会話集/章別会話
20章 交差の結末†
オープニング†
ナレーション1†
迎撃に現れた帝国軍を粉砕し、帝都市街を突
破した同盟軍は、アンヴァルの宮城を包囲。▼
帝国の打倒とレアの救出を目指し、ついに皇
帝エーデルガルトとの決戦に挑む。
いざ宮城へ†
- [クロード]
- みんな、準備はできているな?▼
この戦いの目的は、エーデルガルトを討ち、
レアさんを救い出すことだ。▼
ドゥドゥーの情報だと、城の正面入口から
真っ直ぐ北に進めば王座の間にぶち当たる。▼
恐らく、エーデルガルトはそこにいる。▼
《選択》
- エーデルガルトを殺したくはない
- エーデルガルトと共に歩む道は……
- 「エーデルガルトを殺したくはない」「エーデルガルトと共に歩む道は……」を選択
- [クロード]
- 俺たちにとっても、あいつは学友だ。
共に歩む道があるなら、そのほうがいい。▼
だが、それもエーデルガルト次第だ。
あいつが折れなきゃ、そこまでだよ。▼
情けをかけて仲間が危うくなるくらいなら、
俺は躊躇なく、あいつを討つ。▼
先生もみんなも、
同じ覚悟で臨んでもらいたい。▼
(主人公が頷く)
《金鹿の学級生徒の生存時》
- [リシテア]
- わかりました。
みんなも、覚悟はできてますよね?▼
- [ローレンツ]
- 同盟の……フォドラの未来が懸かっている。
覚悟など、とうにできているさ。▼
- [レオニー]
- 人は迷えば弱くなるって師匠に教わった。
戦う前に迷いは捨てておかないとな。▼
- [フレン]
- わたくしにとっては、皆さんとレア様の命が
何よりも大切……覚悟を決めますわ。▼
- [ラファエル]
- だけどよ、オデの圧倒的な筋肉を見れば、
あいつも泣いて降参すると思うぞ!▼
- [イグナーツ]
- エーデルガルトさんが折れてくれると
いいんですけど……。▼
- [ヒルダ]
- はあー。エーデルガルトちゃん、
強情な子だから、降参とかしなさそ……。▼
- [マリアンヌ]
- 主よ……私たちをお守りください……。▼
《ツィリルが自軍にいる時》
- [ツィリル]
- ボクは……レアさまを助け出すために、
全力で戦うだけだ。▼
《セテスが自軍にいる時》
- [セテス]
- レアを取り戻すことこそ、我らの悲願。
この戦い、何としても勝たねばならん。▼
《アロイスが自軍にいる時》
- [アロイス]
- うむ、セイロス騎士の名に懸けて、
憎き帝国軍に鉄槌を下してくれよう!▼
《共通》
- [ジュディット]
- 坊や、もういいだろう。
みんなとっくに腹くくってるよ。▼
- [クロード]
- よし、じゃあ始めようか。
指揮は頼んだぞ、きょうだい!▼
《選択》
- [クロード]
- みんな、配置についてくれ!
戦闘開始だ!▼
《アンヴァル宮城戦》*1
アンヴァルの市街を突破した一行は、止まる
ことなく宮城に軍を進める。エーデルガルト
を討ち、この戦争に幕を下ろすため。そして
行方不明のレアを見つけ出すために。
戦闘マップ†
戦闘開始前†
- [エーデルガルト]
- ……宮城にまで入り込まれたわね。
けれど、これは逆転の好機でもある。▼
彼らをまとめて討てば、戦局は一気に覆る。
起死回生の一手に賭けるわ。▼
……皆、奮戦なさい!
