会話集/章別会話
EP.9 星辰の節 涙のわけ†
オープニング†
ナレーション†
透き通った冬の空に、星辰が瞬く。
青海の星はその姿を隠し、
女神は遠く天上から、
地上の平穏を祈るという。
ガルグ=マク大修道院では、
落成を記念する周年祭が今年も行われ、
5年後の千年祭に向け、
人々の祈りは大きくなってゆく。
廃墟となった礼拝堂†
(謁見の間 昼)
- [レア]
- 今節は舞踏会が予定されています。
生徒たちも楽しみにしていることでしょう。▼
- [セテス]
- しかし浮ついてばかりいられては困る。
課題にはいつもどおり取り組んでもらう。▼
- [セテス]
- その課題だが……使われていない礼拝堂に
何者かが侵入した痕跡がある。▼
《選択》
- [レア]
- かつて大修道院を改修した際に、
仮の聖堂として使われていた建物です。▼
- [レア]
- いえ、貴重な品など何もない建物です。
侵入した目的はわかっていません。▼
《共通》
- [セテス]
- そこで、君の学級の今節の課題は、
礼拝堂の警戒及び侵入者の調査とする。▼
聖教会を取り巻く情勢が不穏な昨今、
些細な異常も見逃すわけにはいかないのだ。▼
- [レア]
- 万一の場合に生徒の安全を確保できるよう、
騎士団の実力者にも支援を命じてあります。▼
《選択》
- [ジェラルト]
- 騎士団の実力者ジェラルト=アイスナー、
ただ今、参上しました。▼
- [レア]
- 折角の機会、たまにはゆっくりと親子で
語らってはどうですか、ジェラルト。▼
- [ジェラルト]
- はは……お気遣いいただき、どうも。▼
- [セテス]
- ただし、ジェラルトさんには、
別の任務もある。▼
それが片づいてから、君の支援に
回ってもらう予定だ。▼
- [ジェラルト]
- そういうわけで、しばらく修道院から
離れるが、戻ってきたら……▼
ベレト、お前の仕事ぶり、
じっくり見させてもらうからな。▼
白鷺杯†
(大広間 昼)
- [アロイス]
- ……はいッ! お集まりの紳士淑女の皆様、
大変長らくお待たせしました!!▼
これより!
来る舞踏会に先立ちまして……▼
舞踊の学級対抗戦、
“白鷺杯”を開催いたしますぞ!!▼
判定人はこのわたくし!
不肖アロイス=ランゲルトと!▼
ミッテルフランク歌劇団の元歌姫、
マヌエラ=カザグランダ!▼
- [マヌエラ]
- よろしく。当然だけれど、あたくしは
自分の学級を贔屓したりしないからね?▼
- [アロイス]
- そして、漆黒の闇に舞う華麗なる刺客、
シャミア=ネーヴラント!!▼
- [シャミア]
- ………………。▼
- [アロイス]
- 以上3名により、
厳正公平に判定いたします!▼
それでは!
各学級の代表者は、壇上へどうぞっ!!▼
(学級の代表者が現れる)
- [アロイス]
- さあ、お三方! 楽団の方々も!
準備はよろしいですかな?▼
それでは! ……お願いします!!▼
(代表者たちが踊りを披露する)
- [アロイス]
- 終~了~!!▼
お三方とも、素晴らしい踊りでした!!
それでは早速、判定に入りましょう。▼
- [マヌエラ]
- あたくしは……▼
○○の学級かしら。▼
とっても官能的でドキドキしたわ。 /
とても芸術的で美しかったわ。 /
独創的で驚かされたわ。/
磨けば光りそうね。▼
- [シャミア]
- 私は……▼
○○の学級だ。▼
あの身のこなし、非凡なものを感じた。/
誰よりも個性的だった。/
動きのキレは、たいしたものだ。/
何となく、だが。▼
- [アロイス]
- なるほど! 更に私アロイスの判定も
加味しまして……はい、決まりました!▼
それでは発表しますぞ!
今年の“白鷺杯”の優勝学級は……▼
○○の学級に決定!!▼
- [優勝学級の代表]
- 優勝時のセリフ▼
- [アロイス]
- それでは最後に、参加してくれた
生徒たちに、いま一度、盛大な拍手をー!▼
誓いの夜・金鹿の学級†
(金鹿の学級 夜)
- [クロード]
- 年に一度の舞踏会。前夜祭まであるとは、
士官学校もお堅いだけじゃないんだな。▼
- [ヒルダ]
- あたし、こういうの大好きー!
