヴァ]
- 僕の知る限り、僕に仲間はいない。
いるのは……運命共同体である君だけだ。▼
しかし、あれを目の当たりにした今では、
同じ力を持つ者の存在も否定できないな。▼
- [シェズ]
-
- [ラルヴァ]
- 何も言ってくれないのか?
でも、そうだな……。▼
あれを目の当たりにした今では、
同じ力を持つ者の存在も否定できないな。▼
《共通》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
トマシュの様子は、皆が知った。
俺と関連づける奴だっているだろ。▼
教団が何も言ってこないってことは
そこは黙ってくれてるみたいだが。▼
|
+
| | 女性
|
トマシュの様子は、皆が知ったわ。
私と関連づける人だっているでしょ。▼
教団が何も言ってこないってことは
そこは黙ってくれてるみたいだけどね。▼
|
- [ラルヴァ]
- そうだね。君の学級の面々は、
君を信頼してくれているようだ。▼
君としては……
おっと、誰か来たみたいだね。▼
(暗転)
- [エーデルガルト]
- シェズ、ここにいたのね。▼
- [シェズ]
-
- [エーデルガルト]
- 今節、私は帝都に戻るわ。
とある目的のためにね。▼
どうかしら、貴方も来ない?
“黒鷲の学級”の生徒も、大半が一緒よ。▼
- [シェズ]
-
- [エーデルガルト]
- それは、今ここでは話せない。
詳しくは帝都に近づいてからになるわ。▼
ただ、戦闘が想定されるの
貴方の腕の見せ場にはなると思う。▼
- [シェズ]
-
- [エーデルガルト]
- ああ、トマシュと貴方の力が
似通っているという話ね?▼
確かに怪しいわ。
怪しいけれど、私は心配していない。▼
貴方は強引に立ち去る選択肢もあったのに、
ここに来ることを選び、生徒となった。▼
私たちを助け、モニカも助けてきた貴方を、
私は信用したいと思うの。▼
それに……貴方にとっても、自分の力の
正体に近づける好機かもしれないわよ。▼
- [ラルヴァ]
- 正体に近づける好機……?
意味深なことを言うね。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
……ありがとう。
なら、その誘いに乗らせてもらう。▼
|
+
| | 女性
|
……ありがとう。
なら、その誘いに乗らせてもらうわ。▼
|
帝国の摂政†
帝都アンヴァル 宮城・執務室
- [アランデル公]
- なに……? ソロンが?▼
- [謎の兵]
- はっ……正体が露呈し、
大修道院を追われたとのこと。▼
- [アランデル公]
- クロニエの失態に続いて……
なにが起こっている?▼
- [謎の兵]
- わかりません。しかし……▼
- [アランデル公]
- 焦ってはならんな。
王都のクレオブロスに伝えておけ。▼
軽挙妄動を控えよ。
姿を隠すことも構わぬ、と。▼
- [謎の兵]
- ははっ。▼
(ノックの音)
- [アランデル公]
- ……どうした?▼
- [帝国兵]
- 摂政閣下!
急ぎお耳に入れたきことが……!▼
- [アランデル公]
- 構わぬ、入れ。▼
- [帝国兵]
- 失礼します! ガルグ=マクから、セイロス
騎士団がアンヴァルを来訪するとのこと!▼
目的は不明ですが、朝の内に着くようで、
今はその対応で大騒ぎです!▼
- [謎の兵]
- セイロス騎士団、だと……。
まさか……!▼
- [アランデル公]
- これは、あやつの差し金であろうな。
よもや我々に逆らおうとは……。▼
!
すでに宮城に入り込んでいるやもしれぬ。▼
兵を総動員し、侵入者がいないか探せ!
