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会話集/章別会話

EP.9 イベント 女神の塔にて

ディミトリ

[ディミトリ]
……ここは静かだな、先生。▼
そう言えば、先生は知っているか?
女神の塔にまつわる伝説。▼


《選択》

[ディミトリ]
へえ、意外だな。
先生はその手の話が好きな口か?▼
[ディミトリ]
やっぱり、そうか。
そんなことだろうと思った。▼


《共通》

[ディミトリ]
この塔で願いをかけると必ず叶う、なんて
……いったい、どこの誰が考えたのだか。▼


《選択》

[ディミトリ]
伝説は伝説だ。本気で願いが叶うと
思っている者なんて、ほんの一握りだろう。▼
……女神は、
天上から俺たちを見守るだけだ。▼
どれほど人が助けを乞うても、
手を差し伸べるようなことはしないし……▼
仮に女神が手を差し伸べてくれたとしても、
人は、その手を握り返す術を持たない。▼
……少なくとも俺は、
そういうものだと思っている。▼
だがまあ、伝説を伝説と割り切って
願いをかけるなら、損はないとも思う。▼
先生、折角の機会だ。
何か願い事でもしてみたらどうだ。▼


《選択》

[ディミトリ]
……俺の、願い事か。▼
誰も、理不尽に奪われることのない
世界であるように……とか、かな。▼


《選択》

[ディミトリ]
ありがとう、先生……。
ああ……、それとも、こういう時には……▼
お前とずっと一緒にいられるようにだとか、
そういうことを願うべきだったのか?▼
[ベレス]
……?▼
[ディミトリ]
………………。▼
……はは、どうだった、先生。
俺も少しは、冗談が上手くなっただろうか。▼


《選択》

[ディミトリ]
……すまない、何が悪かったのだろう。
言い方の問題か、それとも内容か……。▼
………………。▼
ええと……その。
実を言うと、反省しているんだ。▼
学級の皆に、つい、また会おうなどと
無責任なことを口走ってしまったが……▼
また会おうだとか、ずっと一緒にだとか……
未来の約束は、すべきではなかった、と。▼
俺には、命を賭しても、
遂げねばならないことがあるのに、な。▼
[ベレス]
………………。▼
[ディミトリ]
………………。
……さて、そろそろ戻ろうか。▼
俺だけが、いつまでもお前を
独占しているわけにはいかない。▼
……行こう、先生。▼

ドゥドゥー

[ドゥドゥー]
……お前、なぜこんなところにいる。▼


《選択》

[ドゥドゥー]
……では、おれと同じか。▼


《共通》

[ドゥドゥー]
……舞踏会と言っても、
何をしていいのか、わからなくてな。▼
かと言って、殿下や学級の者たちの
邪魔をするわけにもいかん、と……▼
……人混みを避けて歩くうち、
ここに辿り着いてしまった。▼
……お前を捜している者も何人か見たが、
戻らなくてもいいのか。▼


《選択》

[ドゥドゥー]
……そうか。ならば、それもいいだろう。▼
………………。▼
[べレス]
………………。▼
[ドゥドゥー]
……ここは、星が近く見えるな。▼
……フォドラの女神は、
この塔に祝福を授けるのだと聞いた。▼
ここで男女が交わした約束や誓いは、
必ず成就すると……▼
……皆が、そう噂していた。▼
ダスカーにも、同じような伝承があった。
どこの人間も、考えることは同じか。▼
……先生。
お前は、何か誓うことはないのか。▼


《選択》

[ドゥドゥー]
……そんなものだろうな。▼
[ドゥドゥー]
……平和、か。何をもって平和と
呼ぶのか、おれにはよくわからんがな。▼


《共通》

[ドゥドゥー]
……折角だ。
おれも、お前と約束をしよう。▼
殿下の築かれる静穏な時代に……
この塔でお前と、こうして星を見上げる。▼


《選択》

[ドゥドゥー]
……ああ。▼
……それにしても、冷えるな。▼
おれは、慣れているからいいが。
……風邪を引く前に、中へ戻れ。▼


《選択》

[ドゥドゥー]
……そうだな。
おれが相手ならば、下世話な噂も立つまい。▼
[ドゥドゥー]
……実は踊り方が、わからなくてな。
お前が教えてくれるのならば心強いが。▼


