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メルセデス

支援C

[シルヴァン]
やあメルセデス、今日も君は綺麗だなあ!
これからお祈りかい?▼
[メルセデス]
あらあらこんにちは、シルヴァン。
そうよ、お祈りに。よくわかったわね~?▼
[シルヴァン]
はは、近頃は君から目を離せなくてさ。
何しろ、俺は……▼
[メルセデス]
そうね~、シルヴァンはいつも
女の子のことばっかり見てるものね。▼
[シルヴァン]
うっ……い、いやいや、俺が女の子を
よく見てるってのは確かだが。▼
君を同じように見ているわけじゃない。
俺にとって、君は特別な女性なんだ。▼
[メルセデス]
あらあら~、私って目が離せなくなるほど
危なっかしいのかしら……?▼
[シルヴァン]
いや、危なっかしいのは確かだが……
くっ……伝わらねえ……!▼
……そうだ。君の話を聞かせてくれよ。
仲間の一人として、君をもっと知りたい。▼
[メルセデス]
あら~、真面目なのね、シルヴァンは。
でも、何から話したらいいのかしら~。▼
[シルヴァン]
何でもいいさ。……といっても、難しいか。
じゃ、君の好きなものの話でも。▼
[メルセデス]
好きなもの……お祈りは好きね。
子供の頃からずっと続けているのよ~。▼
[シルヴァン]
子供の頃、ね……。
確か、メルセデスは帝国にいたんだっけ?▼
[メルセデス]
そうよ~。
私はバルテルスのお家で育ったの~。▼
[シルヴァン]
ん? 待て待て。バルテルス家?
メルセデスはマルトリッツ家の出身だろ?▼
[メルセデス]
う~ん。事情を話してもいいけれど、
あんまり面白い話でもないわよ~?▼
[シルヴァン]
そうか、じゃ、やめとくか。
野暮な詮索は三流の男のするこ……▼
[メルセデス]
あ、いいのよ~、別に。
隠しているわけじゃないし~。▼
マルトリッツ家は、私が生まれる少し前に
取り潰されてしまったの~。▼
[シルヴァン]
……あ、そ、そうなのか。▼
[メルセデス]
お父様も亡くなってしまったから、
お母様は身重のまま行くあてを失って~……▼
結局、私を産んだお母様は、バルテルス家の
当主と再婚したのよ~。だけど……。▼
紋章を宿した弟が生まれてからは、
私とお母様は用済み、邪魔者扱い。▼
[シルヴァン]
……紋章目当てだったってことかい?▼
[メルセデス]
きっとそうねえ……結局私とお母様は
家を出て、王国の教会に駆け込んだわ~。▼
今はバルテルスの名前を捨てて、
勝手に昔のお家の名前を名乗っているだけ。▼
[シルヴァン]
なるほど……。ああ、お祈りが好きなのは、
教会暮らしが長いから、か。▼
[メルセデス]
ええ、お祈り……ああっ、忘れてたわ~!
そうだ、お祈りに行く途中だったのね、私。▼
[シルヴァン]
はは、そういうところが危なっかしいのさ。
じゃ、また会おう、メルセデス!▼
[メルセデス]
ええ、またね~。▼
[シルヴァン]
……紋章目当て、ね。
どいつもこいつも馬ッ鹿馬鹿しい……。▼

