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会話集/章別会話

3章 宝杯の儀の伝承

騎士団長の過去

(教室・アビス 昼)

[アルファルド]
おや、ベレト先生。
どうしたのですか?▼

《選択》

[アルファルド]
ええ、もちろん構いませんよ。
私が知っていることであれば、何でも。▼
……と言っても、何から語ったものか。
聞きたいことがあるなら、お答えしますが。▼

《選択》

[アルファルド]
彼女は……優しく、とても聡明な人でした。
書庫で本を読む背中を、よく覚えています。▼
[アルファルド]
あの方は……今と、さして変わりませんね。
いつも部下の方々を振り回していましたよ。▼
任務の合間を縫って、修道院に暮らす子供に
武芸や用兵を指南していらしたものです。▼
私も、君の母君も、そんなあの方に
憧れた子供の一人だった……。▼

《選択》
(先の選択で選ばなかった選択肢のみ表示、返事も同様)

[アルファルド]
ジェラルト殿とシトリー……君の母君が
婚約すると聞いた時は、驚いたものです。▼
何しろ私たちにとってジェラルト殿は、
いわば、師のようなものでしたから。▼
……シトリーは、表情の乏しい女性でした。
感情が表に出にくいと言うべきでしょうか。▼
ですが、ジェラルト殿の前でだけは、
太陽のように明るく微笑んでいたものです。▼
彼の語る、外の世界の話は……病弱だった
彼女にとっての、救いだったのでしょうね。▼

《選択》

[アルファルド]
ええ。彼女は体が弱く、大修道院の外に
出たことは一度もなかったはずです。▼
大修道院という閉ざされた世界の中で、
限られた人々としか関係を持てなかった。▼
だから、どんな物語を語って聞かせるよりも
ジェラルト殿の瑞々しい言葉こそが……▼
彼女に、希望を与えたのでしょう。▼
……私ではとても、
ジェラルト殿のようにはなれませんでした。▼

《選択》

[アルファルド]
え……ええ。100年も昔の出来事を、
見てきたかのように語るなど……▼
物語を熟読しても、歴史を正確に紐解いても
簡単にできることではありませんからね。▼
……君は、ジェラルト殿と共に旅をして
多くのものを見てきたのでしょう?▼
思うのですが……君は彼とともに、傭兵として
旅を続けるべきだったのではありませんか。▼

《選択》

[アルファルド]
……君がそう割り切れるのであれば、
私が異を唱える余地はなさそうですね。▼
[アルファルド]
ふふ……そうですか。それならば、
私は君を応援することしかできませんね。▼

《共通》

[アルファルド]
きっと、教師という立場でのみ
見える世界というのもあるのでしょう。▼
こんなことを言うのも、
君にとっては迷惑かもしれませんが……▼
君にはこれからも多くのものを見て、多くの
人々と温かな関係を築いてほしいのです。▼
広い世界を見たいと願い、そしてその願いを
叶えられなかったシトリーの分まで。▼

《選択》

[アルファルド]
……ええ。あくまでも私の独断ですが。
猊下はこの件を良く思われないでしょうし。▼
ベレト、君ならば立派に
子供たちを導いてくれると信じています。▼
そして同時に、君にとっても、
大きな成長の機会になる、とも。▼
何かあったら気兼ねなく相談してください。
私は、いつでも君の味方ですから。▼

宝杯の伝承

(教室・アビス 昼)

[コンスタンツェ]
ところでユーリス、
闘技場で捕らえた賊は、何か白状しまして?▼
[ユーリス]
収穫なし。奴ら、雇い主の名前も
吐かねえ……いや、知らねえみたいだった。▼
だが、雇い主の狙いが、このアビスにある
「何か」だってことだけははっきりしたな。▼
[バルタザール]
あー……そういや奴らの言動を思い返すと、
宝でも探してるみてえだったな。▼
[ハピ]
宝探し? 意味わかんないじゃん。
貧しい地下に何があるっていうんだか。▼
[リンハルト]
アルファルドさん、だっけ?
心当たりありそうな顔してますけど。▼
[アルファルド]
……いえ、一つ思い浮かんだものの、流石に
荒唐無稽だなと考え直していたのです。▼
[クロード]
おっと、荒唐無稽な推論ほど、
真実に一番近かったりするもんだ。▼
[ディミトリ]
どんな手掛かりでも構いません。行動の
指針を定めるためにも、是非、頼みます。▼
[アルファルド]
……では、笑わずに聞いていただけますか?
アビスには、ある伝承が残っているのです。▼
このアビスの更に下層“封印の谷”に、
“始原の宝杯”が眠っているという……。▼