アドラステア帝国に……勝利を!▼
- [クロード]
- ほう……城内の敵は予想より多そうだな。
これを制圧するのは骨が折れそうだぜ。▼
だが、エーデルガルトさえ倒せば
俺たちの勝ちだ。みんな、行くぞ!▼
1ターン目自軍フェイズ†
- [クロード]
- 恥ずかしがり屋の皇帝陛下は、玉座の間の
扉を固く閉ざしちまったようだな。▼
どこかで鍵を調達する必要があるが……
鍵を持ってそうな奴を倒すしかないか。▼
1ターン目敵軍フェイズ†
(ペトラ、ドロテアの両名が敵軍かつ未撃破時)
- [ペトラ]
- 玉座の間、必ず、守ります!
ここ、通る、させる、しません!▼
- [ドロテア]
- エーデルちゃんを死なせたりしないわ。
この命に、代えたって……。▼
- [クロード]
- こいつは、どっちか倒して進むしかないな。
最短を狙うならペトラだが……。▼
2ターン目自軍フェイズ†
- [クロード]
- ドゥドゥーの奴はどうしたかな。
死んじまう前に会えるといいんだが……▼
3ターン目自軍フェイズ†
- [ドゥドゥー]
- ……これ以上、近づくのは難しいか。
む……!▼
3ターン目 敵軍フェイズ†
- [帝国兵]
- 侵入者だ! 討ち取れ!▼
扉の先に侵入した次のターン†
- [エーデルガルト]
- 私が、ここまで追い詰められるなんて……
正直に言って、想像もしていなかったわ。▼
先生の力を侮ったつもりはない。けれど、
貴方たちは私の想定を遥かに超えて……▼
《増援ポイントがふさがれていない場合》
- [エーデルガルト]
- 全軍に告ぐ! 一兵残らず……
玉座の間に侵入する敵を圧殺せよ!▼
増援交戦後*2/増援停止直後†
- [クロード]
- くそっ……次から次へと……
どれだけ増援が湧いてきやがるんだよ。▼
さっさと、あの階段を封鎖しちまわないと、
これじゃキリがないぞ……!▼
増援を2箇所とも封鎖†
- [クロード]
- よし、上出来だ! これで敵の増援は、
もう入ってこられないだろうぜ。▼
- [エーデルガルト]
- くっ……流石ね。
これで巻き返しが難しくなったわ……。▼
vs ペトラ(敵)†
- [ペトラ]
- わたし、もう、退きません。
ここ、守り、あなたたち、討つ……▼
それ、わたしたちの、人の、未来、
拓くため、道、ですから!▼
主人公 vs ペトラ(敵)†
- [ペトラ]
- 先生……わたし、思う、です。
フォドラに、帝国に、わたし、来たのは……▼
エーデルガルト様、守るため、
あなた、止めるため、だと……!▼
シャミア vs ペトラ(敵)†
- [シャミア]
- 君を殺すのは忍びない。
帝国の、人質だろ? ブリギットの姫様よ。▼
- [ペトラ]
- かつて、そうでした。
ですが、今、違います、シャミアさん。▼
わたし、陛下の意志、体現する、
そのひとり、です!▼
- [シャミア]
- そうか、ここが君の居場所か。
なら、手加減は無用だな。▼
ペトラ(敵)撃破†
- [ペトラ]
- エーデルガルト様……契り、果たせない……
許す、願います……▼
《玉座の間の扉を開いていないとき》
- [クロード]
- ……これで玉座の間が開くな。▼
vs ドロテア(敵)†
- [ドロテア]
- 懐かしい顔ですねえ。
ゆっくり話もできないなんて、残念。▼
主人公 vs ドロテア(敵)†
- [ドロテア]
- 先生と殺し合うのが運命だというなら、
やっぱり女神なんてろくでもないわ。▼
- [ドロテア]
- もし貴方が勝ったら……
せめて苦しませずに死なせて、ね?▼
- [ドロテア]
- もし貴女が勝ったら……
せめて苦しませずに死なせて、ね?▼
マヌエラ vs ドロテア(敵)†
- [ドロテア]
- マヌエラ先輩?
