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会話集/支援会話
フェリクスの支援会話†
ディミトリ†
ディミトリのページへ
ドゥドゥー†
ドゥドゥーのページへ
アッシュ†
支援C†
- [アッシュ]
- ええっと……。
確か、書庫の机に置きっぱなしに……▼
……あれ、フェリクス?▼
- [フェリクス]
- ………………。▼
- [アッシュ]
- 珍しいですね。
フェリクスが読書だなんて。▼
もし気に入ったなら、貸しますよ。
僕はもう、読み終わったので。▼
- [フェリクス]
- ……要らん。
誰のものか、確かめたかっただけだ。▼
- [アッシュ]
- なら、是非読んでみてくださいよ。
きっと気に入ると思います。▼
騎士道物語の王道からはちょっと外れた
筋書きなんですけけど、これがまた良くて……▼
やっぱり、フェリクスも
こういう騎士道物語が好きなんですか?▼
- [フェリクス]
- 読まん。▼
- [アッシュ]
- 食わず嫌いはもったいないですよ。
騎士道物語、面白いと思いますけど……。▼
- [フェリクス]
- ……そんなものの、何が面白いというんだ。▼
- [アッシュ]
- 何がって……やっぱり、物語に出てくる
騎士は、みんなかっこいいですよね。▼
友情と忠義を重んじ、正義を貫く……
僕もああなりたい、って憧れます。▼
- [フェリクス]
- ……くだらんな。▼
そんな作り話にのぼせ上がるような
人間ほど、無駄死にする。▼
友情、忠義、正義……そんなもののために
命を捨てる愚者を、英雄と囃し立てる。▼
思想を統制するという意味では、
暴君よりもよほど性質が悪いな。▼
- [アッシュ]
- そ、そこまで言わなくたって
いいじゃないですか。僕は、ただ……。▼
- [フェリクス]
- お前が何を好もうが、一向に構わん。▼
だが、理想に熱を上げるのは
ほどほどにしておくことだ。▼
- [アッシュ]
- フェリクス……。
君って人は、本当に……。▼
- [フェリクス]
- ………………。▼
- [アッシュ]
- 本当に……
この物語の主人公そっくりですね!▼
- [フェリクス]
- ………………。
……は?▼
- [アッシュ]
- 口が悪くて、近寄りがたくて……
だけど実は仲間思いで、すごく優しい。▼
この物語は、そんな孤高の騎士が、
仲間と共に英雄になっていく話なんですよ。▼
- [フェリクス]
- ……チッ、気色悪い。
そう目を輝かせて俺を見るな。▼
- [アッシュ]
- うん、そういう言い方も、
やっぱりこの主人公そのものです!▼
- [フェリクス]
- ………………。▼
- [アッシュ]
- あ、そうだ、フェリクス。
やっぱりこの本は、君に貸しますね。▼
騙されたと思って読んでみてください。
読んだら、感想聞かせてくださいね。▼
- [フェリクス]
- おい、待て……
……チッ、どうしてこうなる。▼
支援B†
- [アッシュ]
- ロナート様……。▼
……あっ、フェリクス。▼
- [フェリクス]
- ロナート卿のことを祈っていたようだな。
まだ整理はついていないのか。▼
- [アッシュ]
- いえ、そういうわけじゃ……ただ、
ちょっと、自分の駄目さに嫌気が差して。▼
ロナート様が何も仰ってくれなかったのは
きっと、僕を気遣ってのことで……▼
僕は結局、そういうロナート様の気持ちを
全然理解できていなかったんだって思って。▼
- [フェリクス]
- ………………。▼
- [アッシュ]
- 前に君は言いましたよね、フェリクス。
理想に熱を上げるのはほどほどにしろって。▼
……ロナート様は、僕にとってずっと、
物語の中の、理想の騎士そのものでした。▼
僕は理想ばかり見て、目の前のロナート様の
悲しみや憎しみから目を背けていた……。▼
ほんと……こんなんじゃ、
一人前の騎士にはまだまだ遠いですね。▼
- [フェリクス]
- ……そうだろうか。▼
相手のすべてを知っていたところで、
その悲しみを消してやれるわけじゃない。▼
……それが肉親や、
親しかった友だったとしてもだ。▼
人の悲しみや憎しみ……現実から
目を逸らすのは、愚者の行いだ。▼
だが、理想を求めて走ることは
決して価値を失わない。俺はそう思う。▼
- [アッシュ]
- え?
