会話集/支援会話/マリアンヌ(レスター諸侯同盟)

会話集/支援会話

マリアンヌの支援会話†

マリアンヌの支援会話
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支援C†

[ヒルダ]: あーもう！　何であたしが
書庫の片づけなんてしなきゃいけないの！▼
[マリアンヌ]: ………………。▼
[ヒルダ]: どうせ暇でしょ？みたいなこと言われるし。
お菓子を食べるのに忙しいっての！▼
[マリアンヌ]: ………………。▼
[ヒルダ]: それに、本の整理って面倒じゃない？
重いしかさばるし、時間かかるのよねー。▼
[マリアンヌ]: ………………。▼
[ヒルダ]: ね？
マリアンヌちゃんもそう思うでしょ？▼
[マリアンヌ]: あ、あの、私は、別に……。▼
[ヒルダ]: あ、もしかしてあなた、片づけ得意なの？
見るからにちゃんとしてそうだものねー。▼
[マリアンヌ]: わ、私は……。▼
[ヒルダ]: わかった、あなたに任せるわ！
あたし、逆に邪魔しちゃいそうだしー！▼
こういうのってさー、一人でやらないと
余計ぐちゃぐちゃになるもんねー！▼
[マリアンヌ]: あの……。▼
[ヒルダ]: あたし、ちょっと用事を済ませてくるから、
後はよろしくねー！▼

(ヒルダ去る)
[マリアンヌ]: ………………。▼

(暗転)
[ヒルダ]: マリアンヌちゃーん、そろそろ終わっ……
うわあ！　どうしたの、これ？▼
片づくどころか、
余計散らかってるじゃない……。▼
[マリアンヌ]: すみません、ヒルダさん……。
どう並べたらいいかわからなくて……。▼
[ヒルダ]: ええー。仕方ないなあ。
やり方、教えるから聞いててね？▼

(画面が暗くなる)
こういうのはまず最初に、
分類ごとに置き場を決めるの。▼
そして、その置き場に関係のない分類の本は
全部出しちゃうのよ。こうやって……。▼
出す時も、一時置き場を決める。
魔道の本ならこっち、剣術の本ならあっち。▼
ふー。ここまで出来たら、後は全部
置き場に戻すだけ。……よいしょっと。▼

(画面が明るくなる)
[マリアンヌ]: ヒ、ヒルダさん……すごい……！▼
[ヒルダ]: はいはい。お褒めにあずかり光栄ですー。
……結局、あたしがやってるじゃない。▼
[マリアンヌ]: す、すみません、手伝います……。
戻すのだけ……。▼

↑

支援B†

[ヒルダ]: 手伝ってくれてありがとー！
本当に助かっちゃったー！▼

(男子生徒二人が立ち去る)
(入れ替わりでマリアンヌが登場)
[マリアンヌ]: あ、あの……医務室で使う物資が
届いていたので、持ってきました……。▼
[ヒルダ]: あら、まだあったのー？
全部持ってきたと思ったのにー。▼
[マリアンヌ]: これ、包帯とか軽いものばかりなので……
他にもまだあるかもしれません……。▼
[ヒルダ]: あー、重たい薬液とかはさっき
男の子たちに運んでもらったからー。▼
ってことは、それで最後だと思うわ。
んー、少し並び替えないと入らないか……。▼
もう少し早く来てくれれば、
一緒に片づけてもらったのにー。▼
[マリアンヌ]: ……すみません。▼
[ヒルダ]: 謝らなくてもいいんだけど。
ほらほら、手伝って－。▼
[マリアンヌ]: あ、あの……何をすればいいですか？▼
[ヒルダ]: 何って、片づけに決まってるでしょー？▼
あっちに薬液の瓶を並べた棚があるから、
一段開けて包帯を上手いこと入れてくれる？▼
[マリアンヌ]: はい、わかりました……。▼

(画面が暗くなる)
[マリアンヌ]: ……あっ。▼
[ヒルダ]: ちょっ……！　マリアンヌちゃん、
気をつけてね？　劇薬もあるんだから……。▼
[マリアンヌ]: すみませ……。▼
[ヒルダ]: あーちょっと、包帯はまだいいから、
まずは棚の中の瓶を全部……▼
[マリアンヌ]: は、はい……。
あっ、包帯が……転がって……▼
[ヒルダ]: ぎゃー！　包帯がー！▼

