会話集/章別会話
10章 女神の行方†
オープニング†
ナレーション†
守護聖人セイロスは、
かつてこの季節に姿を現した。
フォドラ中で巻き起こる戦火に
心を痛めた天上の女神が遣わしたのだ。
セイロスの頭上では“白きもの”が翼をはためかせ、
戦いに赴く彼女らに
文字どおり追い風を送ったという。
それぞれの悼み・金鹿の学級†
(騎士団長の部屋 昼)
- [ソティス]
- 1157年、花冠の節*1、5の日、晴れ。
今日はあいつのために花を摘んで帰った。▼
美しい花を抱えて喜ぶあいつの笑顔は、
花よりも更に美しく……ええい、やめじゃ!▼
おぬしが生まれる前の日記は、
どこまで遡っても、のろけばかりじゃのう。▼
おぬしには感慨深かろうが、わしは
付き合うておられ……ぬ? 誰か来たぞ。▼
情けない顔を晒したくはなかろう。
ほれ、シャンとせい、シャンと!▼
- [クロード]
- 先生、やっぱりここにいたか。
時化た面には違いないが……▼
いつまでも涙に暮れて膝を抱えてるような
あんたじゃなかったか。少し、安心したよ。▼
……で、何を読んでたんだ?▼
それは、ジェラルトさんの……▼
《選択》
- [クロード]
- なるほど、そのようだな。▼
- [クロード]
- 確かに、甘酸っぱい内容だが……
それはジェラルトさんの日記か。▼
《共通》
- [クロード]
- ……もしや、ジェラルトさんが修道院を
出た辺りの話も書かれているのか?▼
(主人公が頷く)
- [クロード]
- そうか……。▼
……あの人は、騎士団長でありながら、
何らかの事情で修道院を出たんだよな。▼
その事情が、先生の出生に関わってるなら、
教団の秘密にも近づけるかもしれない……。▼
……先生、その日記を
俺にも読ませてくれないか?▼
あんたにとっても大切なもんだろうが、
頼む! 俺に貸してくれ!▼
《選択》
- [クロード]
- 恩に着るよ、先生! 断られたら夜中に
忍び込まなきゃならなかったところだ。▼
- [クロード]
- おいおい、俺に夜中に忍び込んで
こっそり読めってことか?▼
あんたにとっても大切なもんだろうが、
頼む! 俺に貸してくれ!▼
(前の質問に戻る)
《「貸す」を選択した続き》
- [クロード]
- 貸してくれた礼ってわけじゃないが……
ここ最近の情勢を教えといてやろう。▼
レアさんは騎士団を各地に派遣して、
血眼で敵を捜し出そうとしてるよ。▼
すでに何か情報を掴んでいるって噂もある。
近いうちに大きな動きがあるはずだ。▼
もしも敵の居場所がわかったとして……
あんたはどうするつもりだ?▼
俺は……いや、学級のみんなも、あんたが
手を貸せと言うなら、喜んで貸すだろう。▼
それがレアさんの意向と違っても、だ。
一応、覚えておいてくれ。▼
……みんな、あんたのこと心配してる。
早く元気なとこ見せてやってくれよな。▼
(外郭都市 夜)
- [モニカ]
- ……タレス様が助けてくれるなんて、
もーめっちゃ感激!▼
- [タレス]
- おぬしが死ねば、我らの身の神秘が
暴かれる……それを防いだのみよ。▼
それに、おぬしには残っておろう、
やらねばならぬことがな、クロニエ。▼
- [モニカ]
- もっちろーん。
ソロンと協力してやるよー、任せといてー!▼
- [炎帝]
- 煩い奴だ……。▼
- [タレス]
- おぬしには煩わしかったか、炎帝よ。
目を離せぬのだから致し方あるまい。▼
おぬしは我らの最高傑作。穢れた獣の血を
薪とし、神をも燃やし尽くす炎なのだから。▼
今こそ、その力でフォドラを洗い流す時。
それこそが、我らの救いとなる。▼
- [炎帝]
- ダスカーで、アンヴァルで、惨たらしい
行いを繰り返してきた貴様らに……▼
果たして救いなど来るかな。▼
- [タレス]
- すべてはおぬしが力を得るために