だけど、君は前に……▼
- [フェリクス]
- ……俺はほどほどにしろと言ったんだ。
理想を捨てろとまで言った覚えはない。▼
お前はお前のままでいればいい。
生き方を曲げることはない。▼
- [アッシュ]
- フェリクス……。▼
- [フェリクス]
- ……ああ、忘れていた。
お前にこれを返さねばと思っていた。▼
- [アッシュ]
- 僕が前に貸した本……
もう読み終わったんですか?▼
でも、それにしては早すぎる気も……。
……やっぱり、面白くなかったですか?▼
- [フェリクス]
- もともと、物語の筋書きは知っていた。▼
フラルダリウスの家に同じ本があった。
……兄がよく読んでいたのを、覚えている。▼
- [アッシュ]
- そうだったんですね。
……懐かしかった、ですか?▼
- [フェリクス]
- ……さあな。▼
- [アッシュ]
- ……ははっ、その物言い。やっぱり、
君はこの本の主人公そっくりです。▼
もちろん、物言いだけじゃなくて、
心の在り方も……ですけど。▼
- [フェリクス]
- ……フン。ならお前は、
その物語に出てくる小姓だろう。▼
小生意気で馴れ馴れしい。
騎士としては半人前のくせにな。▼
フン……せいぜい励むことだ。
半人前止まりで終わらんようにな。▼
- [アッシュ]
- ……ええ、もちろんですよ。▼
僕は、僕だけがなれる
立派な騎士になってみせますから!▼
シルヴァン†
支援C†
- [シルヴァン]
- ようフェリクス、暇か? 暇だよなあ。
今日も仲良く女の子でも口説きに行こうぜ。▼
- [フェリクス]
- チッ……訓練の邪魔だ。
お前一人で行け。▼
- [シルヴァン]
- そんなこと言わずにさあ。
ほらほら、長い付き合いだろ、俺たち。▼
- [フェリクス]
- 確かに付き合いは長いが、それだけだ。▼
そも、俺が望んだわけじゃない。
互いの親の意向に過ぎん。▼
- [シルヴァン]
- 要は腐れ縁だって? いやいやフェリクス、
その割に、昔は俺にべったりだったろ。▼
兄貴に勝てないだの、殿下と喧嘩しただの、
何かあるたび俺に泣きついてきたもんだ。▼
あの頃のお前は素直で純真だったなあ。
弟みたいに可愛がってやったのに……▼
- [フェリクス]
- ……にしろ。▼
- [シルヴァン]
- へ? どうしろって?▼
- [フェリクス]
- ……いい加減にしろ、と言った。
貴様の耳は節穴か。▼
- [シルヴァン]
- はは、何だよフェリクス、怒ってんのか?
こんなのいつものやり取りだろ。▼
- [フェリクス]
- お前は昔から、
人の神経を逆撫でしてばかり……▼
いいか。これまで言わずにいたが、
お前には言いたいことが山ほどある。▼
私生活でも戦場でさえも軽佻浮薄、
何かあればすぐに女の話ばかり……▼
- [シルヴァン]
- む、何だよ、悪いかよ。可愛い女の子を見て
放っておくほうが失礼ってもん……▼
- [フェリクス]
- それにも限度があるだろう、この色情魔。▼
それで剣の腕が確かならば認めてもいい。
だが、お前は訓練も手を抜いてばかり……▼
他人の感情を害し、足を引っ張ることに
何の負い目も感じていないのか、お前は。▼
- [シルヴァン]
- そ、そういうつもりはないんだがなあ……。
俺だってそれなりには……▼
……けどま、嫌な思いをさせてたなら謝る。
迷惑かけないように努力するさ。▼
- [フェリクス]
- ……フン。▼
支援B†
- [フェリクス]
- ……悪かったな、この間は。▼
- [シルヴァン]
- 何の話だ、フェリクス? お前が謝るなんて
空から槍でも降ってくるかな……。▼
- [フェリクス]
- ……色情魔だのなんだのと言った時の話だ。▼
- [シルヴァン]
- ああ、はいはい、あの時な。いやあ、
あの時はそれなりに傷ついたけど……。▼
別に、お前にああいうことを
言われるのって、初めてでもなかったし。▼
ほら、物心つく頃からの
付き合いじゃないか、俺たち。▼
罵り合いの一度や二度くらいで
仲違いしてたら、きりがないっつーか。▼
- [フェリクス]
- ……それは、そうだな。▼
- [シルヴァン]
- なんつーか昔から、俺が馬鹿をやって、
お前が突っかかってきて……▼
- [フェリクス]
- 二人まとめてイングリットに説教される。
……毎度巻き込まれる俺の身にもなれ。▼
《通常》
- [シルヴァン]
- そうそう、そうだった。何年経っても
俺たちの関係は変わらねえもんだ。▼
《イングリットがいない場合》
- [シルヴァン]
- そうそう、そうだった。変わんねえもんだ。
……一人、欠けちまったけどな。▼
《共通》
- [シルヴァン]
- けど、お前は変わったなあ、フェリクス。
ガキの頃はあんなに可愛かったのに……▼
それが、今じゃすっかりひねくれちまって。
何でこんなふうに育っちまったか……。▼
- [フェリクス]
- チッ……お前のほうは、
今も昔も変わらずろくでなしだな。▼
- [シルヴァン]
- あっははは、何だよ、それ。
今も昔も俺の側にいる奴の台詞かよ?▼
今だってほら、この間のことを謝るつもりで
わざわざ俺のところに来たわけだろ?▼
- [フェリクス]
- 訓練場への道すがら、見かけただけだ。▼
- [シルヴァン]
- まったまたー。……って、お前、
まーた訓練場に行くのか? 頑張るなあ。▼
- [フェリクス]
- お前が怠惰なだけだ。▼
- [シルヴァン]
- ちょっと怠惰なくらいがちょうどいいだろ。
あんまり気張ってると疲れちまうぜ。▼
あ、そうだ、飯でもおごってやるからさ、
一緒に街に出ようぜ、フェリクス。▼
- [フェリクス]
- 断る。▼
- [シルヴァン]
- 俺と一緒に街へ行くのと訓練と、
どっちが大事なんだよー。▼
- [フェリクス]
- 訓練だ。じゃあな。▼
- [シルヴァン]
- あー待て待て、フェリクス!
