会話集/章別会話
7章 鷲獅子の野†
オープニング†
ナレーション†
天に轟く声で飛竜の群れが鳴き合うと、
澄み切った空を裂いて、
越冬のため南へと去ってゆく。
その雄壮な姿を遠く見上げながら、
子供たちは冬支度を手伝う。
木々に分け入っては薪を集め、
河に糸を垂らしては魚を釣り上げて。
グロンダーズ鷲獅子戦・青獅子の学級 †
(大広間 昼)
- [ディミトリ]
- 今節はいよいよグロンダーズ鷲獅子戦か。
鍛錬の成果を見せる時だな、先生。▼
《選択》
- [ディミトリ]
- レア様やセテス殿から聞いていないのか?
聞いていないのなら、俺から説明しよう。▼
- 「すっかり忘れていた」を選択(ディミトリの好感度ダウン)
- [ディミトリ]
- はは……先生らしいな。
俺からでよければ、簡単に説明しよう。▼
《共通》
- [ディミトリ]
- グロンダーズ鷲獅子戦は、いわば大規模な
学級対抗戦だ。毎年飛竜の節に開催される。▼
- [ドゥドゥー]
- ……学級対抗戦と言えば、
大樹の節にやったな。覚えているか、先生。▼
《選択》
- 「祝勝会を開いた」を選択(ディミトリの好感度アップ)
- [ディミトリ]
- ……ああ、あの日は楽しかった。
先生の食べっぷりは最高だったな。▼
《共通》
- [ディミトリ]
- 戦いの舞台は帝国領、グロンダーズ平原。
つまり、大修道院の外に出ることになる。▼
実践形式の模擬戦闘で、より多くの敵を
倒した学級が勝利する、三つ巴の戦いだ。▼
- [ドゥドゥー]
- ……殿下、今年は確か
マヌエラ先生とハンネマン先生が。
- [ディミトリ]
- ああ、そうだったな……前節の一件で、
マヌエラ先生は参戦を見合わせるそうだ。▼
それならば、と、ハンネマン先生も
参加を取りやめると仰っていたが……。▼
《選択》
- 「それなら自分も」を選択(マヌエラの好感度アップ)
「自分はどうしたら」を選択
(マヌエラとハンネマンが現れる)
- [マヌエラ]
- 気を遣わなくていいのよ、センセイ。
あなたは生徒と一緒に楽しんでちょうだい。▼
- [ディミトリ]
- ……マヌエラ先生!
もう、お体はよろしいのですか。▼
- [マヌエラ]
- あなたたちのおかげでね。でも無理をして
倒れでもしたら、みんなに悪いから……。▼
- [ドゥドゥー]
- ならばやはり、グロンダーズ鷲獅子戦は。▼
- [ハンネマン]
- 我々は不参加とするよ。……だからといって
簡単に勝てると思わないでくれたまえ。▼
- [マヌエラ]
- そのとおりよ。この数節、あたくしたちも
生徒をみっちり鍛えてきたんだもの。▼
《選択》
- 「自分だけというのも……」を選択(マヌエラの好感度ダウン、共通へ)
- 「やはり不平等では……」を選択(ハンネマンの好感度アップ)
- [マヌエラ]
- あら、あんまり油断しているようだと
あたくしの学級が簡単に勝ってしまうわよ。▼
《共通》
- [ハンネマン]
- 生徒に教えるべきことはすべて教えてある。
遠慮は無用、全力で挑んできたまえ。▼
予定内容†
《》
《グロンダーズ鷲獅子戦》
鷲獅子戦と名付けられた、栄誉ある学級対抗
戦がまもなく始まろうとしていた。帝国領の
グロンダーズ平原で、三つ巴の熱い戦いが繰
り広げられるのだ。
三つ巴の平原・青獅子の学級†
(帝国領・グロンダーズ平原 昼)
- [ディミトリ]
- ……ここが戦場、グロンダーズ平原か。
どうだ、先生、自信のほどは?▼
《選択》
- [ディミトリ]
- そうか。先生がそう言ってくれるなら、
これ以上心強いことはないな。▼
- [ディミトリ]
- 先生の力は、近くで見てきた俺たちが
一番よく知っているし……信じている。▼
だから先生も、
俺たちのことを信じてくれないか。▼
《共通》
- [ディミトリ]
- 大丈夫、きっと勝てるさ。俺たちも無為に
この半年を過ごしてきたわけじゃない。▼
それに、俺も今節は調子が良いからな。
何千人だろうと俺だけで蹴散らせそうだ。▼
《選択》
- [ディミトリ]
- ああ、頼りにしていてくれ。▼
- [ディミトリ]
- 冗談だ。
……む、通じなかったか。▼
すまん。次の機会までにはもう少し
愉快な冗談を言えるよう、修行しておく。▼
出撃前の緊張を解くには、冗談を飛ばすのが
良いと聞くが……なかなか難しいな。▼
《共通》
- [ディミトリ]
- さて、そろそろ開戦の刻限か。
皆、気を引き締めていこう。▼
- [フェリクス]
- フン……歯応えのある者と
剣を交えられるのならば、俺は何でもいい。▼
- [メルセデス]
- いろいろ準備したし、たくさん訓練もしたし
きっと何とかなるわよね~?