《選択》

[リンハルト]
宝杯……聞いたことないですね。
教団が所蔵していた遺物でしょうか?▼
[ユーリス]
へえ、初耳ですね。アビスの奥が、
谷に繋がっているってことですか。▼
[バルタザール]
どこかに繋がってても不思議はねえが、
辿り着ける気はしねえなあ……。▼

《共通》

[アルファルド]
“宝杯の儀”という儀式について記された
古い文書を、偶然見つけましてね。▼
文書は一部だけで全容もわからず、
その信憑性は十全とは言えませんが……▼
“始原の宝杯”は、聖セイロスが作らせた
一種の神器だと書かれていました。▼
セイロスは宝杯を用い、4人の使徒と共に
“宝杯の儀”を執り行った、と。▼

《選択》

[アルファルド]
どうやら、失われた命を呼び戻すための
儀式だったようです。▼
[リンハルト]
あ、4人の使徒なら覚えがあります。
記録がほとんど残っていない聖人ですよ。▼
四聖人と同時代を生き、彼らを支えたと
されてますが、名前も不確かで、えーと……▼
[アルファルド]
……セイロスは儀式を通じて喪われた命を
この世に呼び戻そうとしたといいます。▼

《共通》

[アルファルド]
ですが、儀式は失敗に終わり、四使徒は
宝杯が誰の手にも渡らぬよう封印したとか。▼
[クロード]
ふうん、“宝杯の儀”、ねえ……▼
[コンスタンツェ]
……宝杯の話であれば、私、ずっと昔に
お父様から聞いたかもしれませんわ。▼
教団の秘宝……死者さえ蘇らせるほどの
魔力を秘めた、伝説の杯……▼
[ディミトリ]
やはり、死者を蘇らせる……か。
……欲する者がいるのも、不思議ではない。▼
[エーデルガルト]
いずれにせよ、もう少し伝承についての
情報を集めたほうが良さそうね。▼
[アルファルド]
ええ、そう思います。私も修道院内で
心当たりを探ってみましょう。▼
……もっとも、今の修道院に望みの情報が
どれだけ残っているかは疑問ですが。▼
[コンスタンツェ]
感謝しますわ。それでは私たちも、
ここでできることをいたしましょう。▼

地下深くへ

(教室・アビス 昼)

[アルファルド]
……いいえ、それは私が許しません。
君たちを危険な目に遭わせたくないんです。▼
[コンスタンツェ]
けれど理由を突き止めてしまえば、
危険を排除できるかもしれませんのよ!▼
[バルタザール]
ご存知でしょうが、地下には戦う術を
持たねえ連中がごまんといるんです。▼
また襲撃があれば、次はそいつらにも
手が及んじまうかも……。▼
[アルファルド]
……それは承知しています。ですが、今は
勝手な行動は控えてください。……約束を。▼
君たちは、もう十分に傷ついてきた。
これ以上危険な目に遭う必要はないんです。▼
[ヒルダ]
意外に頑固? コンスタンツェちゃんたちの
ことがよほど心配なんだろうね、あの人。▼
[コンスタンツェ]
ええ……心配はありがたいのですけれど、
やはり根本を解決しなくては何も……▼
……ああ、貴方! ちょうどいいところに!
畑に翠雨とはこのことですわね!▼
さあ、地下に潜りますわよ、貴方たち!
宝杯が私たちを待っていますわ!▼

