会話集/章別会話
17章 鉄壁の要塞†
オープニング†
ナレーション1†
ミルディン大橋を押さえた新生軍は、帝国領
内への侵攻を企図して準備を進めていた。そ
こへ、驚くべき一報がもたらされる……。
難攻不落要塞†
(大広間 昼)
- [教団兵]
- きっ、急報ーっ!
グロンダーズで……! てっ……!▼
- [セテス]
- 軍議中だぞ、いったいどうしたと言うのだ。
落ち着いて報告せよ。▼
- [教団兵]
- は、はい! ぐ、グロンダーズ平原で、
王国軍と同盟軍が、帝国軍と激突!▼
三軍入り混じる大混戦の末……▼
帝国軍は潰走、エーデルガルトも重傷を
負ってアンヴァルへと退却した模様!▼
- [セテス]
- おお! では……▼
- [教団兵]
- ですが! 王国軍も全壊、ディミトリ殿は
戦死なされたとのことです!▼
- [セテス]
- なっ……▼
- [教団兵]
- 更に、同盟軍の被害も甚大で、
クロード殿は生死不明……!▼
- [セテス]
- にっ……!?▼
《選択》
- エーデルガルトが重傷……
- ディミトリが戦死……
- クロードが生死不明……
- [セテス]
- ……恐らく、想像だにしない
激戦となったのだろう。▼
しかし、エーデルガルトが重傷を負った
ということだけが、不幸中の幸いだな。▼
- [セテス]
- ……恐らく、想像だにしない
激戦となったのだろう。▼
しかし、ディミトリ殿が戦死とは……
さぞや無念だったに違いない。▼
エーデルガルトが重傷を負ったという
ことだけが、不幸中の幸いだな。▼
- [セテス]
- ……恐らく、想像だにしない
激戦となったのだろう。▼
しかし、クロードが生死不明とは……
鬼神の知謀もこれまでか。▼
エーデルガルトが重傷を負ったという
ことだけが、不幸中の幸いだな。▼
《共通》
- [セテス]
- ……思わぬ状況になったが、
我々はこれを好機に変えるしかない。▼
帝国の主力は打撃を受け、
エーデルガルトも戦線に出てこない。▼
今なら、帝国の内部へ深く侵入し、
帝都を目指せる……。▼
- [フレン]
- ですが……旧王国の諸侯や同盟領は、
どうなってしまいますの?▼
- [セテス]
- 指導者や多くの兵を失ったのだ、必死に
立て直しを図っているところだろう。▼
各地の教会を使って援助し、彼らと協調して▼
物事に当たっていける仕組みを作る。▼
旧王国諸侯も、同盟諸侯も、最終的には
一つにまとまっていくべきだ。▼
そして、それを君が率い、導く……。
どうだ、ベレト?▼
《選択》
- 「ゆくゆくは……」を選択(フレンの好感度アップ)/「今は決められない」を選択
- [セテス]
- ああ、まだ先の話ではある。
今は帝国との戦いに集中せねばなるまい。▼
さて、こうなれば我々が考えるべきは……▼
《選択》
- [セテス]
- 落ち着いてくれ、ベレト。
先に軍を進める目標を定めなければ。▼
- 「まずはどこを攻める?」を選択(セテスの好感度アップ、共通へ)
《共通》
- [セテス]
- そうだな、帝国内にありながら、
前線拠点にできるような防備を備え……▼
我々が帝都へと攻める足掛かりと
なってくれる場所が、一つだけある。▼
帝国一の堅牢さを誇る巨大な要塞……
メリセウス要塞だ。▼
ただし、正攻法で攻めても勝算はあるまい。
後で皆を集めて作戦を練るとしよう。▼
- (暗転)
(外郭都市 深夜)
- [???]
