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会話集/支援会話

ヒルダの支援会話

セテス

支援C

[ヒルダ]
あ、セテスさま。
こんにちはー! では、さようならー……。▼
[セテス]
待て、ヒルダ。
……どうだ。体の調子は。▼
[ヒルダ]
え? ……ああ、はい。おかげさまでー。▼
[セテス]
そうか。体調不良を理由に、掃除当番を
代わってもらっていたと聞いたのでな。▼
[ヒルダ]
あはは……流石はセテスさま、
何でもご存知なんですねー。▼
[セテス]
その前は、食事の配膳を頼んでいたな。
……手首を痛めたとか。大事ないか?▼
[ヒルダ]
ええ、おかげさまで……。そーんな、
どうでもいい話までご存知なんですねー。▼
[セテス]
模擬戦への参加を交代してもらったことも
あった気がするな。頭痛がするとかで……▼
[ヒルダ]
あたし、ほんと体が弱くて……コホコホ。
みんなにはお世話になりっぱなしですー。▼
[セテス]
うむ。嫌な顔せず頼みを聞く。最高の友だ。
大切にするように。そして恩は返せよ。▼
[ヒルダ]
は、はあい……。それじゃ、失礼……▼
[セテス]
ヒルダ。▼
[ヒルダ]
……ひっ。
ま、まだ何かご用でしょうか……?▼
[セテス]
今日の祈りを捧げに、礼拝堂に行くのだが、
君も一緒にどうだ?▼
[ヒルダ]
い、いえ。遠慮させていただきますわ。
今日のお祈りは済ませましたので……。▼
[セテス]
それは重畳。
これからも主への感謝を忘れぬようにな。▼
日々、主に祈りを捧げ、己を省み、
主に恥じぬ行いを心掛けることが肝要だ。▼
……主は、
すべてお見通しであられるのだからな。▼
[ヒルダ]
……っ!▼
[セテス]
では、これで。▼
[ヒルダ]
は、はあい。ご機嫌よう……。▼

(セテスが立ち去る)

[ヒルダ]
こ、怖すぎるうー!
あれ、絶対わかって言ってるわ。▼
セテスさま流の「怠けてんじゃねーよ」ね。
いっそ普通に叱ってくれないかなあ……。▼
だからセテスさまには
あんまり近づきたくないのよね……。▼

支援B

[ヒルダ]
うっ! セテスさまだわ。
機を見て、逃げ……▼
[セテス]
ほう、本を読んでいるのか。
君は本が好きなのか?▼
[ヒルダ]
え、ええ。読書、好きですのえ。オホホ。
もう読み終わりましたので、失礼しま……▼
[セテス]
ほう、それは好都合だ。▼
[ヒルダ]
え、あのー、好都合、とは……?▼
[セテス]
少し付き合ってくれ。これから短い話を
読むから、聞いていてほしいのだ。▼
(暗転)
[セテス]
……むかしむかし、ある寒い地方の山奥に
怠け者のキツネと働き者のリスがいました。▼
忙しなく働くリスの横で、怠け者のキツネは
いつも遊んでばかりいました。▼
秋、リスが冬に備えてドングリを集めている
間も、やっぱりキツネは遊んでいました。▼
やがて長い冬が訪れました。山は深い雪に
覆われ、食べ物を隠してしまいました。▼
空腹のキツネは、リスの家を訪ねましたが、
リスは家の扉を固く閉ざして冬眠中。▼
たまに目を覚ましても、ドングリをかじって
すぐにまた眠ってしまいます。▼
キツネは仕方なく、寒い森の中で
食べ物を探すしかありませんでした。▼
哀れ、キツネは空腹を抱えたまま、
春が来るまで森をさまよい続けました。▼
今でもキツネが冬眠できないのは、
そういう訳だったのです……。▼
(暗転)
[ヒルダ]
へえ、そういう訳だったんですねー。
……って、うふふ。あたしも小さい頃は、
そういう寓話をよく読んでもらったなー。▼
でも、怠け者のキツネと働き者のリスの
話なんて、初めて聞きましたよー。▼
[セテス]
そうだろうな。
何せこれは、私の自作なのだから。▼
[ヒルダ]
……え!?
これ、セテスさまが作ったんですかー!?▼
[セテス]
ああ。フレンも幼い頃、寓話を聞くのが
好きでな。よく読み聞かせていたのだ。▼
今のは新作だ。修道院にいる子供たちの
ために、久々に書いてみたのだよ。▼
で、どうだろう? 感想を聞きたいのだが。▼
[ヒルダ]
可愛いですー!▼
[セテス]
……かわ、いい?▼
[ヒルダ]
小さな妹のために、寓話を作るセテスさま。
想像すると、すっごく可愛いですよー!▼
いかつくて、見透かされてるみたいで、
ちょっと怖いセテスさまも……▼
可愛いところがおありなんですねー。
ちょっと見る目変わりましたー!▼
[セテス]
いや……そういうことを
聞きたかったのではないのだが……。▼