踊るのだけは得意なのよねー。▼
- [ラファエル]
- 明日もご馳走が出るんだろ?
オデはそっちが楽しみだなあ。▼
《レオニーをロストしていない場合》
- [レオニー]
- わたしも、そっちだな。
踊るとか歌うとかは、どうにも苦手でさ。▼
- [ヒルダ]
- あら、踊るの楽しいわよー?
舞踏会では同じ相手と何度も踊れないの。▼
だから各学級の良い男を捜して、
踊る相手をとっかえひっかえ……うふふ。▼
《レオニーをロストしている場合》
- [ヒルダ]
- 明日は各学級の良い男を捜して、
踊る相手をとっかえひっかえ……うふふ。▼
《共通》
- [リシテア]
- なんだか、不純……! わたしは純粋に
踊ることを楽しむつもりですからね。▼
- [マリアンヌ]
- あの……私は、見学で……。▼
- [ヒルダ]
- そうはいかないわよ、マリアンヌちゃん。
男子から誘われたら受けるのが礼儀なの。▼
- [イグナーツ]
- あの……誰を誘ってもいいんですよね?
ボク、どうしようかな……。▼
- [ローレンツ]
- ははは! 明日だけは、せいぜい
良い夢を見たまえ、イグナーツ君!▼
僕は女性からの誘いを受けねばならないから
相手を選ぶ暇などないかもしれないなあ!▼
- [レオニー]
- ……ローレンツは、今だけ妄想で
良い夢を見ていたまえ。▼
- [クロード]
- ところで諸君、一つ提案があるんだ。
先生も聞いてくれ。▼
《選択》
- [クロード]
- 無謀かつ無責任な提案かもしれないが……▼
5年後のこの日に、またみんなで
大修道院に集まらないか?▼
- [ラファエル]
- それって、同窓会ってやつだよなあ?▼
- [マリアンヌ]
- 5年後というと……
ガルグ=マクの千年祭の年ですね……。▼
- [イグナーツ]
- 千年祭はこれまでにないような大きな祭典に
なると聞いていますよ。▼
- [ヒルダ]
- なーるほどー。それなら千年祭にかこつけて
集まりやすいかもしれないわねー。▼
- [ローレンツ]
- ああ、僕は新たな盟主として、レア様に
お祝いを述べに来ているかもしれない。▼
- [リシテア]
- それはないと思いますけど。▼
- [クロード]
- 先生はどうだ? 5年経ってもここで教師を
やってるなんてのは想像しづらいが──▼
どこにいようと、金鹿の学級の可愛い
生徒たちのために、駆けつけてくれるよな?▼
《選択》
- [クロード]
- おっと、先生がそんな薄情者だったとは……
いや、冗談だって。顔を見りゃわかるよ。
- [クロード]
- そこは先生、絶対行くと約束するとこだろ?
先生が来るなら、みんな来るって。
《共通》
- [リシテア]
- ふふ、今から楽しみですね。5年も経てば
みんな大人っぽくなってるでしょうし。▼
- [レオニー]
- あ、先生、ジェラルト師匠も誘っといてね。
立派に成長した弟子の姿を見せたいから!▼
- [ヒルダ]
- じゃ、そういうことで、クロードくん。
決まりでいいんじゃない?▼
- [クロード]
- よし、じゃあ絶対に覚えておいてくれ!
5年後のこの日、大修道院でまた会おう!▼
……忘れんなよ、先生。
俺たちは必ず、ここで再会するんだ。▼
ムービー「舞踏会」†
(大広間での舞踏会の様子が映される)
(エーデルガルトとディミトリがそれぞれ学生と踊る様子)
(主人公が大広間の端から踊る学生たちを眺めていると
クロードに声をかけられ、誘われる)
女神の塔へ†
(中庭 夜)
- [ソティス]
- 何じゃ、逃げ出してきたのか。▼
まあ、随分と揉みくちゃに
されておったからな。▼
人気者の先生はつらいのう。
ほっほっほ。▼
《選択》
- [ソティス]
- 次から次へと踊りたいという生徒が
現れたではないか、まったく。▼
- [ソティス]
- 人気者ということは否定せんのじゃな。
流石はおぬしよ。▼
《共通》
- [ソティス]
- して、どこへ逃げ出すつもりじゃ?