支援B

[シルヴァン]
やあ、メルセデス! 君がいるだけで、
この大聖堂もぱっと華やぐなあ!▼
[メルセデス]
こんにちは、シルヴァン。
珍しいのね~、ここへ来るなんて。▼
あなたは女の子がたくさんいる場所のほうが
好きだと思っていたから~。▼
[シルヴァン]
はは、何を言うんだ。
俺はただ、君に会いに来たのさ。▼
君のことをもっと知りたい。
他の女の子なんてどうでもいい……▼
[メルセデス]
あら? その台詞、
この間、別の女の子にも言ってたわよね~?▼
[シルヴァン]
ええと、そ、それは……
ただの口説き文句ってやつで、ですね……。▼
もし俺が「これは本気の話だ」って
言ったら、どうする?▼
[メルセデス]
そうねえ。そういうのはもう少し
仲良くなってからになさい、って言うわ。▼
[シルヴァン]
はは、ですよねー……クソッ、俺の素行!
ああ、日頃の俺の馬鹿野郎!▼
[メルセデス]
ふふふ。そうやって悔しがってるのだって、
どうせ本気じゃないんでしょ~?▼
でも、良かったわ~。この間は、
私、面白くない話をしてしまったから~。▼
退屈な人だと思われたかも、って
心配してたのよ~。▼
[シルヴァン]
いやいやとんでもない! むしろ俺も、
嫌な話をさせちまったと反省したさ。▼
……酷い話だよなあ。こちとら紋章なんて
好きで持って生まれたわけでもないのにさ。▼
[メルセデス]
ええ、そうよね~……
だけど、子供は親を選べないから。▼
……あなたはどうなの、シルヴァン?
あなただって、紋章を持っているでしょ。▼
[シルヴァン]
どう、って……要するに、紋章に俺が
どう振り回されてきたかってことかい?▼

《条件?》

[メルセデス]
ええ、マイクランの件もあったし、
あまり話したくないでしょうけど……。▼

《共通》

[シルヴァン]
聞いたところで嫌な気持ちになるだけだぜ、
お世辞にも、愉快な話じゃあないからな。▼
[メルセデス]
あら、私のことは気にしないで~?
あなたの傷を見せてほしいと思っただけよ。▼
[シルヴァン]
……もし俺が紋章持ちや貴族の出でなくても
俺のことを知りたいと思ってくれるのか?▼
[メルセデス]
紋章も家柄も関係ないわ~。私も、仲間の
一人として、あなたをもっと知りたいの。▼
少なくとも私は、あなたの紋章じゃなくて、
あなたの顔を見て話してるつもりよ~。▼
[シルヴァン]
……参ったな。
そりゃあ殺し文句だぜ、メルセデス。▼
俺は、紋章ってのが嫌いでね。人生も未来も
何もかも、滅茶苦茶にしていきやがる……▼
紋章があるってだけで跡取りに立てられて、
それで兄上には殺されかけるほど妬まれて。▼
女どもは、俺に……いや、俺の血に、
まるで蟻みたいに群がってさあ……▼
[メルセデス]
……ごめんなさい。思い出したくないことを
思い出させてしまったかしら。▼
[シルヴァン]
……悪い、つい。ああ、クソッ、こんな
情けない面を見せるつもりじゃあ……。▼
[メルセデス]
……ううん、嬉しいわ。
初めて、本当のあなたの顔を見た気がする。▼
……ねえシルヴァン。あなたなら、
私を紋章の呪縛から救い出してくれる?▼
[シルヴァン]
す……救い出す! 誠心誠意救い出します!
好きだ、よし、結婚しよう!▼
[メルセデス]
はいはい。▼

支援A

[シルヴァン]
やあ、メルセデス!
今日も君は綺麗で……▼
[メルセデス]
こんばんは~。シルヴァン。
悪いわね、わざわざ来てもらっちゃって。▼
[シルヴァン]
ああ、こんな時間に二人っきりと来た。
……意外と手が早いんだな、メルセデスは。▼
[メルセデス]
……? 何の話かしら~?
ちょっと話したいことがあっただけよ?▼
[シルヴァン]
あ、そ、そうでしたかあ……。
まあ、そりゃそうだよなあ……。▼
[メルセデス]
私、ぼんやりしてるから、この間
言うの忘れちゃったなって気づいたの。▼
シルヴァン、よく頑張ったのね、って。▼
[シルヴァン]
……それは、どういう?▼
[メルセデス]
紋章を持つって、それだけたくさん
期待や恨みを集めるってことでしょ。▼
お父様やお母様からは、
嫡男としてたくさん期待されて……▼
[シルヴァン]
……そりゃまあ、王国でも大領主って
くくりの家だし、多少は期待するよな。▼
そんなの、当然の務めだ。
そういう奴なんて他にもたくさんいるだろ。▼
[メルセデス]
お兄様からは、
殺されかけるほど妬まれていたって。▼
[シルヴァン]
それも今思えば、つらかったのは
俺よりもむしろ兄上だっただろうって……。▼
[メルセデス]
そして、あなたの紋章を目当てに、
たくさんの女性が寄ってきた。▼
……何があったかは、聞かないわ。▼
けれど、あなたが心の底では女の人を
嫌って、怖がっているのは、何となく……。▼
[シルヴァン]
……ええと。その話、
仲間とか、他の女の子たちには……。▼
[メルセデス]
ふふっ、大丈夫~。言わないわよ。▼
あなたの痛みや苦しみは、
私にも何となく……わかるもの。▼
[シルヴァン]
……そうだよな、君も俺と同じで
散々嫌な思いをしてきたんだろうから。▼
[メルセデス]
だから、シルヴァン。
私の前だけでいいわ。▼
もう、そんな悲しい笑顔を
作るのはやめて?▼
[シルヴァン]
メルセデス……。▼
はは……嫌だな、悲しい笑顔だなんて。
俺、そんなに不細工だったかい?▼
[メルセデス]
本当のことを話してくれたあなたは、
今まで見たどのあなたよりも素敵だったわ。▼
[シルヴァン]
………………。ああクソッ、メルセデス。
君は本当に、何なんだよ、本当に……!▼
[メルセデス]
シルヴァン、泣いてもいいのよ。
私があなたを守るから。▼
だから、あなたもきっと、私を守ってね。▼
[シルヴァン]
……ああ、約束する。俺にとって、
君は本当に、特別な女性だからさ。▼

