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会話集/支援会話
メルセデスの支援会話†
イエリッツァ†
支援C†
- [メルセデス]
- ふふっ……もう一度あなたに
会えるなんて、思ってもみなかったわ。▼
- [イエリッツァ]
- ……ああ。▼
- [メルセデス]
- 本当に懐かしいわね、エミール。
こうしてお話するのは何年ぶりかしら~。▼
- [イエリッツァ]
- ……お前がバルテルスの家を出た時、
私はまだ8つの子供だった。▼
- [メルセデス]
- 私もあなたも、
すっかり大人になってしまったわね~……▼
だけど、そのお菓子が好きなのは
変わってないみたいで、何だか安心したわ。▼
- [イエリッツァ]
- ああ……
……久しく、食べていなかった。▼
- [メルセデス]
- そうよねえ。だってこれの作り方は、
世界で私とお母様しか知らないんですもの。▼
……あっ、口の周りにお菓子の欠片が。
拭いてあげるからじっとしててね~?▼
- [イエリッツァ]
- ……やめてくれ。▼
- [メルセデス]
- もうっ、今だけはお姉ちゃんらしいこと
させてくれたっていいじゃない。▼
- [イエリッツァ]
- メルセデス。
お前が愛した私は、もういない。▼
- [メルセデス]
- たとえあなたがどんなに変わってしまっても
あなたはずっと、わたしのたった一人の弟よ。▼
お母様にとっても、私にとっても、
あなたはかけがえのない家族なんだから~。▼
- [イエリッツァ]
- ……母上は、息災か。▼
- [メルセデス]
- ええ! 良かったら、今度お手紙を
書いてあげて? きっと喜ぶわ~。▼
- [イエリッツァ]
- ……そうだな。▼
- [メルセデス]
- ……お母様も私も、ずっと後悔してきた。
あなたも一緒に連れ出すべきだったって……▼
バルテルスのお家に、あなたを一人で
残していくつもりなんてなかったのに。▼
- [イエリッツァ]
- ……いや。お前だけを連れ出した
母上の判断は、賢明だった。▼
後継ぎとなる私を連れ去れば
父は血眼でお前たちを捜しただろう。▼
……そして、見つかれば
お前たちは無事ではいられなかったはずだ。▼
- [メルセデス]
- ……お母様も、同じように仰っていたわ。
確かにお義父様なら、そうしたでしょうね。▼
その……あなたの話は、聞いているわ。
バルテルス家の人たちを、殺したって。▼
- [イエリッツァ]
- 私を、恐れているのか……。
それとも、蔑んでいるのか……。▼
- [メルセデス]
- ううん、そういうわけじゃないわ。▼
でも、人の命を奪うのは良くないことよ。
それがわからないあなたじゃなかった。▼
だから、ずっと理由を聞きたかったの。
どうして、お義父様を殺したの?▼
- [イエリッツァ]
- ……殺したかったから、だ。▼
- [メルセデス]
- もうっ、すぐにそうやってはぐらかす。
あなたってこういう時、声に出るのよね~。▼
……言いたくないなら、聞かないわ。
いつか、言ってもいいと思った時に教えて。▼
- [イエリッツァ]
- そうだな。
いつか……話す時が、来るかもしれん。▼
- [メルセデス]
- ええ。
期待しないで待ってるわね。▼
支援B†
- [メルセデス]
- ……あっ、エミール! そろそろ軍議が
始まるから、呼びに行こうと……▼
- [イエリッツァ]
- ………………。▼
- [メルセデス]
- あら? 顔色が悪いけれど~……
どこか怪我でもしているの?▼
- [イエリッツァ]
- ………………。▼
- [メルセデス]
- ……エミール?▼
- (暗転、刃が宙を切る)
- [メルセデス]
- きゃっ……!▼
- [イエリッツァ]
- ……殺し足りん。▼
- [メルセデス]
- え……?▼
- [イエリッツァ]
- ここには耽るべき逸楽がない……。
渇きに……耐えられん……。▼
貴様の血を浴びれば、
少しは渇きを癒せよう……。▼
- [メルセデス]
- エミール……ううん、
あなたは、あの“死神騎士”なのね……。▼
雰囲気が違うもの。
エミールだけど、エミールじゃない……。▼
- [イエリッツァ]
- 名など、無意味……。肝要なのは、
殺すか殺されるか……それだけだ。▼
- [メルセデス]
- ……そう。殺したいなら、殺せばいいわ。
あなたには、その権利があるんですもの~。▼
- [イエリッツァ]
- 権利……?▼
- [メルセデス]
- “死神騎士”が生まれたのは
きっと、私たちのせいでしょう?▼
私たちのいなくなったバルテルス家で、
あの子はずっと孤独だったと思うわ。▼
紋章のない異母兄たちからしてみれば、
私たちもあの子も、邪魔者でしかなかった。▼
あの人たちからの暴言も、暴力も、
三人一緒にいたから耐えられたのに……▼
あんなところに独りでいたら、
壊れてしまうのは当然だわ。▼
助けに行くべきだったんでしょうね。
自分を犠牲にしてでも。▼
- [イエリッツァ]
- ……馬鹿げた、ことを。▼
- [メルセデス]
- けれど、時間は戻らないわ。
今の私にできるのは、償うことだけ。▼
- [イエリッツァ]
- ……っ。
それは……それは、違う……▼
- [メルセデス]
- ……エミール?▼
- [イエリッツァ]
- ……18年前のあの日、
私が母上に言った。私を置いていけと。▼
- [メルセデス]
- ……何を、言っているの?