支援A

[セテス]
ヒルダ。▼
[ヒルダ]
あ、セテスさま。
こんにちはー。▼
[セテス]
……ほう?▼
[ヒルダ]
な、何ですか?▼
[セテス]
私に声をかけられても、
逃げ腰にならなくなったな。▼
[ヒルダ]
あ、あはははー。
気づかれてましたか。▼
セテスさまにじーっとみられると、
心の中まで覗かれてる気分になるんですよ。▼
[セテス]
ほう、それが苦にならないということは、
後ろめたいことがなくなったのか?▼
[ヒルダ]
いえ、慣れただけですー。セテスさまが
怖いだけの人じゃないってわかったしー。▼
[セテス]
後ろめたいことはあるのか……?
いつまでも怠け者では困るな。▼
[ヒルダ]
そうですねー、あたしだって冬眠できない
キツネさんにはなりたくないですしー。▼
[セテス]
そうか。寓話に込めた教訓が
正しく伝わっているようで何よりだ。▼
[ヒルダ]
でもあの話、ちょっとリスさんが
冷たすぎませんかー?▼
自分だけ良ければ、友達が困ってても
関係なーい、みたいな。▼
[セテス]
む……確かに。子供がそのような考えを
持ってしまうと困るな。▼
リスは貯えたドングリを少し分けてあげて、
それでキツネはどうにか春まで耐えた……▼
……とでもすれば、どうだろう?▼
[ヒルダ]
それなら子供たちも、優しいリスさんに
なりたーい!って思ってくれそうですー。▼
[セテス]
うむ、そうか。
君に聞いてもらって正解だったな。▼
……そうだ。フレンのために作った寓話は
まだまだあるんだ。聞いてくれないか?▼
[ヒルダ]
いっそ、ちゃんと本にしたらどうですか?
あたしだけが聞くのももったいないですし。▼
[セテス]
ほほう、それは妙案だな!
よし、早速準備に取り掛かろう。▼
君、絵は得意かな?
挿絵を描いてほしいのだが。▼

《イグナーツが自軍にいる時》

[ヒルダ]
絵ならイグナーツくんのほうが……。▼

《共通》

[ヒルダ]
……まあ、子供向け絵本の挿絵くらいなら
適当にちゃちゃっと描けそうな気も……。▼
[セテス]
ついでに、内容についても意見が欲しい。
手伝ってくれるか?▼
[ヒルダ]
えー、ちょっと面倒くさい……けど、
乗りかかった舟ですし……わかりましたー。▼
[セテス]
そうか! 私もやる気が出てきたぞ!
これは子供たちの未来のための大事業だ!▼

(セテスが退室)

[ヒルダ]
こんなに嬉しそうにはしゃがれると
面倒事も引き受けちゃうわね……。▼

支援A+

[セテス]
ヒルダ、街に出ていたのか?▼
[ヒルダ]
はい、絵の道具を買い足しにー。▼
[セテス]
……それは、絵本の挿絵に使う物か?
なら、私が代金を……。▼
[ヒルダ]
いえいえ、いいんですよー。
趣味の装飾品づくりにも使ってますから。▼
それよりセテスさまの寓話、大人気ですよ。
街の教会に子供たちが集まってました。▼
[セテス]
ほう、そうか。
あそこに置いて正解だったな。▼
[ヒルダ]
「怠けてるとキツネになっちゃうよ」なんて
子供を叱る親までいたんですよー。▼
あたしは、リスさんが助けてくれるなら、
キツネさんでもいいですけどねー。▼
[セテス]
む……子供にまで、そう思われては困るな。
やはり元の話に戻すか……。▼
[ヒルダ]
でもまあ……これでセテスさま、
戦争が終わってもやることできましたね。▼
元々フレンちゃんのためのものだけど、
今は、多くの人が必要としている……▼
子供たち、新作を楽しみにしてるんです。
これはもう、やめられませんよー?▼
[セテス]
しかし世界が大きく変わる過渡期に、
のんびり寓話ばかり書いているのもな……。▼
[ヒルダ]
そんな時代だからこそ、子供たちのために
何かしてあげるべきじゃないですかー?▼
未来のフォドラを作るのは、
今の子供たちなんですよー?▼
[セテス]
確かにそうだな! しかし、続けるとなると
君にも付き合ってもらわねばならんぞ。▼
[ヒルダ]
えー? こんなに有名になったのに、
いつまで素人の絵を使うんですかー?▼
[セテス]
寓話の意図を正しく理解し、子供の心に
響く絵を描ける者でなければ務まらん。▼
君のやや脱力した感のある絵が最適なのだ。
腹をくくってもらわねば困る。▼
[ヒルダ]
脱力って……褒めてませんよ、それー。▼
[セテス]
君もまだ描きたいという意志があるから、
絵の道具を買い足しに行っていたんだろう?▼
[ヒルダ]
それは、そうですけどー。
戦争が終わるまでは付き合おうかなーって。▼
[セテス]
煮え切らん娘だな……まあ、いい。
戦争が終わった後のことはまた考えよう。▼
[ヒルダ]
うーん……キツネさんでいたかったけど、
リスさんに転職するのも悪くないかなー。▼
セテスさまが一生懸命に寓話を書く姿、
ずっと見ていたい気もするし……。▼
[セテス]
ん? 何か言ったか?▼
[ヒルダ]
いいえ、何でもないですよー。
じゃ、新作に取り掛かりますかー!▼