アネット

支援C

[シルヴァン]
やあアネット、今日も魔法の勉強かい?
いや、一生懸命な君の姿は……▼
[アネット]
あ、ごめんシルヴァン。
今ちょっと考えてるから黙ってて。▼
[シルヴァン]
……ん、そいつは理学の教本だよな?
へえ、随分小難しいものを、また熱心に……▼
[アネット]
この行の術式があるから、こっちに魔力が
流れて、ううん、違う、そうじゃなくて……▼
[シルヴァン]
けど、難題に頭を悩ませるアネットの顔も、
それはそれでまた違った魅力が……▼
[アネット]
シルヴァン、
うるさいからちょっと黙ってて。▼
[シルヴァン]
あ、そこ、当てはめる式が違うだろ。
3つ前の行にばっちり書いてあるぞー。▼
[アネット]
だからうるさ……えっ!?
……あ、ほんとだ! 何でわかったの!?
[シルヴァン]
いや、何でって言われてもなあ。
だって、そう書いてあるし……。▼
[アネット]
普通、さらっと読んだだけじゃ
この式を使うなんて気がつかないよ。▼
もしかしてシルヴァン、
この本、とっくに読破してる……?▼
[シルヴァン]
いや、今初めて読んだけど。
無駄に難しい書き方してるんだな、この本。▼
[アネット]
……じゃあ、こっちの魔法は?▼
[シルヴァン]
同じ術式を応用すればいいだけの話さ。
ははは、結構簡単じゃないか!▼
[アネット]
むむ……すごいんだね、シルヴァンは。
あたし、考えても全然わかんなかったのに。▼
シルヴァンって、普段遊び呆けてるけど
実は陰でかなり努力してる……?▼
[シルヴァン]
あはは、いやいや、そんなわけないだろ?
女の子と遊んでたほうが楽しいし。▼
短い人生なんだ、努力してばかりだと
あっという間に終わっちまうぜ?▼
[アネット]
……いいよね、シルヴァンは。
そういうことが言えて。▼
努力しなくても頭が良くて、強くって。
……ずるいよ、そういうの。▼
[シルヴァン]
………………。▼
[アネット]
あ……シルヴァン、ごめん。
あたし、変なこと言っちゃって……▼
[シルヴァン]
……いや、ちょっと別のことを考えてた。
君は不貞腐れた顔も可愛いなあ、とか。▼
[アネット]
……もう、何、それ。▼
[シルヴァン]
ま、実際、今回のことはまぐれだろうさ。
でなきゃ、俺が君に勝てるはずなんてない。▼
……さて、俺はこれくらいでお暇するかな。
君の勉強を妨げてもいけないし、それじゃ。▼
[アネット]
はあ……まぐれ、かあ。
そうは見えなかったけどなあ……。▼
悔しいけど、負けてられない。……よし!
今日中にこの教本を読破してやるんだから!▼

