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会話集/支援会話
メルセデスの支援会話†
リシテア†
支援C†
- [リシテア]
- う……ううーん……。
あれ……ここは……?▼
- [メルセデス]
- おはよう、リシテア。
体調はどう? 熱はないみたいだけど……。▼
- [リシテア]
- メルセデス……?
あの、わたし、どうして……。▼
- [メルセデス]
- 覚えていない? 訓練中に倒れたから、
とりあえずこの部屋に運び込んだのよ~。▼
マヌエラ先生は、寝不足だって。
半日くらい眠ってたかしら~。▼
- [リシテア]
- 半日も? そんなに寝てたなんて……。
急いで遅れを取り戻さないと!▼
- [メルセデス]
- 焦る気持ちはわかるけれど、まだ顔が
青いわ~。もう少し休んでいったら?▼
- [リシテア]
- お気遣いありがとうございます。
でも、十分過ぎるほど休みましたから。▼
- [メルセデス]
- う~ん、そこまで言うならいいけれど……。
残念ねえ、甘いお菓子も焼いたのに~。▼
- [リシテア]
- えっ? お菓子?▼
- [メルセデス]
- ええ、リシテアが起きたら、
一緒に食べようかと思って~。▼
- [リシテア]
- それは食べなくちゃいけませんね。
……はっ。▼
あんた……まさかわたしを甘いもので
釣ろうとしてるんじゃないでしょうね。▼
- [メルセデス]
- 私はあなたと楽しくお茶したいだけよ~。
ほら、このお菓子、虹を想像して作ったの。▼
- [リシテア]
- わあ、色とりどりで綺麗……!
これ、どうやって色を付けたんですか?▼
- [メルセデス]
- ふふっ、ちょっと特別な材料を使っただけ。
何も難しいことなんてしてないわ~。▼
- [リシテア]
- それでこの鮮やかさですか。
……ちょっと興味が湧いてきました。▼
- [メルセデス]
- さあ、一つだけでいいから、食べてみて。
きっとあなたも好きになると思うわ~。▼
- [リシテア]
- むむむ、いったいどんな味が……。
挑戦あるのみ、いただきます!▼
(暗転)
- [リシテア]
- 口の中で雪みたいに溶ける生地……。
じんわり染み込む優しい甘さ……。▼
美味しいです。
わたしが知るお菓子の中でも、かなり。▼
- [メルセデス]
- ふふっ、気に入ってもらえて嬉しいわ。
まだまだ、たくさんあるわよ~。▼
- [リシテア]
- そんなことよりも! ……あ、その、
いらないわけじゃないですけど。▼
このお菓子の作り方を知りたいんです。
教えてください!▼
- [メルセデス]
- もちろんいいけれど、お菓子を食べて
ゆっくりしてからにしましょうよ~。▼
- [リシテア]
- いえ、今すぐお願いします!
気になってうずうずしてるんですから。▼
- [メルセデス]
- あら、そろそろお茶が沸いた頃かしら。
ごめんなさい、少し席を外すわね~。▼
(メルセデスが立ち去る)
- [リシテア]
- ちょっ、待ちなさい、あんた!▼
……はっ。わたしとしたことが、
つい熱くなってしまったわ。▼
うう、でもあのお菓子、
やっぱり気になる……!▼
支援B†
- [リシテア]
- うーん……こうすれば……
いや、ああすれば……。▼
- [メルセデス]
- あら、リシテア~。
厨房にいるなんて珍しいじゃない。▼
- [リシテア]
- メルセデスこそ、
こんな時間に何しに来たんです?▼
- [メルセデス]
- ふふ、軍のみんなに
お菓子を焼いてあげようと思って~。▼
- [リシテア]
- なるほど……甘いお菓子で
兵の士気を上げようというわけですね。▼
それなら、わたしも手伝いますよ。
あんた一人じゃ、到底回らないでしょう?▼
- [メルセデス]
- そうねえ……じゃあ、頼んでもいいかしら?
まずは果物の皮剥きを……あら?▼
- [リシテア]
- どうしたんです?▼
- [メルセデス]
- この果物、ほとんど傷んじゃってるわ~。
香りづけに使おうと思ったのに……。▼
勝手に買いに行くわけにもいかないし、
果物は諦めたほうがよさそうね~……。▼
- [リシテア]
- メルセデス、一応聞きますけど、
今、厨房でお菓子に使える材料は何ですか?▼
- [メルセデス]
- ええと、卵と小麦粉とお砂糖と……
それから少しだけれど、種油があったわ。▼
- [リシテア]
- 代わり映えしない材料しかないなら、
作り方のほうを工夫すればいいんです。▼
- [メルセデス]
- 工夫?
何かいい案があるのかしら~。▼
- [リシテア]
- そうですね……例えばほら、
鍋に入れた砂糖をよく煮詰めて……。▼
- (暗転)
- [メルセデス]
- ありがとう、リシテア。
おかげでみんなに楽しんでもらえたわ。▼
二つに割ったらお砂糖の蜜が出てくるなんて
とっても素敵な発想ね~。▼
- [リシテア]
- ふふ、わたしの自信作ですからね。
……でも、半分はメルセデスのおかげ。▼
- [メルセデス]
- まあ、私の?
確かに、作るのは手伝ったけれど……。▼
- [リシテア]
- この前、あんたがくれた虹色の焼き菓子。
あれがどうにも忘れられなくて……▼
もっと美味しいお菓子を作ってやろうと、
休憩時間にお菓子の研究を始めたんです。▼
それで思いついたんだから、
あんたのおかげでも間違いじゃないでしょ。▼
- [メルセデス]
- リシテア……でも、訓練で忙しいのに
しっかり休まなくて大丈夫なの~?▼
- [リシテア]
- 作るのだって、気分転換になりますし。
忙しいからこそ、お菓子は必要なんです。▼
- [メルセデス]
- ふふっ……そう。
あなたなりの休み方を見つけたってことね。▼
- [リシテア]
- はい。体を鍛えたり、魔法を覚えたり
日々の訓練も、もちろん大事ですけど……▼
時にはこうして休憩を挟んだほうが、
訓練もはかどるって気づいたんです。▼
- [メルセデス]
- あらあら。
リシテア、あなた本当に変わったわね~。▼
余裕が出てきたというか、
前よりも、お姉さんになった気がするわ。▼
- [リシテア]
- お姉さんって……
わたし、最初からお姉さんですし。▼
- [メルセデス]
- う~ん……もっと大人の女性?
じゃあ、お母さんかしら~?▼
- [リシテア]
- それはちょっと違う気も……まあいいです。
そういうことにしておいてあげます。▼
- [メルセデス]
- ねえリシテア、またお茶会をしない?
あなたのお菓子、他にも食べてみたいわ~。▼
- [リシテア]
- たまにならいいですよ。メルセデスからは、
有意義な助言も貰えそうですしね。▼
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Last-modified: 2022-09-02 (金) 16:32:02