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会話集/支援会話

アッシュの支援会話

ディミトリ

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ドゥドゥー

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フェリクス

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シルヴァン

支援C

(※支援会話なし)

支援B

[シルヴァン]
……お、アッシュ。どうしたんだ?
資料の山と睨み合いなんかして。▼
軍の調練記録に、各都市の租税の記録……
何か調べ物なら手伝ってやるが。▼
[アッシュ]
いえ、調べ物ってわけじゃないんです。
ただ勉強のために、と思って……。▼
[シルヴァン]
勉強……?▼
[アッシュ]
はい。士官学校が休止になっちゃって、
きちんと学ぶ機会もなかったので……▼
こうやっていろんな記録を読んで、せ
めて少しでも勉強できたらと思って。▼
[シルヴァン]
ほーん……。
お前は立派だなあ。▼
はあ……あちこちで揉め事が起きてなければ
俺たちも学校生活を楽しめたんだろうが。▼
[アッシュ]
そうですね。みんなと一緒に訓練したり、
魔道や歴史の授業を受けたりとか……▼
[シルヴァン]
そうそう。星辰の節には、
可愛い女の子を誘って舞踏会、とかな!▼
[アッシュ]
なに浮ついたこと言ってるんですか……。▼
[シルヴァン]
ところでアッシュ、その記録ってのは
何かの役には立ちそうか?▼
[アッシュ]
はい! 特に調練の記録なんかは、
眺めているだけで面白いですよ。▼
[シルヴァン]
ふうん……眺めているだけで、ねえ。
そりゃあちょっともったいないと思うぜ。▼
例えば、その調練記録だと……1166年、
北方三家の合同で行われた大規模演習。▼
悪天の中で行われたとしか書いていないが、
実際は猛吹雪の中での雪中行軍だった。▼
死者が出るほど厳しい演習だったらしいが、
これが何のための演習だったかわかるか?▼
[アッシュ]
雪中行軍……? 1166年……
あ、もしかしてスレンとの戦いに備えて?▼
[シルヴァン]
ご名答。数年後に予定されていた
北征に備えての訓練だったわけだ。▼
つまり1166年には、すでに大規模な
征伐が計画されていたってことで……▼
それを踏まえて近い時期の訓練を見ると、
先王陛下が何を考えていたのかもわかる。▼
[アッシュ]
だとすると、別の資料に書かれている
ゲネウラで行われた訓練っていうのは……▼
[シルヴァン]
スレンの連中が山を越えてきた時や、
岩砂漠での戦闘も想定してたんだろう。▼
[アッシュ]
なるほど……だから訓練の内容も、
騎馬を使わないものに偏ってるんですね。▼
凄いな。そうやって照らし合わせると、
人の思惑みたいなものが見えてくる。▼
[シルヴァン]
それが記録の価値ってもんだからな。
さて、これ以上お前の邪魔をしても……▼
[アッシュ]
あっ、待ってください! 良かったら、
他にもいろいろ教えてもらえませんか!▼
[シルヴァン]
いやあ……教わるんだったら俺なんかより、
学者とかの類いを頼ったほうがいいぜ。▼
[アッシュ]
王都にいる時にはそれでもいいですけど、
行軍中ともなるとそうもいきませんし……。▼
僕、もっと学びたいんです。
陛下の騎士として恥ずかしくないように。▼
[シルヴァン]
そんな目で見るなよ。断れないからさあ。
……あんまり期待はしないでくれよ?▼