修道院の中はどこも浮かれた生徒で……▼
なるほど、女神の塔というわけじゃな。▼
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[黒鷲]
[青獅子]
[金鹿]
[その他]
レアとソティス†
(大広間 夜)
- [ソティス]
- 皆、楽しそうじゃのう。
おぬしはもう踊らぬのか?▼
《選択》
- [ソティス]
- そうか……つまらぬ奴じゃ。わしに体が
あれば限界まで歌って踊るというのにな。▼
おや、おぬしと同じく見守るだけで
良い者があそこにもおるのう。▼
- [レア]
- ………………。▼
- [ソティス]
- ふむ、わしは退屈じゃ。
後を追わぬか。▼
《選択》
- 「なぜ?」を選択/
「用はない」を選択(ソティスの好感度ダウン)
《共通》
- [ソティス]
- ええい、さっさと行け!▼
おぬしもあの者の真意が気になると
言うておったではないか!▼
む、かすかに歌が聞こえるような……。
あちらからじゃな。▼
- [レア]
- 時のよすがに……灯る炎……
河面にたゆたう……記憶の欠片……▼
- [ソティス]
- この歌……聞き覚えがあるのう……。▼
いや聞いたのではないな……。
わしが誰かに歌って聞かせていた……?▼
これは……わしが、作った歌……
いや、そのようなことあるはずが……▼
仮にそうだとして、なぜあの者が
知っておる……まさか……▼
……いかん、急に眠気が……。
何じゃ、おぬしもか? 疾く寝床へ……▼
予定内容†
《古い礼拝堂の調査》
ガルグ=マクの廃区画にある古い礼
拝堂で侵入者の痕跡が確認された。
ジェラルトと共に調査に当たろう。
《旧礼拝堂救出戦》
ジェラルトと共に調査にあたるはずだったガ
ルグ=マクの廃区画。そこに魔獣が出現した
との急報が入った。予期せぬ事態に、一行は
急ぎ駆けつける。
危急の報†
(玄関ホール 昼)
- [アロイス]
- 団長、どこです!?
ベレト、団長を見なかったか?▼
(ベレトが首を横に振る)
- [アロイス]
- 仕方ない、貴殿だけでも……▼
(ジェラルトが現れる)
- [ジェラルト]
- 戻ったぞ、ベレト。
悪い、前の任務が長引いてな。▼
- [アロイス]
- おお、団長! 大変です! 礼拝堂の辺りに
魔獣の群れが現れたと知らせが……!▼
- [ジェラルト]
- そんな馬鹿な話があるか。
城郭が破られたって報告は聞いてねえぞ。▼
- [アロイス]
- だから、急ぎ確認に向かおうと!
団長も行きますよね!?▼
- [ジェラルト]
- 当たり前だ。礼拝堂は、俺とこいつが
警戒と調査を命じられてた場所なんだよ。▼
|
《選択》
- 「どこから来た?」/「魔獣の群れ?」を選択(共通)
- [アロイス]
- 妙な話だが……その前に複数の生徒が
礼拝堂のほうに行くのを見た者がいるのだ。▼
どうも様子がおかしかったらしいから、
正気ではなかったのかもしれん。▼
で、それより数刻のち、
魔獣がぞろぞろ現れたという話なのだ。▼
《選択》
- 「生徒は食べられた?」/
「生徒は殺された?」を選択(共通)
- [ジェラルト]
- ……魔獣が外から侵入したはずはねえ。
もしかすると……▼
ま、今は考えるよりも行動だ。
お前はすぐに学校のガキどもを招集しろ。▼
(ベレトが頷く)
- [ジェラルト]
- ……ったく、お前に話があったんだが、
落ち着く暇もねえな。▼
ま、別に急ぐ話でもねえ。
俺は先に行ってるぞ!▼
戦闘マップ†
戦闘開始時†
- [ジェラルト]
- 確かに魔獣どもがいやがる……。
出どころは礼拝堂と見て間違いねえだろう。▼
俺は礼拝堂に向かう! お前らは、
逃げ遅れた生徒たちを保護してやれ!▼
- [生徒(左下)]
- た、助けてくれえ!
魔獣が、魔獣が……!▼
- [生徒(左上)]
- きゃあああ!