- ………………。▼
ああ、久しぶりだな、先生……。▼
《選択》
- [ディミトリ]
- 俺も……そう思っていた。▼
あいつの喉元まで迫って……
それでも、殺せなかった。▼
そうしていたずらに人を死なせ、
また俺は一人……生き残ってしまった。▼
ロドリグ、ギュスタヴ、ドゥドゥー……▼
《選択》
- きっと生き延びた意味がある
- 罪を償う方法を探すべきだ
- [ディミトリ]
- ……ロドリグと同じことを言うんだな、
先生は。▼
生き延びた意味、か。▼
- [ディミトリ]
- ……ロドリグと同じことを言うんだな、
先生は。▼
罪を償う方法、か。▼
《共通》
- [ディミトリ]
- 本当に……皆、難しいことを言う。
それがわからないから、俺はずっと……。▼
……なあ、先生。▼
ここに来たのは……俺の選択を、
誰かに話しておきたかったからだ。▼
《選択》
- [ディミトリ]
- 俺には、帝国を倒すどころか
王都を取り戻す力も……その資格もない。▼
だから……▼
- (暗転)
- [セテス]
- おい、ベレト。
こんなところで寝たら、風邪を引くぞ。▼
(主人公が驚いて首を振る)
- [セテス]
- ……どうした?▼
《選択》
- [セテス]
- いや、私だけだが……
夢でも見ていたか?▼
- [ベレト]
- ………………。▼
- [セテス]
- 夢か現かは知らないが、
もし誰かが会いに来ていたのであれば……▼
その者は、どうしても君にだけ顔を
見せたかったのだろう。▼
君に導かれることを、求めたのだろうな。▼
予定内容†
《メリセウス要塞の攻略》
帝都アンヴァルへ進軍するため、そ
の途上に立ち塞がる帝国最大の要塞
メリセウスを落とそう。
《メリセウス攻防戦》
帝都アンヴァルへ向け南下する一行の前に立
ち塞がるのは、難攻不落と謳われるメリセウ
ス要塞。だが彼らには、堅牢な要塞を落とす
秘策があった。
死神騎士†
(帝国領・グロンダーズ平原 昼)
- [セテス]
- まもなくグロンダーズ平原を抜ける……。
メリセウス城塞が見えてくる頃だ。▼
やはりグロンダーズの会戦の影響は
大きいようだな。▼
帝国軍の動きは精彩を欠き、我々は戦力を
あまり損なうことなく要塞を攻められる。▼
《選択》
- 同盟と王国の犠牲があったからこそ……
- 今を逃してはならない
- [セテス]
- ああ、彼らのためにも、
我々は勝たねばならない……。▼
- [セテス]
- ああ……数節もすれば、
すぐに立て直してくるだろう。▼
この機を逃すことはできない。▼
《共通》
- [フェルディナント]
- 先生、兵たちの偽装が終わった。
これで要塞の帝国軍を欺いて潜入できる。▼
《フェルディナントをロストしている場合》
- [教団兵]
- 兵たちの帝国軍への偽装、完了しました。
これで要塞へ進入できます。▼
《選択》
- [セテス]
- 君の発案だった気がするが……
いや、違ったか?▼
メリセウス要塞を正面から落とすことなど
不可能。ならば内から落とすしかない。▼
帝国軍に扮して要塞内に潜入し、
敵将を討って一気に陥落させる……▼
そういう手はずで用意を進めた。▼
《カスパルが自軍にいる時》
- [カスパル]
- 密偵の報告じゃ、オレの親父たちは
要塞にはいねえらしい。▼
どうも西部、王国側の戦線に
回されたみてえだな……ほっ。▼
《共通》
- [教団兵]
- 要塞の守将は、グロンダーズの会戦後、
あの死神騎士に変わった模様で……▼
- [ベルナデッタ]
- ひえぇっ!? 死神騎士いいい!?
あ、あたしは留守番します! したいです!▼
- [ペトラ]
- ベルナデッタ、平原、引き籠もる場所、
ありません。敵、見つかります。▼
- [ベルナデッタ]
- 確かに、引き籠もる場所もないいいい!
もう、戦うしか……戦うしか!▼
《共通》
- [セテス]
- 死神騎士か……今では
帝国随一の勇将と名高いと聞く。▼
奴がイエリッツァだったのかは
結局わからずじまいだったが……▼
メリセウスを落とす上で、
また大きな障害が現れたというわけか。▼
《選択》
- 「勝ったことのある相手だ」を選択(セテスの好感度アップ)
- [セテス]
- そうだったな。
焦らず挑めば、きっとまた勝利できる。▼
- [セテス]
- ああ、警戒するに越したことはない。▼
《共通》
- [リンハルト]
- 堅牢な城塞都市アリアンロッドが
“白銀の乙女”の異名を取るならば……▼
難攻不落のメリセウス要塞は、
“頑固な老将軍”と揶揄されます。▼
近づく者は排除されるが、きっと
中に入ってしまえばこちらのものですよ。▼
《ドロテアが自軍にいる時》
- [ドロテア]
- 歌劇の舞台にも舞台にも度々なるような、
古い要塞ですものねえ。▼
《共通》
- [セテス]
- さあ、行こう。
帝国の領土に穴を穿つために。▼
(帝国領・メリセウス要塞)
《主人公が男性の時》
- [死神騎士]
- あの男……来るか……。▼
《主人公が女性の時》
- [死神騎士]
- あの女……来るか……。▼
《共通》
- [死神騎士]
- 死神の鎌が、貴様を断つか……
その剣が、俺を殺すか……。▼
ナレーション2†
グロンダーズ平原において王国軍、同盟軍、
帝国軍が衝突。三勢力入り混じる激戦の末、
各勢力とも甚大な被害を被って兵を退いた。
これを好機ととらえた新生軍は、帝国領内への
侵攻を即断。帝都アンヴァル攻撃の足掛かり
とするため、メリセウス要塞の攻略に挑む。
戦闘マップ†
戦闘開始前†
- [帝国兵]
- 報告! 帝国兵に偽装した一軍が侵入!