怪しげな者はその場で討て!▼
- [帝国兵]
- 承知しました!▼
(暗転)
帝都アンヴァル 宮城某所
- [ベルグリーズ伯]
- 例の合図があったぞ、ヴァルデマー。▼
- [ヘヴリング伯]
- 殿下から? まだ交渉中だったと思うが……
随分と気が急いたものだ。▼
- [ベルグリーズ伯]
- 状況が変わったのであろう。
我が子らもガルグ=マクに置かれたままだ。▼
- [ヘヴリング伯]
- 殿下も強くなられた。欲を言えば、
その器量をもう少し見定めたかったがな。▼
- [ベルグリーズ伯]
- 儂らにとって早いとなれば、
あの連中にとっても想定外のこと。▼
痛快だとは思わぬか?
連中の泡を食った顔を見るというのも。▼
- [ヘヴリング伯]
- ふ……どうせ事が始まれば、
君は我慢できずに参加するだろう?▼
私も姿勢を鮮明にせざるを得ないさ。
内務と軍務……文武百官を争わせぬために。▼
アンヴァルの変†
帝都アンヴァル 宮城・通用門
- [エーデルガルト]
- これからの行動を伝えるわ。
もう気づいている人もいるでしょうけれど。▼
アンヴァルの宮城には、ずっと前から
トマシュのような“闇”が入り込んでいる。▼
皇帝を傀儡とし、奸臣と共に帝国を
支配しようとする邪悪なる者たち……▼
彼らを排除しつつ宮城を制圧し、
帝国を私たちの手に取り戻すのよ。▼
- [ドロテア]
- エーデルちゃん? 私たちだけじゃ、
いくら何でも無理じゃないかしら?▼
- [ペトラ]
- 兵士、大勢います。
エーデルガルト様、味方、できませんか?▼
- [ヒューベルト]
- もちろん可能な限りは味方につけますよ。▼
それに相手がエーデルガルト様だとわかれば
兵士たちの刃も鈍るでしょうし……▼
宮城にいる貴族にも、幾人か協力を
取りつけてありますので。▼
- [モニカ]
- 流石は殿下……準備万端ですね。
ならば、あたしたちは戦うだけです。▼
《選択》
- 「不安を感じる」を選択
(ドロテアの好感度アップ)
- [シェズ]
+
| | 男性
|
宮城の制圧って……本気かよ?
いや、どデカいことをやる気はしてたが。▼
|
+
| | 女性
|
宮城の制圧って……本気なの?
いえ、大きなことをやる気はしてたけど。▼
|
- [シェズ]
+
| | 男性
|
ここが腕の見せ所ってわけだ。
任せてくれ。▼
|
+
| | 女性
|
ここが腕の見せ所ってわけね。
任せといて。▼
|
《共通》
- [ラルヴァ]
- 大国の都を舞台とした政変劇か……。
思わぬ場に立ち会うみたいだね。▼
- [エーデルガルト]
- 私たちは裏門から速やかに宮城に進入し、
アランデル公及びエーギル公を捕縛。▼
敵に従う兵士たちを排除しながら、
宮城の各所を押さえていくわ。▼
- [ペトラ]
- そのよう、決まる、ならば、
迅速に、兵、動かす、大事です。▼
- [ドロテア]
- そうね。なんだか宮城内も
騒がしくなってるみたいだし……。
- [モニカ]
- いきましょう、殿下。ヒューベルトも
しっかり援護してくださいね。▼
城内に一番詳しいのは、あなたなんですし。▼
- [ヒューベルト]
- 言われずとも。
貴殿こそ、よそ見にはご注意を。▼
- [エーデルガルト]
- 行くわよ。
貸していたものを……返してもらうわ。▼
戦闘マップ(アンヴァルの変)†
戦闘開始†
- [モニカ]
- 裏からすんなり入れましたね。
騎士団の来訪で大騒ぎなんでしょうか。▼
- [エーデルガルト]
- ええ。気取られないうちにエーギル公と
アランデル公を見つけて捕えるわよ。▼
- [ヒューベルト]
- エーギル公は玉座の間にいるはずです。
このまま裏から突入しましょう。▼
玉座の間へ進軍せよ!†
《MAIN MISSION START》玉座の間へ進軍せよ!