- [アネット]
- メーチェはいつもお気楽なんだからっ。
勝てるように、今日は精一杯頑張らなきゃ!▼
- [アッシュ]
- 今までの訓練の成果を見せる、
いい機会ですよね。頑張りましょう!▼
- [シルヴァン]
- ……鷲獅子戦で活躍すれば、女の子たちの
視線と人気を集めること間違いなし、だな。▼
- [イングリット]
- そればっかり……まあ、あなたがきちんと
活躍してくれるなら、私も文句はないけど。▼
- [フレン]
- うふふ……、
わたくしも、力を尽くして戦いますわ。▼
- [ドゥドゥー]
- ……どのような戦いであろうと、
おれの役目は変わらん。▼
- [ディミトリ]
- 先生。お前の指揮、頼りにしているからな。
……青獅子の戦、皆に見せつけてやろう。▼
戦闘マップ†
戦闘開始前†
戦闘開始時†
- [ディミトリ]
- いよいよ鷲獅子戦が始まる。
皆、鍛錬の成果を存分に発揮してくれ。▼
- [クロード]
- 優勝学級には大いなる名誉だけじゃなく、
賞品も出るとか出ないとかって話だぜ。▼
- [エーデルガルト]
- さて、そろそろ布陣開始の刻限よ……。
皆、心の準備はいいわね?▼
ムービー「会戦」†
- [ディミトリ]
- 恨むなよ
手加減ができるほど、器用ではないんだ
- [クロード]
- やり方は自由だ、勝ちゃいいんだろ?
- [エーデルガルト]
- 勝つのは私たちよ……
何が起ころうともね
- [エーデルガルト]
- 進軍せよ!
- [ディミトリ]
- 進め!
ムービー終了後†
他の学級より多く敵を撃破すると、
褒賞を獲得できます。
他の学級同士が交戦する前に
急いで敵を撃破しましょう。
クラシックでプレイ†
この戦いは演習のため、戦闘不能になっても
次の戦闘には出撃できます。
青獅子軍と黒鷲軍が交戦、金鹿軍フェイズ†
- [クロード]
- 黒鷲と青獅子が戦い始めたみたいだな。
その隙にこっそり進軍しておくか。▼
?ターン目 金鹿軍フェイズ†
金鹿軍にローレンツ在籍時†
- [ローレンツ]
- ほう、僕が陣取るに相応しい砦があるな。
これはもう攻め取るしかあるまい。▼
- [クロード]
- ローレンツの奴、勝手に動きやがって……。
仕方ない、中央の丘を確保して援護するぞ!▼
金鹿軍にローレンツ不在時†
- [クロード]
- おいおい……誰が突出しろって言ったよ。
仕方ない、中央の丘を確保するぞ!▼
金鹿軍が優勢時、金鹿軍フェイズ†
黒鷲軍が優勢時、黒鷲軍フェイズ†
黒鷲軍にフェルディナント在籍時†
- [エーデルガルト]
- 動くなら今ね……!
ヒューベルト、金鹿の学級に向かって!▼
フェルディナント! 貴方は、
青獅子の学級の背後に回り込むのよ!▼
黒鷲軍にフェルディナント不在時†
vs クロード†
主人公 vs クロード†
- [クロード]
- 天帝の剣がどれほどの物か、
この機会にじっくり見せてもらおうか。▼
……あ、そういうわけなんで、
鎧袖一触は勘弁してくれよ?▼
ディミトリ vs クロード†
- [クロード]
- よ、王子様。俺に賞品を譲ってくれるなら、
勝利の栄誉はお前らに譲ってもいいぜ?▼
- [ディミトリ]
- お前、何をふざけたことを!
……と、俺を怒らせるのが狙いだな?▼
- [クロード]
- はは、バレちまったか。
仕方ない、正々堂々勝たせてもらうか!▼
- [ディミトリ]
- ああ、受けて立とう!
