会話集/支援会話
シャミアの支援会話†
バルタザール†
支援C†
- [バルタザール]
- よう、シャミア。
 ここにいたか。▼
 
- [シャミア]
- ……あんたか。
 何か用でも?▼
 
- [バルタザール]
- いや、特にはな。
 暇だから、話でもと思ってよ。▼
 
《赤焔の章(カスパル生存時)》
- [シャミア]
- なぜ私を相手に選ぶ。
 カスパルと拳を温め合ったらどうだ。▼
 
《青燐の章(カトリーヌ生存時)》
- [シャミア]
- なぜ私を相手に選ぶ。
 カトリーヌと鍛錬したらどうだ。▼
 
《黄燎の章》
- [シャミア]
- なぜ私を相手に選ぶ。
 ホルストと筋肉をぶつけ合ったらどうだ。▼
 
《赤焔の章(カスパルロスト時)または青燐の章(カトリーヌロスト時)》
- [シャミア]
- なぜ私を相手に選ぶ。
 訓練場で汗を流したらどうだ。▼
 
《共通》
- [バルタザール]
- それも悪くはねえが、
 少しお前のことが気になっててな。▼
 
- [シャミア]
- 気になる? 妙な気は起こすなよ。▼
 
- [バルタザール]
- 勘違いすんなって。
 そういう話じゃねえよ。▼
 ただお前とおれには、
 いろいろと共通点があんだろ?▼
 
- [シャミア]
- いや、ないだろ。▼
 
- [バルタザール]
- まあそう結論を急かないでくれよ。▼
 例えば……お前が好きだっていう賭け事、
 おれも実は、なかなかに嗜んでいてな。▼
 
- [シャミア]
- フ……
 負けるだけの勝負を賭けとは呼ばないぞ。▼
 
- [バルタザール]
- ぐっ……いや確かに大きく負け越しちゃ
 いるが、それも賭け事の醍醐味じゃねえか。▼
 
- [シャミア]
- ……そういうことにしておいてやるか。▼
 
- [バルタザール]
- 他にも、酒についてはどうだ?
 お前もなかなかイケる口だよな。▼
 
- [シャミア]
- 私はあんたと違って、
 飲んでも呑まれたりしない。▼
 
- [バルタザール]
- おれだって賭けに負けた日でもなきゃ、
 呑まれたりはしねえよ!▼
 
- [シャミア]
- 結構な頻度で呑まれそうだが、
 まあ、いいか……。▼
 
- [バルタザール]
- そして金、酒、とくりゃあ、最後は戦だ。
 おれもお前も戦場に身を置く同士……▼
 
- [シャミア]
- ……だが、戦い方は大きく違うぞ。▼
 
- [バルタザール]
- そいつはそうだな。おれは近づいて
 拳で殴り、お前は離れて弓で射抜く。▼
 けど、命のやり取りには変わらねえだろ。
 たとえ戦う理由が異なってもな。▼
 
- [シャミア]
- そうか、私とあんたの違いは、
 流石に理解していたか。▼
 
- [バルタザール]
- おいおい、賭け事や酒には弱くても、
 こう見えて“格闘王”だぜ、おれは。▼
 お前がおれのように、血沸き肉躍る戦いを
 所望してんじゃねえことぐらい、わかるさ。▼
 
- [シャミア]
- ああ、私は死にたくないからな。
 一方的に殺したい。▼
 血を流すのは相手だけで十分。
 だから、弓を使っている。▼
 ……それより、金、酒と来たら普通、
 最後は「女」じゃないのか?▼
 流石のあんたも、
 そこを共通点にはしないか。▼
 
