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ローレンツ†
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- [ローレンツ]
- ……ううむ。
 僕もそろそろ決めなくては……。▼
 
- [ヒルダ]
- あれー? ローレンツくん、どうしたの?
 すごく難しい顔してるねー。▼
 
- [ローレンツ]
- ……ん?
 ああ、ヒルダさん。▼
 
- [ヒルダ]
- ちゃんと休んでるー?
 あんまり根詰めて考えても疲れちゃうよー。▼
 
- [ローレンツ]
- お気遣いに感謝する。
 だが、そうも言ってはいられないのだよ。▼
 これは内々の話なのだが……、どうやら
 父は僕に爵位を譲りたがっているようでね。▼
 ということはだ、僕は妻となる相手を
 見つけなければならない。これは急務だ。▼
 
- [ヒルダ]
- それは大変そうだけど……
 難しい顔して考えてたのは、そんなこと?▼
 悩まなくたって、ローレンツくんなら、
 すぐに良い人が見つかると思うよー。▼
 
- [ローレンツ]
- それはどうかな。グロスタールは名家だ。
 その妻ともなると条件も厳しい……▼
 相手にも、僕と共に重責を背負い、誇り高き
 貴族として生きることを求めねばならない。▼
 そんな女性がいればいいのだが……
 そういえば、ゴネリル家はどうなんだ?▼
 
- [ヒルダ]
- あたしの家?▼
 
- [ローレンツ]
- ああ、君のお父上はホルスト卿を嫡子と
 定めている。近いうちに爵位を譲るのか?▼
 そうなった時、君は去就をどうするのかと
 思ってね。▼
 
- [ヒルダ]
- ええ? 急に言われてもなー。
 兄さんのこととあたしは関係ないでしょ?▼
 でも、そうだなー……思い切って、
 旅にでも出ちゃおうかな?▼
 各地を旅して、景色を見たり、
 美味しいもの食べたり……。▼
 もちろんそんなの、この戦争が終わって、
 落ち着いてからの話だけどねー?▼
 
- [ローレンツ]
- 旅、か……意外な答えだな。▼
 しかし、お父上やホルスト卿の
 了承を得るのは容易ではあるまい。▼
 旅には危険が伴うし、風土病やその土地を
 治める者との軋轢なども考えられる。▼
 君の性格的にも、一つのところに腰を据えて
 好きなことをやるほうが合っていそうだが。▼
 
- [ヒルダ]
- 確かにそれはそうなんだけどね、
 その時しかできないことってあるじゃない?▼
 何だかんだ言って、父さんも兄さんも
 あたしには甘いから、何とかなるよー。▼
 あ、でも、旅の行き先は、
 暑すぎても寒すぎてもダメかなー。▼
 あたしって両方とも苦手だし……。▼
 
- [ローレンツ]
- ふむ……ならば、ちょうどいい場所を
 僕は知っている。▼
 領内には森や大河など多くの景観を持ち、
 一年を通じて過ごしやすい気候であり……▼
 ゴネリル領から程近いため、君の家族も
 安心てきる、素晴らしい場所だ。▼
 
- [ヒルダ]
- もしかしてそれって……。▼
 
- [ローレンツ]
- もうおわかりかな?
 我がグロスタール領だよ、ヒルダさん。▼
 
- [ヒルダ]
- そうねー。行き先の一つには、
 考えてあげといてもいいかな。▼
 
ラファエル†
支援C†
(※支援会話なし)
支援B†
- [ヒルダ]
- ラファエルくん、怪我は大丈夫ー?▼
 
- [ラファエル]
- おう、ヒルダさん。オデは平気だ。
 ほら、こんくれえ何ともねえぞ!▼
 
- [ヒルダ]
- そっか、良かったー。
 あんまり無理しちゃ駄目だからねー?▼
 
- [ラファエル]
- おう。
 ヒルダさん、心配してくれてありがとな!▼
 
- [ヒルダ]
- それにしても、
 今日のラファエルくん、凄かったよねー。▼
 勇敢というか、向こう見ずというか、
 見てたら兄さんを思い出しちゃった。▼
 
- [ラファエル]
- おお、ホルストさんのことか?
 嬉しいけど、オデじゃ全然、敵わねえよ。▼
 ホルストさんは強えし、得物は何でも
 使えるし、何より筋肉がとんでもねえんだ。▼
 たぶん毎日激しくいじめてんだろうなあ。
 オデもホルストさんみてえになりてえよ。▼
 