(画面が明るくなる)
[ヒルダ]: ……結局、あたしが全部やっちゃったわ。▼
[マリアンヌ]: すみません、本当に……。
私、何もできなくて、迷惑ばかり……。▼
[ヒルダ]: ……もういいわ。
お菓子で手を打ってあげる。▼
[マリアンヌ]: お、お菓子……？
わかりました……。▼
[ヒルダ]: はあ……。真面目で器用そうなのに、
意外と鈍くさいのね、あなたって……。▼
なーんか、そのチグハグさのせいで
思わず世話も焼いちゃうわー。▼
[マリアンヌ]: す、すみません……。▼

↑

支援A†

[マリアンヌ]: ヒルダさん、この前も助けていただき、
本当にありがとうございました……。▼
これ、お礼のお菓子です……。▼
[ヒルダ]: いつもありがとー！
もう少しでお茶が入るから、座ってて。▼

(暗転)
[マリアンヌ]: あの……すみません。
迷惑をかけているのは私なのに……。▼
[ヒルダ]: いいのいいのー。
一人で食べるのも味気ないでしょー。▼
手伝ってあげたお礼にお菓子もらって、
それでお茶会するまでが流れなんだから。▼
もうこの流れに慣れちゃって、今更やめたら
何か変な気分になっちゃいそうだしー？▼
[マリアンヌ]: そう……かもしれませんね。
ヒルダさんが楽しいなら、それで……。▼
[ヒルダ]: あなた、自分のことは話してくれないけど、
ずっと聞いててくれるから、楽しいよー。▼
あ、聞き疲れてきたら言ってね？▼
[マリアンヌ]: いえ、大丈夫……です……。
ヒルダさん、お話し上手だから……。▼
手先も器用だし、片づけも得意だし、
何でもできて、羨ましい……。▼
[ヒルダ]: ふふん。こう見えてヒルダちゃん、
実は器用なのよねー！▼
でも、外見と中身が違うってとこは、
マリアンヌちゃんも同じじゃない？▼
[マリアンヌ]: ……え？▼
[ヒルダ]: だって、その真面目そうな見た目で、
こんな鈍くさいって誰も思わないでしょー。▼
だから、こんなこともできないのー？って、
ついつい手伝っちゃうのよ。▼
[マリアンヌ]: ……すみません、お世話になりっ放しで。▼
[ヒルダ]: 別に嫌な気分じゃないからいいわよー。
……あ、でもそのやり方、使えそうね。▼
今度、あたしもちょっと
真似してみようかな？▼
こう、しゅーんとして「すみません……」て
俯きがちの、怯えた上目遣いで……▼
……うーん。これじゃ逆に「大丈夫！？」
「頭打った！？」って心配されるだけねー。▼
[マリアンヌ]: ……ぷっ！　ふふふ……！▼
[ヒルダ]: あー！　マリアンヌちゃんが笑ったー！
ひどいなあ、もう……。しかも可愛いし。▼
[マリアンヌ]: だって、ヒルダさんがそんなふうにしてるの
想像したらおかしくて……！　ふふふふ！▼
[ヒルダ]: はいはいー。どうせヒルダちゃんには
似合いませんよー。……ちょっと笑い過ぎ。▼
[マリアンヌ]: ふふふ、ふふ、ごめ、ふふふふ……！
っんぐ、げほっげほっ！▼
[ヒルダ]: ちょっと、大丈夫ー！？
ほら、お茶……は熱いから気をつけてね！？▼
[マリアンヌ]: あ、え……あつっ！！▼
[ヒルダ]: もうー！
言わんこっちゃなーい！！▼
[マリアンヌ]: すみませ……あつっ！▼
[ヒルダ]: あーあー。まったく世話が焼けるというか、
焼かされちゃうというか……。▼
ま、あんな可愛い笑顔まで
隠し持ってるんじゃ、仕方ないかー。▼