- [ペトラ]
- はい、奇襲、背後から、基本です。
急ぎます!▼
- [ヒューベルト]
- 道中の衛兵は、エーギル公の手の者です。
容赦せず掃除してもらって構いませんよ。▼
- 玉座の間に到達
《MAIN MISSION SUCCESSFUL》玉座の間への到達に成功!
庭園側より迂回し、エーギル公を追撃せよ!†
- [エーデルガルト]
- エーギル公、観念しなさい。
どこへ行こうと言うのかしら?▼
- [エーギル公]
- なっ! 何事だ!?
……ハッ、門を閉じよ! 今すぐに!▼
《CAUTION!》エーギル公、正門を封鎖して逃走を開始!
- [エーデルガルト]
- 手間が増えたわね……。
庭園を通って回り込むわよ。▼
《MAIN MISSION START》庭園側より迂回し、エーギル公を追撃せよ!
- [エーギル公]
- 庭園にも兵を送れ! とにかく
こちらに繋がる道を全部、塞ぐのだ!▼
《CAUTION!》アーマーナイトら、庭園に出現!
- [エーデルガルト]
- 逃げ場などないというのに、必死ね……。
突破するわよ。▼
- [ドロテア]
- ねえ、エーデルちゃん。
このままじゃ逃げられちゃうんじゃない?▼
- [エーデルガルト]
- 心配しないで。
逃げ道を塞ぐ一手を、用意しているわ。▼
- [エーデルガルト]
- 頃合いね……軍務卿、内務卿。
今こそ帝国への忠誠を見せなさい!▼
- [ベルグリーズ伯]
- そういうわけだ、ルートヴィヒ。
儂を倒さねば、卿が逃げることはできぬぞ!▼
- [ヘヴリング伯]
- とはいえ、戻ろうしても私がいるがね。
前門に比べれば、か弱い兎のような私だが。▼
《Good News》ベルグリーズ伯とヘヴリング伯、エーデルガルトに協力開始!
- [エーギル公]
- 馬鹿な!?
お前たち、今更裏切ろうというか!?▼
- [モニカ]
- 協力を取りつけた貴族って、あの二人!?
殿下、いつの間に……!▼
- [ヒューベルト]
- さて、これでエーギル公はどこへも
行けません。仕留めるとしましょうか。▼
- [エーギル公]
- まだ兵数では負けておらん!
私は、私は終わらんぞ!▼
《Report》エーギル公の元に到達!
- [エーデルガルト]
- もう終わりよ、宰相。
武器を捨て、降伏しなさい。▼
エーギル公を撃破し、捕縛せよ!†
《MAIN MISSION CHANGED》エーギル公を撃破し、捕縛せよ!
- [エーギル公]
- 魔道砲台を動かせ!
城の被害など考えずともよい!▼
《CAUTION!》エーギル公、魔道砲台を起動!
- [ドロテア]
- きゃっ! 撃ってきたわ!
放っとくわけにはいかないわね。▼
サイドミッション(砦を制圧し、魔道砲台からの砲撃を停止させよ!)†
《SIDE MISSION START》砦を制圧し、魔道砲台からの砲撃を停止させよ!
- 魔道砲台をすべて制圧
《SIDE MISSION SUCCESSFUL》すべての魔道砲台の停止に成功!
- [ドロテア]
- 良かった、これでもう魔道砲台は
動かせないわね。▼
VSエーギル公†
《HP50%以下》
- [エーギル公]
- ルートヴィヒ=フォン=エーギルの野望、
打ち砕かれることはない!▼
《撃破》
- [エーギル公]
- 財と権勢を兼ね備えた、
偉大なるこの私が……。▼
《MAIN MISSION SUCCESSFUL》エーギル公の捕縛に成功!