支援B

[アネット]
……シルヴァン、ちょうどいいところに!
あなたに言いたいことがあったの!▼
[シルヴァン]
い、いきなり何だよアネット。
俺、なんか悪いことしたっけ……?▼
……心当たりがありすぎてわからないな。
女の子関係の話か、朝帰りの話か……。▼
[アネット]
そういうのはあたしが注意しなくても、
他の人が注意してくれるだろうから。▼
あたしが言いたいのは、
戦いの最中の、あなたの振る舞いのこと!▼
あなたっていつも、あたしにいいところを
譲ってばっかりっていうか……。▼
何だかあたしの前では、出来が悪いふりを
してるように見えるっていうか!▼
[シルヴァン]
なに、野郎は裏方に徹するってだけさ。
女の子に花を持たせるのは当然のことだろ?▼
[アネット]
そんな……もしかしてシルヴァン、いつか
あたしが言ったこと、ずっと気にしてる?▼
努力しなくても出来が良いから、とか。
そういうのってずるいー、とか。▼
[シルヴァン]
そりゃ、気にはしたさ。仲良くなれたのに
嫌われちまったら、悲しいからなあ。▼
けどな、アネット。
これだけは本当のことだ、覚えといてくれ。▼
多少物覚えが良かったところで、俺みたいに
努力が嫌いな奴は、そのうち落ちぶれる。▼
だから俺は、君みたいな人を、
心の底から尊敬して……▼
[アネット]
ねえ、そういう台詞! やっぱり
シルヴァンらしくなくて、気持ち悪いよ!▼
[シルヴァン]
気持ち悪い……。▼
[アネット]
今のシルヴァンには、
何で勝っても全っ然嬉しくない。▼
あたしは、正面からぶつかって勝ちたいの!
だから活躍を譲るとか、ほんとに迷惑。▼
[シルヴァン]
はあ……君は難しいことを言うもんだなあ。▼
昔からさ、あんまり得意じゃないんだよ。
凄い、とか、ずるい、とか言われるのはさ。▼
だって、そういう目で見られるのって
疲れちまうだろ。▼
期待は重いし、嫉妬は息苦しいし。
頭の軽い男でいるほうがずっと楽なのさ。▼
……なんつって。
ま、俺は元々頭の軽い男なんですけどね!▼
[アネット]
……正直、シルヴァンの気持ちは、
あたしにはよくわからないけれど。▼
あたしは、訳もなく出来が良い、
そんなシルヴァンのままでいてほしいよ。▼
そうじゃなくっちゃ、
まるで張り合いがないんだもの!▼
[シルヴァン]
……ふ。
はははは! 張り合いがない、か!▼
……ああ、まったく。
運命ってのは、本当に残酷なもんだなあ。▼
あと10年早く……ガキの頃に、
君に会えていたらと思わずにはいられない。▼
……ということでアネット。君とはもっと、
互いのことを語り合うために、お茶でも……▼
[アネット]
あ、それはまた今度暇な時にねー。
あたし、この後も魔法の練習があるから。▼
[シルヴァン]
お、おう……。
……今度な! 約束だぞ、アネット!▼

イングリット

支援C

[イングリット]
はあ……。▼
[シルヴァン]
どうしたんだ、イングリット。
ため息なんてついてー、老けるぞー。▼
[イングリット]
……ねえシルヴァン、
私はあなたの何なのかしら?▼
[シルヴァン]
何って……幼馴染みだろ、ただの。▼
[イングリット]
そうよね?
ただの、幼馴染みよね?▼
それがどうして、あなたの不始末を
尻拭いして回らなきゃいけないのかしら。▼
[シルヴァン]
はは、そんなこと誰も頼んでないけどな!
まあ、役割だと思って諦めてくれ。▼
何となく昔からこうだし、
これからも続くんだろうよ。▼
[イングリット]
……これからも続くですって?
あなた、少しは素行を改める気はないの!?▼
[シルヴァン]
おい馬鹿、大声出すなよ、お前!
みんなこっち見てるぞ。▼
[イングリット]
8歳の頃、私のお祖母様を口説こうと
したことがあったわね? あの時は……▼
[シルヴァン]
お、おい……。
何でまた、今更そんな話を……?▼
[生徒*1]
(まあ、シルヴァンの好みって、
そういう……)▼
[シルヴァン]
いやちょ、ちょーっと待て。
周りに聞こえてるぞ。おい!▼
[イングリット]
10歳の頃は、収穫祭の余興で
女装した男性を本気で口説こうとして……▼
[生徒]
(へえ、シルヴァンって
男まで口説くんだな……)▼
[シルヴァン]
待て待て、違う!
あれは事故、痛ましい事故だったんだ!▼
[イングリット]
15歳の頃は確か、あのグェンダル卿の
ご息女に手を出そうとしていたわよね。▼
烈火のごとく怒り狂ったグェンダル卿に、
なぜか無関係の私が謝りに行ったわ!▼
[生徒]
(うわっ、最低……)▼
[シルヴァン]
はい! この話は終わり!
これ以上はやめてくれ、イングリット!▼
[イングリット]
やめてほしいのは私のほうよ……。
もう勘弁してちょうだい!▼
[シルヴァン]
わかった! 素行は改めるから!
ここはどうか! どうか穏便にー!▼