全力でかかってこい、クロード!▼
クロード撃破†
- [クロード]
- 悪いな、俺はここまでだ。
仕上げは学級のみんなに託したぞ!▼
- [クロード]
- 残念だが手詰まりか、
金鹿の学級は、勝機を逸しちまったようだ。▼
vs エーデルガルト†
主人公 vs エーデルガルト†
- [エーデルガルト]
- 私の前に立ち塞がるのなら、その血が
すべて流れ出るまで斬り刻んであげる!▼
- [主人公]
- ………………。▼
- [エーデルガルト]
- ……少し雰囲気を出してみただけよ。
いざ、勝負!▼
ディミトリ vs エーデルガルト†
- [ディミトリ]
- こうして、君と剣を交えるとはな。
昔は、想像したこともなかった。▼
- [エーデルガルト]
- そう……帝国と王国が戦争を始めれば、
いくらでも戦えるわよ?▼
- [ディミトリ]
- いや……勘弁してくれ。
君との戦いは、気が滅入って仕方ない。▼
- [エーデルガルト]
- それで……いつになったら戦うのかしら。
戦いの途中なのだけれど。▼
エーデルガルト撃破†
- [エーデルガルト]
- ごめんなさい、退くわ。……貴方たちなら
勝てるはず。最後まで諦めないで。▼
- [エーデルガルト]
- 悔しいけれど……
黒鷲の学級はここまでのようね。▼
戦闘勝利後†
- [セテス]
- そこまで! グロンダーズ鷲獅子戦、
今年の勝者は……▼
青獅子の学級とする!▼
《他学級より多く敵を撃破時》
- [ディミトリ]
- よし、俺たちの勝利だ!
この戦果ならば、賞品も得られそうだな。▼
他の学級より多く敵を撃破できました!
《上記以外の場合》
- [ディミトリ]
- 予想以上に厳しい戦いだったが、
何とか勝てたな……良かった。▼
クリア後†
健闘を称えて・青獅子の学級†
- [クロード]
- なかなかやるじゃないか、王子様。
つくづく敵に回したくないもんだ。▼
- [エーデルガルト]
- 貴方たちのことだから、どうせ真正面から
来るものだろうと思っていたけれど……▼
評価を改めなければならないわね。
流石だったわ、ディミトリ。▼
- [ディミトリ]
- それはこちらの台詞だ。
どちらの学級も素晴らしい戦いぶりだった。▼
……そうだろう、先生?▼
《選択》
- 黒鷲の学級が強かった
- 金鹿の学級が強かった
- 余裕だった
- 「黒鷲の学級が強かった」(エーデルガルトの好感度アップ)
- [エーデルガルト]
- 勝者の余裕ね。
もし次があれば、そんな顔はさせないわ。▼
- 「金鹿の学級が強かった」を選択(クロードの好感度アップ)
- [クロード]
- はは、そいつは光栄だ。が、正直な話、
青き獅子が一枚も二枚も上手だったよ。▼
- [ディミトリ]
- 先生の指揮と指導があったからこそだ。
今後も修練に励まなければな。▼
《共通》
- [クロード]
- ともかく、俺はこの戦いの経験が活かされる
日が来ないよう願うばかりだよ。▼
- [エーデルガルト]
- 私は構わないわ。
いつでも受けて立つ……なんて、冗談よ。▼
- [ディミトリ]
- はは、笑えない冗談はよせ。
鷲と獅子の戦いは、もう……過去の話だ。▼
ともすれば、この模擬戦の名も、いずれは
まったく別のものに変わるかもしれないな。▼
《選択》
- 「そうかもしれない」「仲良くやろう」を選択(共通)
- [クロード]
- 憎いことを言うじゃないか。
……それじゃ、俺からも提案だ。▼
ガルグ=マクに戻ったら、学級の垣根を
取っ払って、盛大に宴を楽しまないか?▼
……ま、食堂でだが。▼
- [エーデルガルト]
- 貴方は本当にそういうことが好きね。
まあいいわ、付き合ってあげる。▼
- [ディミトリ]
- ああ、異存はない。
先生も、それでいいか?▼
《選択》
- [ディミトリ]
- いや、あのなあ……。
……え、先生?▼
《共通》
- [ディミトリ]
- なんだ、随分と楽しそうな顔だな。
俺は、先生のそういう顔が好きだよ。▼
先生のそんな表情が見られたのも、
今日の収穫の一つだな。▼
先生への信頼・青獅子の学級†
(玄関ホール 夜)
- [ディミトリ]
- 今日は本当に楽しかったな、先生。
相変わらず、見事な食べっぷりだった。▼
……改めて、礼を言わせてくれ。鷲獅子戦で
勝利を収められたのは、先生のおかげだ。▼
《選択》
- 「みんなのおかげだ」を選択(ディミトリの好感度アップ)
- [ディミトリ]
- ……ああ、そうだな。だが、俺たちが
強くなれたのは、先生の指導あってこそだ。▼