やったことではないか。▼
予定内容†
《仇の捜索》
ジェラルトの仇の行方を、騎士団が
追っているという。まだガルグ=マ
ク近郊に潜んでいるかもしれない。
《封じられた森の罠》
ジェラルトの仇の居場所がついに判明した。
一行はレアの制止を退けて、封じられた森と
名づけられた進入禁止区画に向かう。たとえ
敵の罠が待っていようとも。
森への誘い・金鹿の学級†
(玄関ホール 昼)
- [クロード]
- 先生、トマシュの爺さん……じゃないや、
ソロンたちの居場所が判明したぜ。▼
“封じられた森”と呼ばれる一帯に潜んで
いるそうだ。修道院からも遠くない。▼
レアさんは一網打尽にせんと、
探索に散っている騎士団を招集中……▼
多少は時間がかかりそうだ。
俺たちにはお声がかかってないが。▼
《選択・一つのみ》
- [クロード]
- そりゃあ、あんたが復讐に逸って
飛び出していっちまったら、困るからだろ?▼
もっとも、復讐心なんてなくても
さっさと飛び出してくべきだと思うけどな。▼
(レアたちが現れる)
- [レア]
- 待ちなさい。
そのような行動……私は許しませんよ。▼
- [セテス]
- 騎士団が最も出払っている時に合わせて
発見の報告があったのだ。▼
君が出てくることを狙って、
わざと姿を見せた可能性すらある。▼
彼らはジェラルトさんを奪った相手……
憎いのはわかるが、ここは堪えてくれ。▼
《選択・一つのみ》
- [レア]
- 自重なさい、ベレト。
ここは私たちに任せるのです。▼
ジェラルトに続き、あなたまで失うような
ことは、あってはならないのですから。▼
- [クロード]
- まあまあ、聞いてくださいよ、レアさん。
これはあくまで戦略的な判断なんです。▼
ゆくゆくはフォドラに鳴り響く……予定の
俺の軍略、間違いはありません。▼
ほとんどの騎士団はいまだ遠く、セテスさん
たちが動いて修道院を空にはできない。▼
とすると今動かせる最も優秀な指揮官は
先生で、先生には俺たちがついてる。▼
そして、こんなこともあろうかと、
俺たちはすでに戦闘準備を整えてある。▼
相手に時間を与えていいんですか? これは
復讐じゃない、修道院のための出撃ですよ。▼
- [レア]
- ……ベレト、
あなたはそれで良いのですね。▼
(主人公が頷く)
- [レア]
- わかりました。
では、あなたたちに命じます。▼
封じられた森に潜む敵を……
一人残らず討滅しなさい。▼
何が起ころうとも、主の加護を持つ
あなたであれば、乗り越えられるはずです。▼
- [クロード]
- さ、お許しは出たぞ、先生。
俺たちはやるべきことをやるだけさ。▼
封じられた森・金鹿の学級†
(封じられた森 昼)
- [クロード]
- この先が封じられた森だ。
見通しも悪いから、みんな警戒してくれ。▼
- [ヒルダ]
- クロードくん、よくわかるねー。
全部、森じゃない。▼
- [クロード]
- なに、前にここも探ったことが……
あ、いや、何でもない。▼
いいか、大司教殿にも言ったとおり、
これは復讐戦じゃない。言わば謎解きだ。▼
奴らは、きっと何か大それたことを
企んでいる。それを知る手掛かりを得たい。▼
聖廟の襲撃、フレンの誘拐、ルミール村の
一件、そして礼拝堂の魔獣……▼
奴らの目的を明らかにし、阻止する。
それが俺たちに課された使命だ。▼
- [ローレンツ]
- フッ、使命とは大きく出たな。
だが、その言葉は嫌いじゃない。▼
- [リシテア]
- 難しい使命ですが、わたしたちなら大丈夫。
必ずやり遂げましょう!▼
- [フレン]
- わたくしを救ってくださった先生に、
ご恩返しする時が来たのですわね……!▼
- [イグナーツ]
- 目的のわからない敵というのは、
それだけで恐ろしいですからね。▼
- [ラファエル]
- 悪い奴らを根こそぎぶっ飛ばす!
