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会話集/支援会話
ドロテアの支援会話†
フレン†
支援C†
- [フレン]
- ドロテアさん! 聞きましたわ!▼
 
- [ドロテア]
- フレンちゃん?
 どうかしたの、そんなに慌てて。▼
 
- [フレン]
- ドロテアさんは、帝都で歌姫と呼ばれるほど
 お歌がお上手でいらっしゃるんですのね?▼
 
- [フレン]
- その歌声は……”神秘の歌声”と
 称えられていたとか!▼
 
- [ドロテア]
- 歌声というよりは、存在が、かしらね。
 ふふ、でもそのとおりよ。▼
 
- [フレン]
- まあ! でしたらでしたら、ドロテアさんに
 お願いしたいことがありますの。▼
 その、よろしければ、わたくしにお歌の
 お稽古をつけてくださらないかしら?▼
 
- [ドロテア]
- 構わないけれど……随分、急な話ね?▼
 
- [フレン]
- それなんですけれど…兵士の皆さんが
 たまに歌を歌っていらっしゃるでしょう?▼
 わたくし、そういう歌には自信があったので
 ご一緒させてもらおうと思ったんですの。▼
 けれど……わたくしの知っている歌は
 古い歌ばかりみたいで………。▼
 兵士の皆さんが歌っている流行りの歌を、
 ご指導いただきたいんですのよ。▼
 
- [ドロテア]
- なるほど、そういうことだったの。
 なら任せてちょうだい。▼
 最近は、新しい音律が提案されて、
 音の重なりが難しい曲が増えたのよねえ。▼
 まずは発声練習をしましょ?
 私の後に続いて、歌ってくれる?▼
 
- [フレン]
- はい! 先生!▼
 
- [ドロテア]
- らららららららららー♪
 らーらーらーらーらー♪▼
 
- [フレン]
- らららららららららー♪
 らーらーらーらーらー♪▼
 
- (暗転)
- [フレン]
- ふう、何だかとってもお歌が上手になった
 気がしますわ!▼
 やっぱり歌うのは、良いですわね!
 お腹の底から元気になれますもの。▼
 
- [ドロテア]
- ええ、歌は、とても力をくれるわ。
 ただの声と音楽以上のね。▼
 そういえばこの前、歌が戦争を終わらせたと
 いう昔の逸話を聞いて、驚いたのよ。▼
 
- [フレン]
- 歌で、戦争が!? わたくし、
 その話は存じ上げておりませんわ!▼
 詳しく教えていただけないかしら?▼
 
- [ドロテア]
- 喜んで……と言いたいところなんだけど、
 私も詳しくは知らないの。▼
 一応調べてみるけれど、私が聞いた相手も
 詳しくは知らなかったから、期待しないで。▼
 
- [フレン]
- そうなんですの……。▼
 
 《セテスが生存》
- [フレン]
- もしかしたら、お兄様なら……▼
 
 《セテスが死亡》
- [フレン]
- もしかしたら……▼
 
 《共通》
- [ドロテア]
- あら、何かしら?▼
 
- [フレン]
- いえ、何でもありませんの。
 わたくしも少し調べてみますわね。▼
 何かわかりましたら、
 ドロテアさんにもお伝えしますわ!▼
 
支援B†
- [フレン]
- ドロテアさん! わかりましたわ!▼
 
- [ドロテア]
- フレンちゃん、そんなに慌てて、
 何がわかったの?▼
 
- [フレン]
- この前、教えてくださった「歌が戦争を
 終わらせた話」詳しくわかったんですの!▼
 
- [ドロテア]
- 本当に? 凄いじゃない!
 いったいどうやって調べたのかしら。▼
 私もあれからいろいろ当たってみたけど、
 何にもわからなかったのよ?▼
 
 《セテスが生存》
- [フレン]
- 実は、お兄様に……じゃなくて▼
 お兄様が持っているご本に書いてあるのを、
 たまたま見つけましたの。▼
 
 《セテスが死亡》
- [フレン]
- お兄様が遺したご本の中から、
 たまたま見つけましたの。▼
 
 《共通》
- [ドロテア]
- セテスさんの……なるほど。
 それで、何が書いてあったのかしら。▼
 
- [フレン]
- ええ、聞いてくださいます?
 歌で戦いを終わらせた、ある女性のお話を。▼
 これは帝国が英雄戦争に勝利してから、
 しばらく後のことでしたわ。▼
 ある帝国貴族の兄弟が、領地の継承を
 巡って、争いを始めました。▼
 最初は小競り合いでしたけど、次第に周囲の
 諸侯を巻き込んで騒ぎが大きくなり……▼
 気づいた時には、国を割って争うような
 大戦争の直前まで行ってしまったんですの。▼
 
- [ドロテア]
- いつの時代にも、貴族はそうやって
 争うものなのね……。▼
 
- [フレン]
- その事態を憂えた一人の女性がいましたの。
 彼女は争う兄弟の幼馴染だったとか。▼
 
- [ドロテア]
- あら、物語になりそうな展開ね、
 幼馴染の女性なんて。▼
 
- [フレン]
- 彼女は一触即発だった戦場に赴き、
 両軍の間に立って歌い出したのですわ。▼
 兄弟で争わないでほしいという、
 強い願いを込めて……。▼
 思えば懐かし、共にある日々……♪
 喜び歌いし、幼き誓いを……♪▼
 繋ぎし両手は、今赤く濡れて……♪
 微笑み忘れて、ただ救い求める……♪▼
 歌声は兄弟やその将兵の心を動かし、
 軍勢は各々、解散していきました。▼
 兄弟はその後、和解して時の皇帝に
 領地替えを願い出たそうです。▼
 遺恨が残らぬよう、帝都を挟んで東西に
 離れた場所に領地を持ちたい、と。▼
 それが……今の帝国貴族のフェニヤ家と
 メニヤ家の興りらしいのですわ。▼
 
- [ドロテア]
- ……ふと思い当たったんだけれど。▼
 私のいたミッテルフランク歌劇団の名前は、
 「中央の友好」を意味していて………▼
 ずっと昔に帝都で行われていた、平和を願う
 歌と踊りのお祭りから取られているの。▼
 そのお祭りの由来って、もしかして、
 今のフレンちゃんのお話じゃないかしら?▼
 
- [フレン]
- そうなんですの?▼
 
- [ドロテア]
- だって、帝都の東西に分かれた貴族の家が、
 その中央で友好を誓って歌う……▼
 まさにその名を冠したお祭りよ?
 偶然とは思えないわ。▼
 
- [フレン]
- 言われてみれば……そうですわね!▼
 ということは、ミッテルフランク歌劇団の
 歌姫であるドロテアさんは……▼
 歌で戦争を終わらせられたりしますの?
 もしそうなら、大変なことですわ!▼
 
- [ドロテア]
- それは、どうかしら。
 でも一緒に歌い続けましょう?▼
 平和を祈って歌った先に、皆の幸福が
 待っていますように。▼
 
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Last-modified: 2022-10-12 (水) 15:23:49