会話集/章別会話
ストーリー/紅花の章/EP.17 復讐の野
17章 復讐の野†
オープニング†
ナレーション1†
アリアンロッドを攻略した帝国軍は、王都へ
向けて侵攻を開始。同時に、当主ロドリグを
失ったフラルダリウス領にも軍を差し向け、
二方面からの王都攻撃を企てる。
決戦の準備†
(王都フェルディア・王城 昼)
- [ディミトリ]
- ……そうか。
アリアンロッドが落ちたか。▼
《フェリクスまたはイングリットが敵軍にいた場合》
- [ディミトリ]
- ロドリグ、フェリクス、イングリット…… *1
お前たちの死を、無駄にはしない。決して。▼
《フェリクスとイングリット、もしくはシルヴァンとイングリット?が自軍にいた場合》
- [ディミトリ]
- ロドリグ……
お前の死を、無駄にはしない。決して。▼
《共通》
- [レア]
- ……先程、斥候が戻りました。
帝国軍は王都へ向けて進軍中のようです。▼
良いのですか、ディミトリ。
国主たるあなた自ら、迎撃に向かうなど。▼
- [ディミトリ]
- ご心配には及びません。たとえ私が倒れても
ブレーダッドの血は続くのですから。▼
それに元より王国は貧しい土地です。
籠城戦に持ち込んだところで、敗北は必至。▼
我が軍は平原に布陣して敵を待つ。そちらは
迂回し、帝国軍の脇腹を衝いてください。▼
- [レア]
- ……確かに、現状を鑑みれば
平原での決戦は合理的な選択でしょう。▼
もちろん、私に異存はありません。
ですが……▼
- [ディミトリ]
- ……「俺」が欲しいものは、一つだけ。
他の獲物に、興味などありません。▼
- [レア]
- ……その言葉を信じます。あの子を
「なかったこと」にするのは私の役目。▼
ああ……。必ず……また必ず、
私が取り戻してみせます、お母様……。▼
(大聖堂)
- [ヒューベルト]
- どうでしょう、エーデルガルト様。
彼らはフェルディアに籠もると思いますか。▼
- [エーデルガルト]
- 迎撃するに決まっているわ。フェルディアは
簡単には落ちないでしょうけれど……▼
大軍で包囲して補給線を断ってしまえば、
いつかは必ず陥落する。▼
それよりは、野戦での大勝に懸けるはずよ。
タルティーン平原でのね。▼
《選択》
- [エーデルガルト]
- 千年以上前に、聖者と嘯くセイロスが、
解放王ネメシスを討って逆転勝利した野。▼
そして400年ほど前に、勇者ルーグが
時の皇帝を討って、王国の建国に至った野。▼
その再現を、狙うんじゃないかしら。▼
- [ヒューベルト]
- やはり、そうなりますか。▼
帝国軍は強兵と言えど、個々の強さでは
セイロス騎士団の精鋭には劣るでしょう。▼
王国軍もブレーダッド家直属の近衛たちは、
他の兵に追随を許さない頑強さで名高い。▼
となれば戦場にてエーデルガルト様を討つ、
その一点に注力するのは理に適っています。▼
- [エーデルガルト]
- ヒューベルト。
私に、戦場に立つなと言いたげね。▼
- [ヒューベルト]
- 無論です。
狙われているのは陛下なのですから。▼
- [エーデルガルト]
- けれど貴方なら、こういう時に
私が絶対に退かないとわかっているわよね?▼
- [ヒューベルト]
- それも、無論です。
なので立たないでくださいとは言いません。▼
- [エーデルガルト]
- この先も、“白きもの”や十傑の子孫など、
恐ろしい力を持った者たちが立ち塞がる。▼
彼らを討ち破れる力があるのは、
私たちの仲間でも限られた者たちよ。▼
その一人である私が、前線に
立たないわけにはいかない。▼
……師、他人事のように見ているけれど、
貴方もその一人なのよ?▼
《選択》
- [エーデルガルト]
- 皇帝である私は当然としても、
貴方だって死んでは困るんだから。▼
- 「守ってみせる」を選択(エーデルガルトの好感度アップ)
- [エーデルガルト]
- 私を守ろうとして貴方が死ぬなんてことは