どうしてそんなことを……▼
- [イエリッツァ]
- 私は……お前を、守りたかった。▼
お前に会えて、良かった。
お前が生きているとわかって、嬉しかった。▼
……すまなかった、「姉上」。▼
- [メルセデス]
- ……エミール。▼
支援A†
- [イエリッツァ]
- ……自分に剣を向けた相手を、
疑いもせずに部屋に入れるか。▼
- [メルセデス]
- あら? だって、あれはあなたであって
あなたじゃない……そうでしょう?▼
- [イエリッツァ]
- ……あの忌まわしい殺人者こそが、私だ。▼
生死の狭間に身を置くことだけに
逸楽を見出す悪鬼……▼
そんな男が、お前のような者の
傍らにいるべきではない。▼
- [メルセデス]
- えっと……ちょっと待って。
それは、どういうことかしら~……?▼
- [イエリッツァ]
- 別れを告げに来た。
今日限りで、私は修道院を離れる。▼
ここにいれば、私はお前を傷つけてしまう。
私の憎んだバルテルスの人間と同じように。▼
- [メルセデス]
- そんな……。▼
……じゃあ、せめて最後に一つだけ教えて。
お義父様たちを殺したのは……どうして?▼
- [イエリッツァ]
- ………………。▼
……あの日、父は、お前たち母娘が王国領の
教会に身を寄せていることを突き止めた。▼
だがお前たちを連れ戻したところで、
母はもう、子を産めるような歳ではない。▼
ならばラミーヌの血を引くもう一人の女を
……お前を娶ろうと、父は言った。▼
その後のことは……もう忘れた。
どう殺したかも、奴が何を喚いていたかも。▼
- [メルセデス]
- 待って。
ならあなたは、私のためにあんな事件を……▼
- [イエリッツァ]
- 殺人者は、殺人者に過ぎん。
……話は終わりだ。▼
- [メルセデス]
- 待って!
……そんなの、ずるいわ。▼
- [イエリッツァ]
- ……ずるい?▼
- [メルセデス]
- そんな話を聞かされて、
このまま別れられるわけがないじゃない。▼
……せめて、この戦いの間だけでいい。
もう少しだけ、私のそばにいて。▼
- [イエリッツァ]
- ……私には、
他者を傷つけることしかできん。▼
お前も、見たはずだ。私の中に棲む魔物は
誰にであろうと見境なく牙を剥く。▼
それでもいいと……お前は言うのか。▼
- [メルセデス]
- あなたになら、いくら傷つけられたって、
殺されたって構わないわ。▼
だって……
私は、あなたのお姉ちゃんなんだから。▼
- [イエリッツァ]
- ……メルセデス。▼
- [メルセデス]
- 愛しているわ、エミール。
これまでもこれからも、ずっと。▼
- [イエリッツァ]
- ……そうか。▼
では……もう少しばかり、ここにいよう。
戦いが終わるまでは、お前のそばに……。▼
コンスタンツェ†
支援C†
- [コンスタンツェ]
- ああっ……私、夢を見ているようですわ!
メルセデスお姉様に再会できるなんて!▼
- [メルセデス]
- そうね~。最後に会った時は小さかったのに
すっかりこんなに大きくなっちゃって~。▼
- [コンスタンツェ]
- 本当に心配しましたのよ!
お姉様がバルテルス家を出たと聞いて……。▼
会いに行っても門前払いで、無理矢理
エミールに聞いても何も話さないし……▼
- [メルセデス]
- ごめんなさいね。あの頃は、
バルテルス家の中でもいろいろあって……▼
そういうコンスタンツェこそ、元気に
していた? いろいろ大変だったでしょう。▼
- [コンスタンツェ]
- ええ……ヌーヴェル家は取り潰され、
私は単身、王国の魔道学院へ……▼
- [メルセデス]
- あら? 王国の魔道学院?