俺も訓練場行くからさ、待てってばー!▼
支援A†
- [フェリクス]
- ……食べろ、シルヴァン。▼
- [シルヴァン]
- 食べろって……何だこの包み。菓子か?▼
- [フェリクス]
- 街の女に押しつけられた。
だが俺は好かん。お前にやる。▼
- [シルヴァン]
- そういやお前、甘いもん苦手だったなあ。
じゃ、ありがたく。後で食べるよ。▼
……で、俺に何してほしいんだ?
あ、女の子との仲を取り持ってほしいとか?▼
- [フェリクス]
- お前の頭には砂糖でも詰まっているのか?
この間の戦闘での礼を言いに来ただけだ。▼
……お前が伏兵に気づいていなければ、
俺は今頃死んでいただろうからな。▼
- [シルヴァン]
- ああ、そうだったっけなあ……けど、
そんなの特別なことでも何でもないだろ?▼
戦場じゃあ、持ちつ持たれつ。
仲間ってのは助け合うもんさ。だろ?▼
- [フェリクス]
- ……変わらんな、お前は。▼
- [シルヴァン]
- おうさ、俺は何にも変わらないぜ。▼
- [フェリクス]
- お前は、そうやっていつも……▼
- [シルヴァン]
- え? いつも、何だって?▼
- [フェリクス]
- ……何でもない。▼
- [シルヴァン]
- 何だよ、フェリクスらしくねえの。
言いたいことがあるならはっきり言えよ。▼
- [フェリクス]
- ……気が向いたらな。▼
- [シルヴァン]
- はいはい、それじゃ、お前の気が向くのを
飯でも食べつつ待ってるとしますかねえ。▼
ほら、フェリクス、街で飯でも食べようぜ。
何かおごってやるよ。肉とかさ。▼
- [フェリクス]
- ……そうだな。お前には恩がある。
今日ばかりは付き合ってやってもいい。▼
- [シルヴァン]
- 腹を満たしたら、
その後は女の子を口説きに……▼
- [フェリクス]
- ………………。▼
- [シルヴァン]
- 冗談だって、ほんっと気が短い奴だなあ。
ほら、一緒に行くぞ、フェリクス!▼
支援A+†
- [フェリクス]
- ……シルヴァン!▼
- [シルヴァン]
- ああ……フェリクスか。
お前が無事で……良かった。▼
- [フェリクス]
- お前、俺を庇って……無茶をするな。
弱いくせにいつもいつも……!▼
- [シルヴァン]
- いいんだよ、お前が無事ならさ……。
お前が生きてりゃ、俺は……▼
- [フェリクス]
- 馬鹿野郎ッ、ふざけるなよ。
万一死のうものなら、許さんからな……!▼
- [シルヴァン]
- ……っはははは!
なーんつって。勝手に俺を殺すなよなー。▼
これくらいで死ぬか。つーか死ぬくらいの
怪我なら、自分の部屋になんかいるかよ。▼
こんな傷くらい魔法でどうとでもなる。
しばらく安静にしてれば痛みも引く。▼
- [フェリクス]
- ……シルヴァン。▼
- [シルヴァン]
- いやー、お前が珍しく慌ててたから、
面白くてつい、からかっちまっただけさ。▼
- [フェリクス]
- ………………。お前は、馬鹿か?
正真正銘、フォドラ一の馬鹿なのか?▼
おかしいとは思っていた。
あの程度の傷で死ぬはずがない、とな。▼
だが、お前は不真面目で素行が悪い。
その天罰が下ったのかもしれん、と……▼
- [シルヴァン]
- おい、さらっと酷いこと言ったなあ!
もうちょっと感謝してくれたっていいだろ。▼
- [フェリクス]
- ……感謝は、している。
お前は子供の頃から、いつもこうだ。▼
普段は頼りないくせに、大事な時には
いつも体を張って俺たちを助けてくれた。▼
……その度に平気な顔をして笑うお前に、
少しの憧れを抱いていたのは、否定すまい。▼
- [シルヴァン]
- お、おう……。……お前、そんな台詞を吐く
奴だったか? 変なもんでも食べたか?▼
- [フェリクス]
- チッ……もう二度と言うものか、阿呆が!