支援B

[イングリット]
はあ……。▼
[シルヴァン]
どうしたんだ、イングリット。
まーたため息ついて、皴が増えるぜー。▼
[イングリット]
誰のせいだと思ってるの?
今節だけで、私がどれだけ……。▼
[シルヴァン]
お、俺のせいかよ? いやいや、最近は
おとなしくしてたつもりだったんだが……。▼
[イングリット]
あなたの「おとなしくしてた」は
全然おとなしくないのよ、自覚なさい。▼
女の人から恨みばかり買って、
そのうち本当に刺されるわよ。▼
[シルヴァン]
ははは、刺されたら刺されたで
それもまあ、仕方ないってことで。▼
[イングリット]
……そんなくだらない理由で死ぬなんて、
駄目に決まってるでしょ、馬鹿なの!?▼
……グレンもそういう冗談を言う人だった。
それで、本当に帰ってこなかった。▼
[シルヴァン]
あ……そう、だったな。
すまん、今のは俺が全面的に悪かった。▼
あいつが死んだ時みたいに、お前が
引き籠っちまうと、みんな困るしさ。▼
一日じゅう、部屋から外に出てこねえ。
日課だった馬の世話も人に任せきり……▼
[イングリット]
……そうだったわね。▼
[シルヴァン]
けど、ま、お前が元気になって良かったよ。
俺も安心して女の子たちを口説き回れる。▼
[イングリット]
……口説き回れる、ね。
ねえ、シルヴァン。▼
私が部屋を出なきゃ、って思ったのは
あなたが心配だったからよ。▼
[シルヴァン]
お……俺かよっ。▼
[イングリット]
ええ。だってあなた、私がいなかったら
本当に何にもできないじゃない!▼
誰彼構わず口説き回って、迷惑をかけて、
冗談にならない大騒ぎまで引き起こして……▼
[シルヴァン]
う、事実ゆえに心が痛い……。▼
[イングリット]
反省してるなら、後先考えず
女の子を口説いて回るのは控えなさい。▼
……それから、死んでもいいなんて
あの人みたいな冗談を言うのもやめて。▼
……約束して。▼
[シルヴァン]
……わかったよ。▼