ツィリル

支援C

[ヒルダ]
あ、ツィリルくん。
どうしたの? お仕事?▼
[ツィリル]
ヒルダ、邪魔。どいて。▼
[ヒルダ]
ひっどーい! まだ何も言ってないのにー。▼
[ツィリル]
どうせ怠けに来たんでしょ。▼
[ヒルダ]
違うわよー。
馬に飼い葉をやってきてって言われたのー。▼
[ツィリル]
その割には、飼い葉を持ってないけど?▼
[ヒルダ]
飼い葉のある場所わかんなくてー。
誰かに手伝ってもらおうと思ったのー。▼
[ツィリル]
……ボクがやっとくよ。
掃除のついでに。▼
[ヒルダ]
ありがとー! ツィリルくんなら、
完璧にやってくれるから、心配ないわねー。▼
[ツィリル]
……自分の仕事は、ちゃんとやりたいから。▼
[ヒルダ]
ほんと、ため息が出るほど真面目ねー。
何か、パルミラ人だってこと忘れちゃう。▼
パルミラの人って、乱暴で適当で
ひねくれた人ばっかりだと思ってたけど……▼
ツィリルくんみたいな
普通の子もいるんだねー。▼
[ツィリル]
乱暴で適当でひねくれた人……。▼
[ヒルダ]
ほら、うちの実家はパルミラ人と
ちょくちょく戦ってるでしょ?▼
父さんも兄さんも、あんまり戦場のことは
あたしには話してくれなかったんだけど。▼
理由もなしに気分で攻めてきて、
約定は簡単に破るし、嘘しか言わないし……▼
そんな適当な乱暴者ばーっかりだって、
周りの人はみーんな言ってたのよ。▼
[ツィリル]
ふーん。▼
[ヒルダ]
……何よ。興味ないって顔ね。
自分たちのこと言われてるのよ?▼
[ツィリル]
ボクのことじゃないし。▼
[ヒルダ]
……じゃあ、パルミラ人から見てどうなの?
フォドラの人ってどんな感じ?▼
[ツィリル]
………………。▼
[ヒルダ]
な、何よ……。▼
[ツィリル]
……別に。
特にどんな人たちって印象はないよ。▼
[ヒルダ]
えー!? 何よそれー?▼
[ツィリル]
いろんな人がいる。
一くくりにこうとは言えないってこと。▼
それは、フォドラもパルミラも一緒だよ。▼
偉い人が弱い人に対して威張ってるのも
弱い人が何もできないのもね。▼