無事だとわかった以上、俺はもう帰る。▼
- [シルヴァン]
- ……なあフェリクス。俺たちはさあ、
ずっと一緒に育ってきたわけだろ。▼
- [フェリクス]
- ……そうだな。▼
- [シルヴァン]
- 覚えてるか? ガキの頃に約束したよな。
死ぬ時は一緒だって。▼
- [フェリクス]
- ……覚えて、いる。▼
- [シルヴァン]
- だからさあ、俺がお前を置いて
先に死んじまうわけがないんだよ。▼
- [フェリクス]
- ……まあ、それもそうだな。▼
だが、もう
こうして肝を冷やすのは懲り懲りだ。▼
お前、日頃から遊んでばかりいないで、
少しは真面目に訓練でもしろ。▼
……お前がうっかり命を落とそうものなら、
一緒に死んでやることもできんからな。▼
- [シルヴァン]
- そうだな。怪我が治ったら、
ちょっとは真面目に励むとするさ。▼
- [フェリクス]
- ……フン。
せいぜい養生しろ。▼
……シルヴァン。
……ありがとう。▼
- [シルヴァン]
- ……おう。気にすんなって。▼
メルセデス†
支援C†
- [メルセデス]
- フェリクス。
はい、お茶よ~。▼
- [フェリクス]
- ……ああ。▼
- [メルセデス]
- あら、お茶請けがなかったわね~。
何か作ってこようかしら~?▼
- [フェリクス]
- ……要らん。▼
- [メルセデス]
- あらあら、服が汚れてるわよ~?
今、拭いてあげるわね。▼
- [フェリクス]
- ……メルセデス。何の真似だ。▼
- [メルセデス]
- 何のって、お茶を出していただけだけど?
いけなかったかしら~。▼
- [フェリクス]
- お前の俺の何だ、母親か何かか。
構うな、鬱陶しい。▼
- [メルセデス]
- あ……ご、ごめんなさい。
そうよね。流石に失礼だったわよね。▼
あなたって、私の弟に
何となく似てるから、つい……。▼
《外伝 隠された素顔 未プレイ時》
- [フェリクス]
- ……お前の弟、だと?▼
- [メルセデス]
- そうよ~、エミールって言うんだけど。
父親は違うけれど、同じお家で育ったわ~。▼
8つか9つの頃までは一緒だったのだけど、
それからは会えていなくって……。▼
《外伝 隠された素顔 終了後》
- [フェリクス]
- お前の弟というのはイエリッツァ先生の……
いや、死神騎士のことか。▼
- [メルセデス]
- 死神騎士やイエリッツァ先生って言うより、
私の弟のエミールに似ているの。▼
- [フェリクス]
- ……どれも同じ人間だろうが。▼
《共通》
- [フェリクス]
- 悪いが、俺は「エミール」ではない。
当然ながら、お前の弟でもない。▼
チッ……うんざりだ。
他の誰かと重ねられるのは。▼
- [メルセデス]
- その……ごめんなさい。
……私、もう行くわね~。▼
……あ、お茶のお代わりはここにあるわ~。
よかったら、飲んでちょうだい。▼
……それじゃあね。▼
- [フェリクス]
- ……俺は、俺だ。
誰に何を言われようと、他の誰でもない。▼
……なあ、そうだろう。
……兄上。▼
支援B†
- [フェリクス]
- ……ここにいたか。▼
- [メルセデス]
- ……! あ、あら、フェリクス~。
私に何か用かしら~?▼
- [フェリクス]
- 先の戦いで傷を負っていただろう。
具合は……?▼
- [メルセデス]
- ええ、もう大丈夫よ~。
心配してくれてどうもありがとう。▼
- [フェリクス]
- ……まったくだ。
世話の焼ける女だな。▼
- [メルセデス]
- ごめんなさい。戦場で、万一にもあなたの
邪魔をしちゃいけないって思って~……。▼
だけどやっぱり気になっちゃって、
つかず離れずで見ているうちに……▼
- [フェリクス]
- チッ、本当に……
お前は、何をするために戦場に出ている?▼
気を取られて部隊を危機に陥らせた挙句、
怪我を負うなど……馬鹿のすることだ。▼
- [メルセデス]
- 本当に、そのとおりね。
返す言葉もないわ~……。▼
- [フェリクス]
- ……下手を打つなら、最初から側にいろ。
そのほうがまだいい。▼
- [メルセデス]
- いいの? ……私また、あなたの
世話を焼いちゃうかもしれないわよ?▼
- [フェリクス]
- ……別に構わん。▼
- [メルセデス]
- ……えっ?▼
- [フェリクス]
- 俺をお前の弟と重ねようと構わんと言った。
こんな目に遭うよりは……まだいい。▼
- [メルセデス]
- でも……あなたはやっぱり嫌なんでしょう?