《選択》

[コンスタンツェ]
そう! 大修道院の更に奥深く!
宝杯が眠るという“封印の谷”へ!▼
[コンスタンツェ]
アルファルド様が仰っていたでしょう?
宝杯の眠る“封印の谷”を目指しますわよ!▼

《共通》

[ハピ]
……コニーさ。
アルフさんの話、聞いてた?▼
[コンスタンツェ]
ええ! ですが……あの方だって、本当は
この問題を解決したいと思っているはず。▼
私たちで“始原の宝杯”を探し出し、
教団に寄贈してしまいますのよ!▼
敵の狙いが宝杯なら、それでアビスを襲う
理由はなくなるはずではなくって?▼
[クロード]
……よくわからんが、その宝杯ってのは
伝承によると封印されてるんだろ?▼
仮に見つかったとしても、封印が解けなきゃ
持ち帰れないんじゃないか?▼
[コンスタンツェ]
そ、それならそれで良いのですわ!
封印の無事が確認できるわけですし……。▼
[バルタザール]
だが、その谷とやらはどこにあるんだ。
そんなもん、聞いたことねえぞ?▼
[コンスタンツェ]
実は私、新たな隠し通路を発見したのです!
それも深く地下へと繋がっていそうな……▼
私の卓抜した嗅覚によれば、間違いなく
“封印の谷”への道ですわよ!▼
[ユーリス]
よくわからねえが、いいんじゃねえの?
宝杯なんぞに興味はねえが……▼
そいつが見つかることで
この街が安全になるなら、俺はそれでいい。▼
[コンスタンツェ]
貴方たちも暇を持て余しているでしょう?
当然、手伝ってくださるわよね?▼

《選択》

[クロード]
まあまあ、これくらい付き合ってやっても
いいんじゃないか?▼
個人的には“始原の宝杯”にも
“封印の谷”にも興味がある。▼
[リンハルト]
そうですよねー。暇なので付き合えます。
エーデルガルトさんは渋い顔してますけど。▼

《共通》

[コンスタンツェ]
おーっほっほっほっほ!
決まりですわね! 出発の刻ですわ!▼

(アビス深層 昼)

[リンハルト]
……ねえ、迷ってたりしませんよね、これ?
もう三日くらい歩いてる気分なんですけど。▼
[ハピ]
三日って、キミ……。
まだ半日も経ってないくらいじゃん。▼
[エーデルガルト]
でも確かに、これ以上の時間をかけるなら、
水や食料にも懸念が出てくるわね。▼
[クロード]
そうだな。もう少しだけ粘って
駄目なら引き返したほうがいいな。▼
[ディミトリ]
……しかしコンスタンツェ、お前、
妙に宝杯にこだわっていないか?▼
[コンスタンツェ]
あ、あら……な、何の話でしょう?
私に他意などございませんわよ、ほほほ。▼
[ユーリス]
功を立てて教団に認められたいんだろ。
取り潰された実家を立て直すためだとさ。▼
[コンスタンツェ]
な、なななぜそれを知っているのかしら?
貴方まさか私の身辺を勝手に探りましたの?▼
[ユーリス]
口癖みてえに言ってるじゃねえか、お前。
私の夢はヌーヴェル家の復興ですわ、って。▼
[リンハルト]
あ、やっぱりコンスタンツェさんって、
ヌーヴェル家の元令嬢なんですね。▼

《選択》

[リンハルト]
つい数年前まで、帝国の西部にあった
歴史ある子爵家ですよ。▼
[リンハルト]
まあ、そうですね。つい数年前まで帝国の
西部にあった子爵家ですよ。▼