支援A

[アッシュ]
……つまり、あえて湿地に布陣することで
騎馬隊の勢いを削いだんですね?▼
[シルヴァン]
そのとおり。だがルーグの軍は、他にも
あらかじめ万全の用意を整えていた……▼
落とし穴を掘ったり、馬防柵を築いたり、
下準備があってこその勝利だったわけだ。▼
[アッシュ]
なるほど……物語の中では、あまり詳しく
語られてはいませんでしたけど……▼
調べてみると、ルーグ様は結構な軍略家
だったんですね。見方が変わりましたよ。▼
シルヴァン、この作戦、今度の戦いに
応用できそうな気がしませんか?▼
もちろんそのままとはいきませんけど、
前、君が薦めてくれた地理学の書物では……▼
[シルヴァン]
……はは、お前は凄いなあ、アッシュ。
教えたことをどんどん吸収していく。▼
ロナート卿が見込んだだけのことはある。
こんな逸材が埋もれていたとは驚きだ。▼
[アッシュ]
そんなことはありませんよ。
君の教え方が上手なだけです。▼
[シルヴァン]
仮にそうだったとしても、だ。
こう教え甲斐のある奴はなかなかいない。▼
いやあ、陛下が心底羨ましいよ。
お前のような騎士がいるなんてさあ。▼
なんだったら戦後、理由をつけてお前を
うちの領地に連れて帰りたいくらいだ。▼
[アッシュ]
勘弁してくださいよ、シルヴァン。
僕の主君は陛下だけなんですから……。▼
[シルヴァン]
おっと……振られちまった。
まあ、仕方がないか。▼
けど、お前は一生王家の騎士として、
フェルディアに骨を埋めるつもりなのか?▼
[アッシュ]
そのつもりではありましたけど……
以前、陛下に相談されたんです。▼
この戦争が終わったら、ロナート様の後を
継いで、ガスパール城主にならないかって。▼
[シルヴァン]
へえ……ガスパール城主。養子とはいえ、
一応お前はロナート卿の遺児なわけだしな。▼
[アッシュ]
養子の身でロナート様を死なせた僕を、
街の人たちは認めないかもしれないけど……▼
この仕事ができるのは、僕しかいない。
……そうも思うんです。▼
[シルヴァン]
なるほど、そりゃ責任重大だ。ゴーティエに
来いだなんて、とても言ってられないな。▼
[アッシュ]
ロナート様が守ってきた土地を、
次は僕の手で守りたい。▼
ロナート様が僕を助けてくださったように、
今度は僕がみんなに手を差し伸べたい。▼
やっと、手を伸ばすだけの力を
つけられたんですからね。▼
[シルヴァン]
相変わらず生真面目だなあ。……けど、
それがお前の目標だってんなら応援するさ。▼
王に仕える騎士にも教養は必要だが、
城主となると更に教養が必要になってくる。▼
何か困った時には、いつでも頼ってくれよ。
できる範囲で教えてやるからさ。▼
……あー、俺にもお前の
真面目さがうつっちまったかな。▼
[アッシュ]
うつるも何も、君は元から
真面目な人じゃないですか。▼
僕からしてみれば、物知りで、ちゃんと
いろんなことを考えてるように見えますよ。▼
まあ、士官学校時代の行いはさておき……。▼
[シルヴァン]
事実とはいえ、一言多いっつーの。▼
[アッシュ]
あはは、冗談ですよ、シルヴァン。
またいろいろと教えてください。▼

メルセデス

支援C

(※支援会話なし)