- [ディミトリ]
- まあ、たまにはそれくらいのことを言っても
罰は当たらないだろう。▼
《共通》
- [ディミトリ]
- ……今だから言う。先生が学級に来た頃、
俺は先生が、少しばかり……怖かった。▼
笑ったり、怒ったりしないし、かといって
感情を抑えているようにも見えなかった。▼
最初は俺たち生徒に関心がないだけかと
思ったんだが、それも違うようだったし……▼
何を考えているのかわからなくて……あまり
人間らしさを感じなかったというか……。▼
《選択》
- [ディミトリ]
- ……今は違う。一緒に過ごした半年の間、
先生の人間らしい顔をたくさん見てきた。▼
この学級で、先生と一緒に過ごせて、
本当に良かったと思ってる。▼
(学級メンバー集合)
《ベレトの時》
- [シルヴァン]
- なーに2人して仲良く喋ってるんです。
俺たちも交ぜてくださいよ。▼
《ベレスの時》
- [シルヴァン]
- なーに2人していちゃついてるんです。
俺も交ざりたいなあ。いいですよねー?▼
《共通》
- [ドゥドゥー]
- ……シルヴァン。そこまでだ。▼
- [メルセデス]
- あらあら、私も交ざりたいわ~。
先生とは、まだお話足りないもの。▼
- [アネット]
- あたしも! 先生には話したいことも
あるし、いろいろお礼も言いたいし。▼
- [アッシュ]
- あの、先生。僕も、先生がいたからこそ
ここまで頑張ってこられました。▼
- [イングリット]
- アッシュの言うとおり……先生はもう、
私たちにとって欠かせない存在です。▼
- [アネット]
- うんうん。先生がいない青獅子の学級は、
もう青獅子の学級じゃないって感じだよね!▼
- [フェリクス]
- ……お前と共に戦うのも、
なかなか悪くない、と思っている。▼
- [フレン]
- わたくしも、このような体験ができて……
改めてお礼を申し上げますわ、先生。▼
《通常》
- [ディミトリ]
- ……そういうわけで、みんな先生のことを
信頼してるんだ。これからもよろしく頼む。▼
《ディミトリ、ドゥドゥー以外の青獅子生徒をロストしている場合》
- [ディミトリ]
- みんな、先生のことを信頼してるんだ。
これからもよろしく頼む。▼
《選択》(一つのみ)
- [ディミトリ]
- ああ。卒業まであと半年、
一緒に頑張っていこう、先生。▼
……さて、今日はもう遅い。
早く部屋に戻って、それぞれ休むとしよう。▼
報告・飛竜の節†
(謁見の間 昼)
- [レア]
- 鷲獅子戦での八面六臂の活躍、
見事というほかはありません。▼
- [セテス]
- 大樹の節での学級対抗戦と比較しても、
生徒たちはよく成長している。▼
これも君の指導の賜物だろう。▼
- [レア]
- あなたの健闘を祝し、また生徒たちの
未来に期待して、これを授けます。▼
今後も生徒たちをよく教導し、
彼らの模範たる教師であってください。▼
- [ソティス]
- わしの力を使うておるのじゃ。
この程度、余裕で勝ってもらわねば困る。▼
- [セテス]
- この祝福すべき瞬間に、このような
課題を君に伝えるのは心憂いのだが……▼
翌節、君たちの学級には、課題として
ルミール村の異変の調査に向かってもらう。▼
- [ソティス]
- ルミール村……確かおぬしが父と共に
何度も世話になっておった村じゃな。▼
《選択・1つのみ》
- [セテス]
- まだ詳細な状況は判明していないが、
村人の様子がおかしいらしい。▼
情報の真偽を確認するため、
すでに騎士団を派遣してある。▼
間もなく戻る頃だろう。
まずは彼らから話を聞いてみるといい。▼
- [レア]
- ……何か、良からぬことの
前触れでなければよいのですが。▼
(レア、祈りながら)
- [レア]
- ……皆に、主のご加護のあらんことを。▼
コメント†
- 先生への信頼のアネットの台詞、青獅子のフリガナが間違ってる --
- 先生への信頼のアネットの台詞、青獅子のフリガナが間違ってる --
- エーデルガルトの台詞、フェルディナント不在時は「フェルディナント!貴方は…」の行が「別働隊も合わせて進軍!」に置き換わりました。 --
- エーデルガルトの台詞、フェルディナント不在時は「フェルディナント!貴方は…」の行が「別働隊も合わせて進軍!」に置き換わりました。 --
- 黒鷲より先に金鹿と交戦すると、クロードの「黒鷲と青獅子が〜」の台詞が無くなりました。また、先にローレンツと交戦すると進軍台詞がなくなりました。 --