それって、あの……フェルディアのよね?▼
実は私も、士官学校に入学する直前まで
魔道学院で勉強していたのよ~。▼
- [コンスタンツェ]
- な、何ですって……!? 私、学院を
出たのは1177年なのですけれど……▼
- [メルセデス]
- あっ、私はちょうどその年に入学したわ~。
すれ違いになっちゃったのね~。▼
- [コンスタンツェ]
- そんな……! あと少し学院に残っていれば
お姉様に会えたというんですの……!?▼
- [メルセデス]
- うふふっ、子供の頃はあなたを
本当の妹みたいに思っていたけれど……▼
今は、私がコンスタンツェの後輩なのね~。
これからもよろしくお願いします、先輩。▼
- [コンスタンツェ]
- わ、私がお姉様の……先輩!?
なんだか垂涎の響きですわね! うふふ……▼
《通常》
- [メルセデス]
- そうだ、私の他にももう一人
魔道学院にいた友達がいるんだけど~……▼
良かったら、その子も誘ってお茶でも
しましょう? きっと気が合うと思うわ~。▼
- [コンスタンツェ]
- アネットのことですわね! 私も彼女とは
一度ゆっくりお話してみたかったんですの。▼
《第二部でアネットが自軍にいない時》
- [メルセデス]
- ふふっ、折角また会えたのだし、
お茶でも飲みながらお話ししましょう?▼
- [コンスタンツェ]
- まあ! なんで素敵なお誘いなんでしょう!
喜んでご一緒させていただきますわ!▼
《共通》
- [コンスタンツェ]
- ではお姉様、私は早速、
茶器の用意をしてまいりますわね!▼
- [メルセデス]
- あらあら、そんなに慌てなくても
お茶は逃げて行かないわよ~。▼
- [コンスタンツェ]
- いいや、今急がずにいつ急ぐのです!
お姉様とのお茶会なのですか……▼
- [メルセデス]
- ……あら?
どうしちゃったの、急に立ち止まって……▼
- (屋外)
- [メルセデス]
- 何かあったの、コンスタンツェ?▼
- [コンスタンツェ]
- お姉様……私めに貴重なお時間を割いて
いただくなど畏れ多いにも程がありますわ。▼
- [メルセデス]
- ……え?▼
- [コンスタンツェ]
- ささ……どうぞお姉様はご友人の方々と
心行くまでお茶を楽しんでくださいませ。▼
私はその横で給仕に徹しておりますから……
ああもちろん、私の存在がご不快ならば……▼
- [メルセデス]
- ちょ……ちょっと待ってちょうだい?
どうしちゃったの、コンスタンツェ?▼
- [コンスタンツェ]
- 私の事情など聞く価値もございませんわ。
茶葉を取ってまいりますので、これで……▼
- [メルセデス]
- さっきまでは昔のままだったのに……
いったいどうしちゃったのかしら~……?▼
何か事情がありそうだけど……
聞いても、良いのよね……?▼
支援B†
- [メルセデス]
- ……なるほど~。日の光に当たると、
ああなっちゃうってことなのね~。▼
- [コンスタンツェ]
- ええ……お姉様に失礼を
働いてしまうなんて、一生の不覚ですわ!▼
- [メルセデス]
- でも、徹夜で頑張り続けたから
あんなふうになってしまったなんて……▼
とっても頑張ったのね、コンスタンツェは。
私には絶対に真似できないわよ~。▼
- [コンスタンツェ]
- お姉様……。▼
- [メルセデス]
- ……そういえば魔道学院には、そういう
症状に詳しそうな先生もいたわよね?▼
手紙を送って解決する方法がないか
聞いてみたらどうかしら~。▼
- [コンスタンツェ]
- すでに頼ってはみましたわ。
結果は芳しくなく……。▼
そこで私は女神様に誓ったのです!
己の力でこの試練に打ち克ち……▼
魔道士として大成してみせる、
そしてヌーヴェル家を再興してみせると!▼
- [メルセデス]
- ふふっ、強いのね~、あなたは。▼
- [コンスタンツェ]
- 当然ですわ! お姉様に認めていただけて、
私の強さも今以上に輝くことでしょう!▼
- [メルセデス]
- ……私のお父様のお家も、同じように
政争で取り潰されてしまったけれど……▼
再興どころか、流されるばかりで
とてもあなたのようには頑張れなかったわ。▼
- [コンスタンツェ]
- お姉様、そう卑下なさらないでください。
多くの苦労があったのでしょう?▼
……おーっほっほっほっほ!