- [ヒルダ]
- 確かにしょっちゅう鍛えてはいるかな。
 ラファエルくんと気が合いそー。▼
 
- [ラファエル]
- ああ、それに強えだけじゃなくて、
 家族が大事ってとこもオデは好きだぞ。▼
 
- [ヒルダ]
- 家族がでーじ、ねえ。
 あたしにはちょっと重く感じるけど……。▼
 
- [ラファエル]
- そんなこと言うもんじゃねえぞ。
 妹思いの良い兄ちゃんじゃねえか。▼
 この前ホルストさんに会った時も、
 お互いに妹の話で盛り上がったんだ。▼
 
- [ヒルダ]
- ええー、あたしの話も出たってこと?
 変なこと言ってなきゃいいけど。▼
 
- [ラファエル]
- 変なことなんて言わねえよ。そん時ゃ、
 妹の寝顔は可愛いって話をしたんだ。▼
 夜眠れないってぐずった妹にせがまれて、
 昔よくオデが寝かしつけてたんだけど……▼
 話の途中で、急にコトっと寝ちまうんだ。
 それがすげえ可愛くてなあ。▼
 そしたら、ホルストさんが、昔はヒルダさんも
 よくぐずって自分に……▼
 
- [ヒルダ]
- ちょーっと! ちょっと!
 あたしの話は大丈夫!▼
 恥ずかしいから、わざわざ話してくれなくて
 いいのよ、ラファエルくん!▼
 
- [ラファエル]
- そうかあ?
 ほっこりする話だったけどなあ。▼
 そんで、オデと妹は離れて暮らしてて
 寂しいって言ったら……▼
 ホルストさんは妹と同じ軍にいても、
 なかなか一緒に動けず寂しいって……。▼
 それでも、お互いの妹を絶対に
 守り抜こうって約束したんだ。▼
 
- [ヒルダ]
- えー!?
 二人でそんな約束したのー?▼
 兄さんったら、ホントにいつまでも
 そんなんなんだから……。▼
 妹思いの同志が出来て、兄さんが
 ますます過保護になったらどうしよう……。▼
 
- [ラファエル]
- ホルストさんって過保護か?
 オデにはよくわかんねえけど。▼
 
- [ヒルダ]
- これでもおとなしくなったほうなのよね。
 節に何度も手紙を送る必要もないし。▼
 けど、バル兄から聞いた話じゃ……▼
 あたしに結婚相手が現れたら、
 自分が見定める!って言ってるとか……。▼
 
- [ラファエル]
- それ、オデは妹に言われてるぞ。▼
 オデが結婚する相手は、
 自分が認めた人じゃないとダメだって。▼
 
- [ヒルダ]
- あはは……そこは兄妹、
 うちとは正反対なんだねー?▼
 
イグナーツ†
支援C†
(※支援会話なし)
支援B†
- [イグナーツ]
- ………………。▼
 うーん……?
 いつの間に寝ちゃったんだろ……。▼
 ………………?
 あれ? 眼鏡がない!▼
 どこに置いたんだっけ……?
 しまったなあ……。▼
 
- [ヒルダ]
- ……ん?
 あの人、見慣れない顔ね。▼
 
- (暗転)
- [ヒルダ]
- あのー、初めまして。
 何かお困り事ですかー?▼
- [イグナーツ]
- ……えっ?
 もしかして、ヒルダさんですか?▼
 
- [ヒルダ]
- その声……もしかしてイグナーツくん!?
 え、ホントに……?▼
 
- [イグナーツ]
- そうですけど……?
 あ、眼鏡をかけてないから……。▼
 
- [ヒルダ]
- うん、知らない人かと思っちゃった。
 で、眼鏡はどうしたの?▼
 
- [イグナーツ]
- それが、さっきまでそこの椅子で
 眠ってしまっていて……。▼
 その前に外したみたいなんですが、
 どこに置いたのか覚えていないんです。▼
 