- [バルタザール]
- なに? そりゃどういう意味……
 おおーい、シャミア!▼
 ……何が言いてえんだ?
 いや、わからねえな?▼
 
支援B†
- [シャミア]
- はっ!▼
 
- [バルタザール]
- 相変わらず、良い腕してるじぇねえか。▼
 
- [シャミア]
- バルタザールか。
 近頃、熱心に訓練しているな。▼
 
- [バルタザール]
- ま、おれもしょっちゅう酒に呑まれたり、
 金を無心したりしちゃいられねえからな。▼
 
- [シャミア]
- ……金の無心は頻度の問題じゃないと
 思うが。▼
 
- [バルタザール]
- 確かに! お前の言葉はいつも核心を
 突いて……いや、抉ってくれるぜ。▼
 
- [シャミア]
- 本当に抉られているのか?
 まるで堪えていないように見えるぞ。▼
 
- [バルタザール]
- いやあ、これでも堪えているのさ。
 おれの心の核は穴だらけでボロボロだ。▼
 けど、それを表に出しちゃあ男が廃るだろ?▼
 
- [シャミア]
- まあ、そうだな。
 それが事実なら、悪くない。▼
 
- [バルタザール]
- だろう? ようやくシャミアにも
 おれの良さが伝わったか。▼
 今までは、お前の良さをおれが一方的に
 わかってるだけだったからな。▼
 腕は一流、酒も賭け事も、気も強くて、
 己を飾らねえ正直者……▼
 実におれ好みの女で困っちまうぜ。▼
 
- [シャミア]
- ……困るのは自由だが、
 正直、私はあんたの良さには懐疑的だ。▼
 酒も賭け事も弱いが、気は変に強く、
 飾っているのかどうかもよくわからん男……▼
 ま、腕は一流だな。
 戦場でのみ信頼できる。▼
 
- [バルタザール]
- 腕しか見解が一致しねえのかよ!
 だっはっは、こりゃ厳しい評価だ。▼
 
- [シャミア]
- それはそうだろ。
 他にどう評価しろと言うんだ。▼
 
- [バルタザール]
- そいつは……てめえで言うわけには
 いかねえだろう。▼
 てめえの良さってのは、相手が認めて
 初めて意味があるってもんよ。▼
 
- [シャミア]
- なるほど、たまに至言……らしきことを
 言うのはあんたの良さだな。▼
 
- [バルタザール]
- そこは素直に至言って言ってくれても
 いいんじゃねえか?▼
 
- [シャミア]
- いつも一歩届かず、さ。▼
 
- [バルタザール]
- いつもかよ!? 仕方ねえ、もう少し
 男を磨いて至言を蓄えてくるかね。▼
 
- [シャミア]
- そうだな。
 あんたはやればできる男だ。▼
 期待せずに待っているよ。▼
 
- [バルタザール]
- いやいやそこは期待してくれよ!?
 最後まで手厳しいなあ、お前は。▼
 
支援C†
- [シャミア]
- ………………。▼
 
- [ハピ]
- あれ、シャミさんじゃん。▼
 
- [シャミア]
- ……ハピか。▼
 
- [ハピ]
- 珍しいね。シャミさんって、
 お祈りとかする人だったっけ?▼
 
- [シャミア]
- いや、違うな。▼
 
- [ハピ]
- そーだよね。
 じゃあ何でこんなとこに?▼
 
- [シャミア]
- 少し一人になりたいと思っただけだ。
 他に適当な場所がなかったのでな。▼
 
- [ハピ]
- そっかー。
 じゃあ、ハピも行った方がいい?▼
 
- [シャミア]
- いや、構わないさ。
 一人の時間は終わりだ。▼
 それに君こそ、祈るような奴には
 見えていなかったが……なぜここに?▼
 
- [ハピ]
- ふふっ、実はシャミさんと同じで、
 一人になれる場所を求めて、かなー。▼
 でも、シャミさんなら別に一緒でも
 全然構わないし。▼
 
- [シャミア]
- そうか。
 ……なら、少し話を聞いてもいいか?▼
 
- [ハピ]
- いーよ、
 珍しいね?▼
 
- [シャミア]
- そうかもしれん。
 ふと思い出したことがあってな。▼
 君はガルグ=マクの地下に住んでいたよな。
 異教の、像を覚えているか?▼
 
- [ハピ]
- あー、あの羽を広げた変なやつ?
 なかなか忘れられない形じゃん。▼
 っていうか、シャミさんって地下のこと
 知ってるの? 騎士団の仕事?▼
 
- [シャミア]
- いや、それより前だ。
 ダグザ=ブリギット戦役はわかるか?▼
 戦争で帝国に負けた後に、私はフォドラに
 取り残され……いつしか地下に流れ着いた。▼
 そこで暮らし始めたんだが、
 すぐに教団の関係者と揉めてしまってな。▼
 その時にたまたまレアさんの目に留まり、
 セイロス騎士団に雇われることになった。▼
 