絶対にやめて。▼
《共通》
- [エーデルガルト]
- 最後まで……共に生き残るわよ。
いい?▼
予定内容†
《フェルディアの制圧》
決戦の時は近い。王都フェルディア
を制圧し、国王ディミトリと大司教
レアを討ち取ろう。
《タルティーン平原の戦い》
ついに全面対決の準備が整った。フォドラ統
一に邁進する黒鷲遊撃軍は、フェルディアに
向け進発。対する王国軍と教団は、因縁の地
タルティーン平原を戦場に選ぶ。
ナレーション2†
崩落したアリアンロッドを捨て置き、遊撃軍
は王都フェルディアに向けて北上を開始。同
時に、旧同盟領に駐留する帝国軍をフラルダ
リウス領に侵攻させ、王都挟撃を企図する。
帝国軍の動きを察知した国王ディミトリ率い
る王国軍は、レアに従うセイロス騎士団と共
に先手を打って王都を出撃、タルティーン平
原に布陣して迎え撃たんとしていた。
復讐の野†
(タルティーン平原 昼)
- [レア]
- お母様……。
奇しくもまた、雨が降っているのですね。▼
私は再び、この場所で……
お母様を取り戻すために戦います……。▼
お母様と私が巡り合うのを邪魔した
あの者を……必ずや土に還します。▼
私に刃を向ける、愚かしいフレスベルグの
子孫ともども……。▼
- [教団兵]
- レア様……▼
- [レア]
- 今は、セイロスと呼びなさい。▼
私はもう大司教ではありません。
一人の、戦士です。▼
- [教団兵]
- はっ、セイロス様。▼
生憎の雨のせいで、敵の位置が掴めません。
王国軍もどこにいるのか……▼
- [レア]
- フェルディアへの進路を探しなさい。
そう大きくは迂回もしていないはずです。▼
帝国軍の本隊を見つけ次第、
攻撃を開始します。▼
敵が先に王国軍と遭遇しているようなら、
予定どおり挟撃しましょう。▼
- [教団兵]
- はっ、ご命令どおりに!▼
- [レア]
- 待っていなさい、ベレト。
もうまもなく、訪れるのですから。▼
あなたの胸にこの剣を突き立てる、
その瞬間が……。▼
(場面転換:王国軍)
- [ディミトリ]
- 先に教団をぶつけるつもりだったのだがな。
チッ……敵の進軍速度を読み誤ったか。▼
陣容を再編する。今はできる限り時間を稼ぎ
教団の到着を待つしかないだろう。▼
……長い戦になる。
恐ろしいか、ドゥドゥー?▼
- [ドゥドゥー]
- いいえ。陛下のお側にあって、
恐れることなど、何もございません。▼
- [ディミトリ]
- 頼もしいな。……見ていろ、俺は必ず勝つ。
必ず、死んでいった者たちに報いてみせる。▼
- [ドゥドゥー]
- ……ええ。どこまでも、お供いたします。
陛下……どうか、ご武運を。▼
- [ディミトリ]
- ああ。
ドゥドゥー、お前もな。▼
(ディミトリが去る)
- [ドゥドゥー]
- ……陛下。
あなたのためならば、おれは……▼
(場面転換:帝国軍)
- [エーデルガルト]
- 雨の中に翻る青き騎士の旗……
王国軍のようね。▼
- [ヒューベルト]
- はい。国王ディミトリ自らが
兵を率いているようです。▼
ただ、セイロス騎士団の姿はありません。
二手に分かれたのでしょうか。▼
- [エーデルガルト]
- あのディミトリが、教団に王都を任せて、
王国軍だけで出陣するのは考えづらいわ。▼
騎士団を使い潰してでも戦闘を有利に
進めようとするはず。▼
となると、雨のせいで連携が取れていない
だけで、騎士団もどこかにいるのでは……。▼
- [ヒューベルト]
- ならば、後背や横からの奇襲を警戒します。
全軍に通達を。▼
- [帝国兵]
- はっ!▼
- [ヒューベルト]
- それにしても、昔の王国軍とは違いますな。
深く陣を布いて我らを迎撃する構えです。▼
以前であれば王の名乗りと共に、
正々堂々と突撃してきたでしょう。▼
- [エーデルガルト]
- 正々堂々、か……。昔の彼を思い出すわね。
師もそうではなくて?▼
《選択》
- 誰のこと?