《Report》エーギル公の撃破により開門!
- [エーデルガルト]
- 皆、やったわね。
後はアランデル公だけよ。▼
- [ヒューベルト]
- しかし、本当に手強いのはそちらです。
警戒して進みましょう。▼
闇の壁を制御する謎の魔道士らを撃破せよ!†
- [アランデル公]
- ふん、エーギル公が捕らえられたか。
時間稼ぎにもならん奴め。▼
《Report》アランデル公、出現!
- [アランデル公]
- しかし、ベルグリーズ伯の相手は分が悪い。
奥の手を見せてやろう。▼
《CAUTION!》謎の魔道士ら、出現! 闇の壁を展開!
《MAIN MISSION START》闇の壁を制御する謎の魔道士らを撃破せよ!
- [ヒューベルト]
- チッ……闇の魔道ですか。
術者を見つけ出し、討って闇を払うのです。▼
- [ベルグリーズ伯]
- 儂らも手分けして宮城内の掃討といくか、
ヴァルデマー!▼
- [ヘヴリング伯]
- いいだろう、レオポルト。ここらで怪しげな
連中には、まとめて退場願うとしよう。▼
- [エーデルガルト]
- 彼らの協力を得られなければ、
いったいどうなっていたことか……。▼
《Report》ベルグリーズ伯たち、進軍開始!
- [エーデルガルト]
- この調子で、他の魔道士も討って!▼
- [モニカ]
- やっぱりあたしをさらった人たちの
仲間で間違いないみたいですね。▼
- [ベルグリーズ伯]
- 魔道にばかり傾倒し、まったく体が
出来ておらぬ! もう少し耐えぬか!▼
- [ヘヴリング伯]
- だが、闇の魔道については、もう少し
調べておいた方が良さそうだね。▼
- 謎の魔道士を全員撃破
《Good News》謎の魔道士らの撃破により、闇の壁消滅!
- [ヒューベルト]
- これで障壁は消えるはず……。▼
- [アランデル公]
- こうもあっさりと破られるか。
随分と対策を練ってきたようだな。▼
アランデル公を撃破し、帝都アンヴァルから闇を払え!†
- [エーデルガルト]
- アランデル公の元に急いで!
逃がすわけにはいかない!▼
《MAIN MISSION START》アランデル公を撃破し、帝都アンヴァルから闇を払え!
- [ヒューベルト]
- やはりエーギル公やアランデル公に与し、
殿下を虐げた者どもは残しておけませんな。▼
- [モニカ]
- あなたにしては良いことを言いますね。
ええ、一人たりとも逃がしません!▼
サイドミッション(すべての砦を制圧せよ!) †
《SIDE MISSION START》すべての砦を制圧せよ!
- すべての砦を制圧後
《SIDE MISSION SUCCESSFUL》すべての砦の制圧に成功!
- [モニカ]
- ふふっ、お掃除、完了です。
殿下も喜んでくれるでしょうね。▼
- [ヒューベルト]
- 殿下の利になるかが大事であって、
喜ぶかは二の次ですよ、モニカ殿。▼
vsアランデル公(アランデル公の元に到達)†
- [アランデル公]
- まったく、小うるさい獣どもよな。▼
- エーデルガルトもしくはヒューベルトがアランデル公に接近
- [アランデル]
- ここまで来たことは褒めてやろう……が、
我らの恐ろしさ、まだ理解できぬと見える。▼
- [エーデルガルト]
- 闇を払ってしまえば、
恐ろしさなど消えてなくなるものよ。▼
- [ヒューベルト]
- 理解した上で、消します。
それが殿下の選択ですので。▼
- [アランデル公]
- お前は……!?
