クラス/クラス評価/最上級

目次†

目次
最上級職
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最上級職†

馬などに騎乗し、複数の技能を同時に使いこなすクラスが揃う。エピタフ以外は兵種スキルを3つ所持しているのも特徴。マスタースキルはHPが一定値以下で発動する覚醒系が多い。

求められる技能が上級職より多いが、成長率の観点で言うと上級職の方が勝っていたり、騎乗するクラスが多い分、キャラによっては技能を鍛える手間と得られる利益が見合ってなかったりと、単純な上位互換ではないクラスが多いので注意。

上級職が一つの技能を極めたのに対し/最上級は複数の技能の組み合わせとなっている。「最上級」という肩書に固執して無理に目指すとかえって戦力の低下を招く。
加えてマスタースキルも使い所を選ぶものが多く、十全に活用するにはゲーム知識とプレイングスキルが必要。勿論戦場での操作の手間もかかり、たとえば覚醒系を軸にコンボを組むなら必要に応じて毎回HPを減らす必要がある。

就職コストの高さ故に、ややデメリットが目立つ感が否めないが、噛み合ったキャラの性能は最上級の名に恥じないものがある。ベルナデッタのボウナイトやペトラのドラゴンマスター、イングリッドのファルコンナイト、などの性能デザインで促されている生徒はぜひ最上級まで育て上げよう。

余談になるが最上級職に専用衣装が割り当てられているユニットは一人もいない。Ver. 1.1.0以降、騎乗兵種以外は拠点衣装で出撃可能になったものの、最上級職は騎乗兵種が大半なので必然的に兵種衣装で戦う事が多くなる。

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ファルコンナイト†

必要技能
剣術C 槍術A 飛行B+

中級職からいきなり飛んで最上級職。飛行職の常である副官・騎士団の制約に加え女性限定職と制限は多い職業。
ペガサスナイトの直系とあって速さと魔防に大きな優位を持ち、更に力の成長補正まである。成長率合計は1位タイの全クラス中トップ級の優良職。
- その配分は「魔防の伸びるソードマスター」と表せる素晴らしさ。剣にも技能経験値ボーナスがかかるので、剣術メインのユニットにも「警戒姿勢+」の習得を兼ねてファルコンナイトを経由させる価値がある。
上級職に直系職が無く、この間飛行の経験を積むのが難となるのが小さからぬ欠点。要求される飛行技能がAではなくB+なのでドラゴンマスターより合格しやすくはなっている。ドラゴンナイトを経由するのも手だが、斧を鍛えに行くのが手間なので、授業で押し切るのも無しではない。
- 元々ファルコン素質の高いイングリットや斧得意のペトラなら、力の補強という意味で寄り道は悪くない。二人とも寄り道をするだけの高い素質はある。
- ブリガンド/ペガサスナイト→ドラゴンナイト→ファルコンナイト
  と育成することで、強スキルの「鬼神の一撃」や「飛燕の一撃」を回収し、成長の補完も上手くできる。
  それらのスキルを活かして切り込み役として動かすもよし、鍛える技能上殺しスキルを複数回収できるため、「警戒姿勢+」を回収して回避盾に特化させるもよし、軍の主柱としての活躍が期待できる。
  その分中級職の段階から多くの技能を鍛えることになるため、育成が忙しい。目標に定めたいユニットには技能経験値を意識して入れたい。
- ドラゴンナイトの合計成長率の低さを気にするならソードマスター経由で育てるのも手だが、当然育成の難易度は高い。汎用スキルを回収しながら最速でソードマスターに合格するのはなかなか厳しく、一部は諦める覚悟も必要。
  ただ、ソードマスターの成長率が十分優秀なので、最速でのファルコンナイト合格に拘らずに育成していける。
マスタースキルは「回避の覚醒」。回避が高くなりやすい職業なので緊急時の保険には十分。意図的に発動させ「必殺の覚醒」と合わせると無双も狙えるスキルだが、素の回避が高くないと結局落とされる。また計略の回避率に影響しないため、騎士団持ちの攻撃は迂闊に受けないように。
ドラゴンマスターと比較すると職のステータス補正と成長補正、育成ルート等の関係から一般的には力が5ほど劣り、速さが5ほど上になることが多い。
さらに槍と斧の武器技能スキルと武器の性能差により、各得意武器装備時は、命中と回避は素のステータス差以上にファルコンがさらに上となるが、反対に火力の差は武器攻撃力の差によりより広がる。
そのため、命中、回避、攻速を重視する、または回避盾をするのならファルコン、最大火力を重視し強力な斧による一撃を狙うのならドラゴンマスターが適している。