支援B

[アッシュ]
へえ、君も見たんだ……。
それじゃ、僕と同じだね。▼
[メルセデス]
あら、アッシュ、ここにいたのね。
心配したのよ~。▼
さっきの訓練で真っ青な顔をしていたから、
どこか具合が悪かったのかも、って。▼
[アッシュ]
そ……そうかな?顔色が悪く見えたのは、
きっと気のせいだよ。あは、あはは……。▼
[メルセデス]
う~ん……? やっぱり笑顔が
いつもより固い気がするのだけれど……。▼
[アッシュ]
そうかな、はは、あはは……
……はあ。メルセデスに隠し事は無駄か。▼
訓練中に、斜面で足を滑らせてさ。
幸い、どこにも怪我はなかったんだけど……▼
……その拍子に、ふと思い出したんだ。
子供の頃に見た、本物の幽霊のことを……。▼
[メルセデス]
まあ、本物の幽霊?
どんな姿だったの? 声は? 服装は?▼
……あっ、ごめんなさい、私ったらつい。
嫌だったら、無理に話さなくてもいいのよ。▼
[アッシュ]
いや、大丈夫……話すよ。いつまでも
怖がっていたって仕方ないからね。▼
……ある時、義兄さんが熱を出してさ。
薬草を探して、朝早く山に入ったんだよ。▼
それで、足場の悪い斜面を歩いていたら
霧の中に突然、大きな人影が現れたんだ。▼
[メルセデス]
あら、あなたの他にも、
山を登っている人がいたのかしら~?▼
[アッシュ]
いや…周りには他に誰の姿もなかったし、
声をかけても、返事はなかった。▼
幽霊だと思って、慌てて逃げようとしたら
斜面で足を滑らせちゃって……▼
[メルセデス]
あらあら、駄目じゃない。
足元にはちゃんと注意しないと~。▼
[アッシュ]
そ、そうだけど。突っ込むところ、そこ?
メルセデスはこの話、怖くないの?▼
[メルセデス]
う~ん、まあ、そうねえ。
似たようなお話を、聞いたことがあるもの。▼
昔ね、ある巡礼の方が、オグマ山脈で
大きくて、真っ黒な人影を見たんですって。▼
幽霊だ、凶兆だって騒がれたそうだけど、
その真相は、全然違ったみたいなのよ~。▼
[アッシュ]
大きくて、真っ黒な人影……。
幽霊じゃないなら、いったい何だったの?▼
[メルセデス]
ふふ、自分の影が、
霧に映っただけだったんですって。▼
[アッシュ]
え……ええっ!?
じゃあまさか、僕が見たのも……。▼
[メルセデス]
断定はできないけれど……もしかすると、
自分の影だったのかもしれないわね~。▼
[アッシュ]
そ、そっか……! なんだ、長年自分の影に
怯えてたなんて、少し恥ずかしいな……。▼
[メルセデス]
ううん、その話を知らなかったんだから、
幽霊だと勘違いするのも仕方ないわよ~。▼
[アッシュ]
ありがとう、
そう言ってもらえると救われるよ……。▼
あ、そうだ。まだ時間があるなら、
この人の話も聞いてもらえないかな。▼
[メルセデス]
この人?▼
[アッシュ]
うん。
彼も昔、本物の幽霊を見たんだって。▼
[メルセデス]
……待って、アッシュ。
彼って……誰のことかしら?▼
[アッシュ]
え……誰って、僕の隣に立ってる……。
あれ……?▼
[メルセデス]
そんな人、最初から
いなかったと思うけれど……。▼
[アッシュ]
さ、最初から、いなかった……?
それっして、つまり、彼が、ほ、本物の……。▼

アネット

支援C

(※支援会話なし)