- ディミトリのこと?
- クロードのこと?(※クロード生存時のみ表示)
- [エーデルガルト]
- あら、もう忘れてしまったの?
ディミトリが大修道院でよく言っていたわ。▼
- [エーデルガルト]
- そうよ。
大修道院で、よく言っていたわよね。▼
- [エーデルガルト]
- なぜ正々堂々と最も無縁な男の名が
出てくるのかしら……。▼
ディミトリのこと、忘れてしまったの?
大修道院で、よく言っていたじゃない。▼
《共通》
- [ヒューベルト]
- しかし、今となっては「正々堂々」は
ディミトリに相応しくない言葉でしょう。▼
味方の犠牲は嫌うようですが、それ以外では
どのような手でも取ってくる相手……。▼
手段を選ばぬ殺し合いになれば、
戦場がどうなるか……想像もつきませんな。▼
- [エーデルガルト]
- そうね……。
布陣が済み次第、前進する。▼
ディミトリ……貴方の縋ってきた過去を、
ここで断ち切ってあげる。▼
戦闘マップ†
戦闘開始直後†
- [ディミトリ]
- ……来たか、エーデルガルト。
ここが、貴様の死に場所だ……▼
貴様らが奪い、踏みにじり、
そして目を背け続けてきたものを……▼
ここで、すべて返してもらおう……!▼
- [エーデルガルト]
- この戦いで、王国軍の主力を殲滅する!▼
国王ディミトリはもちろんのこと……
敵将は一人残らず討ち取りなさい!▼
1ターン目自軍フェーズ開始時†
- [ヒューベルト]
- 敵が何を企んでいるか、わかりかねます。
注意して軍を進めましょう。▼
それに、セイロス騎士団が姿を
見せていません。……▼
いつ戦場に現れるか……
かなりの注意を払ったほうがよいかと。▼
1ターン目敵フェーズ開始時†
《シルヴァン撃破前》
《前章でフェリクス・イングリットのいずれかもしくは双方を倒した時》
- [シルヴァン]
- ……折角与えてもらった仇討ちの機会だ。
無駄にはしねえよ……刺し違えてもな……!▼
《フェリクス・イングリットがともに敵軍ではない時》
- [シルヴァン]
- さて……じゃ、出陣と行きましょうか。
たまには忠義ってのを見せないと、な。▼
《シルヴァンが敵軍ではない時》
- [王国将]
- 我らが先陣を切る!
進めえ!▼
スタート地点から北の岸、東の岸にかかっている橋に進入した次の敵フェーズ開始時 *2†
(視点移動:王国兵)
- [王国兵]*3
- 騎士の旗に栄光あれ!
陛下、どうかご武運を……!▼
どうか……ファーガスの……
うっ……グ……グェアアアアア!▼
(視点移動:ヒューベルト)
- [ヒューベルト]
- 馬鹿な……王国兵が魔獣に……
まさかタレスが……!?▼
……いや、違いますか。
これはもっと単純な……▼
《ドゥドゥー生存時追加》
(視点移動:ディミトリ)
- [ディミトリ]
- あれは、紋章石の……
なぜ……▼
- [ドゥドゥー]
- ……おれが彼らに、紋章石を与えました。
城の宝物庫に、保管されておりましたので。▼
- [ディミトリ]
- お前ッ……!
なぜそんな真似をした! 答えろ!▼
- [ドゥドゥー]
- ……ここで負ければ、王都は落ちる。
皆、望んで紋章石を受け取りました。▼
- [ディミトリ]
- 望んだ、などと……くっ!
……彼らの死に……勝利をもって報いるッ!▼
- [ドゥドゥー]
- ……はっ。
どこまでも、お供いたしましょう。▼
(メルセデスたちが到着する)
- [メルセデス]
- さ、みんな、ここからよ~。
増援が到着したわ~。▼
《メルセデスが敵軍ではない時》
- [王国将]
- ゴーティエからの援兵が来たぞ!