- [ヒルダ]
- あらまー、相当疲れてたのねー。
 仕方ない、あたしも捜してあげるよー。▼
 
- [イグナーツ]
- あ、ありがとうございます……。▼
 
- [ヒルダ]
- どうせこの辺りにあるんだろうし、
 二人で捜せば、すぐに見つかるでしょ。▼
 イグナーツくんは眼鏡がないと、
 どんな感じに見えるの?▼
 
- [イグナーツ]
- そうですね……。
 何もかもがぼやけて見えます。▼
 近くに知り合いがいても、顔どころか、
 それが人かどうかもわからないくらいで。▼
 
- [ヒルダ]
- そんなにー? じゃあ早く見つけなきゃね。
 ……うーん、どこにあるんだろー?▼
 ねえ、イグナーツくん、
 どこに置いたか、本当に覚えてないの?▼
 
- [イグナーツ]
- はい、たぶん疲れ過ぎてて、
 無意識で外したんじゃないかと……▼
 
- (暗転)
- [ヒルダ]
- あっ! これかな?▼
 はい、眼鏡。
 そこの隙間に入っちゃってたみたい。▼
 
- (暗転が終わる)
- [イグナーツ]
- ありがとうございます、ヒルダさん!▼
 
- [ヒルダ]
- どういたしまして。
 見つかって良かったよー。▼
 イグナーツくんって、眼鏡かけてる時と
 かけてない時で全然、印象が違うのねー。▼
 
- [イグナーツ]
- そ、そうですか……?▼
 
- [ヒルダ]
- うん。声でイグナーツくんだって
 わかった後も、しっくり来なくて……。▼
 見知らぬ男の人と二人きりって感じで、
 そわそわして落ち着かなかったもん。▼
 
- [イグナーツ]
- あははは……すみませんでした。▼
 
- [ヒルダ]
- まあ、眼鏡を外した顔も
 そんなに悪くはなかったけど……。▼
 やっぱりイグナーツくんには眼鏡が似合うよ。
 もう失くさないように気をつけてねー?▼
 
- [イグナーツ]
- はい、ありがとうございます。▼
 
リシテア†
支援C†
(※支援会話なし)
支援B†
(※支援会話なし)
支援A†
- [ヒルダ]
- あっ、リシテアちゃん。
 今、休憩中ー?▼
 
- [リシテア]
- ヒルダですか。
 ええ、魔法の研究が一段落したので。▼
 
- [ヒルダ]
- 研究熱心ねー。
 休憩中なら、少しお話しない?▼
 
- [リシテア]
- ええ、どうぞ。▼
 
- [ヒルダ]
- それじゃ、遠慮なく。▼
 
- [リシテア]
- ホルストさんのこと、聞きましたよ。
 前回の戦いで、また活躍したとか。▼
 本当に武勇に優れたお兄さんで、
 戦果の話が尽きませんね……。▼
 
- [ヒルダ]
- そうねー。
 妹としては、心配のほうが大きいけど。▼
 もう、ゴネリル家の当主なんだから、
 無茶はしないでほしいなー。▼
 
- [リシテア]
- 戦争中は仕方ないですよ。他の諸侯も皆、
 ホルストさんを頼みにしているんですから。▼
 強くて立派な当主がいて羨ましいです。
 ゴネリル家は、この先も安泰ですね。▼
 
- [ヒルダ]
- 安泰、なのかなー。そういえば、
 兄さんから結婚の話を聞かないのよね。▼
 気になる人とかいないのかしら?
 そこも不安といえば不安ね……。▼
 
- [リシテア]
- ヒルダのことが心配で、
 それどころではないんじゃないかしら。▼
 
- [ヒルダ]
- まあ、兄さんは人気者だし、
 たぶん大丈夫でしょー。▼
 リシテアちゃんはどうなの?
 爵位を継ぐ話も、浮いた話も聞かないけど。▼
 
- [リシテア]
- 浮いた話って……まあわたしは頼れる人も
 いませんし、一人で頑張ってますけど。▼
 
- [ヒルダ]
- ええー? ダメよ、一人で頑張っちゃ。
 誰かに頼らなきゃ。▼
 
- [リシテア]
- でも、これまで苦労してきた両親には
 迷惑をかけたくありませんし……。▼
 
- [ヒルダ]
- ふうん……。
 それなら、あたしとかどうかなー?▼
 
- [リシテア]
- ……は? どういうことでしょう。▼
 
- [ヒルダ]
- あたしって家督を継ぐ必要もないから、
 将来はある意味、自由でしょ?▼
 リシテアちゃんみたいな可愛い女の子の
 ためなら、頑張っちゃうから!▼
 