支援B

[アネット]
うーん! 良い天気!
やっぱり散歩は朝に限るなあ!▼
……あれ?
あそこにいるのは、アッシュかな………。▼
あ、やっぱりアッシュだ。
こんな朝早く、とうしたのー?▼
[アッシュ]
おはようございます、アネット。▼
街の人たちに、文字の読み書きとか
簡単な計算とかを教えてたんですよ。▼
それが結構盛り上がっちゃって……
ふぁ……気づいたら、もう朝で……。▼
[アネット]
そうだったんだ……お疲れ様。
でも、どうして街の人たちに?▼
[アッシュ]
街に買い物に行ったら、法外な売り方で
薬を売りさばいていた商人がいたんです。▼
だけど、売りつけられてる側の人は
何の疑問も持たずにそれを買っていて……。▼
それを見ていたら黙っていられなくて、
街の人たちの前で計算をしてみせて……▼
……なんてやってるうち熱くなっちゃって。
次々人が集まってきて、こんなことに。▼
[アネット]
あはは……アッシュらしいね。
でもそれ、すっごく良いことだと思う!▼
ねえ、もしまた機会があったら、
あたしにも手伝わせてもらえないかな。▼
一応、読み書き計算はばっちりだし、
魔法とか歴史も教えられるつもりだよ。▼
[アッシュ]
本当ですか? 助かります!
君が手伝ってくれたら、百人力ですよ。▼
僕、勉強は結構好きなんですけど、人に
教えるのはあまり得意じゃないみたいで。▼
[アネット]
確かに、教わるのと教えるのじゃ
全然違うもんね。▼
そういえばアッシュは、読み書きや計算を
ロナート卿に教わったって言ってたっけ。▼
[アッシュ]
はい。まあ、本当に簡単な計算なんかは
父さんからも教わっていたんですけどね。▼
ロナート様が、よく言っていたんです。
学びは、自分の正義を見つける手段だって。▼
[アネット]
自分の正義を……見つける?▼
[アッシュ]
はい。世の中、何が正義で何が悪かなんて、
はっきり決まってるわけじゃないでしょう?▼
だからこそ、自分の信じるべき、
貫くべき正義を見つけなきゃいけない。▼
それを見つけるための手段が、知識とか
教養とか、そうしたものだと仰ってました。▼
[アネット]
なるほどね。確かに、知識はきちんと
物事を判断するための物差しになると思う。▼
あたしも、魔道学院や士官学校で学んで
初めて見えたものがたくさんあったし。▼
[アッシュ]
街の人たちは、決して裕福じゃありません。
嘘や危険の中で生きていかなきゃいけない。▼
[アッシュ]
そんな彼らにこそ、自分なりの正義で
物事を見つめてほしいと思いますし……▼
僕は、それを手伝いたいんです。▼
ファーガスの騎士としてというより……
昔、貧しい暮らしをしていた人間として。▼
[アネット]
……しっかりしてて、尊敬しちゃうなあ。
あたしもアッシュを見習わなきゃ……▼

支援A

[アネット]
ねえアッシュ、ちょっと聞いて!▼
[アッシュ]
アネット?
どうしたんですか、そんなに慌てて。▼
[アネット]
花売りのオデットさんっていたでしょ?
あたしたちが読み書きを教えた……▼
あの人、魔道学院に入るんだって!
なんでも、才能を見出されたみたいで。▼
[アッシュ]
へえ……異例の入学ですね!魔道学院は、
簡単に入れる学校じゃないのに……。▼
[アネット]
ね! 改めて、みんなに勉強を
教えて良かったなあって思ったよ。▼
[アッシュ]
感慨深いなあ。僕たちが勉強を教えた人が、
今度は魔道学院の先生に師事するのか……。▼
[アネット]
魔道学院の先生……か。
あのね、アッシュ。今だから言うけど……▼
あたしがあなたを手伝おうと思ったのには、
もう一つ理由があったの。▼
[アッシュ]
もう一つ……?
どんな理由だったんですか?▼
[アネット]
あたしね、小さい頃は魔道学院の
先生になりたいなあって思ってたんだ。▼
魔道学院じゃなくても、せめて人に
勉強を教える仕事がしたくって。▼