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ドラゴンマスター†

必要技能
槍術C 斧術A 飛行A

こちらもドラゴンナイト直系というだけあり、攻守ともに隙がない。ファルコンナイトと比較すると男性でもなれることと、力と守備が高い肉弾戦タイプ。
- 成長率も力15%・速さ10%と優秀。合計値は上級以上の格闘兵種・ファルコンナイトといったトップクラスの面々にこそ及ばないが十分高い。
槍・斧・飛行のうち2つ以上得意なキャラクターは多く、性別も選ばないため間口も広い。ドラゴンナイトのまま運用していれば資格を取れる手軽さも大きい。
- ただ前職ドラゴンナイトの成長率は上級の物理職で一番低く、速さ成長率への補正もないのでパラメータをより高くしたいのであれば常用すべきでない。また、想像以上に回避能力は低くなるので、ここを重視するなら普段はアサシンで育てるしかないだろう。
成長率・兵種補正共に高水準で育成方針に迷ったらドラゴンマスターを目指してしまいがちだが、副官や騎士団の制限が大きいことには注意。
特に引継ぎなしの場合は飛兵に配備可能な強力な騎士団が限られているので、飛兵を増やし過ぎると取り合いになってしまう。
- 周回を重ねれば重ねるほど騎士団の問題は(計略種類が少ない事以外は)解消されるので、スキルや計略に頼らず十分に戦える上にドラゴンナイトの低成長率が気にならないノーマルでは、自軍ユニットがドラゴンナイトやドラゴンマスターばかりになってしまった…という事が起こり得る。
- 物理職がドラゴンマスターを目指すことになりやすいのは、「鬼神の一撃」「警戒姿勢(+)」、女性なら「飛燕の一撃」と、必要技能を鍛える過程で有用スキルを回収しやすく、育成面での無駄が少ないためである。経由職のブリガンドとドラゴンナイトで力に関してはほぼ確実に伸ばせるという点も大きい。
マスタースキルは「必殺の覚醒」。ドラゴンマスターも元の回避が高いためそこそこは安定するが、頼りきりにはならないように。完成は大変だが、待ち伏せ、怒り等と併用するとエライことになる。

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エピタフ†

必要技能
剣術A 理学B+

剣に加えて魔法を操る魔法剣士。見た目は何故か甲冑を纏う武士、魔法を打つモーションは忍者である。
「剣の達人」「黒魔法の達人」という武器・魔法の達人スキルを併せ持つ唯一のクラスだが、この2つを活かせるユニットでなければ、育成リソースに見合うリターンは得られないと考えた方がよい。数少ない剣を使う最上位クラスだが、ソードマスターやアサシンからエピタフになっても単純強化にならないことに注意。

基本的に、純粋な両刀型ではなく、魔法キャラが魔法剣や魔法剣戦技で超高火力を得るタイプの職業である。魔法剣があるので魔力は近接戦に還元できるが逆は不可、また魔神の一撃は魔法剣と魔法の両方を強化するが鬼神でこの逆はできない。
- 女性の場合剣と魔法の両方の強化になりうる飛燕の一撃が習得可能。相手は選ぶが破壊力は高い。
- 男性の場合ダークビショップのマスタースキル「生命吸収」を採用可能。高火力なエピタフとは相性が良い。