- [リシテア]
- ヒルダを頼れってことですか?
 そんなこと、急に言われても……。▼
 
- [ヒルダ]
- まあ、急に家族みたいには
 頼れないと思うけどさー。▼
 段階を踏んで、徐々に慣れていけば
 いいんじゃないかなー?▼
 
- [リシテア]
- 段階を踏むって、どういうことです?▼
 
- [ヒルダ]
- ほら、まずは家族みたいに一緒に暮らして
 みるとか、それで一緒に寝てみるとか?▼
 
- [リシテア]
- は……?▼
 わっ!
 ヒルダ、何ですか、急に……!▼
 
- [ヒルダ]
- 頑張ってるリシテアちゃんを、
 褒めようかなって思って。▼
 あたしを本当のお姉ちゃんだと思って、
 甘えていいんだよー? ほらほら。▼
 
- [リシテア]
- それはただの子ども扱いでは……。▼
 ……でも、こういうのは、悪くないですね。
 心が温まります……。▼
 
- [ヒルダ]
- もう、可愛いなー、リシテアちゃんは!▼
 
マリアンヌ†
支援C†
- [ジュディット]
- ヒルダ、あんたは要領のいい子だと
 思ってるけど、今回ばかりは不運だったね。▼
 ただ、誰にも任せるにしても責任を負うのは
 あんたなんだから、気をつけないと。▼
 
- [ヒルダ]
- ……はい。
 すみませんでした……。▼
 
- [ジュディット]
- 今回はその責任を取って、
 最後まであんたがやること。▼
 ……とはいえ、この量はねえ。▼
 ああ、マリアンヌ。
 ちょっといいかい?▼
 
- [マリアンヌ]
- は、はい。
 何でしょうか……?▼
 
- [ジュディット]
- 今、時間はあるかい? 悪いけど、
 ヒルダを手伝ってやってほしいんだ。▼
 
- [マリアンヌ]
- ヒルダさんのお手伝い、ですね。
 わかりました、大丈夫です……。▼
 
- [ジュディット]
- ありがとう。マリアンヌ。
 それじゃ、よろしく頼むよ。ヒルダもね。▼
 
- (ジュディットが立ち去る)
- [ヒルダ]
- はあ……。やっちゃったなあ。
 ヒルダちゃんらしくない失敗……。▼
 ごめんねー、マリアンヌちゃん。
 巻き込んじゃって……。▼
 
- [マリアンヌ]
- いえ……。
 あ、あの、何をすればいいんでしょうか?▼
 
- [ヒルダ]
- それじゃあ、この辺りにある武具を
 種類ごとにまとめてくれるかなー?▼
 あたしはまず、使えるものと壊れてるものを
 分けていくからー。▼
 本当は箱ごとに種類を分けて、
 選ばなきゃいけなかったんだけど……▼
 情報の伝達不足で、ごっちゃんごっちゃんに
 なっちゃったのよ……!▼
 
- [マリアンヌ]
- わかりました……。▼
 
- (暗転)
- [ヒルダ]
- マリアンヌちゃん、どうかなー?
 ……って、さっきよりも酷くなってない!?▼
 
- [マリアンヌ]
- すみません……細かく種類を分けていたら、
 収拾がつかなくなってしまって……▼
 
- [ジュディット]
- ヒルダ、マリアンヌ!
 進んでるかい? ちょっと休憩しなよ。▼
 
- [ヒルダ]
- まずっ!
 ジュディットさんだー!▼
 
- [ジュディット]
- これは……どういう状況なんだい。
 さっきよりも散らかってる……よね?▼
 
- [マリアンヌ]
- あ、あの、これは……。▼
 
- [ヒルダ]
- ごめんなさい、ジュディットさん!
 あたしが散らかしちゃったんです。▼
 せっかく整理してたのに、転んだ拍子に、
 盛大にぶちまけちゃって……えへへ。▼
 
- [ジュディット]
- ………………。
 そうか……。▼
 ヒルダ、責任を取れとはいったけど、
 何でもかんでも背負いこむんじゃないよ。▼
 
- [ヒルダ]
- は、はいー。
 気をつけます。▼
 
- [マリアンヌ]
- ………………。▼
 
- [ジュディット]
- とりあえず、一息入れるかい?
 その後で皆で片づけることにするかね。▼
 
- (ジュディットが立ち去る)
- [マリアンヌ]
- ヒ、ヒルダさん、ごめんなさい……。
 私のせいで……。▼
 
- [ヒルダ]
- ううん、気にしないでー。
 元はと言えば、あたしが悪いんだし。▼
 ほら、ジュディットさんが呼んでるから、
 一息入れに行こ? お茶が飲みたいなー。▼
 