私、名案が浮かびましたわ!▼
- [メルセデス]
- 名案……?▼
- [コンスタンツェ]
- お姉様も、お姉様の代で
マルトリッツ家を再興するのです。▼
- [メルセデス]
- えっ? マルトリッツ家を再興……?▼
- [コンスタンツェ]
- ええ、私はヌーヴェル家を再興させる。
お姉様はマルトリッツ家を再興させる。▼
同じ目標を掲げる人がいて、何よりそれが
お姉様ならば……成就間違いなしですわ!▼
- [メルセデス]
- でも、マルトリッツ家の再興と言っても、
いったい何をすればいいのかしら……?▼
- [コンスタンツェ]
- ふふふっ、決まっていますわ。お姉様は、
私と一緒に魔道の大家となるのです。▼
- [メルセデス]
- 魔道の大家……▼
- [コンスタンツェ]
- 私は黒魔法、お姉様は白魔法を極め……
いずれは魔道の世界で双璧と称えられ……▼
- [メルセデス]
- 双璧……▼
- [コンスタンツェ]
- フォドラ中にその名が轟く、偉大なる
賢者として爵位を勝ち取るのですわ!▼
- [メルセデス]
- う~ん……何だか、
すごい方向に行っちゃった気も……?▼
- [コンスタンツェ]
- お姉様、ついてきてください!
私と共に成し遂げますわよ!▼
- [メルセデス]
- あっ……ああいう真っ直ぐすぎるところは、
昔と何も変わってないのよね~。▼
支援A†
- [コンスタンツェ]
- ああ、駄目ですわ!
私の知恵をもってしても及ばぬと……?▼
- [メルセデス]
- ……あ、コンスタンツェ。
邪魔をしちゃったかしら~。▼
- [コンスタンツェ]
- ああ、お姉様! ちょうどよかったわ!
聞いてくださるかしら!▼
実は先程、私の人格を一つにするために、
役立ちそうな魔道書を見つけましたのよ。▼
- [メルセデス]
- まあ……!
すごいわ、良かったじゃない。▼
- [コンスタンツェ]
- しかし……これは、私の知るどのような
魔道とも似て非なるもの……▼
悔しいですけれど、これを我が物とするには
何十年かかるかわかりませんわ……▼
- [メルセデス]
- 何十年……あらあら、
本当に、何て言ってあげたらいいか……▼
- [コンスタンツェ]
- 女神様は私の前に障害ばかり置いて……
なんと残酷なのでしょう!▼
- [メルセデス]
- そんなに落ち込まないで。私は、今の
あなたのままでもいいと思ってるんだから。▼
- [コンスタンツェ]
- 今の私……ですの?▼
けれど、なぜ……? 今のままでは皆様にも
迷惑をかけてしまいますわ。それなのに……▼
- [メルセデス]
- どちらのあなたも、私にとっては
可愛い妹みたいなんだもの~。▼
- [コンスタンツェ]
- お姉様……▼
- [メルセデス]
- これはこれで、あなたが二人いるみたいで
可愛いじゃない? 私は好きよ~。▼
- [コンスタンツェ]
- むう……。▼
それをお姉様に言われてしまったら、
治そうと気持ちも萎んでしまいますわ。▼
- [メルセデス]
- えっ? ご、ごめんなさい。
あなたの気持ちを考えてなかったわよね。▼
- [コンスタンツェ]
- いいえ、責めているのではありませんわ。
ただ、私も己の未熟さを感じているのです。▼
これまで私は、この人格を消す
ばかりに固執し続けてきました。▼
「彼女」と向き合うという選択肢を、
考えたことさえありませんでしたわ……▼
- [メルセデス]
- じゃあ、この魔法は……▼
- [コンスタンツェ]
- 研究は続けますけれど……、
完成しても使わないかもしれませんわね。▼
生活に若干の支障はあれど、そもそも家の
再興には、何の問題もありませんもの。▼
お姉様にとって「彼女」が妹なら、
私にとっても双子の姉妹ということ……▼
出来の悪い姉妹なら、
私が守ってやらねばなりませんわね!▼
- [メルセデス]
- ふふっ、そう……
そう言ってくれて、良かったわ。▼
- [コンスタンツェ]
- さ、そうと決まれば、私たちの爵位奪還に
向けて邁進していきますわよ!▼
- [メルセデス]
- ふふっ、そうね。最強の魔道士として、
一緒に爵位を勝ち取るんだものね。▼
- [コンスタンツェ]
- ええ、ええ、そのとおりですわ!▼
私の行く道がお姉様と共にあるのなら……
先に待つのはただ、勝利の二文字ですのよ!▼
コメント(情報投稿・誤字脱字の報告)†
Last-modified: 2020-05-30 (土) 23:24:17