ソードマスターとのクラス補正値・成長率比較　

仮に剣のみを扱うのであれば、同じ「剣の達人」を持つソードマスターは求められる技能が剣術Aのみかつ、「剣必殺+10」の兵種スキルとより高い速さのクラス補正・成長率を有するため、理学を鍛えてまでエピタフになる意義は殆どない。
- ルナティックの重装相手でも、修理の容易なレイピアやアーマーキラーで削る程度は可能であるし、魔力を鍛えていないキャラが急に魔法を使うより火力が出ることが多い。
- 移動力6の「剣の達人」持ちとしても、より推奨技能の低いアサシンが存在する。
- 物魔の両刀はスキル枠の圧迫を招くということもあり、適性が最低限あるユニットであれど本格的に両刀のエースアタッカー運用をさせるのは困難。対応力が高いのは確かだが、「弓持てばよくね？」に反論できるほどの対応力があるのかは疑問。
- ただし力が高い必然性はあまりない。ダメージソースは魔力側に依存するため、攻速が落ちない程度にあれば十分。具体的には装備合計-力が5よりも低くなれば理想的。

物魔がそれなりに伸びるユニット　

移動力6の魔法を使える兵種として見たとき、ウォーロック（移動力4）から黒魔法をメインに扱うユニットが目指すということは考えられる。
ただし、エピタフより移動力が更に高い兵種も存在するのであくまで候補の1つというところ。「黒魔法回数×2」が消える分はサンダーソードにより、ある程度はカバーできる。
なお、エピタフの力の最低保証値とクラス補正値は、攻速落ちをやや緩和できる程度のもので、物理火力に期待できる数値ではない。

エピタフと移動力5以上の魔法系兵種の比較　

理学を推奨技能に求められる訳ではないが、トリックスター(DLC)も一応は比較候補として挙がる。
当然ながらアタッカーとサポーターでは単純競合はしないので、互換関係はなく、あくまで両刀という範囲の比較候補。
- 移動力で1劣る他に、達人系のスキルが備わっていない点や魔法の回数が半減するデメリットもあるが、こちらは「忍び足」とトリックを有する。
- 推奨技能が剣術Bの他に信仰Bと、余分に信仰を鍛える必要がある点は注意。魔法系がエピタフを目指す場合なら寄り道にならないが、物理系がエピタフを目指す場合は大きな寄り道となる。

特に適性を持つユニットについて　

特にエピタフとして特性を活かしやすいのは主人公、マリアンヌ、ユーリス(DLC)、コンスタンツェ、エーデルガルトなど。なお、マリアンヌを除いてわざわざエピタフにする意義があるのか？は論点だが、ここでは無視するものとする。
- 主人公は魔力成長率35%とユーリスと同等だが、魔法のラインナップがより攻撃的。特にライナロック習得が嬉しい。剣戦技のラインナップもユーリスに劣らず優秀なのも嬉しいポイント。1部末期のニルヴァーナからエピタフに向かうことで自然に就職可能なのも魅力。エピタフ(ニルヴァーナも)を目指すことを前提とするなら序盤から魔法職で育ててやるとより強く使える。周回することで飛燕の一撃、慧眼の一撃、生命吸収、切り返しなど、性別依存のスキルを揃えられるため、両刀運用でも他の追随を許さない性能になりうる。
- マリアンヌは理学が得意でないものの、成長傾向が魔法系かつ剣の魔法戦技を習得できる。その上、紋章一致の遺産が魔法剣のため、剣術を伸ばす恩恵が他の魔法系ユニットより大きい。魔法剣を使いやすいことは、通常攻撃を強化する紋章効果とも噛み合っている。エピタフになることを前提に考えた場合の最も重要なポイントとして、ワープをおぼえず、習得技の最大威力がフィンブルどまりなのでヒーラーとしても黒魔術師としても強くなりきれず、「それ〇〇でよくね？」が発生しにくい。利点ではないが、キャラにとってのエピタフの価値は相対的に高い。
- ユーリスは剣術・理学ともに得意なキャラクター。育成面では自身の長所である速さの成長を阻害してしまうのが惜しいが、エピタフ自体を要所で使うだけに絞れば問題はない。踊り子の剣回避⁺20と威力10を軽く上回る剣の舞、ダークビショップの生命吸収等、強くするための手札が全キャラ中指折りにそろっている。主な弱点は魔力の低さ。トリックスターや踊り子はともかく、エピタフは魔力が武器なのでかなり深刻な問題である。
- コンスタンツェは剣理学かつ最高の魔力成長を誇り、魔法はすべて黒魔法かつ高品質と、エピタフが求める条件を全て満たせる。最大の利点はやはりその火力だろう。魔刃or魔法剣で銀の剣などを振れば、アグネアの火に匹敵する火力を連発できる。黒魔法も非常に優秀なラインナップでサンダーストームもあり、遠近に高火力を押し付けることができる。主な弱点はステータスの低さ。前に出る機会が増えれば増えるほど深刻な問題としてのしかかる。敵を一撃で沈められるだけの火力を維持することは必須。