- [マリアンヌ]
- は、はい……。
 ありがとうございます、ヒルダさん。▼
 
支援B†
(※支援会話なし)
支援A†
- [ヒルダ]
- あっ、マリアンヌちゃーん!▼
 珍しいねー。このくらいの時間は
 礼拝堂にいるかと思ってたー。▼
 
- [マリアンヌ]
- は、はい……今日はいつもより早めに
 お祈りをしてきました。▼
 
- [ヒルダ]
- そうなんだー。マリアンヌちゃんは
 毎日欠かさずお祈りしてて偉いねー。▼
 
- [マリアンヌ]
- いえ……私にできることなんて、
 限られていますから……。▼
 せめて皆さんの分も、主に祈りを
 捧げておこうかと……。▼
 
- [ヒルダ]
- えー? そんなこと考えてたの?▼
 マリアンヌちゃんにしかできないこと、
 いっぱいあると思うけどなー。▼
 
- [マリアンヌ]
- そうでしょうか……。▼
 
- [ヒルダ]
- うんうん!▼
 
- [マリアンヌ]
- ………………。
 ……あ、あの、ヒルダさん。▼
 どうしてこんなに、私のことを
 気にかけてくださるんですか……?▼
 
- [ヒルダ]
- んー? どういうことー?▼
 
- [マリアンヌ]
- ヒルダさんは、私以外にもたくさん
 仲の良い人がいるのに……▼
 私にばかり優しくしてくれているような……。▼
 前にジュディットさんに叱られそうに
 なった時も、私の代わりに……。▼
 
《ジュディット生存時?》
- [ヒルダ]
- そんなこともあったかなー。
 忘れちゃったー。▼
 
《ジュディット死亡時?》
- [ヒルダ]
- そんなこともあったねー。
 ジュディットさん、懐かしいな……。▼
 
- [マリアンヌ]
- はい……。▼
 
- [ヒルダ]
- でも庇った理由は忘れちゃったなー。
 そんなに気になる?▼
 
《共通》
- [マリアンヌ]
- はい、ずっと不思議に思っていました……。
 どうしてって……。▼
 
- [ヒルダ]
- 優しくしたくなっちゃうから、してるだけ。
 だから、別に気にしないでいいのにー。▼
 あたしね、マリアンヌちゃんが
 いてくれるだけで凄く助かってるんだー。▼
 いつも助けてもらってるから、
 そのお礼ってことで、よくない?▼
 
- [マリアンヌ]
- わ、私がヒルダさんを……?▼
 
- [ヒルダ]
- うん! あたしにとって、
 マリアンヌちゃんは心の支えだよー。▼
 こうやって、あたしの側で、
 静かにあたしの話を聞いてくれて……▼
 何気ない言葉で助けてくれて、
 優しい笑顔で癒やしてくれる。▼
 そういう小さな積み重ねで、ヒルダちゃんの
 心はばっちり支えられているのよー。▼
 
- [マリアンヌ]
- 小さな、積み重ねで……。▼
 私がヒルダさんの心を支えているなんて、
 そんなこと想像もしていませんでした……。▼
 いつも私ばかり、支えられて……って
 思っていたのに……。▼
 ……ヒルダさん、ありがとうございます。
 あなたの言葉で何だか救われた気がします。▼
 これからも、ヒルダさんのこと、
 ずっと支えていきますね。▼
 