うんざりだ、って言ってたじゃない。▼
- [フェリクス]
- ああ、うんざりだな。この数年間、俺は常に
死者の「代わり」を強いられてきた。▼
俺には優秀な兄がいてな。敬愛に値する、
立派な騎士だった。……もう死んだがな。▼
兄の死後、兄の存在は、
影のように俺について回った。▼
- [メルセデス]
- ……そう。
お兄さんが、いたのね。▼
- [フェリクス]
- フン……だが、そんなくだらん私情など、
戦に挟んで良いものではないからな。▼
……しかし、そこまで似ているのか、俺は。▼
- [メルセデス]
- 外見が似ているってわけじゃないけれど、
何となく雰囲気が近いのよね~。▼
だからつい、側で見ていてあげなきゃ、
守ってあげなきゃ、と思ってしまうのよ~。▼
あっ、でも、誤解しないで? あなたが
頼りないとか、そういうことじゃないわ~。▼
今回も、窮地に陥った私を助けてくれたのは
あなただった。……本当に頼りにしてるの。▼
- [フェリクス]
- ……とにかく、もう少し周囲に気を配れ。
お前のやることは危なっかしすぎる。▼
あれでは、命がいくつあっても足りん。
助けに入る俺の命も、だ。▼
- [メルセデス]
- ……ええ、そうね。気を付けるわ~。
ふふっ、フェリクスは優しいのね。▼
- [フェリクス]
- ……チッ、何とでも言えばいい。▼
支援A†
- [フェリクス]
- ………………。▼
- [メルセデス]
- ………………。▼
- [フェリクス]
- おい……何か用でもあるのか。
あるなら、さっさと用件を言え。▼
- [メルセデス]
- あら? 用なんてないわよ~。私はただ、
フェリクスとお話がしたいだけで~。▼
- [フェリクス]
- ……確かに、側にいても構わんとは言った。
だが、それは戦場での話だ。▼
だからそ、べたべたとついてくるな。
俺と弟を重ねるにしても限度がある。▼
- [メルセデス]
- 別に、私はあなたと弟を重ねて
一緒にいたいんじゃないわよ~。▼
やっぱり、
あなたが嫌がることはしたくないもの。▼
それに何より、あなたのことを知るにつれて
やっぱり違う人だなあ、って思ったの。▼
- [フェリクス]
- ……お前の考えは、よくわからんが。▼
とにかく、そうとわかったのならば
わざわざ俺の近くにいる必要もあるまい。▼
- [メルセデス]
- ううん。今の私は、「エミール」じゃなく、
「フェリクス」の側にいたいのよ。▼
- [フェリクス]
- ……は?
- [メルセデス]
- ふふっ、私ったら恥ずかしいわ。
何だかちょっと、告白みたいじゃない~。▼
……それともやっぱり、
私が近くにいると、嫌?▼
- [フェリクス]
- ああ、いや……そういうわけではない、が。▼
- [メルセデス]
- そう、良かったわ~。それじゃ、
これからも一緒にいさせてもらうわね~。▼
- [フェリクス]
- ………………。
……本当に、理解できん生き物だな。▼
- [メルセデス]
- あら~? 何か言ったかしら~?▼
それより、これからお茶でもどうかしら?
美味しいお店を知っているのよ~。▼
- [フェリクス]
- ……仕方ない、付き合ってやってもいい。
断る理由も見つからんからな。▼
アネット†
支援C†
- (画面が真っ暗な状態で支援会話開始)
- [アネット]
- 今日のご飯は~、煮込んだお肉~♪
食後にお菓子も、どこどこど~ん♪▼
川の向こうから~、次々やってくる~♪
お菓子と~、お肉の群れ……▼
- (画面が明るくなり、温室内でアネットが1人で歌っていた*1のが判明。そこへフェリクスがやってくる。)
- [フェリクス]
- ……邪魔をしたな。▼
- [アネット]
- ふぇ、フェリクス……え、あの、聞いてた?
もしかして、あたしの歌、聞いてたの?▼
- [フェリクス]
- ……お前が腹を空かせているのはわかった。▼
- [アネット]
- え、あ……じゃあ……嘘、えっ、
もしかして、踊ってたのも見て……?▼
- [フェリクス]
- 良い足さばきだったな。▼
とっとと食堂に行ったらどうだ。
水やりぐらい代わってやる。▼
- [アネット]
- ………………。▼
- [フェリクス]
- ………………。▼
- [アネット]
- ……いやーーーーっ!
フェリクスの馬鹿! 馬鹿! 馬鹿ーっ!!▼
- [フェリクス]
- チッ。何だお前、いきなり大声を……!▼
- [アネット]
- 黙って見てないで声かけるとか!
何かあったでしょ! 何か!▼
- [フェリクス]
- 入る時に声をかけた!
気づかんお前が悪いっ。▼
- [アネット]
- ちゃんと気づくように声をかけてよお!
もうやだ、恥ずかしい……!▼
せめて別の歌にしておけばよかった!
熊狩りの歌とか! 沼の怪物の歌とかっ!▼
- [フェリクス]
- 熊狩り……沼の怪物……?