道を違えた後輩の、指導ですか?▼
- [マヌエラ]
- あたくしが道を違えたのかもしれないわ。
だから、今は……▼
それぞれの信ずるもののため、
戦うことにしましょ?▼
- [ドロテア]
- ええ、いきますね、先輩。▼
ドロテア(敵)撃破†
- [ドロテア]
- エーデルちゃん、ごめんね……。
もう私には……▼
《玉座の間の扉を開いていないとき》
- [クロード]
- ……これで少しは自由に動けそうだ。
さて、どう攻めてやろうか……。▼
ドゥドゥー(会話) *3†
- [ドゥドゥー]
- ……おれだけでは、あの女を討てん。▼
……今はお前たちに加勢する。
たとえおれが死のうとも、捨て置け。▼
エーデルガルトの首さえ取ってくれれば……
他に望むことは何もない……!▼
ドゥドゥー(友軍)死亡時†
- [ドゥドゥー]
- 殿下……
どうか……あなたは……▼
vs エーデルガルト†
- [エーデルガルト]
- 貴方もまた女神の尖兵の一人……
自覚はないでしょう。▼
来なさい、叩き潰してあげる!▼
主人公 vs エーデルガルト†
- [エーデルガルト]
- 先生*4……貴方は今、きっと、
私に勝てると思っているでしょうね。▼
けれど、私は絶対に諦めない。
手足をちぎられようとも、前に進む。▼
偽りの女神を、それに従う者を打ち倒し、
世界を取り戻すために戦う!▼
クロード vs エーデルガルト†
- [エーデルガルト]
- 貴方の理想は……
私のものと近しい気がしないでもないわ。▼
でも、この大地の痛みを知らない
貴方には……フォドラは任せられない!▼
- [クロード]
- そうだな……俺はフォドラの歴史を、
真に理解してはいないのかもしれん。▼
だが、その分、見てきたものもある。
心配すんな……お前の代わりに成し遂げる!▼
リシテア vs エーデルガルト†
- [エーデルガルト]
- リシテア……私と同じ貴方となら、
同じ道を歩めたかもしれない……。▼
- [リシテア]
- わたしがあんたと同じ?
いったい何の……まさか……!?▼
- [エーデルガルト]
- けれど、それは戻ることのできない岐路。
今は互いの信ずるもののため戦いましょう?▼
- [リシテア]
- ええ、そうですね。
……わたしは、あんたを倒します!▼
元帝国生徒 vs エーデルガルト†
- [エーデルガルト]
- どこで生まれようと関係ない。ここで
こうして戦うのは、貴方の選択の結果。▼
ならば、私もそれに応え、
全力で貴方を討つわ!▼
セテス vs エーデルガルト†
(フレンと択一)
- [セテス]
- エーデルガルト!
レアを……フォドラを返してもらう!▼
- [エーデルガルト]
- 私を討てば、きっと返ってくるわ。
でも、そんなことはさせない。▼
貴方もまた女神の眷属……
人の上に立ってはならない者なのだから!▼
フレン vs エーデルガルト†
(セテスと択一)
- [フレン]
- エーデルガルトさん! レア様を……
フォドラを、返していただきますわよ!▼
- [エーデルガルト]
- 私を討てば、きっと返ってくるわ。
でも、そんなことはさせない。▼
貴方もまた女神の眷属……
人の上に立ってはならない者なのだから!▼
コンスタンツェ vs エーデルガルト†
- [コンスタンツェ]
- ここまで来て……
もはや問答などしませんわ!▼
- [エーデルガルト]
- 貴方らしいわね。
私も全力で、応えさせてもらう!▼
半分以上のダメージ†
- [クロード]
- もう、やめようぜ、エーデルガルト!
俺たちは、お前を殺したいわけじゃない!▼
- [エーデルガルト]
- 私は、貴方たちを殺したいわ。
殺さなければ、正しい世は訪れない!▼
だから、全力でかかってきなさい。
……これが、最期なのだから!▼
ムービー「炎帝の死」†
- [エーデルガルト]
- 私の道は……
ここで……途絶えるか……
師*5……
勝者の務めを……
討ちなさい、師……!