- [ヒルダ]
- あたしも! やっぱり
 マリアンヌちゃんには笑顔が一番よー。▼
 
レオニー†
支援C†
- [レオニー]
- 誰かいないかなー。▼
 
- (ヒルダが現れる)
- [レオニー]
- おっ、ヒルダ!
 ちょうどいいや。▼
 
- [ヒルダ]
- ちょうどいいって、何がー?▼
 
- [レオニー]
- これからもうひと訓練って思ったんだけど、
 相手が見つからなくてね。▼
 ヒルダなら申し分ないや。
 頼めないか?▼
 
- [ヒルダ]
- ええー、こんな時間からー!?
 レオニーちゃんってほんと頑張り屋さんね。▼
 
- [レオニー]
- ちょっと思いついた動きがあるんだよ。
 試すのに相手が必要でさ。▼
 
- [ヒルダ]
- あたしはもう体を拭いちゃったから、
 卿は汗かくことはしたくないなー。▼
 
- [レオニー]
- ふーん……。▼
 ……なんか良い匂いがする。▼
 
- [ヒルダ]
- でしょー?
 花を原料にした香油を使ってるんだー。▼
 別の花を使った、他の香の香油もあって、
 その時の気分や状況で使い分けてるのー。▼
 
- [レオニー]
- へえ。
 凄いなあ、ヒルダは▼
 
- [ヒルダ]
- あ、今、よくやるよ、とか思ったでしょー。
 香りを馬鹿にしちゃダメよー?▼
 香り一つで、心の持ちようだって
 変わるんだから。▼
 
- [レオニー]
- うーん、わたしには縁がなさそうだな。
 頻繁に体を動かしてるからさ。▼
 香油をつけたとしても、
 汗ですぐに落ちちゃうだろ?▼
 
- [ヒルダ]
- 逆よー、そういう人こそつけなきゃ。
 飛び散る汗が良い匂いになるじゃない!▼
 レオニーちゃんは可愛いんだから、
 もったいないなー。▼
 
- [レオニー]
- そ、そうか……?
 そんなこと初めて言われたよ。▼
 
- [ヒルダ]
- ねー、折角だから、
 レオニーちゃんもつけてみない?▼
 今からあたしの部屋に行こうよ!
 あたしがつけてる香油も置いてあるからー。▼
 
- [レオニー]
- い、いや、わたしがつけても
 似合わないから……。▼
 
- [ヒルダ]
- そんなことないよ。
 レオニーちゃんなら似合うってー。▼
 
- [レオニー]
- い、いいってば。さっさと訓練に
 行かないと夜も更けちまうし。▼
 
- [ヒルダ]
- そう? 残念ねー……。
 それなら明日、渡すから。楽しみにしてて!▼
 
- [レオニー]
- 何でわたしが香油を使うのが
 当然みたいな流れに……?▼
 ……まあいいや。
 それじゃ、わたしは行くからな。▼
 
- (レオニーが立ち去る)
- [ヒルダ]
- レオニーちゃん、お洒落したら
 もっと可愛くなるだろうなー。▼
 
支援B†
- [レオニー]
- やっぱり違和感あるなあ……。
 つけ過ぎたか?▼
 ………………。▼
 んー……? 嫌いじゃないんだけど、
 良い匂いなのか、よくわからないな……。▼
 
- [ヒルダ]
- あ、レオニーちゃん。
 何して……あれ?▼
 ……香油つけてくれたんだ!
 良い香りがするー。▼
 
- [レオニー]
- この匂いに一瞬で気づくなんて、
 凄いな、ヒルダ……。▼
 だけどこれ、あんたが使ってるのとは
 随分、違う気がするんだけど……。▼
 わたしのつけ方が悪いのかな?▼
 
- [ヒルダ]
- あ、違う違う。それはあなたの印象に
 合わせて作った香油なの。▼
 もちろん、あたしがつけてるものでも
 良かったんだけど……▼
 あなたにぴったりな匂いがあると思って、
 いろいろ試して用意したんだー。▼
 だから、それはレオニーちゃん専用。
 世界に一つだけの、香油よー。▼
 
- [レオニー]
- うへえ……そう聞くと畏れ多いな。
 専用の香油って、なんて贅沢だよ。▼
 折角、作ってもらって悪いけど、
 わたしには縁遠いものだった気がする……。▼
 
- [ヒルダ]
- そう取っちゃうかー。
 気にしなくていいのに、レオニーちゃん。▼
 世界に一つだけっていうのは、
 貴重って意味じゃなくて……▼
 あたしがあなたのために、真心を込めて
 作った唯一のものっていうか。▼
 その、あたしの気持ちが特別なんであって、
 むしろあなたに使ってもらわないと……▼
 
- [レオニー]
- う、うん。▼
 
- [ヒルダ]
- あははは、なんだか告白みたいに
 なっちゃったけど、そんな感じなんだよ!▼
 
- [レオニー]
- わ、わかった。
 なら、遠慮なくつけさせてもらうよ。▼
 
- [ヒルダ]
- うん、そうして!
 ……あ、そうだ!▼
 香油を使ってやりたいことがあったの。
 レオニーちゃんにお願いしようかな。▼
 
- [レオニー]
- お願い?
 この際、何でも聞いてやるよ。▼
 
- [ヒルダ]
- ほんと? 嬉しいな。あたしとあなたで、
 それぞれ別の香油をつけて……▼
 二人が揃うとお互いの匂いが混ざって、
 もっと良い香りになるっていう感じなの。▼
 