いや、まさかな……。▼
- [シェズ]
-
《HP80%以下?》
- [エーデルガルト]
- そろそろ余裕がなくなってきたのでは
ないかしら?▼
《HP25%以下》
- [アランデル公]
- くっ、このままでは……!▼
戦闘終了†
(アランデル公撃破直後にムービー再生)
ムービー「闇を払う」†
- (後ろに飛ばされよろけるアランデル公)
(駆け寄るエーデルガルトとシェズ。立ち止まりそれぞれ斧と剣を構える)
- [アランデル公]
- 我の負けだな……
- (しばし睨み合うエーデルガルト、シェズとアランデル公)
(アランデル公の足元から闇が噴き出し渦巻く)
(エーデルガルトが駆けて飛び上がり、斧を振り下ろす。アランデル公は闇に包まれたまま横に回避)
(闇が晴れるとタレスが現れる。両手で闇の塊を生み出すタレスにシェズが剣を構えて走る)
- [シェズ]
-
- (シェズが斬り掛かるが、タレスが左手に魔力を纏いガードする)
(タレスの右手に残っていた闇の塊を腹にぶつけられ、エーデルガルトの後ろまで吹っ飛ばされるシェズ)
(エーデルガルトがタレスに向き直る)
- [タレス]
- 我らは闇……
消え去ることはない……
- (タレスが数歩下がり、ワープでその場から消える)
(エーデルガルトが斧を下ろし、シェズが立ち上がる)
- [シェズ]
-
- (シェズに向き直るエーデルガルト)
- [エーデルガルト]
- 仕方がないわ
負けなかっただけでも良しとしなければ
- [シェズ]
-
- (シェズが右手を上げエーデルガルトに差し出す)
- [エーデルガルト]
- ……何?
- [シェズ]
+
| | 男性
|
え? 知らないのか?
傭兵は勝った時には
仲間とこうして手を打ち合わせてよ……
|
+
| | 女性
|
え? 知らないの?
傭兵は勝った時には
仲間とこうして手を打ち合わせてさ……
|
- (シェズが上げた右手に自分の左手を打ち合わせる)
変事の後†
- [ヒューベルト]
- 勝利、おめでとうございます。
エーデルガルト様。▼
- [エーデルガルト]
- ありがとう。……あの連中にはことごとく
逃げられているのが気に食わないけれど。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
姿を変えたってことは、あいつも
やっぱりクロニエやトマシュの仲間か……。▼
|
+
| | 女性
|
姿を変えたってことは、あいつも
やっぱりクロニエやトマシュの仲間……。▼
|
- [ヒューベルト]
- そうです。彼奴らはフォドラを陰から
支配せんと企む謎の組織……。▼
我々は、“闇に蠢く者”と呼んでいます。▼
- [シェズ]
-
- [ラルヴァ]
- ………………。▼
- [モニカ]
- それで、殿下はこの後どうするんですか?▼
- [エーデルガルト]
- 皇位継承の準備を進めるわ。
ヒューベルトは彼らを玉座の間に集めて。▼
- [ヒューベルト]
- はっ。▼
(ヒューベルトが去る)
- [モニカ]
- ついに皇帝に……陛下になるんですね!▼
- [エーデルガルト]
- ええ。私は内務卿らと話してくるから、
モニカはセイロス騎士団に……▼
(フェルディナント、カスパル、ベルナデッタ、リンハルトが来る)
- [エーデルガルト]
- フェルディナント……!
他の皆も……早かったのね。▼
- [フェルディナント]
- 早かったのね、ではない!