帝国の弱兵どもを押し潰してやれ!▼
《共通》
- [エーデルガルト]
- 砦から増援……厄介ね。
敵将を討って、砦を押さえましょう。▼
2人目の王国兵が魔獣化した時 *4†
- [ヒューベルト]
- これ以上、敵の魔獣化を許しては
戦況が悪化します。▼
紋章石を持つ兵士の区別がつかぬ以上、
すべてを迅速に討つしかありませんな。▼
マップ中央一定ライン進軍後 *5†
(視点移動:ドゥドゥー)
- [ドゥドゥー]
- ……頃合い、だな。▼
陛下……必ず本懐をお遂げください。
我が同胞の……先王陛下の、仇を……!▼
おれは……ずっと、あなたのお側に……
ディミトリ様……おれの、ただ一人の……▼
くっ……ぐあ……グガアアアアアアッ!▼
- [ディミトリ]
- ……ドゥドゥー。
ああ……最期まで、俺はお前の隣で戦おう。▼
お前と共にある限り……
この槍の前に、敗北はないッ!▼
ディミトリ近くの一定ライン進軍時 *6†
(セイロス教団兵が到着する)
- [レア]
- 折角のあの者を消し去る機会に、
出遅れてしまうなんて……。▼
この深い雨、お母様が
嘆いておられるのでしょうか……。▼
ご覧になっていて。
私が、必ずや取り戻してみせますから。▼
vs ディミトリ†
- [ディミトリ]
- 俺は、もう誰も死なせない……
何一つとして、貴様らに奪わせはしない。▼
今度こそ……俺は、守ってみせる。▼
主人公 vs ディミトリ†
- [ディミトリ]
- 先生。なぜエーデルガルトを……
人の命を踏みにじる、畜生の道を選んだ。▼
……残念でならない。
お前を殺さねばならないのが、な。▼
エーデルガルト vs ディミトリ†
- [ディミトリ]
- 貴様は……また、奪うのか?
また、そうして踏みにじるのか?▼
- [エーデルガルト]
- それで、貴方は奪い返し……
踏みにじり返せば気が済むの?▼
私は止まらない。
未来を切り拓くための犠牲は厭わない!▼
- [ディミトリ]
- 黙れッ! 屍と涙の上に築かれた未来が、
善いものであるはずがない……!▼
フェリクス vs ディミトリ†
- [ディミトリ]
- フェリクス……お前はロドリグを……
自分の父親を、死なせたのだな。▼
- [フェリクス]
- ……立ちはだかる者は斬ると決めた。▼
たとえそれが父親であっても……
幼い日を共に過ごした友であっても。▼
- [ディミトリ]
- ……そうか。俺も……今の問答で、
ようやくお前を殺す決心がついた。▼
元王国生徒 vs ディミトリ*7†
- [ディミトリ]
- 皇帝の狗に成り下がり、あまつさえ
自国への侵略に加担するか……。▼
……地獄の底で悔いろ。
ファーガスの地を汚したことをな!▼
ディミトリ撃破†
- [ディミトリ]
- まだ、だ……。
まだ死ねない……俺は……まだっ……!▼
- [ドゥドゥー]
- お退きください、陛下!
駄目だ……まだ、死んではなりません!▼
- [シルヴァン]
- 馬鹿野郎、もう下がれ!
つっても、あの傷じゃ、もう……!▼
- [レア]
- ディミトリ王が……!