それもそれでどうかと思うがな……。▼
いや、先程の歌詞も、
相当なものだったが……。▼
- [アネット]
- はあ……もう、ほんっと最悪!
あたし、もうお嫁に行けないーー!▼
- (温室からアネットが立ち去る)
- [フェリクス]
- ……いや、何だったんだ、今のは。▼
……水やりくらいは、
終わらせておいてやるか。▼
支援B†
- [アネット]
- あ、フェリクス。
確か、温室の掃除の当番だったよね?▼
- [フェリクス]
- そうだが。▼
- [アネット]
- あたしが終わらせておいたから。
あと、倉庫の片づけもあたしが先に……▼
- [フェリクス]
- ……何の真似だ。▼
- [アネット]
- えっと……あのね。
忘れてほしいの。▼
- [フェリクス]
- 何を。▼
- [アネット]
- くううっ……!
それをあたしに言わせるの……!?▼
前に! 温室で!
見たものを忘れてって言ってるの!▼
忘れてくれるなら、厩舎の当番も代わるし、
苦手だって言ってた理学も解説して……▼
- [フェリクス]
- 余計なお世話だ。▼
- [アネット]
- う、うう……。
でもでも、忘れてもらわなきゃ困る……!▼
- [フェリクス]
- 無理だな。
頭にこびりついて離れん。▼
川から肉が流れてくるのか?
菓子と一緒にか? 群れを成してか?▼
お前の言っていた、熊狩りと沼の怪物の
歌も気になるところだが……▼
どこどこど~ん、に合わせて回転する動きは
どことなく剣術の足さばきにも似た……▼
- [アネット]
- も、もうやめてよー!
フェリクスって、ほんっと最低!!▼
- [フェリクス]
- 何がだ……。▼
- [アネット]
- そうやって! 人の歌とか踊りを、
いちいち真顔で解説してくるところとかー!▼
もう……こうなれば仕方ないか。
いいお肉おごったげるから、それで忘れて!▼
ほら、フェリクス、お肉好きでしょ!
いっつも食堂でがっついてるじゃない!▼
- [フェリクス]
- 肉だなんだという問題ではない。
俺はただ……▼
- [アネット]
- もう、わかった! 好きに言いふらせば!
あたしは一生白い目で見られ続けるから!▼
みんなから、食べ物を粗末にする
駄目な子って言われるんだーー!▼
フェリクスの馬鹿ーー! 意地悪ーー!
一生恨んでやるんだからーー!!▼
- (アネットが走り去る)
- [フェリクス]
- いや、俺はただ賛辞を……。▼
というか……そも、食べ物を粗末にするとは
何の話だ……? 例の歌詞の話か……?▼
……本当に、よくわからん女だな。▼
支援A†
- [アネット]
- 書庫のお掃除、楽しいなあ~♪
魔法で一発、どかんと一発~♪▼
どかんと更地に~♪▼
- (背後からフェリクスが現れる)
- [フェリクス]
- ……書庫を更地にして、どうする。▼
- [アネット]
- どかん、と……。
な……何でフェリクスがここにいるの!?▼
- [フェリクス]
- 能天気な歌が聞こえたからだ。▼
- [アネット]
- ……もしかして、また見てた?▼
- [フェリクス]
- 踏み台の上では踊るなよ。
落ちるぞ。▼
- [アネット]
- はあ……もう、何なのー、今日に限って!
せめて別の歌にしておくんだった……▼
- [フェリクス]
- 別の歌というのは。▼
- [アネット]
- な、何でもいいでしょ!
ほら、木箱の歌とか! 地下牢の歌とか!▼
- [フェリクス]
- 木箱……地下牢……?
それはそれで、やはり気になるが。▼
- [アネット]
- ふ、普通の歌だもん! ……まあいいや。
とりあえずお掃除、手伝ってくれる?▼
あっちの書棚の本を下ろしたいんだけど、
あたしじゃ手が届かないから。▼
- [フェリクス]
- わかった、任せておけ。▼
それで、もう歌わんのか?▼
- [アネット]
- 歌わないよ!
恥ずかしいし! 完成してないし!▼
- [フェリクス]
- 俺は更地になった書庫がどうなったのか、
気になって仕方ないんだが。▼
- [アネット]
- そんな顔されても……わ、わかったよ。
じゃあ、ちょっとだけだからね……。▼
書庫のお掃除、楽しいなあ~♪
魔法で一発、どかんと一発~♪▼
- [フェリクス]
- ………………。▼
- [アネット]
- どかんと更地に、お仕事終わって~♪
今日も一日、よく働いた~♪▼
- [フェリクス]
- ……結局、更地は更地のまま終わったのか。
いや、まさかこの続きで新しい書庫が……?▼
- [アネット]
- うう、恥ずかしすぎるう……。▼
支援A+†
- [アネット]
- ふう……。
はい、これでお花のお手入れもおしまい!▼
……って。
フェリクス、何で隠れてるの。▼
- (フェリクスが現れる)
- [フェリクス]
- ……気づかれるとはな。▼
- [アネット]
- 何しに来たのよっ!