今も……
各地で多くの人が、殺し合っている……
私を討たねば、
戦いは……終わらないの……
貴方の……
貴方たちの道は……
私の屍を越えた先にしか……ないわ……
だから、せめて……
貴方の手で……!
(主人公がエーデルガルトを斬る)
- [エーデルガルト]
- 二人で……
歩き、たか……
戦闘勝利後†
クリア後†
真の敵†
(帝都アンヴァル・宮城前 昼)
- [クロード]
- ……終わったな。
あいつに勝てたのは、あんたのおかげだ。▼
- [ベレト]
- ………………。▼
- [クロード]
- 理想的な結末は、こうじゃなかった。
俺だって……いや、もうやめよう。▼
今は、この勝利を……▼
(主人公が頷く)
- [ジュディット]
- 坊や、手紙を預かってきたよ。
帝国の将が、あんたに渡せって。▼
- [クロード]
- 手紙? 誰からだろう。
差出人は……▼
ヒューベルト?
エーデルガルトの従者だったあいつか……。▼
- [ヒューベルト]
この手紙を貴殿が受け取ったということは、
私は死に、きっと陛下も……。▼
我が主が他者に降るはずもありません。
貴殿に命があるのが残念でなりませんよ。▼
さて、生き残ったからには、貴殿には
我らに代わって後始末をしてもらいたい。▼
闇に蠢く不穏の者たちを、
討ち滅ぼさねばならないのです。▼
モニカやトマシュを覚えているでしょう、
彼らの仲間は、いまだ残っています。▼
女神の眷属と地上の人間すべてに深い恨みを
抱き、復讐の時を待っています。▼
もしも捨て置けば、いずれ彼らは未曽有の
災いをもたらす……それは確実です。▼
貴殿らがメリセウス要塞を落とした際、
私は彼らが発する魔道を感知しました。▼
そこから割り出した彼らの本拠……
シャンバラの場所を別紙に記してあります。▼
彼らはまごうことなきフォドラの敵。
そのこと、ゆめゆめお忘れなきように。▼
最後に……大司教殿は宮城の隠し部屋にて、
健やかに、とは言えませんがお過ごしです。▼
隠し部屋の入口は、
この手紙を預けた者に伝えてあります。▼
……私は主の勝利を信じている。だが、
信じた上で敗北した場合の策も講じる。▼
貴様らが世を統べるというのであれば、
この私の予想を超える働きをしてみせろ。▼
それがエーデルガルト様への手向けであり、
勝者の義務だ……!▼
- [クロード]
- ヒューベルト……。
なんて手紙を遺して逝きやがるんだ。▼
……俺が思っていた以上に、
凄まじい男だったな。▼
レアさんは生きてる。
だが俺たちの戦いは、まだ終わらない……。▼
闇に蠢く者……そいつらを倒さなきゃ、
フォドラに平穏は訪れないらしい。▼
(主人公が頷く)
- [クロード]
- モニカやトマシュの仲間……だよな。
そういう連中がいることはわかってた。▼
《リシテア生存時》
- [クロード]
- リシテアを使って血の実験をしていたのも
そいつらと考えて間違いないだろう。▼
《共通》
- [クロード]
- 光の杭で要塞をぶっ壊したのも……。▼
……しかし、そいつらが恨んでるっていう
女神の眷属ってのは何のことだ?▼
ったく、情報が少なすぎるぜ。
嫌がらせじゃないだろうな。▼
ヒューベルトの野郎、手紙なんか
書くくらいなら、戦う前に伝えとけよ……。▼
《選択》
- [クロード]
- ああ、そうだな。まだこの手紙が本当かも
わからない。すぐに確かめに行こう。▼
血塗られた歴史†
(帝都アンヴァル・宮城 昼)
(レアが主人公に縋り付く一枚絵)
- [レア]
- ああ……ベレト……!