セイロス騎士団よ、撤退はありません!▼
一人でも多くの敵を屠り、
地獄へ送ってやりなさい!▼
vs ドゥドゥー†
(※ドゥドゥー戦の会話は全て、魔獣になる前に戦闘することでしか見られない)
- [ドゥドゥー]
- ……貴様らには、わかるまい。
陛下の背負われてきたものの重さが!▼
主人公 vs ドゥドゥー†
- [ドゥドゥー]
- ……残念だ。▼
お前ならば陛下を理解してくれると……
……おれは、そう思っていた。▼
ドゥドゥー撃破†
- [ドゥドゥー]
- 陛下…… どうか……生きて……▼
- [ディミトリ]
- ドゥドゥー……。
……よく戦ってくれた。▼
巌魔獣撃破†
- [巌魔獣]
- グッ……ガアッ……▼
- [ディミトリ]
- ドゥドゥー……。
お前は、馬鹿な奴だな……本当に……。▼
vs シルヴァン†
- [シルヴァン]
- さて、かかってきな。
俺も負けるわけにはいかないんでね!▼
主人公(男性) vs シルヴァン†
- [シルヴァン]
- よう、先生、5年ぶり。
祝杯でも挙げたいところだが……▼
……あんたには、
死んでもらわなきゃいけないんでね。▼
主人公(女性) vs シルヴァン†
- [シルヴァン]
- 先生……。
俺、後悔してるんですよ。▼
あんたを殺す前に、一度きちんと
口説いておくべきだった、ってね……!▼
フェリクス vs シルヴァン†
- [シルヴァン]
- なあ、フェリクス……ガキの頃さあ。
死ぬ時は一緒だって、約束したよな?▼
- [フェリクス]
- ……ああ、したな。▼
- [シルヴァン]
- それで……
今から俺とお前で、殺し合うわけだが。▼
- [フェリクス]
- ……悪かったな、シルヴァン。
お前を、先に死なせることになる。▼
イングリット vs シルヴァン†
- [シルヴァン]
- ……どけよ、イングリット。
死にたくねえだろ。▼
- [イングリット]
- ……お断りよ。
私は、あなたの味方にはなれない。▼
- [シルヴァン]
- はは、強情なのは昔から変わんねえなあ。
そういうとこ、結構好きだったんだぜ?▼
- [イングリット]
- ……笑っちゃうわね。
あなたが最後に口説くのが私だなんて。▼
シルヴァン撃破†
- [シルヴァン]
- はは……畜生……
情けないったらないな、俺……▼
- 前章でフェリクス・イングリットのいずれか、
もしくは双方を倒した時追加
- [シルヴァン]
- やっと、か……
あいつらのところへ、行けるんだな……▼
- [シルヴァン]
- すいません、陛下……
俺……先行って、待ってます……▼
- [ディミトリ]
- ……ありがとう、シルヴァン。
俺も……必ずお前たちのところへ行くから。▼
vs メルセデス†
- [メルセデス]
- あなたたちと戦うなんて……悲しいわ。
これが戦争なのね~……。▼
そんな戦争を引き起こした皇帝に、
どうして加担するのかしら~……?▼
主人公 vs メルセデス†
- [メルセデス]
- 先生、ごめんなさいね~。
私は……あなたの味方にはなれないわ。▼
こんな私にも、
守らなきゃいけないものがあるの……▼
アネット vs メルセデス†
- [アネット]
- メーチェ ……。▼
- [メルセデス]
- あらあら、アン。駄目よ。
ここは戦場なんだから……。▼
- [アネット]
- ……ごめんね。
あたしのこと、許さなくてもいいからね。▼
- [メルセデス]
- ふふ、それは私の台詞。
アン……痛かったら、ごめんなさいね。▼
イエリッツァ vs メルセデス†
- [イエリッツァ]
- ……退け、メルセデス。▼
- [メルセデス]
- 駄目よ。私は、この道を歩むと決めたから。
あなただってそうなんでしょう、エミール?▼
いつか生まれ変わって、また会えたら……
その時には、ずっと仲良しでいましょうね。▼
- [イエリッツァ]
- ………………。
姉上……すまない。▼
コンスタンツェ vs メルセデス†
- [コンスタンツェ]
- こんなの……こんなの認めませんわ!