支援A

[シルヴァン]
お、一人で訓練かい?
頑張るねえ、イングリット。▼
[イングリット]
ああ、なんだ、シルヴァンか……。
何? ここに口説く相手はいないわよ。▼
[シルヴァン]
お前がいるじゃないか。▼
[イングリット]
冗談は顔だけにしてくれる?▼
[シルヴァン]
お前なあ……この男前を見てそう言うか。▼
いや、まあ、冗談は冗談なんだけどな。
横、いいか。俺も訓練に来たんだ。▼
[イングリット]
いいわよ。
邪魔しないでくれるならね。▼
(暗転)
[シルヴァン]
……この間の話、
ほんとお前の言うとおりだと思ってさ。▼
何かとお前に甘えてたっつーか……
俺のほうが年上なのに、情けねえっつーか。▼
[イングリット]
あら、もしかして私を口説くつもり?
ついに見境がなくなったのね……可哀想に。▼
[シルヴァン]
本音だよ!
クソッ、これだからお前って奴は……▼
……お前さあ、戦場で俺から離れるなよ。
俺の目が届く範囲にいろ。▼
[イングリット]
そうね、状況が許せばそうする。
私がいないとまるで駄目だものね、あなた。▼
[シルヴァン]
は? いやいやいや、俺だってお前一人を
守ってやるくらいはできるつもりだぜ?▼
[イングリット]
……はいはい。それじゃあ、
せいぜい私の側で、私を守ってちょうだい。▼
私のいないところで勝手に死なれたら
後味が悪くて、たまったものじゃないから。▼
[シルヴァン]
……まったく、
そりゃあこっちの台詞だっての。▼
(暗転)
[イングリット]
あら、もうこんな時間。
そろそろ上がろうかしら。▼
[シルヴァン]
ああ、そうだな。
俺、もう限界……。▼
[イングリット]
訓練不足ね、シルヴァン。女の子たちを
口説いてる暇があったら体を動かしなさい。▼
私で良ければ、いつでも付き合ってあげる。
……どうしたの、変な顔して。▼
[シルヴァン]
いや……なあ、イングリット。
口説き文句って思うかもしれないけどさ……▼
こう、お前が隣にいると、
なんか、不思議と落ち着くんだよなあ。▼
[イングリット]
……そうね。それは、私もわかる気がする。
何だかんだ言って、長い付き合いだもの。▼
[シルヴァン]
……だよな! つーことで、
これからも変わらずいようぜ、相棒。▼
[イングリット]
……ふふっ、そうね。私たち、
何があってもずっと友達でいましょう。▼

支援A+

[シルヴァン]
……よ、よう、イングリット。
今日も訓練か?▼
[イングリット]
ううん、今日は街に物資の買いつけに。
訓練はその後ね。それがどうかした?▼
[シルヴァン]
い、いやー、相変わらず真面目だなー。
そういうところは全然変わってないのかー。▼
[イングリット]
……何の話?
私は前から変わりないけど。▼
[シルヴァン]
そ、そうだよな、ははは。▼
[イングリット]
……ちょっと、どうしたの、シルヴァン。
あなた、変なものでも食べた?▼
[シルヴァン]
い、いや、そういうわけではなく、だな。
その……お前、好きな奴でもできたのか?▼
[イングリット]
好きな奴……?
……何のことかしら。▼
[シルヴァン]
何のって……お前、急にその、
綺麗になったって、みんな噂してるぞ。▼
[イングリット]
綺麗……あ、お化粧のこと? おおげさね。
ちょっとアネットに教わっただけよ。▼
まだ見様見真似だし……
ねえシルヴァン、私、どこか変かしら。▼
[シルヴァン]
え? あ、いやまあ、良いと思うぜ、俺は。
イングリットのくせに、そこそこ……▼
[イングリット]
一言多いわよっ。
……でも、ちょっと驚いたわ。▼
私がちょっとお化粧したくらいで、
あのシルヴァンが、そんなに慌てるなんて。▼
[シルヴァン]
いや、別に慌ててるとかじゃなくてだな。
……ただ少し、理由が気になっただけだ。▼
[イングリット]
……化粧の理由、ね。
あなたはどうしてだと思う?▼
[シルヴァン]
そうだな……
……やっぱり、男か?▼
お前が好きになりそうな相手っつったら、
今までの傾向からして……▼

《蒼月の章でフェリクス生存時》

[シルヴァン]
フェリクス……いや、殿下の線もあるな。
それとも大穴で……▼

《共通》

[イングリット]
……シルヴァン、何を言ってるの。
勝手に話を膨らまさないでくれる?▼
[シルヴァン]
騎士連中ってこともあるだろうし……
……あ、俺か!?▼
[イングリット]
殴るわよ。▼
[シルヴァン]
じょ、冗談だって、暴力反対!
あんまり乱暴だと美人が台無しだぞ!▼
………………。
……ああ、その、ええと。▼
あ、美人っていうのは別に、
口説き文句とかじゃないからな、うん!▼
(シルヴァン去る)
[イングリット]
……美人、か。
ふふ。▼

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*1 第二部では通行人になる。以下同じ

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Last-modified: 2025-05-18 (日) 18:39:05
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