フェリクス、ここに用なんてないでしょ!?▼
- [フェリクス]
- ないな。▼
- [アネット]
- じゃあ、何で……▼
- [フェリクス]
- お前に会いに来た。▼
- [アネット]
- は!?
え、あの、それはどういう!?▼
- [フェリクス]
- お前の歌を、聞きに来た。▼
寝ている時も戦場でもお前の歌が離れない。
……俺はお前の歌の虜なのかもしれん。▼
- [アネット]
- 虜……って、な、何言ってるの!
そんなの……ちょ、恥ずかしいよ!▼
- [フェリクス]
- ……し、仕方がないだろうがッ。
俺も何と言ったものかわからないんだ!▼
- [アネット]
- ちょ、ちょっと……。
何でフェリクスまで赤くなってるの?▼
- [フェリクス]
- ……知るか。▼
- [アネット]
- ………………。▼
- [フェリクス]
- ………………。▼
- [アネット]
- ……よくわからないけどっ。あなたが
そこまで言うなら、また歌ってもいいよ。▼
- [フェリクス]
- ……そうか。▼
………………。
……俺はもう行く。▼
- [アネット]
- ちょ、えっ、来たばかりじゃない!
あたしの歌を聞くの、聞かないの、どっち!▼
- [フェリクス]
- ああ……そう、だったな。
そうだ……今、来たばかりだった。▼
- [アネット]
- じゃあ、何の歌が聞きたい?
熊狩り? 沼の怪物? 木箱? 地下牢?▼
- [フェリクス]
- ……時間が許すなら、すべて。
それから、書庫の続きもだ。▼
……歌ってくれるか、アネット。▼
- [アネット]
- も、もう、仕方ないなあ。
……特別だからね。▼
イングリット†
支援C†
- [イングリット]
- フェリクス、探したのよ。▼
《第一部》
- [イングリット]
- 次は戦術の講義の時間でしょう。
ちゃんと出てもらうわよ。▼
- [フェリクス]
- ……チッ、くだらん。
あんなものは時間の無駄だ。▼
《第二部》
- [イングリット]
- そろそろ軍議が始まるの。
あなたも出てちょうだい。▼
- [フェリクス]
- ……チッ。
俺は剣のこと以外はわからん。▼
《共通》
- [イングリット]
- はあ……わかってないわね。
そういうあなただからこそ出てほしいの。▼
- [フェリクス]
- ……何を言っている。▼
- [イングリット]
- あなた、この前はちゃんと出てたでしょ。▼
《第一部》
- [イングリット]
- それで、その時は
講義を思い切り荒らしていった。▼
《第二部》
- [イングリット]
- それで、その時は
軍議を思い切り荒らしていった。▼
《共通》
- [イングリット]
- 安全な進軍路が確保できないなら、
森や山を切り拓いて進軍路を作れとか。▼
敵の本拠地を奇襲して、
すべての軍馬を奪ってしまえ、とか。▼
とにかく何かと突っかかっては、
とんでもないことを次々と……。▼
- [フェリクス]
- 率直に意見を述べたまでだ。▼
- [イングリット]
- 結局、あなたは「馬鹿らしい」って途中で
出て行った。……あの後どうなったと思う?▼
- [フェリクス]
- 知らん。
- [イングリット]
- 議論は大いに盛り上がったのよ。▼
そういう無茶な作戦を決行するのには、
問題もいろいろとあるけれど……▼
歴史を振り返ってみれば、
そんな発想が戦局を覆すこともあったわ。▼
- [フェリクス]
- ……そう大げさに言うがな。▼
想定外の事態に対応できなければ、負ける。
剣も戦いも、そもそもそういうものだ。▼
- [イングリット]
- だけど戦闘の経験が浅ければ、予想外の
状況を想定する力もつかないでしょ。▼
あなたのような人材がいてこそ、
軍が回るってこと。▼
- [フェリクス]
- ……屁理屈をこねるな。▼
- [イングリット]
- あ。そうは言ってるけど、
その顔、反論できないって顔よね?▼
ほら、わかったら一緒に来て。
みんなあなたを待ってるんだから。▼
- [フェリクス]
- チッ……。▼
支援B†
- [イングリット]
- …………………。▼
- (背後からフェリクスが現れる)
- [フェリクス]
- ……おい。▼
- [イングリット]
- ……あ、ごめんなさい。
本に夢中で気づかなかったわ。▼
- [フェリクス]
- またくだらん物語か。▼
- [イングリット]
- 私だって別に、毎日毎日、
物語ばっかり読んでるわけじゃないわ。▼
これは、想定外の事態が起きた時の行動に
ついてまとめた……まあ、一種の問答集よ。▼
あなたが話し合いでみんなを沸かせて以来、
ちょっと興味が湧いて。ほら、例えば……▼
『主君の命を遂行中、自らの領地が危機に
陥った場合、どちらを優先すべきか。』▼
- [フェリクス]
- ……くだらんな。▼
あの時、俺はあくまで戦術の話をしたんだ。
くだらん倫理の話をしたわけではない。▼