お姉様と戦わなければならないなんて!▼
- [メルセデス]
- だったら下がって、コンスタンツェ。
私だって、あなたを殺したくはないのよ。▼
- [コンスタンツェ]
- っ……できません!お姉様を討ってでも、
成し遂げねばならないことがあるのです!▼
- [メルセデス]
- そう……仕方、ないのよね。
あの頃に、戻れはしないんだから……▼
メルセデス撃破†
- [メルセデス]
- あ……ごめん、なさい……。
ディミトリ……私……もう、立てない…▼
- [ディミトリ]
- ……すまない、メルセデス。
お前を巻き込み、死なせたのは……俺だ。▼
vs レア†
- [レア]
- もはや、あなた方に救いの道はありません。
主に背いた大罪を抱えて地獄へ落ちなさい。▼
主人公 vs レア†
- [レア]
- …かつて私は、戦士セイロスとして
この地で邪王ネメシスを討ち取りました。▼
そして今、奇しくもあの男と同じ剣を持つ
あなたと対峙している……。▼
あなたが辿るべき運命もあの男と同じ……
私の剣に貫かれ、血を吐いて死ぬのです!▼
エーデルガルト vs レア†
- [レア]
- 初代のアドラステア皇帝となった
フレスベルグの祖は……▼
私を助け、支えてくれました。
ネメシスの討滅に尽力してくれたのですよ。▼
その裔を、このタルティーンの野で
我が手にかけるとは……。▼
- [エーデルガルト]
- その言葉、気が早いわよ。
私が貴方に殺されてやる義理はない!▼
レア撃破†
- [レア]
- 何ということ……この私が……!▼
私が……あの盗人に……
負けたというのですか……!▼
許さない……!▼
- [セイロス騎士]
- いけません、レア様!
今は! 今はお退きください!▼
- [レア]
- くうっ!▼
(ゴーレム以外のセイロス騎士団が撤退)
- [ディミトリ]
- チッ……教団は退いたか。
だが、俺たちに退く場所などはない…▼
……皆、奮戦せよ!
ファーガスに勝利を!▼
クリア後†
いざ王都へ†
《ドゥドゥー魔獣化後撃破時》
(一枚絵:雨の中、ディミトリへとどめを刺そうとするエーデルガルト)
- [ディミトリ]
- エーデル、ガルト……
貴様だけは……貴様だけは、俺が殺す……!▼
貴様のために殺された父の無念をッ!
実の娘に殺された継母の無念を知れッ……▼
貴様が理想のために踏み躙ってきた者たちに
頭を垂れて詫びながら死んでゆけ……!!▼
- [エーデルガルト]
- ……呆れた執念ね。
普通ならとっくに命はない……▼
さようなら、妄執の王よ。▼
乱世でなく治世に生まれていれば、
名君としての幸福な生があったかしら。▼
(暗転)
- [ディミトリ]
- ……地獄に落ちろ、エル。▼
(SE:斧を振り下ろす)
(場面転換:レアとセイロス教団兵たち)
→《共通》へ
《ドゥドゥー魔獣化前撃破時》*8
(画面が暗い中)
- [ドゥドゥー]
- ……!
……陛下ッ!陛下ーーッ!▼
- [ディミトリ]
- ……そう叫ぶな。▼
- [ドゥドゥー]
- 陛下……!
……ッ。▼
- [ディミトリ]
- なあ、ドゥドゥー……俺は……死ぬのだな。
彼らに……報いることも、できぬまま……。▼
- [ドゥドゥー]
- ………………。▼
- [ディミトリ]
- ……家族も、仲間も、故郷も。
本当に大切だったものは……何一つ……▼
- [ドゥドゥー]
- いいえ! ……少なくともおれは、あなたが
いたからこそ、今日まで生きてこられた。▼
この9年……あなたと共に在れたことが
おれの誇り、何にも代えがたい幸福でした。▼
おれは……果報者です。▼
- [ディミトリ]
- ……そうか。ああ、そうか……。
良かった……。▼
- [ドゥドゥー]
- さぞ、お疲れでしょう。
安心して、お眠りください。……陛下。▼
《条件不明(レアをディミトリより先に撃破した時?)》
(場面転換:レアとセイロス教団兵たち)
- [教団兵]
- レア様!
ディミトリ王が戦死なされました!▼
王国軍は敗走!
戦線の維持は不可能です!▼
《共通》
- [レア]
- ……くっ。皆、ただちに撤退なさい!
フェルディアに向けて退くのです!▼
主はあなた方を見ています!
諦めなければ、必ず救われるでしょう!▼
- [教団兵]
- はっ!