《共通》

[エーデルガルト]
ヌーヴェル家は、5年前に爵位を失ったの。
戦役の責任を取ってね。▼
[コンスタンツェ]
……まるで他人事のような仰りようね。▼
[エーデルガルト]
私にできるのは、何もできなかった父に
代わってこの頭を下げることだけよ。▼
貴方がそれを望むのならば……▼
[コンスタンツェ]
……結構ですわよ。
私が望むのはただ一つ。▼
帝国を守るために誰より勇敢に戦い、
命を落とした両親のため……▼
爵位を取り戻し、ヌーヴェル家を再興させ、
かつての栄華を再び……!▼
アビスで日々を魔道の研究に費やすのも、
すべてはお家再興のためなのですわ。▼
[ハピ]
そーやって頑張った結果、
地下生活を余儀なくされちゃうなんてね。▼
近道遠回りっていうか、
星の巡り合わせが悪いっていうか……。▼
[コンスタンツェ]
なっ、何のことを言っているのかしら!
貴方に、あの「私」を見せたつもりは……▼
[バルタザール]
おっと、帰らなくて良かったな。
いよいよ谷底みたいだぜ。▼

ガルグ=マクの底

(ガルグ=マクの底 昼)

[ディミトリ]
ここは、大聖堂前の橋梁の下……か?
谷底にこんな場所が……▼
[クロード]
へえ……いつも歩いてる橋梁を、
遥か下から見上げる日が来るとはね。▼
[ユーリス]
ここが件の“封印の谷”なのか?
宝杯が封じられているっていう。▼
[コンスタンツェ]
……え、ええ。
そうだといいのですけれど。▼
[エーデルガルト]
コンスタンツェ、岩陰に隠れて何を……?
宝杯を探さなくていいのかしら?▼
[コンスタンツェ]
……ああっ、もう! そちらに行けば
良いのでしょう!? 行けば!▼
………………。▼
あら、私……皆様に大変、失礼な口を
利いてしまいましたわ。お詫びいたします。▼
皆様の横に並び立つのもおこがましい……
私は地面を掘って埋まっておきますわね。▼
[バルタザール]
……谷底でも、陽の下は陽の下か。▼

《選択》

[ハピ]
陽に当たると、こーなるんだって。
だからコニーは地下に籠もってるわけ。▼
[コンスタンツェ]
私の浅薄な知恵で、ここが“封印の谷”か
どうかなど判然とするはずもありませんわ。▼
[バルタザール]
おいおい……
御託はいいから足を動かしてくれよ。▼
[ハピ]
ほら、元気出して。
コニーが必要なんだって。ほーら。▼
[コンスタンツェ]
そこまで仰らせてしまって、私は情けない
気持ちでいっぱいでございます。ああ……。▼
[ディミトリ]
……もう一つの人格、というのだろうか。
ここまで斬新なものは初めて見たが……。▼
[バルタザール]
ハピ、背中を押してやれ。先に進まねえと、
宝杯があるかどうかもわからねえぞ。▼
[ハピ]
はいはい、いくよー。▼
[コンスタンツェ]
おやめください、私の汚い背中に触れては、
貴方様の手が……はっ?▼
この魔力の気配……!?
何かがありますわ、この先に……封、印?▼
[リンハルト]
おかしいですね、何も感じませんけど……
いやちょっと待った。何か動く音がする。▼
[エーデルガルト]
どうやら仕掛けがあったようね。
封印を守護しているのかしら……ほら。▼
[クロード]
おっと……あれは何だ?
巨大な人形とでも言えばいいのか……。▼
[ユーリス]
……状況はさっぱり掴めねえが、
とにかく不味そうなことだけはわかるな。▼
[バルタザール]
あれと、かち殴り合ったら面白えかな。
久々に血沸く相手に出会ったぜ。▼
おい、このおれが相手だ!
その図体、鉄板みてえに畳んでやるぜ!▼

戦闘マップ

戦闘開始時

[バルタザール]
どうなってんだ。
畳めば畳むだけ敵が湧きやがるぞ。▼
[リンハルト]
……これが宝杯を守る仕掛けだったら、
何らかの方法で解除できるんじゃない?▼
[コンスタンツェ]
私の愚考を僭越ながら披露いたしますと、
奥に複数ある装置が怪しいかと存じます。▼
[ハピ]
あー、何か鍵穴?っぽいの見えるね。
鍵を見つけて差し込めばよさそうじゃん。▼