誰か来てえええ!▼
- [生徒(右上)]
- 魔獣め……!
こ、こっちに来るなああ!▼
1ターン目友軍フェイズ†
- [ジェラルト]
- あの魔獣……
額に石みてえなもんが……▼
- [モニカ]
- ………………。▼
魔獣初撃破時†
- [生徒]
- ………………。▼
- [ジェラルト]
- やっぱり、魔獣の正体は生徒だったか。
しかし、何だってこんなことが……?▼
生徒を保護した時†
左下の生徒†
- [生徒]
- ありがとうございました!
逃げ遅れた友達も、無事でしょうか……?▼
左上の生徒†
- [生徒]
- 怖かったよお……。
絶対、お礼しますから……!▼
右上の生徒†
- [生徒]
- すみません。
危ないところでした……。▼
主人公⇔ジェラルト†
- [ジェラルト]
- まだ行けるか?
無理はすんなよ。▼
ルミール村の時も思ったが、
随分と指揮が上手くなってるじゃねえか。▼
俺も指示してもらえば良かったかもな。
はっはっは!▼
ジェラルト†
ジェラルトのHPが半分以下になった時†
- [ジェラルト]
- これだけの魔獣を相手にするとは……。
礼拝堂に行くのも簡単じゃねえな。▼
ジェラルトのHPが1/4以下になった時†
- [ジェラルト]
- こいつは厳しいな……。
誰か、援護してくれ!▼
ジェラルト撃破(敗北)†
- [ジェラルト]
- こんなところで、魔獣ども……相手に……
せめて、お前だけでも逃げろ……!▼
戦闘勝利後†
《生徒が一人でも生存している場合》
- [生徒]
- はあ……助かったあ……。
あ、ありがとうございました!▼
《生徒を全員保護した場合》
力のしずくを獲得しました!
ダークメタルを1個、獲得しました
《共通》
- [ジェラルト]
- チッ……。
礼拝堂には何の痕跡もねえか……。▼
だが、ルミール村の件と無関係とは
思えねえ。恐らく、奴らが……。▼
- [モニカ]
- 待ってくださあい!▼
- [ジェラルト]
- あん……?
まだ逃げ遅れた生徒が残ってたか。▼
ムービー「死の運命」†
- [ジェラルト]
- ……さっさと戻んな
- [モニカ]
- はーい
(ジェラルトが後ろからモニカに刺される)
- [モニカ]
- ウザいんだよね、おっさん
あたしのステキな計画を邪魔してくれちゃってさー
(主人公が天刻の拍動を発動し、
ジェラルトが刺される前に時間が巻き戻る)
- [ジェラルト]
- ……さっさと戻んな
- [モニカ]
- はーい
(天帝の剣でモニカに攻撃を繰り出すも、
突如、敵が現れ主人公の攻撃を妨害する)
(再び、ジェラルトがモニカに刺される)
(モニカが自分の味方の存在に気付く)
- [モニカ]
- 何でここに!?
- [???]
- ……お前には、
果たしてもらわねばならぬ役目があるのでな
(モニカと???が消える)
(主人公が天帝の剣を投げ出し、倒れたジェラルトに駆け寄る)
- [ジェラルト]
- すまんな……
これ以上、一緒にいてやれそうにない
(ジェラルトの頬に一滴の雫が垂れる)
(ジェラルトが見上げると、主人公が涙している)
- [ジェラルト]
- 初めて見るお前の涙が、
俺への手向けとは、
嬉しいやら、悲しいやら……
……ありがと……な……
(雨に降られながら、ジェラルトを抱えた主人公が啜り泣く)
クリア後†
父の日記†
(騎士団長の部屋 昼)
- [ソティス]
- ……ここは、ジェラルトの部屋か。▼
おぬし、まだ泣いておるのか……?▼
時を戻す力をもってしても、救えなかったと
あらば、もはや運命と諦めるほかあるまい。▼
《選択》
- [ソティス]
- さもあらん……あの邪悪なる者たちの手で
ジェラルトの運命は曲げられたのじゃ。▼
- 「仇は必ず討つ」を選択
(ソティスの好感度アップ)
- [ソティス]
- うむ……あの邪悪なる者たちを、
このまま野放しにしておくわけにはいかぬ。▼
《共通》
- [ソティス]
- ……そうじゃ! ジェラルトが探せと
言うておったのは、その棚の裏ではないか?▼