撤退! 撤退です!▼
- [レア]
- ああ……どうしてあなたは
これほどまでに私の邪魔を……▼
お母様の心臓を奪い、天帝の剣を振るう……
残虐の王ネメシスのように……▼
……この手で、必ず。▼
次こそ、必ず取り戻してみせますから……。
……お母様、待っていて。▼
(場面転換:主人公・エーデルガルト・ヒューベルト)
- [エーデルガルト]
- レア……敵ながら見事な手際ね。▼
- [ヒューベルト]
- 女神の名の下に、士気を保っていることに
ついてですかな?▼
- [エーデルガルト]
- それもそうだけれど、
見事なのは用兵の腕よ。▼
混乱する王国軍を私たちへの盾にして、
騎士団を逃がしている。▼
あそこまで逃げに徹されると、
流石に追撃は難しいわね。▼
《分岐》
- [エーデルガルト]
- 師に自信がないなら、
私一人でも決着をつけてみせる。▼
……と言いたいけれど、できるなら
貴方と力を合わせて臨みたいわ。▼
- [エーデルガルト]
- ええ、私たちの手で、
必ずや決着をつけましょう、師。▼
《共通》
- [エーデルガルト]
- これまでの戦いで命を落とした、
仲間のため、敵のため……▼
それに、ディミトリのためにも……。▼
《選択》
- [エーデルガルト]
- ええ……。彼が復讐に囚われたのは、
伯父たちの策謀の結果……。▼
すべてを私のせいだと考え、
彼は王としての道を見失ってしまった。▼
私は彼には何もしてやれない。
だから、せめて……。▼
《選択》
- [エーデルガルト]
- いいえ。
泣いていたのは、過去の私よ。▼
……多くのことが起こっては、
流れ去るように過去になっていく。▼
ダスカーの悲劇も、士官学校での日々も、
父の死も、貴方のいなかった5年間も……。▼
ようやく、ようやくここまで来たの。
最後まで貴方と共にありたい。▼
この世界を、人の手に……
取り戻しましょう。▼
コメント(誤字脱字等)†
- クリア後の会話ですが、エーデルガルトとディミトリの一枚絵と会話ではなく、ディミトリとドゥドゥーの会話のパターン(画面は背景は真っ黒、会話表示のみ)が存在します。(会話終了後、レアの皆ただちに〜の会話に繋がる) --
- ディミトリ戦闘時のセリフ、シルヴァンとイングリットで同じです --
- ディミトリとドゥドゥーの会話になるパターンの条件は恐らくドゥドゥーを人のまま倒すことが条件と思われます。条件が気になって動画を探していくつか見ましたが、恐らくは。魔獣化するとドゥドゥーが喋れなくなってしまうので多分それかなと思うのですが。ディミトリを誰で倒したとか、レアを先に倒すか後に倒すかは関係ないようなので… --
- ディミトリ撃破時のシルヴァンとレアのセリフは個別判定です。シルヴァンだけ残ってればシルヴァンの、レアだけ残ってればレアのセリフは出ます。…ちなみに、メルセデスやドゥドゥーがまだ残ってるとセリフあるんでしょうかね?難易度高そうですけど…。 --
- ディミトリ撃破時の追加台詞はドゥドゥーがあって、メルセデスやキャラ代替の王国将はありませんでした。ちなみにディミトリを先に倒すとドゥドゥーは魔獣化しなくなるようなので確定で件の会話を見ることができます。 --
- 黒鷲陣営だったフェリクスやイングリットが自軍ロストしていた場合もシルヴァンの死に台詞は追加されるのかな。それから、フェリクスやイングリットが第1部でロストして、『とある戦場で討死』した場合も。 --
- 敵ユニットが誰も魔獣化しないうちにドゥドゥーを倒すと、敵ユニット初魔獣化後のディミトリドゥドゥーの台詞が全て省略され、ヒューベルトのセリフのみとなります。 --
- シルヴァン、イングリット引き抜きだと冒頭のディミトリのセリフが「ロドリグ…… お前の死を、無駄にはしない。」でフェリクスが呼ばれませんでした。最新ver適用 --
- 選択肢「クロードのこと?」は出てくるのに条件があるようです。おそらくクロードの生死? --
- ↑そのようです。クロード撃破後、『○す』の選択肢を選んだデータでは表示されませんでした。 --
- メルセデスvsエーデルガルトにて、初戦闘にも関わらず一切セリフを喋らずに攻撃を仕掛けてきました。まあセリフがセリフですし。 --
- ヒューベルトvs敵メルセデスの場合はどうなるんだろ。他の黒鷲6人とかでは汎用なんだろうけど。 --