剣の達人所持クラス中最高の魔力を持つため、剣の魔法戦技「魔刃」「魔法剣」の威力はこのクラスが僅かながらも最高となる。
- 射程は1に限定され武器消費も必要だが、銀の剣程度でも黒魔法最高威力の「アグネアの矢」を上回る威力を発揮できる。その他の武器/戦技の基本性能も乗るため、特効や必殺武器などを上手く組み合わせると火力を大きく伸ばせる。
- 通常武器を戦技で魔法攻撃とするパターンとサンダーソードで戦技を魔法攻撃にするパターンがあるので、両立すると装備枠は苦しくなる。

希少な特性として、魔法も使える物理ユニットという扱いのためか、魔法と格闘の両立が可能。特殊職以外では、DLCのトリックスターとバトルモンク/バトルシスターのみ。
- 格闘には達人スキルも技能経験値ボーナスもないが、DLCを購入していない場合、ニルヴァーナがある主人公以外はこれを目的にエピタフを目指すというのもあり。

マスタースキルは「明鏡の一撃」。ただこれを習得するころになると敵の魔法火力も半端ではなくなっていることが大半で、正直焼け石に水。
- そもそも明鏡の一撃は敵ターンには効果がない。魔法による反撃を警戒するなら射程３以上から攻撃を仕掛ける、回避の高いキャラで戦う等すればよいため、明鏡の一撃に頼る必要性は薄い。

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グレートナイト†

必要技能
斧術B+ 重装A 馬術B+

フォートレスから守備を2削った代わりに、機動力を得た動ける壁。運用法も大体同じだが、足回りが改善される分動かし易さと役割の遂行し易さはこちらが上。
- 最大の利点は移動力が大きく向上する点。移動力7はウォーマスターやアサシンといった歩兵全般より高く、前線への先行が困難であったフォートレス時代の弱点を克服できる。
  「再移動」も兵種スキルに追加されるため、位置取りの調整や支援を発生させるのも容易。
- その他、地味に速さも申し訳程度に改善される。（「重さ-5」を失っているため、必ずしも攻速の向上につながっているとはいえない）

メリットが大きい一方、無視できない難点も存在する。特に育成にかかる負担が他の最上級職と比べても大きい。

フォートレスの要求技能にあった斧術と重装はともかく、馬術B+があるのが最も厄介。
重装・馬術の技能を同時に上昇出来るクラスが最上級職も含めて存在せず、これ等2つを個人指導や自習などで並行して上昇させるのが非常に大変。
斧術や指揮といった他の技能を上げる余裕がなくなる可能性も高い。
- フォートレスに要求されたのが重装Bに対し、こちらは重装Aとなっているため、普通に戦闘しているだけでは上がり切らない可能性がある。
- 戦闘マップでの技能稼ぎに躊躇いがないのであれば、大きなデメリットではなくなる。

また、成長率がフォートレスの完全下位互換となっている点にも注意。

成長率比較　

その他、グレートナイトには他の兵種には珍しい以下の特徴が存在するので、この点も考慮しておきたい。

注意すべき特徴　

マスタースキルは「守備の覚醒」。壁役が瀕死になっているのは危険なため、使いどころは限られる。

ドゥドゥーやバルタザール(DLC)の様に守備を大きく上げる手段がある（あるいは素の守備が極端に高い）ユニットであれば、受けるダメージを0にすることで計略持ち以外の物理相手には危なげなく運用可能。