《共通》

[ドゥドゥー]
……ともかく、戻るとしよう。▼
寒ければ、おれの上着を貸してやる。▼

フェリクス

[フェリクス]
……何だ。
誰かと思えば、お前か。▼


《選択》

[フェリクス]
静かな場所に来たかっただけだ。
どこもかしこも騒がしくてたまらん……。▼
[フェリクス]
そんな予定はない。
……ただ静かな場所に来たかっただけだ。▼


《共通》

[フェリクス]
……で、そういうお前は。▼


《選択》

[フェリクス]
俺が?
……何だお前は。おかしな奴だな。▼
[フェリクス]
……そうか。それも当然だな。▼


《共通》

[フェリクス]
……おい。▼
お前、女神の塔の伝説を知っているな。
誓いが必ず成就する、というやつだ。▼
くだらなさで反吐が出そうだが……
信じてみるのも一興だ。▼
フォドラの女神に誓おう。
俺は……▼
……俺は、いつか必ずお前を超える。▼
お前の剣を超え、技を超え、
一人の戦士として、お前に勝利してみせる。▼


《選択》

[フェリクス]
何だ、不満か。▼
色恋沙汰を求めているなら、
残念だが、他の男を当たれ。▼
生憎とそういうものには、
縁のない人生を送ってきたものでな。▼
剣と、血と、戦いと。
それが俺のすべてだ。▼
だが……傍目から見れば、逢引きをする
男女に見えなくもないかもしれん。▼
どうしても不満だと言うのなら、
それで妥協しろ。▼


《選択》

[フェリクス]
何とでも言え。
俺はそろそろ、訓練場に戻る。▼
俺は、女の手よりも
剣を握っているほうが楽だからな。▼
おい、居座るつもりなら風邪を引くなよ。
……訓練の相手がいなくなると困る。▼
じゃあな。▼

アッシュ

[アッシュ]
……あっ、先生!
先生も、ここへ休憩しに来たんですか?▼


≪選択≫

[アッシュ]
あはは、僕と同じですね。
僕も、ちょっと疲れちゃって。▼
[アッシュ]
えっ、僕を捜して……? それは……
手間をかけさせてしまって、すみません!▼
僕、何だかちょっと疲れちゃって……。
舞踏会が楽しくないことはないんですけど。▼


《共通》

[アッシュ]
みんな舞踏会に慣れてるみたいでしたけど、
僕はそういうのに縁がなかったので。▼
一応、踊り方や作法は、
仲間に教えてもらったんですけど……。▼
あはは、女の子の足を踏んでしまったり
飾りの花をひっくり返したり、散々で!▼
正直、自分なんて場違いなんじゃないかと
ちょっとだけ……思えてきちゃって。▼


《選択》

[アッシュ]
え、先生も……ですか?
……あはは、何だか安心しました。▼
[アッシュ]
そ、そうですよね。
僕も士官学校の一員なんだから……。▼
せっかくロナート様が入れてくださったんだから
ちゃんと胸を張っていないと。▼


《共通》

[アッシュ]
……あっ、そうだ。ところで先生、
女神の塔の言い伝え、知ってますか?▼
ここで男女が一緒にお願い事をすると、
女神様が成就させてくれるそうなんですよ。▼


《選択》

[アッシュ]
僕はいいんです。
先生のお願い事にしましょうよ。▼
[アッシュ]
はい!
先生、何かお願い事はありますか?▼


《共通・選択・1つのみ》

[アッシュ]
……先生のお願い事は?▼


《選択》

[アッシュ]
え……ぼ、僕の願いですか?
……そ、そうですね。▼
[アッシュ]
そ、そういうことなら……
僕のお願い事でも、いいですか?▼


《共通》

[アッシュ]
……故郷に置いてきた弟たちが、
これからも平和に暮らしていけますように。▼


《選択》

[アッシュ]
えへへ、ちょっとだけ恥ずかしいですね。
こういうのって……。▼
……じゃ、僕はそろそろ舞踏会に戻ります!
逃げてばかりじゃ成長できませんからね。▼
まずは誰か、女の人を誘って……
踊り方も、もう一度確認して……▼


《選択》

[アッシュ]
……えっ?
先生が一緒に踊ってくれるんですか?▼
あはは、それなら心強いです!
僕が失敗しても、笑わないでくださいね?▼
それじゃ、一緒に戻りましょうか!▼

シルヴァン

[シルヴァン]
こんばんは先生、良い夜ですね。
雲も少なくて、星が綺麗に見える。▼
あんたが女神の塔に向かったって聞いて、
いったい誰との逢瀬かと思いましたけど……▼
……まさか、女神の塔で
ぼけっと独り、佇んでるだけだとは。▼