- [ハピ]
- へー……もしかして、揉めた相手って
 アルフさん?▼
 
- [シャミア]
- アルフ……どうだろう、そんな名前だった
 気もするが、覚えていない。▼
 
- [ハピ]
- そっかー。
 ごめんね、話の腰折っちゃったし。▼
 
- [シャミア]
- いや、いい。それで、あの異教の像だが、
 実はダグザの神を象ったものでな。▼
 
- [ハピ]
- ダグザの?
 シャミさんの、出身地じゃん?▼
 
- [シャミア]
- ああ、運命の神、だったか……。なぜあんな
 場所にあったのか、今更気になったんだ。▼
 
- [ハピ]
- 流石にわからないなー。
 ずっと前からあるって話だし。▼
 でも、あの像に熱心に祈ってた異国の人が
 いたじゃん。ダグザの人だったんだねー。▼
 
- [シャミア]
- そうかもしれん。
 まあ、簡単にわかったら苦労はないか。▼
 ありがとう、ハピ。……さて、君にも何か
 聞きたいことでもあれば答えるが。▼
 
- [ハピ]
- え、ホント?
 そしたら、そしたら……▼
 
支援B†
(※支援会話なし)
支援A†
- [ハピ]
- シャミさん、これ一緒に食べよーよ。▼
 
- [シャミア]
- これは……焼き菓子か?▼
 
- [ハピ]
- うん、奇跡的に余ったらしくて、
 貰ったんだー。要らない?▼
 
- [シャミア]
- ……いや、折角だ。
 頂こう。▼
 
- (暗転)
- [ハピ]
- ふー、美味しかったね。▼
 
- [シャミア]
- ああ、悪くない。▼
 
- [ハピ]
- 騎士団にも、シャミさんみたいな
 付き合いやすい人がいて良かったよ。▼
 まー、元騎士だけど。▼
 
- [シャミア]
- 君は、騎士が嫌いだったか?▼
 
- [ハピ]
- うん。嫌いっていうか、
 嫌な思い出しかないっていうか。▼
 いろんなこと押しつけてくるし、
 言い訳ばっかりだし……。▼
 
- [シャミア]
- ま、レアさんや女神に熱心に仕えている
 連中は、そんなものだろう。▼
 
- [ハピ]
- あ、でもアロさんだけは別かな。
 あの人も、もー騎士じゃないけど。▼
 
- [シャミア]
- アロイスか? あいつは特に“良い奴”
 だからな。ただ、あいつでさえ……▼
 縛られるものが多くて大変そうだったよ。
 私は割と従っていなかったが。▼
 
- [ハピ]
- ははっ、シャミさんらしいじゃん。
 ……縛られるものかー。▼
 ハピはさ、生まれた里に縛られたくなくて、
 里を飛び出したんだ。▼
 外には、自由が待ってると思ってた。
 何にも縛られない世界が。▼
 
- [シャミア]
- 自由は、自由だと思うが。▼
 
- [ハピ]
- そうだね。いろんな人がいて、
 いろんなことをしてたし。▼
 
- [シャミア]
- だが、どこにいようと「何にも縛られない」
 というのは無理だろうな。▼
 
- [ハピ]
- うん。シャミさんの言うとおりじゃん。
 子供のハピはわかってなかったんだよねー。▼
 ダグザは、どうなの?
 フォドラと似たような感じ?▼
 
- [シャミア]
- そうだな、ある意味ではもっと自由だが……▼
 同時に、争いの激しい場所かもしれない。
 皆が好き勝手やっている。▼
 
- [ハピ]
- そっちかー。
 自由だと、争っちゃうんだね。▼
 
- [シャミア]
- わからんが、ダグザではそうなっている。
 自由すぎるのも、よくないのかもしれん。▼
 興味があるなら見に行くか?
 言葉の仲立ちくらいはするぞ。▼
 
- [ハピ]
- うーん、悩ましいじゃん。
 フォドラがどーなるかにもよるかな?▼
 生きにくそうだったら、
 そーいうのもありかもね。▼
 
- [シャミア]
- なら、この戦争が終わるまで考えるといい。▼
 戦場で助けてはやれるが、生き残れるかは
 君の頑張り次第だぞ。▼
 
- [ハピ]
- あ、今の、ちょっと騎士っぽくなかった?▼
 
- [シャミア]
- フ……そうだな。
 反省しよう。▼
 
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