《アネットとディミトリの支援B以上》
[アネット]
前に陛下ともお話したんだけど、
魔法が苦手な子に、魔法の使い方を教えるとかね。▼

《共通》
[アネット]
それで、いざ街の人たちに勉強を
教えてみたら、何だかすっごく楽しくて!▼
[アッシュ]
確かに、アネットは勉強を教えている時
すごく生き生きしてましたもんね。▼
[アネット]
あはは、そうかも。あたしが教えたことを
理解してくれた時なんて、もう嬉しくって。▼
これまであたしが勉強してきたのは、
このためでもあったんだなって思えたの。▼
[アッシュ]
きっと、天職なんだと思いますよ。
アネットは人に教えるのが上手ですし……▼
なかなかわかってもらえない時も、
一人一人に根気強く向き合っていますし。▼
[アッシュ]
本格的に、人に勉強を教える仕事を
目指してみたらいいんじゃないですか?▼
僕アネットみたいな先生になら
いくらでも勉強を教わりたいですよ。▼
[アネット]
本当? 何だか照れちゃうな……。
……よし。あたし、頑張ってみるよ。▼
となると、これから猛勉強だよね!
魔道学院の先生にも話を聞いておこうっと。▼
[アッシュ]
もし僕にできることがあれば、
何でも言ってください。手伝いますから。▼
[アネット]
えっ、でも悪いよ。
あたしの夢はあたしの夢なんだし……▼
アッシュには、立派な騎士になるって
大事な夢があるじゃない。▼
[アッシュ]
一番最初は、君が僕を手伝ってくれた。
その恩はちゃんと返さないと。▼
それに……君もファーガスの民の一人です。
君たちを手伝うのも、騎士の仕事ですから。▼
[アネット]
……ふふっ。立派な騎士になるのが
夢だって、いつも言ってるけど……▼
アッシュはもう、十分立派な騎士様だね。▼
それじゃ、後で手伝ってもらおうかな!
王城の書物を借りに行ったりもしたいし……▼
いつか、あたしたちが入れる時が来たら、
ガルグ=マクの書庫にも行きたい。▼
そういう時に付き合ってくれたら、
すごく助かるんだけど……▼
[アッシュ]
もちろんです。僕に任せてください。▼
[アネット]
ありがとう! あたし、頑張るから。
見ててね、アッシュ。▼

イングリット

支援C

(※支援会話なし)

支援B

[イングリット]
………………。▼
[アッシュ]
どうしたんですか? さっきから、
何か考え事をしているようですけど……。▼
[イングリット]
あっ……いえ、たいしたことでは。
気を遣わせてしまって、すみません。▼
[アッシュ]
君がそんなに思い悩んでいるなら、
それはもう「たいしたこと」ですよ。▼
僕で良ければ、力になります。
役に立てるかはわかりませんけど……。▼
[イングリット]
……その。この辺りの土地の肥沃さを見て、
つい驚いてしまったのです。▼
[アッシュ]
確かにこの辺は、ファーガスでも
かなり豊かな地域ですからね。▼
北部と違って雪も少ないですし、
川も多くて、どこも綺麗で……。▼
さっき見た一面の麦畑なんかは、
目を見張るほどの美しさでしたね。▼
[イングリット]
……私の故郷には、あれほど
美しく広大な麦畑はありません。▼
広がっているのは、荒野と岩肌ばかり。
元々、豊かな土地ではないのです。▼
長らく土を耕し、岩を除いて、遠い子孫の
ためにと種を蒔き続けてきましたが……▼
この地のような一面の麦畑を作るには、
どれだけの時間がかかるのでしょうね。▼
[アッシュ]
……『我らの流した汗と血潮が土を潤し、
いずれは遠い後裔たちの生きる糧となる』▼
すぐには成し遂げられないかもしれない。
けれど、努力が意味を失うことはない。▼
僕はそう思っています。
だから、あまり悲観しないでください。▼
[イングリット]
ふふ、それはルーグ様の台詞ですよね。
私も大好きですよ、『ルーグと風の乙女』。▼
[アッシュ]
そう言えばイングリット、知ってますか?
僕もこの間、気がついたんですが……▼
あの物語には「ダグザの如く枯れた土」
なんて言い回しが出てくるんです。▼
まあ後世の詩人の創作でしょうけど……
気になってダグザの旅行記を読んだんです。▼
[イングリット]
旅行記はあまり読んだことがないですね。
何と書かれていたのですか?▼
[アッシュ]
ダグザには、貧しい土地でも楽に
育てられる作物があるんだそうですよ。▼
おまけにすごくお腹に溜まって、
煮ても焼いても美味しいとか。▼
[イングリット]
なっ……そんな夢のような作物が?
到底信じがたいのですが……。▼