1ターン目開始時

[マルセル]
聖域ノ禁ヲ犯セシ者ヲ…… 立チ去ラヌナラバ、滅ス……▼
[バルタザール]
聖域だと? いよいよ“封印の谷”めいて
来やがったな!▼
[ヒルダ]
あっ! ヒルダちゃん、鍵見つけたかもー。
あのおっきな敵の体にくっついてなーい?▼

マルセル撃破

[ユーリス]
む……この鍵、普通の鍵じゃねえな。
間違っても失くすんじゃねえぞ。▼

外れの仕掛け作動

[ゴーレム]
愚昧ノ徒ニ死ノ鉄槌ヲ……!▼
[コンスタンツェ]
罠を見抜けぬとは、本当に私は愚昧ですわ。
それに体を蝕む魔法まで……、ああ……。▼
[クロード]
鍵は1本なのに穴が複数あると思ったら……
そういうことかよ。いい性格だぜ。▼
[エーデルガルト]
本当にね、貴方の考えそうな罠だわ。▼

外れの仕掛け作動2回目

[アッシュ]
うわっ、これも罠だったんですか……!?
こんなの、見分けがつきませんよ……。▼
[ディミトリ]
残る装置はあと一つ、か……。
今度こそ、仕掛けが止まればいいんだが。▼

正解の仕掛け作動

[ユーリス]
冷や汗かいたが……仕掛けは止まったか。
ここまでやって空振りってことはねえよな?▼

戦闘勝利後

[ハピ]
あそこさー、岩に紋章っぽいのが描かれ……
うわっ! な、なに!?▼
[コンスタンツェ]
これは……紋章の反応!?
岩が光を放って……!▼

クリア後

宝杯の封印

(ガルグ=マクの底 昼)

[クロード]
穴の奥に、何かあるぞ……!▼
[コンスタンツェ]
これは……!▼
[バルタザール]
これは……?▼
[コンスタンツェ]
……正直に申しまして、無知蒙昧な私では
“始原の宝杯”かどうかはわかりかねます。▼
[バルタザール]
おおい……とんだ肩透かしだな。
この杯じゃねえのか?▼
[コンスタンツェ]
先程の揺れ……おそらくは紋章に関係する
何らかの封印が施してあったのでしょう。▼
それが偶発的にとはいえ解かれた……
あの仕掛けと連動しているとは思えません。▼
とすると、私たちの内のどなたかの紋章が、
封印を解く鍵だったのでは、と……。▼
[ハピ]
あのー、も少しハピたちにも
わかるように言ってよ。▼
[コンスタンツェ]
申し訳ありませんわ。私の言葉があまりにも
曖昧で不可解なためご迷惑を……。▼
結論だけ申し上げますと、これは限りなく
“始原の宝杯”の可能性が高いかと。▼
[バルタザール]
はあ? 結局それでいいのか……。
まどろっこしいなあ、お前は。▼
[リンハルト]
封印されていた岩壁に描かれた、
4人の使徒のものらしき失われた紋章……▼
そして聖なる武具と共通する装飾、
魔力を自ずと集める仕組みを持つ杯。▼
他に合致するような伝承もないですし、
宝杯で間違いないと思いますよ。▼
[コンスタンツェ]
私の浅慮を余すところなく補足して
ご説明いただき、心より感謝いたします。▼
[エーデルガルト]
……慣れないわね。その卑屈なのか
何なのかよくわからない二重人格には……▼
[コンスタンツェ]
殿下、お許しを。ご不快な思いをさせたと
なれば、この命をもって償うしか……▼
[クロード]
事情は知らないが、俺からも頼むよ。
彼女を許してやってくれ……ぷっ。▼
[エーデルガルト]
ふざけないで、クロード。
許すも許さないもないわ。命なんて……▼
[コンスタンツェ]
……あら?▼
[ディミトリ]
……雷か。
これは一雨来そうだな。▼
[ユーリス]
ああ、本格的に降り出す前に、
さっさとアビスに戻ろうぜ。▼
[コンスタンツェ]
………………。▼
……はあ。またでしたわね。
私の意思を、こうやって、ことごとく……▼
ハッ!?
この音、まさか……。▼

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Last-modified: 2020-10-01 (木) 23:56:52
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