それが! オデたちの使命!▼
- [レオニー]
- 何でもいいけど、わたしは仇を討つよ。
それだけは譲れない。絶対に……!▼
- [マリアンヌ]
- レオニーさん……そうですね……。▼
- [クロード]
- ま、目的を探ると言っても敵に手心を
加えるような余裕は俺たちにゃない。▼
自ずとジェラルトさんの仇討ちも
兼ねることになるだろう……な、先生。▼
戦闘マップ†
戦闘開始時†
- [クロード]
- 魔獣のお出迎えとは、丁重なことで。
奴ら、ここで俺たちを殺す気満々らしいな。▼
- [モニカ]
- あっ、来た来た!
ようこそ死の森へー、なんちゃって。▼
あたしの名はクロニエ。
この弱っちい女は、仮の姿よ?▼
(モニカがクロニエに変身する)
- [クロニエ]
- キャハハハ!
これがホントのあたしの姿。▼
ほーら、そこのケモノさんたち!
あたしが相手してあ・げ・る!▼
1ターン目 敵軍フェイズ†
- [クロニエ]
- ほらほら、のんびりしてると、
あたし、逃げちゃうよ?▼
あ、もしかして逃がしてくれるつもりかな?
みんな、やっさしー!▼
あたしは、みーんな殺しちゃう
つもりだけどね! キャハハハハ!▼
vs クロニエ†
- [クロニエ]
- キャハハ! 頑張ってるねー!
そのまま地獄まで送ってあげる!▼
主人公 vs クロニエ†
- [クロニエ]
- ノコノコ現れて、あんた、バッカねー。
そんなんじゃお父さんの仇、取れないよ?▼
キャハハハハ! あんたも殺してあげる!
あたしのこの手でさ!▼
レオニー vs クロニエ†
- [レオニー]
- 見つけたぞ、モニカ!
師匠の仇……わたしが討つ!!▼
- [クロニエ]
- だーかーらー、モニカじゃなくてクロニエ!
あんな借りただけの名で呼ばないでよ。▼
- [レオニー]
- 黙れ……! 貴様だけは許さない!
刺し違えてでも、絶対に殺す!!▼
- [クロニエ]
- うっさいなー。あんたとあたしじゃ、
格が違うんだよ……このザコ!▼
ムービー「罠」†
- [クロニエ]
- ウソ……
本気のあたしが
あんたなんかに負けるわけ……
- [ソロン]
- ほう……
- [クロニエ]
- ソロン!
見てないで手伝ってよ!
乙女の危機よ!
- [ソロン]
- ああ、そうだな
- [クロニエ]
- え?
- [ソロン]
- 案ずるな、クロニエ
お前は獣の蔓延る世を救済する、
その礎となるのだ
- [クロニエ]
- ソ、ロ……ン……
あん……たああああ!!!
- [ソロン]
- 時は来た……
ザラスの禁呪よ、
その顎を開くが良い!
- [クロニエ]
- たす……け……
- [ソロン]
- さらばだ、凶星よ
消えた先生・金鹿の学級†
- [ヒルダ]
- 今の、な、何なの!?
先生はどこ行っちゃったのよ!▼
- [ソロン]
- 見たか……奴は呑まれた。
禁呪の闇に。▼
未来永劫、虚ろな闇を彷徨い、
再びこの世界に戻ることはない……。▼
……天帝の剣は惜しかったがな。▼
- [リシテア]
- あなたの言うことなんて信じません!
先生はきっと生きています!▼
- [フレン]
- そうですわ。
先生は……特別な方なのですから!▼
- [クロード]
- 先生がこんなところで死ぬとは、
とても思えないがなあ。▼
- [ソロン]
- ……確かにまだ死んではおらぬであろうな。
だが、死んだも同然よ。▼
出口のない闇の中を漂うことしかできぬ……
苦しかろう。絶望に呑まれよう!▼
- [クロード]
- ほう、こりゃ良いことを聞いた。
我らが先生は、まだ死んでないらしい。▼
なら、俺たちのすることは1つだな。
先生の帰還を待ちながら、あんたを討つ!▼
- [レオニー]
- 覚悟するんだね……。
師匠の無念、この場で晴らしてやる!▼
- [ソロン]
- その態度……ふむ、つまらぬわ。
まあ良い。▼
望むならば加えてやろう。
お前たちを、死出の行列にな……!▼
はじまりのものソティス†
- [主人公]
- ………………。▼
- [ソティス]
- ……この、大馬鹿者!!▼
(ソティスが現れる)
- [ソティス]
- 敵が待ち構えておるところに突っ込んで、
罠に引っかかるとは、何じゃ!▼
おぬしは転がり出すと止まれぬ岩か!