《第一部限定》

[ツィリル]
……レアさまがいるかいないか。
ボクにとってはそれだけの違いだ。▼

支援B

[ヒルダ]
あ、ツィリルくん。
また掃除してるのねー。▼
[ツィリル]
……。ヒルダ、邪魔。どいて。▼
[ヒルダ]
馬の水を補充してほしいって言われたの。
でも水桶の場所がわかんないんだー。▼
いつものところにあるから、としか
言ってくれないんだもんー。▼
[ツィリル]
ヒルダが、いっつも怠けてるから
わからないんでしょ……。▼
[ヒルダ]
ツィリルくん、掃除のついでに水も……▼
[ツィリル]
水桶のある場所を教えてあげる。
井戸の側だから、今回だけ手伝うよ。▼
[ヒルダ]
……はーい。▼
(暗転)
[ヒルダ]
手伝ってくれてありがとうー!
ツィリルくん、結構力あるんだねー。▼
でも疲れたでしょー?
ね、少し休憩していこうよー。▼
[ツィリル]
次の仕事まで、まだ時間があるから……。
……じゃあ、少しだけ。▼
[ヒルダ]
………………。▼
[ツィリル]
………………。▼
[ヒルダ]
ねー、何か話題を頂戴。
沈黙が苦手なのよねー、あたし。▼
[ツィリル]
話題ならアナタのほうが持ってるでしょ。
ボクは、黙ってても平気だし。▼
[ヒルダ]
違う違うー。兄さんへの返事の手紙に
書く話題がないのよー。▼
[ツィリル]
兄さん? ヒルダの兄さんって
そんなに筆まめなの?▼
[ヒルダ]
筆まめっていうより、暇人ね!
しかも、お前が心配だ心配だってばかり。▼
すぐに返事を書かないと、
さらにまた心配されちゃうしさー……。▼
[ツィリル]
別に、普段のことを書けばいいじゃない。
今日も怠けて掃除の邪魔をしました、とか。▼
いまだに馬の水桶の置いてある場所も
わかりません、とか。▼
[ヒルダ]
意地悪ううう。ツィリルくん、あたしのこと
どういうふうに見てるわけー?▼
[ツィリル]
怠け者で他人任せ。堂に入った無精者。
こんな人、パルミラじゃ見たことないよ。▼
[ヒルダ]
え? ほんと? レアさま以外にも
パルミラとフォドラの違いあった?▼
[ツィリル]
アナタがレアさまと並ぶなんて、本当に
おこがましいけど……そのとおりだね。▼
しかも、不思議とみんな、そんな君の世話を
焼くことは嫌じゃない。ボクだって……。▼
[ヒルダ]
……ん? どうしたの?▼
[ツィリル]
……何でもない。
ボク、そろそろ次の仕事があるから行くね。▼
[ヒルダ]
ほんと、真面目で働き者ねえ。
あの子こそ、フォドラじゃ珍しい子だわ。▼
……あー!
手紙に何書くか結局決まってない!▼
うー、仕方ないわね。
ツィリルくんのことでも書こうかな……。▼

支援A

[ヒルダ]
あ、ツィリルくん。
今からお掃除? ご苦労様ー。▼
[ツィリル]
……ヒルダ。▼
[ヒルダ]
水と飼い葉運んで、疲れちゃったのよー。
少しここで休ませてー。▼
[ツィリル]
……あ! ヒルダがちゃんと
一人で仕事してる……。▼
[ヒルダ]
手伝ってくれるツィリルくんがいないから
一人で頑張っちゃったわよー。▼
[ツィリル]
……別にボクじゃなくても、
助けてくれる人はいるだろう?▼
[ヒルダ]
ツィリルくんを待ってたんだよ。
だって、ほら!▼
[ツィリル]
……手紙?▼
[ヒルダ]
前に兄さんと手紙のやり取りをしてる話、
したでしょう?▼
それで、ツィリルくんのことも
何度か書いたのよねー。▼
[ツィリル]
人のことを勝手に書くなんて……。
君って本当に……▼
[ヒルダ]
別に悪く書いてないわよー。
それどころか、ほら……読んであげるね。▼
『パルミラ人であっても、品行方正で
慈悲の心を持つ者ならば尊敬すべきだ。▼
人間として立派な者は重んじなさい。
国の事情など大事の前には無に等しい』▼
[ツィリル]
……へえ。すごいね、かっこいいや。
パルミラと戦う貴族の言葉とは思えない。▼
[ヒルダ]
でしょ? あんな兄さんだけど
あたしも見直しちゃったんだー。▼
[ツィリル]
嬉しいな。こっちじゃ、パルミラ人って
だけで、悪い印象を持つ人も多いから。▼
ボクを、一人の人間として
認めてもらえたような気がして……。▼
[ヒルダ]
えー? 何よう。
あたしもずっと認めてるわよー?▼
ツィリルくんにお願いしたら、
何だって完璧にお手伝いしてくれるもの!▼
[ツィリル]
それは認めてるんじゃなくて、
頼ってるんでしょ。▼
ヒルダはまず、兄さんから
心配されないような大人になりなよ。▼
[ヒルダ]
あたしだって成長してるわよー!
水やりも飼い葉もちゃんとできたんだから!▼
[ツィリル]
だとしてもボク、ヒルダに認められても
全然嬉しくないなあ。▼
……頼られるのは、とても嬉しいけどね。▼
[ヒルダ]
……じゃあ、もっと頼ってやるんだから。
まずは……▼
[ツィリル]
さてと、ボクここの掃除始めるからー。▼
[ヒルダ]
ちょっと、待ちなさいよー!▼

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Last-modified: 2020-05-30 (土) 00:16:45
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