適性を持つユニットについて　

なお、単にパラディンより更に上の"馬に乗った"職業という理由で、CCする必要は全くない。ダークナイトやホーリーナイト、ボウナイト同様、別系統職が馬に乗ったものである。グレートナイトの場合は馬onフォートレス。
上記の通り、グレートナイトは兵種補正の守備の高さを活かして、物理壁や敵の攻撃を受けても平気な遊撃役としての運用が想定される。単純なアタッカーはパラディンのまま運用するのが良い。

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ボウナイト†

必要技能
槍術C 弓術A 馬術A

スナイパーからさらに弓射程が伸び、おまけに再移動も手に入れてしまった。ここまでくると存在自体が戦術兵器。
- ロングボウを使えば最大で射程5まで攻撃可能。曲射や狙撃を使用できるキャラなら更に遠くから攻撃できるが、ルナティックでは「命中+20」+慧眼の一撃の重ねがけでもでも追いつかないほど命中ペナルティが厳しい。積極的に戦術に加えるならば命中が上がる騎士団を配備するなど命中を補強すること。

兵種補正も高く、速さにマイナス補正がかかる傾向にある騎馬でありながら騎乗時でも速さにプラスの補正がかかる*1と隙がない。
- ハード以下ではファルコンナイト・ドラゴンマスターといった飛兵と並んで、迷ったら最終目標にしておけば間違いない本作屈指の強クラスと称された。

しかし、そういったステータス補正とスキル面の強さの代償か成長率補正は壊滅的であり、なんと初級職以下という有様。当然ハンターボレーも使えない。成長率に目をつむって大暴れするか、ここぞというマップで頼るかはプレイスタイル次第。

そんなボウナイトだが、追撃を取りにくくなり「ハンターボレー」の有用性が増すルナティックでは、資格取得に手間がかかるボウナイトの資格を取らない選択がより有力に。
- 勿論例外もいる。代表的なのがベルナデッタ。ボウナイトに必要な技能が全て得意で、習得戦技とボウナイトの特性が噛み合っているため、積極的にボウナイトを取ると良い。
  - レオニーとツィリルも、一方的に2回攻撃できる戦技「近距離連射」を習得できるので、ボウナイトの選択肢がある。特にレオニーは速さが伸びやすく、飛燕の一撃などでフォローすれば戦技抜きでも安定して追撃を取れるように育つこともある。
  - イグナーツなど、敵を倒さずとも弱体化できる「〇〇封じ」持ちの弓兵キャラもボウナイトにする選択肢はある。弓兵キャラでない場合は各々の適正職としてサブで弓を持たせて曲射を習得させよう。

マスタースキルは「速さの覚醒」。非常に強力ではあるが、弓や魔法以外では普通に殴られて終わりがち。待ち伏せや攻め立てと併用で本領を発揮し、「飛燕の一撃」や「特別な踊り」による再行動とも組み合わせればルナティックの相手でも追撃できる可能性が高くなる。

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ダークナイト†

必要技能
槍術C 理学B+ 馬術A

最上級の男女共用魔法兵種のうち黒担当。守備の成長率がプラスに転じ、馬の機動力も得て魔法職の弱点をフォローした形。最上級職の魔法職の中では合計成長率が最も低いが、魔力、魔防と最低限の箇所に補正はかかるのでそこまで悪くない。

魔法職には珍しく力、守備と物理面のステータスに成長率補正がかかる。このため、物魔の両刀運用も不可能とまでは言えない。
- 力補正は+5%で、「不可能とまでは言えない」の範疇を出るものではない。この辺の事情はエピタフに近く、両刀とは言えあくまでも魔法ベースである。

職としては唯一闇魔法の達人を持つため、ヒューベルト、リシテア、ハピの火力を強化できる。ただし黒魔法の達人スキルは腐り、そのスキル枠分弾数補助スキルを失っているので注意。サブの剣や槍は忘れずに持たせよう。
DLC込みならダークペガサスやヴァルキュリアという対抗馬もあるが、男性はダークナイトか上級職しか選べない。職の性能で見ても魔力の兵種/成長率補正の高さ、副官と騎士団配備の自由度の高さなど強みは持っているので、真価を活かせるヒューベルトやローレンツはダークナイトにしてやりたいところ。
マスタースキルは「魔防封じ」。ダークナイト向きの技能傾向ながら魔力があまり伸びないシルヴァンあたりには補助としては役に立つが、スキル枠を割く価値があるかは難しいところ。