- [イングリット]
- ……でも、通じる点はあると思うわ。▼
まだ先を読んではいないけど、この問いの
答えは、きっと主君の命なんでしょうね。▼
- [フェリクス]
- ………………。▼
- [イングリット]
- それが騎士の職務であり、誇りなのだから。
……義務に私情を挟むのは許されないわ。▼
でも……私がそんな状況に直面したら、
人としてそんなことはできないと思うし……▼
もし誰かが君命を優先しようとしていたら、
私は、きっと止めずにはいられない……。▼
- [フェリクス]
- ………………。
……お前は、騎士などには向かんな。▼
そろそろ真剣に
結婚相手でも捜したらどうだ。▼
- [イングリット]
- ……何、それ。▼
- [フェリクス]
- 言葉のとおりだ。▼
- [イングリット]
- ……あなたが騎士道とか、騎士の誇りとか、
そういうものを嫌ってるのはわかるわ。▼
《白雲・蒼月の章》
- [イングリット]
- だからと言って、家の跡取りという
自分の義務から逃げ続けているあなたに……▼
《紅花・翠風・銀雪の章》
- [イングリット]
- だからと言って、家の跡取りという、自分の
義務から逃げてばかりだったあなたに……▼
《共通》
- [イングリット]
- そんな偉そうなことを
言われる筋合いはないわ。▼
- [フェリクス]
- そうかもしれんな。▼
だが少なくとも、俺は、戦場で自分が
何を優先すべきかは知っているつもりだ。▼
……兄上が、そうだったようにな。▼
- [イングリット]
- グレンのことは……▼
- [フェリクス]
- ……まあいい。
せいぜい、いつまでも迷っていろ。▼
支援A†
- [イングリット]
- どうしたの、フェリクス。
食堂の掃除を代わってくれるだなんて。
- [フェリクス]
- ……とろくさくて見ていられん。
けが人は引っ込んでいろ、邪魔だ。▼
- [イングリット]
- ああ、私の怪我のこと、
もしかしてまだ気にしてたの?▼
大丈夫よ、大事には至らなかったし。
あなたも無事に済んだしね。▼
- [フェリクス]
- ……あの程度の敵、俺一人で防げた。▼
- [イングリット]
- はいはい、余計なお世話だったかもね。
だけど、万が一ってこともあるでしょ。▼
あのね、フェリクス。
私、ずっと考えてたの。▼
やっぱり私、迷いを捨てるなんてできない。
……騎士になんてきっと向いていない。▼
騎士になれないとしたら、
私が戦いでできることって何なのか……。▼
悩んで、やっと答えが見つかったの。
……私は、もう誰も失いたくない。▼
自分の手で、
大切な人を守れる人間になれればいい。▼
- [フェリクス]
- そんな理由で、俺を庇ったのか。
……とんだ阿呆だな、お前は。▼
- [イングリット]
- 阿呆で結構よ。
たとえ死んだって、後悔はしないわ。▼
……あ、そうだ。
いつかの本の話、覚えてる?▼
『主君の命を遂行中、自らの領地が危機に
陥った場合、どちらを優先すべきか。』▼
- [フェリクス]
- ……まだ読んでいたのか、あのくだらん本。▼
- [イングリット]
- 少なくともあの本の編者は、
主命を優先すべきとは残していなかったわ。▼
主君ではなく、己の心に従えと。
それが、騎士の……人の在るべき姿だと。▼
- [フェリクス]
- ……それは編者の思想だろう。▼
- [イングリット]
- そうね。
でも何だか、妙に腑に落ちたの。▼
きっとグレンも、国や王家ではなくて、
自分の心に従って死んだんだって。▼
私は……私も、私の心を信じて戦う。
どんな状況でも、私は私を信じるわ。▼
- [フェリクス]
- ……フン。
お前は……何もわかっていない。▼
- [イングリット]
- ……じゃあ、あなたは?
あなたは何を信じて戦うの?▼
- [フェリクス]
- ……自分の、信念だ。▼
- [イングリット]
- なんだ……私と一緒じゃない。▼
- [フェリクス]
- 一緒にするな。俺が何のために、
誰よりも強くなりたいと……▼
- [イングリット]
- 誰より強くなってみんなを守れば、
きっと、もう大切な人を失わずに済む。▼
あなたの信念って、そういうことでしょ。▼
- [フェリクス]
- ………………。
……もう何とでも言え。▼
だが、今回のようなことはもうやめろ。
……お前に死なれては後味が悪い。▼
- [イングリット]
- なら、そもそも危険な状況に陥らないよう、
一日も早く誰よりも強くなることね。▼
……その時には、私を守ってちょうだい。▼
- [フェリクス]
- フッ……仕方のない女だな、お前は。▼
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Last-modified: 2022-11-28 (月) 16:40:23