↑

レオニー†

↑

支援C†

[マリアンヌ]: ……痛かったでしょう、ドルテ。
蹴らなくても走れるのに、酷いわね。▼
下手な人を乗せるのは大変よね。
今日はゆっくり休んで……▼
[レオニー]: よう、マリアンヌ。
そこで何してるんだ？▼
[マリアンヌ]: あっ……。
い、いえ、何も……。▼
[レオニー]: 誰かと話していたようだけど？
無口なあんたが珍しいな。▼
[マリアンヌ]: ………………。▼
[レオニー]: ところで今、手は空いてる？▼
[マリアンヌ]: な、何のご用でしょうか……。▼
[レオニー]: 手拭き用の布や石鹸を買いつけに行くんだが
女子どもから注文が多くてさあ……▼
やれ可愛いのがいい、やれ香りがどうのと。
わたしはそういうのは疎くて……。▼
手拭きは端切れだし、石鹸も古い油で作る。
それ以上のことは考えたことないんだよ。▼
[マリアンヌ]: はあ……。▼
[レオニー]: あんたは持ち物の趣味がいいから、
そういう目利きもできるんだろ？▼
もちろん、手柄はあんたって話にするから。
あんたの評判もきっと上がると思うよ？▼
[マリアンヌ]: ……わ、私、そういうのはいいので。▼
[レオニー]: そうか？　まあ、とにかく付き合ってよ。
何かお礼はするからさ。▼
[マリアンヌ]: でも……あまり修道院の外に出ないよう、
義父から言われているので……。▼
[レオニー]: そんなの、わかりゃしないよ。
たまには外の空気吸ったほうがいいって！▼
[マリアンヌ]: いいんです……。
私じゃ、たぶんお役に立てませんし……。▼
私なんかが選んだ物を渡されたら嫌だろうし
選ばれた物も可哀想です。▼
レオニーさんだって、私なんかと
一緒にいたら、きっと不幸に……。▼
[レオニー]: ……はあ？▼
[マリアンヌ]: 私は、一人でいたほうがいいんです……。▼
[レオニー]: ちょっと待ってよマリアンヌ。
さっきから聞いていれば……。▼
あんたと一緒にいるだけで不幸に
なるだって？　そんなわけあるかっての！▼
わたしが嫌いなら嫌いって、
はっきり言ったらいいじゃないか！▼
しつこく誘って悪かったね！
もう誘わないから安心しな！▼
[マリアンヌ]: あ……▼

↑

支援B†

[レオニー]: ………………。▼
あ、マリアンヌ。▼
[マリアンヌ]: あ……。レオニーさん……▼
[レオニー]: 温室の当番、わたしだったはずだけど……
何してるんだ？▼
[マリアンヌ]: ………………。▼
[レオニー]: ……ごめん。前に怒鳴ってから、
ずっと避けてたもんな。▼
わたしのことが怖いんだろ。▼
あの時は、つい頭に血が上っちまって……。
あんたには、あんたの事情があるんだよな？▼
関わらないでほしいんなら、そうするから。
もうわたしを見ても怯えなくていいよ。▼
[マリアンヌ]: レオニーさん、わた、私……▼
[レオニー]: 水やりは終わったし、わたしもう行くよ。
それじゃ……▼
[マリアンヌ]: ………………！▼
[レオニー]: おわ、どうした？▼
[マリアンヌ]: あの、あの……▼
[レオニー]: ……？▼
[マリアンヌ]: ……す、すみません、引き留めて。
迷惑でしたよね……▼
[レオニー]: いや、引き留めてくれて、むしろ嬉しいよ。
あんたのこと、ずっと気になってたからさ。▼
何か話したいことがあるんなら……
ゆっくりでいいから、話してくれよ。▼
[マリアンヌ]: 私……ずっと人を避けて生きてきたんです。
だから、話すのも苦手で……▼
[レオニー]: やっぱり、何か事情があるんだな。
でも仲間とは話したほうがいいと思うよ？▼
[マリアンヌ]: 上手く相槌も打てないし……相手の方を、
不愉快にさせてしまうんじゃないかって……▼
[レオニー]: 不愉快なもんか。こうしてあんたと話せて、
わたしは本当に嬉しいんだよ？▼
だから、恐れずにもっと歩み寄りなよ。
そうしないと、話のきっかけが作れないし。▼
[マリアンヌ]: ……！▼
[レオニー]: 何でもいいよ。趣味でも、好きなことでも。
今日見た夢の話でも、空が綺麗だね、でも。▼
[マリアンヌ]: はい……じゃあ、レオニーさん。
私、この花……好きです。▼
[レオニー]: わたしも好きだよ。
だけどこの花、故郷じゃ色が違うんだ。▼
[マリアンヌ]: そう、なんですか？
見てみたい……です……。▼
[レオニー]: よーし、じゃあいつか故郷に招待するよ！
ここの仲間と、みんなで来てくれ！▼
[マリアンヌ]: はい……！
楽しみにしています……！▼