- [レオニー]
- へえ、そんなことできるのか。
 よく思いつくなあ。▼
 
- [ヒルダ]
- ふふーん、いい考えだと思わないー?▼
 
- [レオニー]
- いいけど……二人の匂いが混ざるって、
 よく考えるとめちゃくちゃ恥ずかしいな。▼
 
- [ヒルダ]
- そ、そこはほら、あんまり気にしない
 方向でー。▼
 
- [レオニー]
- 気にするなって言われても、
 なんかこう照れくさいっつーかさ。▼
 
- [ヒルダ]
- もう、改めて口にされると
 余計に恥ずかしくなるじゃないー。▼
 とにかく、今度やるから!
 よろしくねー?▼
 
- [レオニー]
- ああ、こうなったらとことん付き合うよ。
 楽しみにしとくから。▼
 
ホルスト†
支援C†
(※支援会話なし)
支援B†
- [ホルスト]
- はっ、たっ、やあっ!▼
 
- [ヒルダ]
- ………………。▼
 
- [ホルスト]
- そこにいるのは、ヒルダだな?▼
 
- [ヒルダ]
- わっ! びっくりした。
 兄さん、あたしに気づいてたの?▼
 
- [ホルスト]
- 我が愛しの妹の気配に気づかぬはずもない。
 私の心は常に研ぎ澄まされているからな。▼
 地道に鍛錬を積めば誰でもできる芸当だ。
 おまえも試してみたらどうだ?▼
 
- [ヒルダ]
- あたしが地道な努力とかすると思うー?
 そういうの、ほんっと苦手だから。▼
 いつもやってる鍛錬だって、
 やらなくていいならやりたくないしー。▼
 
- [ホルスト]
- はっはっは! おまえは努力せずとも優秀な
 天才肌だからな。その才能が眩しいよ。▼
 そうだ、折角一緒にいるのだ。
 昔のように、少し鍛錬に付き合わないか。▼
 
- [ヒルダ]
- 昔って……兄さんがあたしを背負って
 屈伸するやつのことでしょ……?▼
 嫌だよー。小さい頃は楽しかったけど、
 今は流石に恥ずかしいって。▼
 
- [ホルスト]
- そうか。それは残念だな。▼
 
- [ヒルダ]
- そういえば、兄さんはいつまで
 あたしたちと一緒にいるのー?▼
 
- [ホルスト]
- いられる限りはいるつもりだ。円卓会議が
 催されるたびに出てくるのも大変なんでな。▼
 パルミラに何か怪しい動きがあれば、
 すぐにでも戻らねばなるまいが……。▼
 
- [ヒルダ]
- ふうん……別にあたしがここにいるから、
 兄さんもいてくれるってわけじゃないんだ?▼
 
- [ホルスト]
- 何だ、不満か? そういう過保護なことを
 言うと、おまえはいつも嫌がるじゃないか。▼
 無論ここにおまえがいるのが最大の理由だ。
 私がいる限り、おまえの身は私が守り抜く!▼
 ついでに、おまえに言い寄る不届き者どもも
 成敗してやらねばなるまい。はっはっはっ!▼
 
- [ヒルダ]
- えーと、それは遠慮したいなー。
 誰もあたしに寄りつかなくなっちゃう。▼
 でも、あたしのこともちゃんと考えて
 くれてたんだね。ちょっと嬉しいかも。▼
 
- [ホルスト]
- ああ。それに……ここいいる理由は
 実は他にもあるのだ。▼
 
- [ヒルダ]
- 他の理由って?▼
 
- [ホルスト]
- ベルグリーズ伯のような一流の武人と
 剣を交える機会は、そうあるまい?▼
 真の武勇とは、強者との命を懸けた
 戦いでこそ磨かれるものなのだ。▼
 この先、そんな猛者たちと相まみえることが
 できるのだと思うと、身震いが止まらん!▼
 