どうやら教団に与する者どものようです!▼
- [死神騎士]
- 門を閉ざせ……。
残らず始末する。▼
vs 死神騎士†
- [死神騎士]]
- 貴様などに、用はない……。▼
主人公 vs 死神騎士†
- [死神騎士]
- 力を得たな、貴様……。
殺すも殺されるも逸楽だ……!▼
セテス vs 死神騎士†
- [セテス]
- 逃がさんぞ、死神騎士!
今日こそ、貴様の正体を暴いてやる!▼
- [死神騎士]
- 俺の正体に価値はない……。▼
- [セテス]
- 無価値かどうかは私が判断する。
仮面の下の素顔、見せてもらうぞ……!▼
フレン vs 死神騎士†
- [フレン]
- 死神騎士……!
あなた、わたくしを覚えてらして!?▼
- [死神騎士]
- 貴様……また血を抜かれたいか?▼
- [フレン]
- ま!
そんなこと、二度とさせませんわっ!▼
メルセデス vs 死神騎士†
- [死神騎士]
- 女……去れ。▼
- [メルセデス]
- ……あらあら、嫌よ、そんなこと~。
私……もう、あなたから逃げはしないわ。▼
死神騎士撃破†
- [死神騎士]
- 殺したければ追ってこい。
そろそろ刻限だ……。▼
戦闘勝利後†
- [セテス]
- ここまで追い詰めたのだ、逃がすものか!
皆、死神騎士を追い討て!▼
クリア後†
ムービー「光の杭」†
- [死神騎士]
- そろそろか……
貴様らもすぐに逃げねば……死ぬぞ
- [教団兵]
- 逃げろ!
今すぐ要塞を退去せよ!
- [教団兵]
- 何だよこれ……
- [教団兵]
- 要塞が……要塞が……
なくなってしまった……
残された道†
- [セテス]
- あれは……あれは、
いったい何だったというのだ……。▼
あれではまるで伝承の……▼
《選択》
- [セテス]
- 今は撤退しよう。▼
- [セテス]
- ああ、今は撤退しよう。▼
《共通》
- [セテス]
- ミルディン大橋まで退き、
態勢を立て直すしかあるまい……。▼
(ミルディン大橋 昼)
- [マヌエラ]
- ハァッ……ハァ……!
きつい行軍だったわ。▼
- [ハンネマン]
- 日数を要してしまったが、
ここまで戻れば安全だ……と信じたいね。▼
- [カトリーヌ]
- それにしても、驚いたな。
要塞を丸ごと破壊しちまうとは……。▼
- [シャミア]
- あの攻撃……死神騎士は知っていた。
帝国軍の仕業か?▼
- [ツィリル]
- 要塞を取られるくらいなら、
壊しちゃえってことなんでしょうか。▼
《アロイスが自軍にいる時》
- [アロイス]
- まあまあ、とりあえず一息ついて、
どうするか決めようじゃないか。▼
- [セテス]
- ……不明なことは多いが、
次にどう動くべきか即断せねばならない。▼
《選択》
- 侵攻を諦めよう
- 一気に帝都を攻めよう
- 修道院に戻ろう
- [セテス]
- ベレト!?
……いや待て。そういうことか。▼
- [セテス]
- もちろんそうしたいが、
無策で攻め上っても良い結果は……▼
いや待て。
その顔、何か腹案があるようだな。▼
- [セテス]
- 修道院に戻ったところで状況は……
いや待て。そういうことか。▼
《選択》
- [セテス]
- もう誤魔化す必要はない。▼
《共通》
- [セテス]
- いったんは侵攻を諦めてガルグ=マクに
戻ったと見せかけるのだな。▼
そして、兵を細かく分け、進軍を悟られぬ
ようにしながら帝都近辺まで入れておき……▼
我々がガルグ=マクから急行したところで、
一気に兵を集結させ、帝都を奇襲する。▼
どうだ、私の考えと同じか?▼
- (主人公が頷く)
《カスパルが自軍にいる時》
- [カスパル]
- 本気かよ!?
敵に気づかれねえ保証はあんのか!?▼
- [フェルディナント]
- 結集に失敗すれば、我々は帝国領内で孤立、
あっという間に殲滅される……そうだな?▼
- [ペトラ]
- どのような、死地でも……
わたし、飛び込みます。共に。▼
- [ベルナデッタ]
- いや、でも、ちょっと、あの……
危険が危険すぎませんか、先生ええ!▼
- [セテス]
- ああ……この作戦は、失敗した時に
取り返しがつかない。▼
本当にやるのか、ベレト。▼
《選択》
- [セテス]
- そうか……ならば私も覚悟を決めよう。▼
戦力で劣り、不利な地で戦わなければ
ならない私たちにできるのは……▼
人事を尽くして女神の配剤を待つ、
それだけだ。▼
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