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ホーリーナイト†

必要技能
槍術C 信仰B+ 馬術A

機動力と白魔法の達人を獲得し、攻撃参加も可能になった白魔法使い。一方でビショップの持っていた白魔法回数×2と白魔法回復+10が失われ魔力補正も落ちているため、白魔法の質自体はビショップと比べ低下しており、上位互換ではない。
- 「発展元が馬に乗った」形式がほとんどの馬系最上級職だが、ホーリーナイトに関してはパラディンが白魔法を覚えた、という方がわかりやすいだろう。いずれにせよ、槍の達人を失っているため、上位関係ではないが。

白魔法の攻撃魔法は黒・闇魔法と比べると種類が少ないためサポートが受けにくく、達人スキルを得たとはいえ純粋に攻撃役として優れているわけではない。
- 最大魔法のアプラクサスは威力命中安定の強魔法だが使用回数が少なく、主力足り得ない。
- 仮に回数2倍と達人の両方があっても回数の増える魔法の数が少ないため、アタッカーとしては黒魔法に劣る。
- 槍の達人はダークナイトともども喪失しており、こちらの3つ目の兵種スキルは地形耐性になっている。騎兵の弱点である悪路での移動力低下は相変わらずなので実質死にスキル。

そもそも、回復・補助系の白魔法の威力や効能に作用するスキルがないため、白魔法使い=ヒーラーorサポーターとして見ても、理学をある程度育てる以上は、ダークナイトの方が騎馬魔道士として無駄の無い運用が可能である。そのためこちらを選択するのは「理学を完全に切っている」という、あり得ない状態しか考えにくい。
- 強いて可能性を上げるなら、マヌエラが唯一の理学苦手かつ信仰得意のキャラである。が、マヌエラは魔力成長率が低い代わりに超強力な黒魔法サンダーストームと超強力な白魔法ワープを両立するため、無理をしてでも理学を伸ばし、グレモリィにするほうが強い。

白魔法の扱いではビショップ、グレモリィ、再起動のある魔法使いとしてはダークナイト@白、ヴァルキュリア、ダークペガサスという強力な対抗馬が存在する。おまけに槍の魔法武器は入手困難で、魔法槍運用も難しい。
- 比較的適性が高いマリアンヌでさえ、個性をより際立たせるならエピタフのほうが際立つ。詳細は同項を参照のこと。

成長率補正はなかなか良く、合計値は魔法が使える兵種の中ではDLCや専用兵種*2を除いて1位。補正箇所も魔力、魔防と魔法兵種に欲しい箇所にかかるため無駄がない。
- ただし、戦闘参加の難しい兵種なのでそもそも経験値を稼げるかと言われると怪しいところ。
- そもそもグレモリィやダークナイトの補正も決して悪くはないので、成長率のためだけに無理をしてホーリーナイトに合格させる必要はない。マリアンヌの他はアネット、ローレンツ、ハピなど、必要技能が揃いやすいユニットに余裕があれば取らせる、という程度でいいだろう。
- 副官にすれば、戦闘における使いにくさを気にすることなく成長率の恩恵だけを受けられる。副官にすれば副官回復が発動する兵種なので、配備先のユニットに経験値を稼いでもらいつつ、稼ぎ戦闘で減ったHPを回復させることができ一石二鳥。
マスタースキルは「魔防の覚醒」。魔法職に欲しい物理防御には何のフォローも入らないため、他のスキル以上に使いどころに欠ける。