《シャミアが仲間》
[アッシュ]
もしかして、シャミアさんに聞けば
いろいろ教えてくれるかもしれませんね。▼

《共通》
[イングリット]
その作物を栽培できれば、私の故郷も
少しは豊かになるのでしょうか……。▼
[アッシュ]
断言はできませんけど、どんな作物なのか
きちんと調べてみる価値はあると思います。▼
もし僕に何か手伝えることがあれば、
喜んでお手伝いしますよ。▼
[イングリット]
良いのですか?ガラテア領の問題なのに、
王家の騎士であるあなたを巻き込んでは……▼
[アッシュ]
友達を手伝いたいって思いに、
立場なんて関係ありませんよ。▼
それに……僕も小さい頃は貧しくて
毎日ろくに食べるものもなくて。▼
あんな苦しい思いをする人を一人でも
減らせるのなら、それが一番ですから。▼
[イングリット]
……ありがとうございます、アッシュ。
では、まずその作物とやらの調査ですね!▼
戦いが終わったら……いえ、すぐにでも
その作物を取り寄せる手を考えましょう。▼
何をするにも、話はそれからですからね。
……ふふ。何だか楽しみになってきました。▼
[アッシュ]
はい!……これは、こんな戦争なんかで
死んでる場合じゃありませんね!▼

フレン

支援C

[フレン]
ふう……とっても良いお天気で、
ついこんなところまで来てしまいましたわ。▼
……あら? あそこにいらっしゃるのは▼
ごきげんよう、アッシュさん。▼
[アッシュ]
おはようございます、フレン。
朝の散歩ですか?▼
[フレン]
ええ。そう言うアッシュさんは……
もししかして、釣りをしていらしたの?▼
[アッシュ]
はい。軍の食糧にも限りがありますし、
少しでも足しになればと思って。▼
[フレン]
ふふっ、ご立派ですのね!
釣果を拝見してもよろしくて?▼
[アッシュ]
もちろん! 今日は朝早く始めたからか、
たくさん釣れたんですよ。▼
(魚籠)
[フレン]
……ま! 本当ですわ! アッシュさんは、
釣りがとってもお上手なんですのね!▼
[アッシュ]
ありがとうございます。
釣りの腕前には、結構自信があるんですよ。▼
小さい頃、よく義兄さんが
近くの川に連れ出してくれて……。▼
[フレン]
では、この腕前はお義兄様仕込みってこと
なのですわね。羨ましいですわ……。▼
わたくしも、昔はよくお母様と一緒に
釣りをしていたのに、最近は全然!▼

《セテスが生存》
[フレン]
ちょーっと深い川で釣りをしようとすると
お兄様が飛んできて、叱るんですのよ。▼
[アッシュ]
セテス様も心配なんですよ。僕も、弟や
妹を一人で釣りに行かせるのは怖いし……▼
……もし良ければ、
今から少しだけやってみますか?▼

《セテスが死亡》
[フレン]
お兄様ったら、心配性だったから……
深い川には不用意に近づくな、って。▼
[アッシュ]
そうなんですね…もし良ければ、
今から少しだけやってみますか?▼

《共通》
[フレン]
えっ? よろしいんですの?▼
[アッシュ]
はい。僕が近くで見ていれば、
川に落ちるようなこともないでしょうし。▼
[フレン]
ありがとうございます、アッシュさん。
それでは折角ですから、大物を狙いますわ!▼
(暗転)
……それっ!▼
………………。 はっ! 早速引いていますわ!▼
[アッシュ]
こ、この引きは……。
とんでもない大きさの魚なんじゃ……?▼
[フレン]
ふっ、ぬうーっ……! ……あっ!
逃げられてしまいましたわ……。▼
(画面が明るくなる。)
[アッシュ]
引きの強さといい、ちらっと見えた
魚影といい、凄い魚でしたね……。▼
[フレン]
ええ……あんなに大きなお魚さんが
この川にいたなんて、驚きましたわ。▼
[アッシュ]
僕も長いこと釣りをしていますけど、
あんなに大きな魚は初めて見ました。▼
[フレン]
……わたくし、決めました。あのお魚さん、
今度出会ったら絶対に釣り上げますわ!▼
[フレン]
アッシュさん、その時は……また釣りを
ご一緒してくださらない?▼