いったいどういうことなのだ。▼
我が父は拘禁されていると聞いたぞ。
なぜ私に黙ってこんなことを……。▼
- [カスパル]
- なあ、よくわかんねえんだけど、
エーデルガルト、お前が……▼
オレやフェルディナントの親父との喧嘩に
勝ったってことでいいのか?▼
- [エーデルガルト]
- ……貴方の父とは戦ってないわ。
むしろ協力者よ。ヘヴリング伯もね。▼
- [ベルナデッタ]
- もしかして、あたしのお父様も、
捕まったりしました?▼
- [エーデルガルト]
- いいえ、残念ながら。▼
- [ベルナデッタ]
- あ、そ、そうですか。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
……何というか、
いろいろ事情がありそうだな。▼
良ければ後で、聞かせてくれよ。▼
|
+
| | 女性
|
……何というか、
いろいろ事情がありそうね。▼
良ければ後で、聞かせてくれる?▼
|
- [エーデルガルト]
- ええ、そのつもりよ。
皆も、また後で会いましょう。▼
モニカ、ついてきて。
歩きながら話すわ。▼
(リザルト画面へ)
クリア後†
双頭の鷲を戴く†
帝都アンヴァル 宮城・玉座の間
- [ベルグリーズ伯]
- で、儂は2年の間に、
用意しておけばいいのだな?▼
- [エーデルガルト]
- ええ。ヘヴリング伯と力を合わせて、ね。
詳細な目標数は後でヒューベルトと詰めて。▼
しばらく宰相は置かないから、内務卿の
仕事が増えて大変かもしれないけれど……▼
その分、裁量も大きいわ。
5年間は戦い続けられる準備をお願い。▼
- [ヘヴリング伯]
- しっかりと承りました。
我が知恵を絞らせていただきましょう。▼
武官連中が邪魔をしてこなければ、
問題なくこなせるとは思いますが。▼
- [ベルグリーズ伯]
- ふっ、これだけ大掛かりなことをやるのに、
注文の百や二百、出ないはずもあるまい。▼
それを邪魔扱いとは、
相も変わらず狭量な男よ!▼
- [ヘヴリング伯]
- 二百……勘弁してほしいものだ。
陛下の名において適切に判断させてもらう。▼
それに君の底が抜けた大器と比べれば、
ほとんどの者が狭量だろうさ。▼
- [ベルグリーズ伯]
- 底抜けの大器とは、とんだ称賛だな!
気に入ったぞ、ヴァルデマー!▼
- [ヘヴリング伯]
- 皮肉の通じん男には相応しい言葉だろうな、
レオポルト。▼
- [エーデルガルト]
- ……とにかく、アランデル公の配下にだけは
注意して。どんな妨害があるかわからない。▼
後は、ヴァーリ伯が来たら先程の話を……▼
- [ヒューベルト]
- どうやら現れたようですな、
エーデルガルト様。▼
(ヴァーリ伯が来る)
- [ヴァーリ伯]
- グレーゴーア=フォン=ヴァーリ、
登城しました。遅参についてはご容赦を。▼
おや、これだけかね? 摂政閣下は?
他の六代貴族はどうしたのだ。▼
- [ヒューベルト]
- エーギル公は反逆罪に問われ、宰相を罷免。
地下で裁きを待っているところです。▼
同じく罪に問われたアランデル公は逃亡、
捜索中です。その生死を問わずね。▼
- [ヴァーリ伯]
- な、なに? そんな事態に……
いや、なるほど知らなかった。▼
ルートヴィヒがそんな男だったとは。
私は、かの者とは違うぞ。▼
- [ヒューベルト]
- 左様ですか。ちなみにゲルズ公は交渉の任が
あってフォドラの西のほうへ……。▼
我が父、前ベストラ候は……エーギル公
捕縛などの騒乱の最中に命を落としました。▼
つまり、私が宮内卿ベストラ候です。▼
- [ヴァーリ伯]
- ……!▼
- [ヘヴリング伯]
- そう怯える必要もなかろう、ヴァーリ伯。
陛下は君に良い役目を与えようとお考えだ。▼
- [ヴァーリ伯]
- 陛下? と、いうことは……。▼
- [エーデルガルト]
- 正式な継承はまだよ。
でも、そのつもりでいなさい。▼
それよりヴァーリ伯、
貴方には重要な役目を頼みたい。▼
実は……南方教会を再建するつもりなの。
その司教には、教務卿が相応しいと思うわ。▼
大司教には私から、話を通しておく。▼
- [ヒューベルト]
- 再建の妨げとなっていたアランデル公らを
無事、排除できましたのでな。▼
- [ヴァーリ伯]
- おお……!