猪とて、もう少し考えおるわ!▼
《選択》
- [ソティス]
- 謝れば済むと思うてか!
この闇は恐ろしいものなんじゃぞ!▼
- [ソティス]
- 言い訳なぞ無用!
この闇は恐ろしいものなんじゃぞ!▼
《共通》
- [ソティス]
- わしはおぬしと共にあればこそ、
こうしてここにおるが……▼
ここは現世から隔絶された闇の世、
それこそ女神でもなければ出られぬのじゃ。▼
我らの身も心も、段々と凍てついてこよう。
死ぬ覚悟は……できたか?▼
《選択》
- [ソティス]
- このような時に冗談とは、
おぬしも余裕があるのう……。▼
- [ソティス]
- それはそうじゃろう。
わしとて死にたくはない。じゃが……▼
《共通》
- [ソティス]
- はあ……
他に術はないか……。▼
《選択・一つのみ》
- [ソティス]
- ……のう、おぬし。
ジェラルトの日記は覚えておるか?▼
おぬしは泣きも笑いもせぬ赤子じゃったと。
それは、恐らくわしのせいよ。▼
ほとんど眠りに近い状態だったのじゃろう。
おぬしの中にあった、わしが作用してな。▼
レアは、いったい如何にしたのか、
おぬしの中にわしを存在させた。▼
わしはずっとおぬしと共にあり、
おぬしの中で力を取り戻していった。▼
そう……女神、いや、神祖としての力をな。▼
- [主人公]
- ……!▼
- [ソティス]
- 我が名はソティス。
それが何の名か、おぬしは聞いたはずじゃ。▼
はじまりのもの……フォドラの守護者にして
生きとし生けるものを導く神祖。▼
わしは、死して再び舞い戻ってしもうた、
神祖ソティスの心、なのじゃ。▼
《選択》
- [ソティス]
- 恒久の闇より出る術は一つ。
わしの……神祖の力を使うより他はない。▼
じゃが、わしは体を持たぬ。それゆえ、
おぬしに力のすべてを渡さねばならぬ。▼
それは、おぬしと一つになるということ。
……そして、わしは消えるのじゃ。▼
《選択》
- 「消える?」「そんなことはできない」を選択(共通)
- [ソティス]
- 消えると言うても、
すべてなくなるという意味ではない。▼
わしはおぬしになるのじゃ。
いつもおぬしと共にあろう。▼
じゃが、こうしておぬしと話すことは
二度とできぬじゃろうな。……寂しいのう。▼
わしは常におぬしと同じものを見聞きし、
おぬしに散々あれこれと言うてきた……▼
欠片も女神らしゅうなかったやもしれぬが、
実に楽しい日々じゃった。▼
ベレト、礼を言うぞ。
わしと共にあったのが、おぬしで良かった。▼
《選択・一つのみ》
- [ソティス]
- ……さあ、願え。わしとおぬしの意志が
重なれば、二つは一つになる。▼
あの森へと戻り、敵を討ち、小童どもを
助ける。それが、おぬしの願いじゃろう?▼
ムービー「覚醒」†
- [ソティス]
- わしと、おぬしの意志は一つとなった
時のよすがを辿りて見出した己が答え──
"はじまりのもの"たる、わしに示せ
- [ソロン]
- 凶星は、闇をも喰らうか……
ムービー終了後†
- [クロード]
- 先生……だよな? 信じてたぜ。
あんたなら切り抜けられるだろうってさ。▼
さーて、まずはソロンの奴を討ってから、
反省会といこうかね!▼
- [ソロン]
- ……貴様、ザラスの闇で何を見た?