あなたが私を迎えに来てくれるなんて……!▼
夢では……ないのですね……?
会いたかった……ずっと、あなたに……!▼
(一枚絵が消える)
- [レア]
- クロード……、あなたもすっかり、
頼もしい青年に成長したようですね……。▼
ベレトを支え、
私を救い出してくれたこと、感謝します。▼
あなたたちには、きっと主の加護が……▼
- [クロード]
- 待ってください、レアさん。▼
その「主」ってのは女神様のことですよね。
じゃあ、女神の眷属ってのはご存知で?▼
- [レア]
- 眷属……? 何のことです……?▼
- [クロード]
- 失礼、実は帝国の奴から
いろいろと託されちまいましてね。▼
つらい監禁生活から解放されて早々、
あれこれ質問するのは心苦しいんですが……▼
俺たちは、これから「闇に蠢く者」ってのを
討ちにいかなきゃならない。▼
彼らのことはご存知ですか。▼
- [レア]
- 闇に蠢く者……?▼
- [クロード]
- 彼らは女神の眷属と地上の人間を恨み、
とんでもないことを企んでいるとか。▼
- [レア]
- ………………。▼
- [クロード]
- 連中は、血を使った恐ろしい術を使い、
光の杭を落として要塞すら潰せる。▼
思い当たることがあるなら教えてください。
少しでも敵のことを知っておきたい。▼
- [レア]
- ………………。▼
- [クロード]
- フォドラが滅ぶかどうかの瀬戸際なんだ!
いい加減に隠し事はやめてくれないか!▼
- [レア]
- ……古の時代より、闇に蠢きフォドラの
安寧を脅かす者たちがいたことは確かです。▼
昔、ネメシスという男がいたことは
知っていますね……?▼
《選択》
- [クロード]
- “解放王”ネメシス。
女神より天帝の剣を授かった英雄でしょう。▼
- [レア]
- ネメシスは元々は盗賊の首領……。
聖墓を発き、神祖の亡骸を奪いました。▼
しばらくのち、ネメシスがザナドに現れた時
その手には、すでに天帝の剣がありました。▼
《選択》
- [クロード]
- ザナド……赤き谷か。▼
- [クロード]
- 神話じゃ、邪神と戦うために女神様から
授かったってことになってたよな。▼
《共通》
- [レア]
- ネメシスがどうやって剣を手に入れ、
なぜザナドに現れたのかはわかりません。▼
ですが彼は、その剣でザナドの民を……
神祖の眷属たちを虐殺しました。▼
そして、彼らの亡骸によって更なる力を得、
フォドラを戦乱に陥れたのです……。▼
- [クロード]
- 待ってくれ……俺たちが知っている
神話の中のネメシスとは随分違うぞ。▼
- [レア]
- ですが、盗賊風情のネメシスに、
そんな大それたことはできないはず……。▼
- [クロード]
- ……! そうか……
ネメシスには協力者がいたんだ!▼
その協力者こそが、闇に蠢く者たち……。
奴らは、ネメシスを利用したんだ……!▼
そして今度は、帝国軍を使って、
フォドラを再び戦乱に陥れようと……!▼
ようやく理解できてきた。エーデルガルトが
何であいつらとつるんでいたのかも。▼
帝国とそいつらは、お互いにお互いを
利用しようとしていたんだな。▼
レアさん、あんたには聞きたいことがまだ
山ほど残ってますが、今日はやめときます。▼
監禁生活で体も弱っているでしょう。
しばらくは休んでいてください。▼
きょうだい、俺たちは戦いの準備だ。
さっさとシャンバラを叩かないとな。▼
- [レア]
- 血塗られた歴史を……赤き谷の惨劇を、
繰り返させてはなりません……。▼
蠢く野望†
- [クロード]
- ……そういや、女神の眷属について、
レアさんから答えを貰いそびれたな。▼
《選択》
- [クロード]
- 赤き谷ザナドの民は神祖の眷属だって
言ってたから、そういうことになるか。▼
だが、赤き谷の惨劇のあとも、
闇の連中の復讐は続いている。▼
つまりは、女神の眷属の生き残りか、
あるいはその末裔がいるんじゃないか?▼
《選択》
- [クロード]
- ……かもしれない。ザナドのことも、
自分が見ていたように話してたしな。▼
- [クロード]
- 特別な血を持ってるってことは、
その可能性もなきにしもあらずか。▼
- [クロード]
- ……どうだろうな。
眷属とは違う気がするが……。▼
《共通》
- [クロード]
- そもそも「眷属」ってのはどういうことだ?
