会話集/支援会話/ヒルダ(レスター諸侯同盟)

会話集/支援会話

ヒルダの支援会話†

ヒルダの支援会話
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支援C†

[ヒルダ]: はあー、もうやってらんない。
何であたしが書庫の整理なんて……▼
こういう時に頼めそうな人はいないし、
怠けるとうるさく言う人がいるし……▼
……ここなら、誰もいないわよね。
ちょっと休憩……▼
……ん？　何の音……？▼

（暗転）

[レオニー]: はっ！　てやっ！　せいっ！▼
[ヒルダ]: レオニーちゃんか。
飽きずによくやるわねー。▼
……ん？　これ何だろ？
[レオニー]: おい、持ってくなよ？　わたしのだ。▼
[ヒルダ]: こんなところに落っことしといたら、
ゴミかと思っちゃうじゃない。▼
[レオニー]: 置いておいたんだ。汗で汚れるから。
いつもは首にぶら下げてるんだけど。▼
[ヒルダ]: 地面に転がってるものは落ちてるっていうの！
汚したくないなら部屋に置いときなさいよ。▼
[レオニー]: お守りなんだよ。
持ち歩かないと意味がないだろ。▼
[ヒルダ]: 頑なねえ。
……それにしても、年季の入ったお守り。▼
[レオニー]: 子供の頃に、師匠から貰った物だからね。▼
[ヒルダ]: ふうん。大切なら洗うとかすれば……。
あ、木製だから難しいか。▼
樹脂で塗装したりすれば、
綺麗に保存できるわよ？▼
ついでに、可愛く装飾も付けようよ！
女の子は綺麗な物を身に着けなくちゃ！▼
[レオニー]: 折角、師匠が作ってくれたんだ。
そのまんまがいいんだよ。▼
[ヒルダ]: ふーん？　まあ、レオニーちゃんがいいなら
別にそれでいいけどさー。▼
あたしなら、年季の入ったお守りより、
綺麗な首飾りのほうがいいなー。▼
[レオニー]: ……あんたはそうだろうよ。
「女の子」であるあんたは。▼
師匠はわたしを人間として指導してくれた。
人間として大切なことを師匠から学んだ。▼
わたしは師匠の教えを忘れない。
だから、これはこのままがいいんだ。▼
[ヒルダ]: ふうん……。▼

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支援B†

[レオニー]: 何、ヒルダ。
わたしに用って……。▼
わ、高そうな首飾り……。
こんなにたくさん並べて、どうしたんだ？▼
[ヒルダ]: 綺麗でしょー？　一つあげるわ。
気に入った物を選んでー？▼
[レオニー]: はあ？　急に何だよ。
選べったってそういうわけには……。▼
[ヒルダ]: いいから選んでよー。
あたしが、あげたいって言ってるんだから。▼
[レオニー]: はあ？　……理由もなく貰えないし、
理由があっても遠慮するよ。▼
[ヒルダ]: 何で？　こんなに綺麗なのにー。
綺麗な物を身に着けると、やる気出るわよ？▼
[レオニー]: まあ、あんたはそうかもしれないね。
でも、わたしには効果ないから。▼
[ヒルダ]: ……この前もそんなこと言ってたわね。
あたしとあなたにどう違いがあるのよー？▼
[レオニー]: この首飾りが、わたしにとっては
ただの綺麗な首飾りでしかないからだよ。▼
……例えば、この首飾り。
どうやって手に入れたの？▼
[ヒルダ]: ああ、これ。初めて自分で選んだ首飾りね。
今はもう趣味に合わなくて使ってないけど。▼
[レオニー]: そういうのだよ。
首飾りを手に入れた思い出とか記憶。▼
わたしには、この首飾りを
大切にしたいという思い出がない。▼
だけどこのお守りには、師匠からの教えや、
忘れたくない思い出がたくさん詰まってる。▼
あんたにとっては、
ただの小汚い木札だろうけどね。▼
[ヒルダ]: ふうん……。ま、言いたいことはわかった。
正論だとも思うよ。だけどさー……▼
レオニーちゃん、そんなん着けてても、
一生モテないわよー？▼
[レオニー]: なっ……いいんだよ！
モテたいなんて思ってないし！▼
[ヒルダ]: 強がらなくてもいーから。仕方ない。
ここはヒルダちゃんが一肌脱ぐわよ。▼
……気持ちを込めて作ったお守りなら、
身に着けてくれるんでしょー？▼
[レオニー]: ……え？　まさか、あんたがお守りを？
作ってくれるっていうの？▼
[ヒルダ]: レオニーちゃんがモテない人生を送るのを
黙って見てられないじゃない？▼
そういうの得意だし。すっごく可愛いの
作ってあげるから、次は貰ってよねー？▼
[レオニー]: あー、でも、ただ貰うだけってのもな。
……よし！　わたしにも作り方を教えてよ。▼
わたしも気持ち込めて作るからさ。
交換ってことにしよう。▼
[ヒルダ]: わー、嬉しい！　作り方は教えるから、
可愛いの作ってよね？　可愛いのだよ？▼
[レオニー]: ぜ、善処する……。▼