これは……ジェラルトの日記のようじゃ。
顔に似合わずチマチマした字を書きおる。▼
見よ、これはおぬしが生まれる前じゃろう。
随分と前から書いておったのじゃな。▼
……ふむ? そこを読んでみよ。
1159年、角弓の節*1──▼
- [ジェラルト]
- 角弓の節、20の日、曇り。
あいつの死がまだ現実のこととは思えない。▼
子を産む際にあいつは命を落としたと
レア様は言っていたが、本当にそうなのか?▼
そして、あいつが自分の命と引き換えに
産んだ赤子は、産声さえ上げようとしない。▼
角弓の節、25の日、雨。
相変わらず、赤子は泣きも笑いもしない。▼
レア様は心配ないと言っているが、
泣かない赤子なんて普通じゃないだろう?▼
こっそり医者に診せると、脈は正常だが
心音が聞こえないなどとぬかしやがった!▼
飛竜の節*2、2の日、晴れ。
赤子を連れてここを出ようと思う。▼
だが、赤子には教団の監視がついている。
レア様が何を考えているのかわからない。▼
あれだけ素晴らしい方だと思ったレア様が、
今では恐ろしい。▼
飛竜の節、8の日、雨。昨日の火災を
利用して、赤子が死んだことにした。▼
レア様は異様なまでに焦っている。だが、
後戻りはできない。俺がこいつを連れ……。▼
- [ソティス]
- 赤子とは、おぬしのことか。
とすると……む? 誰か来たようじゃ。▼
(アロイスが現れる)
- [アロイス]
- ……やはりここにいたか。▼
よもやジェラルト殿が……我が団長が、
このようなことになろうとは、な……。▼
あのお方は、貴殿のことを
何よりも大事に思っておいでだった。▼
《選択》
- 「そうだったのか……」を選択(アロイスの好感度アップ)/
「そんな素振りは……」を選択
- [アロイス]
- 不器用な方だったからな。貴殿への愛情を
直接伝えるのは照れ臭かったのだろう。▼
こうなった以上、今後はこのアロイスが
団長に代わり貴殿を守ると約束するぞ!▼
……すまぬ。このような時に
長話などするものではないな。▼
レア様が、貴殿を呼んでおられる。
それを伝えに来たのだ。では、またな……。▼
(アロイスが立ち去る)
- [ソティス]
- ……ここに来れば、日記はいつでも読める。
残りは後で、ゆるりと読むがよかろう。▼
じゃが……そうか。
わしには一つわかったことがある。▼
わしが、おぬしと共にあるのは……
恐らくは……▼
報告・星辰の節†
- [レア]
- ベレト……待っていましたよ。▼
誇り高き騎士を失ったこと、
私も哀惜の念に堪えません。▼
私にとって、ジェラルトは……
長年の同志であり、友でもありました。▼
《選択》
- [レア]
- とても昔……とだけ、言っておきましょう。
その頃、ジェラルトは王国の兵士でした。▼
戦場で傷つき、命の灯が消えかけていた彼を
私が助けたのが、最初の出会いです。▼
以来、セイロス騎士団の一員として、
聖教会のために尽くしてくれました。▼
《選択》
《選択》
- 「しかし、随分と会っていなかった」を選択(共通へ)
《共通》
- [レア]
- ……彼は、ガルグ=マクで一人の修道女に
出会い、やがて2人は愛を育みました。▼
しかし彼らの子が生まれるのと引き換えに、
修道女は命を落としてしまったのです。▼
彼女は、我が子と自分の命を天秤にかけ、
子供の命を救うように私に託しました……。▼
彼はその事実を受け入れられず、赤子を……
あなたを連れて、突然出ていったのです。▼
《選択》
- 「母は何者?」/
「自分の紋章はもしや母から受け継いだ?」を選択(共通)
- [レア]
- それは……。
あなたの母親は……私の……。▼
(アロイスが現れる)
- [アロイス]
- お話し中のところ失礼いたします。
レア様、急ぎお耳に入れたきことが。▼
周辺を張っていた騎士団からの
報告になります……。▼
- [レア]
- ……ベレト、
今日はもう下がりなさい。▼
今は体を休め、心を鎮めることのみに
専念するのです。いいですね?▼
コメント†