- [ヒルダ]
- はあ、なるほどねー……。▼
 結局、それが一番の理由なんでしょう?
 はいはい、わかりましたーっと。▼
 
- [ホルスト]
- いや、誤解するな。何よりも大切なのは
 言うまでもなく我が愛しの妹だ!▼
 
- [ヒルダ]
- いいから、いいから。
 それじゃ、鍛錬頑張ってねー。▼
 
- (ヒルダが立ち去る)
- [ホルスト]
- 待て、待ってくれ、我がヒルダよ!
 戻ってきてくれーっ!▼
 
支援A†
- [ホルスト]
- ふむ。こんなところだろうか。
 ヒルダ、そちらはどうだ?▼
 
- [ヒルダ]
- うん。あたしのほうも準備できたよー。▼
 ささやかな料理しか作れなかったけど、
 戦いの合間だし、仕方ないわよねー。▼
 
- [ホルスト]
- ああ、宴は料理の質で決まるものではない。
 勝利を祝う気持ちを共有するのが第一だ。▼
 
- (二人の連邦国将が現れる)
- [連邦国将]
- ホルスト殿、先の戦いもご活躍でしたね!
 フォドラで貴方に敵う者はいませんよ!▼
 
- [連邦国将]
- まったくです。私も貴殿のように
 なれたらいいのですが……。▼
 
- [ホルスト]
- いや、私だけの力ではない。
 皆の力があってこそだ。▼
 
- [ヒルダ]
- ………………。▼
 ……やっぱり兄さんは凄いなあー。
 今回も大活躍だったし、きっと宴の主役ね。▼
 昔から真面目で努力家で才能に溢れてて、
 あたしとは大違い……。▼
 
- [ホルスト]
- ……さて、それでは始めよう! 今回の
 勝利の立役者であるヒルダを祝する宴を!▼
 
- [ヒルダ]
- ……へっ?▼
 
- [連邦国将]
- ヒルダ殿、すべての兵を代表して
 感謝の意を申し上げます!▼
 貴女の咄嗟の対応がなければ、
 我らは生きて帰れなかったでしょう!▼
 
- [連邦国将]
- 今回ばかりはホルスト殿も、ヒルダ殿に
 頭が上がりませんなあ。はっはっはっ。▼
 
- [ヒルダ]
- あたしが立役者って、どういうこと?
 宴の主役は兄さんじゃないの?▼
 
- [ホルスト]
- 何を言っている。今回はおまえの活躍を
 皆で祝うための宴だぞ!▼
 
- [ヒルダ]
- だって……あたし、何かしたっけー?
 前線には出たけど、苦戦して引き返して……▼
 
- [ホルスト]
- その途上で追撃してきた敵を発見し、討った
 だろう? あれが、敵の総大将だったのだ!▼
 おかげでその後、敵軍は総崩れ。我らは
 攻勢に転じて勝利を掴むことができた。▼
 
- [ヒルダ]
- あの人、総大将だったの?
 そんなに強くなかったけどなー。▼
 振り向きざまに、えいってやったら、
 一発で倒れちゃったしー。▼
 
- [ホルスト]
- はっはははは。おまえは自分の強さに
 いまだ気づいてないらしいな。▼
 
- [連邦国将]
- ゴネリル家にあっては、ホルスト殿を除き
 ヒルダ殿に勝てる者など一人もいません。▼
 
- [連邦国将]
- 皆、ヒルダ殿を頼りにしているのです。
 これからも頼みますぞ!▼
 
- (暗転)
- [ヒルダ]
- はあー、みんなに褒められて楽しかった。
 でも、なんで宴を開いてくれたのー?▼
 普通にあたしを褒めてくれたら、
 それだけで別によかったのにー。▼
 
- [ホルスト]
- ヒルダ、おまえはいつも兄である私を立て
 自分のことを誇ることがない。▼
 私は、おまえにもっと自分を誇ってほしい。
 誇るだけの力をお前は持っているのだから。▼
 そして皆にも、おまえの素晴らしさを
 知ってもらいたいのだ!▼
 そのための宴だ。今回はささやかだったが、
 次回はもっと盛大にやろうではないか!▼
 
- [ヒルダ]
- ……それ、誰が準備するの? 今回だって、
 ほとんどあたしがやったんですけどー。▼
 
- [ホルスト]
- いや、食材さえ用意できれば、
 次は私が自慢の得意料理を振る舞おう。▼
 
- [ヒルダ]
- 得意料理って、またあの、どこで拾ったか
 わからない……▼
 
- [ホルスト]
- 楽しみにしていてくれ、我が愛しの妹よ!
 はっはっはっはっはっ!▼
 
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Last-modified: 2022-07-02 (土) 17:58:24