《選択》

[シルヴァン]
……いや待ってくれ。今更、何を。
女神の塔といったら、恋人との逢瀬だろ?▼
ここで交わした誓いは必ず成就する……
恋人たちの聖地なんです、ここは。▼


《選択》

[シルヴァン]
え?ああ、そのですね……実を言うと、
先生を待ってる相手が誰か、気になって。▼
慌てて後を追ってみれば、結局先生は独り。
……いや、正直安心しましたよ。▼
[シルヴァン]
そうですねえ。誘ってもいいんですけど、
本命の相手が、目の前にいるし。▼


《共通》

[シルヴァン]
女神の塔に独りでいるってことは、俺、
あんたを口説いてもいいってことですよね?▼


《選択》

[シルヴァン]
ええ。
他に誰がいるって言うんです。▼
なあ先生、俺はあんたを不幸にはしません。
だから結婚して……▼


《選択》

[シルヴァン]
あっはは、まあそうですよねえ。▼
……はあ、俺、今ほど自分の日頃の行いを
恨んだことはありませんよ。▼
俺も、もうちょっとまともになって、
先生に認めてもらえる男にならないとなあ。▼
……ま。それはさておき。▼
俺はそろそろ舞踏会に戻りますけど、
折角だ、先生も一緒に戻りませんか?▼


《選択》

[シルヴァン]
なら、大広間に戻った後には
踊りの相手を願えませんか、お嬢さん。▼
結婚が駄目でも、一緒に踊るくらいなら
許してくれるだろ?▼
よし! じゃ、先生の気が変わらないうちに、
戻るとしましょうか!▼
[シルヴァン]
止めないが……今日は冷えるぜ?
風邪引かないようにしてくださいよ。▼
あっ、凍えちまったって言うなら、
いつでも俺が抱き締めて……▼
ええと、いや、すみません。
そんな目で見ないでくださいよ……。▼
……まあそれじゃ、この辺で。▼

メルセデス

[メルセデス]
あら〜、先生。
こんなところにいたのね〜。▼
大広間じゅう捜し回っても見当たらないから
どこへ行っちゃったのかと思ったわ〜。▼
……ふふっ、ちょっと疲れた顔してるわ。
やっぱり人気者は大変ねえ、先生。▼


《選択》

[メルセデス]
そうよねえ。それじゃ、
しばらくここでのんびりしていましょうか。▼
……ねえ、知ってる、先生?
女神の塔の言い伝え。▼
ここで交わされた約束は、
女神様が成就させてくださるんですって。▼


《選択》

[メルセデス]
あらあら、駄目よ、先生。
生徒の話題にも敏感でいなくっちゃ。▼
[メルセデス]
あら、やっぱりこれだけ有名な話だと、
先生でも聞いたことがあるものなのね〜。▼


《共通》

[メルセデス]
そんな言い伝えがあるから、
仲の良い男女は二人でここへ来るのよ。▼
これからもずっと一緒にいよう、とか、
そういう約束をするために、ね。▼
ここへ来る途中にも、女の子を女神の塔に
誘おうとする男の子を見かけたわ。▼
何だか素敵よね〜。
先生は、そう思わない?▼


《選択》

[メルセデス]
ふふっ、そうよね〜。▼
[メルセデス]
あら、そうなの?
変わってるのねえ、先生は。▼


《選択》

[メルセデス]
……だけど、約束を交わした子たちが、
ずっと一緒にいられるとは限らないわ〜。▼
この士官学校には貴族が多いでしょ?
自由に結婚できる人なんてほんの一握り。▼
それでも一緒にいたいと思うからこそ、
女神様にお願いするんでしょうね〜……。▼
……ところで先生。誰かと逢引きの
予定がある……わけでは、ないわよね?▼


《選択》

[メルセデス]
そう、良かった〜。
私、お邪魔しちゃったら悪いと思って。▼
[メルセデス]
あらあら、約束もしていないのに?
もう、先生ったら口が上手いんだから〜。▼


《選択》

[メルセデス]
……あっ、いけない。そう言えば私、
先生を捜しに来たんだったわ。▼
実を言うとね、踊りの相手に
なってもらおうと思ったのだけれど……▼
でも、騒がしい大広間で踊るより、こうして
先生と一緒にいるほうが、楽しいかも。▼
先生、もし良かったら、もう少しだけ
ここでお話していましょうよ〜。▼