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グレモリィ†

必要技能
理学A 信仰A

専業魔法職の最上級職。本シリーズで初めて登場する職業で聞き馴染みがないプレイヤーも多いだろう。ソロモン72悪魔の一柱たる女性の悪魔の名に由来しており、それ故か女性専用職。
他の最上級職との違いは、達人系スキルを一つも持たないことと、代わりに闇魔法を含む全魔法の使用回数が2倍になる。魔力補正が頭一つ高く、技に成長補正がかかるという違いもある。
- 純魔法歩兵としては移動力が5と最も高い。エピタフやダークナイトには劣るがこちらには速さのマイナスが無く、力や守備に振られていない分成長率に無駄がないのが強み。　
- アタッカーとしてウォーロックと比べた場合、白魔法の回数が増えるのが強み。リブローは勿論、コンスタンツェのレスキューやリシテアのワープなど、強力な白魔法を覚えるアタッカーも多く、両方の使用回数が増えるのは利点である。この利点は特にコンスタンツェやマヌエラが受益する。
- 闇魔法使いの最終職としてみた場合、ビショップ、ヴァルキュリアと競合する。一長一短があるが、この場合でも白魔法の回数が増えることは重要な差別化点。攻撃魔法の方は技と戦闘回数をバラけさせれば何とかなる事が多い。
- ヒーラーとしてみた場合、回復の量ではビショップに劣るものの、魔力補正が付くのでリブローやレスキューなど、広範囲魔法の有効範囲の広さで勝る。

馬に乗らないので理学と信仰だけで資格を取れる（その代わり両方Aランクが必要）。最も、DLC追加後はほとんどの女魔法使いがヴァルキュリアになるために馬を育てるため、この利点は目減りした。

マスタースキルは「魔力の覚醒」。やはり物理防御には何のフォローも入らず、使い所が難しい。
- 「力の覚醒」の対になるスキルだが、最上級職のマスタースキルで習得に手間がかかる・2回攻撃魔法が存在しないといった点から、あちらほど有用とは言えない。
  運用次第でこのスキルを活用できるのは、作中唯一の紋章を持たない女性魔法職のドロテア。紋章持ちでないことを活かし自傷ダメージを重ね、能動的に発動させることができる。ドロテアは成長率上多少パワーに難があるため、スキルが比較的合致していると言える。

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ウォーマスター†

必要技能
斧術A 格闘術A

最上級職では唯一の物理歩兵、名前通りウォーリアーを一回り大きくしたクラス。格闘の最上級も兼ねているため(基本的に)男性専用。
成長率合計値はグラップラーより若干少ないが、それでも男性でもなれる最上級職の兵種としてはナンバー1であり、補正箇所も力、速さと無駄がない。
ドラゴンマスターと比較すると、守備の補正が減った代わりに力とHPに多めに振られており、物理防御を削った分、多少魔法には強くなった。*3
また、機動力ではあちらに劣るが騎士団と副官の自由度はこちらが勝る。
力補正は極めに極まって全クラス最高。さらに斧の達人と格闘の達人を両方持つばかりか、武器種を問わない「必殺+20」の補正まで付いてくる。単発火力はもはや別格。その代わりグラップラーほどの悪路走破性能はないので注意。
マスタースキルは「切り返し」。絶対追撃もさることながら、少なくとも最初の1回は絶対に追撃されないということであり、生存性をも大幅に高めるトップ級に強力なスキル。
さらにマスター時の専用戦技として「戦鬼の一撃」も習得できる。性能はさしずめ小型版「無惨」。クラス補正で必殺まで高い分、本家より相手が無惨なことになることすらあり得る。
籠手に対応した兵種スキルと強力な専用戦技、そして切り返しによる確定追撃と、切り込み、迎撃いずれもこなせる。攻防両面において極めて隙のないクラス。
- 斧、籠手いずれを持たせても強いが、基本的には切り込み役なら籠手、「切り返し」で地雷役をさせる際は斧を持たせると効果的。もちろん、手斧や「戦鬼の一撃」に関してはその限りではない。
- なお、迎撃に関しては大盾や格闘回避+20など、他の習得スキルも併用するとより強力になる。習得こそ大変だが、完成させれば無双も可能。
- ウォーマスターを目指す際にスキル・成長率を考えると、ブリガンドで鬼神の一撃を習得しつつグラップラーを経由するのがおすすめか。

ちなみにグラップラーと比較した場合、専用専技の「猛烈鉄拳」を備え自ターンでの突破力にとことん特化し、トップの成長率と悪路走破能力を搭載したグラップラー、汎用性が高く強力な「必殺+20」と「切り返し」も合わせ迎撃もこなせるウォーマスター、とそれぞれの強みがある。
「切り返し」はマスターしてしまえばもちろんグラップラーでも使えるため、ステージによって使い分けていくのもあり。