女神に連なる一族がいるってことなのか?▼
……おっと、また思考の底なし沼に
どっぷり沈んじまうところだった。▼
やれやれ、ようやく帝国を倒したってのに、
俺が見たい景色はいつ見られるやら……。▼
《選択》
- [クロード]
- 俺の望みは前に話しただろう? フォドラの
中と外を分かつ壁をぶっ壊したいって。▼
俺が見たい景色ってのは、その先にある。
つっても、別に何てことない景色さ。▼
街に人々が集い、共に暮らしている。
笑ったり喧嘩したりしながらな。▼
だが、そこに住んでいるのは、
フォドラの民だけじゃない。▼
ダグザやブリギットから来た奴もいるし、
ダスカーやスレン出身の奴もいる。▼
パルミラで生まれた奴もいれば、
更に東方の国で生まれた奴らも……。▼
いろんな奴らが、ごちゃ混ぜになって
普通に暮らしている、そういう景色だ。▼
ただ、それだけだってのに。
遠いよなあ……。▼
……さて、愚痴ってる場合じゃなかったな。
とにかく今は、シャンバラ攻略だ。▼
急いで仲間を呼び集めようぜ。▼
軍議・青海の節†
- [ジュディット]
- じゃあ、ナニかい? そいつらを放っとくと
フォドラが滅ぼされるってのかい。▼
- [ヒルダ]
- しかも、その地図がホントなら、そいつらの
本拠ってウチの領地のすぐ南なんですけど。▼
《ローレンツ、レオニー生存時》
- [ローレンツ]
- 俄かに信じがたい話だが……▼
- [レオニー]
- だが、心当たりはあるよな。▼
《共通》
- [クロード]
- ジェラルトさんを殺したモニカや、書庫番の
トマシュに化けてた爺さんがいただろ。▼
あいつらも仲間だ。炎帝や死神騎士は、
奴らの駒に過ぎなかったんだ。▼
《リシテア、フレン生存時》
- [フレン]
- わたくしの血を狙った人たち……?▼
- [リシテア]
- わたしの体を使って、
血の実験をしていたのも……。▼
- [クロード]
- ああ、奴らは趣味の悪いことに
血を使った秘術が大好きらしい。▼
- [ヒルダ]
- ほんっと、趣味悪ぅぅぅぅ。
絶対、友達にはなれなそー。▼
《共通》
- [クロード]
- メリセウス要塞を破壊したあの光の杭も
奴らの仕業だと思う。▼
- [ジュディット]
- ちょっと、坊や。
そんなとんでもない連中に勝てるのかい?▼
- [クロード]
- わからない……が、やるしかないだろう?▼
《選択》
- [ヒルダ]
- すごいこと背負いこんじゃったものねー。
あたしたち、歴史に名前が残るかも?▼
《ローレンツ生存時》
- [ローレンツ]
- 僕の名が後世に……? 英雄として?
ほほう……これは重大事だぞ。▼
- [ヒルダ]
- エーデルガルトちゃんに代わって、
あたしたちがやらなきゃダメってことか。▼
《共通》
- [クロード]
- 奴らは帝国軍を使ってフォドラを戦乱に
陥れようとしていたが、その芽は摘んだ。▼
あとは根っこを引っこ抜くだけだ。
俺たちならやれるさ。▼
コメント†