(主人公、頷く)

[メルセデス]
ふふっ……ありがとう、先生。▼

アネット

[アネット]
あ、先生!
何だ、ここにいたんですね。▼
みんな先生のこと捜してたんですよ?
さっすが、先生は人気者ですね!▼


《選択》

[アネット]
あれっ、そうだったんですか?
……そっかあ。▼
あのですね、実を言うと……
あたしも、先生を捜してたんですよ。▼
踊るのがどうしても嫌だって言うなら、
諦めるしかないですけど……▼
折角の舞踏会じゃないですかー!
ここで先生と踊らないでいつ踊るんですか!▼


《選択》

[アネット]
え、今、ここで?
音楽もないのに……▼
あっ……
じゃあ、あたしが歌っちゃおっかな。▼
ふふん、こう見えて歌は大得意なんですよ。
歌詞は変だって言われるんですけど……。▼
お野菜とお肉~……♪
しっかりと炒めて~……♪▼


《選択》

[アネット]
あ、この間、修道士の人に教えてもらった
煮込み料理の作り方なんですけど。▼
先生にも、今度作ってあげますね!
きっと美味しくてびっくりしますよ。▼
………………。
……あの。先生が一人で、良かったです。▼
[ベレト]
……?▼
[アネット]
先生、知ってましたか? この女神の塔で
願い事をすると、必ず叶うって言い伝え。▼
今日みたいな日は、
みんな好きな子を誘って逢引きするんです。▼
それで、これからもずっと一緒に
いられますようにってお願いするんですよ。▼
だから先生が女の子と一緒にいるのかも、
って思ってて……。▼


《選択》

[アネット]
あはは……先生のことだし、
そんなことだろうと思ってました。▼
……折角ですし、先生。
あたしたちも約束しましょうよ。▼


《選択》

[アネット]
ふっふっふ。
実は、願い事はもう決めてあるんです。▼
……天にまします女神様、あたしと先生が、
ずっと仲良しでいられますように。▼
……なんちゃって。▼


《選択》

[アネット]
本当ですか?
そう言ってもらえて、あたしも嬉しいです!▼
[アネット]
……た、確かに。今考えてみたら、ちょっと
恥ずかしいお願いだったかも……えへへ。▼


《共通》

[アネット]
……それじゃ先生、あたしはこれで!
後で、ちゃんと戻ってきてくださいね!▼

イングリット

[イングリット]
はあ、お腹いっぱい……幸せ……。▼
ひっ……!? せ、先生!
どうしてここに……▼
ここならば誰も来ないと踏んでいたのに、
なぜ……!▼


《選択》

[イングリット]
で、では私がさもしく食事にありつくさまも
すべて見られていたのですか!?▼
うう、は、恥ずかしい……!
穴があったら入りたいです……!▼
[イングリット]
ほ……本当にただの偶然なら、
それはそれで、いいのですが。▼
まさか私を追ってきたなどと言い出したら
どうしたものかと思いました……。▼


《選択》

[イングリット]
いえ……生憎、逢瀬の相手はいません。
ただの、腹ごなしの散歩です。▼
ここに来た時は、
先客がいるのではと不安でしたが……▼
どうやら、誰もいないようです。
……二人きり、ですね。▼


《選択》

[イングリット]
……! た、確かに、傍目から見れば
私たちは逢瀬をする男女に見える……!▼
[イングリット]
……! そ、そう言われると、
急に恥ずかしくなってきた気が……。▼


《共通》

[イングリット]
せ、先生は嫌ではありませんか?
嫌ならば、私はすぐに大広間へ戻りますが!▼


《選択》

[イングリット]
そ、そうですか。……良かった。▼
……ならば、もう少しここにいましょうか。
今日は、星空が綺麗に見えますから。▼


(ベレト、頷く)

[イングリット]
ふふ……いつかまた、こうして先生と一緒に
空を見上げられたらいいですね。▼
  • 「ならば一緒に戻ろう」を選択
[イングリット]
い……一緒に戻ったら、私たちが逢瀬を
していたのだと誤解されてしまうのでは?▼
私はそれでもまったく構わないのですが、
先生は……良いのですか?▼


(ベレト、頷く)

[イングリット]
そ、そうですか。
……で、では、戻るとしましょうか。▼

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Last-modified: 2022-02-20 (日) 23:25:33
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