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会話集/支援会話

マヌエラの支援会話

ジェラルト

支援C

[ジェラルト]
………………。▼
[マヌエラ]
あら、ジェラルト傭兵団の団長さん。
ごきげんよう……あ。▼
[ジェラルト]
あ? 何だ、どうかしたか。▼
[マヌエラ]
大きくて逞しい体、
荒々しくも深みのある顔立ち……。▼
あなたが、こんなにも渋くてイケてる
男だったなんて……!▼
どうして今まで気づかなかったのかしら?
あたくし、不覚だったわ。あたくし。▼
[ジェラルト]
おいおい、こんな老いぼれを捕まえて、
何を言ってやがる。▼
いいか、この年になると色恋沙汰なんざ
面倒でしかねえんだよ。▼
男を口説きたいなら他を当たりな。
活きのいい男が腐るほどいるだろうが。▼
[マヌエラ]
そんな素っ気ない態度もス・テ・キ。
若い男にはない魅力が満載ね、あなた。▼
あたくしの経歴はご存じ? これでも昔は
ミッテルフランク歌劇団の歌姫だったの。▼
かたや“壊刃”の名を持つ凄腕の傭兵、
かたや“奇跡の歌姫”……。▼
もしもあたくしたちが結ばれれば、
全フォドラに衝撃が走るわね……!▼
[ジェラルト]
……お前、ミッテルフランク歌劇団で
歌ってたのか。▼
[マヌエラ]
ええ、そうよ。
ご覧になったことはあって?▼
[ジェラルト]
いや、ねえな。▼
[マヌエラ]
あらららら……でも、歌劇団の
名前くらいは知ってらしたでしょ?▼
[ジェラルト]
そりゃあな。その歌劇団についちゃあ、
面白くもねえ思い出もある。▼
[マヌエラ]
まあ、どんな思い出かしら。
よろしければ聞かせてくださらない?▼
[ジェラルト]
チッ……余計なことを言っちまった。
他人に聞かすような話じゃねえよ。▼
[マヌエラ]
もったいぶらなくてもいいじゃない。
あなたの事をもっと知りたいの、あたくし。▼
[ジェラルト]
……女房を思い出した。▼
昔、あいつにな、いつかアンヴァルの劇場に
連れてってやると約束したんだ。▼
だが、その約束を果たせる日は来なかった。
ただそれだけの話だ。▼
[マヌエラ]
……そう、でしたの。▼
ごめんなさい、
つらいことを思い出させてしまって……▼
[ジェラルト]
おっと、つまらねえ話で折角の
綺麗な顔を曇らせちまったか?▼
今の今まで忘れてたような大昔の話さ。
気にしねえでくれ、嬢ちゃん。▼
[マヌエラ]
嬢ちゃん……! あたくし、そんなふうに
呼ばれるのは何年ぶりかしら……。▼
[ジェラルト]
お、良い顔に戻ったな。俺から見りゃあ、
お前なんてガキみてえなもんだ。▼
俺なんぞに関わったって時間の無駄だぜ。
じゃあな。▼

(ジェラルトが去る)

[マヌエラ]
………………。▼

支援B

(※支援会話なし)

支援A

[マヌエラ]
……これにて終幕でございます。
ご観覧、心より御礼申し上げます。▼
[灰色の悪魔]
………………。▼

(暗転)

[ジェラルト]
マヌエラ、お疲れさん。
いいもの見せてもらったよ。▼
[マヌエラ]
本当はもっと本格的にやりたかったけど、
悪くはなかったでしょ?▼
[ジェラルト]
ああ。しかし、なんでまた
俺に歌劇なんか見せたんだ?▼
[マヌエラ]
これはね、実はベレト(あの子)
言い出したことなの。▼
[ジェラルト]
あいつが……?▼
[マヌエラ]
ごめんなさい。前に聞いた奥さんとの話、
あの子にも話しちゃったの、あたくし。▼
[ジェラルト]
お前、勝手に……▼
[マヌエラ]
私が酔って絡んでも、嫌な顔ひとつせず
聞いてくれるから、話が止まらなくて……▼
正直、話した記憶も飛んでたんだけど、
次の日にね、あの子に言われたの。▼
[ジェラルト]
記憶が飛ぶほど飲むなって……。
で、あいつは何て?▼
[マヌエラ]
それが、奥さんが見られなかった分、
あなたに歌劇を見てもらいたいって。▼
[ジェラルト]
……あいつがそんなことを?▼
[マヌエラ]
そんな健気なこと言いそうにない子でしょ。
不意を突かれて、感動しちゃったのよね。▼
あたくしとしても、あなたの心の隙間を
埋めてあげたいって気持ちがあったし……▼
それで、あの子も演者に加えて、
暇を見つけては稽古していたのよ。▼
[ジェラルト]
そうか……お前も忙しいだろうに、
あいつに付き合わせてすまなかったな。▼
お陰で本家にも劣らねえ言い歌劇だったよ。
女房へのいい土産話ができたぜ。▼
[マヌエラ]
ちょっと、本家は見たことないんでしょ?
それに、何なの? その言い方……▼
まるで、もうすぐ死んじゃうみたい。
そんなの許さないわよ、あたくし。▼
あの子と2人でこの戦争を生き延びて、
奥さんの分まで長生きなさいな。▼
よろしくて? 約束よ?▼
[ジェラルト]
ああ、わかった。▼
……とは言えねえな。
今は戦争中で、しかも俺は傭兵団の頭だ。▼
明日、生き残れるかもわからねえ。
そういう身の上なんでね。▼
[マヌエラ]
確かに、それじゃ仕方ないわね。▼
……とは言えないわよ、あたくしも。
意地でも生き残ってもらわなくっちゃ。▼
それで、戦争が終わったら、もう一度
あたくしの歌劇を観てほしいの。▼
ちゃんとした舞台で、楽器の演奏付きで。
きっと、感動で涙が止まらなくってよ?▼
その後で、もう一度あなたを口説かせて。
じゃないと諦めきれないもの。▼
[ジェラルト]
お前、まだそんなこと言ってるのか。
こんな老いぼれ、やめとけってのに。▼
[マヌエラ]
いいから、約束なさいな。奥さんのこと、
忘れられないならそれでも構わなくってよ。▼
奥さんもあの子のことも、全部まとめて
あたくしの大きな愛で包んであげるから。▼
でも、それまでは飲み友達でいましょう。
今後も付き合ってもらうわよ? うふふ。▼

(マヌエラが去る)

[ジェラルト]
やれやれ、強引に約束させられちまったか。
だが、約束した以上は守らねえとなあ。▼
……シトリー、どうやらお前の元に行くのは
もう少し後になりそうだ。▼

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Last-modified: 2023-06-27 (火) 01:21:57
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