そのような地位を私に!▼
もちろん光栄でございますが、
本当に……よろしいので?▼
- [エーデルガルト]
- ええ。最初の仕事は、皇位継承の儀を
執り行うことよ。しっかり頼んだわ。▼
傭兵隊長†
- [エーデルガルト]
- シェズ、待たせたわね。
宮城の居心地はどうかしら。▼
《選択》
- [シェズ]
+
| | 男性
|
思ってたより良いよ。
場違い感は否めないがな。▼
|
+
| | 女性
|
思ってたより良いわ。
場違い感は否めないけどね。▼
|
- [シェズ]
+
| | 男性
|
正直、良いとは言えないな。
傭兵には合わない場所だ。▼
|
+
| | 女性
|
正直、良いとは言えないわ。
傭兵には合わない場所よ。▼
|
《共通》
- [エーデルガルト]
- 確かに……貴族やその従者ばかりだものね。
これからは変わっていくでしょうけれど。▼
私が皇帝になったからには、いつかは
身分による差をなくしてみせるわ。▼
貴族も平民もない、誰もが自由に
上を目指せる世を……。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
貴族も平民もない、か。
途方もないが……実現できたら凄いな。▼
|
+
| | 女性
|
貴族も平民もない、か。
途方もないけど……実現できたら凄いわね。▼
|
- [エーデルガルト]
- ええ……それで、実は貴方に依頼があるの。
傭兵としての仕事よ。▼
- [シェズ]
-
- [エーデルガルト]
- 皇帝を傀儡にしていた宰相一派の排除は、
ひとまずは上手くいったわ。▼
それでも多少の混乱は免れず、
私は帝都を離れられない状況にあるの。▼
つまり……ガルグ=マクに戻り、
士官学校で学んではいられないのよ。▼
- [シェズ]
-
- [エーデルガルト]
- 当主の代替わりや、新体制への移行などで
どの貴族も家中は騒がしくなっているわ。▼
ドロテアのように直接は関係のない生徒も
いるにはいるのだけれど……▼
皆が戻らないのに自分だけ戻っても、と
残って協力を申し出てくれているの。▼
もし貴方もそうしてくれるのなら、帝国の
新しい軍制の一角を担ってちょうだい。▼
- [ラルヴァ]
- また凄い誘いが来たものだね。
教団に義理もないし、面白い話じゃないか?▼
- [シェズ]
-
- [エーデルガルト]
- だからよ。ヒューベルトが傭兵を集めて
新しい部隊を作りたいと言うの。▼
傭兵たちの指揮を、その辺の貴族に
させるわけにはいかないでしょ?▼
その点、貴方なら実力も確かだし……
ヒューベルトもやりやすいと思うわ。▼
- [シェズ]
+
| | 男性
|
傭兵隊長か。
若い俺に務まるかは知らないが……▼
そこまで評価してくれるんだ。
しっかり応えてやるさ。▼
|
+
| | 女性
|
傭兵隊長か。
若い私に務まるかは知らないけど……▼
そこまで評価してくれるなら、
しっかり応えてあげるわ。▼
|
花の幕間†
摂政アランデル公と宰相エーギル公の排除に
成功したエーデルガルトは、早期の皇位継承
に向けて準備を始めた。その先にあるものを
しっかりと見据えながら。
ほぼ時を同じくして、ファーガス神聖王国で
は、王位継承問題を巡る内乱が王都で勃発。
レスター諸侯同盟領には、大国パルミラの大
軍勢が押し寄せる事態が発生していた。▼
各地で生じた変事の対処を、貴族の子弟でも
ある生徒たちが負うことになった事態を受け
て、大司教レアは士官学校の休止を決断。す
べての生徒は母国へと帰還する。
序章
完
コメント†