《セテスが生存》
[フレン]
お兄様も、アッシュさんが一緒だと言えば
少しはおとなしくしていてくれるはずですわ。▼
[アッシュ]
おとなしくって……あはは、まあいいか。
もちろん、僕で良ければお付き合いします。▼

《セテスが死亡》
[フレン]
アッシュさんがご一緒してくだされば、
釣り上げられる気がするんですのよ。▼
[アッシュ]
気がするって……あはは、まあいいか。
もちろん、僕で良ければお付き合いします。▼

支援B

(暗転)
[フレン]
………………。
! あっ、この手応えは……!▼
[アッシュ]
……ついにあの魚が来ましたね。
練習の成果を見せる時ですよ、フレン!▼
[フレン]
ええ、任せてくださいまし。
わたくしも成長したのですから……!▼
ぬうーっ! ふんーっ!
……だ、駄目ですわ。どうすれば……!▼
[アッシュ]
大丈夫、諦めないでください。
力任せじゃなく、魚を落ち着かせて……▼
[フレン]
落ち着かせて……こんな感じでしょうか?▼
[アッシュ]
うん、良い感じです。少し様子を見て……
……よし、一気に引いてください!▼
[フレン]
はいっ! ……とりゃあああー!
……きゃっ!?▼
[アッシュ]
うわっ! 危ない、フレン!▼
(画面が明るくなる。)
[フレン]
とうとうやりましたわね、アッシュさん!
あんなに大きなお魚さんが釣れるなんて!▼
[アッシュ]
あはは……危なかったですけどね……。
君のほうが魚に釣られちゃ、笑えませんよ。▼
[フレン]
そ、そうでしたわね……。
少し、はしゃぎ過ぎてしまいましたわ。▼
アッシュさんが咄嗟に腕を掴んでくださら
なければ、わたくしは今頃水面の底に……▼
[アッシュ]
なんとか間に合って良かったです。
本当に……。▼
それにしても、よく最後まで
釣り竿を手放しませんでしたね。▼
[フレン]
ええ。わたくし、何があっても絶対に
手を離さないって決めていましたの。▼
[アッシュ]
駄目ですよ、ああいう時は
手放さないと危険なんですから。▼

《セテスが生存》
[アッシュ]
……セテス様がフレンに釣りをさせない
理由が、ちょっとわかった気がします。▼

《共通》
[アッシュ]
でも、その意志の強さがあったからこそ、
こうして釣り上げることができたんですね。▼
[フレン]
ふふっ、お母様の教えですわ。どんな時も、
諦めずに最後までやり抜くんだって。▼
けれど流石のお母様でも、こんなに大きな
お魚さんは釣ったことありませんでしたわ!▼
お母様はもういないけれど、生きていたら
きっと褒めてくださったでしょう……。▼
[アッシュ]
……そうか。だからフレンは、
この魚を釣るのにこだわっていたんですね。▼
それで目標をしっかり成し遂げたのは、
すごく立派だと思います。▼
[フレン]
ま! 何だかくすぐったいですわね。
でも、次はちゃんと竿は手放しますわよ。▼
[アッシュ]
……よし。それじゃあ、そろそろ魚を
みんなのところに持ち帰りましょうか!▼
[フレン]
釣った後は、お魚さんを頂く番ですわね!
お母様も知らない大きなお魚さんのお味……▼
いったいどんなお料理になるのかしら。
わたくし、とーっても楽しみですのよ。▼
切り身にして焼くのも、お野菜と一緒に
煮るのも捨てがたいですわね。うふふ!▼
(フレンが去る)
[アッシュ]
……フレンといると、なんだか妹の
相手をしているみたいで、楽しいなあ。▼
妹も小さい頃は、
料理したいってよく言ってたっけ……▼
……いやちょっと待った。
そういえばフレンの料理って……▼
ま、待ってくださいフレン!
その魚の料理、僕も手伝います……!▼

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Last-modified: 2023-01-14 (土) 12:09:01
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