あり得ぬ……あの闇を喰らえるのは……。▼
我が手で始末をつけねば、
戻ることもままならぬか……!▼
ソティスと融合したことにより
「天帝の剣」が真の力を取り戻しました。
vs ソロン†
- [ソロン]
- 今は貴様などにかかずらっている暇は
ないのだ……!
主人公 vs ソロン†
- [ソロン]
- わしは、貴様が恐ろしい……。▼
恐ろしいなどという感情は、
わしの中になかったはずなのに……!▼
だが……貴様だけは消さねばならぬ。▼
ソロン撃破†
- [ソロン]
- 不覚……
このわしが、獣どもに敗れようとは……▼
戦闘勝利後†
- [ソロン]
- しかし……これで終わりではない……
我らの悲願、必ずやタレス様が……▼
- [クロード]
- ……これで終わりじゃあない、か。▼
クリア後†
先生の変貌・金鹿の学級†
- [クロード]
- いやー、勝ったな、先生。
良かった良かった。▼
あんたの姿が見えなくなった時にゃ、
正直、肝を冷やしたよ。▼
ジェラルトさんの仇も死んじまったし、
終わり良ければすべて良し……▼
《選択》
- [クロード]
- ……なわけないだろ?▼
戦ってる時は流石に後回しにしてたが、
終わったからにはさっさと吐いてもらうぜ。▼
その髪、その瞳、そのとんでもない力!
いったい何があったんだよ。▼
《選択》
(暗転)
- [クロード]
- ってことは、つまり女神と名乗る存在が
ずっと前からあんたの中にいたのか?▼
で、その女神って子が、すべての力を
あんたに託して消えちまった、と……。▼
(主人公が頷く)
- [クロード]
- 俄かに信じがたい話だが、今のあんたの姿を
見ちまったら信じるしかないよなあ。▼
……何で、あんたにそんなことが?
手掛かりは……ジェラルトさんの日記か。▼
日記を信じるなら、あんたは赤ん坊の頃、
レアさんに何かされた可能性が高い。▼
恐らくはそれが、
すべての始まりだったんだろう。▼
あんたは、いったい何をされたんだ?
レアさんは結局、何をしようと……。▼
(画面が点滅)
(主人公が倒れる)
(一枚絵が表示)
- [クロード]
- おわ! 先生、どうした!?
急に倒れ……いや、寝てるのか?▼
これも女神の力のせいだよな……。
大丈夫なのか、先生の体は……?▼
《主人公が男性の時》
- [クロード]
- ……つーか、どうすんだ、この状態。
俺に担いで帰れってのかよ……トホホ。▼
《主人公が女性の時》
- [クロード]
- ……つーか、どうすんだ、この状態。▼
ヒルダに手伝ってもらって運ぶか……。
ぶつくさ言われそうだが、仕方ないよな。▼
報告・守護の節†
(画面が暗い中)
- [レア]
- 時のよすがに……灯る炎……▼
河面にたゆたう……記憶の欠片……▼
(一枚絵が表示)
- [レア]
- ……ベレト、
まだ……動いてはいけません。▼
《選択》
- 「ここはどこ……?」「自分は何を……?」を選択(共通)
- [レア]
- 大丈夫……何も心配は要りませんよ。▼
あなたを傷つけようとする者は、
ここにはいないのですから。▼
ららら……らららら……♪▼
………………。▼
今この時が、永遠に続けばいいのにと、
少しだけ思ってしまう……。▼
手繰り寄せられた時を共に紡ぎ、
果てなき世を二人で織っていきたい……。▼
……あなたの身に何が起こったのか、
おおよそのことは聞いています。▼
この姿……
主より力を授けられたのですね?▼
あなたが天帝の剣を手にしたその時から、
私は、あなたがいつかこうして……▼
フォドラを遍く照らす女神ソティスの力を、
その身に宿すことを信じていました。▼
あなたは、私の……▼
……さあ、目を閉じて。
このまま、もう少しお眠りなさい。▼
(暗転)
- [レア]
- 私がずっと、見ていますから……。▼
ずっと……▼
コメント†