なお「基本的に」男性専用と述べたが、例外がひとつだけあり、青獅子でヒルダをスカウトしているとEP. 19で彼女の代わりに女性ウォーマスターが出てくる。

蒼月の章終盤のウォーマスター

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コメント†

ボウナイトはおすすめできない。成長率が壊滅的である。 -- 2023-07-16 (日) 07:12:54
ボウナイトはじめ騎馬職の成長率はよく取り沙汰されがちだけど、期待値で言えば成長率に20差があっても10Lv上げてやっと2違うくらいの影響しかない。普通にやってればLv45前後で本編エンドだし、終盤になればなるほどステータスの1,2の差の影響は相対的に小さくなるし、多少伸びが悪かったからといってそれが「後々まで響く」ということもない。勿論Lv10から最後までずっと盗賊系を通るか騎馬系を通るかというような極端な例では最終的な速さに有意差が付くだろうが、成長率補正「だけ」を目的に特定の職を選んだり避けたりするのは合理的でない。今作は固定成長がないぶん残念なレベルアップを少しでも減らしたいという気持ちはわかるが… -- 2024-02-03 (土) 00:30:37
これは同意、同様に成長率ばかり気にしてクラス補正とかユニットの支援範囲とかその辺割と軽視されがちよね。例えばグレートナイトとか成長率だけでドラマスと同レベル守備低いとか言われるが補正値が雲泥の差だし、技成長だけ見て命中率不安とか言われたり、一部数字データのみを参照しすぎてる感がある -- 2024-02-03 (土) 19:13:44
エピタフの説明にある紅花の悪路運用の可能性について、歩行の兵種をよく勘違いされやすいためにもう少し表現を丁寧にしたほうがいいと思います -- 2024-05-26 (日) 18:57:44
いつもハンター1、ボウナイト1で運用してるけど、ボウナイトが必要なのかが分からない(使いこなせない)。育成頑張って遠くからチクチクしなくても必殺ハンボレで一人一サツ、育成リソースを他に回した方がいい気がする今日この頃。囲い関連と再移動が使いやすいのは分かるけどハンター以下感がつきまとう。 -- 2024-07-31 (水) 18:41:00
ホーリーナイト、なぜ回復性能を強化しないのか。リザイアやオーラなんて使わないよ… -- 2024-08-03 (土) 05:16:13
リザイアの威力強化→回復量も増加する上に機動力もあると言えば聞こえはいいけどたった１２回しか使えない上に３０レベルからだから両刀向けとしか言えない。 -- 2024-08-03 (土) 11:12:36
いかにもこの兵種にしてねという性能のグレモリィだが、天職は他兵種であるユニットもいる点に注意。信仰切れるアネットとか。 -- 2024-10-25 (金) 14:31:51
アネットは応援役として馬やペガサスに乗せた方がいいかもしれない。他だとワープやレスキューの有効射程もしくは使用回数を重視するならグレモリィが良いが、単発火力ならダークナイト、攻撃の射程はヴァルキュリア、機動力はダークペガサスが勝る。馬術も飛行も苦手なドロテアは育成リソースの都合で…と思ったが信仰でリブロー以外を習得できないのでウォーロック止めもありか？ -- 2025-02-07 (金) 12:07:26
冒頭下部の性能デザインって何を指してるんだろう？　ベルとグリッドの例は初期武器と得意技能からして納得だがペトラのドラマスは別に開発が促してるとは思えないけど… -- 2025-06-14 (土) 14:31:47

攻略

攻略のポイント
- ルナティック攻略
- ルナ攻略に役立つ要素

色付きマップ

ストーリー攻略
- 一覧表
- 第一部白雲の章
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  EP.6 | EP.7 | EP.8
  EP.9 | EP.10 | EP.11
  EP.12(黒鷲/帝国)
  EP.12(他)

第二部紅花の章(黒鷲/帝国)
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第二部銀雪の章(黒鷲/教会)
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第二部蒼月の章(青獅子)
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EP.22

第二部翠風の章(金鹿)
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EP.22

DLC 煤闇の章(灰狼)
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EP.4 | EP.5 | EP.6
EP.7

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